https://my.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/

# キャリアエデュNo.67

## Page 01
![Page 01の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000001.jpg)

【ページ内のテキスト情報】



## Page 02
![Page 02の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000002.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

高等学校と専門学校を結ぶ進路研究誌キャリアエデュCareerEducation2024.10No.67CONTENTS特集未来を拓く！高等教育の「修学支援制度と奨学金」最新事情1Chapter1多子世帯への支援を中心に制度が拡充2Chapter2修学支援制度の利用状況6修学支援制度を利用する学生の声9東京都内私立専門学校修学支援対象校一覧10シリーズグローバル時代の専門学校〔特別編〕韓国の日本留学事情日本電子専門学校／学校法人東放学園12キャリア教育における講師派遣プログラムレポート東京都立瑞穂農芸高等学校定時制／東京都立一橋高等学校定時制16キャリア教育における講師派遣のご案内高等学校の進路指導の現場から東京都立瑞穂農芸高等学校定時制20SenmonTopi中央教育審議会「高等教育の在り方に関する特別部会」が中間まとめを公表22専門学校の教育◆しごと別ファイルvol.5車や交通に関わるしごと23バックナンバーのご案内2818歳からの進路と日本の高等教育機関

## Page 03
![Page 03の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000003.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

1キャリアエデュCareerEducation№67・特集特集未来を拓く！経済的に恵まれない生徒に対し、専門学校、大学・短大などの進学を支援する高等教育の修学支援制度。２０２０年にスタートし、この５年間で多くの子どもたちの将来に向けた学びを支え、その未来を拓いてきました。特集では、教育機会の均等の観点から度重なる見直しが行われ、拡充を続ける制度の概要をあらためて整理するとともに、その利用状況や受給した学生の声、また貸与奨学金をめぐる最新動向について紹介します。Chapter1多子世帯への支援を中心に制度が拡充Chapter2修学支援制度の利用状況──修学支援制度を利用する学生の声東京都内私立専門学校修学支援対象校一覧高等教育の「修学支援制度と奨学金」最新事情

## Page 04
![Page 04の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000004.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

1Chapter多子世帯への支援を中心に制度が拡充高等教育の修学支援制度は2020年の施行以来、適宜、見直しが図られ拡充してきました。現行の制度では少子化対応や私立理系学生の負担軽減を視野に、中間所得層も支援の対象に加わっています。また来年度からは多子世帯の高等教育無償化も始まります。制度の概要と最新動向をまとめました。中間層が新たな支援対象に理工農系は授業料等を減免高等教育の修学支援制度は、経済的事情により進学が難しい子どもたちを支援するため、消費税の増税分を財源に創設され、2020年から施行されています。制度は「授業料等の減免」と「給付型奨学金」の二本立てで設計されています。国の給付型奨学金は2017年から始まりましたが、修学支援制度では授業料等減免と給付型奨学金対象者の要件を一致させたため、制度開始以降、給付型奨学金の受給者は基本的に授業料等減免とセットで支援を受けることになります。国による他の給付支援を受けている場合などは奨学金の支給が制限されることもありますが、その場合でも状況の変化に備え、文部科学省では両支援を併せて申し込むこととしています。なお、現・高校３年生などの2025年進学予定者は、在籍する高校または進学先を通して給付型奨学金を申し込むことができますが、授業料減免等の申し込みは進学先でのみ可能なため、生徒・保護者に周知徹底していただくほか、進学先への申し送りをお願いします。修学支援制度は経済的支援が主たる目的のため、世帯収入の基準を満たせば、高校在学時の成績だけで判断されることはありません。レポートの提出や面談等により「強い学びの意欲」が確認されれば支援が受けられます。また給付人数の制限もありません。この２点が従来の給付型奨学金との大きな違いで、これにより開始から3年目（2022年）には、制度施行以前の10倍まで受給者数が増加しています。世帯収入要件は、施行から4年目までは「住民税非課税世帯、およびそれに準じる世帯」として3区分が設けられていました。家族構成によって年収額の目安は異なりますが、両親と子どもの４人世帯の場合は、概ね270万円・300万円・380万円までの3区分です。270万円の非課税世帯は奨学金・授業料等減免とも規定の上限まで支援されます。300万円世帯はその3分の2、380万円世帯は3分の1です。しかしこれらの世帯数は、全体の４割近くと【図１】修学支援制度─世帯収入基準４つの区分年収目安給付型奨学金授業料等減免2/32/3約270万円〔住民税非課税〕扶養されている子が同時に３人以上いる1/31/3＞＞多子世帯多子・理工農系専門学校の理工農系学科も対象＞＞私立学校の理工農系文系との授業料差額に着目した支援約300万円約380万円約600万円（両親・本人・中学生の家族４人世帯の場合の目安。基準を満たす世帯年収は家族構成により異なる）2

## Page 05
![Page 05の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000005.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

特高等教育の「修学支援制度と奨学金」集最新事情ボリュームゾーンではあるものの、子育て世代の世帯年収の中央値（686万円／総務省「就業構造基本調査」）とはかけ離れており、教育支援が必要な層に広く行き届いているとは言い難い状況でした。こうした背景から「異次元の少子化対策」を掲げる政府の教育未来創造会議が子育て世代における所得制限の見直しを提言し、議論が重ねられた結果、2024年から新しく第４区分が設けられています。【図1】第４区分の世帯要件は、年収380万円程度から600万円程度までの中間層です。そのうえで人以上の多子世帯、および私立学校の理工農系学部・学科に進学する子どものいる家庭が対象になります。多子世帯を優先的に支援するのは先に触れた少子化対策の観点によるもので、授業料等減免・給付型奨学金分の１が支援されます。一方、私立の理工農系学部・学科への支援は、国が力を入れる「DX（デジタルトランスフォーメーション）やGX（グリーントランスフォーメーション）の変革に向けた人材育成」を強化する意図から設けられました。国公立より私立の学費負担が大きいため、私立学生を対象にしています。支援は授業料等減免のみで、給付型奨学金は支給されません。減免額の基準は一律ではなく、人文社会科学系など文系との差額に着目した支援を行うとしています。理工農系の対象校（学科）にはもちろん専門学校も含まれますが、2024年の対象学科は大学のみとなっています。多子世帯の無償化が2025年度よりスタートさらに多子世帯については、「こども未来戦略」における「こども・子育て支援加速化プラン」により、2025年から所得制限が撤廃されるとともに、授業料等が上限まで全額支援されます。【図2】昨年末に閣議決定された時は、「大学無償化制度」として報道され、大きな話題になりました。こども未来戦略が決定されたのは、急速な少子化・人口減少に歯止めをかけるためです。子を持つ夫婦を対象にした調査によると、「理想の子どもの数」を諦めた夫婦は、教育費にお金がかかりすぎる、特に高等教育の費用負担が重いという理由を多く上げていることが明らかになりました。なかでもその回答が顕著に見られた【図２】修学支援制度─2025年〜多子世帯は所得制限撤廃授現金の支援業料減免以外の授業料等減免全額支援【給付型奨学金】全額支援2/3支援2/3支援【現行制度】1/3支援1/3支援1/4（多子）1/4支援等多子世帯・理工農系【R6拡充】約800万円貸与型奨学金（無利子）貸与型奨学金（有利子）全額支援多子世帯【R7拡充】約1100万円年収目安約270万円約300万円約380万円約600万円所得制限なし授業料支援の上限現行制度と同一（【図4】参照）キャリアエデュCareerEducation№67・3

## Page 06
![Page 06の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000006.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

【図３】給付奨学金の支給月額【図４】授業料等減免の上限額設置者自宅通学※自宅外通学国公立29,200円（33,300円）66,700円私立38,300円（42,500円）75,800円※生活保護世帯で自宅から通学する人及び児童養護施設等から通学する人は（）内の金額。国公立私立入学金授業料入学金授業料大学28万円54万円26万円70万円短期大学17万円39万円25万円62万円専門学校7万円17万円16万円59万円※上限額は単位未満を四捨五入した数値独立行政法人日本学生支援機構・2024年度のが、理想の子どもを「３人以上」とする夫婦です。多子世帯の定義が３人以上であるのもこうした傾向に基づいています。３人以上子どもがいれば学費は無償。しかし制度の利用には注意が必要で、あくまで「子どもが３人以上同時に扶養されていること」が条件です。例えば3人きょうだいの子ども全員が対象の専門学校や大学に在籍していれば、すべて支援の対象になりますが、第1子が卒業し、就職して扶養から外れてしまうと制度が適用されません。これは「全ての世帯の授業料等の負担を最大2人分までにする」という考え方から来ています。一方で、「教育費負担が集中する時期は併せて支援」という考え方から高等教育機関の在籍者が3人以上なら何人でも支援されます。多子世帯の生徒が修学支援制度を希望する時は、この点に留意してアドバイスしてください。支援額は非課税世帯と同じです。【図３・４】なお理工農系の支援は、引き続き現行のまま授業料等の減免のみです。機関要件も厳格化経営危機から学生を守る授業料等減免にかかる費用を公費から受ける学校は、文部科学省から一定の要件を満たすことの確認を受け、対象機関に認定されます。確認は毎年行われますが、少子化の影響により学校経営が厳しさを増すなか、経営困難な学校から学生を保護する意図のもと機関要件の見直しが行われ、2024年からさらに厳格化されました。機関要件には以下の3つの指標があり、これまでは３つすべての要件に該当する場合、支援対象から外れていました。①直前３年度すべての収支計算書の「経常収支差額」がマイナス②直前年度の貸借対照表の「運用資産─外部負債」がマイナス③直近３年度すべての収容定員充足率が８割未満（大学・短大の場合／専門学校は収容定員充足率が５割未満）今回の見直しでは③を独立させ、①②の両方に該当するか、あるいは③に該当すれば取り消しとなります。いわばスリーアウト退場だったのが、ツーアウト退場もしくは一発アウトという形になりました。変更点からとりわけ定員充足率を厳しく確認していることがわかります。ただし救済措置として、大学・短大では「直近の収容定員充足率が５割未満に該当せず、直近の進学・就職率が９割を超える場合は、確認取り消しを猶予」という規定も設けています。専門学校については、「地域の経済社会にとって重要な専門人材の育成に貢献していると設置認可権者である都道府県知事等が認める場合」は取り消しが猶予されます。いずれにせよ要件が厳格化されたことにより、対象機関の経営安定性がさらに担保されたと言えるでしょう。都内専門学校の対象校についてはP.10からの一覧をご参照ください。従業員の定着や地元就職の促進に向け貸与奨学金の返還も支援国の奨学金には給付型と貸与型があり、給付型奨学金はこれまで見た通り高等教育の修学支4

## Page 07
![Page 07の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000007.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

特高等教育の「修学支援制度と奨学金」集最新事情【図５】貸与奨学金の貸与月額区分大学短期大学・専門学校国公立私立国公立私立自宅通学自宅外通学自宅通学自宅外通学自宅通学自宅外通学自宅通学自宅外通学最高月額45,000円51,000円54,000円64,000円45,000円51,000円53,000円60,000円第一種奨学金最高月額以外の月額30,000円20,000円40,000円30,000円20,000円40,000円30,000円20,000円50,000円40,000円30,000円20,000円30,000円20,000円40,000円30,000円20,000円40,000円30,000円20,000円50,000円40,000円30,000円20,000円第二種奨学金20,000円〜120,000円（10,000円単位）独立行政法人日本学生支援機構・2024年度援制度に組み込まれています。一方、貸与型奨学金には無利子の第一種と有利子の第二種があります。利子が付く第二種のほうが成績基準や収入基準が緩やかで、金額も必要とする額を１万円単位で選択できるなど柔軟な設計になっています。【図5】2022年の貸与実績は第一種が46万7千人、第二種が66万5千人です。今や学生の２人に１人が奨学金を受給すると言われるなか、国の奨学金事業を運営するJASSO（独立行政法人日本学生支援機構）の奨学金は、高等教育機関の学生の32.6％、概ね３人に１人が利用しています。そのうち貸与奨学生が77％を占め、修学支援制度の対象から外れる層にとっても学業を支えるインフラとして欠かせない支援になっています。しかし貸与型奨学金は返還しなければならず、JASSOの統計によると第一種の平均返還年数は14年、第二種は17年です。金額も第一種が216万円、第二種が337万円で、猶予制度や減額返還制度、所得連動返還方式といった支援措置はあるものの、社会に出た時点でこれだけの「借金」を背負い、長期にわたって返済するのはかなりの負担です。そこで注目されているのが企業等の雇い主による代理返還制度です。同制度自体は以前からありましたが、2021年に仕組みが変更され、企業等が福利厚生の一環として導入しやすくなりました。これまでは、奨学金を受給していた従業員の給与に上乗せして支給し、従業員が直接JASSOに返還する流れでしたが、変更後は企業等からJASSOにシステムを介して送金できるようになりました。これにより従業員はもとより、所得税や社会保険の計算などを含む雇い主側の事務処理も軽減されました。代理返還は従業員のロイヤリティ向上にもつながるため、システム登録する企業が増加し、2023年末時点で全国1,463社が登録。3,560人に支援を行っています。さらにこども未来戦略の加速化プランでも、奨学金の返済が負担となって結婚や出産、子育てをためらわないように、との考えから、JASSOの減額返還制度を利用可能な年収の上限が緩和されました。本人収入は325万円以下から400万円以下に、子ども２人世帯は500万円以下、子ども３人以上世帯は600万円以下まで引上げる見通しです。そのほか、地方公共団体が貸与する奨学金についても、国は特別交付税を措置して返還額を減免しています。狙いは奨学生の地元企業への就職やUIJターンを促進するためです。若者の将来に陰を落とさないよう、貸与奨学金の返還に関してもさまざまな観点から支援しています。キャリアエデュCareerEducation№67・5

## Page 08
![Page 08の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000008.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

2Chapter修学支援制度の利用状況高等教育の修学支援制度が始まってから今年で５年目。この３月には最大受給層で年制課程の卒業生を社会に送り出しました。第２章では公的機関のアンケートから給付奨学生の推移や受給の実感等を紐解くとともに、制度を利用した専門学校生のリアルな声を紹介します。2023年度は約34万人が利用非課税世帯の進学率が上昇JASSO（独立行政法人日本学生支援機構）の給付型奨学金の受給者数から修学支援制度の利用者数を算出すると、この４年間で累計約128万人が利用したことになります。【図６】2023年度の給付実績は341,813人で、制度開始前年の2019年と比べて10倍近くまで増加しています。また住民税非課税世帯に属する者の進学率は、2019年には約40％程度と推計されていましたが、2023年には約69％と３割近く上昇しています。【図７】新制度がその目的の通り、経済的に厳しい家庭の生徒の進学支援につながったのは明らかです。学校種別の全学生数に占める給付奨学生の割合を算出したものが【図８】です。JASSOの元データでは短期大学と高等専門学校が同区分のため、専門学校は「短大・高専」より2.0ポイント低くなっていますが、大学との比較では3.6ポイント上回っています。なお昨年末にJASSOが取りまとめた「奨学金事業に関するデータ集」によると、2022年度の学校種別貸与・給付状況、すなわち国の全奨学生の占める割合は、専門学校が40.9％、短大が35.0％、大学が32.3％となっており、経済的支援が必要な学生数は、専門学校が最も多いとみて差し支えないでしょう。一方、授業料等減免を行う対象機関数は、大学769校、短大253校、専門学校2,044校です（2024年9月30日現在）。2023年度の学校数で割ると大学95.0％、短大83.5％、専門学校【図６】給付型奨学金の給付人数の推移【図７】「高校生等奨学給付金受給者」の進学動向（千人）350300250修学支援制度開始277千337千342千322千（％）80604040％51％54％57％69％2001501005020千37千2千0（年度）2017201820192020202120222023独立行政法人日本学生支援機構の資料より200（年度）20192020202120222023※2023年は「高校生等奨学給付金」受給者のうち大学等に進学した者の割合を全国の高校500校に調査して算出（実績値）。2019～2022年は進学率の算出方法が異なるため推計値である。（「高校生等奨学給付金」は住民税非課税世帯及び生活保護世帯に対して授業料以外の教育費を支援する制度）独立行政法人日本学生支援機構の資料より6

## Page 09
![Page 09の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000009.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

【図８】学校種別給付状況（2023年度）特高等教育の「修学支援制度と奨学金」集最新事情全学生数給付奨学生数利用割合専門学校555,342人73,378人13.2％大学2,632,775人252,069人9.6％短期大学・高等専門学校107,750人16,366人15.2％合計3,295867人341,813人10.4％※「全学生数」は令和５年度学校基本調査から、「給付奨学生数」はJASSOの令和５年度給付実績からキャリアエデュ編集部が表を作成。「短大・高専」の全学生数は、短大の学生数と高専の４年生・５年生・専攻科生を合計した。75.9％になり、より支援の手を行き届かせるためにも専門学校のさらなる対象校増加を望みたいところです。対象校は第１章で見た通り機関要件が厳格化されたため、認定される価値が向上しました。高校の進路指導においても支援対象の生徒のみならず、学校を選ぶ際の重要な指標になると思われます。そのほか、今後の課題としては学費の値上げも懸念されています。特に国立大学は20年近く学費を据え置いてきましたが、このほど東京大学が来春からの授業料引き上げを決定し、他大学にも波及するか注視されています。私立学校の授業料も物価高騰などの影響で上昇傾向にあります。修学支援制度の授業料等減免額の上限は、制度が創設されて以来、現行のままですが、上限規定とする「標準額（国立）」「私立授業料の平均額」が時流にそぐわなくなれば、引き上げの検討が迫られるかもしれません。受給者の８割以上が支援によって「学業を継続できた」支援を受けた学生の感想や現況については、JASSOが2023年度中に給付奨学金の支給が終了する予定の学生に対してアンケート調査を行っています。「奨学金はどのように役に立ったか」という質問【図９】では、やはり「学業を継続できた」との回答が最も多く82.5％。次いで「家計の負担を軽減できた」が48.7％と半数近くに上っています。「進学したことの意味」【図10】では、「専門的な知識や技術を身につけることができた」が75.7％で最多です。次点の「やりたい仕事に就くための資格や技術を身につけることができた」（52.8％）と併せると、やはり就職を視野に入れた実学分野の進学指向が高いと推測されます。一方で、「幅広いものの見方【図９】奨学金はどのように役に立ったか（複数回答）【図10】あなたにとって進学したことの意味（複数回答）020406080100％020406080％学業を継続できた修学費（書籍、教材の購入など）に充てる金額を多くできた勉強のための時間を増やすことができたアルバイトの時間を増やさずにすんだ家計の負担を軽減できた生活に余裕を持てた34.7％28.8％22.0％48.7％17.9％82.5％専門的な知識や技術を身につけることができたやりたい仕事に就くための資格や技術を身につけることができた高校卒業時に就職するよりも待遇の良い仕事に就くことができた（できる）生涯にわたって付き合っていくような良い友人・仲間にめぐりあえた幅広いものの見方や教養を身につけることができた75.7％52.8％27.8％37.1％47.1％特に役に立たなかった0.9％やりたいことが見つかった24.2％無回答0.9％意味があったと思うことはない0.3％キャリアエデュCareerEducation№67・7

## Page 10
![Page 10の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000010.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

【図11】勉学への取組状況あまり熱心に取組まなかった1％どちらともいえない3％まったく熱心に取組まなかった1％【図12】東京の給付型奨学金の給付状況（2023年度）全学生数給付奨学生数利用割合専門学校116,546人11,802人10.1％大学681,667人51,326人7.5％※「短大・高専」（1,165人）は割愛42％53％【図13】都内専門学校の修学支援制度利用状況ある程度熱心に取組んだや教養を身につけることができた」も47.1％に上っています。視野の広さや教養は、かねてより高卒と大卒等の違いとして、企業等の人材調査でもよく指摘される部分であり、少なからず高等教育を受ける意義がうかがえる結果です。勉学への取組状況【図11】は、「かなり熱心に取組んだ」「ある程度、熱心に取り組んだ」を合計すると約95％。給付奨学生は在学中も学校が学業成績や学修状況、生活状況などを定期的に確認し、その結果をJASSOに報告します。結果によっては支給が停止されることもあるため、必然的に非奨学生より学業のモチベーションは高まると思われます。修学支援制度により給付奨学生の認定要件は緩和されましたが、こうした在学中の「適確認定」により、伸びしろを広げています。都内専門学校生の約１割が修学支援制度を利用東京の学校（専門学校、短大・高専、大学）で学ぶ2023年度の給付奨学生は64,293人。全国の給付奨学生数の18.8％、2割近くを占めており、自宅外通学生も多いと推測されます。東京の専門学校生のうち給付奨学生の割合は10.1％となり、全国と同じく東京でも大学より高い比率となっています。【図12】かなり熱心に取組んだ【図9・10・11】独立行政法人日本学生支援機構「令和５年度中に支給終了予定者に対するアンケート調査（令和５年10月時点）」より図12はJASSOの公表資料と学校基本調査から作成したものですが、東京都専修学校各種学校協会でも独自に「奨学金・学費減免制度」調査を行っています。令和６年度の回答校273校の学生の中で奨学金を利用している割合は実に33.1％に上っています。そのうち修学支援制度を利用しているのは11.2％です。分野別の平均値【図13】で最も制度の利用者が多いのは、教育・社会福祉関係（14.0％）です。衛生関係と商業実務関係が11.5％で続いていますが、２位以下は11.5％から7.9％の間に近似に分布しており、それほど差は見られません。専門学校はどの分野でも実践的な職業教育を提供しているので想定内の結果ですが、あえて教育・社会福祉関係の高さを分析すると、保育士や幼稚園教諭、また介護福祉士や社会福祉士といった関係内で養成する職業が、社会的に話題になる機会が多いからかもしれません。仕事と育児の両立支援、高齢化に伴い急増する介護のニーズなど、需要の高さに反して人材難が課題とされるこうした業界に、若者が挑戦するのは喜ばしいことです。修学支援制度は若者の経済的支援はもとより、社会への貢献も含めてその未来を拓いています。利用割合全体平均11.2％（分野別）工業・農業関係10.6％医療関係7.9％衛生関係11.5％教育・社会福祉関係14.0％商業実務関係11.5％服飾・家政関係8.0％文化・教養関係10.6％社団法人東京都専修学校各種学校協会「令和６年度奨学金・学費減免制度」調査より8

## Page 11
![Page 11の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000011.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

特高等教育の「修学支援制度と奨学金」集最新事情修学支援制度を利用する学生の声修学支援制度を利用した学生たちはどんな学校生活を送り、将来に向けた歩みを進めているのでしょうか。４年制課程で学ぶ専門学校生に話を聞きました。学業にサークル活動に充実した日々制度のおかげで人生を変える出会いも日本工学院専門学校ITスペシャリスト科４年関角眞ノ介さん東京都立桜町高等学校出身私は5人きょうだいの長男で、一番下の弟とは5歳違い。学費がかかる時期が集中するので、母には以前から「大学の学費を出すのは難しい」と言われていました。でも進路は好きに決めてよかったので、当初は大学に行くつもりでした。高校生の頃からアルバイトをしていたので何とかなると思ったのです。また大学って、私のイメージでは4年間の自由な時間が手に入るところ。高校では演劇部に所属し、役者として舞台に立つのが面白くなっていたので、大学時代にもっと突き詰めてみたいと思っていました。しかし進路を決める時期にコロナ禍が来て、役者の仕事はつくづく不安定だなと実感。（大学等の）卒業後に必ず就職できる安定した仕事を意識するようになりました。幼い頃を振り返ってパソコンゲームが好きだったと気付き、IT業界が向いているかもと進路指導の先生に相談しました。また学費についても相談し、修学支援制度のことを知りました。そして制度を利用しようと決めた時、進学先を専門学校に絞ったのです。偏見かもしれませんが、大学に行くと私はどうしても遊んでしまうと思ったからです（笑）。4年間ひたすら技術と知識を磨き、確実に身につけるには専門学校しかありません。日本工学院を選んだのは先生が勧めるなかで、基礎からしっかり学べる4年制のITスペシャリスト科があったのが決め手でした。修学支援制度の利用による変化は、高校時代よりアルバイトの負担が減ったことです。今も3つのアルバイトをしていますが、1つはプログラミングを学ぶサイトの動画制作という、学びに関連したもので、あとは結婚式場と飲食店。慎重に選んだのでそれほど大変ではありません。授業料以外にかかる学費は奨学金、家賃と光熱費以外の生活費（※関角さんは自宅通学）とプライベートな費用は、全てアルバイトで賄っています。たまには母の誕生日などに、少し豪華なプレゼントを贈って喜ばれています。学業はもちろんほぼ無遅刻無欠席で頑張っていますが、加えて学生委員会の活動にも熱中しています。これは全科から学生が集まる総勢180名の最大規模のサークルで、私は今その代表を務めています。代表として予算管理を行ったり企業に学園祭パンフレットの広告出稿をお願いしたりと、普通の学生では得られない経験を通して視野が広がり、価値観も変わりました。社会人としての「準備」ができたせいか、就職活動にも自信をもって臨め、希望するIT企業から内定をいただきました。私にとってこの学生委員会は、人生を変えるほどの出会いでしたが、アルバイトに追われる日々であったら参加する余裕がないのは明らかです。充実した学生生活の支えになった修学支援制度に感謝しています。キャリアエデュCareerEducation№67・9

## Page 12
![Page 12の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000012.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

東京都内私立専門学校修学支援対象校一覧2024年9月30日現在／50音順愛国学園保育専門学校青山製図専門学校赤堀製菓専門学校阿佐ヶ谷美術専門学校アポロ歯科衛生士専門学校アポロ美容理容専門学校アルファ医療福祉専門学校池見東京医療専門学校板橋中央看護専門学校エアライン•鉄道•ホテル•テーマパーク専門学校東京江戸川看護専門学校大原医療秘書福祉保育専門学校大原ビジネス公務員専門学校池袋校大原法律専門学校大原簿記学校大原簿記医療秘書公務員専門学校町田校大原簿記公務員医療福祉保育専門学校立川校織田きもの専門学校織田製菓専門学校織田調理師専門学校織田ファッション専門学校お茶の水はりきゅう専門学校御茶の水美術専門学校音響芸術専門学校香川調理製菓専門学校上板橋看護専門学校関東柔道整復専門学校関東リハビリテーション専門学校簡野学園羽田幼児教育専門学校吉祥寺二葉栄養調理専門職学校吉祥寺二葉製菓専門職学校玉成保育専門学校窪田理容美容専門学校コーセー美容専門学校国際鍼灸専門学校国際動物専門学校国際文化理容美容専門学校国分寺校国際文化理容美容専門学校渋谷校国際理容美容専門学校佐伯栄養専門学校慈恵看護専門学校慈恵第三看護専門学校資生堂美容技術専門学校渋谷ファッション＆アート専門学校首都医校彰栄保育福祉専門学校彰栄リハビリテーション専門学校城西放射線技術専門学校尚美ミュージックカレッジ専門学校昭和医療技術専門学校昭和大学医学部附属看護専門学校新宿医療専門学校新宿調理師専門学校新東京歯科衛生士学校新東京歯科技工士学校スポーツ健康医療専門学校駿台外語＆ビジネス専門学校駿台電子情報＆ビジネス専門学校駿台法律経済＆ビジネス専門学校西武学園医学技術専門学校東京池袋校西武学園医学技術専門学校東京新宿校聖和看護専門学校千住介護福祉専門学校専門学校青山ファッションカレッジ専門学校ＥＳＰエンタテインメント東京専門学校お茶の水スクール・オブ・ビジネス専門学校神田外語学院専門学校桑沢デザイン研究所専門学校社会医学技術学院専門学校デジタルアーツ東京専門学校デジタル＆ランゲージ秀林専門学校日本鉄道＆スポーツビジネスカレッジ専門学校日本鉄道＆スポーツビジネスカレッジ２１専門学校東京アナウンス学院専門学校東京医療学院専門学校東京クールジャパン・アカデミー専門学校東京工科自動車大学校専門学校東京工科自動車大学校品川校専門学校東京工科自動車大学校世田谷校専門学校東京国際ビジネスカレッジ専門学校東京自動車大学校専門学校東京声優・国際アカデミー専門学校東京ビジネス・アカデミー専門学校東京ビジネス外語カレッジ専門学校東京ビジュアルアーツ・アカデミー専門学校東京ホスピタリティ・アカデミー専門学校東都リハビリテーション学院専門学校東洋公衆衛生学院専門学校東京ＣＰＡ会計学院専門学校東京テクニカルカレッジ専門学校東京デザイナー・アカデミー専門学校トヨタ東京自動車大学校専門学校日本デザイナー学院専門学校日本動物21専門学校日本ホテルスクール専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ専門学校ファッションカレッジ桜丘専門学校ミュージシャンズ•インスティテュート東京専門学校武蔵野ファッションカレッジ草苑保育専門学校創形美術学校高山美容専門学校タカラ美容専門学校竹早教員保育士養成所多摩リハビリテーション学院専門学校中央医療技術専門学校中央工学校中央動物専門学校中央美術学園中央理美容専門学校辻調理師専門学校東京TCA東京ECO動物海洋専門学校帝京高等看護学院道灌山学園保育福祉専門学校東京愛犬専門学校東京ＩＴプログラミング＆会計専門学校東京ＩＴプログラミング＆会計専門学校杉並校東京アニメーションカレッジ専門学校東京アニメーター学院専門学校東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校東京医薬看護専門学校東京医療秘書福祉＆ＩＴ専門学校東京医療福祉専門学校10

## Page 13
![Page 13の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000013.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

特高等教育の「修学支援制度と奨学金」集最新事情東京ウェディング＆ブライダル専門学校東京ウェディング・ホテル専門学校東京エアトラベル・ホテル専門学校東京英語専門学校東京栄養食糧専門学校東京教育専門学校東京呉竹医療専門学校東京グローバルビジネス専門学校東京工学院専門学校東京こども専門学校東京コミュニケーションアート専門学校東京サイクルデザイン専門学校東京歯科衛生専門学校東京柔道整復専門学校東京商科・法科学院専門学校東京情報クリエイター工学院専門学校東京女子医科大学看護専門学校東京スイーツ＆カフェ専門学校東京スクールオブミュージック専門学校渋谷東京スクールオブミュージック＆ダンス専門学校東京すし和食調理専門学校東京スポーツ・レクリエーション専門学校東京墨田看護専門学校東京製菓学校東京総合美容専門学校東京立川こども専門学校東京立川歯科衛生学院専門学校東京立川情報ＩＴクリエイター専門学校東京ダンス・俳優＆舞台芸術専門学校東京調理製菓専門学校東京テクノ・ホルティ園芸専門学校東京デザインテクノロジーセンター専門学校東京デザイン専門学校東京電子専門学校東京日建工科専門学校東京バイオテクノロジー専門学校東京俳優・映画＆放送専門学校東京ビューティーアート専門学校東京ビューティー＆ブライダル専門学校東京美容専門学校東京福祉専門学校東京福祉保育専門学校東京服飾専門学校東京ブライダル専門学校東京ブレーメン動物専門学校東京ベルエポック製菓調理専門学校東京ベルエポック美容専門学校東京保育専門学校東京法律公務員専門学校東京法律公務員専門学校杉並校東京ホテル・トラベル学院専門学校東京ホテル・観光＆ホスピタリティ専門学校東京町田歯科衛生学院専門学校東京町田情報ＩＴクリエイター専門学校東京マックス美容専門学校東京マルチ・ＡＩ専門学校東京みらいＡI＆IT専門学校東京未来大学福祉保育専門学校東京メディカル・スポーツ専門学校東京モード学園東京山手調理師専門学校東京リゾート＆スポーツ専門学校東京ＹＭＣＡ医療福祉専門学校東京ＹＭＣＡ国際ホテル専門学校東京ＹＭＣＡ社会体育・保育専門学校東放学園専門学校東放学園映画専門学校東放学園音響専門学校東洋鍼灸専門学校東洋美術学校独立行政法人地域医療機能推進機構東京新宿メディカルセンター附属看護専門学校ドレスメーカー学院西東京調理師専門学校日本医学柔整鍼灸専門学校日本医歯薬専門学校日本ウェルネスＡＩ・ＩＴ・保育専門学校日本ウェルネス歯科衛生専門学校日本ウェルネススポーツ専門学校日本菓子専門学校日本芸術専門学校日本健康医療専門学校日本工学院専門学校日本工学院八王子専門学校日本指圧専門学校日本児童教育専門学校日本写真芸術専門学校日本鍼灸理療専門学校日本総合医療専門学校日本体育大学医療専門学校日本大学医学部附属看護専門学校日本大学歯学部附属歯科衛生専門学校日本電子専門学校日本動物専門学校日本美容専門学校日本福祉教育専門学校日本ペットアンドアニマル専門学校日本リハビリテーション専門学校服部栄養専門学校華学園栄養専門学校華調理製菓専門学校ハリウッド美容専門学校ＨＡＬ東京文化服装学院ベルエポック美容専門学校町田製菓専門学校町田調理師専門学校町田デザイン＆建築専門学校町田美容専門学校町田福祉保育専門学校マリールイズ美容専門学校ミス・パリ・ビューティ専門学校武蔵野栄養専門学校武蔵野学芸専門学校武蔵野調理師専門学校ヤマザキ動物専門学校山手調理製菓専門学校山野美容専門学校山脇美術専門学校早稲田外語専門学校早稲田国際ビジネスカレッジ早稲田速記医療福祉専門学校早稲田大学芸術学校早稲田美容専門学校早稲田文理専門学校キャリアエデュCareerEducation№67・11

## Page 14
![Page 14の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000014.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

シリーズ）グローバル時代の専門学校（シリーズ特別編日本の専門学校に在籍する外国人留学生は46,325人※。日本人学生と共に学ぶ機会も多いことから、今回は「グローバル時代の専門学校・特別編」として日本に最も近い国・韓国にフォーカス。日本に留学する若者の傾向や日本での学びの様子、卒業後の進路、また日本人学生に与える影響などについて、留学生の受入れ実績が豊富な専門学校に話を聞きました。※2023年5月1日現在／独立行政法人日本学生支援機構調べ学歴絶対主義から転換の兆しも──韓国の日本留学事情毎年現地で独自説明会＆体験授業を開催来日する高校生の「体験」受入れも随時日本電子専門学校韓国から日本への留学生数は14,247人（2022年4月1日現在）で、国別ではアメリカ、中国に次ぐ第３位です。留学生全体（124,320人）に占める割合は1割前後と決して高くはありませんが、アメリカや中国に行く留学生がコロナ禍の時期に顕著に減少したのに対し、日本はそれほど影響を受けず、比較的安定した人気を保っています。韓国の若い世代の就職状況はかなり厳しく、高等教育機関卒業者の就職率は７割未満です。給与水準など大手企業と中小企業の格差が大きく、人気が大企業や政府系団体に集中していることが一因で、良い就職先を視野に有名大学を目指す意識が高いことから受験競争も熾烈と言われています。「しかし現場の実感としては世代交代が進み、特に受験生の保護者の意識がだいぶ変わってきたと感じています。何がなんでも有名大学へ、というのではなく、子どものやりたいことを尊重、応援しようとする親世代が増えている印象です」と語るのは、日本電子専門学校広報部の崔恵眞主任です。日本電子専門学校広報部・崔恵眞主任「日本人学生も留学生の熱意に刺激されるとともに、お互いの良い点を認めあい、切磋琢磨してほしい」同校では毎年、韓国・ソウル市で独自説明会＆体験授業を開催しており、コロナ禍でしばらく中断したものの2023年から再開しています。今年は９月７日に実施し、昨年より多くの方の参加がありました。午前と午後の２部構成で体験授業を行い、1部は日本語の習熟度が低い人、２部では既に日本語を学び、日本語能力試験Ｎ２以上の人を対象としています。１部の体験授業には日本電子専門学校の在校生（韓国からの留学生）がティーチングアシスタントとして通訳を兼ねてサポートしています。授業科目はCG、ゲーム、アニメ、AI。日本で行われる体験授業と同じ内容を実施し、体験授業の他にも個別相談を行いました。「アニメの授業ではパソコンが用意できず、先生および参加者が紙に描いたイラストを動画に起こすなど少しアナログな形ではあったのですが、どの授業の参加者も笑顔で楽しそうに受講していまし12

## Page 15
![Page 15の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000015.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

主要国別韓国人留学生数（韓国教育部統計より／毎年4月1日現在／単位：人）年度アメリカ中国日本オーストラリアカナダドイツフランスその他合計202055,25047,14618,33813,02616,3257,0667,09033,675194,916割合（％）26.8％24.2％9.4％6.7％8.4％3.6％3.6％17.3％100.0％202149,80926,94915,78513,72612,2207,4444,02426,536156,520割合（％）31.8％17.2％10.1％8.8％7.8％4.8％2.6％17.0％100.0％202239,49116,96814,24710,11910,8856,4664,50721,637124,320割合（％）31.8％13.6％11.5％8.1％8.8％5.2％3.6％17.4％100.0％た。皆さん熱心で、質問も非常に多かったですね」と崔主任は振り返ります。参加者は高校３年生を中心に１、2年生も目立ち、「印象に残ったのは以前より保護者の姿が多かったことです。一緒に体験授業を受けるなど、子どものやりたいことを理解しようと努めていました」と崔主任。また社会人も何名か訪れました。「本校でもよく見られるのですが、学歴と職歴があっても、直接、日本の企業に就職するのではなく、いったん日本の専門学校を経由する方が多いようです。なかには日本で就職したくて、韓国にいる間に電気工事士など日本の資格を取得された優秀な学生もいるのですが、やはり（直接の）就職となるとハードルが高いようです。またCGやIT系などの技術は、日本企業で通用する内容を学び直す必要があるからです」と指摘します。韓国の専門大学から日本の専門学校を経て就職する人もいて、「そうした面では連携授業に加え、単位互換などの制度を設けて韓国で１年、本校で１年学び、就職につソウル市で開催された日本電子専門学校の独自説明会＆体験授業の様子なげるという連携のあり方も望ましいのかもしれません」と続けます。日本電子専門学校ではこの独自説明会＆体験授業のほか、日本を訪れる韓国の高校生を随時受け入れて体験授業を行うなど、日韓の「高専連携」にも力を入れています。崔主任は、留学生がもたらす効果のひとつとして「日本人学生の意欲向上」を挙げています。「海外に留学を決めるにはやはり相当の覚悟が必要で、とりわけ専門学校の留学生は『この分野を学びたい』『学んだ専門性を活かして日本で働きたい』という意志がかなり強いと感じています。留学生の熱意に刺激されるとともに、お互いの良い点を認めあい、切磋琢磨しながら成長していってほしいですね」と期待しています。韓国の職業系高校と連携日本人学生の韓国就職も応援学校法人東放学園エンターテインメント系の専門学校として韓国でも有名な学校法人東放学園では、独自の短期プログラムとして、毎年、ソウル放送高校の生徒たちに体験授業を行っています。ソウル放送高校は、放送業界に関連する知識と技術を教える職業系高校で、放送作家や映像制作者、アナウンサーなどを目指す生徒が多く学んでいます。「日本に興味がある生徒が多く、本校を進学先として考えるきっかけづくりとして数年前から定期的に実施しています」と語るのは、東放学園インターナショナルセンターの金英順センター長です。キャリアエデュCareerEducation№67・13

## Page 16
![Page 16の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000016.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

東放学園の多彩な学科で体験授業に参加するソウル放送高校の生徒たち最初は同校が韓国に行って体験授業を開いていましたが、「日本の文化も体験したい」という生徒たちの声が高まったため、同校が招待する現在の形になりました。直近では９月の３日間にわたって実施し、生徒たちは東放学園音響専門学校でレコーディング体験を、東放学園映画アニメCG専門学校にてアニメ制作・撮影を、東放学園専門学校でミュージックビデオ編集を順に体験しました。「今回の体験団はメディア・コンテンツ科の生徒が中心だったようで、特にビデオ編集の授業では、初めて操作する最新のクレーンカメラに大いに盛り上がっていました」と金センター長は振り返ります。ソウル放送高校ではこの体験授業に備えて日本語の授業も行っており、今年の3年生が東放学園専門学校を志望するなど、少しずつ成果も現れています。また日本のアニメは世界的に人気が高く、「アニメの体験授業を受けたいという依頼は韓国以外にも多く、先日はマレーシアの専門学校を受け入れました。実際に学ぶ留学生の出身国もアジア圏のみならず、アメリカ、ヨーロッパと多岐にわたり、多様な背景の学生たちと触れあうことは、日本人学生にも良い影響を与えているようです」と金センター長。韓国に目を戻すと、「留学フェアなどの機会に日本への留学・就職を考えている人と面談すると、背景にある理由としては、日本で学び働くことに『安定感』を感じているようです」と金センター長は推測します。「韓国は経済的にも豊かになり、給与水準も総じて日本より高くなりました。それでもなぜ日本を目指すかといえば、熾烈な学歴社会に疲弊し、穏やかに『普通の暮らし』ができればいい、と思う若者が少なからず存在するからだと思います。アメリカの企業はやはり実力主義で、中国はいま韓国以上に就職が厳しい状況です。その点、日本の専門学校なら手厚い就職支援があり、言葉も比較的習得しやすいです。何より安心・安全な日本で、それなりに安定した生活ができることを魅力に感じているようです」（金センター長）。そのうえでエンタメ系の学生に関しては「日本のコンテンツ市場が大きいこと、さらにKポップをはじめ最近では世界的な人気を博したドラマシリーズなど、韓国発のコンテンツが豊富にあり、日本の皆さんに親しまれていることから、卒業後も日本で活躍したいという方が増えています」と指摘します。逆に日本人学生も、「韓国の音楽・映像業界で働きたい」という人が目立つようになり、東放学園音響専門学校では、最近、テレビ局など韓国の企業に研修生を送り出していて、今後は韓国語講座の開講を予定しています。「卒業生のネットワークを活かし、今後さらに日本人学生の韓国就職も支援することにより、相互交流を図っていきます」と金センター長。「私たちが携わる音響・映像分野は、今や世界中にコンテンツが発信されるグローバルなものづくり分野です。日本人学生がそうしたことを意識する契機として、さまざまな国の留学生とともに学ぶ環境は非常に大きなメリットだと思います」と語ってくれました。学校法人東放学園インターナショナルセンター・金英順センター長「今後、日本人学生の韓国就職も支援することで相互交流を図っていきます」14

## Page 17
![Page 17の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000017.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

グローバル時代の専門学校・特別編日韓の「職業教育交流」少子化への対応に強い関心韓国２大学による専門学校訪問日本電子専門学校で意見交換会に臨む研成大学・東ソウル大学の訪問団一行今年５月、韓国の研成（ヨンソン）大学と東ソウル（ドンソウル）大学の総長・副総長をはじめとする教職員15名が来日し、日本電子専門学校と東放学園専門学校を訪問しました。両大学は電気工学やITなどの工学分野、ゲームや映像といった文化コンテンツ分野など多岐にわたる学科を開設し、高度な職業教育を提供する「専門大学」です。設置学科は２～３年課程が中心で、修了者に専門学士の称号が付与されます。学士を取得できる上級課程（学士専攻深化課程）や大学への編入学制度もあり、制度的な面でも日本の専門学校に近しい学校種と言えます。学卒者の就職難が続く韓国でも、即戦力人材を養成する専門大学の就職状況は比較的良好ですが、近年は就職難がさらに深刻化していることや、韓国でも少子化が進んでいることなどを背景に、学校経営の課題を抱えるところも増えているようです。この度の学校訪問も、日本の専門学校を見学するとともに、「少子化に対する取り組み等について意見交換したい」という両大学の意向を受けて実現したものです。なかでも情報系、芸術系の学校見学を希望されたことから、東京都専研成大学・東ソウル大学の訪問団は東放学園のスタジオ設備などを見学修学校各種学校協会では、海外からの学校訪問を多く受け入れている日本電子専門学校と東放学園専門学校を紹介しました。５月13日に東放学園専門学校を訪れた一行は、学科説明を聞いた後、スタジオ等の映像設備を興味深く見学。案内役を務めた金英順センター長は、「学生募集の方法から学内設備の更新頻度、卒業生の就職支援のあり方まで、皆さん熱心に質問されていたのが印象的でした。偶然にも本校の卒業生（留学生）が以前、東ソウル大学の職員として就職した縁もあり、今後も両大学との交流を深めていければと願っています」と当日の様子を語りました。翌14日には日本電子専門学校を訪問し、AIシステム科や電子応用工学科の実習室などを見学。最後の意見交換会では、同校が力を入れるプロジェクト教育における産学連携のあり方やその目標、設置学科がどのように拡充していったのかなど、掘り下げた質問が寄せられました。「なかでも目立ったのは、学校種の制度的位置付けや国の評価制度、財政支援といった、専門学校および同法人の情報経営イノベーション専門職大学（通称iU）に対する質問です」と語るのは広報部の崔恵眞主任です。「少子化により学生募集に苦戦するなか、同じ背景をもつ日本の専門学校を少しでも参考にしたい、良い部分は積極的に取り入れたいという熱意を感じました」と振り返ります。同じ職業教育を核とする学校種として有意義な交流機会となったようです。キャリアエデュCareerEducation№67・15

## Page 18
![Page 18の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000018.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

キャリア教育における講師派遣プログラムレポート東京都専修学校各種学校協会は、東京都が行う「都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業」の支援団体として、「キャリア教育における講師派遣プログラム」を実施しています。今回は東京都立瑞穂農芸高等学校定時制課程と東京都立一橋高等学校定時制課程で行われたプログラムの様子をレポートします。東京都立瑞穂農芸高等学校定時制・全学年を対象に実施・３分野から２つを選択して受講手洗い•テーピング•プログラミング興味関心を引き出す体験授業が好評瑞穂農芸高校の定時制課程は、農業科と普通科の生徒が同じクラスに在籍する併合科を設置しています。１学年１クラスの夜間定時制のため今回のプログラムは全学年合同で実施し、１年生から４年生まで27名が参加しました。例年、専門学校に進学する生徒が多い分野の中から、調理、IT、スポーツの3分野を取り上げ、各教室にて同じ内容の授業を2コマ連続で行いました。生徒たちはそれぞれ希望する2分野を選んで受講しました。家庭科室で開かれた調理分野の授業では、西東京調理師専門学校の渡邉純子先生が講師を務めました。渡邉先生はさまざまな例を引き、「調理師の使命は食を通して人々の健康を守り、伝統的な食文化を継承すること」とまとめたうえで、「食の安全のために最も大切なこと」として衛生管理の重要性をわかりやすく伝えるとともに、その基本となる「手洗い」を生徒たちにIT──プログラミング体験で「おみくじアプリ」の開発に挑戦調理──プロの徹底した「手洗い」を学ぶ体験させました。まずは普段通りに手を洗い、チェッカーで確認。ブラックライトに手をかざすと洗い残した部分が光る装置で、ほとんどの生徒の手が青く光り、「こんなに汚れが落ちないんだ」と驚きの声が上がりました。次に手洗い専用のローションをつけ、爪ブラシなども使って丁寧に洗うと結果は段違い。唯一、飲食店でアルバイトをしている生徒は1回目、2回目とも完璧に汚れが落ち、「お店で教わったことが習慣になった」という言葉に他の生徒たちは感心しきりでした。授業は終始なごやかな雰囲気のなか、調理師の衛生意識の高さを実感する機会になったようです。IT分野では、専門学校中野スクールオブビジネスの青山真也先生がプログラミングの体験授業を行いました。サイコロの目に応じて「大吉」「中吉」「小吉」が出る「おみくじアプリ」の開発に挑戦し、各おみくじが出る確率やルールを決める設計編、設計にしたがってプログラムを書く実装編と、生徒たちはそのつど教わりながら完成させました。しかしいざコマンド（命令）16

## Page 19
![Page 19の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000019.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

キャリア教育における講師派遣プログラムレポートスポーツ──実生活でも役立つ救急法やテーピングを体験を実行するとエラーになる事態が続出。半角のところを全角で入力、必要なスペースを空けずに入力、といった原因を一つひとつ指摘した青山先生は、「コンピュータは頭が良いがとても気難しい。ちょっとしたミスで機嫌を損ねる」などと擬人化して説明。ようやく無事に動くと、小さく歓声を上げる生徒もいて、「プログラミングとは人間の言葉をコンピュータにわかるよう通訳すること。決して難しくないのでコンピュータと話すためのツールとして親しんでほしい」という先生の言葉通り、初めてのプログラミングを楽しんでいました。スポーツ分野では東京工学院専門学校の小倉弘之先生が講師を務めました。冒頭、スポーツ業界をテーマにトレーナー、インストラクターなどスポーツに関するさまざまな仕事を紹介した小倉先生は、「スポーツビジネスとはイコールサービス業。人を喜ばせたいというサービス精神のある人に、ぜひスポーツ業界で活躍してほしい」と呼びかけました。そのうえでスポーツトレーナーの仕事を紹介し、なかでも基本的な救急法のRICE処置を詳しく説明。ケガをした際には、まず安静にする（REST）、次に患部を冷やす（ICING）、圧迫する（COMPRESSION）、心臓より上にする（ELEVATION）という手順を学ぶとともに、患部を圧迫する方法としてテーピングを体験しました。生徒たちはペアになりお互いにテープを巻き合いますが、立ち歩いても緩まないようきつく巻き上げるのに一苦労。先生のアドバイスを受けながら真剣な表情で取り組んでいました。３分野とも驚きや発見に満ちた「体験」を中心とした授業は、生徒たちの興味をかき立てたようです。東京都立一橋高等学校定時制・２年生を対象に3部構成で実施・卒業生講話や職業体験も用意午前・午後・夜間に学ぶ多様な生徒に６分野の多彩な授業でアプローチ一橋高校の定時制課程は昼夜間の３部制です。生徒は午前の１部、午後の２部、夜間の３部のいずれかを選択・在籍しますが、単位制のメリットにより他部の授業も積極的に受講でき、自由年間で卒業することも可能です。例年、卒業生の３割近くが専門学校に進学しています。柔軟に学べる魅力により都内全域から生徒が集まり、１学年は全部で８クラス。今回のプログラムの対象の２年生は全体で約240名に上りました。当日はそれぞれの部の時間帯で３クラス（３部は２クラス）が６分野に分かれ、分野の説明などを聞いた後、簡単な美容──職種や資格の説明に熱心に聞き入る体験授業を行いました。また生徒が教室を移動する形で、時間帯別に同じ内容の授業を２回実施しました。３部を担当した専門学校が、１・２部の学校とは異なる分野もあるため、ここで部の様子をレポートします。美容分野ではハリウッド美容専門学校の玉利かおる先生が講師を務め、専門学校の制度の概キャリアエデュCareerEducation№67・17

## Page 20
![Page 20の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000020.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

保育──保育士の多様な役割について知る自動車──「乗ってみたい車」をスケッチに描きおこしてみる要や大学との違いなどを語った後、美容師、エステティシャン、ネイリストといった美容関係の職種について仕事内容や資格の取り方を説明しました。２回目の授業では、同校の卒業生で現在はブライダルサロンに勤務する寺谷七星さんが中心となり、眉毛を美しく整えるアイブロウの体験授業を行いました。保育・幼児教育分野を担当した日本児童教育専門学校の鈴木八重子先生は、学童保育や障害児施設など保育者の活躍の場が広がり、ある意味「万能資格」になっていると指摘。体験授業ではタマゴの模型から色々な生き物が生まれるパネルシアターを実演し、生徒たちを惹きつけました。また、保育士に役立つ「認定絵本士資格」が取得できる同校の特色を活かし、イラストを使った自己紹介や絵本の読み聞かせなども行いました。IT・ゲーム分野では駿台電子情報＆ビジネス専門学校の朝日保行先生がコンピュータやゲームの歴史を紹介。「技術発展に伴い、ゲームの世界はものすごいスピードで進化している。今後のゲーム業界を担うのは、デジタルネイティブの君達です」と呼びかけました。また体験授業の代わりに、同校のSEプログラマー科SEコースに在籍する在校生の長友佐智さんが専門学校の魅力を伝えました。長友さんは「２年間の実践的な学びにより、就職に向けて自信がついた」と締めくくりました。カーデザインに挑戦、お店の利益を計算対話型授業でイメージが明確に自動車分野では東京コミュニケーションアート専門学校が「カーデザイン」をテーマに授業を行いました。自動車デザイン科研究生の福井亮吾先生が講師を務め、「カーデザインとは車を世に送り出すためのリサーチ、企画、スケッチ、モデリングといった一連の工程を指す」と説明した後、2次元のスケッチを行うデザイナー、スケッチを３次元に起こすモデラーの２職種を紹介。体験授業では「あなたが実際に乗ってみたい車」をテーマにスケッチに挑戦しました。福井先生がお手本を描いてみせたうえで取りかかりましたが、頭の中のイメージをなかなか描き出すことができず手が止まってしまう生徒も。あらためてプロの凄さを実感した様子でした。IT・ゲーム──SEコースで学ぶ現役の専門学校生が学生生活を語るビジネス──ラーメン店の経営を例に、利益のしくみを分かりやすく18

## Page 21
![Page 21の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000021.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

キャリア教育における講師派遣プログラムレポートビジネス分野では専門学校東京CPA会計学院の清水敏夫先生が授業を行いました。ビジネスの学びは多岐にわたることから、清水先生は「ラーメン店」を例にして、営業を続けるために最も重要な「利益」の計算方法や考え方を説明。売上や原価、経費の関係など、そのつど生徒たちに問いかける対話形式で授業を進めました。「一杯どれくらいの価格で提供すれば利益が出るか」という段階に来ると真剣な表情で考え込み、的を射た質問を行うなど、熱心に取り組んでいた姿が印象的でした。調理分野では服部栄養専門学校の大島美紀先調理──プロの包丁さばきを真近で見ながら、進路について考える生がオレンジの切り方の基本となる「カルチェ」を実演。実を一房ずつ切り分ける鮮やかな包丁さばきや、美しい盛り付けに生徒たちは興味津々の様子で見入っていました。大島先生は手を動かしながら、一橋高校から同校に進学した先輩がいま就職活動を頑張っている様子など、さまざまな話題を提供して生徒たちと語り合い、授業は和やかな雰囲気で進みました。「２年生の今のうちに色々な学校を見るのが大切」というアドバイスにも深く頷くなど、進路を考える良いきっかけになったようです。キャリア教育における講師派遣のご案内スペシャリストがキャリア教育のお手伝いをします東京都専修学校各種学校協会では、キャリア教育のスペシャリストによる出張授業や講演、専門学校在校生による進路懇談会、また上位学校訪問などの提案やセミナーのコーディネートをご提案し、高等学校現場におけるキャリア教育のお手伝いをしています。幅広いキャリア教育の観点から、ご要望に応じて企画させていただきますので、プログラム例を参考にご検討ください。Programの例1専門学校進学について専門学校全般について。分野教育内容、就職指導、資格、学納金等について、資料やデータを元に説明いたします。4高校卒業後の進路について大学・短大進学、専門学校進学、就職などの進路について、進路ごとに講師をコーディネートし、それぞれの特徴を比較しながら説明いたします。23特定分野の専門学校についてご指定をいただいた専門学校の分野について、その教育内容、資格や就職動向、受験対策などを担当講師が説明いたします。職業体験高校生を対象に、専門学校教員がさまざまな職業体験を行います。（例）メイクアップセミナー：進学や就活に向けたメイク（男性も可）、ネイル講座：ネイル道具の説明や体験、介護体験：介助実習、映像セミナー：ＣＧアニメなどを制作5現役専門学校生、卒業生の体験談を聞く会ご希望分野・学科の現役学生、また社会で活躍している卒業生を手配いたします。進路選択の経緯や学生生活、実際の仕事現場のようすなど、リアルな体験談を後輩たちにお伝えします。お申込み･お問合せ先公益社団法人東京都専修学校各種学校協会TEL03-3378-9601FAX03-3378-9625mail:info@tsk.or.jp担当／事業推進課キャリアエデュCareerEducation№67・19

## Page 22
![Page 22の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000022.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

高等学校の進路指導の現場から東京都立瑞穂農芸高等学校定時制望ましい進路を決定するために「体験」を重視し、計画的な進路指導を行う小瀧直樹主任教諭定時制課程進路指導主任自然に恵まれた学習環境で農業科と普通科の生徒がともに学ぶ――貴校の定時制の特色を教えてください。瑞穂農芸高校は元々、東京都立農林高校の定時制課程瑞穂分校として開校しました。したがって定時制課程は創立から続く長い歴史があり、今年で75年目を迎えます。現在は１学年１クラスで、農業科と普通科による併合科を設置しています。学科選択は入学時に行いますが、1年次のカリキュラムは共通で、2年次に進級する際に転科することも可能です。農業科と普通科の生徒が同じクラスに在籍する高校は、都内ではかなり珍しいかと思います。――併合科の良さは何でしょうか。本校は「生命（いのち）に学ぶ学校」を謳っており、狭山丘陵の自然に囲まれた広大な校地には農園や温室など、さまざまな学習施設が充実しています。全日制には都内で唯一の畜産科学科があるため、動物もたくさん飼っています。いのちや自然を身近に感じる環境のもと、普通科の生徒も農業を学ぶ機会があり、また普段から農業科の生徒と一緒なので、それぞれに良い影響があると感じています。正直、近年の定時制に来る生徒は、学力や人間関係の躓きにより、小学校や中学校にあまり通えなかった子が目立つようになりました。私立も含めて全日制高校に通うのは難しいけれど、人と交わる機会が少ない通信制高校には進みたくないという生徒もいて、やはり対面で学び、人間関係を築きたい、もう一度学校生活にチャレンジしたいという意欲がうかがえます。そんな彼らにとって、自然と触れ合い、落ち着いて学べる本校の環境はとても魅力的に感じられるようです。ある意味「選ばれる学校」です。――キャリア教育はどのように行っていますか。定時制の生徒は不登校などにより小中学校のキャリア教育や学習経験が足りないせいもあって、なかなか進路を決められない生徒が多く、進路指導においても「進路決定」が一番の不安定要素です。そこで体験的に学んでもらうことを重視し、1年次から上級学校訪問や進路講話、高校生向けの職業体験イベントなど、さまざまな外部プログラムを計画的に実施しています。今回の東京都の「都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム」も、専門学校という未知の世界を知る1つの材料として全学年を対象に行いました。（p.16に記事掲載）生徒達が実に楽しそうによく話を聞いていて、質問も活発にしていたのが印象的でした。20

## Page 23
![Page 23の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000023.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

探究学習やアクティブラーニングなど、生徒が主体的に学ぶ力を重視する新学習指導要領により、高校の進路指導のあり方も変わりつつあります。多様な課題を抱える生徒たちが一人ひとり、主体的に進路を選択する力をどう育み、応援していくか。このシリーズでは、進路指導を担当する先生に、キャリア教育や進路指導の現状と課題をお話しいただくとともに、生徒の進学先として専門学校への要望をお聞きします。保護者の理解を得るためには入学手続きなどの簡素化も必要――進路状況を教えてください。定時制の生徒数は年々減少し、令和５年度の卒業生は15名です。三修制を設けていますが、ほとんどが4年間で卒業します。そのうち進学が８名、就職が４名です。残り3名は未定者ですが、高校からのアルバイト先を継続している生徒もいます。進学先は専門学校が７名、大学が１名で、例年ほぼ専門学校に進学します。選抜は指定校推薦かAO入試です。――進路を決定するのはいつ頃ですか。３年生の３学期までにはある程度志望を固め、４年生の１学期に三者面談をして決めています。それまで生徒には学校が計画したプログラムだけでなく、自分が興味をもったイベントには積極的に参加するよう促し、専門学校のオープンキャンパスにも1年次から行かせているので、進学希望者の「この分野を学びたい」「この学校に行きたい」という目的意識はかなり明確です。しかし進学にはお金もかかりますので、進路決定の最後の関門は保護者の方の理解を得ることです。どちらかというと経済的に厳しい家庭が多いため、とりわけ奨学金の情報共有には力を入れ、別に説明会も開いています。――高等教育の修学支援制度を利用する生徒さんもいらっしゃいますか。まだまだ少ないです。もちろん案内はしていますが、世帯収入の計算方法や書類作成の煩雑さなどがネックになって、申請する前に諦めてしまう、というケースも中には見受けられます。修学支援制度に限らず入学手続き全般に関しても、今はデジタル化がどんどん進んでいて、私も含め年配の方は理解するだけでも一苦労です。もっと簡素化してほしいと切に願っています。専門学校さんへの要望もその一点に尽きますね。――専門学校の進学実績ではどのような分野が多いですか。農業科の生徒は、やはり農業に近い領域として食関係を志望する生徒が多く、調理師や製菓衛生師の資格が取得できる専門学校に進学しています。普通科でも公務員やIT系以外では、本校に来て農業に関心をもったことから食関係の仕事を目指す生徒が少なくありません。珍しいところでは、元々海洋生物が好きで、いま水族館の職員等を育成する専門学校で頑張っている卒業生もいます。全体としてはものづくりの分野が多い印象です。高校全体の生徒数が減少するなか、都立の定時制はもはや消えゆく存在かもしれませんが、それでも毎年、本校で学びたいと願う生徒が入学し、進路を見つけて巣立っていく姿に定時制の存在価値を感じています。一人ひとり、しっかりと育てていきますので、ぜひその先のサポートをお願いします。キャリアエデュCareerEducation№67・21

## Page 24
![Page 24の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000024.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

SenmonTopi中央教育審議会「高等教育の在り方に関する特別部会」が中間まとめを公表全体規模を適正化、高等教育機関は再編や撤退も視野に高等教育の将来ビジョンについては、2018年、文部科学省の中央教育審議会が「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」として有識者の意見を取りまとめた答申を公表しています。しかしそれ以降、予想を上回るスピードで少子化が進んだことから、2023年９月にあらためて文部科学大臣が諮問し、現在、大学の統合・再編などを視野に入れた再検討が行われています。そうしたなか、「高等教育の在り方に関する特別部会」が現時点での考え方を整理したものとして、今年８月、「急速な少子化が進行する中での将来社会を見据えた高等教育の在り方について」と題した中間まとめを公表しました。中間まとめでは、今後の高等教育政策の方向性を「質」「規模」「アクセス」の３点に整理。なかでも少子化の影響が想定される「規模」に関しては、高等教育全体の規模の適正化に向けて「18歳で入学する日本人学生以外の受入れ拡大」と「適正化に向けた支援」が具体的方策に盛り込まれました。「18歳─」では外国人留学生や社会人の受入れのさらなる促進を図るとともに、遠隔教育やオンライン授業等の取り組みの推進が上げられています。また財政支援を行うものとして、「厳格な設置認可審査の実施」「再編・統合の推進」「縮小・撤退への支援」に言及しています。再編・統合に関しては、学科等の定員の増減を柔軟にする仕組みの創設も検討事項に上げられていますが、特に建学の精神や組織運営がそれぞれに異なる私学がマッチングできるか慎重な議論が必要と思われます。また学校法人が解散する際の学生保護の仕組みも重要検討事項です。中間まとめでは専門学校や大学などの「機関別」の役割もあらためて整理しています。専門学校は「社会や産業のニーズに即応しつつ多様な教育を柔軟に展開し、実践的な職業教育を行う機関であり、社会基盤を支えるために必要な人材を育成する役割」と記されました。また高等教育政策の「質」では、さらなる高度化に向けて教育内容の可視化や情報公開の促進が上げられています。2024年に入って成立した学校教育法の改正により、専門学校は法令上も高等教育機関として明確に位置付けられました。今後、安定的に存続するのは、高等教育レベルの職業教育と、質の保証・向上を追求する専門学校であることまは論を俟ちません。そのほか、高等教育改革の重視すべき観点として８つの視点※が上げられています。その筆頭にある「新たな時代に対応した教育内容の改善」では、文理横断・文理融合教育の推進が掲げられており、少なからず高校の進路指導や高校教育のあり方にも影響すると思われます。特別部会では年度内の最終答申を目指して引き続き精力的に議論を重ねています。※重視すべき８つの観点以下に示す観点も踏まえ、教育研究体制の充実、高等教育を支える基盤の強化や高等教育機関あるいはそれ以外の機関との接続・連携等を図っていくことが必要①新たな時代に対応した教育内容の改善（文理横断・文理融合教育の推進／成長分野を創出・けん引する人材の育成）②流動性に支えられた多様性の確保（学生や教員等の多様性・流動性の確保／高等教育機関の多様性の確保）③高等教育の国際化の推進④国際競争の中での研究力の強化⑤学生への経済的支援の充実⑥デジタル化の推進（教学面：VRやARを活用した新しい学修体験経営面：DXによる生産性向上）⑦高等教育機関の運営基盤の確立（ガバナンス改革、自主性・自律性の向上、人的・物的両面での環境整備）⑧高等教育機関を取り巻く組織・環境との接続の強化（初等中等教育との接続の強化／社会との接続及び連携の強化／地域との連携の推進）◉「中間まとめ」については文部科学省HP掲載の資料をご参照ください。https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/053/toushin/1411360_00001.html22

## Page 25
![Page 25の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000025.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

［専門学校の教育］しごと別■自動車整備士自動車関係車の点検・整備、修理、保守など一連の自動車整備の作業を、国家資格を有して行うのが自動車整備士です。自動車整備工場やカーディーラー、レンタカー会社、トラックやバスを保有する大手の運送会社やバス会社の整備部門などに整備士として勤務します。ファイルvol.5人々の安全な移動や円滑な物流を支える交通関係の仕事。正確性や快適性とともに優先されるのが安全性です。事故を未然に防ぐ対策はもちろん、自然災害の多い日本では緊急時の適切な対応が交通機関の最大の課題でもあります。「車が好き」「鉄道が好き」「航空機が好き」という気持ちとともに、チーム作業を円滑に遂行できる柔軟性や、突発的なトラブルに対応できる冷静さ、そして公共の安全を守るという使命感が求められます。日本では公道を走る車には一定期間ごとに車検（自動車検査登録制度）を受けることが義務付けられています。その際の点検・整備作業や手続きは「ユーザー車検」により自身で行うこともできますが、通常は車のディーラーや自動車整備工場に依頼することが一般的です。近年は、自動運転機能などの先進技術を組み込んだ車の普及や、ガソリン車から電気自動車への移行など、自動車整備の世界にも大きな技術革新の波が押し寄せています。そうした現状に対応するため、令和９年３月の国家試験から整備士の区分が変更されることになりました（右表参照）。大まかに言うと、一級から三級ごとに車や交通に関わるしごと細かく分かれていた区分を「総合」と「二輪」に統合し、最も取得者数の多い二級においても電子制御装置の取扱いを前提とした内容が盛り込まれます。整備士の区分変更は実に約70年ぶりのことであり、専門学校においても区分や試験内容の改訂に向けてすでに新カリキュラムの準備が進んでいます。■販売員各メーカーのディーラーや、新車および中古車販売店、輸入車販売代理店などに勤務します。車を販売するだけでなく、売った後のメンテナンスや車検の対応、保険の手続きなど、さまざまなアフターサービスも仕事の範疇です。必ずしも整備士資格や整備技術は必要とされませんが、車が好きということに加えて知識や技術の裏付けがあれば、顧客対応も幅が拡がり、販売成績向上につながる可能性があります。■カーデザイナー車の構造に関する工学的な知識とデザイナー「自動車整備士」試験区分の変更現行令和9年3月〜（一級は10年3月〜）一一級大型自動車整備士一級一級小型自動車整備士一級二輪自動車整備士一級自動車整備士（二輪）二二級ガソリン自動車整備士二級二級ジーゼル自動車整備士二級自動車シャシ整備士二級二輪自動車整備士二級自動車整備士（二輪）三三級自動車シャシ整備士三級三級自動車ガソリン•エンジン整備士三級自動車ジーゼル•エンジン整備士三級二輪自動車整備士三級自動車整備士（二輪）特自動車タイヤ整備士特殊自動車電気装置整備士殊自動車車体整備士級一級自動車整備士（総合）級二級自動車整備士（総合）級三級自動車整備士（総合）自動車タイヤ整備士自動車電気•電子制御装置整備士自動車車体•電子制御装置整備士キャリアエデュCareerEducation№67・23

## Page 26
![Page 26の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000026.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

〔車、交通関連の主な職種と専門学校の学科〕ジャンル主なしごと学科例主な資格・検定就職先の例自動車自動車整備士、ディーラー・販売店営業、カーデザイナー、開発・設計技術者自動車整備科、一級自動車整備科、二級自動車整備科、エンジンメンテナンス科、自動車工学科、車体整備科、ボディクラフト科、サービスエンジニア科、カーデザイン学科一級自動車整備士（大型・小型・二輪）、二級自動車整備士（ガソリン・ジーゼル・シャシ）など※令和９年実施の国家試験から区分が変更されます。自動車整備工場、自動車販売店、自動車メーカー、大手運送会社、バス会社、ガソリンスタンド、レンタカー会社など鉄道航空運転士、車掌、駅務員、運航管理、車両整備、保線操縦士、客室乗務員、グランドスタッフ、グランドハンドリング、空港職員、航空整備士、航空管制官、税関職員鉄道学科、鉄道サービス学科、鉄道交通学科、鉄道システム学科、電気・電子・機械系学科エアライン科、エアラインサービス科、航空ビジネス科、国際観光学科、エアポートサービス科、航空整備科動力車操縦者運転免許（12種）、国内旅行業務取扱管理者、サービス介助士、鉄道車両製造・整備技能士など操縦士（飛行機、ヘリコプター）、航空機関士、航空整備士、運行管理者、管制官、通関士など鉄道会社（JR、私鉄、公営、第三セクターなど）航空会社、空港運営会社、航空整備会社、国家公務員などとしての芸術的センスとスキルなど、総合的な力が求められます。メーカーにおいては外装や内装、パーツの配置や素材、色などについて、分業体制で安全性や機能性を追究しながら一つの車種を作り上げていきます。鉄道関係■運転士専門学校で操縦技術を学んだからといって、鉄道社会に就職してすぐ運転士になれるわけではありません。運転士を希望していても、まずは駅務員や車掌の仕事をひと通り経験するのが一般的です。鉄道会社によって違いはありますが、２年から５年程度、現場業務の経験を積んだのち運転士の適性があると判断されると、推薦を受けて国土交通省が指定する「動力車操縦者養成所」に入所することができます。養成所では約８～９ヵ月にわたって学科講習と技能講習を受けたのち、試験に合格すると「動力車操縦者運転免許」を取得でき、初めて電車運転士として操縦業務に就くことができるのです。この電車の「運転免許」は異なる種類の車両や運転技術によって12種あるのですが、最も一般的なのがJRの在来線や私鉄の運転に必要な「第二種免許」と、新幹線の運転に必要な「第一種免許」となります。■車掌、駅務員鉄道会社に就職すると一定期間は駅務員として、利用者対応、ホームでの案内アナウンスや乗降客の整理や安全管理、券売機や改札機の管理、遺失物対応等々、ひととおりの業務経験を積みながらスキルを磨いていきます。入社後１～２年ほど実務をこなしたのち希望者は車掌への登用試験を受け、合格するとさらに研修期間を経て車掌業務に就くことができます。■その他日本の鉄道運行は時間に正確であること、安全対策が徹底していて事故が少ないこと、また設備や駅内が清潔で丁寧なサービスが提供されることなど、世界的に見ても非常に高い評価を受けています。そうした安全性や利便性を支えるためにさまざまな部門ごとに多くの職種があり、業務を分担しています。列車の運行管理や運行ダイヤの作成、乗務員の配置や管理などを24

## Page 27
![Page 27の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000027.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

［専門学校の教育］しごと別ファイルvol.5／車や交通に関わるしごと行う運輸部門、車両の設計・製造からメンテナンス、修理を担う車両部門、駅舎やホームの設計・建設、維持管理、線路や信号設備の保守・点検を行う施設部門、切符販売や運賃の収受、広報・マーケティングや顧客サービス全般にわたる営業部門など。鉄道事業以外にも沿線の不動産開発や商業施設の運営、観光施設やホテルの運営など、安定した収益確保のために事業の多角化が進んでいて、多岐にわたる職種に多くの人材が必要とされています。航空関係■操縦士（パイロット）航空機を操縦するためには国土交通大臣の航空従事者技能証明（ライセンス）が必要です。ライセンスには自家用、事業用、定期運送用の３種類があり、航空機の種類別に国家試験が行われます。通常は自家用から始めて順に上位の資格を取得していきます。旅客や貨物の定期運航便の他にも、測量や空撮、遊覧飛行など航空機を使用する事業者や、自衛隊や海上保安庁など官公庁においても操縦士が必要とされています。専門学校では主に自家用、事業用操縦士の資格取得を目指していますが、卒業後に航空大学校や海上保安学校などへ進学する道も開かれています。■客室乗務員（ＣＡ）ＣＡになるために必要な資格というのは特にありませんが、航空会社の採用試験に合格するための準備と対策が必要です。各社の採用条件としては、語学力（概ねTOEIC600点以上）と職務に耐えられる体力、矯正視力1.0以上などのほかは特に身体的な制限等はありません。採用試験の方法や内容も一般企業と大きな違いはありませんが、職務の特性上、面接試験での判定がより大きな比重を占めることとなります。専門学校のＣＡを目指す学科では英語を中心とした語学力向上と、国際教養やコミュニケーション力、とくに接客スキルを磨くためのトレーニングに力を入れています。志望者数に対して採用枠が少ない狭き門ですが、大手以外のLCC（格安航空会社）や外資の航空会社なども視野に入れれば選択肢が広がります。■グランドスタッフ、グランドハンドリングなど空港内で搭乗券の発券や搭乗手続き等を行い、搭乗者をサポートする仕事はグランドスタッフ、あるいは旅客ハンドリングスタッフなどと呼ばれ、主要な航空会社の子会社である地上職専門の会社に就職します。ＣＡなどと同様に各社の採用試験を受けて採用されたのち、研修を受けて各部署に配属されます。また、航空機が空港に到着してから出発するまでの間に、航空機の誘導、手荷物や貨物の揚げ降ろし、燃料の給油等を行う仕事をグランドハンドリングと呼んでいます。グランドハンドリングを行う専門の会社に就職し、それぞれの作業の訓練を積んで必要な社内資格を取得したのち、各空港に配属されることになります。■航空整備士、航空管制官など機体の整備を行う航空整備士は国家資格で、小型機の整備ができる二等航空整備士や、大型機の整備を行う一等航空整備士などがあります。国土交通省指定の養成施設となっている専門学校で学べば、在学中に二等整備士の取得も可能です。航空会社の整備部門や整備専門の会社に就職して整備業務に携わります。航空管制官は国土交通省所管の国家公務員です。公務員採用試験に合格したのちに航空保安大学校で８ヵ月にわたって研修を受け、その後各地の空港に配属されます。キャリアエデュCareerEducation№67・25

## Page 28
![Page 28の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000028.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

専門学校に学ぶ77自動車整備士77学生の声藤田梢太さんFUJITASHOTA■東京工科自動車大学校世田谷校自動車整備科メルセデス・ベンツコース２年■埼玉県立鶴ヶ島清風高等学校出身２年次から授業料免除の特待生になった藤田さん。東京工科自動車大学校の特待生制度は学業成績に加え、学習態度や学校への貢献度を評価し、1年次または3年次（4年制）の実績をもとに各校1名ずつ選出される。世田谷校で2年制課程から、さらに藤田さんの専攻から選ばれたのは初という快挙だ。整備士を志したのは小学生の頃。輸入車好きの父が熱愛し乗っていたメルセデス・ベンツに、藤田さんもすっかり魅了された。世界的ブランドの自動車メーカーの一員として技術から振る舞いまで、先取りして学んでいます本校には日本で唯一、メルセデス・ベンツの最新技術を学べる学科（コース）があります。故障診断の実習では、ドイツ本部との連携により純正の診断器を使用し、IDナンバーも一人ひとり貰っています。メルセデスの歴史や哲学を知る授業から始まり、実習もかなり本格的なので、１年生の頃はまるでメルセデスディーラーの社員が新人研修で教わることを先取りして習っている感じでした。最初の授業で先生に「君たちは学校の看板だけでなく、メルセデス・ベンツという世界的ブランドも背負っている」と言われたのが印象的でしたが、学ぶにつれその自覚を新たにしています。実習では国産車も経験しますが、メルセデス•ベンツの最新技術はすべて電子制御で動いていて、ごくわずかな衝撃でも機能しなくなるなど、比べようもないほど繊細です。しかし整備が難しいぶん、手応えも達成感も大きく、メルセデス•ベンツ実習が楽しくてたまりません。秋にはメルセデス•ベンツ日本のトレーニングセンターでハイブリッド車の整備を行う予定で、今からその日を待ちかねています。勉強以外でも学園祭の実行委員やオープンキャンパスのスタッフ、学校の魅力をSNSで発信する係など、学内活動に積極的に参加しています。正直、きっかけは特待生選考を意識したからですが、本当にやって良かったと実感しています。特に世田谷校は二級自動車整備士が取得できる唯一の夜間課程があるため、オープンキャンパスには社会人もたくさん来校します。なかには60代、70代で資格取得を目指す方もいて、スタッフとして接するなかで目上の人への礼節やマナーも身につきました。メルセデス•ベンツのディーラーはお客様に「特別な待遇」を心がけていて、メカニックにも品格ある態度を求めています。メルセデスの一員として活躍するうえで、技術はもちろん心構えなども「先取り」できるのが本校の魅力。来春から念願のディーラーで働くにあたり、いまからスタートダッシュをかけるつもりで、さらに学びを深めていきます！26

## Page 29
![Page 29の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000029.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

［専門学校の教育］しごと別ファイルvol.5／車や交通に関わるしごと77777専門学校に学んだ卒業7生キャビンアテンダントの声感動を生むオーダーメイドのサービスを実践自ら考え、行動する客室乗務員の育成も客室乗務員として大切にしていることの1つはジャストインタイムのおもてなしです。例えばニューヨーク行きのフライトで出会ったあるお客様は、機内でずっとパソコンに向かい仕事に没頭されていました。タイミングを見計らってそのお客様のためにパフェを手作りし、コーヒーと一緒にお持ちしたところ、「ちょうど一息入れたかった」「どうして僕が甘い物が好きだとわかったの」と、とても驚き、喜んでくださいました。お客様の背景や旅の目的は一人ひとり異なります。ふとした表情や仕草からその方が今なにをお求めなのか察し、最適な形でお届けするオーダーメイドのサービスを心がけています。もちろん経験を積むほどお客様の望むことがわかるようになりますが、糧となったのは日本外国語専門学校（JCFL）での教育です。英語をはじめビジネスマナーや接客、手話など、インプットと同時に体得するまでアウトプットを繰り返す実践的な授業が多く、まさに必要なものを必要な時にというジャストインタイムの学びでした。ここで身に付いた「知識を行動化するマインド」が、サービススキルのさらなる向上につながったと感じています。入社して数年後には人材育成にも携わるようになり、OJTインストラクターを経て、現在は新入訓練のサービス教育を担当しています。教育にあたり、目標とするのは自ら考え行動できる客室乗務員の育成です。訓練生がその楽しさに気付くことができる教育の仕掛けを考えるのはなかなか大変ですが、私自身も訓練生たちの物事の見方や瑞々しい感性から学ぶことが多く、共に成長する喜びを感じながらやりがいをもって取り組んでいます。また定期的にフライトに行った際には、現場の課題などから教育作成に活かすヒントを得ています。やっぱり私が好きなのは飛行機の中。そこで輝く客室乗務員になりたいという、母の叶えられなかった夢がいつしか私の目標に、そして現実になりました。これからもさらにお客様のために、母の思いも乗せて羽ばたいていきます。山田夏美さんYAMADANATSUMI■全日本空輸株式会社（ANA）■日本外国語専門学校国際エアライン科キャビンアテンダント専攻2012年３月卒業■茨城県立鹿島高等学校出身JCFLとの出会いは従姉妹に誘われて行ったオープンキャンパス。「世間知らずだったので『専門学校で客室乗務員になれるんだ』と驚きましたが、それ以上に私が学びたいことが全てここにある！と感動しました」と振り返る。高校は進学校で当初、担任の先生は反対したが、１０ページに及ぶ詳細なプレゼンテーション資料を作成して熱弁、先生を強力な応援団に変えたという逸話も。ANAを志望した理由も、同社の歴史を紹介するJCFLの授業がきっかけだった。キャリアエデュCareerEducation№67・27

## Page 30
![Page 30の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000030.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

高等学校と専門学校を結ぶ進路研究誌キャリアエデュバックナンバーのご案内No.632022年10月発行No.642023年3月発行特集DX人材と専門学校特集ゲーム業界の最新動向と専門教育の展望（その他の内容）高専連携のいま／高等学校の進路指導の現場から／キャリア教育における講師派遣プログラムレポート／「令和4年３月専門学校卒業者の就職状況」調査からほか（その他の内容）高等学校の進路指導の現場から／キャリア教育における講師派遣プログラム×チャレンジプログラム特別レポート／専門学校しごと別ファイルvol.2／第41回専門学校映像フェスティバルほかNo.652023年10月発行No.662024年3月発行特集専門学校の現在地と未来─「専修学校振興構想懇談会」専門学校検討部会報告書より特集専門学校の建築教育新時代─第61回専門学校研究協議会から（その他の内容）高等学校の進路指導の現場から／キャリア教育における講師派遣プログラム×チャレンジプログラム特別レポート／専門学校しごと別ファイルvol.3／高等教育の修学支援制度支援枠拡大ほか（その他の内容）高専連携のいま／専門学校しごと別ファイ.4／第42回専門学校映像フェスティバル／学校教育法の一部を改正する法律案／改正障害者差別解消法施行ほかご希望の方に無料でお送りいたします。右記の方法によりお申し込みください。〔ご注文の方法〕▶ホームページからhttps://tsk.or.jp→「出版物のご案内とお申込」▶ＦＡＸでfax.03-3378-9625▶お電話でtel.03-3378-9601〒151-0053東京都渋谷区代々木1-58-1石山ビル6Ｆ公益社団法人東京都専修学校各種学校協会28

## Page 31
![Page 31の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000031.jpg)

【ページ内のテキスト情報】

※2専門学校から大学に編入できるのは、修業年限が２年以上で一定の要件を満たす学科の修了者のみ※1高度専門士の称号保持者には大学院入学資格を付与。その他の条件での進学の途も。専門学校修業年限：主に1～4年（専修学校専門課程）大学院専門職大学院専門職学位学士短期大学士専門士高度専門士博士修士高等学校専門課程のうち、一定の要件を満たした課程を「職業実践専門課程」として文部科学大臣が認定※2※1就職フリースクールなど高卒程度認定試験高等専修学校（3年制）就職就職就職短期大学大学専門職大学専門職短期大学18歳からの進路と日本の高等教育機関専門学校とは卒業すると４年制修了者は「高度専門士」の称号が与えられ、大学院・専門職大学院への入学資格２年制以上の修了者は「専門士」の称号が与えられ、大学への編入学が可能学校教育法第124条に定める専修学校のうち、高等学校卒業以上を入学資格とする専門課程のこと設置認可は都道府県知事が行う修業年限は１年以上授業時数は年間800時間以上学生数は常時40人以上

## Page 32
![Page 32の画像](https://img01.ebook5.net/tosenkaku/sazUp5/contents/image/book/medium/image-000032.jpg)

【ページ内のテキスト情報】



