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# 新体系看護学全書2027　改訂のご案内

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2027年度新刊・改訂巻のご案内【新体系看護学全書改訂巻】社会福祉関係法規成人看護学（概論／成人保健，呼吸器，血液・造血器，消化器）老年看護学①②小児看護学①②母性看護学①②精神看護学①②災害看護学【新刊単行本】臨床判断能力―基礎教育で学ぶ臨床判断プロセス（仮）生まれ変わります。より上質な教科書をめざして新体系看護学全書は「看護師の専門性を育む、高度な知識」が身につく教科書へ2027ご採用

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Point1看護学生が読める，わかる1デザインの刷新！2簡潔で平易な文章3要点整理の充実！タブレット・紙のいずれにも映える，明るい色使い！一文は40文字，一段落は200～300文字を目安に！誰にでも見やすく・読みやすいUDフォント！章のはじめに，ポイントをまとめました。最初に全体の流れをつかむことで，知識の整理ができ理解が深まりますⅠ看護と情報A医療における情報の重要性1医療の場での情報と看護師の役割医療の場で的確な診断やケアを行うためには，マネジメントの要素の一つである情報のマネジメントが重要になる。現代では患者や家族の権利を尊重し，患者・家族が，療養にかかわるさまざまな意思決定や治療方法の選択を行う場面が多くみられる。医療者は，判断の根拠となる情報提供をしたり，患者・家族の意思を把握する必要がある。時間患者の状態に変化がみられた場合，医師にすぐに電話で伝えるべきか，病棟の回診時に伝えるべきかの判断によって，結果として急激な状態の悪化により適切な治療・検査が受けられないという結果を招くこともある。臨床での看護実践で活かす情報は，いつ，誰とどのように共有する必要があるかを意識し，適切な看護実践の提供につなげる。臨床場面ではどのような情報を取り扱っているのか，効果的な情報収集看護実践につなげるためには何を重視すればよいのかをみていく。1看護記録日本看護協会の「看護業務基準」2）は保健師助産師看護師法で規定されたすべての看護職に共通の看護実践の要求レベルと看護職の責務を示している。理解を深めるための，さまざまな側注の充実POINT＊1診療報酬にかかわる入院基本料の算定要件として，取り組まなければならない評価用語解説＊2インフォームドコンセント医療行為を受ける前に、医師や看護師から十分な説明を受け、納得して同意することSTEPUP!＊3いわゆる看護情報とは⚫氏名，年齢，性別⚫現病歴，既往症⚫家族歴KEYPOINTこの章のKEYPOINTを理解しよう臓器・器官別の加齢性変化KEYPOINT感覚器高齢者が感じる日常生活での不便布団を干すのが大変高いところに手が届かない瓶のふたがあかないKEYPOINT●水晶体の退化，変性，調節力の低下→視力低下・遠視，老人環，水晶体混濁，細かい字の判読困難，ピント調節機能の低下●暗順応の低下→照明を暗く感じる●高音域から中音域の聴力低下→日常会話の聞き取り障害●語音の弁別機能の低下→音声として聞こえても言葉の意味の理解が困難●味覚の低下→味の感じ方の変化●嗅覚の低下→嗅覚能力の低下●皮膚感覚→表在感覚，深部感覚の低下●反射による危険回避能力の低下造血器系●造血機能の低下→貧血脳・神経系●脳重量・脳血流量の低下→記銘力低下・認知機能／判断力低下・認知症●神経細胞の減少→知覚・反射運動の遅れ●腱反射の減弱→動作緩慢呼吸器系表2-1データ，情報，知識，知恵の定義●脊椎，姿勢の変化→呼吸機能の低下●呼吸筋力低下→呼吸筋疲労●肺胞数減少→肺気腫，慢性気管支炎など●咳嗽反射の低下→異物誤飲，呼吸器感染，肺炎消化器系そうじは腰が痛い庭木の剪定がつらい説明書を読んでもよくわからない心・血管系●心臓予備力の低下→虚血性心疾患，高血圧●心肥大，心拍出力の低下→動脈硬化（粥状硬化･細動脈硬化など）●血管の弾力性の低下→持久力低下●動脈硬化，血流不良→下肢静脈怒張●消化液の分泌低下→消化不良，胃のもたれ●胃液酸度の低下→消化管吸収能力の低下●腸蠕動運動の低下→便秘●歯牙の脱落，欠損→咀嚼力の低下●嚥下機能の低下→食事に時間がかかる，下顎突出●嚥下反射の低下→誤嚥●皮下脂肪沈着→肥満，やせ骨・筋・運動器系腎・泌尿器系22第1章高齢者の理解わかりやすい解説イラストの充実本文00031ページへ●骨密度低下，骨粗鬆症，脊椎彎曲→立位不安定，動作緩慢●全身筋力の低下→易転倒性●バランス維持力の低下→危険回避行動の遅れ●身体の動きとの協応性低下→細かい動きができない●手指の巧緻性低下→転倒時に手が出ず，衝撃が骨に直に伝わる●反射的な防御姿勢が困難→同じ動きや運動を続けることが困難●筋持久力低下→関節炎，関節痛●関節液の減少，関節軟骨の老化→変形性関節症が起こる●関節可動域の減少→身体の可動域が減少●脊椎に骨棘の形成，靱帯の肥厚→円背，変形性脊椎症●靱帯の石灰化→運動など柔軟性の低下●動脈硬化による腎機能低下→頻尿●腎血流量低下→夜間頻尿●腎濃縮力低下→残尿●膀胱頸部萎縮→排尿困難●膀胱括約筋の硬化→尿失禁●男性では前立腺肥大→排尿障害（尿漏れ，切れが悪い，残尿感）性機能●エストロゲンの低下→女性は閉経●外陰部分泌の減少→性交回数の減少●性欲の減退→性的欲求は維持される本文00011ページへ3看護学全書_老年看護学1_01章.indd2-32026/01/1614:06

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Point2看護の視点がみえる看護の全体像を把握基本のながれ症状めまい・頭痛・動悸患者への詳細な聞き取り，全身症状の観察。貧血が疑われると思ったら食生活，女性であれば月経・妊娠についても確認する思考プロセスの「見える化」！部位原因脳，心肺めまい・頭痛は脳への酸素欠乏，動悸・息切れは心肺への代償機構と考えられる。酸素欠乏・代償機構全身の観察，血液検査。ヘモグロビン濃度が低下していれば組織の酸素欠乏とそれに伴う代償機構による貧血だとわかる。看護への根拠が理解できる症状への看護安静・保温・輸血根拠＊01安静：日常生活援助▶根拠低酸素血症の影響を最小限にするため，安静が必要保温：足浴やマッサージ▶根拠循環不良による末梢の冷感を軽減する（チアノーゼの予防）輸血：事前の説明・副作用の観察▶根拠事前の説明：宗教上の理由による輸血不可の確認や患者の不安を除去するため。副作用の観察：輸血不適合・アレルギーに対応できるよう輸血終1【事例①】転倒をきっかけに閉じこもりとなったAさんとくに悪いところはなし，庭の手入れも自分でしている。玄関で前向きに転倒。娘が発見し，病院を受診した。医師の声は小さく，看護師は早口，検査技師からは叱るような声で呼ばれた。娘にシルバーカーを購入してもらうが段差や階段での使用が大変で疲れてしまう。転倒の恐怖もあり，家に閉じこもるようになった。食欲がなく体重も減った。国家試験（状況設定問題）で求められる，情報を統合して判断する力を，事例を通して学ぶことができます1.プロフィール本人：Aさん，83歳，女性家族構成：都市近郊の一軒家に一人暮らし，夫とは死別。娘（結婚を機に車で20分の距離に住む。時々様子を見に訪れる）病歴：とくになし3

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Point3看護師国家試験へのつながりがわかるSNS●月●日近所においしいパン屋さんを見つけました！顔写真メッセージアプリmeeconnectで国家試験過去問題へリンク！実際の過去問題と解答・解説で学習できる情報を組み合わせて人物を特定できるのであれば「個人情報」となるメールアドレス図2-6個人情報に該当するもの1守秘義務1法的な規定守秘義務は，業務上知り得た人の秘密を正当な理由なく他に漏らしてはならないことを特定の者に課すものである。助産師の守秘義務および罰則は刑法（第134条1項）に，保健師，看護師，准看護師の守秘義務および罰則は保健師助産師看護師法（第42条の2，第44条の3）に規定している。※内容は変わることがありますそのほか，医療者に課される守秘義務は，医療法などの法律に規定しているほか，雇用契約上でも規定している。看護職が守秘義務に違反した場合，法的責任が問われ，刑事責任，民事責任を負うことや，行政処分が課Pointせられることもあり得る。2「看護職の倫理綱領」による規定看護者の行動指針である日本看護協会の「看護職の倫理綱領」5）では，と示している。ここでは看護記録には個人情報を含むことを念頭においている。5看護職は，対象となる人々の秘密を保持し，取得した個人情報は適正に取り扱う●採用のご検討にあたり，当社HPからシラバス案をダウンロード看護職は，個別性のある適切な看護を実践するために，対象となる人々の秘いただけます（一部除く）。密に触れる機会が多い。看護職は正当な理由なく，業務上知り得た秘密を口外してはならない。また，対象となる人々の健康レベルの向上を図るためには個人情報が必要であり，さらに，多職種と緊密で正確な情報共有も必要である。●ご採用校には，すべての巻の図版をご提供しています（営業担個人情報には氏名や生年月日といった情報のみならず，画像や音声によるもの当者にご依頼ください）。や遺伝情報も含まれる。看護職は，個人情報の取得・共有の際には，対象となる人々にその必要性を説明し同意を得るよう努めるなど適正に取り扱う。家族等との情報共有に際しても，本人の承諾を得るよう最大限の努力を払う。また，今日のICT（InformationandCommunicationTechnology：情報通信技術）の4関連する国試問題番号を記載。またその該当箇所をわかりやすく表示！国試をチェック109112回AM5PM5シラバス案と図版をご提供シラバス案はこちらから2026年度改訂巻▲▲▲看護学概論看護実践マネジメント／医療安全国際看護学▲医療学総論Ⅳ医療情報の取り扱い方見本のご依頼はこちらから25内容の詳細はこちらから4

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2027年度改訂関係法規関係法規健康支援と社会保障制社会福祉シラバスあり本書のポイント関係法規シラバスあり度❹健康支援と社会保障制度③社会福祉248頁（予）【編集】西村淳目次288頁（予）❹巻健康支援と社会保障制度健康支援と社会保障制度④関係法規【編集】石原美和神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部人間総合科教授前田光哉前環境省大臣官房環境保健部長目次立正大学社会福祉学部教授第１章生活と社会福祉第２章社会保障制度と社会福祉第３章社会保険制度第４章社会福祉の歴史と動向第５章社会福祉の諸制度と施策第６章福祉行政のしくみと民間活動第１章法の基礎知識第２章看護と法律の関わり第３章看護職員に関連する法律第４章医療職・社会福祉職，そのほか関連職に関する法律第５章医療提供に関連する法律第６章医療保険に関連する法律第７章医薬品・医療機器に関連する法律第８章労働に関連する法律第９章母子に関連する法律第10章高齢者に関連する法律第11章社会福祉および障害者に関連する法律第12章疾病予防・健康増進に関連する法律第13章その他の関連法規見本のご依頼はこちらから●生活に深く結びついている社会福祉の考え方の基本を，しっかりとした解説で紹介しています。●福祉とのかかわりがさらに重要性を増してくるなか，福祉制度を理解することは看護師としてさらなる活躍につながります。最新の制度改革を反映し，最新の知見をもとに，日本の社会福祉制度をわかりやすく解説しています。●看護師の役割とのつながりを理解できるよう，現代の複雑な社会問題における社会福祉施策を理解しやすい文章で詳述しています。●年次改訂として，資料，制度について最新の情報に更新・加筆を行いました。本書のポイント見本のご依頼はこちらから●保助看法や医療法など，看護業務にかかわる法律について，要点を押さえて解説しています。●紙面に掲載したQRコードから条文が参照できます。●大幅リニューアルで内容も一新，「看護の視点から法律をどう読み解くか」「法律の知識をどのように看護業務に活かすか」についての記述を大幅強化しました。●章構成も再編成し，看護師と法律とのかかわりをイメージしやすくなりました。●第２章「看護と法律の関わり」では，看護師の１日を辿りながら，看護業務と法制度がどのように関連しているのかを解説します。また医療過誤や患者の人権保護など，複数の法制度をまたいで問題となり得ることについて，事例を用いて解説します。●法律の制定や改正の経緯をていねいに解説することで，背景を踏まえた理解を促し，法制度の意義をより深く学べるようになりました。●は，2027年度の改訂内容です。5

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027年度改訂巻62人成人保健成看護学概論／成人保健成人看護▲2027年度改訂巻のご案内成人看護学概論／成人保健シラバスありシラバスあり目次成人看護学❶成人看護学概論／学❶ページ見本本書のポイントたは別居の親の介護を担う状況が増えていると考えられる。事業者9.3%2001（平成13）年その他2.5%成人看護学①成人看護学概論／成人保健416頁（予）【編集】黒江ゆり子前岐阜県立看護大学学長・理事長／関西看護医療大学副学長・特任教授●成人の各期（青年期，壮年期，向老期）に特徴的な健康問題を，身体的，心理・社会的側面からとらえ，生活に寄り添う看護ケアの視点から解説しています。●統計数値は最新のデータに更新し，第三次健康づくり運動など保健・医療・福祉政策も盛り込みました。最新の情報で成人という対象への理解を深めることができます。●成人期の人々が生きている「生活」を基盤とし，成人にとっての健康と健康障害の意味を，労働，家族，地域社会との役割などの視点から多角的にとらえる内容となっています。●健康問題をもつ成人に対する，行動変容を促すモチベーションの高め方や健康学習支援について，主要な概念や理論をもとにわかりやすく解説しています。●成人期にある人の健康問題のなかで，特に生活習慣病（生活習慣病の要因と健康行動・保健行動）と慢性疾患（慢性期にある成人のセルフケアと家族への支援）についての記述を充実させました。●高齢社会で特に問題となる療養の場，入退院支援，地域・在宅での療養生活について，一連の流れのなかで看護の担う役割を解説しました。また，終末期，臨死期の看護，がん治療を受ける患者への看護について，より理解しやすく平易に解説しています。●は，2027年度の改訂内容です。不詳9.6%子の配偶者22.5%同居71.1％父母0.4%その他の親族2.3%別居の家族など7.5%配偶者25.9%子19.9%資料／厚生労働省：国民生活基礎調査．その他0.6%2022（令和4）年不詳26.0%事業者15.7%別居の家族など11.8%その他の親族1.2%父母0.1%子の配偶者5.4%同居45.9％図2-24要介護者などとの続柄別にみた主な介護者の構成割合3仕事と介護の両立の困難さ❶家族を介護している雇用者の割合配偶者22.9%子16.2%2022（令和4）年の総務省の就業構造基本調査によると，雇用者のなかで家族を介護している者の割合は，男性4.2％，女性6.9％であり，年齢階級別では，男女とも55～59歳の人数が最も多い23）＊0。また，「両立支援ベストプラクティス普及事業（企業アンケート調査）」＊0の結果では，現在は介護を担っていないが，今後5年間のうちに親の介護などが必要になる可能性が「少なくとも1人はかなりある・少しある」と回答した人が40.3％であった＊0。❷仕事と介護の両立のために必要な支援「仕事と介護の両立に関する実態把握のための調査研究」＊0の結果によると，介護しながら仕事を継続している，あるいはいったん仕事を辞めたが現在は仕事をしている人が選んだ仕事と介護の両立のために必要な支援としては，「出社・退社時刻を自分の都合で変えられるしくみ」（30.5％），「残業をなくす／減らすしくみ」（29.4％），「介護サービス利用費用の助成」（26.4％）の割合が多くなっている25）。❸介護休業制度介護と仕事の両立支援制度として，育児・介護休業法に基づく介護休業制度がある。厚生労働省の「雇用均等基本調査」によると，介護休業制度の規定のある事業所は，2024（令和6）年度で，事業所規模5人以上では72.3％，30人以上では90.5％である。しかし，2023（令和5）年度に介護休業を取得した者がいる事業所の割合は1.9％である26）。4多様な家族発達段階とその発達課題家族のあり方が多様化するなか，今後は，一人ひとりが自分の人生を自分で設計するという考え方に基づき，家族のあり方も選ぶものとなり，家族の多様化はますます進むものと予想される。多様な家族のあり方と発達第１章成人看護の対象である「成人」とは第２章成人を取り巻く社会環境と成人の生活第３章成人の健康の動向と保健・医療・福祉政策第４章健康障害をもつ成人にかかわる際の基本的な視点第５章成人の健康状態に応じた看護第６章地域・在宅への継続医療と看護＊0高齢者の増加に加えて，未婚率の上昇，共働き夫婦世帯の増加などから，働きながら介護を担う労働者が男女ともに増加することが予測されている。＊0平成24年度厚生労働省委託事業，三菱UFJリサーチ＆コンサルティング，2013。＊0これらの人のうち，仕事と介護などを両立して就業を「続けられると思う」人は30.6％，「続けられな％，「わからない」が29.6％。就業を続けられると思う人よりも続けられないと思う人のほうが多くなっている24）。＊0平成21年度厚生労働省委託事業，みずほ情報総研，2010。課題として，鈴木は表2-11の例を示している。表2-11多様な家族のあり方と発達課題❶結婚しない人個人の発達課題を達成する親やきょうだいとのつながりを大切にする❷子のない夫婦夫婦間のつながり（絆）を大切にする個人の発達課題を重視する❸離婚した家族片親の欠如した家族関係を再構築する子育ての課題を片親で担う性役割（父親，母親モデルの欠如）を補完するソーシャルネットワークを十分に活用する❹再婚した家族（BlendedFamily）新しい家族メンバーに適応する新しい家族関係（夫婦関係，親子関係，親族関係）を構築する出典／鈴木和子，渡辺裕子：家族看護学；理論と実践，第4版，日本看護協会出版会，2012，p.49-50．C子どもを産み育てる妊娠，出産は生理的なプロセスであり，幸せなライフイベントである。一方で，身体的にも心理・社会的にも変化が大きいことから問題が発生しやすい時期でもある。妊婦とその家族がもつ力を引き出し，親になっていく支援をすることが看護職の役割である。1妊娠・出産と家族多くの女性にとって，妊娠は重大なライフイベントの一つである。妊娠・出産は女性の心身にダイナミックな変化をもたらす＊0。1妊娠に伴う生理的変化と支援つわり，腰痛，便秘，頻尿，浮腫など，マイナートラブルといわれる妊娠に伴う不快症状が生じることがある。快適な妊娠生活と安産に向けたからだづくりは妊娠期に欠かせない。そのためには妊婦自身が自分のからだの変化に気づき，生活を振り返るなかで原因や増悪・改善因子を見つけることが大切である。そして症状を和らげる行動を妊婦が選び取り，日常的に取り入れることができるように妊婦・家族と共に考える。2妊娠に伴う心理社会的変化と支援妊娠期には，妊娠を受容し，親になるという発達課題がある。妊娠の受容にはパートナーをはじめとした家族の反応も影響するため，女性が妊娠に気づいたときの気持ちに加えて家族の反応についても把握し，肯定的なものであれば共に喜び，戸惑いや懸念がありそうであれば表出を促し，傾聴する。看護者は妊婦の思い＊0を否定せずに受け止めて，妊婦と家族が折り合いをつけるプロセスに寄り添うことが大切である。快適な妊娠生活と安全で満足のいく出産のために，看護者は妊婦とその＊0妊娠に伴う母体の身体的変化非妊時の子宮は手拳よりも小さく，3cm×5cm×7cm程度である。妊娠40週になると胎児の体重は3,000g，胎盤600g，羊水500gとなり，子宮内容は500mLの本分以上となる。妊娠の維持，胎児の発育のために胎盤からhCG（ヒト絨毛性ゴナドトロピン），hPL（ヒト胎盤性ラクトゲン），エストロゲン，プロゲステロンが大量に分泌され，内分泌環境も大きく変化する。＊0妊婦のアンビバレントな思い妊娠をうれしく感じて，産むことを決めた女性であっても，「パートナーとの生活をもう少し楽しみたかった」「希望の職に就いたばかりだった」などアンビバレントな思いを抱いていることもある。38第2章成人を取り巻く社会環境と成人の生活Ⅲ家族との関係成人看護学概論／成人保健_第２章_再.indd38-392026/05/1911:04:5639見本のご依頼はこちらから

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027②呼吸器年度改訂巻成人看護学72呼吸器呼吸器成人看護呼吸器シラバスあり成人看護学❷学❷目次ページ見本本書のポイント3睡眠時呼吸モニタリング496頁（予）睡眠中の呼吸状態の観察，特に睡眠時無呼吸症候群を鑑別するために，脳波，呼吸，酸素飽和度，眼球運動，顎の運動，胸壁・腹壁の運動などを測定する。これをポリソムノグラフィー（polysomnography；PSG）検査という（図2-7）。大型のモニター機器を正しく装着する必要があることから，入院での検査が必要となる＊15。マイク呼吸音を録音ECG電極心拍数とECGを記録腹部センサー腹部呼吸運動を記録図2-7ポリソムノグラフィー（PSG）検査1検査前の看護センサー取り付け部位【編集】髙橋和久前順天堂大学医学部長，同大学院医学研究科長青木きよ子順天堂大学名誉教授樋野恵子順天堂大学大学院医療看護学研究科准教授●序章では，導入として，呼吸器疾患の近年の傾向や呼吸器疾患をもつ患者の特徴などを記述しています。また，代表的疾患であるCOPDを例に患者の経過とケアの視点についてイラストを用いながら解説し，学生が呼吸器疾患をもつ患者の全体像をイメージすることができる内容となっています。●第１編の医学編では「呼吸器の構造と機能」「呼吸器疾患の症状と病態生理」「呼吸器疾患にかかわる診察・検査・治療」「呼吸器の疾患と診療」の４章構成で複雑な呼吸器の構造から疾患の診療に至るまで，無理なく学べる構成となっています。●第２編の看護編では，看護の手技や技術に関するイラストや図版を大幅に増やし，視覚的に看護を理解できるようになりました。●第２編第３章「呼吸器疾患をもつ患者の看護」では，ご要望にお応えして，これまでの感染性の肺炎の項目に加え，間質性肺炎についての項目も新たに追加しました。●第２編第４章では呼吸器でメジャーな疾患であるCOPDと肺がんの事例を取り上げ，アセスメントから，看護上の問題，看護の実際まで，臨床での看護の流れを意識した記述を行っています。●は，2027年度の改訂内容です。頭部モニター脳波，筋電図，眼球運動を記録フローセンサー鼻腔・口腔のフローを記録胸郭センサー内蔵体位センサー5種類の体位と胸郭運動を記録酸素センサー酸素飽和度を記録可能な限りふだんと同じ睡眠状況になるように調整する必要がある。いつも使用している枕や毛布などがあれば持参してもらうほか，睡眠前に実施していることがあれば，事前に準備しておくよう患者に説明する。入浴，排泄，食事は，検査前に済ませておくよう声かけを行う。睡眠中の様子をビデオ撮影する場合は，事前に説明し，理解を得る。2検査中の看護検査中はふだんどおりに過ごしてもらい，睡眠を妨げないようにする。3検査後の看護起床後，覚醒状態を確認し，機器類を除去する。E内視鏡検査呼吸器領域における内視鏡には，気管支鏡と縦隔鏡と胸腔鏡がある。このうち胸腔鏡検査については▶p.●●参照のこと。序章呼吸器疾患をもつ成人を理解するために第１編呼吸器疾患とその診療第１章呼吸器の構造と機能第２章呼吸器疾患の症状と病態生理第３章呼吸器疾患にかかわる診察・検査・治療第４章呼吸器の疾患と診療第２編呼吸器疾患患者の看護第１章主な症状に対する看護第２章主な検査と治療に伴う看護第３章呼吸器疾患をもつ患者の看護第４章事例による看護過程の展開＊15スクリーニングのための簡易モニター機器（アプノモニター）を使用すれば，自宅で測定することもできる。1気管支鏡検査気管支鏡検査は，気管支鏡を用いて肺や気管支の内部を観察し，胸部X線写真上での病変や，呼吸困難，持続する咳嗽などの呼吸器疾患を精査する目的で行われる＊16。気管支鏡には，以下の種類がある。•金属製内視鏡（硬性気管支鏡）：先端に小型ビデオカメラがついている。筒が太く，異物の除去，切除術，焼灼術，ステントの留置などの処置では，操作性に優れる。しかし，左右の主気管支までしか観察できないほか，多大な苦痛を伴うため全身麻酔下で行わなければならないといった欠点がある。•ファイバースコープ（気管支鏡）：グラスファイバーの束を用いており先端部分が屈曲・彎曲しやすい。局所麻酔下で施行できるため，より侵襲性が低い。細径気管支鏡を使うことで気管支肺胞洗浄や末梢肺病変の診断を目的とした生検ができる（図2-8）。•超音波気管支鏡：気管・気管支周囲の病変を描出することができる。どの気管支鏡を選択するかは，状況によって分けられる。しかし，いずれの場合も，患者は苦痛を伴うため，検査の必要性や検査の流れ，検査の安全性と危険性を説明し，十分な理解を得なければならない。1検査前の看護合併症の予防気管支鏡検査では，B型肝炎などの感染症の有無，心疾患，出血傾向，呼吸器疾患などの情報から，検査に伴うリスクをアセスメ10第2編呼吸器疾患患者の看護／第2章主な検査と治療に伴う看護Ⅱ主な検査に伴う看護ントする。検査当日の準備検査当日は，嘔吐による誤嚥を予防するため，検査の4時間前から絶飲食とする。また，前投薬として，気道分泌抑制のためのアトロピン硫酸塩水和物と鎮静のためのジアゼパム，あるいはヒドロキシジン塩酸塩の筋肉内注射を行う。2検査中の看護検査は次の手順で行う。①血管を確保する。②咽頭を局所麻酔する。③透視台に仰臥位になり，モニタリング機器（血圧，心電図，酸素飽和度）を装着する。④患者が覚醒している場合は，検査中は痛みや呼吸困難を言葉で訴えることができず，かつ体を動かすと危険であることを説明する。異常を感じたときは合図するよう伝える。⑤気管支鏡を口もしくは鼻から挿入し，気管から気管支へと進める。⑥必要に応じて検体を採取する。図2-8気管支ファイバースコープ＊16気管支鏡検査は，虚血性心疾患，出血傾向，酸素投与下でも対応できないほどの高度の低酸素血症，著しい全身衰弱のある患者の場合は禁忌である。成人看護学②_呼吸器_第06版_02編02章_CC2024.indd10-112026/05/1415:30:33見本のご依頼はこちらから11

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2027年度改訂巻血液・造血器血液・造血器成人看護血液・造血器シラバスあり成人看護学❹学❹目次成人看護学④血液・造血器336頁（予）【編集】泉二登志子東京女子医科大学名誉教授木所篤子東京女子医科大学附属足立医療センター看護部長序章血液・造血器疾患をもつ成人を理解するために第１編血液・造血器疾患とその診療第１章血液・造血器の構造と機能第２章血液・造血器疾患の症候と病態生理第３章血液・造血器疾患の診察・検査・治療法第４章血液・造血器疾患の診療第２編血液・造血器疾患患者の看護第１章主な症状に対する看護第２章主な検査・治療に伴う看護第３章血液・造血器疾患をもつ患者の看護第４章事例による看護過程の展開見本のご依頼はこちらからページ見本本書のポイント●序章では，国内の動向や事例による経過の例示，地域連携，長期フォローアップなどについて解説し，血液・造血器疾患患者の患者像の理解を深められる構成としました。●第2編第1章では，症状別に「基本の流れ」を掲載。「症状→部位→原因→治療→問題→看護」を端的に提示したうえで本文を読み進められるように工夫しました。●第2編第2章では，骨髄穿刺の手技，血管外漏出の予防・対処法，免疫関連有害事象など実践に即した援助について記載しました。●第2編第3章で取り上げた疾患には側注に「基本の流れ」を掲載し，全体の流れをつかんだうえで，本文で看護上の問題と看護目標を挙げ，解説しています。●白血病については急性期，慢性期，終末期でそれぞれ事例をイラスト付きで提示し，経過に合わせた看護について解説しています。8●は，2027年度の改訂内容です。

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2027年度改訂巻成人看護学⑤消化器消化器消化器成人看護消化器シラバスあり成人看護学❺【編集】持田智学❺目次550頁（予）埼玉医科大学教授／埼玉医科大学病院消化器内科・肝臓内科運営責任者俵積田ゆかり昭和医科大学保健医療学部看護学科准教授序章消化器疾患をもつ成人を理解するために第１編消化器疾患とその診療第１章消化器の構造と機能第２章消化器疾患の症状と病態生理第３章消化器疾患にかかわる診察・検査・治療第４章消化器の疾患と診療第２編消化器疾患患者の看護第１章主な症状に対する看護第２章主な検査・治療に伴う看護第３章消化器疾患をもつ患者の看護第４章事例による看護過程の展開見本のご依頼はこちらからページ見本する検査である。通常の上部消化管内視鏡と同様の手順で行う。内視鏡がやや太く，通常③回復室で休んでもらう。④検査当日の自転車，バイク，車などの運転，術後１週間程度の旅行，の内視鏡検査に比べて時間も有するため，苦痛を軽減する目的として鎮静薬を用いることが多い。検査時，必要に応じて超音波用の造影剤を血管内投与にて使用する場合もある。飲酒，過度な運動は避けるように説明する＊11。C消化管のX線造影検査根拠＊11治療後出血の危険性があるため。ほかの内視鏡検査と同様の看護を行う。X線造影検査は，造影剤＊12を用いて，上部または下部の消化管の形態，3下部消化管（大腸）内視鏡検査の際の援助下部消化管（大腸）内視鏡検査は，肛門から内視鏡を挿入して直腸から大腸を観察する検査である。（1）検査前の看護狭窄や拡張，粘膜の性状や潰瘍，ポリープの有無などを診断する検査である。1胃のX線造影検査の際の援助（1）検査前の看護＊12検査で用いられる造影剤としては，硫酸バリウム，アミドトリゾ酸ナトリウムメグルミン（ガストログラフィン®）などがある。①検査前に腸内容の排出が十分できていないと，正確な検査結果が得ら①検査前日の夕食後から禁＊れない。そのため，検査前日は低残渣食8を摂取し，就寝前に下剤を服用するよう促す。さらに検査当日に経口腸管洗浄液を服用し，腸内＊8食物繊維が少なく，消化しやすい食事。食とする。内服薬がある場合は，原則として検査容物を排出させることが必要であることを伝える＊9。前日の夜までとする＊13。②常用している内服薬がある場合は，あらかじめ医師の指示を確認し，患者へ説明をしておく。③鎮静薬などの眠くなる薬剤を使用して実施する。そのため，自転車やバイク，車などを運転して来院しないように説明しておく。④腎機能低下や全身疾患のある患者などは検査による危険性が考えられる。入院のうえ，十分な管理のもとに前処置および検査を実施する。＊9短時間で腸内容物を排出することになるため，患者にとっては苦痛であり体力を消耗しやすい。また，腸内容物排出による脱水の危険があり，特に高齢者には注意が必要である。当日は，禁飲食とする。②撮影中は，検査室に１人で入り，体位を変えながら撮影することになるため，手順や方法などについて説明しておく。＊13内服薬によっては，検査の２時間前までに内服が可能とされる場合もある。医師の指示を確認し，患者へ説明しておく。（2）検査中の看護（2）検査中の看護①患者の状態の変化を観察①有害作用の出現に注意する。し，苦痛の有無について②造影剤（硫酸バリウムなど）や発泡剤による腹部膨満感や圧迫感などにも確認をする。ついて説明し，不安感や緊張感を和らげる。検査中は，おくび（曖気）②検査に適した体位（通常をしないように説明する。は左側臥位）をとるよう③禁飲食による低血糖や転倒などに注意する。に促す。不必要な露出を（3）検査後の看護避け，保温に努める。①ガスや空気による腹部膨満感や圧迫感は時間が経つにつれ軽減してい③肛門が弛緩しないようにくことを説明し，経過を確認する。肩の力を抜いて口呼吸す②造影剤で硫酸バリウムを使用した場合は，検査後は硫酸バリウムが固るように伝える。適宜，まって便秘を起こしやすいため，下剤が処方される。バリウム便（白声をかけて，過度の緊張色便）が排出されることを説明し，下剤の服用と水分の摂取を指導す感や不安感を和らげる。る。④生検（バイオプシー），ポリープ切除，内視鏡的止血，結紮療法などの③異常がなければ飲食をすぐに開始してもよいことを伝える。処置が行われる場合は，バイタルサインの変動に注意する。（3）検査後の看護①痛み，出血，そのほかの症状の有無を観察する。②バイタルサインの変動や，顔色，一般状態に注意する＊10。根拠＊10検査の合併症として，消化管穿孔や出血が起こることがあるため。2注腸造影検査の際の援助注腸造影検査とは，肛門から造影剤を注入し，X線で大腸を観察する検査である。366第2編消化器疾患患者の看護／第2章主な検査・治療に伴う看護Ⅰ主な検査に伴う看護367本書のポイント●序章では，消化器疾患をもつ患者の全体像をイメージしやすいよう，消化器疾患の傾向や特徴，経過に対する看護，多職種と連携した入退院支援と継続看護について記述しています。●第1編では，消化器疾患を理解できるよう，最新の知見に基づいた記述にしています。また，消化器疾患の治療，検査，症状などに関するイラスト，図，写真などを大幅に増やし，視覚的にとらえやすい紙面にしました。●第1編第4章では，クローン病，潰瘍性大腸炎，肝細胞がんなどの主要な消化器疾患の最新のガイドラインを掲載しています。●第2編第1章では，咀嚼，嚥下障害，悪心・嘔吐，下痢など消化器疾患頻出の症状について，基本的な看護の流れをわかりやすくまとめました。●第2編第2章では，上部消化管内視鏡検査，下部消化管内視鏡検査，MRI検査，肝生検など消化器疾患における頻出の検査についてイラストを多数掲載し，イメージをもちやすい紙面にしました。●は，2027年度の改訂内容です。9

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027年度改訂巻102年看護学概論／老年保健老年看護◀老年看護学概論／老年保健シラバスあり老年看護学❶老年看護学概論／老年保健老学❶目次ページ見本本書のポイントⅠ1看護理論とは老年看護学①老年看護学概論／老年保健256頁（予）看護理論は，看護場面で生じる複雑な現象を「ある現象に関する系統的な見解を表し，記述や説明，予測，そして指示または統制に役立つ一貫した一連の概念間の関係を述べたもの」と説明されている。つまり，蓄積されたエビデンスから概念や関連性を導き，体系的にまとめたものである。看護理論を活用することで，高齢者の変化・情報から必要とされる看護や予測される事態を把握することができる。2老年看護における看護理論老年看護において，看護理論は，高齢者の理解，援助関係の形成，また看護援助の方向性を決定する際に活用される。看護理論を踏まえたアセスメントの視点は，的確に高齢者の特性をとらえ，患者への理解を深め，より良いケアにつなげることができる。ⅡA理論の概要アメリカの看護理論家オレム（Orem,D.E.）は，自らの健康を主体的に回復・維持・増進し，疾病を予防するセルフケア＊1の観点を中心に，看護を説明している＊2。単に対象のセルフケア不足への援助を行うだけでなく，高齢者が適切に生活するための生物的・社会的・文化的な側面と絡めて考える必要がある。すべての人に必要な普遍的セルフケア要件，ライフサイクルのさまざまな段階で生じる発達上のセルフケア要件，遺伝や疾病に伴い必要となる健康逸脱によるセルフケア要件があり，高齢者ではこれらのセルフケアを自身ですべて行うことが難しく（セルフケア不足），他者に依存することが多くなる。看護師は適切なアセスメントにより，セルフケア不足を補う支援が求められる。老年看護における看護理論【編集】亀井智子聖路加国際大学看護学部学部長，同大学院看護学研究科教授●第1章では，統計数値は最新のデータに更新。超高齢社会を生きる「高齢者」を，生活者として総合的に理解できるよう，身体側面だけでなく，心理・社会・生活背景を併せて事例を提示，解説しました。●第3章では理論ごとに高齢者へのアプローチを解説し，理論を用いた事例を提示しました。実際に高齢者にどのように適用するのか，学生がイメージしやすい仕様となっています。●第4章では高齢者に関する法律・制度を解説するとともに，地域包括ケアシステムについて事例を用いて，介入の実際をイメージできるよう構成しました。●第6章では，救急，リハビリ，慢性期，終末期からグリーフケアまで，経過別の高齢者看護とともに，看取りの場別の看護についても解説しています。●各事例には，学生がイメージしやすいよう，冒頭にイラスト付きで経過を示し，多様な高齢者像を理解できるように工夫しました。●は，2027年度の改訂内容です。セルフケア：オレムの看護理論B高齢者への理論の適用オレムの提唱する「セルフケア不足への援助」という観点は，老年看護が目指す「可能な限り老年者の残存機能を維持して，その人らしさを発揮第１章高齢者の理解第２章老年看護学とは何か第３章老年看護を支える理論・概念第４章高齢者を取り巻く保健医療福祉制度第５章高齢者の権利擁護第６章経過別にみた老年看護第７章治療における老年看護第８章地域・在宅における老年看護第９章高齢者特有のリスクマネジメントPOINT＊1オレムは「個人が自分自身の生命，健康および安寧を維持するために，自分で意識的に遂行する諸活動の実践」がセルフケアであると定義している1）。STEPUP!＊2セルフケアとは，日常生活で自分自身の身の回りのことを行うことをいう。健康な生活の基本であり，年齢・性別・文化・健康状態にかかわりなく必要とされる。患者が自分でセルフケアができなくなった時，または予測される場合，援助するのが看護である。した自立した生活ができる」と共通しているため，オレムの看護理論は活用できるといえる。C看護実践1オレムのセルフケア不足理論に基づいた事例事例の概要糖尿病の血糖コントロール不良でインスリン療法を導入1.プロフィール本人：Eさん，70歳代，女性病名：糖尿病職業：主婦（保険会社に定年まで勤めた）家族構成：夫と2人暮らし。子ども2人はそれぞれ独立している身長・体重：152cm，67kg2.インスリン治療導入までの経緯糖尿病で20年前から内服治療を続けている。定年退職前から血糖値が高いことを指摘されていた。食事療法や運動療法が継続できるように教育入院もしたが，中断を繰り返していた。血糖コントロール不良が続いたため，インスリン治療を勧められた。Eさんのインスリン治療内容食事療法：エネルギー摂取量1,400kcal自己注射：食前血糖測定：1日3回主治医からの指示：インスリンの自己注射，食事療法の実行，体重をこれ以上増やさないこと3.インスリン治療の導入外来看護師によるインスリン自己注射の指導が行われた。Eさんはすぐに手技を覚え，問題はなかった。同時に1日に3回の血糖自己測定が開始された。管理栄養士により低血糖症状と対処方法の説明があった。4.インスリン治療の経過血糖値はインスリン治療で徐々に低下していったが，体重が前の週よりも増加することがあった。看護師による問診時のヒアリング内容インスリンは必ず食前に注射するけど，1週間に1度くらいは血糖測定を忘れて，食事を始めることがあった。インスリン自己注射の指導血糖値は安定したものの，体重増加がみられた2第3章老年看護を支える理論・概念Ⅱセルフケア：オレムの看護理論見本のご依頼はこちらから看護学全書_老年看護学1_03章.indd2-32026/01/2017:113

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康高齢者の看護健障害をもつ高齢者の看護老年看護健康障害をもつ高齢者の看護シラバスあり老年看護学❷健康障害をもつ学❷目次ページ見本本書のポイントBかゆみの症状とアセスメント1かゆみのアセスメント基本のながれ症状かゆみ身体所見の観察。範囲・部位・程度など。336頁（予）【編集】亀井智子聖路加国際大学看護学部学部長，同大学院看護学研究科教授●医学的理解と看護実践をつなぐ構成で，現場を意識した学びができるよう，老年期特有の症状・病態を“看護の視点”で整理しました。●併存疾患・慢性化・個別性といった老年期の特徴を丁寧に扱い，高齢者に多い健康問題・症状を，生活との関連から理解できます。●第3章では，症状別に「基本の流れ」を掲載。「症状→部位→原因→治療→問題→看護」を端的に提示したうえで本文を読み進められるように工夫しました。●第4章で取り上げた疾患には側注に「基本の流れ」を掲載し，全体の流れをつかんだうえで，本文で看護上の問題と看護目標を挙げ，解説しています。●各疾患ガイドラインは最新版に更新，低栄養やオーラルフレイルについての記述を追加しました。●は，2027年度の改訂内容です。基本のながれ好発時間帯や既往歴・薬剤使用状況の確認。日常生活のなかでかゆみの原聞き取り因となる行動をとっていないか，聞き取りを行う。基本のながれ推定症状への看護皮膚の状態，聞き取り内容から原因を推定し，ケア・対策について検討する原因の除去（ドライスキン：保湿，清潔，環境整備，薬剤性→薬剤の変更など）根拠ドライスキン：保湿，環境整備▶根拠皮膚のバリア機能が失われているため，保湿をする。搔破による皮膚損傷を予防し，感染症を起こさないようにする。乾燥の原因となるようなエアコンの位置，衣服があれば対策する。その他：原因・誘因となるものを取り除く▶根拠基礎疾患，薬剤の影響などさまざまな原因でかゆみが起こる。薬剤が原因であれば薬剤の変更，疥癬であれば寝具の交換など，原因を取り除く。高齢者のかゆみの原因は，皮膚の乾燥（ドライスキン），内臓異常，薬剤によるものが多い。主観的なかゆみを客観的に評価することは困難である。しかし，かゆみを正しく評価することは，高齢者の生活の質（QOL）の観点からも重要である。1かゆみの状態の確認かゆみの状態＊1，搔破の有無，かゆみによる生活への影響＊2，基礎疾患などをアセスメントする。搔破行動によりバリア機能が低下しさらにかゆみが生じたり，皮膚損傷箇所から感染することがある（図3-6）。乾皮症に基づく瘙痒症は，保湿をバリア機能低下第１章高齢者のアセスメント第２章高齢者のくらしを支える援助第３章高齢者特有の症状と看護第４章高齢者特有の疾患と看護第５章事例による看護過程の展開かゆい！すると改善がみられることが多い。図3-6搔破による悪循環かきむしるPOINT＊1かゆみの状態ㅡかゆみの範囲，部位，程度ㅡ皮膚の性状・色調ㅡかゆみが増強する時間帯ㅡ発疹の有無など＊2生活への影響ㅡ眠れないㅡイライラするなど基礎疾患に基づく瘙痒症は，原疾患の治療が必要となる。2生活習慣の聞き取り高齢者の生活習慣＊3のなかでかゆみを発生させる原因はないか，確認する。皮膚に接するエアコンの風や衣服などのほか，ストレスなどの心理状態も聞き取りを行う。かゆみが増強する条件には，以下の4つがある。それらをアセスメントし，生活環境を調整できるように支援する。①皮膚に機械的（接触）刺激が加わっている。②皮膚が温まっている。③副交感神経が優位となっている（何かに集中しているとかゆみを感じにくいため，集中できる活動や趣味を見つけると良い場合がある）。④精神的なストレスが多い。70第3章高齢者特有の症状と看護Ⅲ高齢者のかゆみと看護コラムかゆみ増強の条件2おむつによる接触皮膚炎へのアセスメント高齢者でおむつを着用している場合，おむつに覆われる部位に起こる接触性皮膚炎による赤みが生じる。原因には，摩擦により表皮のバリア機能が欠けること，排泄による刺激，石けんなどの外用剤が複合的に関連していることが考えられる。Cかゆみへの看護と予防1かゆみへの看護高齢者のかゆみの原因にはさまざまなものがあるが，多くは加齢による皮膚の乾燥を基盤として発症する。まずは保湿・スキンケアを行い，皮膚のバリア機能を保持することが重要である。（1）スキンケア皮膚の清潔とうるおいを良好な状態に保つ。入浴温度は38℃程度＊4に設定する。石けんは十分に泡立てて刺激を抑える。入浴後は，皮膚が乾燥する前に保湿剤を使用する。抗ヒスタミン薬の外用は，神経原性炎症によるかゆみを抑える効果がある。（2）かゆみのある局所を冷却する冷却刺激はかゆみを抑制＊5する。かゆみがひどく収まらない場合は，幹部を冷却すると効果的である。見本のご依頼はこちらからPOINT＊3かゆみの原因となる生活習慣病ㅡ室温，エアコンの風が直接当たっていないかㅡ入浴時，高温のお湯につかっていないか，ナイロンタオルで強くこすっていないかㅡ衣服の素材など根拠＊4入浴温度が高すぎると皮脂膜や角質細胞間脂質が失われ，かゆみの原因になる。STEPUP!＊5冷覚伝達神経の活動は，脊髄でかゆみの神経活動を抑制する。看護学全書_老年看護学2-03章.indd70-712026/04/0716:0971027②健康障害をもつ高齢者の看護年度改訂巻老年看護学112

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2027年度改訂巻児看護学概論／小児保健小児看護小児看護学概論／小児保健シラバスあり小児看護学❶小児看護学概論／小児保健小小児看護学①小児看護学概論／小児保健【編集】小林京子高橋孝雄学❶目次292頁（予）聖路加国際大学大学院看護学研究科小児看護学教授慶応義塾大学名誉教授，新百合ヶ丘総合病院名誉院長見本のご依頼はこちらから第１編小児看護学概論第１章小児看護学とは第２章小児看護・医療における諸統計とその変遷・展望第３章小児看護・医療の法と倫理第４章小児保健第２編小児各期の成長・発達に応じた看護第１章小児の特徴と成長・発達第２章小児看護における概念と理論第３章胎児期・新生児期・乳児期における成長・発達への看護第４章幼児期の成長・発達に応じた看護第５章学童期の成長・発達に応じた看護第６章思春期・青年期の成長・発達に応じた看護ページ見本B成長・発達の原則胎生期の手足の形態発生胎生5週6週7週8週発達に関する用語を表1-2にまとめた。小児の成長・発達には，方向性，順序性，連続性がある。成長・発達が急速な時期と緩慢な時期があり，一定ではない。これらの原則に加え，個人差や環境との相互作用（図1-2）が成長・発達に影響する。発達には学習（learning）が関与しており，小児が自分で行いながら（時には失敗しながら）学ぶことが大事である。国試をチェック112回PM55手足小児の手の発達0～3か月4か月4～5か月表1-2「発達」に関連する用語の定義生物学的に増大していく成熟への過程で，形態の量的な変化を指し，測定するこ成長（growth）とができる。身長や体重はその代表である。把握反射目と手の強調手掌把握5～6か月6か月8か月11か月発達（development）生物学的構造・機能が，分化，多様化，複雑化していく過程に，学習（経験，練習，訓練，教育）が加わった現象といえる。：頭部から脚部への発達の流れ：中心から末梢部への発達の流れ全手把握境骨側把握はさみ状把握ピンセットづかみ成熟（maturation）生物学的に十分に安定した構造・機能になっていくことを指す。十分に成長，発達することである。性成熟，骨成熟，脳成熟などはその代表である。図1-3発達の方向性発育（growthanddevelopment）「成長，発達」を統合した言葉である。マクロシステム文化職場環境マイクロシステム家族（親・祖父母・地域のきょうだい）つながり政治クロノシステムきょうだいの誕生子ども時間の経過による影響経済エクソシステム親の地域経済の状況幼稚園・保育園メゾシステムのつながり（マイクロシステムきょうだ間の相互関係）いの学校幼稚園・保育園の制度社会情勢：環境要因：影響を及ぼす方向：ライフサイクル小児を取り巻く環境要因は，さらに大きな環境要因の影響を受けて成立している。ブロンフェンブレナーは，個人差（生まれもった潜在能力の差）に様々な環境要因が影響を与えることで子どもが発達することができると考えた。図1-2発達と環境との相互作用（子どもの発達に関する生態学的理論）国試をチェック1発達の方向性93回AM119102回PM68発達には基本的な方向性がある。発達は，頭部から脚部へ（頭尾方向），中心部から末梢方向へ（近遠位方向）と進み，粗大運動から微細運動へと発達する。また，原則として左右対称性に進んでいく（図1-3）。2発達の順序性・連続性発達は前の発達が基盤となり，次の発達へつながるという連続性をもつ。原則として，ある段階を飛ばして次の段階に進むことはなく，一定の順序を踏んで発達していく。たとえば，定頸することで座位がとれるようになり，座位が安定することで手を使える範囲が広がるように，一つひとつの段階を経ながら連続して発達していく（図1-4，表1-3）。3発達の時期スキャモン（Scammon,R.E.）の発育曲線（図1-5）によると，脳などの型のなかで最も早く発育し，幼児期には成人の約80～90%に達するとされる。これに対して，生殖器の発達は最も遅く，思春期に急速な発達を遂げる。全身（一般型）は，新生児期～乳児期および思春期に発育が加速する。リンパ系は，思春期までは成人以上に発育し，その後，徐々に縮小する。諸機能を獲得・成熟する過程において決定的に重要な時期があり，臨界期（敏感期）という。臨界期は各機能によって異なり，この時期に成長や発達が妨げられると，その後の発達に重大な影響を及ぼす。たとえば，神経系の発達が進む妊娠初期に母体が風疹に罹患すると，出生児に先天性風疹症候群（CRS）と総称される障害（先天性心疾患，難聴，白内障など）が生じる可能性が高まる。また，8歳頃までに十分な視覚刺激が得られないと，視力や両眼視機能の発達に支障をきたすおそれがある。一方，幼児教育などで言及される「言語の臨界期」は仮説の段階にあり，科学的に完全に証国試をチェック110回PM26国試をチェック113回AM78国試をチェック101回PM686第2編小児各期の成長・発達に応じた看護／第1章小児の特徴と成長・発達Ⅱ成長・発達の区分・原則7本書のポイント●１巻「小児看護学概論／小児保健」では，「子どもと家族を中心とするケア」の概念を基盤に，小児看護の基本を学びます。●最新の法制度や小児看護の基本となる概念・理論を，平易な言葉と豊富な図解・事例で，初学者にも無理なく理解できるよう解説しています。●用語解説や補足情報などの側注，「生活行動マップ」などの巻末資料も充実させ，学習を多角的に支援します。●今回の改訂では，最新の指定規則およびコア・カリキュラムに対応するとともに，看護師国家試験で問われる内容を体系的に整理。出題履歴を下線や側注に示すことで，より効率的な学習を可能にしました。●学生の読解力低下への対応として，全編にわたって文章の簡潔化や図表の充実を図りました。12●は，2027年度の改訂内容です。

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2027年度改訂巻小児看護学②健康障害をもつ小児の看護康障害をもつ小児の看護小児看護健康障害をもつ小児の看護シラバスあり小児看護学❷健康障害をもつ小児の看護健【編集】小林京子高橋孝雄学❷目次646頁（予）聖路加国際大学大学院看護学研究科小児看護学教授慶応義塾大学名誉教授，新百合ヶ丘総合病院名誉院長見本のご依頼はこちらから序章小児の健康障害の転帰と療養の場第３編健康問題・障害のある小児の看護第１章健康問題・障害が小児と家族に与える影響と看護第２章それぞれの発達段階に応じた看護第３章小児にみられる主な症状と看護第４章経過の特徴と看護の展開第４編小児と家族に生じやすい状況と看護第１章臨床において起こりやすい・直面しやすい状況と看護第２章地域・在宅看護第３章特別な状況，その他起こりやすい・直面しやすい状況と看護第５編健康問題・障害のある小児に必要な看護技術第１章コミュニケーション技術第２章意思決定のための心理的支援技術第３章ヘルスアセスメントの手法第４章検査や処置の手法と看護第５章指導・教育技術第６編小児の疾患と治療第１章小児医療・小児保健の役割と特性第２章染色体異常・先天異常第３章新生児の特徴と疾患第４章系統臓器別疾患ページ見本表4-10経鼻経管栄養法の栄養カテーテルのサイズと挿入の長さの目安栄養カテーテルの対象挿入の長さの目安サイズ（Fr）国試をチェック94回AM126動画をチェック低出生体重児・早産児5〜70眉間から胸骨剣状突起＋1cmラフデータ乳児6〜70手術前に行う酸素療法のプレパレーションツール。図4-21ぬいぐるみを用いた酸素療法のプレパレーション幼児7〜10Ⅺ経管栄養学童8〜14耳介から鼻先端＋胸骨剣状突起先端まで経管栄養とは，栄養カテーテルを用いて栄養剤を注入することである。❷手順呼吸・意識状態の悪化，開口・咀嚼・嚥下機能の悪化，食道・口腔内・喉①必要物品を準備し，手指消毒を行う。頭などの障害や手術などで経口摂取が困難なとき，極度の衰弱や低栄養，②カテーテル挿入を行うことを説明する。拒食など経口摂取困難，鎮静薬使用中の際などに用いる。③栄養カテーテルの挿入長を確認し，油性ペンでマーキングする。経鼻経管栄養法と経瘻孔法がある。④小児を半座位または仰臥位にする。頭部が後屈しないように支える。1アセスメント⑤栄養カテーテルの先端に潤滑剤を塗布する。⑥栄養カテーテルを挿入する。嚥下を促しながら静かにチューブを進め，栄養カテーテルの挿入長，胃残の量と性状，口腔内・鼻腔内の分泌物のマーキング部位まで挿入し固定する。性状，むせ，咳こみの有無，呼吸状態，固定部分の皮膚の性状，瘻孔周囲⑦栄養カテーテルの先端が胃内にあるか確認する。聴診器を胃部に当て，の皮膚の性状をアセスメントする。シリンジで空気を入れ，胃泡音を確認する。また，シリンジの内筒を2診療にともなう技術と看護ゆっくり引き，胃内容物の有無を確認する。X線撮影を行い，先端が胃内にあるか確認する場合もある。1経鼻経管栄養法（図4-22）⑧栄養剤を体温程度に温め，栄養バッグの先端まで栄養剤を満たす。⑨小児の体勢を半座位もしくは挙上した右側臥位にし，嘔吐や逆流を防止する。動画をチェック⑩注入速度や量を確認し，栄養剤を注入する。顔色，咳，悪心や嘔吐の有無を観察する。⑪注入終了後は，栄養カテーテルに微温湯を流した後に空気を入れる。2経瘻孔法図4-22経鼻経管栄養法胃瘻とは，直接胃内に栄養剤を注入するために造設する瘻孔である。側彎などにより経鼻栄養カテーテルの挿入が困難な場合や，経鼻栄養カテーPlus❶準備する物品栄養カテーテル（ジ，潤滑剤，油性ペン，栄養バッグ表4-10），聴診器，メジャー，固定用絆創膏，シリンテルの管理が難しい場合に選択される。また，胃瘻では胃瘻カテーテル*を介して，栄養剤だけでなくミキサー食の注入も可能である。❶準備する物品エクステンションチューブ，シリンジ，栄養バッグ＊胃瘻カテーテルには，固定方法の違いにより4つの種類がある。体内側の固定方法としてはバルーン型とバンパー型があり，体外側の形状としてはボタン型とチューブ型がある。30第5編健康問題・障害のある小児に必要な看護技術／第4章検査や処置の手法と看護Ⅺ経管栄養31本書のポイント●２巻「健康障害をもつ小児の看護」では，疾患やケア技術の理解を深めるとともに，子どもと家族の生活に寄り添う看護の本質を学びます。●疾患や症状への看護など基礎的な知識をしっかりと押さえつつ，状況・状態別の看護に重点を置き，実践力の向上へつなげる構成としています。●１巻と同様に最新の指定規則およびコア・カリキュラムに対応し，近年の看護師国家試験の出題傾向から，重要疾患，試験で問われやすい疾患の記述を充実させました。●新型コロナウイルス感染症に代表される今日的な課題をふまえ，「感染対策上隔離が必要となる子どもと家族への看護」を新たに追加。多様な状況・状態別に応じた看護をより実践的な内容へと強化しました。●は，2027年度の改訂内容です。13

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2027年度改訂巻性ウィメンズヘルスと看護母看護学概論／ウィメンズヘルスと看護母性看護新体系看護学全書_母性看護学①_母性看護学概論_第08版_02編_CC2024.indd18-192025/12/1611:47:09母性看護学概論／ウィメンズヘルスと看護シラバスあり母性看護学❶母性看護学概論／学❶目次母性看護学①母性看護学概論／ウィメンズヘルスと看護370頁（予）【編集】渡邊浩子大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻教授板倉敦夫順天堂大学大学院医学研究科産婦人科学教授松﨑政代東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科リプロダクティブヘルス看護学教授第１編母性看護学概論見本のご依頼は第１章母性とはこちらから第２章母性看護とは第３章母性看護における主要な理論と概念第４章母子と家族の発達第５章母子保健第２編女性看護学第１章女性看護学とは第２章思春期における成長・発達と健康問題第３章成熟期における成長・発達と健康問題第４章更年期における成長・発達と健康問題第５章老年期における成長・発達と健康問題第３編リプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する看護第１章リプロダクティブ・ヘルス/ライツにおける概念と動向第２章リプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する課題第３章リプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する看護の実際第４編母性看護技術第１章母性看護における思考プロセス第２章母性看護にかかわる看護技術ページ見本Ⅰ思春期の身体・心理・社会的成長・発達の時は，ほとんど無排卵であり，初経後1年以内では無排卵性月経は約80％にみられる。初経後，排卵を伴う完全な月経周期が確立されるまで7年ほどかかる4）。A思春期女性の身体的特徴1第2次性徴1思春期と第2次性徴の定義思春期とは，身体発育と性機能が急速に発達する時期であり，「性機能の発現開始，すなわち乳房発育ならびに陰毛発生などの第2次性徴発現に始まり，初経を経て第2次性徴の完成と月経周期がほぼ順調になるまでの期間」1）と定義される。年齢では8～18歳頃を指す。第2次性徴とは，性ホルモンなど内分泌系のさまざまな活動によっても月経の発来には，身体の発育が不可欠である。年齢としては12歳前後，身長140cm，体脂肪率22％を超えることが月経開始の目安とされている5）。また，初経の時の体重は43㎏前後が目安であり，35～49㎏が85％を占める6）。4月経周期月経周期は，月経開始日から次の月経開始日の前日までの日数で，おおむね25～38日である。月経から排卵までの前半期は14～21日であり，排卵後から次の月経までの間は約14日である。月経周期は増殖期，分泌期，月経期の3つに分かれる。増殖期は，エストロゲンの作用により子宮内膜の厚みが増す。分泌期では，排卵後，エストロゲンにプロゲステロンの作用が加わり，子宮内膜がさらに肥厚したらされる性的成熟である。その特徴では，初経（月経開始），発毛（陰毛と腋毛の発生），乳房の発育，皮下脂肪の蓄積，骨盤形態の変化がある。第2次性徴は，乳房の発育，陰毛の発生，初経の順で起こる。2思春期女性のホルモンの変化と第2次性徴思春期の女性では，脳内にある視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモン＊00（GnRH）の分泌が増加し，下垂体に命令が出される。その後，下垂体から性腺刺激ホルモンであるゴナドトロピン＊00が分泌され，卵巣に作用する。卵巣は発育し，卵巣から女性ホルモン＊00が分泌される。その結果，乳房の発育などの第2次性徴が起こる。思春期におけるホルモンの変動は精神的な不安定感をもたらし，第2次性徴による身体の急激な変化は，心身のアンバランスを引き起こす。3初経と月経が起こる機序初経は，生殖能力が備わったことを意味する。日本人女性の初経年齢は，1977（昭和52）年までは若年化がみられていたが，その後はほとんど変化がなく，初経の平均年齢は満12歳である。初経開始時期が10～15歳未満を正常範囲とし，それより低年齢で初経が発来する場合を早発月経，15歳以上18歳未満で初経が発来する場合を初経遅延，満18歳になっても発来しない場合を原発性無月経という2）。生まれたときに卵巣内にある卵胞は約200万個あるが，月経開始時期には約30万個に減少する。多くの卵細胞は直径が0.5mmぐらいの大きさまでしか発育せず，その後萎縮し消滅する3）。FSHの分泌により卵胞は発育し，直径が2～3mm以上に発育し萎縮するようになる。発育した卵胞からエストロゲンが分泌され，性器の発育が促される。さらにエストロゲンの分泌が多くなると子宮の内膜が厚くなり，成熟した卵胞の萎縮に伴い，エストロゲンの低下が起こり，子宮内膜がはがれ落ちる。はがれ落ちたものは，出血として腟をとおして排出される。これを月経という。初経＊00gonadotropinreleasinghormone＊00黄体化ホルモン（LH），卵胞刺激ホルモン（FSH）＊00卵胞ホルモン（エストロゲン）と黄体ホルモン（プロゲステロン）月経期卵胞未熟卵巣子宮内膜礎体温（mlU/mL）LHFSH（℃）37.036.836.636.4806040200（pg/mL）エストラジオール8006004002000増殖期（卵胞期）分泌期（黄体期）排卵卵胞成熟黄体形成黄体完成高温期低温期LH（黄体化ホルモン）FSH（卵胞刺激ホルモン）エストラジオールプロゲステロン02468101214161820222426図2-1月経周期の変化月経期黄体退縮基ン2824（ng/mL）8プロ6ゲス4テロ20（日）18第2編女性看護学／第2章思春期における成長・発達と健康問題Ⅰ思春期の身体・心理・社会的成長・発達19本書のポイント●「女性看護学」「リプロダクティブ・ヘルス／ライツに関する看護」「周産期看護」という3つの領域の知識を統合できるよう，整理しています。女性の生涯の健康を理解したうえで，性・生殖に関する看護を学び，権利と倫理を根底として，周産期看護へ臨むという展開が明確になっています。●第１編では，「母性看護学概論」として母性看護を学ぶうえで基盤となる概念と理論を中心に学びます。ここで，母子保健の傾向を学習します。●各種ガイドラインや法制度に関する内容の更新を行いました。●第2編「女性看護学」を扱っています。まず女性看護学の全体像を学び，女性の生涯をとおしての健康（ヘルスプロモーション）と健康問題を理解し，各論としてライフステージごとの看護の特徴へとつなげます。●第3編「リプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する看護」を扱い，概念，課題，看護の実際までを章ごとに学習します。●第4編においては，母性看護における思考プロセスを学習します。臨床判断の節においては，母性看護における臨床判断プロセスを紹介しており，学生の理解を深め，イメージを広げるためのイラストの拡充を行いました。●第4編では，さらに看護過程と看護技術を学ぶ展開となっています。14●は，2027年度の改訂内容です。

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2027年度改訂巻母性看護学②マタニティサイクルにおける母子の健康と看護タニティサイクルにおける母子の健康と看護母性看護マタニティサイクルにおける母子の健康と看護シラバスあり母性看護学❷マタニティサイクルにおける母子の健康と看護マ学❷目次500頁（予）【編集】渡邊浩子大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻教授板倉敦夫順天堂大学大学院医学研究科産婦人科学教授松﨑政代東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科リプロダクティブヘルス看護学教授第５編周産期にある母子の生理と看護第１章妊娠期にある母子の生理と看護第２章分娩期にある母子の生理と看護第３章産褥期にある母子の生理と看護第４章新生児の特徴と生理的変化と看護付章周産期にある母子の看護の事例第６編周産期における母子の異常と看護第１章妊娠期における母子の異常と看護第２章分娩期における母子の異常と看護第３章産褥期における母子の異常と看護第４章胎児・新生児の異常への看護見本のご依頼はこちらからページ見本で浸潤していく。浸潤した絨毛外栄養膜細胞は，ゴールである子宮ラセン動脈の血管壁に到達すると，血管壁の細胞を壊して置き換えてしまう。血管壁の細胞は，もともとは交感神経の支配下にあって収縮するが，絨毛外栄養膜細胞に置き換えられた血管壁は，常に拡張した状態になる。このことにより，妊娠期には，子宮ラセン動脈は絨毛間腔へ豊富な血流を安胎盤定して供給できると考えられている。これは，子宮ラセン動脈が絨毛外栄養膜細胞によってつくりかえられるという意味で，子宮ラセン動脈のリモデリングといわれている＊。妊娠8週の胎芽。頭部と体幹に分かれた構造が認められる。妊娠10週の胎児（下肢らしきものを認める）＋卵黄嚢2胎児の発育胎児は，約10か月程度で，1つの細胞である受精卵から始まって約3kgにまで，急激な発育を遂げる。妊娠10週未満は，胎芽とよばれている（図1-14）。胎児とよんでも間違いではないが，この時期はまだ人とし＊妊娠高血圧腎症は，何らかの理由で子宮ラセン動脈のリモデリングが不十分となってしまい，胎盤形成不全となった結果，発症すると考えられている。図1-15経腟超音波所見（妊娠8週，10週）ての構造ができあがっていない。そのため，薬物服用や，放射線被曝などの影響を受けやすい時期でもある。図1-15に示されている卵黄囊は，妊娠初期にのみ認められ，細胞分裂を盛んに繰り返し，発育する胎芽に栄養胎盤は子宮後壁に付着。臍帯が胎盤のほぼ中央に付着しているのがわかる。黒い部分（低輝度）は羊水であり，羊水が充満している羊水腔を示している。を供給するが，やがて退縮していく。妊娠10週以降は胎児とよばれるよ図1-16経腹超音波所見（妊娠22週）うになり，妊娠15～20週頃には胎盤が完成する。胎盤形成後は，胎盤・臍帯をとおして，母体から酸素・栄養を供給され卵膜，臍帯，羊水などを指す。これらは出生後には不要となり，胎盤，卵るようになり，胎児発育は，胎盤・臍帯からの供給に依存するようになる膜，臍帯は児の娩出に続いて母体から排出される。（図1-16）。したがって，胎盤・臍帯の異常は，胎児発育不全の重要な原因の一つとなる＊。1胎盤臍帯の捻転（ねじれ具合）が過剰な過捻転，臍帯が結び目のようになっている臍帯結節，臍帯の胎盤付着部が胎盤の辺縁や卵膜であるなどの臍帯の付着異常があっても，臍帯からの供給は不安定となる。さらに何らかの要因で羊水過少症になると，子宮収縮の際に臍帯が直接圧迫されるため，血流の流れが遮断され，供給が不足することになる。B胎児付属物＊たとえば，胎盤が小さくて，ガス・物質交換する場の面積が狭い場合には，酸素・栄養の供給不足となり，胎児は発育不良になる。また，胎盤と胎児をつなぐ臍帯で血流の流れが悪くなるような出来事が起きても，同様に供給不足となって，発育不良となる。正期産の胎盤は，重量が約500gで円から楕円形の盤状の臓器である。胎盤は胎児側から観察すると，臍帯の胎盤付着部から臍帯動脈と静脈が分岐を繰り返しながら胎盤の表面（胎児面）を走行したあと，最終的には胎盤実質内に入り込んでいくのが見える（図1-17a）。また，肉眼的には滑らかな構造の羊膜で覆われている。反対に子宮に付着していた母体面から観察してみると，15～20の大小不同のコチルドン（胎盤分葉）とよばれる多角形の分葉に分かれているため，ごつごつしている（図1-17b，c）。灰白色の脱落膜の下に絨毛が存在している。胎児が母体の中で発育するのを助ける臓器を胎児付属物とよび，胎盤，臍帯付着部身長体重時期0.4cm5週末1.3cm4g7週末9cm20g11週末16cm40～45cm50cm250～300g1500～2000g3000～3500g15週末31～35週末39週末母体面胎芽胎児胎児面妊娠週数45678910111213141516243034353637383940a：胎児面から見た図b：母体面から見た図c：側方から見た図図1-14胎児の形態と大きさ図1-17胎盤の肉眼所見14第５編周産期にある母子の生理と看護／第１章妊娠期にある母子の生理と看護Ⅲ胎児・胎盤の特徴と生理的変化15001-110_1章_初岩.indd14-152025/12/2411:08本書のポイント●各種ガイドラインや法制度に関する内容を更新しました。●「女性看護学」「リプロダクティブ・ヘルス／ライツに関する看護」「周産期看護」という3つの領域の知識を統合できるよう，整理しています。女性の生涯の健康を理解したうえで，性・生殖に関する看護を学び，権利と倫理を根底として，周産期看護へ臨むという展開が明確になっています。●母性看護における看護技術については，解説した動画を多数収録しています。●本書では，正常な妊娠から分娩までの経過（第5編）と各期の異常（第6編）を取り扱います。母性看護学で重要視される正常な妊娠から分娩までの経過を理解したうえで，各期の異常を学ぶという展開になります。●第5編付章（事例から周産期の経過を学べる章）では，学生が実習では触れることが難しい周産期の流れを事例から学びます。また学生がイメージしやすい場面を図解します。●第5編においては，妊婦，産婦，褥婦の寄り添うケアに結び付く要素を充実させました。●は，2027年度の改訂内容です。15

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027年度改訂巻神看護学概論／精神保健精神看護162精神看護学概論／精神保健シラバスあり精神看護学❶精神看護学概論／精神保健精学❶目次ページ見本本書のポイントⅠ精神看護学①精神看護学概論／精神保健284頁（予）【編集】渡邉博幸千葉大学社会精神保健教育研究センター特任教授石川かおり岐阜県立看護大学教授松岡純子甲南女子大学看護リハビリテーション学部教授●構成を見直し，精神疾患・精神看護の概観から発展までを，より系統立てて学べるようになりました。●全体の記述をアップデートし，疾患の治癒にとどまらない，「パーソナルリカバリー」をより重視した内容となっています。●精神保健について，精神面・身体面・理論・歴史などさまざまなアプローチで見つめ直し，看護における精神看護の位置づけを学ぶことができます。●精神の発達に関する理論についてイラストを混じえてわかりやすくまとめています。●いじめや自傷行為，危険ドラッグ，IT依存など，精神保健における現代的な問題についても多数取り扱っています。●は，2027年度の改訂内容です。人生の過程で，病いを得たり，けがを負うことを避けることはできない。特に長く続く病悩や難治性の疾患では，単に健康が損なわれ，機能障害をきたすだけではなく，家族関係，社会的立場，経済状況，モットーや信条など，その人の生き方すべてが大きく変化するきっかけとなることも多い。今日，病いやけがを被ったときに，自身で対処できる領域は極めて狭く，高度に専門化された医療技術集団に運命を委ねることが多い。つまり，医療を受けるということは，その人が通常の生活環境のなかで，習慣として行っている対処では賄いきれない体験，すなわち「危機」そのものである。A危機の基礎知識1危機とは危機理論の先駆者ジェラルド・カプラン（Caplan,G.）によれば，危機とは「習慣的に用いている問題解決方法では対処しきれないほどの困難な状態」と定義される。人は危機状態にさらされると，気が動転したり，混乱に陥ったりする。そして，何とか解決しようと，さまざまな対処を試み，通常4～6週間の間に何らかの適応状態に至る。この適応状態が，本人，周囲にとって，最適なものか，別の健康不安や困難につながる不適応的なものかはわからない。心理社会的な均衡を取り戻し，健全な適応からさらに一歩進んで成長するきっかけになることもあれば，不適応から一段と悪化した心理的不調に至ることもある。2危機の分類危機は，次のように分類することができる。危機の成因による分類•発達的危機：人のライフサイクルにおける成長発達に伴う危機•状況的危機：偶発的に発生する危機危機の生じ方による分類•ショック性危機：突然急激な衝撃を受けて起こる危機•消耗性危機：緩やかな小さい衝撃が続けて起こる危機3危機とストレス危機とは何か？「危機」と「ストレス」の違いについて，カプランは，危機を時間的制限があり，比較的強い強度をもっているものとし，ストレスを時間的制限のない，どちらかといえば慢性的なものとみなした＊1。序章精神看護を学ぶにあたって第１章精神看護と対象理解第２章精神と脳のかかわり第３章精神の発達に関する理論第４章危機理論とストレスコーピング第５章暮らしの場と心の健康第６章現代社会と心の健康第７章精神保健医療福祉の歴史第８章精神保健医療福祉と法制度＊1心理社会的ストレス要因ストレス要因には次の4種類があるとされる。①心理社会的ストレッサー：人間関係・仕事上の問題など②物理的ストレッサー：温度・湿度・光など③化学的ストレッサー：タバコ・アルコール・公害など④生物的ストレッサー：細菌，花粉などこのうち，心理社会的ストレス要因と危機は，ほぼ同義で用いられている。4医療における危機の要因医療の場では，危機を引き起こす要因として，次のものがあげられる。①形態・相貌の損傷を伴う場合例：四肢切断，人工肛門造設，顔面の変形や麻痺など外見上の変化が見えやすい手術や外傷②機能の障害を伴う場合例：失声や失明，人工透析，在宅酸素，生殖器障害など③愛する人・場所などの喪失例：不良な予後，離死別，入院隔離，生命予後の説明などB危機に適応するプロセス（危機理論）ここでは，危機から適応に至る過程を説明する理論として，フィンクの危機理論，キュブラー=ロスの死の受容5段階プロセス，アギュララの問題解決型危機モデルを解説する。1フィンクの危機理論シュテファン・フィンク（Fink,S.L.）は，外傷性脊髄損傷によって機能不全に陥った事例をもとに，危機から適応に至る過程を理論化している。フィンクの説では，危機にさらされると，①衝撃の段階，②防御的退行の段階，③承認の段階，④適応の段階の4段階のプロセスを経て収束する（表4-1）。1衝撃の段階自己の存在が脅かされたときに生じる心理的衝撃で，恐慌状態や無力状態に陥る。注意が拡散するか，逆に1つに固執してしまい，周囲の状況把握，現実把握ができなくなってしまう。頭痛や悪心・嘔吐など，急性の身体症状を訴えることもある。この時期の介入としては，安全の確保と保表4-1フィンクの危機理論の4段階衝撃の段階防御的退行の段階承認の段階適応の段階ショックを受けてい2第4章危機理論とストレスコーピングⅠ危機とは何か？る段階受け入れられず現実逃避を行っている段階現実であるとわかり，憂鬱になっている段階衝撃を受け入れ，適精神看護学①_精神看護学概論／精神保健_第07版_04章_CC2024.indd2-32026/04/2813:42:57応を図る段階見本のご依頼はこちらから3

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精神障害をもつ人の看護精神障害をもつ人の看護精神看護精神障害をもつ人の看護シラバスあり精神看護学❷学❷目次ページ見本本書のポイント488頁（予）【編集】渡邉博幸千葉大学社会精神保健教育研究センター特任教授石川かおり岐阜県立看護大学教授松岡純子甲南女子大学看護リハビリテーション学部教授●概念的で理解しにくい精神分野を，より充実した図表・イラストにより，視覚的にとらえられるようになりました。●最新のDSM-5-TRに準拠した記述で，精神疾患の最前線を学べます。●第８章「精神障害をもつ人への看護」では，疾患／障害ごとに豊富な事例に基づき看護を展開しています。精神看護の個別性と基本的な流れを同時に学べます。●精神看護に関する動画を収録し，精神科病院の環境や，患者とのかかわりについて臨場感をもって学べます。●は，2027年度の改訂内容です。なお，精神機能を正確に判断するためには，対象者の過去の状態に関する情報が不可欠である。そのためには，生育歴，現病歴，既往歴などの情報を，当人や家族，関係者から得ることが重要である＊00。4さまざまな要因を考慮して精神状態をアセスメントする精神状態とは，精神疾患の有無にかかわらず，すべての人が有しているものであり，さまざまな要因によって変動する可変的な側面を持つ。精神状態の変動には，ストレスやトラウマ，睡眠の質，ホルモンバランス，薬物の影響といった生理的・心理的要因が大きく関与する。さらに，対人関係や社会的経験に対する心理的反応も，精神状態を変化させる要因となる。たとえば，うつ病を抱える人が一時的に強い抑うつ気分を示した場合，それを薬効の減退や病状の悪化と直結させるのは早計である可能性がある。もし，その日が母親の四十九日であったとすれば，その抑うつはむしろ正常な悲嘆反応の一部と捉えることができるだろう。したがって，精神状態のアセスメントにおいては，標準的な枠組みを用いて各側面を細分化して捉えるとともに，それらの相互関係を踏まえた統合的視点を持つことが重要である。また，精神状態は静的なものではなく，変動するものであるという前提に立ち，個人の背景や文脈を含めた多角的な要因を考慮して，変化の過程を的確に評価する必要がある。G身体状態のアセスメントとケア精神疾患をもつ患者は，症状や薬物療法の影響で，身体的リスクを抱えやすい。また，自身の身体の変化に気づくことができなかったり，変化を感じたとしてもうまく表現することができなかったりするため，重篤な状態に進行してしまうこともある。そのため，看護師をはじめとした医療従事者が身体面のリスクを理解し，身体的リスクの予防や早期発見・治療を行うことが重要である。本項では，精神疾患をもつ患者に起こりやすい，褥瘡，静脈血栓塞栓症，薬の副作用について，その特徴と看護について解説する。第１章精神障害をもつ人の抱える症状第２章精神疾患の診察・検査第３章主な精神疾患／障害第４章精神疾患の主な治療法第５章精神障害をもつ人と「患者－看護師」関係の構築第６章精神障害をもつ人への看護援助の構造第７章倫理的配慮と安全管理第８章精神障害をもつ人への看護第９章精神障害をもつ人の地域における生活への支援第10章さまざまな場における精神障害をもつ人への看護トラウマ反応睡眠の質病状ホルモンの変化ストレス薬物心理的反応身体的反応多角的な要因をふまえて，対象者の精神状態と，その変化をとらえよう＊00情報の入手においては，当然のことであるが，本人の心情や情報保護に配慮する姿勢が求められる。30第6章精神障害をもつ人への看護援助の構造Ⅰ精神障害をもつ人への看護援助の基礎となる考え方や理論1褥瘡1精神疾患をもつ人における褥瘡の発生要因の特徴褥瘡とは，長期間の臥床などにより，継続的に血流が低下することで生じる壊死性の皮膚障害である＊00。精神科病棟においては，認知症患者の増加や長期入院患者の高齢化に伴い，褥瘡予防の重要性がいっそう高まっている。さらに，精神疾患特有の要因により，高齢でない患者や日常生活自立度が比較的高い患者であっても，褥瘡が発生することがある。褥瘡リスクアセスメントに用いられるブレーデンスケール＊00の6項目について，精神疾患を有する人におけるリスク要因を表6-11に示した。精神疾患をもつ患者は精神症状や薬の副作用により痛みや不快を感じにくくなり，不動による活動性・可動性の低下や，摩擦・ずれを引き起こす動きが生じやすくなる。また，日本の統合失調症の入院患者は一般人口と比較して，低体重の割合が高い36），37）ことから，栄養状態の悪化も起こりやすく，病的骨突出につながりやすい。さらに，身体拘束を行う場合は，関節拘縮をまねく可能性がある。拘束具による摩擦やずれ，蒸れが生じるだけでなく，患者の抵抗により，圧迫や擦れが生じることもある。表6-11精神疾患をもつ人の褥瘡発生に関連するリスク要因評価項目知覚の認知湿潤活動性可動性栄養状態摩擦とずれ•疼痛に対する無関心精神疾患をもつ人のリスク要因•副作用や緊張症状などによる発熱や発汗•向精神薬の鎮痛作用•身体機能の低下や意欲低下・無関心による失禁•身体拘束中のオムツ使用や拘束具による蒸れ•統合失調症の陰性症状やうつ状態による自発性の減退，昏迷•こだわりによる同一体位の継続•悪性症候群や身体疾患による安静の保持•身体拘束による活動制限•精神症状や理解不足によるリハビリの拒否•無為自閉や昏迷の長期化による関節拘縮•副作用による過鎮静や筋硬直•睡眠障害に対する薬剤使用による入眠中の不動•身体拘束の長期化による関節拘縮•統合失調症の陰性症状やうつ状態による食事摂取意欲の低下•被毒妄想や摂食障害による拒食•せん妄（意識障害）や昏迷による食事摂取困難•知的障害や統合失調症による常同行動•副作用による振戦などの不随意運動•自傷行為としての局所部位の圧迫（ベッドに身体を押しつけるなど）•身体拘束具による圧迫と抵抗する動作による擦れ出典／黒川正人，他：精神神経科患者の褥瘡はなぜ治りにくいのか，日本褥瘡学会誌，8（2）：160-165，2006．遠藤太，他：「圧迫」と「組織耐久性」からみた精神科病棟での褥瘡発生要因，日本精神保健看護学会誌，18（1）：134-139．玉井奈緒，他：精神科における褥瘡，スキン-テア〈『精神科看護』編集委員会：精神科看護；褥瘡とスキン-テアのケア，精神看護出版，2022，4-11．を参考に作成.見本のご依頼はこちらから＊00日本褥瘡学会では，褥瘡を次のように定義している35）。「身体に加わった外力は骨と皮膚表層の間の軟部組織の血流を低下，あるいは停止させる。この状況が一定時間持続されると組織は不可逆的な阻血性障害に陥り褥瘡となる」＊00ブレーデンスケール「知覚の認知」「湿潤」「活動性」「可動性」「栄養状態」「摩擦とずれ」項目から構成される，褥瘡リスクアセスメントスケールである。各項目は3～4段階で評価し，合計点が低いほど褥瘡発生リスクが高いと判断する。精神看護学2_6章.indd30-312026/05/1117:0831027②精神障害をもつ人の看護年度改訂巻精神看護学172

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027年度改訂巻182災害看護学災害看護学看護の統合と実災害看護学シラバスあり看護の統合と実践❷践❷目次ページ見本本書のポイント看護の統合と実践②災害看護学272頁（予）【編集】小井土雄一石井美恵子で再灌流障害という重篤な病態へと進展する4）。再灌流後には，高カリウム血症により心室細動を引き起こし，心停止に至ることもある。ミオグロビンそのものの腎毒性は弱いが，循環不全やアシドーシスといった条件が重なることでその代謝産物の毒性が増し5），急性腎障害を引き起こす。この腎障害はさらに高カリウム血症を悪化させる要因となる。局所では，物理的損傷と虚血に伴って，四肢のコンパートメント症候群（本章-Ⅲ「四肢外傷」▶p.00）を合併することも多い6）。こうした一連の病態は急速に進行し，初期対応の遅れが致命的となるため，早期の判断と対処が必要である。重量物による長時間の圧迫●細胞膜の障害→壊死組織からカリウム・ミオグロビンなどが漏れ出す●長時間の血液循環障害除圧による血流再開●血流に乗ってカリウムやミオグロビンが全身へ→再還流障害→横紋筋融解ミオグロビンの放出筋肉の細胞膜破壊により，酸素を運搬するたんぱく質であるミオグロビンが血液中に放出され，濃度が急上昇。大量のミオグロビンが腎臓の尿細管に詰まり，閉塞させることで，急性腎不全（AKI）を引き起こす。また，ミオグロビンが尿中に排出されると，尿が暗褐色（ポートワイン尿）になる。Kカリウム国立健康危機管理研究機構危機管理・運営局DMAT事務局長国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻災害医療分野教授第１章災害保健医療の理解第２章超急性期・急性期の災害保健医療と看護実践第３章亜急性期の災害保健医療と看護実践第４章慢性期の災害保健医療と看護実践第５章静穏期の災害保健医療と看護実践第６章要配慮者への看護第7章災害時のメンタルヘルス第8章災害に関連した特殊な医療・看護実践第9章災害時特有の疾病第10章国際貢献筋肉ミオグロビンカリウムの放出ミオグロビンと同様に血中に流出し，急速に高カリウム血症となる。高カリウム血症により電気信号（興奮）が心筋に伝わりにくくなり，徐脈，不整脈，心室細動，心不全につながる。ポートワイン尿腎不全不整脈・心不全図9-2圧挫症候群のしくみB診断クラッシュシンドロームの診断において重要な3つのポイントは，①重量物に長時間挟まれたという受傷エピソード②患肢の運動麻痺および知覚障害③黒～赤褐色の尿（ポートワイン尿）の出現である7）。1﻿局所所見局所の所見は時間の経過とともに，紅斑，水疱形成，さらには壊死へと進行することがある8）（図9-3）。しかし，発症初期には局所に明らかな変化がみられないことも多く，診断が遅れる要因となる。他部位に外傷がなければ，救出時は意識清明であり，疼痛の訴えも乏しく，循環動態も安定していることが多い。障害が下肢に限局している場合は，脊髄損傷と見間違えられることがあり，実際に被災地の医療機関でそのまま放置された例もある1）。現場では，バイタルサインだけに頼った重症度評価やトリアージでは，このような病態の進行を見誤るおそれがある。受傷機転を重視し，局所の経過観察を的確に行う3）。2﻿ポートワイン尿ポートワイン尿とは，横紋筋融解によって放出されたミオグロビンが尿中に排泄されることで，黒～赤褐色，ワイン様の色調を呈する状態を指6第9章災害時に特徴的な疾患Ⅰ圧挫症候群（クラッシュシンドローム）●日本の災害医療・看護を大幅にアップデート。東日本大震災から15年。その後も地震，豪雨，山林火災など大規模で多様な災害が発生し，災害時の医療・保健ニーズに対する支援の枠組みの整備が進められてきました。その一方で，被害の中長期化・慢性化も深刻さを増す現状があります。●災害医療・看護の第一線で活躍する著者陣が，最新の法制度や組織，そしてますます重要性が高まっている看護の役割について，新たな知見を踏まえ，臨場感あふれる解説を展開しています。●災害の各期における特徴的なニーズをとらえ，医療・看護の機能と任務をわかりやすく解説。超急性期・急性期では感染症対策，避難行動，入院患者の安全確保などを新たに取り上げました。また，災害時に特有の疾病，注意を要する疾患についての解説もさらに充実させました。●被災者の多様化に対応し，継続治療の必要な人・医療依存度の高い人・急増している在日外国人などの要支援者への看護，さらに遺族や支援者のこころのケアについても取り上げています。す＊0（図9-4）。ミオグロビンが血中に多量に存在すると，腎機能障害のリスクが高まる2）。局所所見で異常がみられた場合は，導尿により尿色の確認を行い，早期発見と対応につなげる。C治療災害時に，多くのクラッシュシンドローム患者を救命するためには，救出前・救出中・救出後の各段階において，適切なトリアージと病院前治療を開始する必要がある。クラッシュシンドロームでは，救出直後に急激な病態変化をきたし，救助現場での医療的介入が必要となる場合もある。こうした処置を安全かつ円滑に行うためには，現場で活動する警察・消防などの他機関との緊密な連携が不可欠である。図9-3クラッシュシンドロームの皮膚所見図9-4黒～赤褐色尿（ポートワイン）尿重症例においては，血液浄化療法を含む集中治療，四肢コンパートメント症候群に対する外科的治療，ならびに感染対策を含む集学的な管理が，死亡率の低下に寄与する。そのため，可能な限り早期に適切な高度医療機見本のご依頼はこちらから＊0ミオグロビンはヘム色素を含むため，酸化されると暗赤褐色を呈し，ポートワイン様の尿色となる。災害看護学_09章.indd6-72026/05/1815:48:137

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単行本新刊NOW臨床判断PRINTING臨床判断能力―基礎教育で学ぶ臨床判断プロセス300頁（予）【編集】西村礼子目次東京医療保健大学学長特別補佐・IR推進室副室長・教授序章臨床判断能力の育成により目指すもの第１章臨床判断とその基盤となるもの第２章臨床判断の基本第３章ライフサイクル期における臨床判断第４章健康段階・健康障害における臨床判断第５章多職種連携における臨床判断付章活動の場における臨床判断見本のご依頼はこちらからページ見本Ⅰ臨床判断には，臨床推論，思考の型（パターン），クリティカルシンキング（系統立てたデータ収集，データ吟味・仮説の棄却と採択）などアセスメントに不可欠な要素が含まれ，臨床判断の判断領域が対象のアウトカムに影響する。臨床判断の判断領域には，序章で述べたように，診断上・治療上・ニーズや倫理など看護上の問題や課題に対する判断がある。看護における臨床推論は徹底的検討法，演繹的推論，仮説演繹法，ベイズの定理を用いた推論，多分岐法（アルゴリズム），パターン認識，二重過程理論などがある。臨床推論のなかでも，分析的推論に該当する「仮説演繹法」「徹底検討法」，直感的推論に該当する「パターン認識」はアセスメントそのものや，アセスメントの基盤にもなるため，繰り返しの学修が必要であること，学修によって獲得できるとされている。また，「仮説演繹法」「徹底検討法」「パターン認識」を活用した臨床推論の学修経験，臨床推論能力の獲得は，看護職としての臨床の場（実習の場を含む）での質の高い臨床判断にも影響する。臨床判断の基盤となるものA情報収集の一連の流れ臨床判断に必要なことは，臨床判断に必要な情報収集して，アセスメント（解釈・分析・推論・判断）を実施することである。情報収集とは，ケアの対象や家族に関する臨床判断を行うために必要な主観的・客観的情報を収図1-1情報収集の一連の流れすべての段階をとおして行われる。B情報収集の一連には下記のような流れがある（図1-1）。情報の種類・情報源・収集方法・記録・収集タイミング・正確性1データ，情報の種類・情報源・収集方法・記録・収集タイミング・正確性データとは，看護師の解釈が含まれていない事実そのものや数値を指す。人間の反応に関するデータと現在の健康状態やライフプロセスに関するデータなどを収集するためにアセスメントの枠組みを使用する。データの取捨選択がされ，データが採用された場合に「情報」として重みをもつ。情報収集では，モデルや理論をベースに作られた，情報収集のためのガイドを用いることができる。患者の欲求は満たされているか（ニード論），適応レベルに達しているか（適応理論），セルフケア能力は維持されているか（セルフケア理論）などの理論に基づき情報収集することで，アセスメントの視点も得られる。必要な情報収集の項目が配置，項目に沿うことで重要な情報を見落とすことなく包括的に情報収集できること，その後の情報収集では，どこをどのように焦点化すればよいのかがわかる。情報の種類・情報源・情報収集の方法・記録・収集タイミング・正確性に関しては表1-1に示すとおりである。表1-1情報の種類・情報源・情報収集の方法・記録・収集タイミング・正確性集し，整理することである．情報は，看護的視点（枠組み）に基づいて収集され，分析され，対象の健康レベルに影響を及ぼしていると考えられる情報の種類主観的情報（Sデータ）患者自身が話したことであり，面接やコミュニケーションで得る身体的・心理社会的・情緒的因子について考察され，その人の全体像がと（Oデータ）医療従事者が確認した患者の状態であり，フィジカルアセスメント客観的情報らえられる（理解される）。情報収集は，科学的思考過程や問題解決過程のや観察・検査によって得られたデータのことである患者本人・家族や本人をよく知る支援者・他の医療従事者・記録物（電子カルテ・紙の記録物・処方せ1．準備，環境の調整，電子カルテ，情報収集の目的設定，挨拶，ラポール構築情報源ん・サマリー・多職種カンファレンス・手術記録・検査データ・同意書・スケール）・勤務帯引継ぎ・医療職種がもつ医療情報，看護師の持つ看護情報。2．情報収集（観察，インタビュー・医療面接・コミュニケーション，フィジカルイグザミネーション，電子カルテ，関係者，専門職）問診・医療面接患者と対面して質問し，症状や思いなどを直接聞く方法。・包括的アセスメント，焦点的アセスメントとなる情報の取捨選択，優先順位，クリティカルシンキングフィジカルイグザ看護の視点で問診とフィジカルイグザミネーションを行う方法。身体状況を情報収集の方法健康障害の段階や程度・健康状態，背景や現状を踏まえた疾患に対する生物学的視点，心理ミネーション頭から足先まで系統的に観察する報的視点・社会的視点・病気に対する患者の認識収集・健康の社会的決定要因・DEIスピリチュアリティ・医療倫理・意思決定能力観察看護師が意図的に視覚・聴覚・触覚・嗅覚などの感覚を使いデータを得る。の流れ3．フィジカルイグザミネーション（身体診察）記録Sデータは患者が話した通りに記載，Oデータは解釈に含めず事実のみ。4．説明と計画タイミングバイタルサイン測定時，食事・排泄・清潔の援助技術時，検査時，睡眠中，面会中方針の相談，共有意思決定SOデータの確認：，複数の情報源からの確認，二重チェック，曖昧な言葉は尺5．終了正確なSOデータ度を使う，SとOを比較する，患者とともに確認，他の医療者と確認，情報の正確性内省・省察情を収集する技術データをゆがめる要因を確認：知識・技術不足，偏見・先入観・あいまいな記憶，看護師の態度，認識のちがい，患者側の要因（身体的・精神的・一時的要因）2第1章臨床判断とその基盤となるものⅠ臨床判断の基盤となるもの3本書のポイント●本書は，基礎教育における臨床判断を養うことを目的とした１冊です。●序章では,臨床判断能力を育成することで何を目指すのかを理解し,その意義を学ぶ内容を扱っています。●第1章では，臨床判断に結び付く，クリティカルシンキングや臨床推論とともに，臨床判断の概要を学びます。●第3章「ライフサイクル期における臨床判断」では，小児期と老年期の臨床判断を事例から学びます。●第4章「健康段階・健康障害における臨床判断」では，クリティカル領域と人生の最終段階にある人の事例から臨床判断を学びます。●第5章「多職種連携における臨床判断」では，多職種連携における臨床判断を概説から学び，様々な視点を学びます。19

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