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# 【試し読み】目の眼電子増刊7号

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骨董古美術誌2026.1西洋骨董のある暮らし異国生まれの骨董しつらい骨董古美術基本のキホン中国陶磁の古窯Ⅱ幻の青磁の出現電子増刊第7号

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一休禅師墨蹟舉菩薩云々七行大徳寺伝来

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骨董古美術誌2026.1骨董古美術基本のキホン電子増刊第7号西洋骨董のある暮らし異国生まれの骨董しつらい中国陶磁の古窯Ⅱ北方南方の諸窯電子増刊第7号［表紙］イラスト／植田工［表紙デザイン］川島卓也（川島事務所）『目の眼』電子増刊７号、今号は「西洋骨董のある暮らし〜異国生まれの骨董しつらい」と題した特集をお届けしました。本文にも書きましたが、コロナ禍以降、私たちの生活パターンは少なからず変わりました。また世代交代が進んで家族構成や住環境も変化しつつあり、このタイミングで住居の建て替えや住み替え、引っ越しされる方も多いことでしょう。そんな変わりゆく現代の暮らしにフィットする骨董の飾りかた、しつらいとはどういうものか、プロの古美術商の方々にお手本を見せていただきました。ひと昔前は、骨董を買っても箱に入れたまま仕舞い込んでいるコレクターもたくさんいたのですが、いまはコレクションを身の回りに置き、センスよく飾って、自分の個性や美意識を表現する愛好家が増えたように感じます。とはいえ、何でもかんでも飾ればいいというわけではありません。また家族の理解も必要でしょう。そういうときに参考になるような、西洋アンティークや、異国生まれの骨董を上手に採り入れた取り合わせや、しつらいのコツを教えていただきました。なかには高度なテクニックもありますが、まずは身近なテーブルコーディネイトから、あるいは本棚からでも試してみてはいかがでしょうか。また前号、前々号とも好評をいただきました誌上販売企画は、特集でも紹介した「志村道具店」さんにご協力いただき、普段の暮らしに採り入れやすい魅力的な品々を出品していただきました。ご興味のある方は46〜51頁をご覧ください。みなさまの応募をお待ちしております。シリーズ「骨董古美術基本のキホン」では、前回に引き続き中国陶磁の名品を生み出した、北方から南方にいたるの諸窯の特徴をわかりやすく紹介しています。あっという間に年末となってしまいました。よき年越しをお過ごしください。『目の眼』は来年もさまざまな企画で骨董古美術のたのしみを紹介してまいります。引き続きご愛読よろしくお願い申し上げます。目の眼3

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Contents特集10西洋骨董のある暮らし異国生まれの骨董しつらい12さまざまな国からの美のカケラantiquestamiser／tamisertable22西洋風きれいさび志村道具店30おウチ大好きあるギャラリストの休日LAPINARTGALLERY38眼と感性の交差点本田46志村道具店＆目の眼特別誌上販売「西洋骨董」連載52骨董古美術基本のキホン中国の古窯［2］58不可思議可笑しき骨董界勝見充男60Z世代の骨董ビギナーズガイドアジョシ清水喜守62特別寄稿「白沙村荘」を描いた京焼の青花煎茶碗−橋本関雪と銭痩鉄の友情金立言66酒肴皿考おつまみ4種と塩笥と豆皿内田風知トピックス70古伊万里いきもの図会展［戸栗美術館］72工芸と天気展−石川県ゆかりの作家を中心に−［国立工芸館］76アジアの仏たち−永青文庫の東洋彫刻コレクション−［永青文庫］75書評78美術店案内マップ95奥付／次号予告［広告］H2谷松屋戸田｜P1夢工房｜P2国外所在文化遺産財団P4永澤｜P7下井美術｜P8真玄堂｜P9冨江洗心堂｜P71霜剣堂P72西公園ギャラリー／萬里絵｜P73美の広場P74アートサロン竹峰堂｜P75大阪刀剣会吉井P77大庵5

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P110日本橋・京橋連合広告に地図が掲載されております。ご参照下さい。お問合せEMAILinfo@shimoi-art.jp樂のすべてが揃う即売会併設茶道具正礼市開催中初代長次郎から歴代の黒・赤名碗と茶道具の逸品が一堂に揃います。●京橋エドグラン桃六樂名碗専門店下井美術〒１０４‒００３１東京都中央区京橋１‒‌14‌‒６京橋宏陽ビル１階電話・F‌A‌X０３（３５３５）２５２２お電話にてお気軽にお問合せください。樂初代長次郎黒茶碗樂四代一入黒茶碗樂五代宗入黒茶碗樂六代左入黒茶碗樂七代長入赤筒茶碗樂九代了入赤茶碗ノンカウ写下井美術店内樂十五代直入黒茶碗樂三代ノンカウ雀香合樂十一代慶入黒茶碗樂十二代弘入黒茶碗数印樂十三代惺入黒茶碗樂十四代覚入赤茶碗

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SAMURAI高価買入いたします武士ギャラリーSAMURAI高価買入いたします武士ギャラリーSAMURAI高価買入いたします武士ギャラリーSAMURAI高価買入いたしますSAMURAI武士ギャラリー高価買入いたします刀剣、小道具、甲冑武具｜お気軽にご来店、お問合せください｜〒101-0044東京都千代田区鍛冶町1-7-17TEL03-3252-7844FAX03-3251-1419AM10：00｜PM6:00休日日曜・祝日東京メトロ・JR神田駅南口より徒歩1分武士ギャラリーSAMURAI高価買入いたします南口今川橋交差点○中央通り○パン屋●真玄堂西口JR神田駅

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http://www.senshindou.com初期伊万里福寿文茶碗江戸初期／口径10.2㎝／高8.1㎝本体価格3,000円+税B5判ソフトカバー本文212頁全国書店・ネット書店にて販売目の眼公式サイトでも購入できます。https://club.menomeonline.com/products/book-katsumimitsuotaizen『目の眼』別冊勝見充男大全膨大なコレクションを愉しむアイデアいっぱいの一冊本誌連載をはじめ人気ＴＶ番組「開運！なんでも鑑定団」の鑑定士としても知られる古美術商「自在屋」四代目・勝見充男さん。中学生のとき初めて買った古いシャープペンシルからアメカジにハマった学生時代のカルチャー、ゴローズのアクセサリー、西洋骨董商時代のアンティークトイ、酒器からはじまった和骨董の数々を一挙公開。無尽蔵ともいえるコレクションを収めたほか、石坂浩二氏との対談など、読み応えもたっぷり。勝見充男さんによる骨董を集める楽しみ、使う愉しみのすべてを一冊にまとめた書籍。好評発売中です！勝見さんと骨董トークYouTubeで動画配信中

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西骨董の洋特集◎10

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「和漢のさかいをまぎらかすことが肝要」といったのは侘茶の祖・村田珠光ですが、日本では昔から外国産の文物をうまく取り合わせることが骨董あそびの極意とされています。そこで今回は西洋をはじめとする異国生まれのアンティークを現代日本の暮らしに取り入れたしつらいや、うつわ使いのコツをプロに教えてもらいました。撮影：竹前朗、安藤博祥構成：井藤丈英（目の眼）ある暮らし異国生まれの骨董しつらい11タミゼの棚のしつらい：上段左から、ガラスボトル、鉄製火薬入、白磁マカイ、下段左から、中国の壺、香水ボトル、薬局の紙袋とノート

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さまざまな国からの美のカケラ12

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antiquestamiserアンティークスタミゼ那須塩原市（旧黒磯）13

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高橋みどりさんの食卓風景tableテーブル14

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タミゼテーブル店主日常からのtamiserタミゼ15

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20コロナ禍を機に地方に移住する人や、在宅ワーカーが増えた結果、これまで何気なく過ごしてきた生活空間を心地よく、豊かにしたいと思う人が増えたのではないだろうか。ちょうど時代の変わり目となり街の再開発が進むのと同様、個人宅でも世代交代が進み、従来の和様建築にこだわらない新しいかたちの住空間が求められている。それは骨董に限らずコレクターと呼ばれる人々にとっても一つのチャンスで、この機会に自分なりのコレクションルームを調えたいと考えている人もいるだろう。そこで今回はその手始めとして、現代の生活空間のなかに和洋問わず骨董アイテムをうまく採り入れたしつらいのコツを、プロに教えてもらおうと考えた。まず最初に頭に浮かんだのが「タミゼ」だ。◇「アンティークス・タミゼ」は、２００１年に東京・麻布十番にオープンしたのが始まり。当時の麻布十番界隈には「うちだ」、「さる山」など、渋い西洋骨董を扱う店が自然に集まり、彼らは「新感覚派」の骨董店とも呼ばれた。後にタミゼは恵比寿に移り、その20年後の２０２２年に東京を離れ、主人・吉田昌太郎さんの故郷である栃木県の黒磯へ移転した。現在はパートナーの高橋みどりさんが運営する「タミゼ・テーブル」と隣り合うかたちで営業しているが、どちらもモノ好きにとってワクワクするほどその店作りが楽しいのだ。10月末の黒磯は暖かな晴天だったが、風の吹き方は近づく冬を感じさせた。店内に入ると元は工場だったという広い空間にさまざまなモノが並んでいる。皿やグラス、ボトルなど食器はもちろん壁には絵画やポスター、机、椅子、棚といった什器や計量器、大工道具や古びた靴、かわいい包装紙まで、ありとあらゆる古物が一見雑然と、その実計算されつくしたバランスで陳列されている。骨董店というより、まるで画家のアトリエのようですね、と言うと、吉田さんは笑った。温泉地、スキー場としても人気の高い那須塩原の隣駅にあたる黒磯は近年、オシャレなカフェやショップが立ち並ぶスポットとして注目を集め、若い人や外国人観光客がたくさん訪れるが、骨董を見にくる人は滅多にいないとのこと。しかし今回の特集にとっては参考になる部分があちこちにある。麻布十番時代からしつらいの楽しい店でしたけどスケールアップしましたね、と聞くと、「最初は海外に仕入れにいくことは少なかったのですが、２００３年くらいかな、たまたまうちの店を展示に使いたいとやってきた方がオーストリア人で、その方がイタリアやフランスでファッションの仕事をしている関係で誘ってくれて、フランスに通うようになりました。幅が広がったのはそれからですね。僕の場合、デザイナーやカメラマンといったお客さんに教えてもらって、いろんな影響を受けました。様々な国の雑誌や書籍、スティルライフの写真集なんかを見ながら陳列を工夫したり、棚のしつらいを参考にしたり……」という実践の成果だという吉田さんが、今回の取材にあわせて、２つのテーブルセッティングを披露してくれた。「１つは僕がよくやる男の一人呑みスタイルで、ピーター・アイビーのグラスにハイボールを注いで、オランダ・マーストリヒトのちょっと珍しいカフェオレボウル型のミニカップにナッツを入れました（18頁上）。あわ吉田昌太郎さん20

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21お店の片隅に設置されたデスクスペース脇の本棚吉田さんの好きな紙ものやオブジェが納まるコーナーですantiquestamiser＆tamisertable所在地：栃木県那須塩原市本町3-13営業時間：13時〜18時定休日：火曜・水曜・木曜（下記Instagramをご参照ください）問合せ：0287-74-3448https://tamiser.com/antiques_tamisertamiser.tableディスプレイにつながります。僕が選ぶものは個性の強いモノが多いのですが、そういった要素を感じながら、頭の中の理想の空間イメージを具現化していくと次第に一体感、空気感のなかでモノの居場所が整ってくるような感じがします」とのこと。色やかたち、時代や素材もミックスして楽しむこと、それを相手と共有することが大事なのだろう。◇となりのタミゼ・テーブルでは高橋みどりさんがプロデュースするうつわや料理道具、本だけでなくおすすめする調味料のほか、使いやすい骨董のうつわなども並ぶので、ぜひこちらも立ち寄っていただきたい。せたのは矢沢光広さんという現代作家の木地盆です。もう一つは、白釉の魚料理用のオーバル皿に地元のチーズと庭で採れたいちじくや野菜を盛り合わせワインを添えたもの。グラスは１９００年頃のカフェやビストロで実際に使っていた古いグラスで、僕と高橋がふだん毎晩のようにいただくセットです（19頁）」特別なときだけのしつらいではなく、毎日積み重ねるのがコツでしょうか、と聞くと、「そう、うつわも道具も使ってこそですから。使うのがもったいないなんて思わずに臆せずどんどん試していくうちに身についてくるものだと思います。割れたり欠けたりしたら直せばいいし、またそれが味になります。西洋アンティークでテーブルコーディネイトをする場合、初心者は統一感が出やすいからつい白いうつわばかりで構成してしまいますが、古いうつわも、色絵も、柄ものも、現代作家のものミックスしていくのがセンスのいいものと感じます。ただモノを並べるだけではなく、光、香り、モノが発する音、色、そして音楽が店内に共存することが楽しく心地よい21

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きれいさ西洋風22東京び志村道具店

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23ウィンザーチェア18世紀後半フィリップ・ワイズベッカー「ブラシ」

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あるギャラリストの休おウチ大好き日ジャン・フォートリエの抽象画、フクロウを象ったピカソの陶芸作品、椅子はルイス・ヴァン・ティーフェレン、ライトはイサム・ノグチ30

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LAPINARTGALLERYラパンアートギャラリー渋谷31

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交差点本田眼と感性の（岐阜）38

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矢作川あがりの土器（土師器？）に枯れた秋の草花をあわせて壁にかけたのはピグミー族の樹皮布であるタパ39

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たやきものが、２〜３世紀頃に生まれた青磁。続いて黒釉磁や白磁も考案され、今も多くの人を魅了している。揚子江下流域で作られたこれらの磁器は海路のセラミック・ロードを通じて西アジアから欧州へと輸出され、中国磁器の名声を高めた。骨董古美術基本のキホン連載7中国陶磁の歴史の中でエポックメーキングとなっ中国の古窯［2］北方系／南方系淡い色彩が魅了する幻の青磁の出現青磁輪花碗汝窯北宋960-1127年國立故宮博物院台北CCBY4.0@www.npm.gov.tw52

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［北方系］北宋官窯（ほくそうかんよう）北宋末の大観（１１０７〜１１１０）、政和（１１１１〜１１１８）年間に北宋皇帝徽きそう宗の命によって開かれた窯。宮廷御用品の制作を意図して、首都汴べんけい京（開封市）につくられた歴史上はじめての官営の窯場で、青磁の焼造が中心であったといわれる。窯跡は、度重なる黄河の氾濫で、地中深く埋もれており、未発見。汝窯（じょよう）河南省宝富県清凉寺にあったと推定される宮廷御器の焼造をおこなった窯で、汝官窯とも呼ばれる。同時に民間製品も焼いていた。器形は越州窯からの影響を色濃く残している。支ししょうぐ焼具を用いた焼成は、釉を器全体に施した満釉で、高台内に小さな針目跡を残すものが多い。釉は乳濁質の青磁釉で、瑪瑙の粉を混ぜて作ったという。「天てん青せい色しょく」と呼ばれる独特の柔らかな青色が特徴。作陶期間はわずかで、現存するものは１００前後といわれ、台湾台北の国立故宮博物院のほか、日本では東京国立博物館と大阪市立東洋陶磁美術館の作品が知られている。青磁水仙盆汝窯北宋時代11世紀末－12世紀初大阪市立東洋陶磁美術館（住友グループ寄贈/安宅コレクション）写真：六田知弘53

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特別寄稿「白沙村荘」を描いた京焼の青花煎茶碗−−橋本関雪と銭痩鉄の友情JinLiyan金立言銘白沙村荘痩鐵画銘東山草堂痩鐵7,青花山水文煎茶碗五客のうち径：9.1cm楽陶々コレクション62

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63金冬心らを敬慕する文字を随所に綴っている。１９１０年代から１９４５年に他界するまで、関雪は毎年のように中国大陸にわたり、同時代の大家呉ごしょうせき昌碩をはじめ、劉りゅうかいぞく海粟、王おういってい一亭らとも親しく交わった。中華文化人交友圏の錚々たるメンバーの中、関雪ともっとも深く交流したのが銭せんそうてつ痩鉄（１８９７〜１９７６図３）であった。銭氏は江蘇省無むしゃく錫の出身で、少年時代から絵筆を取り、書画の世界に親しんできた。やがて、金石書画の大家である呉昌碩に師事するようになってから大いに進歩を遂げ、特に篆刻の名手として江湖に広くその名を知られるようになった。関雪と銭氏の二人が初めて出会ったのは１９２２年のことであり、関雪がたびたび中国を訪れる間に親しくなり、来日を誘ったと思われる。そして、銭氏はついに１９２３年の春ころに白沙村荘に到着し、それから一年ほど滞在したと言われている。京都に着いた銭氏はもっぱら篆刻の仕事を任され、『橋本関雪印譜』（東京堂出版１９９１年）によれば、記念館に残されている銭氏が篆刻した印は66顆を数1,橋本関雪（1883〜1945）『白沙村人随筆』（1977年中央公論社刊）より転載この夏、画家橋本関雪（１８８３〜１９４５図１）の居宅である京都の白はくさそんそう沙村荘を訪ねた。緑ゆたかな広い敷地、文人趣味を反映した景観の配置、蓮池のある庭園、白沙村荘は俗世間を離れた桃源郷へと誘ってくれる。特に印象的だったのは、大画室の存ぞんころう古楼にかけられている「終年唯有看山楽」（図２）の扁額、山水の美を愛でながら日々を過ごすという画伯の生活理念がよく表されている。橋本関雪は自らが言うように、中国の自然を師とした。『白沙村人随筆』を紐解くと、明清時代の画家の石せきとう濤、八大山人、２白沙村荘にある「終年唯有看山楽」の扁額

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TOPICSMEnoMEやきものの世界では、東洋西洋を問わず、動物や鳥、虫などのいきものをモチーフとした作品が作られてきた。日本でも古代には具象的な形の埴輪や土偶が作られ、江戸初期になると磁器に様々ないきものが描かれるようになった。特に伊万里焼は中国の影響から破はじゃしょうふく邪招福の意味をこめた植物や動物、空想上のいきものが描かれ、意図を込めた絵付けが施された。東京渋谷にある戸栗美術館では、２０２６年の年頭を飾る展覧会として、多彩ないきものを描いた古伊万里の展覧会を催す。戸栗美術館は実業家、戸栗亨氏が収集した約７０００点のコレクションを収蔵展示する美術館で、なかでも伊万里焼、鍋島焼には優れた作品が多いことで知られている。戸栗亨氏は１９２６年の寅年生まれということもあり、美術館のシンボルマークに古伊万里の虎を使うほど、虎が描かれた作品を愛したという。今展では館蔵品の中から80点を厳選して展示。ライオンをイメージして創造した瑞獣の獅子や天下泰平の瑞祥とされる鳳凰、威厳のある姿で描かれた龍や虎、子孫繁栄や富の象徴として親しまれている魚をはじめ、30種類以上のモチーフを意味や逸話、伊万里焼における表現などで紹介。江戸時代の絵入り百科事典『和漢三才図会』をヒントに、展示室内を図鑑に見立てた趣向も楽しめる。渋谷周辺には、ほかにも渋谷区立松濤美術館、太田記念美術館、國學院大學博物館などがあり、古美術鑑賞にもおすすめのエリア。早春の一日を渋谷へ美術鑑賞に訪れるのはいかがだろうか。躍動感あふれる「いきもの」図会色絵獅子置物伊万里（柿右衛門様式）江戸時代（17世紀後半）高14.8cm（左）高15.2㎝（右）70

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染付龍虎文水指伊万里江戸時代（17世紀後半）通高18.5㎝新春展示即売会2026年1/4▶日1/12原宿店にて月・祝上：染付蝶形皿伊万里江戸時代（17世紀後半）口径11.5×7.0㎝下：染付鳥形合子伊万里江戸時代（17世紀後半）通高5.4㎝ずえ古伊万里いきもの図会展1月8日（木）～3月22日(日)戸栗美術館所在地：東京都渋谷区松濤1-11-3開館時間：10時～17時（金・土曜は20時まで。入場は閉館の30分前まで）休館日：月・火曜（1/12、2/23は開館）入館料：一般1,200円高大生500円中学生以下無料アクセス：渋谷駅ハチ公口から徒歩15分京王井の頭線神泉駅北口から徒歩10分71※掲載作品はすべて戸栗美術館蔵

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72TOPICSMEnoME石川の風土と工芸を想う1,三代德田八十吉《燿彩鉢創生》1991年国立工芸館蔵2,松田権六《蒔絵鷺文飾箱》1961年国立工芸館蔵3,水口咲《乾漆箱「新雪」》2021年個人蔵撮影：品野塁4,澤谷由子《露絲紡》2022年国立工芸館蔵撮影：エス・アンド・ティフォト【御茶ノ水店】〒101-0062東京都千代田区神田駿河台3-1サニーヒル御茶ﾉ水1F２０２４年１月１日に発生した能登半島地震。輪島塗をはじめ、石川県は国内でも有数の工芸の盛んな地域であり、２年たった今も復興は半ばという中で仕事を続ける作家、職人の方々のご苦労はまだまだ続いていると案じられる。国立工芸館では、金沢に移転して５周年、12

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73そして能登半島地震の復興を祈念して、人間国宝17名を含む石川県ゆかりの作家を中心とした工芸作品を「天気」をキーワードに紹介した展覧会を開催中だ。日本海と山脈がもたらす北陸の雨の多さ、冬の豪雪は復興の進捗にも影響を与えていると思われる。一方で、湿潤な空気、豊かな水と森林が工芸王国を築いたと言えるだろう。みごとな漆器、陶磁、加賀友禅などの工芸作品を通して、北陸の美しい四季や風土に想いを馳せ、復興を祈りたい。所在地：石川県金沢市出羽町３-２開館時間：9時30分～17時30分（入館は閉館30分前まで）観覧料：一般1200円／大学生700円高校生500円／中学生以下無料休館日：月曜日（祝日は開館、翌平日休館）年末年始（12月28日～１月１日）問合せ：050-5541-8600（ハローダイヤル）工芸と天気展−石川県ゆかりの作家を中心に−開催中～3月1日（日）会期中、一部展示替えあり国立工芸館２階【同時開催】令和６年能登半島地震・令和６年奥能登豪雨復興支援事業ひと、能登、アート。文アート化財がつなぐ。ArtfortheNotoPeninsula東京国立博物館をはじめ、都内の美術館・博物館の多彩な所蔵品が金沢の３つの美術館に集結。村島酉一絹本着色上下絓中緞子共箱二重箱〒166-0004東京都杉並区阿佐谷南3-13-5TEL03(3393)6077FAX03(3393)6067http://binohiroba.com古書画・新書画品目約300点（年間1500円）掲載のカタログを、毎月15日に発行しております。ご希望の方はお名前・ご住所・電話番号を明記のうえ『目の眼』係までお申し込み下さい。移転開館５周年記念令和６年能登半島地震復興祈念34

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アートサロン清水公照筆平野千里「神馬」木彫置物高44cm径43cm奥行18cm十四代酒井田柿右衛門濁手梅花文花瓶高23cm径28cm近鉄百貨店上本町店８階アートギャラリー、イベントスペース①にて12月24日(水)→31日(水「本年最後の古道具大掘り出し市」)令和８年1月2日(金)→6日(火「逸品骨董市」開催いたします)。〒543-8543大阪市天王寺区上本町6-1-55近鉄百貨店上本町店8階アートサロン竹峰堂TEL.06-6771-1688携帯電話090-3712-3823●御気軽に来店ください。骨董談義をしたく思います。●御気軽に来店ください。道具の鑑定いたします（。無料）●御気軽に来店ください。道具買取も致します

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75MEnoME・BOOKREVIEW『杉本博司江之浦測候所』２０２５年11月公益財団法人小田原文化財団、MWEditions定価８０００円＋税杉本博司著現代美術作家・杉本博司氏が２０１７年に開館した小田原文化財団江之浦測候所は、様々なイベントが開催され、注目を集めている。そうした中、『杉本博司江之浦測所』が刊行された。これまでのプロジェクトの記録、夏至光遥拝などの四季の写真が収録されている。江之浦測候所は相模湾を一望する広大な敷地に、移築された室町時代の明月門、再現された16世紀の茶室、春日大社から勧請した春日社、古い寺社の礎石など、まさに日本文化が保存されたこれまでにない施設。建設中の甘橘山美術館では杉本氏の古美術コレクションも展示予定とあって今後も期待が高まるばかりだ。大阪市中央区日本橋2-7-1営業時間/10時～18時水曜定休※ご来店の際は事前にご連絡下さいosaka-touken.comTEL.06-6631-2210FAX.06-6644-5464第18回大美正札会会期：12月23日（火）・24日（水）会場：大阪美術倶楽部大阪市中央区今橋2－4－5※本催しにおける当店の刀剣の出品はございません。

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76TOPICSMEnoME細川護立が愛したアジアの仏像永青文庫を設立した熊本藩細川家第16代当主・侯爵であった細川護立（１８８３〜１９７０）は美術愛好家として知られ、「美術の殿様」と呼ばれて親しまれた。永青文庫は細川家代々の所蔵品のほか、護立が蒐集した東洋美術などが数多く収蔵されている。護立は中国美術をはじめアジア美術にも高い関心を持っていた。北魏から唐時代の中国石仏は、岡倉天心の中国調査に同行し、中国美術を蒐集した三重出身の早はやさきこうきち崎稉吉（１８７４〜１９５６）から譲り受けたものという。さらにインドや東南アジアの仏像彫刻もコレクションしており、本展ではこれらが７年ぶりに展覧される。さらに中国・戦国時代の国宝「金きんぎん銀錯さくしゅりょうもんきょう狩猟文鏡」も特別展示されている。「細川ミラー」と称されるこの有名な鏡は、目の眼12・１月号特集「廣田不孤斎の時代」でもご紹介した西山南天子が護立に納めた河南省金村古墓出土の逸品の一つだ。ぜひ実見してほしい。重要文化財菩薩半跏思惟像中国北魏時代（６世紀前半）永青文庫蔵

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道教三尊像中国北魏時代永平年間（508～511年）永青文庫蔵ターラー菩薩立像インドパーラ時代（9～10世紀）永青文庫蔵（熊本県立美術館保管）【特別展示】国宝「金銀錯狩猟文鏡」中国戦国時代（前4～前3世紀）永青文庫蔵アジアの仏たち－永青文庫の東洋彫刻コレクション－2026年1月17日（土）～3月29日（日）永青文庫所在地：東京都文京区目白台１丁目１−１開館時間：10時～16時30分（入館は16時まで）入館料：一般1,000円／シニア（70歳以上）800円大学・高校生500円／中学生以下無料休館日：月曜日（祝日は開館、翌火曜休館）問合せ：03-3941-085077

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次号予告２０２６年２・３月号１月15日発売紙版※タイトルは、変更になる場合もあります。2・3目の眼電子増刊第７号2025年12月15日発行発行人井藤明子編集部井藤丈英小林后子益子梨恵安藤博祥社主櫻井恵発行所株式会社目の眼東京都中央区京橋2－12－2－3Finfo@menomeonline.com電話03－6897－9422FAX03－6721－1153電子増刊号次号予告©byMenoMeCo.,Ltd.2024法律で認められた場合を除き、本誌の全部または一部を無断でコピーすることは禁じられています。２月15日配信予定の「第8号」では「東京イチの骨董街日本橋・京橋をあるく」と題し、『目の眼』編集部もある骨董街を紹介します。あわせて春の催事も紹介します。『目の眼』電子増刊号は、月額880円の「目の眼デジタル月額読み放題サービス」で優先的にご購読いただけます。＊目の眼倶楽部オンラインストアでは、雑誌『目の眼』や刊行書籍をご購入いただけます。＊デジタル読み放題サービス（デジタルプラン）、紙版年間購読（雑誌プラン）もお申し込みいただけます。menomeonline.comこれまでにない大規模な須恵器の展覧会が、愛知県陶磁美術館から、兵庫、山口、東京と巡回します。古墳時代に大陸から渡ってきた窯焼の技術によって、それまで日本になかった硬質のやきものが作られるようになりました。日本最大のイノベーションといわれる須恵器の誕生です。その造形はバラエティに富み、大陸由来、日本独自のかたちが混在し、謎が多いやきものです。約30年ぶりという本格的な須恵器の展覧会を機会に、コレクターによる須恵器の愛玩の変遷もみながら、ご紹介したいと思います。（紙版は奇数月発行、電子増刊号は偶数月発行）。特集SUEKIChangetheWorld須恵器世界を変えたやきもの目の眼倶楽部オンラインストアclub.menomeonline.com有蓋獣足壺／東京都指定文化財／奈良時代（8世紀）／湖西窯東京都昭島市玉川町火葬墓出土／昭島市教育委員会

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