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# 【試し読み】目の眼電子増刊8号

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骨董古美術誌2026.3春の骨董めぐり日本橋・京橋・銀座骨董古美術基本のキホン美術品にふれるときのマナー電子増刊第8号

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骨董古美術誌2026.3骨董古美術基本のキホン電子増刊第8号春の骨董めぐり日本橋・京橋・銀座美術品にふれるときのマナー電子増刊第8号［表紙］イラスト／TOKYOYNKMAP解説はP６参照『目の眼』電子増刊８号、今号は「春の骨董めぐり」と題し、東京駅の東［表紙デザイン］川島卓也（川島事務所）に広がる、日本橋・京橋・銀座一帯に集まる骨董・古美術店や画廊のなかから、この春の街歩きにオススメの店々を紹介する特集をお届けしました。このエリアはかつて、江戸城と大名屋敷からのさまざまな御用（注文）を受けた職人や商人の街にあたり、17世紀初頭に幕府が開いて以来400年以上にわたって日本の中心地として栄え、現在もたくさんの老舗や大店が鎬を削っています。その頃から骨董・古美術に関わる店はいくつかありましたが、明治以降、社会が大きく変動するたびに行き場を失った美術工芸品を専門に扱う道具商、美術商が集まり、次代の継承者に受け渡す役割を担ってきました。そして現在、日本橋・京橋・銀座界隈には400軒以上の美術商が集まっていると言われています。ただそのすべてを一度の特集では紹介しきれません。そこで今回は、毎年4月下旬にこの界隈の美術商が主体となって開催する「東京アートアンティーク」と連携し、その参加店のなかからユニークな企画展やイベントを行うお店を中心に、30店ほどを紹介しています。先ほども説明した通り、周辺には、歴史的な建物や老舗の百貨店、人気レストランなど街歩きを楽しめるスポットもたくさんあります。美術品にふれながら、この機会にいろいろと見て、歩いて、ふれて、聞いて、味わって、五感すべてを使って楽しんでいただけると幸いです。ちなみに『目の眼』は骨董街のある京橋に編集部を置いています。「東京アートアンティーク」期間中は、臨時案内所として解放しますので訪ねる場所に迷ったら遊びに来てください。日本橋・京橋・銀座には、ほかにもたくさんの骨董・古美術店があります。今後も『目の眼』で折に触れて紹介していきたいと思います。引き続きご愛読よろしくお願い申し上げます。目の眼

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Contents特集12春の骨董めぐり日本橋・京橋・銀座14日本橋・京橋骨董街今昔物語飯田好日堂・飯田國宏20東京アートアンティーク22東京アートアンティークお店ガイド古美術川﨑／鈴木美術画廊／古美術桃青井上オリエンタルアート銀座／加島美術宇野商店／林田画廊／藤美術／古美術奈々八繭山龍泉堂／平野古陶軒／稲村美術古美術京橋／花徑／古美術あさひギャラリー文景堂／古美術薫匠堂／松森美術去来／木雞／風招／ギャラリｰマリ／下井美術前坂晴天堂／五月堂／浦上蒼穹堂／三沢美術花筥／上原永山堂／不忍画廊／海老屋美術店壺中居／大熊美術井上オリエンタルアート日本橋42アートフェア東京44アートマーケットと工芸の力唐澤昌宏×北島輝一連載48骨董古美術基本のキホン古美術を見るときのマナー54不可思議可笑しき骨董界勝見充男56Z世代の骨董ビギナーズガイド博物館と書斎のあいだ清水喜守58もっと知りたい清朝のやきもの祥瑞様式の青花大皿にみる南蛮人と南蛮寺金立言64酒肴皿考からすみ餅と美濃棚板内田風知トピックス68小さな愛の物語—豆判春画の世界—［歌舞伎町能舞台・ＢＯＮＤ］69青の響き土の温もり［民藝美術倶楽部MONV.みつまめ・おもや洛中朱雀］70韓国美術の玉手箱—国立中央博物館の所蔵品をむかえて—［東京国立博物館］74文化財よ、永遠に2026—次代につなぐ技とひと［泉屋博古館］73書評76美術店案内マップ93奥付／次号予告［広告］2谷松屋戸田｜3夢工房｜4国外所在文化遺産財団｜6永澤9下井美術｜10真玄堂｜11冨江洗心堂／MITSUMAMEおもやP69霜剣堂｜P70西公園ギャラリー／萬里絵｜P71美の広場P72アートサロン竹峰堂｜P73大阪刀剣会吉井｜P75大庵

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最強・最長、数年に一度の災害級と呼ばれた大寒波もすぎて、ようやく少しずつ春の気配が漂ってきました。もう少し暖かくなれば桜が咲きはじめ、全国各地で華やかなイベントが開催されることでしょう。古美術の世界でも大規模なアートフェアや骨董市があちこちで予定されますが、今回は『目の眼』編集部もある日本一の骨董街、東京の日本橋・京橋・銀座エリアで４月に開催される「東京アートアンティーク」に特集◎春の骨董めぐり

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注目。街歩きと一緒に楽しめるお店の紹介をしています。桜舞う日本橋・京橋・銀座で、美しいものとの出会いを探しに出かけてみませんか？〜日本橋・京橋・銀座〜

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❖ポイント①誰もが自由に見てまわれる「街全体がアートフェア！」冒頭でもふれましたが、美術店、とくに骨董・古美術店は初心者だけでなく中級者でもよく知らないお店にはなかなか入りにくいもの。しかしＴＡＡの期間中の参加店なら路地裏の隠れた名店や、重厚な扉のギャラリーでも広く門戸を開いており、誰でも自由に、無料で（一部イベントを除く）美術品を鑑賞（もちろん購入も！）できるのが最大の特徴です。❖ポイント②見るだけじゃモッタイナイ！聞いて楽しめるトークイベントＴＡＡの楽しみは見るだけではありませ「東京アートアンティーク２０２６〜日本橋・京橋美術まつり〜」が今年も４月23日（木）〜25日（土）の日程で開催されます。東京アートアンティーク（以下ＴＡＡ）は、日本橋・京橋エリアに集まる約80店舗もの骨董・古美術店や画廊などが参加する日本最大級の地域密着型アートイベントで、２０１０年に「東京アートアンティーク」と改めてから16回目。「美術店は敷居が高そう」「目利きじゃないと入っちゃいけないのでは？」そんな不安を抱える初心者の方こそ、このイベントは絶好のチャンス！というわけで、今号の特集では参加店のなかから骨董・古美術をテーマにユニークな企画展を用意しているお店の紹介をしていますが、ここではまずＴＡＡを満喫するためのポイントを解説します。日本最大級の骨董街日本橋・京橋エリアがアートに染まる３日間東京アートアンティーク２０２６〜日本橋・京橋美術まつり〜

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❖ポイント⑤『目の眼』編集部が臨時案内所にＴＡＡを満喫するにはまず公式サイトをチェック→パンフレットをゲットすることが肝心ですが、それでも迷ってしまったときは、京橋２丁目にある『目の眼』編集部を訪ねてください。３日間だけ臨時のＴＡＡ案内所として解放します。参加店のチラシやＤＭなども集めてご案内します。ＧＷが始まる気候の良い時期に、日本橋・京橋・銀座で、あなただけの出会いを探しに出かけてみませんか？東京アートアンティーク20264月23日（木）〜25日（土）場所：東京都中央区日本橋・京橋銀座界隈問合せ：東京アートアンティーク実行委員会https://www.tokyoartantiques.com/tokyoartantiques目の眼：中央区京橋2-12-2京橋三貴ビル3階❖ポイント③街歩きを楽しむ新企画「おすすめ路地裏３ルート」近年「路地裏」に注目が集まっています。今年のＴＡＡでは美術店めぐりだけでなく日本橋・京橋・銀座の街歩きを満喫してもらおうとメインストリートから一歩足を踏み入れた場所にある、隠れ家のようなギャラリーをめぐる公式ルート（建築３選・文化人３選・レトロ３選）が用意されており、迷うことなく「街の奥行き」を体感できます。❖ポイント④運命の逸品に出会う「チャリティ入札会」ＴＡＡの恒例企画「チャリティ入札会」を今年も開催。「オークションはハードルが高い」と感じる方にこそおすすめなのが、この入札会です。仕組み：参加各店舗に展示された作品を見て「これなら買いたい」と思う金額を紙に書いて投票（入札）します。会期終了後に開封し、最高落札者へ連絡します。目的：落札金額の一部は慈善団体に寄付されるため、社会貢献をしながらアートを手に入れる喜びを味わえます。ん。期間中はいくつかのトークイベントが開催され、人気アーティストや名物店主のその時しか聞けない貴重な解説や裏話などを聞くことができます。なかでも注目はＴＡＡ公式イベントとして開催される、小説家・澤田瞳子さん（右写真）のトーク。古美術商であり蒐集家の廣田不孤斎と西山南天子を主人公に描いた小説『暁を踏む馬』のエピソードをはじめ、この街の歴史や文化について語ります。直木賞作家による、作品の背景にある美術への造詣を直接聞ける貴重な機会です。日時：４月24日（金）18時30分〜事前申込制会場：TODAHALL&CONFERENCETOKYORoom401また期間中複数店の花をいける古美術大好きな花人・横川志歩さんによる花いけプレゼンテーションなど、参加各店で現在いろいろ企画を準備されているようなので、詳細は下記ＴＡＡ公式サイト、もしくはパンフレットをチェックしてください。澤田瞳子さん

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鈴木正臣さんが独立して31年。現在の場所では２００７年２月から開いているギャラリー。明治以降の近代日本画、洋画を主に扱い、現代画家のグループ展「木の会」や若手日本画のグループ展「昇々華会」などの展覧会を催してきた。ＴＡＡの期間中は昨年に引き続いて「〝蔵ざらえ!!〟ギャラリーコレクション展」を開催。この一年のあいだで鈴木さんが出会った作品や縁で結ばれた作家の作品を展示する。鈴木美術画廊近代日本画洋画銀座１丁目◎中央区銀座１-13-４大和銀座ビル1階11時〜18時日祝定休03-3567-1110htps:/www.suzuki-art.co.jp/店主の川﨑信之さんは、仏像や古瓦といった仏教美術で知られる甍堂で修業した働き盛り。コプト裂、古染付、土器などを一堂に集めた見応えある展示会を開催してきた。さらに近年は、花器などくらしの中で愉しめる古美術も提案している。今年のＴＡＡでは「onthewall壁を彩る古美術」と題して、壁に飾って楽しめる古美術品にスポットを当てるという。展示会では店の壁いっぱいに絵画、花器、懸仏など様々な古美術品が掛けられる。もとは掛け物でなくても、工夫次第で壁に飾れるものはたくさんありそうだ。そんなアイディアも見つかるかもしれない。気軽に店主に声をかけてみよう。古美術川﨑仏教美術／古代美術／古美術全般銀座1丁目◎銀座1-24-5東ビル1階11時〜18時日祝定休臨時休あり03-6264-4150htps:/www.artkawasaki.comInstagram@artkawasaki

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古美術桃青茶道具／仏教美術／古美術全般銀座1丁目古美術コレクターだった冨永民雄さんが49歳で脱サラして鎌倉に店を開いたのが１９９２年のこと。その後銀座に移り、一昨年銀座七丁目から銀座一丁目に移転。鎌倉では古美術の師匠とも呼べる人や仏教美術コレクターとの出会いがあり、古美術の知識や目利きに大きな影響を与えてくれたという。銀座に移ってからも多くの人との繋がりが仕事の力になっている。店内にはさまざまなジャンル、時代のものが並んでいるが、茶道具と神道や仏教美術が好きで多くの作品を集めている。ＴＡＡの期間中には「酒席のうつわ展—ぐい呑・徳利・向付」を開催。日本や朝鮮、中国で作られた酒器を一堂に展示するので、自分好みの酒器の◎中央区銀座1-8-2銀座プルミエビル8階11時〜17時日水・休日の月曜定休03-6228-6566htp:/ginza-tosei.com/組み合わせを楽しめる。お店は奥様の眞喜江さんと二人三脚で運営。眞喜江さんは月に７回ほど店内で仕覆教室を開いており、毎月70名以上、遠く北海道からも生徒さんが通ってくるという。

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昭和初期に建てられた風格ある建物が印象的。ギャラリーは１階の広々とした現代的な空間と２階のお茶室を含む和的な空間があり、書や絵画の掛け軸、額、屛風など日本美術の作品を展示している。年に４回行われる「美術品入札会廻-MEGURU-」や作家の個展などの企画展以外でも常設展を開催。全国の美術館・博物館への納入も多い、すぐれた作品を目の前で鑑賞できるのが大きな魅力だ。加島美術書・絵画などの日本美術京橋3丁目◎中央区京橋３-３-２10時〜18時日曜・祝日定休03-3２７6-０７００htps:/www.kashima-arts.co.jp/井上オリエンタルアート銀座東洋陶磁銀座5丁目日本・中国・朝鮮半島の古陶磁を中心にさまざまな美術工芸品を扱う井上オリエンタルアート。日本橋と銀座にそれぞれ店舗を持ち、銀座店は昨秋５丁目の中央通り沿いに建つビルへと移転した。「ビルの９階ですので旧知のお客様以外はあまり来ませんが、それでも１日に１人か２人ふらりといらっしゃいます。さすが銀座ですね」と主人の井上雄吉さん。この日は仕入れたばかりという唐の加彩俑の優品を見せてくれた。銀座の街を見下ろしながらプライベート感たっぷりで美術品を楽しめる。◎中央区銀座５-8-17銀座プラザ58ビル9階10時〜18時不定休03-６２６３-０７２７htps:/www.inouye-art-ginza.com/

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宇野商店茶道具京橋3丁目宇野商店は明治33年創業の老舗で、現在は樂茶碗をはじめとする茶道具と新古美術品を幅広く取り扱っている。京都・祇園に建つ本社をはじめ、木屋町の茶室「祇園庵」、滋賀県八日市市の「湖東宇野美術館」など、茶道と日本の美術工芸を柱とした文化活動にも力を入れており、東京店は２０１２年にオープンした。ＴＡＡでは毎年「茶碗展」と題した企画展を開催。８回目となる今回は時代の国焼茶碗や樂茶碗、高麗茶碗などの銘品を展示販売する。◎中央区京橋３-３-４京橋日英ビル1階10時〜18時土日定休03-６２２５-２２９５htps:/www.e-uno.jp/覚入赤茶碗銘「常磐」林田画廊日本画洋画京橋2丁目林田画廊は、日本橋の老舗・粟津画廊の系譜に連なるお店で、先先代から縁のある近代の巨匠をはじめ、現存作家の日本画を中心に扱う。なかでも主人・林田泰尚さんがとくに力を入れているのが、いまを生きる作家の挑戦的でユニークな作品を積極的にプロデュースすること。この春のＴＡＡでは、「生誕百年松尾敏男展」を開催する。「弊社の屋号を揮毫していただいている松尾敏男先生は１９２６年長崎に生まれ、この春生誕百年を迎えられました。50年前の個展の出品作品をはじめ最晩年の大作などを展示致します」とのことで楽しみにしたい。◎中央区京橋２-６-16エターナルビル1階10時30分〜18時日曜定休03-３５６７-７７７８htps:/www.hayashida-galery.co.jp松尾敏男首夏20号昭和51年

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東洋古陶磁（日本・朝鮮・中国）を中心とした鑑賞美術を扱う店。上畝文吾さんは「繊細さや優美さ、小品でもチカラのあるものを」と日々作品をセレクトしている。もともとは母上様である俊子さんが千駄木は団子坂上で創業、その後京橋に移転してからも30年ほどが経つ。二人で店を切り盛りしていくなかで、選ぶアートの好みもだいたい同じだという。ＴＡＡの実行委員ということもあり期間中は「はじめての方でも日本橋・京橋仲通りの魅力を知ってもらえるよう、毎年この期間のために少しずつ買い集めてきた『毎日を彩るちょっといい食の器』や『本腰を入れてちょっとがんばって仕入れた古美術品』などを陳列します」とのこと。古美術奈々八鑑賞陶磁器京橋３丁目◎中央区京橋３-７-10東宣ビル1階12時〜1９時日定休03-356１-8118htps:/nana8.jp/藤美術の先代は中国陶磁が好きで、のちに重文となった元染壺が市場に出た際は不言堂と最後まで競ったほど。しかし当代の藤城毅さんには書画を専門にするよう勧めたという。その助言を守り40年、藤城さんがもっとも惹かれるのが久隅守景。瓢箪の成る縁台で夕涼みをする夫婦と子を描いた国宝「納涼図屏風」を描いた絵師と言えばわかる方が多いだろう。狩野探幽の縁戚にも関わらず、狩野派を追われ、加賀前田家に雇われたため、その作品は北陸に多く残された。藤城さんは富山出身。守景の画と出会ううち、非常に才能があり独自の作風を持つ絵師だと気付いたそうだ。ＴＡＡでは久隅守景を初めて一堂に展示する。あの閑やかな空気感の秘密を知るチャンスだ。藤美術書画京橋3丁目◎中央区京橋3-7-10東宣ビル1階10時〜16時30分日月定休03-6263-0953htps:/fujiantique.jp/久隅守景「藤原俊成と鵯（ひよどり）」（部分）俊成は平安末期の歌人で藤原定家の父。俊成が坐す草庵の上に大きく空間を残し、飛翔する一羽の鵯を描いている。

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繭山龍泉堂／RYUSENDOGALLERY京橋2丁目中国古陶磁／古美術全般／現代美術創業１２０年を超える鑑賞陶磁の名店、繭山龍泉堂は２０２３年にRYUSENDOGALLERYを新たにオープン。通常のコンテンポラリーギャラリーとは異なり、繭山龍泉堂が培ってきた古美術の知見を駆使し、普遍的な美のエッセンスをもつ作品を技術の高い作家とともに生み出すことをコンセプトとしている。３年前から陶芸家伊藤秀人氏と協力して制作している「CELADON:FLAT」は、立体造形でありながら平面作品として美的に成立することに主眼を置いた青磁作品。かたち、色、貫入が一点一点異なり、さらに古陶が辿ってきた長い時間による変化を想定しているという。最高峰といわれる中国・宋時代の青磁を理想に、新たな鑑賞陶磁を創出している。ＴＡＡでは、龍泉堂にて「中國美術優品展」、ギャラリーにて「CELADON:FLAT伊藤秀人producedbyMAYUYAMA&CO.,LTD」（４月20〜25日）を開催する。ベースである中国の古美術とそこからつながる現代の鑑賞陶磁を実見しに出掛けよう。◎中央区京橋2-5-911時〜18時日祝定休03-3561-5146htps:/www.mayuyama.jp/上：素三彩花蝶文暗花龍文鉢清時代康熙在銘（1661〜1722年）径15.1㎝左：作品62CELADON:FLAT伊藤秀人H.52.2㎝×W.40.3㎝

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稲村美術東洋陶磁京橋2丁目京橋骨董街のメインストリート・東仲通りに２０２４年オープンした稲村美術。主人の稲村全史さんはまだ40代の若手だが、悠久の歴史をもつ中国陶磁を新しい感覚で切り取って見せてくれる。この春のＴＡＡではいつもと趣向を変えて、仕覆の仕立てや修復、箱の仕込みなどを手がける「袋師麻郷」の稲木麻里子さんの作品と古陶磁とを並べ、競演させる。「古美術に欠かせない職人の仕事を見てほしい」とのこと。◎中央区京橋２-11-11田中ビル1階10時〜18時日祝定休03-６２２８-７９２２Instagram@inamura_arts平野古陶軒は創業昭和11年。平野龍一さんは3代目。サザビーズの中国陶磁のスペシャリスト、日本支社の代表を務めた実績をもつ。それだけに平野さんが扱うのはクオリティが高く大切に伝えられてきたものばかり。見せていただくとすっと心に入るような美しい佇まいがある。ＴＡＡは青磁がテーマ。清澄な美しさを湛える宋時代、量感のある力強い元時代、明るく伸びやかな明時代と、時代ごとの魅力を如実に語る伝世品を展示。記憶に残る貴重な出会いを体験できそうだ。平野古陶軒中国古陶磁・金石李朝陶磁現代美術京橋2丁目◎中央区京橋2-11-10京清堂ビル4階11時〜17時土日祝定休０３-3535-2587https://www.kotoken.co.jp/

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白州正子ら著名な古美術愛好家とも親しく、京橋骨董街の名物店主だった吉平美術店の瀬津吉平さんは２０１７年に急逝され惜しまれたが、ご子息お二人は引き続き京橋骨董街で活躍されている。古美術京橋の瀬津徹さんは長男。やはり父の吉平さんから古美術好きの血を受け継いでいる。アートフェアにもよく出展しているのでご存知の方も多いと思うが、なかでも仏像はもちろん仏画や古写経など仏教美術に力を入れていて、優品を扱っている。また韓国美術も好きで、お店に伺うとよく李朝陶磁や螺鈿の箪笥が置かれている。ＴＡＡの企画展は「日本の美」ということで、限定したテーマを絞らない展示ということだが、平安鎌倉の古写経断簡や仏像など、瀬津さん好みの仏教美術を中心に見逃すには惜しいものが並ぶに違いない。古美術京橋仏教美術古美術全般京橋2丁目◎中央区京橋2-6-5京橋菊池ビル２階12時〜18時日祝定休不定休03-3564-1036htps:/www.kobijyutsu-kyobashi.com愛知切三行平安時代中期の無量義経の断簡。筆者が小野道風と伝えられていることからその出生地にちなんで愛知切と付けられた。丁子吹に金箔を散らした料紙に書写された優美な経切。店主の利谷有里さんは仏教美術、古陶磁や根来が好みで、普段は渋いものを並べているが、ＴＡＡでは花をいっぱいに展示することが多い。お祭りなので古美術にそれほど興味がない方にも楽しんでいただけるように、とのこと。今年もいつもの「野の花のための花器展」だが、副題は〈土器に花〉にするそうだ。撮影に伺うと、小ぶりな可愛い土器かと思いきや、登場したのは迫力ある大きな縄文土器！どんな花が生けられるのか、今からワクワクさせられる。花徑仏教美術／古陶磁古美術全般京橋2丁目◎中央区京橋2-10-113時〜17時不定休０３-3535-0733https://www.kakei-jp.com/縄文土器縄文時代中期高45㎝

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ギャラリー文景堂中国書画文房書具京橋2丁目店主楊清さんが仲通りに店を開き、20年以上続いてきた中国書画の専門店。昨年新しい店舗をオープンし、白い壁と重厚な什器が置かれたモダンな佇まいの中で、店主が長年日本で蒐めた中国から伝来して来た書画や文房書具の名品と出合うことができる。お客様は中国の方が多いが、日本人の中国書画愛好家の訪れも多く、日本語での対応も可能。東京アートアンティーク期間中、中国書画や文房具を展示している。◎中央区京橋2-9-9ＡＳビルＢ１10時30分〜17時30分土日祝定休不定休０３-３５６３-０８５８古美術あさひ明治工芸京橋2丁目古美術あさひは、京橋骨董街のなかでもリーダー的存在のひとつ。主人の藤城彰太郎さんはふだん蒔絵や七宝、金工品をはじめとする明治工芸を主力商品として扱っているが、この春のＴＡＡでは店舗スペースの半分を使って甥にあたるアーティスト・藤城嘘さんの作品を並べ、明治工芸と競演させるという大胆な企画「藤城嘘展と明治工芸」を開催する。ポップな現代アートと、明治工芸の優品が、どのような化学変化をおこすのか、ぜひ一度体験していただきたい。左上から時計回りに《OrangeTerrarium》《24DOORS靉靆ABSTRACT》《NotebookintheOff-street》◎中央区京橋2-９-９ASビル１階11時〜17時日祝定休03-６２２８-7４７４

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１３２年前、三重の松阪で森田さんが古美術商を始めたのが松森の名の由来。森田祥二郎さんで四代目となる。もともとは古美術全般を扱っていたが、祥二郎さんは時代の先を読み、現在は近現代の陶磁器を専門にインターネットのオークションを主戦場としている。リアル店舗があるのはネット販売での信用にもつながり、両方にメリットがあるという。ＴＡＡでは若手作家の個展を毎年行っていたが、今年は巨匠作家の作品を展示販売。北大路魯山人、岡部嶺男、川喜田半泥子、河井寛次郎ら、作品一つ一つから放たれる圧倒的な力強さを感じてほしい。松森美術近現代陶芸京橋2丁目◎中央区京橋2-8-8新京橋ビル1階10時30分〜18時土日定休03-3567-7653htps:/matsumori.art/古美術薫匠堂古陶磁工芸品京橋2丁目京橋骨董街の一画にある薫匠堂は２００８年のオープンだが、主人の堀内雅史さんはこの道30年以上のベテラン。若い頃から各地の骨董市や市場をめぐり、さまざまなものを扱ってきた。そうした縁から近年は全国の愛好家やコレクターから相談を受け、コレクションの蒐集や整理の手伝いに飛び回っている。そのためお店は休みとなる日が多いが、この春のＴＡＡでは最近仕入れたばかりの生ぶの品を集めて「期間限定生ぶ出し展」を開催する。楽しみにして訪ねたい。◎中央区京橋２-８-４佐野ビル1階11時〜18時不定休03-３５６３-０８２１

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木雞の店主、大江夏子さんは中国陶磁が専門。中国陶磁の中でも、手に取れるサイズのものや愛らしい動物の図柄や優しい色合いのものが並んでいる。東洋陶磁の模倣が始まったのどかな雰囲気のデルフトも好きでよく取り扱っている。ＴＡＡは恒例、２階のメゾンドネコとの共同企画「Lifeonthisplanet2026」地球上の生きとし生けるものへの畏怖と敬愛の念をテーマとした古美術と現代作家作品との競演を開催している（４／18〜25）。去来は近年、縄文時代の美術を扱う事で知られているが、古代美術を中心に幅広く扱っている。ＴＡＡでも「古代をたのしむ」と題して、古代中国の動物の俑や道教的な文様が力強く刻まれた鏡、繊細に磨かれた玉などが展示される。高い技術と表現力を古代の人々が持っていたことに改めて驚かされるものばかりで、古代の社会や時代性を学びたくなる。店主の松沢京子さんはそんな初心者コレクターにもしっかり対応してくれる。去来古代美術古美術全般京橋1丁目◎中央区京橋１-６-14佐伯ビル１階14時〜18時日祝月定休03-3564-9370htps:/www.kyorai-art.com/画像磚漢時代上：眼のモザイクエジプト下：五乳獣帯鏡後漢時代径16.3cm木雞中国陶磁／デルフト古美術全般京橋1丁目◎中央区京橋１-６-14佐伯ビル１階12時30分〜18時日祝定休０３-3561-7411https://www.mokkei.com/左：粉彩花文漢詩盃大清同治年製径6.3cm参加作家小黒アリサ・河端理恵子・金城吉彦・博美・騎西屋関口まゆみ・中尾成・村中保彦

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風招とは寺院の伽藍を飾る風鐸に下がる飾り板のことで、風で揺れ美しい音を響かせる。店主ご夫妻の田中みささん、伸司さんが元々音楽家で、古代の金工が好きなことから名付けた店名。店には古代中国や朝鮮半島の金銅仏、帯鉤（ベルトのバックル）など小さな金工品、石仏や陶磁器が置かれ、壁には日本の近代絵画が掛けられていて、田中さん夫妻の好きなものが溢れている。ＴＡＡの企画展は、「オモクナイ金石カタクナイ金石」（４／21〜25）。金石とは、青銅器や石碑などを指し、固いことの代名詞にもなった。「金石」は難しいと思われがちだが、魅力的な造形の小品も多い。もっとその面白さを知ってほしい、そんな思いがこもったタイトルだ。風招古代美術古美術全般／近代絵画京橋1丁目◎中央区京橋１-６-6ハラダビル１階13時〜19時日祝は予約制臨時休あり03-5384-5215htps:/fushou.jp/観音菩薩像(善光寺式三尊)28.5cm熊虎鎮6,9cmギャラリーマリは、店主の寺下真理子さんが勤めていた古代オリエント美術の名店三日月の閉店後に独立、オープンさせた店で、古代オリエント美術専門に営業している。古代ガラスは日本でも人気が高く、そのコレクションは古代の技法を研究するガラス作家を誕生させた。ギャラリーマリではＴＡＡに合わせ、岡山で制作活動をする矢野太昭さんの個展を開催する（４／23〜29）。矢野さんは古代のモザイクガラス技法を研究し、彫刻作品のほか、ジュエリーやグラスなど古代人も楽しんだアイテムも制作している。今回は今回は「天使」をモチーフとした美しい作品が出展されるという事で楽しみに待ちたい。ギャラリーマリ古代オリエント美術京橋1丁目◎中央区京橋１-6-8コルマ京橋ビル１階12時〜18時不定休090-9312-9125（岩瀬）https://gallerymari.com/矢野太昭「ray」320×150mm（箱外寸）

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32鍋島、古九谷、柿右衛門、古伊万里、初期伊万里等、江戸時代の肥前古陶磁を専門に扱う古美術店。前坂規之さんのお父上様が大阪の西天満で開業。規之さんが東京での修行ののちに独立し、２０１０年に現在の店を開店した。ＴＡＡの期間中のみ、皿や碗、蕎麦猪口など、日常でも使いやすい江戸期の古伊万里食器を特別価格で展示販売する「普段使いの古伊万里展２０２６」を開催。前坂晴天堂肥前古陶磁日本橋３丁目◎中央区日本橋３-7-10内藤ビル1階11時〜18時日祝定休03-3527-9595https://www.maesaka-seitendo.com/下井美術茶道具京橋1丁目京橋の骨董街の一画にある下井美術は、茶道具のなかでも樂茶碗に特化した専門店。樂茶碗は桃山時代、千利休に指導された樂家初代長次郎によって作り始められ、歴代が手捏ねの技法を継承しつつも、独自の意匠、釉薬を研究開発し、現在まで４００年以上にわたり日本の茶の湯文化を継承している。同店では毎年春と秋に「樂のすべてが揃う即売会」を開催し、多くの茶人たちに愛されてきた樂茶碗を次の愛好家に橋渡ししている。樂のすべてが揃う即売会併設茶道具正札市会期：３月１日（日）〜６月30日（火）土・日・祝も営業（平日に月１回休）◎中央区京橋１-14-６京橋宏陽ビル1階10時〜18時不定休03-35３５-２５２２info@shimoi-art.jp樂三代道入黒茶碗在印樂三代道入赤茶碗在印

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五月堂古筆／古写経／日本美術全般日本橋3丁目五月堂は１９７８年創業。日本美術を専門に扱っており、なかでも平安の古筆、天平から鎌倉時代にかけての古写経が得意分野。店主の上野哲さんは父が修業した瀬津雅陶堂でご自分も22歳から13年間修業し、日本美術の名品で眼を養ったという。ＴＡＡでは「受け継がれる料紙の美Ⅱ」として、昨年に引き続き、平家納経の模写で有名な田中親美氏とその孫の行雄氏が制作した料紙の企画展を開催する。田中親美は日本美術史家、日本画家であり、古筆研究、料紙制作といずれも一流の見識と技術を持っていた稀有な人物。五月堂は親美の女婿福田喜兵衛氏、孫の行雄氏に古筆、古写経、復古大和絵等を学び、美術ファンを増やすべく活動している。今年は写経料紙を中心に巻かんす子を展示するそうだ。小さな金銀箔を散らす切箔、髪の毛ほどの細さに切って貼る截きりかね金技法などで装飾された料紙はそれだけで美術品。貴重な作品を見ることができる機会なので、ぜひ足を運んでみよう。◎中央区日本橋3-6-9箔屋町ビル1階11時〜18時日祝定休03-6281-9322昨年の東京アートアンティークの様子田中親美作写経料紙巻子

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浦上蒼穹堂中国陶磁／浮世絵日本橋3丁目日本橋にある浦上蒼穹堂は中国、朝鮮半島、日本の古陶磁をはじめとする東洋古美術全般を取扱い、国内外のビッグコレクターや美術館に多くの優品を収めている。また主人の浦上満さんは浮世絵にも詳しく、なかでも葛飾北斎が著した「北斎漫画」の世界的コレクターとしても知られ、１９７９年の開業以来数多くの展覧会を手がけている。重鎮だが初心者にも優しく接してくれるので、ぜひ訪れていただきたい。ＴＡＡの期間中は絶好のチャンスだろう。◎中央区日本橋３-６-９箔屋町ビル３階10時〜18時日祝定休03-３２７１-３９３１htp:/www.uragami.co.jp/

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三沢美術茶道具日本橋3丁目骨董古美術の世界にはさまざまなジャンルがあり、日本橋・京橋界隈の店主はそれぞれ得意分野を持って眼を養っている。そのなかでも日本橋髙島屋のすぐ横にある花筥は、花籠をはじめとする日本の竹工芸に特化した数少ない専門店。予約制のためふだんなかなかふらりと立ち寄る機会は少ないが、この春ＴＡＡでは飯塚小玕斎と二代前田竹房斎を中心に名工が手がけた作品を手頃な価格で紹介する企画展を開催する。実用性と造形美を兼ね備えた竹籠作品にふれることができる貴重な機会なのでぜひ訪ねていただきたい。竹籠のある日常人間国宝・小玕斎・竹房斎を中心にＴＡＡ会期中は10〜17時まで◎中央区日本橋３-８-７坂本ビル２階不定休予約制（前日までにご連絡ください）0９０-3060-3783htps:/www.hanabako.com/花はなばこ筥竹工芸日本橋3丁目三沢美術は岡山で３代続く茶道具店で、数奇者好みの寂道具を中心に古備前、香道具などを取り扱う。昨夏、日本橋に東京店をオープンし、月曜から木曜までは東京、週末は岡山と、往復しながら営業を続けている。ＴＡＡは今年初参加となり、炭斗、香合、羽箒、釻、火箸、釜敷、灰器、盃匙、水次薬罐などを紹介する「炭道具展」を地下フロアにて開催する。◎中央区日本橋３-７-1211時〜18時金〜日定休0３-６２２５-２２６６htps:/misawabi.com/

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上原永山堂茶道具／桃山陶日本橋３丁目京都と東京で茶道具と鑑賞陶磁器を扱う上原永山堂。東京の店を預かる上原伸也さんは、桃山陶の目利きとして知られ、目の眼の特集では何度も作品を見せていただいている。ＴＡＡの期間中には、４月23日（木）と24日（金）の２日間、企画展示「桃山の陶芸Ⅳ」を行う。桃山陶（美濃桃山陶）は現在の岐阜県南西部、多治見市や土岐市、瑞浪市、可児市一帯で桃山時代末期から江戸時代初期のわずか50年にも満たない期間に焼かれた陶器。黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部の茶碗や皿、向付などが作られたが、その造形や絵付けは斬新でその後の日本のやきものに大きな影響◎中央区日本橋3-8-911時〜18時不定休03-3281-7501htp:/www.eizando.net/を与えた。今回の展示では、桃山陶のなかでもひときわユニークな形と絵付けで人気のある織部と志野を中心に展示。上原さんの眼を通した桃山陶はどれも生き生きとした存在感を放っている。今も多くの古美術好きを引きつけている桃山陶の奥深さを感じて欲しい。

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中央通沿いのビルの壁面に写楽の巨大な海老蔵の浮世絵がよく目立つ。現当主の三宅正洋さんで九代目、古美術商となるのは祖父の時代からだが、京都で延宝元年（１６７３）に宮内庁御用職として創業した老舗中の老舗だ。店内には江戸ガラスやオランダ写し陶器、ミニチュアサイズの美術品など、三宅さんが好みで集めた様々な古美術が並んでいる。ＴＡＡでは特に企画展はないが、全国の美術商10軒が集う展示会「十軒店」を５月10日〜21日に催す。海老屋美術店古美術全般日本橋室町◎中央区日本橋室町3-2-1811時〜18時日祝定休03-3241-6543htps:/e-ebiya.com/不忍画廊洋画日本画日本橋3丁目近現代の、個性的な作家を意欲的に採り上げる不忍画廊。ＴＡＡでは次・次々世代にも残って欲しいＡＲＴを紹介する恒例企画〝愛でる〟展を開催。今年のメインは妖艶で目めぢから力ある少女画で知られる画家・成なりたあき田朱希（１９６６年青森生まれ…丙午、Ｂ型は画廊主と同じ）の新作展。油彩、ドローイングなど20点ほどの作品を展示する。また同時開催「１００年後のアンティーク」では、時代を超えて〝愛でてみたい〟ような古物、近代美術から現代作家までセレクトして展示・紹介。小展示室では恒例の「チャリティ入札会」も行うので購入する気満々で訪れていただきたい。上：成田朱希「グランギニョル」油彩右上：中村正義「花」日本画右下：寺田至「ハイヒール」アクリル◎中央区日本橋３-8-６第二中央ビル４階12時〜18時月火休廊03-3２７１-３８１０www.shinobazu.com

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で、一人のコレクターが長い時間をかけて蒐集したコレクションだ。すべて仕覆がかけられ、箱に収められており、コレクター自身が整えたものもあるそうだ。事前の販売や予約は一切なしで、入札ができるのは会場でのみ。実際に下見した方だけが参加できる。点数はぐい呑、盃、徳利、酒注合わせて約20点。コレクターの意向により、売上げは日本陶磁協会に寄贈されるという。詳しいことは、また目の眼４・５月号にてご紹介したい。壺中居東洋古陶磁／金石日本橋3丁目壺中居は日本で最もよく知られる古美術店のひとつ。１９２４年に廣田松繁（不孤斎）、西山保（南天子）が創業した。以来、中国古陶磁や韓国陶磁の名品を数多く扱い、鑑賞陶磁というジャンルを広め、岩崎小弥太、北大路魯山人、会津八一、青山二郎、小林秀雄、白洲正子など、あまたの著名な古美術愛好家が壺中居の玄関をくぐってきた。壺中居では、今年４月にＴＡＡの開催期間を含めて、これまでにない入札会を開催する。テーマは「酒器」。李朝粉引徳利や斑唐津盃、黄瀬戸六角盃、椿手、織部など王道の酒器と言えるものから、宋白磁などの中国陶磁、阿蘭陀や和ガラスといった愛らしいものま◎中央区日本橋3-8-511時〜18時日祝、第1・3・5土定休03-3271-1835htps:/kochukyo.jp/上：1973年に建てられた東畑謙三氏設計の店舗中：美術史家・歌人・書家として知られた会津八一揮毫の看板下：一階展示フロア

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井上オリエンタルアート日本橋東洋陶磁日本橋本町4丁目東洋古陶磁を中心に優品を扱う井上オリエンタルアート日本橋。この春のＴＡＡでは「古美術のススメLET'SSTARTANTIQUES」と題した企画展を開催。「恒例の初心者向け企画です」と言いつつも、所載品など見どころある逸品を幅広く紹介。毎回刊行される図録も後々まで使える有用な情報が掲載されていると好評。「位置的に骨董店巡りの起点・終点にあたるので毎年多くのお客様にご来場いただいております。お気軽にお越し下さい」とのこと。◎中央区日本橋本町４-１-12日本橋秋山ビル1F/BF11時〜18時日祝定休03-3２７５-２１３０info@inouye-art.com「常滑灰釉三筋壺」鎌倉時代高さ24cm所載：「時代別古常滑名品図録」第79図、光美術工芸株式会社、1974年展覧会図録1,000円（税込・送料無料）企画展は4/23（木)～5/11(月)まで開催（会期中無休）大熊美術の二代目大熊織雄さんは古美術いずみで修業し、翌２０１７年日本橋本石町に店を開店した。修業先は中国古美術を専門としており、大熊さんも中国陶磁をもっともよく扱っているが、ご両親は古代オリエント美術が大好きで、大熊さんも若い頃からガンダーラ仏などを見て育ったそうだ。ＴＡＡは「仏と器︱清寂のかたち、祈りの美︱」。中国の白磁、青磁と金銅仏やガンダーラ仏が響き合う美しい展覧会となりそうだ。大熊美術中国陶磁古美術全般日本橋本石町◎中央区日本橋本石町4-2-2ＵＳビル10111時〜18時不定休03-6875-6271htp:/okumagalery.com

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アートフェア東京は今年で20回を迎える。現代アートを中心とするアートフェアが多い中で、アートフェア東京は、近代美術、古美術、工芸、映像作品などあらゆるジャンルの作品が、国内外のギャラリー、古美術店、工芸工房によって出展される。代表の北島輝一さんは、ジャンルにとらわれず、クオリティの高い作品を提示できるアートフェアを心掛けているという。昨年の来場者は約5万人、総売上は約28・6億円。日本最大のアートフェアにふさわしい結果となっている。今年の出展者数は１４１軒。現代美術75軒、近代美術25軒、古美術17軒、工芸13軒、海外ギャラリー4軒、工房、研究所など7軒が出展する。繭山龍泉堂ブースN021「CHINESESCULPTURE」画像提供：アートフェア東京

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◆プライベートビュー招待制3月12日（木）11:00-19:00◆パブリックビュー3月13日（金）11:00-19:003月14日（土）11:00-19:003月15日（日）11:00-17:00入場は閉場30分前まで東京国際フォーラムB2FホールE／B1Fロビーギャラリー所在地：東京都千代田区丸の内３－５－１問合せ：press@artfairtokyo.comhttps://artfairtokyo.com/アクセス：JR線有楽町駅より徒歩1分◆ギャラリーズホールE藤アート／銀座黒田陶苑／ギャラリーハタBros.／平野古陶軒／ギャラリー北欧器／宝満堂／一柳堂・柳井／KANAGAE／寿屋／去来／ロムドシン／繭山龍泉堂／水戸忠交易／古美術奈々八／RYUSENDOGALLERY／提物屋／しぶや黒田陶苑／角匠／T.gallery／瀧屋美術／美術工藝丹中／GalleryTogeisha／浦上蒼穹堂／渡邊三方堂／柳ヶ瀬画廊◆クロッシングロビー石川県立輪島漆芸技術研修所／香川県漆芸研究所／金沢卯辰山工芸工房◆プロジェクツロビーKOGEIArtGallery銀座の金沢古美術・工芸関連の出展者古美術店では、繭山龍泉堂が今年もRYUSENDOGALLARYと２ブースにて中国の俑などの彫刻的作品と陶芸家伊藤秀人氏「CELADON:FLAT」を出展。隔年出展の去来は「JOMONVI」として、毎回人気を集める縄文土器、土偶、石器を展示する。平野古陶軒は「MUSEUM」と題して、中国陶磁の名品が展示されている空間をイメージした大胆な展示をするという。さらに、石川県立輪島漆芸技術研修所が初出展、80周年を迎える日本陶磁協会も参加するということで、存在感を増す工芸にも注目したい。アートフェア東京20去来ブースN023JOMONVI2025年のアートフェア東京19会場風景目の眼編集部撮影

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アートマーケットでの工芸の存在感北島国立工芸館では、アートフェア東京を通じてコレクションしていただいたことがあるそうですね。ありがとうございます。唐澤アートフェア東京の会場で直接購入したのではありませんが、出展を見たこともきっかけの一つです。現在、公立美術館では購入予算が厳しいのですが、国立工芸館はその時たまたま予算をいただいていたので購入できました。アートフェア東京は、どんな工芸作品を出展されているか毎年欠かさず見にきています。北島美術館の学芸員など専門の方にアートフェアのような公開された場に来ていただいて、なおかつ購入を検討していただけると、アートフェアでは、工芸を取り上げるブースが年々増えている。そこで、工芸を専門とする研究者であり、国立工芸館館長の唐澤昌宏さんと、アートフェア東京代表の北島輝一さんに、アートマーケットにおける工芸について対談していただきました。アートマーケットと工芸の力唐澤昌宏北島輝一

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売る側にも買う側にも緊張感が生まれて、次回にはさらにいい作品を出展してもらえるという相乗効果が得られると思うので、主催者側としても非常にありがたいです。唐澤先生は近現代工芸を中心にご覧になっているんですよね。唐澤そうです。良い作品を見つけるだけでなく、アートフェアを見ることで、工芸が市場でどう動いているのか、コレクターが今何に興味を持っているのかを知りたいと思っています。ギャラリーを一軒一軒廻るのも大変ですから、一つの会場にドーンと集まってくれると一度に様々な作品を見ることができますし、今の時代にどういう作品が受け入れられているのかを知ることができます。アートフェア東京ではだんだん工芸の領域が増えてきましたね。北島僕は２０１２年にアートフェア東京を譲り受けましたが、そもそも最初は今のような古美術や工芸、近代美術、現代美術もあるというフェアではなかったんです。２０００年代後半に現代美術が売れ始めたときに、近代美術もそれに乗ろうとしてフェアに参加し始めたのに対して、やはり意見の衝突がありました。工芸についても、その技術に何かアートとしての意味があるのではないかとマーケットで言われ始めたんですが、英語で言うとクラフトとなってしまうので、アートとクラフトを一緒にしていいのかという論議は、実は当時聞いていました。正直、僕はそれについてよくわからなかったんです。ただ、金沢卯うたつやま辰山工芸工房や多治見市文化工房ギャラリーヴォイスが出展されたりして、そこから展開していって、今では工芸はアートフェア東京の潤滑油のような感じになっていると思います。しぶや黒田陶苑大塚茂吉「あわいのかたち」展大塚茂吉は日本画、陶芸を学び、絵画、陶彫、茶碗などを制作している。アートフェア東京19（2025年）画像提供：アートフェア東京金沢卯辰山工芸工房の展示風景アートフェア東京19（2025年）画像提供：アートフェア東京金沢卯辰山工芸工房は、1989年に金沢市が伝統工芸の継承発展、文化振興のために設立した施設。毎年技術研修者を募集選考している。アートフェア東京には2014年より参加。

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骨董古美術基本のキホン連載9が、美術品との接し方だと思います。スタッフとの対応や美術品の扱いには慣れていない方が多いのではないでしょうか。ギャラリーを開放している東京アートアンティークでは、美術品と接するための必要な知識をパンフレットやホームページで紹介しています。ぜひこの特集で美術品とのふれあい方を見ていただき、お店めぐりの参考にしていただければ幸いです。古美術店や画廊など、アートギャラリーを廻るときに気になるの美術品にふれるときのマナー

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１どの店にも入っていいの？骨董・古美術店は重厚な外観のお店も多く、なかなか入りづらいのが正直な感想ではないでしょうか。そんなお店にも入ることができるのが、東京アートアンティークの魅力です。特に壺中居や繭山龍泉堂という日本を代表する古美術店に入ることが叶うのは、古美術ファンならずとも貴重な体験となることでしょう。料理店が料亭から大衆食堂まであるように、ギャラリーにも高級品だけを扱うお店から手頃な美術品を揃えたところまでさまざまです。歴史を経た古美術店は、馴染みのお客様を大切にして一いちげん見のお客様は遠慮していただいているところもあります。また、古美術店は店主がひとりでしているところも多く、訪ねるには予約することが基本になります。一方で、手頃に楽しめるものを店頭に並べて気軽に入れるようにしているお店もあるので、小さなものから収集を始め、好みに合わせて専門的な店を訪れるのも古美術の楽しみのひとつといえます。東京アートアンティークでお店の特徴を知ったり、古美術フェア、骨董市で手頃な作品を買ってから、古美術店を訪ねるのもおすすめです。日本橋や京橋には1905年創業の繭山龍泉堂や壺中居をはじめ、世界の博物館や美術館に収まるような名品を扱う鑑賞陶磁のお店が何軒もあります日本橋・京橋には入口を入るとすぐに展示スペースがあり、奥にはお客様を迎える応接セットが置かれた古美術店のお店が多くあります。貴重な文化遺産に触れられるのも東京アートアンティークの楽しみです47

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※タイトルは、変更になる場合もあります。目の眼電子増刊第８号2026年2月15日発行発行人井藤明子編集部井藤丈英小林后子益子梨恵安藤博祥社主櫻井恵発行所株式会社目の眼東京都中央区京橋2－12－2－3Finfo@menomeonline.com電話03－6897－9422FAX03－6721－1153電子増刊号次号予告©byMenoMeCo.,Ltd.2024法律で認められた場合を除き、本誌の全部または一部を無断でコピーすることは禁じられています。４月15日配信予定の「第９号」では「床の間訪問」と題し、日本独自の空間である床の間飾りの見どころ、楽しさを紹介します。『目の眼』電子増刊号は、月額880円の「目の眼デジタル月額読み放題サービス」で優先的にご購読いただけます。＊目の眼倶楽部オンラインストアでは、雑誌『目の眼』や刊行書籍をご購入いただけます。＊デジタル読み放題サービス（デジタルプラン）、紙版年間購読（雑誌プラン）もお申し込みいただけます。menomeonline.com目の眼倶楽部オンラインストアclub.menomeonline.com次号予告２０２６年４・５月号３月16日発売４・５塩笥（しおげ）とは朝鮮半島において日常的に使用されていた小壺のこと。花の蕾のように胴が膨らみ、口縁がすぼんで先端が端反りにひらく姿が特徴で、主に塩や醬などの調味料の容器として用いられていたという。やがて日本に伝わり雑器としてさまざまな用途に使われたが、サイズが手頃で景色や姿の良いものは茶碗として採り上げられ、また近年は酒器としても注目されている。これまで〝壺〞としてカテゴライズされてきた塩笥の、見立てを誘う魅力を優品とともに紹介したい。（紙版は奇数月発行、電子増刊号は偶数月発行）。特集塩しおげ笥のうたげ見立てて楽しむ万能のうつわ個人蔵

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