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about us 2026

CONTENTS
松屋グループ理念 2
経営方針 2
コーポレート・ガバナンス 3
経営計画「 Global Destination 」となることを目指して 5
サステナビリティへの取組み 9
トップメッセージ代表取締役社長執行役員古屋毅彦 15
取締役専務執行役員横関直樹 19 ●株式会社松屋概要 23
銀座店浅草店別館・専門店・小型店舗 23
役員 24
松屋カード・松屋ポイントカード・松屋友の会「クラブMG」・株主優待 24 ●松屋グループ各社
株式会社アターブル松屋 25
株式会社シービーケー 25
株式会社 MATSUYA GINZA.com 26
株式会社スキャンデックス 26
株式会社東栄商会 27
株式会社エムジー商品試験センター 27
株式会社松屋友の会 28
株式会社銀座インズ 28
学校法人松徳学園東京ファッション専門学校 28 ●松屋の沿革 29
* about us 2026 は松屋グループの最新の情報を掲載しています。内容に関するお問い合わせは総務部コーポレートコミュニケーション課までお願いいたします。
about us 2026 2026 年 10 月発行株式会社松屋総務部コーポレートコミュニケーション課〒104-8130
東京都中央区銀座 3 丁目 6 番 1 号電話 03(3567)1211 大代表
about us 2026
1

松屋グループ理念
「生活文化創造集団」
松屋は創業からいつの時代にもお客様と共にあり、お客様の生活の変遷に沿って革新を重ね、成長を遂げてまいりました。現在、政治・経済から人々の価値観・気分まで、これまでの予測を超えて大きく転換し、時代の波はそのスピードとうねりを増しています。私たち松屋にも、今まで以上に時代を素早く捉え、変化に先んじて提案できる企業であることが求められています。
代表取締役社長執行役員
古屋毅彦
百貨店を核とする松屋グループは、常にお客様の生活意識を捉え、鮮度に敏感な情報発信地として、 21 世紀のライフスタイルを実現する企業グループとして歩んでまいります。
「生活文化創造集団」松屋グループ
環境開発グループ
ENVIRONMENTAL DEVELOPMENT GROUP
㈱シービーケー
食産業グループ THE FOOD INDUSTRY GROUP
㈱アターブル松屋
The Life Culture Creation Group
㈱東栄商会
㈱松屋友の会
㈱エムジー商品試験センター
サポーティンググループ SUPPORTING GROUP
流通グループ THE DISTRIBUTION GROUP
㈱スキャンデックス㈱松屋
㈱銀座インズ
㈱ MATSUYA GINZA.com
学校法人松徳学園東京ファッション専門学校アカデミー ACADEMY
経営方針
松屋グループの経営方針は、その創業以来の歴史の中にあります。
「顧客第一主義」「共存共栄」「人間尊重」「堅実経営」「創意工夫」
1869 年(明治 2 年)初代古屋徳兵衛は開港間もない横浜に呉服店「鶴屋」を構えました。横浜に端を発し、後の銀座進出からも見て取れるように、松屋は時代を映す百貨店としては欠くことのできない先進性を具えており、これが上述の経営方針の基調となっています。当時の呉服店が、反物売りを中心にしていた時代に、松屋はお客様が望む量だけの切り売りを心がけ、またお客様が望まれる品物が松屋に無いときには、すぐに使いを出してお取引先から取り寄せました。松屋がお客様と
共にあり、御奉仕する「顧客第一主義」の精神です。一方で、お取引先あっての松屋、お取引先とも共に繁栄しようという考え方が「共存共栄」の方針です。店員達のためには、夜間の裁縫学校を開き、人材の育成を行いました。店と従業員の発展を同時に願うといった「人間尊重」の精神は、今となっては当然のことですが、当時としてはかなり進歩的な考え方でした。さらに松屋は「堅実経営」により、創業以来幾重もの時代の波を乗り越えてきました。また松屋が「創意工夫」により他店に先駆けて行ったことは数多く、例えば、浅草店が開業する時、屋上に動物園や遊園地を設け、これがデパート初の屋上遊園地であったことは有名な話です。長い歴史の中で、多くの伝統ある企業がしだいに姿を消したにもかかわらず、松屋が繁栄を保ち得た理由は、経験の中で培われた経営方針とそれを誠実に守り続けた経営者・従業員の姿勢にあるといっても過言ではありません。
2 about us 2026

コーポレート・ガバナンス
1)コーポレート・ガバナンスの基本的な考え方当社の企業行動基準に定める「フェア(公正)・リーガル(遵法)・オープン(公開)」の実践を通じて、株主、お客様、お取引先、従業員、地域社会といったステークホルダーとの良好なコミュニケーションを図っております。企業としての社会的責任を果たすことはもとより、企業価値の継続的な向上の実現のため、コーポレート・ガバナンスの強化を経営上の重要課題と位置づけ、コンプライアンス、危機管理、内部統制、IR等の充実に努めております。
経営・監督・監査指名・報酬委員会
内部統制
サステナビリティ委員会
選任/解任
株主総会選任/解任
諮問監査等連携
取締役会
監査等委員会
会計監査人
答申
選定/解職/監督報告
指示
報告監査指示
報告監査等委員会室監査連携
代表取締役経営会議
執行役員営業部門・事務部門
指示
報告
グループ監査室
危機管理委員会
内部監査コンプライアンス委員会
選任/解任
2)コーポレート・ガバナンス体制●コンプライアンス委員会設置日: 2003 年 9 月(年 4 回開催)委員長:社長事務局:グループ監査室、総務部目的:「企業行動基準」に基づく遵法精神の涵養、行動促進および企業活動全般の監視ならびに情報収集・分析当社グループ全体におけるコンプライアンス上の重要な問題の報告・審議活動:グループコンプライアンスの確立、法令遵守体制・情報管理体制のモニタリング、内部統制の推進等●危機管理委員会設置日:2004 年 3 月(年 2 回開催)委員長:社長事務局:グループ監査室、経営企画室、総務部目的:平常時における安全管理、危機予防活動有事における緊急対応(緊急対策本部として機能)
活動:個別リスク管理状況のモニタリング等●グループ監査室設置日:2005 年 9 月目的:当社グループの持続的成長に向け、経営効率・収益向上を妨げる重大な損失の発生を未然に防止し、内部統制の有効性確保に努める活動:執行部門から独立した立場で、グループ各社の事業活動が、法令、社内規程、および会社の経営方針・計画に沿って実行されているかを検証・評価し、併せて、問題・課題の抽出から改善に向けた提言・サポートを行う about us 2026
3

3)コンプライアンス
企業風土としての「コンプライアンス経営」をより一層確立させるべく取り組んでおります。そのために「公正・遵法・公開」を基本精神とした「企業行動基準」を策定し、これに従い「コンプライアンス」の実践に努めております。●企業行動基準
私たちは「フェア(公正)・リーガル(遵法)・オープン(公開) 」を基本に、常に「生活文化の創造」を通して社会へ貢献するように心がけ行動します。
※「企業行動基準」は企業活動のすべての規範となり、企業としての基本的な姿勢を明らかにして、一人ひとりの判断・行動を適正に導くものです。●コンプライアンスマニュアルの策定コンプライアンスの実践のための行動指針としてコンプライアンスマニュアルを策定しております。当社を取り囲む社会(人々)の期待に応えるため、主に4つのステークホルダー(消費者・取引先・従業員・社会)の視点から見たコンプライアンスの重要性を確認し、意識の向上を図っております。〈主な項目〉・「私たちのコンプライアンスとリスクマネジメント」・「私たちに必要とされる法知識」(個人情報保護の必要性、お客様への適切な情報提供(表示の重要性)、優越的地位の濫用行為の禁止、ハラスメントの防止、食の安全など)
・「私たちと内部統制」●コンプライアンスおよび内部統制に関する啓蒙・教育活動他入社時の研修に始まり、その後も昇格時の全ての段階において、コンプライアンスの研修項目を設けております。併せてそれぞれの業務に応じて研修を行い、継続的に啓蒙活動を行っております。また、松屋グループにおける一層のコンプライアンス体制の確立を図るため、総務部、人事部、労働組合、弁護士事務所の4 箇所を内部通報制度の窓口とした「ホットライン」を設置しております。
4 about us 2026

|経営計画|「 Global Destination 」となることを目指して
MISSION
未来に希望の火を灯す幸せになれる場を創造する
松屋の目指す姿(2050 年)
銀座日本
世界の銀座で圧倒的な存在となるトップレベルのプレミアムリテーラーとなる世界「 Global Destination 」となる
目指す姿に向けた経営戦略・計画
【戦略の考え方】
持続的な成長戦略「経済価値」と事業活動を通じた社会貢献「社会価値」の同期化(=共通価値の創造)を目指してまいります
目指す姿に向けた経営戦略・計画【戦略の方向性】
銀座集中投資地域共創事業を通じた輪の拡大プレゼンス強化
百貨店を核とし、ホームタウンである銀座に集中投資全国の産地や産業、産品をリブランディングしていく共創事業を日本各地に拡げていくリアル店舗とデジタルツールを活かして、世界中から選ばれる店に
経営計画「 Global Destinationとなることを目指して」内容の一部変更のお知らせ当社は、 2025 年 4 月 14 日に公表いたしました経営計画「 Global Destinationとなることを目指して」について、直近の業績動向および経済環境の変化を鑑み、内容を一部更新いたしました。 2050 年度を見据えた長期視点での変革と単年度目標の完遂を両立させる方針を掲げておりますが、免税売上高の構造変化などによる想定との乖離を受け止め、数値計画の適正化を図りました。
目指す姿に向けた経営戦略・計画経営計画更新の背景
これまで
2024 年度:過去最高の連結営業利益を達成 2025 年 4 月:新たな経営計画を策定
現状
外部環境の急変により、足元の業績が当初計画と乖離
主な要因•経済の不透明感:物価・人件費の高騰、金利上昇の加速•インバウンドの変化:中国政府による日本への渡航自粛勧告による売上への影響
今後に向けて
「 ID 顧客」を軸に、リアルとデジタルの融合を加速 2030 年度の目標に向けて数値計画を再構築する about us 2026
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松屋の目指す姿(2050 年)を描きながら、中期的な計画や目標を策定事業規模目指す姿に向けた経営戦略・計画ロードマップの更新
投資フェーズ成長フェーズ
【銀座集中投資】店舗への投資・不動産戦略【オムニチャネル推進】 CRM 戦略:新ロイヤルティプログラム【オムニチャネル推進】 matsuyaginza.com
〈基盤投資〉投資フェーズ【オムニチャネル推進】 matsuyaginza.com
成長フェーズ 2025 年 2026 年 2027 年 2028 年 2029 年 2030 年 2050 年
時間
目指す姿に向けた経営戦略・計画
【数値目標】の更新
連結 2026 年度業績予想 2027 年度目標 2030 年度目標
総額売上高 1,230 億円
1,250 〜 1,300 億円(1,550 億円)
1,500 〜 1,600 億円(1,650 〜 1,800 億円)
営業利益 18 億円
20 〜 25 億円(55 億円)
40 〜 50 億円(80 〜 85 億円)
ROE 1.9%
3.0%(10%以上)
10%以上(11%以上)
自己資本比率 34.2%(※1) 35%以上(40%以上)
35%以上(40%以上)
※1 2026 年度自己資本比率は想定数値カッコ内の数値は、 2025 年 4 月 14 日(経営計画策定時)当初の計画数値
百貨店業 2026 年度計画 2027 年度目標 2030 年度目標
(※2)
ID 顧客売上高 285 億円 320 億円 400 億円
※2 ID 顧客に関して
経営計画策定時
自社カード会員 + 売上把握ができるアプローチ可能な顧客(銀聯カード等)(matsuyaginza.com 売上含む)
国内+海外
外部環境の激変
見直し
自社カード会員(matsuyaginza.com 売上含む)
国内
6 about us 2026

|経営計画|「 Global Destination 」となることを目指して
目指す姿に向けた経営戦略・計画キャッシュアロケーション(2025 ~ 2027 年度)の更新
単位:億円
2025 〜 2027 年度累計投資計画
当初計画差異
2025 年度実績
当初更新差異
銀座集中投資(店舗、不動産開発) 57 (+7) 7
営業 CF
135 100 (▲35)
成長投資
オムニチャネル推進 CRM の強化 10 (—)
その他成長投資 20 (—)
1
—
借入
資産売却
35
80 (+45)
25 (+25)
システム(保守) 25 (—)
基盤強化投資
安心安全 30 (—)
人的資本 5 (—)
株主還元 58 (+28)
2 5 0.5 46
合計 170 205 (+35)
合計 205
(+35)
合計 62
目指す姿に向けた経営戦略・計画
【株主還元】
前中期経営計画第 1 フェーズ(2025 〜 2027 年度)第 2 フェーズ(2028 〜 2030 年度)
配当総額 13 億円
46 億円の株主還元(2025 年度)
営業 CFの15% を株主還元取得当自1 株 12
12 12 当
1 株 1 株 1 株配
配
1 株 2.5
10
円
円
円円
(予想)
0円円
2021 年度 2022 年度 2023 年度 2024 年度 2025 年度 2026 年度 2027 年度 2028 年度 2030 年度
7
社株銀座集中投資:MD ・不動産・ CRM
MD
不動産
CRM
強みを伸ばし、独自性を発揮してまいります(ラグジュアリーブランド、化粧品の拡大・強化)地域共創事業による商品開発等
銀座エリアに特化し事業を選択・収益向上を目指します
国内外顧客のポテンシャルや実績に基づき顧客化を目指してまいります 2027 年 3 月より、新しい会員プログラムをスタートいたします about us 2026

matsuyaginza.com 事業の位置づけ【将来への戦略的投資】
現状課題に対する諸対応
・ 2025 年 9 月マネジメント体制の刷新、松屋との一体化
・ 2026 年春マーケティング責任者として、外部プロフェッショナル人材を採用
・ 2026 年度
MD 整備に伴う宣伝費の本格投入を開始
体制強化、 EC 基盤の構築、オムニチャネル化を並行して実施
REAL
リアル・デジタルの一元化・一体化
DIGITAL
コンテンツ事業の拡大
コンテンツ事業による収益構造の多重化・松屋銀座を起点とし、展覧会を全国巡回させ、一過性のイベントに留まらない収益モデルを確立・入場料収入、物販および企画料収入による収益源の多重化「銀座並木通りビル」への出店と拠点形成・「銀座並木通りビル」内に専用の体験型ミュージアム「ギンザミライミュージアム」を新設・銀座のロケーションを活用し、国内外の顧客へ向けた発信と集客のハブ(拠点)化
2026 年度計画【グループ会社】 BtoB 、 BtoC ビジネスの拡大で、各事業の収益拡大とビジネスモデルの進化を図ってまいります
グループ会社セグメント方向性
㈱アターブル松屋飲食業経営資源の選択と集中による安定的な利益の創出
㈱シービーケー
ビル総合サービスおよび広告業
人材の確保と育成による営業力強化と収益性向上
㈱ MATSUYA GINZA.com 百貨店業
オムニチャネル戦略の柱として実店舗との融合を促進し、顧客の体験価値を高めていく
サステナブル経営の推進
※様々な取組みの詳細は、「サステナビリティの取組み」をご参照ください
8 about us 2026

サステナビリティへの取組み
1.サステナビリティ方針当社グループは、『顧客第一主義』『共存共栄』『人間尊重』『堅実経営』『創意工夫』という経営方針のもと、グループの強みを活かしながら、地域の一員として社会課題に取り組むことで、企業価値の向上と持続的な社会への貢献を目指すことを当社グループのサステナビリティ方針とし、その基に環境方針・調達方針・人権方針を定め、企業活動を通じた持続可能な社会の実現を目指し取り組んでおります。
2.マテリアリティ(重要課題)
持続可能な社会への貢献と当社の持続的な成長の両立に向け、銀座・浅草という国際性と地域性の交差する場から未来に「つなぐ・つながる・つなげる」をテーマに、事業を通じた顧客への体験価値の提供、提供のための創造基盤、それらの土台となるコーポレートガバナンスに分類し「マテリアリティ(重要課題)」を特定しました。
マテリアリティテーマ未来に「つなぐ・つながる・つなげる」
体験価値の提供商品・サービスで“つなぐ”地域と“つながる”銀座・浅草で“つなげる”
環境や社会に配慮した商品・サービスの展開
多様な消費者への公平な情報発信
地域社会との共生共創(伝統産業の活性化、イノベーションの推進)
都市社会との共存共栄(街の伝統文化の継承と振興)
組織の成長
体験価値の創造基盤
環境の保全
個の成長とパフォーマンスの最大化従業員の“働きがい、働きやすさ”の向上責任あるサプライチェーンの構築人権の尊重・擁護
廃棄物の削減・資源化温室効果ガスの削減気候変動問題への意識醸成水資源、生物多様性の保護
コーポレートガバナンス
企業倫理の実践と腐敗防止
ステークホルダーとの対話
情報開示を通じた社会的信頼・評価の向上
リスクマネジメント、コンプライアンス意識・体制の強化
包括的な事業継続への対応
重要課題の特定プロセス
ISO26000やSDGs 等の国際ガイドラインや外部ステークホルダーの意見、社内各部門での多角的な議論に基づき、サステナビリティ委員会での協議を経て、取締役会承認のもとマテリアリティ ( 重要課題 ) を特定しました。今後も社会潮流の変化を踏まえ、適宜見直しを行います。
重要課題の特定プロセスの詳細・評価基準はこちら
https://www.matsuya.com/corp/ sustainability/materiality/#a01 about us 2026
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3.マテリアリティ(重要課題)に関する取組み
1)商品サービスで“つなぐ”●環境や社会に配慮した商品・サービスの展開
ENEY
当社が2021 年 8 月に立ち上げ、今年 5 周年を迎える「 ENEY 」は、採掘により自然環境に負荷をかけずに「研究所(ラボ)」で作られる、天然ダイヤモンドと同じ組成の合成石(ラボグロウンダイヤモンド)を使用したジュエリーのブランドです。今後も持続可能な社会の実現に向けて、商品・サービスの展開を行ってまいります。公式ホームページはこちら (https://eney.jp/)
2)地域と“つながる”●地域社会との共生共創
松屋の地域共創「松屋の地域共創」は、日本各地で継承されている伝統工芸・産業・文化を絶やすことなく新たな機会創出と発展へつなげることを使命として 2020 年に始まった取組みです。日本各地のものづくりを松屋銀座の店内装飾やショーウインドウの演出に用いたことから始まり、現在では自治体と連携し、地域ブランディングや地域への交流人口増加を目指しています。これまでに53 ※
のプロジェクトを実現。また、松屋銀座で使用した装飾物を全国各地の商業施設などに貸与することで、日本全国にこの活動を普及、推進させ、本質的な持続・循環を目指しています。
※2026 年 8 月現在松屋の地域共創(https://matsuya-kyoso.jp/)
めおと鳩青森県弘前市の伝統工芸品「下川原焼土人形鳩笛」をリブランディング
チョコべこ福島県会津地方の伝統玩具「赤べこ」をバレンタイン仕様に
10 about us 2026

サステナビリティへの取組み
熊本県・株式会社くまもと DMC との包括連携協定
当社と熊本県・株式会社くまもと DMC の三者は、 2025 年 7 月 25 日に県産品の販路拡大や観光・文化の振興を目指す包括連携協定を締結しました。●「来民うちわ」をアップデート熊本県山鹿市の伝統的工芸品「来民うちわ」を松屋がプロデュース。熊本県の伝統的な「肥後六花」をモチーフに、よりモダンなデザインに刷新。デザインは、日本デザインコミッティーメンバー粟辻美早氏が担当。熊本県のふるさと納税返礼品としても登録されました。
日本の春×TOKYO CREATIVE SALON 福山デニムと桐生刺しゅうで日本のモノづくりの魅力を発信
「松屋の地域共創」の取り組みとして、国内最大級のクリエイティブの祭典「 TOKYO CREATIVE SALON 」と連動したプロモーションを開催しました。今回は、広島県福山市の「福山デニム」と群馬県桐生市の「刺しゅう」に焦点を当て、日本の伝統と職人技の融合を表現した特別なショーウィンドウを展開。国内外へ日本の優れたモノづくりのモノがたりと、新たなサステナブルな価値を発信しました。
about us 2026
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3)銀座・浅草で“つなげる”●都市社会との共存共栄
当社は銀座・浅草の街への更なる貢献を目指し、それぞれの地域コミュニティとの繋がりを通じた取組みを進めています。
銀座の風物詩と日本の伝統技法をつなぐ新ブランド「銀座のつばめ」
銀座の名店と松屋がつなぐ「 GINZA FROZEN GOURMET 」
松屋銀座に40 年以上毎年飛来する「つばめ」の営巣を温かく見守る銀座の風物詩を大切にしながら、型染業・小田中耕一氏が描いたつばめをあしらい、「銀座のつばめ」としてブランド化。銀座の自然環境への愛着と、国内の優れた職人技を広く発信しています。
銀座の老舗・名店レストランと協業し、名店レストランが守り続けてきた伝統の味を最先端の急速冷凍技術で再現。名店の技術や食文化を守りつつ、全国のご家庭へ届ける新たな地域共創ビジネスを展開しています。
GINZA FROZEN GOURMET 誕生のきっかけや商品開発の秘話はこちら https://www.matsuya.com/corp/sustainability/effort/ginza-frozen-gourmet/
松屋浅草×三社祭「浅草 44 ヵ町の伴天・手ぬぐい展示」
台東区と協業し地域産業の活性化を推進
浅草店では「浅草ならではの独自性を追求する」をテーマに、ストアコンセプトを「浅草プラットホーム」と称し、その具現化策として、認知度強化のための「松屋浅草『浅草・道の駅』化作戦」を実施しています。地域の「良いもの、美味しいもの、面白い情報」が揃い、気軽に立ち寄れる場所を目指し、その一つとして「三社祭への参画」を行っています。浅草神社をはじめ地元 44 ヵ町のご協力の下、担ぎ手が着用する伴天(はんてん)と手ぬぐいの展示を店内で実施しました。神社奉賛会や地域の皆様とのつながりを大切に、浅草の伝統文化を国内外へ発信し、街の誇りである祭りの熱気を次世代へつなぐ取り組みを続けています。
松屋浅草は、モノづくりの街・台東区の“下町”の品をお届けする「したまち小粋マーケット」と、新旧の知る人ぞ知るお店を紹介する「江戸まち食通マーケット」を初の同時開催をいたしました。引き続き、地域の事業者様との繋がりを深め、催事等を通じて、地域の魅力を発信する中核として、エリア全体の価値向上に貢献してまいります。
12 about us 2026

サステナビリティへの取組み
4)組織の成長
エンパワーメントされた「個」の集結によって組織の力を最大化し、持続的に価値を創造します。●個の成長とパフォーマンスの最大化年齢や雇用形態に関わらず、働く人の個性や挑戦を尊重し、持てる能力を存分に発揮できる人事・教育体制を敷く
ことで、組織全体の創造性と競争力を高めます。
▲ 65 歳現役制と実力主義人事・賃金制度の促進
一人ひとりに対する期待役割を明確化し、経営理念に連動した人事制度を運用することで、年齢を問わずすべての従業員に活躍の場を提供するとともに、全員がベクトルを共有する環境を整え、組織として最大パフォーマンスを引き出します。
▲人材育成に関する取組みについて
従業員が主体的に学び、成長し続けられるよう、自律的なキャリア形成を支援する育成体系を整備しています。多様な個性を持つ人材が互いに認め合い、協働しながら新たな価値を創造し、挑戦を重ねることで、組織の持続的な成長を牽引する人材を育成します。
▲販売力強化、サービス向上のための教育体系の整備社員のみならず、パート・アルバイト、取引先販売員など松屋で働く全員を対象とした教育体系を整備。段階的な
研修を通じて「顧客第一主義」の徹底を図っています。●従業員の“働きがい、働きやすさ”の向上制度や福利厚生の充実など労働環境の整備による「働きやすさ」と、仕事を通じて得られる成長や喜びの実感による
「やりがい」の両立を追求し、生産性の向上と人材の定着につなげます。
▲多様な人材を活かす職場づくり
多様な働き方をサポートするために制度を拡充するとともに、従業員それぞれの個性や権利、価値観を尊重し、互いに認め合う風土醸成を進めています。ハラスメントのない風通しの良い職場環境を整備し、すべての多様な人材がその能力を遺憾なく発揮し、自分らしく活躍できる組織づくりを継続して推進します。
▲エンゲージメント調査の実施と職場改善定期的な実態調査を通じて、職場の強みを伸ばしながら課題解決に取り組むことで、働きがいを実感できるフィー
ルドを整えます。●責任あるサプライチェーンの構築当社は、お取引先の皆様を大切なパートナーと捉え、公正な取引と持続可能な社会の実現に向けて、共に歩んでま
いります。
▲お取引先行動規範の制定環境・人権に配慮した調達基準を明確にし、健全なサプライチェーンを維持します。
お取引先行動規範はこちら:https://www.matsuya.com/corp/sustainability/policy/#a04
▲「パートナーシップ構築宣言」の公表
規模の大小に関わらず、サプライチェーンの共存共栄と新たな連携を目指します。松屋の「パートナーシップ構築宣言」はこちら:https://www.biz-partnership.jp/declaration/136408-10-00-tokyo.pdf
about us 2026
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5)環境の保全●温室効果ガスの削減
2030 年度に向けた削減目標当社のスコープ1、2の温室効果ガス排出量を「 2030 年度に2013 年度比 50%の削減」を目標に具体的な取組みを進めております。また、日本政府が発表した「 2050 年カーボンニュートラル宣言」の実現に貢献できるよう、 2030 年以降も温室効果ガス排出量の削減に努めてまいります。
【スコープ1、2温室効果ガス排出量の実績と目標(単体)】
(単位:t-CO 2 )
2013 年度 2022 年度 2023 年度 2024 年度 2025 年度 2030 年度スコープ1 464 421 447 508 441 スコープ2 10,093 7,515 6,795 7,714 6,483 スコープ1、2合計 10,557 7,936 7,242 8,222 6,924
温室効果ガス削減目標スコープ1、2▲50%(2013 年度比)
国際的な環境非営利団体 CDP による 2025 年気候変動調査において、気候変動対策と情報開示が評価され、マネジメントレベルである「 B- 」スコアを初めて獲得いたしました。今後も脱炭素社会の実現に向け、継続的な削減活動および情報開示の拡充を推進してまいります。●廃棄物の削減・資源化
食品資源
▲▲食品廃棄物(生ごみ)のリサイクル銀座店では、食品廃棄物(生ごみ)のリサイクルを実現しています。
廃食用油のリサイクル 2026 年 4 月より「 FRY TO FLY プロジェクト」に参画し、持続可能な航空燃料(SAF)の製造に貢献しています。
▲▲洋服用カバー水平リサイクルを開始 2026 年 4 月よりバックヤードで出る洋服用カバーを回収し、再生原料として新たな洋服用カバーやプラスチック製品に生まれ変わらせる資源循環の取り組みを行っています。
ペットボトル回収(ボトルスカッシュ)回収したペットボトルを資源として再利用し、食品トレイの原料として活用しています。
14 about us 2026

松屋トップメッセージ●代表取締役社長執行役員古屋毅彦■百貨店を取り巻く環境の変化
――インバウンド需要の変動と国内消費の底堅さ
代表取締役社長執行役員古屋毅彦
松屋銀座店は2025 年に開店 100 周年を迎え、新たな歩みをスタートしました。現在、百貨店を取り巻く環境は大きく変化しており、インバウンド需要の変動やお客様の価値観の多様化が進んでいます。そのような中でも、当社が目指す姿は変わりません。銀座という世界有数の商業エリアを舞台に、世界中の人々に訪れたいと思っていただける「 Global Destination 」の実現に向けた挑戦を続けています。今回は、経営計画一部更新の考え方や MISSION・目指す姿の実現に向けた取り組み、そして当社が目指す将来についてお話しいたします。
新型コロナウイルス感染症禍は、百貨店業界にとって非常に厳しい期間でした。営業そのものが制限される中で、新型コロナウイルス感染症収束後にお客様の消費がどのように戻るのか、当時は見通しづらい状況でした。そのような中で、 2024 年は中国を中心に訪日外国人観光客が急増し、消費が大きく回復しました。
その後、インバウンド需要は急回復局面から、少しずつ平常時のトレンドに戻ってきている印象です。訪日外国人観光客は引き続き増えていますが、特定の国や地域に偏るのではなく、来街される観光客の国や地域の幅が広がっています。 2025 年は、前年の反動や国際情勢等の影響により、当社の免税売上は前年を下回る月がありますが、海外のお客様が日本に、そして銀座に来てくださっていることは変わりません。円安の影響もあり、銀座が買い物をしやすい場所として引き続き高い魅力を持っていることがうかがえます。
国内のお客様の消費も非常に堅調です。急激に伸びるというよりも、着実に前年を上回る動きが続いています。お客様が求める商品や体験をきちんとご用意できれば、国内のお客様にも継続して支持いただける環境にあると感じています。■経営計画一部更新の背景
――変化する事業環境への対応と顧客基盤の強化
こうした環境変化を踏まえ、今回、経営計画の一部更新を行いました。背景にあるのは、外部環境が当初の想定以上に大きく変化していることです。特にインバウンド需要は、当社にとって大きな成長要素である一方、国際情勢や為替、各国との関係によって変動も大きくなります。実際に、 2025 年度は市場環境の変化に伴い、免税売上が大きく減少しました。こうした変動がある中で、インバウンド需要の獲得に向けた経営資源の配分をどうコントロールしていくかは、企業価値を高めていく上で、非常に重要な要素だと考えています。
そのため、今回の更新では、国内のお客様との関係を事業の土台として強化しながら、海外のお客様については、リピート化や富裕層との接点づくりを進めていくことを重視しました。短期的な外部環境の変化や需要の変動に左右されるのではなく、国内外のお客様との関係 about us 2026
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を中長期的に深め、安定した顧客基盤を築いていくことが、今回の経営計画一部更新における大きなポイントです。
国内のお客様については、 ID 顧客の獲得および活性化を一層進めていきます。また、経営計画における重要指標である ID 顧客売上高については、 ID 顧客の定義を見直し、海外顧客を除いた国内の自社カード会員のみを対象としました。これにより、国内のお客様との関係をどれだけ深められているかを、より明確に把握できるようにしています。
一方で、海外のお客様への取り組みを弱めるわけではありません。免税売上は引き続き大きな規模があり、当社にとって重要なお客様です。ただし、これからは幅広いお客様の来店促進に取り組むだけではなく、何度も来店いただけるお客様や、より高い価値を求める富裕層のお客様とのつながりを深めていくことが重要だと考えています。■ MISSION ・目指す姿
――「 Global Destination 」となることを目指して
短期的には、外部環境の変化を踏まえて経営計画の一部を見直しましたが、当社が掲げる MISSION や目指す姿そのものは変わっていません。私たちは、「未来に希望の火を灯す幸せになれる場を創造する」という MISSION のもと、すべてのステークホルダーにとって価値ある企業であり続けたいと考えています。「世界」という軸において、目指す姿として掲げている「 Global Destination 」とは、すなわち、「世界中の人々に訪れたいと思っていただける目的地になる」ことです。その実現に向けて、当社はまず「世界の銀座で圧倒的な存在」となることを目指しています。銀座という街そのものは、すでに国内外から多くの人々を惹きつける場所になっています。その中で松屋銀座店が、世界中のお客様にとって魅力ある目的地の 1 つとなり、銀座における新たな体験価値を提供していくことが、「 Global Destination 」を実現する上で重要だと考えています。
そのためには、リアル店舗の価値をさらに高めることに加え、デジタル上での当社の立ち位置を確立することも欠かせません。海外のお客様を含め、今は SNS やデジタルを通じて情報に触れる時代です。当社の魅力をより多くの方々に届けるためにも、デジタルプラットフォームの構築を進め、リアルとデジタルの両面から松屋銀座店の価値を高めていきたいと考えています。■銀座集中投資の意義
――世界の銀座で選ばれる存在へ
銀座は、日本で最も力のある商業エリアであると同時に、私は「世界一の商店街」だと捉えています。歴史ある店舗や商業施設、ラグジュアリーブランド、様々な企業が集まり、街全体で価値を創り上げています。当社もその一員として、銀座の価値をともに高めていく姿勢を大切にしています。その中で松屋銀座店が存在感を発揮し続けるためには、松屋ならではの独自性をより明確にしていく必要があります。「面白いことをやっている店」「新しい発見がある店」と感じていただけるような取り組みを積み重ね、銀座という街の価値向上にも貢献していきたいと考えています。目指す姿を実現するための戦略の1つである「銀座集中投資」は、松屋銀座店が存在感を発揮し続ける上で、重要な取り組みです。現在、松屋銀座店の売場の魅力をより一層高めるために、約 10 年ぶりの大型改装を進めています。また、独自性のある店舗を目指すために人材への投資も積極的に行っています。商品やサービスの質を高めるだけでなく、接客や提案力を磨くことで、リアル店舗ならではの価値をさらに高めていきたいと考えています。加えて、お客様のLTV(顧客生涯価値)の最大化を推進するために、ロイヤルティプログラムの構築も重要です。現在、 2027 年 3 月に新ロイヤルティプログラムを始動できるよう、準備を進めています。■銀座での体験価値拡大
――点を線に、線を面へ広げる挑戦
「銀座集中投資」は松屋銀座店だけにとどまりません。今後は、松屋銀座店と銀座インズのほぼ中間に位置する銀座並木通りビル内に、専用の体験型ミュージアムを新設いたしました。松屋銀座店、銀座インズ、そして新たな並木通りの拠点をつなぐことで、各拠点の点としての取り組みを線へ、さらに面へと広げ、銀座における当社の存在感を一層高めていきたいと考えています。新設する体験型ミュージアムでは、国内外で人気のあるIPコンテンツを中心に展開し、コンテンツと連動したカフェや物販も行っていく予定です。これまで松屋銀座店の中だけでは十分に表現しきれなかったコンテンツの世界観や体験価値を、提供していきたいと考えています。これまで松屋銀座店 8 階で実施してきた展覧会や催事は、概ね2 ~ 3 週間単位で入れ替えることが多く、限ら
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松屋トップメッセージ●代表取締役社長執行役員古屋毅彦
れた期間の中で展開せざるを得ない面がありました。一方、新たな拠点では、コンテンツによっては最長 1 カ月程度、腰を据えて展開することができます。催事や展覧会は、開催直後よりも、実際に来場されたお客様の感想が SNS などで広がることで、後半にかけて来客が増えていくことも少なくありません。従来は「来週行こう」と思った時にはすでに終了しているケースもありましたが、新拠点では、そうしたお客様の期待にも応えやすくなると考えています。
また、 IP コンテンツや展覧会は、映画の公開時期や作品の周年、話題化のタイミングなど、開催する時期が非常に重要です。新たな拠点を持つことで、より適切なタイミングで企画を展開し、コンテンツの魅力を最大限に引き出すことが可能になります。カフェや物販との連動も含め、単なる催事ではなく、コンテンツの世界観をより深く楽しんでいただける場にしていきたいと考えています。■地域共創の取り組み
――銀座から日本のものづくりの価値を高める
当社が独自性を発揮し、銀座の価値を高めていくうえで、地域共創は非常に重要な取り組みです。百貨店はこれまで、海外の優れた商品やブランドを日本のお客様に紹介する役割を担ってきました。それは今後も大切ですが、これからは日本のものづくりや地域の価値を、国内外のお客様に伝えていくことが必要だと考えています。「 Global Destination 」を目指すうえでは、世界中の百貨店にあるものだけでなく、ここでしか出会えないものが欠かせません。ラグジュアリーブランドのように、百貨店としての信頼感を支える商品群は必要ですが、それだけでは松屋らしい独自性は生まれません。日本には、優れた技術や素材、手仕事を持ちながらも、十分な市場をつくりきれていない作り手の方々が多くいらっしゃると感じています。そうした方々とともに、銀座で新しい価値を生み出し、発信していくことが、当社に期待されている役割であり、私たちが果たすべき使命だと考えています。
当社が目指す地域共創は、単に地域の商品を銀座に持ってくる取り組みではありません。作り手の技術や想いを大切にしながら、デザインや見せ方、価格の付け方を含めて、作り手とともに価値を磨き上げ、新しい市場をつくっていく取り組みです。作り手自身が「この価値で買っていただけるのか」と自信を持てることも重要で
すし、お客様にとっても、その背景を知ることで価格以上の価値を感じていただけるようになります。銀座は、日本中、世界中から多くの人々が訪れる場所です。だからこそ、地域のものづくりを発信し、その価値を高める場として大きな可能性があります。当社は、地域の作り手と連携した商品開発に加え、銀座で知っていただいたお客様を現地へ送客する取り組みも進めています。単に商品を販売するだけでなく、地域に人やお金が循環する仕組みをつくることも当社の役割だと考えています。■持続的な企業価値向上に向けて
――経済価値と社会価値の同期化
地域共創等を通じて、地域、作り手、お客様、そして当社がともに価値を享受できる関係を育てていくことは、当社が掲げる「経済価値と社会価値の同期化(=共通価値の創造)」を具体化する取り組みの1つだと考えています。日本のものづくりの裾野を守り、次の世代につなげていくことは、当社にとっても将来の商売の基盤を守ることにつながります。企業である以上、売上高や利益を上げることは当然必要です。しかし、単に儲けるだけではなく、自分たちの取り組みが世の中を少しでも良くし、お客様や地域の方々に少しでも楽しい気持ちになっていただくことも重要です。百貨店は、商品を販売するだけでなく、お客様とのコミュニケーションを通じて喜びや発見を提供する業態です。だからこそ、売場や接客、ものづくりの中でそうした価値を積み重ね、「また来たい」と思っていただける場をつくることが、結果として当社の売上高や利益の成長にもつながっていくと考えています。同時に、経済価値と社会価値を同期化させるという考え方は、当社の従業員にとっても大切な視点です。百貨店で働く人には、商品やお客様との会話が好きで、お客様に喜んでいただくことにやりがいを感じている人が多いと思います。そうした人たちが誇りを持って働ける環境をつくることは、優秀な人材に選ばれるためにも欠かせません。今後、人口減少や人手不足が進む中で、リアルな接客の価値はますます重要になると考えています。百貨店は成熟産業と言われることもありますが、私はなくなる業態ではないと思っています。ただし、淘汰は今後も進んでいくでしょう。その中で最後まで選ばれるのは、リアルの価値をきちんと提供できる企業だと考えています。そのためにも、働きやすい環境づくりやDXによる業務 about us 2026
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効率化を進めながら、人が持つ力を最大限に発揮できる体制を整えていきます。お客様、取引先、地域社会、従業員、株主を含むすべてのステークホルダーに対して価値を提供し続けること。その積み重ねが、当社の持続的な企業価値向上につながると考えています。■コーポレート・ガバナンスの強化
――挑戦と透明性を両立する経営基盤
すべてのステークホルダーに対して価値を提供し続ける企業であるためには、健全な経営基盤が欠かせません。コーポレート・ガバナンスは、単にルールを守るための仕組みではなく、挑戦と創造を続けながら、経営の透明性や内部統制を高めるための重要な基盤だと考えています。小売業は、日々のお客様対応を起点に物事を考えることが多い業態です。もちろん、お客様に満足していただくことは最も大切なことの1つです。一方で、当社が掲げるMISSIONの対象は、すべてのステークホルダーです。お客様だけでなく、取引先、地域社会、従業員、株主など、それぞれに対して責任を果たしていく必要があります。そのためにも、市場から求められる透明性や内部統制を意識しながら、経営を進めていくことが重要だと考えています。一方、コーポレート・ガバナンスを強化し、コンプライアンスや内部統制を徹底しながら、新しい取り組みに挑戦していくことも重要です。しっかりとした牽制機能のもとで、株主価値の向上や社会への貢献を同時に実現していく。その姿勢こそが、経済価値と社会価値の同期化にもつながると考えています。取締役会についても、近年は非常に活性化していると感じています。女性取締役の比率も高まり、社外取締役を含めて多様な経験や専門性を持つ方々に参加いただいています。案件によっては何度も議論を重ねることもありますし、社外の視点から厳しい意見をいただくこともあります。こうした取締役会での議論が、挑戦と透明性を両立する、バランスの取れた意思決定につながっていると感じています。また、取締役会をより活性化させる取り組みとして、社外取締役の方々に当社の事業や現場をより深く理解していただくため、執行役員や部門長との対話、お店をご覧いただく機会なども増やしています。会社をよく知っていただいたうえで意見をいただくことが、実効性あるガバナンスにつながると考えています。
さらに、経営陣や組織の多様性を高めることも重要なテーマです。現在、社外取締役には、マーケティング、デジタル、不動産、企業経営など、多様な知見を持つ方々に加わっていただいています。社内でも外部経験を持つ人材の登用が進み、これまでとは異なる視点が少しずつ組織に入ってきています。株主の皆様への責任も重要です。まずは業績をしっかり上げ、企業価値を高めていくことが基本です。そのうえで、配当や機動的な自己株式取得など、株主還元についても状況を見ながら適切に検討していきます。また、 IR 活動やSR 活動を通じて、松屋の価値や取り組みを分かりやすく伝え、株主・投資家の皆様との対話の質を高めていきたいと考えています。これからも、ガバナンスの実効性を高めながら、挑戦と透明性を両立する経営を進めていきます。そして、すべてのステークホルダーから信頼され、価値ある企業であり続けるための基盤を、より強固なものにしていきたいと考えています。■最後に
――未来への誓い
当社は、銀座を舞台に、「 Global Destination 」の実現に向けた挑戦を続けていきます。国内外のお客様とのつながりを深め、リアルとデジタルの両面から体験価値を高めるとともに、地域共創や新たな取り組みを通じて、当社ならではの価値を創造していきます。あわせて、コーポレート・ガバナンスの実効性を高めながら、すべてのステークホルダーと価値を共有し、持続的な企業価値向上を実現してまいります。
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松屋トップメッセージ●取締役専務執行役員横関直樹■銀座という街が持つ本質
――変わり続ける街、変わらない価値
取締役専務執行役員
横関直樹
銀座は、伝統と革新が共存しながら進化を続ける世界有数の商業エリアです。松屋銀座店は、時代ごとのお客様の価値観や消費行動の変化を捉えながら成長するとともに、ラグジュアリーブランドとの共存共栄を通じて、銀座という街の価値向上にも取り組んできました。今回は、約 40 年にわたり松屋銀座店のMD 等に携わってきた経験を踏まえ、銀座という街が歩んできた変化と変わらない価値、ラグジュアリーブランドとの共存共栄を支える関係性、そして銀座とともに持続的な成長を実現するための当社の考え方や取り組みについてお話しいたします。
私は 1984 年に松屋へ入社し、松屋銀座店での売場担当やバイヤー業務を通じて、約 40 年にわたり銀座の変化を見続けてきました。その中で強く感じるのは、「銀座は変わり続けている街でありながら、その本質は変わっていない」ということです。
銀座は、新宿や渋谷、池袋のような巨大ターミナル駅に隣接した街ではありません。お客様が「銀座へ行こう」と目的を持って、わざわざ足を運んでいただく街だと感じています。だからこそ銀座には、訪れていただくお客様を大切にお迎えし、心地よい時間を過ごしていただきたいという“おもてなし”の精神が根付いています。老舗の飲食店や専門店、長い歴史の中で培われた伝統や文化を感じられる店舗が数多く存在し、そのような特別な体験を求めて多くの人が銀座を訪れていると感じています。
また、銀座は 1 つの大きな商店街のように、街に関わる方々がともに価値を守り、高めてきた街でもあります。景観を守るための「 56m ルール」が設けられており、「銀座通連合会」を中心に行政とも連携しながら、街の美観や環境を守る取り組みが続けられています。時代とともに店の顔ぶれや来街者は変わっても、お客様をお迎えする姿勢や街の品格は、今も変わらず受け継がれています。■商業都市・銀座の進化
――世界中のお客様やブランドが集う商業エリアへ
銀座の本質は変わらないものの、銀座を取り巻く商業環境は、 1990 年代以降、大きく変化してきました。なかでもラグジュアリーブランドの進出は、銀座の歴史を語るうえで欠かせない出来事だったと思います。もともと海外ブランドの多くは国内の商社が中心となり、国内展開を担っていましたが、やがて欧米のラグジュアリーブランド各社が自ら日本法人を設立し、日本市場を開拓する方針へと転換しました。その結果、ブランドの世界観を発信する路面店の出店が加速しました。 2000 年以降、ルイ・ヴィトンを皮切りに、エルメス、シャネル、グッチなどの旗艦店が次々と銀座に誕生し、街の景観そのものが大きく変わりました。かつては並木通りを中心に点在していたラグジュアリーブランドが銀座通りや晴海通りへと広がり、銀座は世界有数のラグジュアリーブランド集積地へと発展していきました。
さらに 2000 年代になると、ファストファッションも about us 2026
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銀座へ進出します。 ZARAやH&M 、フォーエバー 21などが次々に店舗を展開し、それまでとは異なる価格帯や価値観を持つブランドが街に加わりました。ラグジュアリーブランドとファストファッションという、一見すると対照的な2つの潮流が同じ街に共存することで、銀座を訪れるお客様の層も大きく広がったと感じています。また、 2010 年代以降はインバウンド需要の拡大も、銀座の様相を大きく変える要因となりました。特に2015 年頃には「爆買い」が話題となり、中国を中心に訪日外国人観光客が急増しました。その後、新型コロナウイルス感染症禍で観光客は大きく減少したものの、 2023 年以降は再び回復しています。現在の銀座では、日本のお客様だけでなく、世界中から訪れる人々が街を行き交うようになりました。来街される観光客の国や地域の幅も広がり、銀座はより多様なお客様を迎える街へと変化しています。ラグジュアリーブランドの集積、ファストファッションの進出、そしてインバウンド需要の拡大を背景に、銀座は世界中のお客様やブランドが集う商業エリアとして、存在感を高めてきたのだと考えています。■お客様の価値観の変化
――“流行”から“自分らしさ”の時代へ
銀座の街の変化とあわせて、お客様の消費行動も大きく変わってきたと感じています。かつての百貨店は流行の発信地であり、「今シーズンはこれが流行している」といった提案を通じて、お客様の購買意欲を喚起する役割を担っていました。 DCブランドブームや紺ブレブームなどは、その象徴だと思います。当時は、百貨店やアパレル企業が流行をつくり、お客様がそれに応えるように商品を選ぶ時代でもありました。しかし現在のお客様は、流行に左右されるのではなく、自分自身の価値観で商品を選ぶ傾向がより強くなっている印象です。たとえば、バッグや靴ではラグジュアリーブランドを選びながら、洋服は別のブランドを組み合わせるなど、アイテムごとに自分らしい選択をされています。以前のように「流行っているから買う」のではなく、「自分が欲しいから買う」「自分に合うから選ぶ」というお客様が増えているように感じます。だからこそ百貨店には、単に流行を提案するだけではなく、お客様一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添い、その方にとって本当に価値のあるものを提案する力が求められています。商品そのものの魅力に加え、選ぶ理由や背景まで含めてお伝えしていくことが、これか
らの百貨店にとってますます重要になると考えています。■伝統と革新
――変化の時代に選ばれ続ける条件
私は、こうした変化の大きな銀座で長く生き残る企業やブランドには共通点があると考えています。それは、「伝統と革新」を両立していることです。歴史や価値観を大切にしながらも、時代の変化に合わせて商品やサービスを進化させる。その姿勢がなければ、歴史あるブランドであっても選ばれ続けることはできないと考えています。銀座という街がそうであったように、ラグジュアリーブランドも変化を受け入れながら成長してきました。守るべきものを守りながら、変わるべきものを変えていく。その積み重ねが、長く愛され続ける理由なのだと思います。そうした環境変化の中で、松屋銀座店も変化を続けてきました。銀座 3 丁目という日本有数の立地で商売を続けてきたことは、当社にとって大きな強みです。その立地を活かしながら、限られた売場面積を効率的に活用し、その時代ごとのお客様の価値観や消費行動の変化を捉えながら、品揃えやMDを進化させてきました。ファッションのトレンド、お客様の価値観、そして銀座を取り巻く商業環境が大きく変化する中でも、松屋銀座店は守るべきものと変えるべきものを見極めながら進化を続けてきました。その積み重ねこそが、今日の当社の価値につながっているのだと考えています。■ラグジュアリーブランドとの共存共栄
――銀座ならではの価値創造
銀座の発展を語るうえで、ラグジュアリーブランドの存在は欠かせません。私たちはラグジュアリーブランドを単なる取引先ではなく、同じ銀座という街でお客様に価値を提供し、ともに街の魅力を高めていくパートナーだと考えています。銀座におけるラグジュアリーブランドの商売の特徴は、多くのブランドが百貨店内の店舗と路面店の両方を展開していることです。全国的に見ると、同じブランドが百貨店と路面店の双方で本格的に事業を展開しているケースは、決して多くないように思います。しかし銀座では、世界的なラグジュアリーブランドが集積しているからこそ、百貨店内の店舗と路面店がそれぞれの役割を持ちながら共存できているのだと考えています。百貨店は限られた売場面積の中で売れ筋商品を中心に展開し、
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松屋トップメッセージ●取締役専務執行役員横関直樹
多くのお客様との接点を持つ場です。一方、路面店はブランドのシンボルとしてフルラインナップの商品を揃え、ブランドの世界観そのものを発信する場になっています。同じブランドでも商売の形は大きく異なりますが、それぞれが異なる役割を担いながらお客様に価値を提供しています。私は、百貨店と路面店が競争するのではなく、お互いの強みを活かしながら発展していることこそ、銀座ならではのラグジュアリービジネスの特徴であり、街の価値を支える重要な要素だと考えています。■外商と銀座のポテンシャル
――ブランドと顧客をつなぐ接点
そうした関係の中で、松屋銀座店とラグジュアリーブランドを結びつける大きな魅力の1つが外商です。ラグジュアリーブランドの世界でも「外商」という言葉は広く認識されています。百貨店の外商担当者は、お客様の家族構成やライフスタイル、過去の購買履歴だけでなく、どのような商品を好まれるのかまで深く理解しています。当社にとって、長年にわたり築いてきた信頼関係や顧客理解は、単なるデータでは表せない大きな資産です。お客様のご自宅を訪問し、ご家族との関係を築きながら人生の節目に寄り添っていく。こうした関係性は、
一朝一夕に築けるものではありません。ラグジュアリーブランド側も、外商が持つ価値を十分に理解していると考えています。もちろん、路面店にも優秀な販売員は数多くいます。しかし、お客様との長期的な関係性という点では、百貨店の外商が長年にわたり築いてきたネットワークや顧客理解は大きな強みです。だからこそ、ラグジュアリーブランド各社も外商顧客を非常に重視していますし、私たちもブランドと連携しながら、お客様一人ひとりにより満足度の高い提案を行うことができています。また、松屋銀座とラグジュアリーブランドを結びつける魅力は、外商だけではありません。銀座という街そのものが持つ将来性も、ラグジュアリーブランドにとって大きな魅力であると考えています。現在、銀座が属する中央区は東京都内でも高い人口増加率を維持しているエリアの1つです。特に湾岸エリアではタワーマンションの開発が進み、居住者が増えています。かつての銀座は都心の端にあるような感覚もありましたが、現在は湾岸エリアと一体的な広がりを持つ街になっています。さらに今後は築地地区の再開発も予定されています。こうした変化によって、銀座周辺には国内外の富裕層や訪日客がさらに集まることが期待されています。その意味で、銀座は単なる商業集積地ではなく、新たな顧客との接点を生み出し続ける成長エリアでもあります。当社は銀座に根差した百貨店として、外商を通じて培ってきたお客様との関係に加え、こうした新しい顧客層との接点も築きながら、お客様をラグジュアリーブランドへとつなげていく役割を担っていく必要があると考えています。■信頼関係が生み出す競争力
――共存共栄を支える基盤
外商を通じたお客様との関係や、銀座という街が持つ将来性は、松屋銀座店とラグジュアリーブランドを結びつける大きな魅力です。一方で、ラグジュアリーブランドとの関係を長期的に深めていくためには、立地や顧客基盤だけでなく、日々の取引やコミュニケーションを通じて積み重ねてきた信頼関係が欠かせません。ラグジュアリーブランドは、短期的な成果だけでなく、中長期的なブランド価値を重視しており、取引先に対しても一貫した姿勢や継続的な信頼関係の構築を求める傾向があると感じています。当社はこれまで、ブランド価値を尊重しながら、長期的な視点でラグジュアリーブランドとの関係を築いてきました。当社は経営の軸となる考え方や銀座に対する姿勢が大きくぶれることなく about us 2026
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受け継がれてきたこともあり、ブランド側にも長期的な視点でお付き合いいただけているのではないかと思います。一度お約束したことを誠実に実行し、お互いの価値向上につながる関係を継続してきたことが、今日の信頼関係の基盤になっていると考えています。また、当社には、ラグジュアリーブランドの担当者が頻繁に変わらないという特徴があります。松屋銀座店と浅草店の2 店を運営する当社では、長く同じ分野に携わる社員が多く、ブランド担当者との継続的な関係を築きやすい環境があります。日々のコミュニケーションを通じて相互理解を深め、お互いの考え方や戦略を共有していく。こうした現場同士の関係の積み重ねも、信頼関係の構築につながっていると考えています。■共存共栄の新たなステージ
――銀座全体でお客様に価値を届ける
こうした信頼関係を土台に、今後は松屋銀座店とラグジュアリーブランドの関係を、より一層、お客様起点で発展させていく必要があります。当社はこれまで、松屋銀座店の売場を通じてブランドの商品をご提案することが中心でした。しかし銀座には各ブランドの路面店があり、ブランドの世界観やフルラインナップを体験できる環境があります。松屋銀座店の売場にない商品であっても、路面店には揃っていることがあります。そのような時には、お客様を路面店へご案内し、より満足度の高い体験を提供することも大切だと考えています。これまでも当社は、お客様にどれだけ満足していただけるかを大切にしてきました。そして今後は、その考え方を百貨店の売場だけにとどめるのではなく、路面店を含めた銀座全体へと広げていくことが重要だと考えています。お客様にとって最適な選択肢を広げ、より豊かな体験を提供していくことは、結果として当社とラグジュアリーブランド双方の価値向上にもつながります。百貨店と路面店がそれぞれの強みを活かしながら、銀座という街全体の魅力を高めていく。その取り組みこそが、当社の考える共存共栄の姿であり、当社の持続的な企業価値向上につながると考えています。■持続的な企業価値向上に向けて
――銀座商業施設協議会の意義と活動
があります。これは、当社が掲げる「経済価値と社会価値の同期化(=共通価値の創造)」にも通じる考え方です。そうした考えのもとで設立したのが「銀座商業施設協議会」です。銀座には古くから「銀座通連合会」がありますが、大型商業施設やホテルなどが連携しながら街の課題に取り組む枠組みについては、さらに強化していく余地があると当社は考えていました。インバウンド需要の拡大に加え、自然災害やサイバー攻撃など企業を取り巻くリスクが複雑化する中、個社だけでなく街全体で対応していく必要があるとの考えから、当社が発起人となり「銀座商業施設協議会」を設立しました。現在、協議会では消防署や警察署、保健所、区役所と連携しながら、防災・防犯・衛生対策に取り組んでいます。災害対応や防犯体制の強化、サイバー攻撃への備え、感染症対策など、安心・安全な街づくりに向けた活動を継続しています。こうした活動は直接的に売上や利益につながるものではありません。しかし私は、当社が長期的に成長していくうえで欠かせない取り組みだと考えています。街を訪れる方々が安心して過ごせること、銀座で働く人々が安全に活動できることは、銀座の価値を支える重要な基盤だからです。とりわけ当社にとって、銀座は創業以来の事業基盤であり、企業価値の源泉となる重要な拠点です。それだけに、銀座の未来を考えることは、当社自身の未来を考えることでもあります。街を訪れる方々に安心して過ごしていただくこと、銀座で商売や事業に携わるすべての方々が安心して活動できる環境を維持すること、そして銀座の価値を守り高めていくことは、当社の持続的な成長につながる重要な使命であると考えています。■最後に
――未来への誓い
当社が持続的に成長していくためには、お客様はもちろん、ラグジュアリーブランドをはじめとする取引先や地域社会、従業員、株主など、あらゆるステークホルダーと価値を共有していくことが重要だと考えています。銀座という街で培ってきた信頼関係を大切にしながら、これからも街の価値向上と当社の成長を両立させ、すべてのステークホルダーとともに価値を創造することで、持続的な企業価値向上を実現してまいります。
銀座全体でお客様に価値を届けていくためには、当社自身も街や地域社会の持続的な発展に貢献していく必要
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松屋
概要●株式会社松屋(2026 年 2 月 28 日現在)
商号
創業
設立
代表者
事業内容
事業所
資本金
売上高
決算期
従業員
平均年齢
株式の状況
株式会社松屋 Matsuya Co. Ltd 1869(明治 2)年 11 月 3 日 1919(大正 8)年 3 月 1 日代表取締役社長執行役員古屋毅彦百貨店業、通信販売業及びこれらに関連する製造加工、輸出入業、卸売業銀座店東京都中央区銀座 3 丁目 6 番 1 号浅草店東京都台東区花川戸 1 丁目 4 番 1 号
7,132 百万円 1 14, 961 百万円 2 月 561 名(男 2 82 名女 279 名) 47.5 歳(男 4 9.9 歳女 45.2 歳)会社の発行する株式の総数 177,000,000 株発行済株式の総数 53, 289, 640 株株主数
12,422 名◆大株主◆主要借入先(連結)借入額(百万円)
㈱三菱UFJ銀行 9,465
㈱みずほ銀行 4,789
㈱三井住友銀行 3,329
㈱山梨中央銀行 2,508
みずほ信託銀行㈱ 922
持株数出資比率
(千株)(%)
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)
3,360 6.61
松屋取引先持株会 2, 801 5.51
㈱三菱 UFJ 銀行 2,483 4.89
東武鉄道㈱ 2, 411 4.74
東武シェアードサービス㈱ 2,345 4.61
㈱みずほ銀行 1, 983 3.90
松岡地所㈱ 1, 544 3.04
㈱オンワードホールディングス 1,341 2.64
㈱日本カストディ銀行(信託口)1,317 2.59
三菱 UFJ 信託銀行㈱ 1,000 1.97
(注)1. 自己株式(2,466,435 株)については上位 10 名に入りますが、上記の表からは除いております。
2. 出資比率は自己株式(2,466,435 株)を控除して計算しております。
松屋銀座店浅草店別館・専門店・小型店舗◆銀座店◆浅草店
開店年月日所在地
電話番号店長建物床面積売場面積売上高
1925 年(大正 14 年)5 月 1 日〒104-8130 東京都中央区銀座 3 丁目 6 番 1 号 03(3567)1211 大代表服部延弘 57,100m( 2 地下 2 階・地上 8 階) 32,182m 2
109,079 百万円(2025 年度)
開店年月日所在地
電話番号店長建物床面積売場面積売上高
1931 年(昭和 6 年)11 月 1 日〒111-0033 東京都台東区花川戸 1 丁目 4 番 1 号 03(3842)1111 大代表河野新平 13,829m( 2 地下 1 階・地上 1 階・3 階) 7,404m 2
5,882 百万円(2025 年度)■別館
松屋銀座並木通り館
住所:東京都中央区銀座 2—3—6 銀座並木通りビル 1 〜 3 階アニエスベー(1 階)ギンザミライミュージアム(2、 3 階)日本のエンタメ・コンテンツを「銀座から世界」へ発信する新たな拠点▲▲■小型店舗
松屋通り「ラ・カスタ」
住所:東京都中央区銀座 3—7—13 ■専門店銀座インズ1 、 2 「プチプチマルシェ」住所:東京都中央区銀座西 2—2 先■小型店舗松屋通り「ニールズヤードレメディーズ」住所:東京都中央区銀座 3—7—14 about us 2026
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松屋
役員●役員(2026 年 9 月 1 日現在)
取締役会長兼取締役会議長
代表取締役社長執行役員
秋田正紀
取締役専務執行役員
社長補佐、経営企画室長、管財部・広報部担当、デジタル化推進部管掌
横関直樹
古屋毅彦
取締役専務執行役員
経営企画部・グループ政策部・サステナビリティ戦略部・人事部担当、総務部・経理部管掌
森田一則
取締役上席執行役員
営業本部長、営業戦略部担当
蓮田玉緒
柏木斉社外取締役(キユーピー株式会社社外取締役)
石戸奈々子社外取締役(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
武藤潤社外取締役
井上ゆかり社外取締役(豊田通商株式会社社外取締役)
柳澤昌之取締役(常勤監査等委員)
古屋勝正社外取締役(監査等委員)
中村隆夫社外取締役(監査等委員)(和田倉門法律事務所パートナー弁護士)
吉田正子社外取締役(監査等委員)(東京海上ミレア少額短期保険株式会社常勤監査役)
岸利行執行役員浅草店担当
大高壽美代執行役員営業副本部長(MD 戦略担当)、㈱MATSUYA GINZA.com 代表取締役社長
石脇聡子執行役員人事部長
内沢賢彦執行役員総務部・経理部担当、コンプライアンス委員会・危機管理委員会担当
長慶和雄執行役員営業副本部長、オムニチャネル推進担当
神田裕執行役員事業戦略部担当
服部延弘執行役員本店長、 CRM 推進担当
増田直執行役員営業本部付、デジタル化推進部担当
松屋
松屋カード・松屋ポイントカード・松屋友の会「クラブMG」・株主優待■「松屋カード」、「松屋ポイントカード」、「松屋友の会『クラブ MG 』」、「株主優待」については、松屋ホームページ(https://www.matsuya.com/corp/)、または以下からご覧ください。
松屋カード https://www.matsuya.com/corp/ card/credit/
松屋ポイントカード https://www.matsuya.com/corp/ card/point/
松屋友の会『クラブ MG 』 https://www.matsuya.com/ clubmg/
株主優待 https://www.matsuya.com/corp/ ir/card/
24 about us 2026

松屋グループ会社
株式会社アターブル松屋
商号
創業
代表者
事業内容
本社所在地
電話
資本金
売上高
従業員数
U R L
主な営業所
株式会社アターブル松屋 A Table Matsuya Co. Ltd 1956 年(昭和 31 年)9 月 1 日代表取締役社長執行役員寺輪佳輝 1.結婚式場、宴会場、集会場の経営およびそれらの受託営業 2.レストラン等の飲食店業およびそれらの受託営業 3.公の施設管理受託業務(指定管理者) 4.ワインの輸入販売業(エノテーカピンキオーリ名古屋) 5.公共施設での食堂・喫茶の受託営業東京都中央区明石町 2 番 1 号 03(3545)7850(大代表) 9,000 万円 34 億 8,572 万円(2025 年 12 月期決算) 129 名 http://www.atable-matsuya.com/ 銀座ブロッサム、エノテーカピンキオーリ名古屋、イプリミ品川、船堀マツヤサロン、グリーンパレス
株式会社シービーケー
商号
創業
代表者
事業内容
本社所在地
電話
資本金
売上高
従業員数
U R L
主な事業所
株式会社シービーケー CBK Co. Ltd 1961 年(昭和 36 年)7 月 15 日代表取締役社長執行役員井上智雄クリエイティブ事業(各種デザイン開発、宣伝広告企画制作・各種ディスプレイ・空間演出企画制作)トータルプランニング事業(商業施設・オフィスビル・飲食店等の企画・設計・施工)ビルメンテナンス事業(設備管理・清掃・警備)東京都中央区八丁堀 1 丁目 13 番 10 号 03(6811)0111(大代表) 9,000 万円 55 億 7,206 万円(2025 年度) 182 名 https://www.cbk-tokyo.co.jp/ 松屋銀座、東武浅草ビル、銀座インズ、講談社、銀座三和ビル、上智学院、帝京大学八王子 about us 2026
25

株式会社 MATSUYA GINZA.com
商号
創業
代表者
事業内容
本社所在地
電話
資本金
売上高
従業員数
U R L
株式会社 MATSUYA GINZA.com MATSUYA GINZA.com Co. Ltd 2024 年(令和 6 年)1 月 16 日代表取締役社長大高壽美代デジタルトランスフォーメーションおよびオムニチャネルビジネス東京都中央区銀座 3 丁目 6 番 1 号 03(5738)7580(大代表) 1,000 万円 1 億 3,264 万円(2025 年度) 29 名 https://www.matsuyaginza.com/jp/
株式会社スキャンデックス
商号
創業
代表者
事業内容
本社所在地
電話
資本金
売上高
従業員数
U R L
株式会社スキャンデックス SCANDEX Co. Ltd 2018 年(平成 30 年)11 月 1 日代表取締役社長横関直樹北欧関連リビング商品の輸入総代理店東京都中央区入船 2 丁目 7 番 4 号 03(3543)3453(大代表) 1,000 万円 4 億 6,292 万円(2025 年度) 7 名 https://www.scandex.co.jp/
主な業務実績・顧客㈱松屋、㈱ YAMAGIWA 、㈱コンランショップ・ジャパン、㈱アクタス
26 about us 2026

松屋グループ会社
株式会社東栄商会
商号
創業
代表者
事業内容
本社所在地
電話
資本金
売上高
従業員数
U R L
主な事業所
株式会社東栄商会 TOEI SHOKAI Co. Ltd 1937 年(昭和 12 年)10 月 26 日代表取締役社長提箸英一ムーミンショップ運営、事務用品・文具小売業、各種印刷業、保険代理業、洋服補正業東京都中央区明石町 2 番 1 号 03(3542)7848(大代表) 9,180 万円 11 億 1,574 万円(2025 年度) 11 名 https://www.touei-mg.co.jp/ ムーミンショップギンザ:中央区銀座西 3−1 先銀座インズ1 内用度部門:足立区足立 2−46−1 保険部門:中央区明石町 2−1 洋服補正:中央区銀座 3−6−1
主な業務実績・顧客松屋グループ各社、凸版印刷㈱、王子アドバ㈱、ヤマト運輸㈱、㈱ピーオーエス、㈱セキグチ
株式会社エムジー商品試験センター
商号
創業
代表者
事業内容
本社所在地
電話
資本金
売上高
従業員数
U R L
株式会社エムジー商品試験センター MG Merchandise Test Center Co. Ltd 1998 年(平成 10 年)6 月 1 日代表取締役社長竹内昌枝・食品検査(微生物検査・理化学検査・栄養成分検査その他)・検便検査(腸内細菌・ノロウイルス)・飲食店・食品製造施設の品質管理・衛生管理サポート・食品表示コンサルティング東京都中央区明石町 2 番 1 号 03(3543)7591(大代表) 1,000 万円 1 億 3,426 万円(2025 年度) 9 名 https://www.mgmtc.co.jp about us 2026
27

株式会社松屋友の会
商号
創業
代表者
事業内容
本社所在地
営業所/電話
資本金
売上高
U R L
株式会社松屋友の会 Matsuya Tomonokai Co. Ltd 1992 年(平成 4 年)6 月 22 日代表取締役社長百木さおり商品売買取次業、各種イベントの企画運営東京都中央区銀座 3 丁目 6 番 1 号銀座店窓口(松屋銀座 7 階)/ 03(3567)1211(大代表)浅草店窓口(松屋浅草 1 階)/ 03(3842)1111(大代表) 5,000 万円 1 億 1,231 万円(2025 年度) https://www.matsuya.com/clubmg/
株式会社銀座インズ
商号
創業
代表者
事業内容
本社所在地
電話
資本金
売上高
従業員数
U R L
主な事業所
株式会社銀座インズ 1955 年(昭和 30 年)10 月 6 日代表取締役社長武藤勝不動産賃貸業東京都中央区銀座西 2 丁目 2 番地先 03(3561)9461 6,000 万円 15 億 5,980 万円(2026 年 3 月期決算) 9 名 https://www.ginza-inz.co.jp 銀座インズ 1 /東京都中央区銀座西 3 丁目 1 番地先銀座インズ 2 /東京都中央区銀座西 2 丁目 2 番地先銀座インズ 3 /東京都中央区銀座西 1 丁目 2 番地先プラザ鎌倉/神奈川県鎌倉市腰越 3 丁目 5 番地 29 号
学校法人松徳学園東京ファッション専門学校
商号
創業
所在地
電話
理事長
理事
教職員数
学生数
U R L
学校法人松徳学園東京ファッション専門学校 Tokyo Fashion Institute
1913 年(大正 2 年)
東京都中央区明石町 2 番 1 号
03(3541)8420
古屋毅彦㈱松屋代表取締役社長執行役員
鈴木秀和東京ファッション専門学校校長
安達市三㈱コルクルーム代表取締役
宅間頼子アポロアンドチャーカンパニー㈱代表取締役
太田伸之㈱松屋顧問
児玉覚生㈱わっしょい代表取締役
常勤教職員 12 名・講師 17 名
昼間部定員 160 名 https://tfi.ac.jp
28 about us 2026

松屋の沿革
治大正大 15 本店を東京市京橋区銀座 3
1869 明 2 初代・古屋德兵衛横浜石川口(現在の横浜市中区石
川町)に鶴屋呉服店を創業(11 月 3 日)
1880 明 13 古屋組を組織、規則を制定この頃より店員教育として積裁法の指導を実施(婦人の洋服・ショール・黒襟・前髪流行)
1889 明 22 神田区鍛冶町今川橋松屋呉服店を買収
1890 明 23 今川橋松屋呉服店開店(東京進出)
1901
1902
明 34
明 35
今川橋松屋呉服店舗改装、 2 階の一部を陳列式に年俸を月給制度に変更
1926
1906 明 39 初めて女性社員を採用
1907 明 40 の商標を廃し松鶴マーク導入
今川橋松屋呉服店洋風 3 階建てに増築、東京で初のデパートメントストア式の外観を備えた建物
1908 明 41 福袋売出し「バーゲン・デー」を開催(「○○デー」の元祖)
1910 明 43 亀の橋鶴屋呉服店 3 階建て洋館落成
1911 明 44 古屋藤八、二代・古屋德兵衛を襲名
1913 大 2 松屋呉服店和服裁縫部創設(松徳学園東京ファッション専門学校の前身)
1918 大 7 この頃より今川橋松屋呉服店にて、洋服の注文販売を始める
1919 大 8 「株式会社松屋鶴屋呉服店」を設立二代・古屋德兵衛、初代社長就任
1923 大 12 (関東大震災)主要店舗を焼失、店員を一時帰休
1924 大 13 横浜市伊勢佐木町吉田橋際に鶴屋呉服店開店今川橋松屋呉服店建築開店商号を「株式会社松屋呉服店」と改称
1925 大 14
丁目に変更明東京市京橋区銀座 3 丁目に銀座店開店(5 月 1 日)下足預りの廃止・百貨店初のカフェテリア式大食堂や安本亀八の生人形など(百貨店は大衆化へ)
横浜鶴屋呉服店
今川橋松屋
1912 年洋風 3 階建の今川橋松屋 1925 年、銀座店開店銀座店の中央ホール about us 2026
29

昭和1927 昭 2 銀座 4 丁目に銀座別館落成
1929 昭 4 銀座店屋上に龍光不動尊安置
1930 昭 5 吉田橋横浜店開店(鶴屋呉服店を松屋呉服店と改称)
1931 昭 6 浅草店開店(11 月 1 日)屋上スポーツランドを開設(「○○ランド」の元祖)
1934 昭 9 横浜伊勢佐木町に株式会社鶴屋を設立(後に株式会社壽百貨店に商号変更)
1936 昭 11 古屋惣八 2 代目社長就任
1937 昭 12 株式会社東栄商会設立古屋祐次郎、三代・古屋德兵衛を襲名
1938 昭 13 三代・古屋德兵衛 3 代目社長就任
1941 昭 16 (太平洋戦争勃発)
1944 昭 19 株式会社壽百貨店の店舗を松屋横浜店として開店
1945 昭 20 (東京大空襲敗戦)
1946 昭 21 GHQによりPXとして銀座店・横浜店全館接収、戦
災により浅草店営業面積激減
1948 昭 23 商号を「株式会社松屋」に変更
1951 昭 26 浅草店屋上に、出世稲荷大明神を再建学校法人松徳学園設立認可
1952 昭 27 神田の旧今川橋松屋呉服店所在地の土地を売却銀座店接収解除
1953 昭 28 銀座店全館新装開店横浜店接収解除横浜店全館開店全松屋労働組合結成
1954 昭 29 定休日を毎週月曜日から木曜日に変更
1955 昭 30 社内報「松屋通報」創刊銀座店 7 階に「グッドデザインコーナー」新設
1956 昭 31 株式会社みずほ設立(株式会社アターブル松屋の前身)銀座店に空中エスカレーター完成
1957 昭 32 松屋通り誕生
1960 昭 35 浅草店屋上に「こども動物園」開園
1961 昭 36 株式会社松美舎設立(株式会社シービーケーの前身)
1931 年、浅草店開店。関東初のターミナル百貨店。 7 階と屋上にはスポーツランド
1934 年 6 月、鶴屋開店。同年 7 月に壽百貨店となり、後に松屋横浜店となる(1976 年 11 月 10 日まで営業)
米軍に接収され、 1946 年に PX(米軍売店)となる
1953 年、モダンな外装に変身
1955 年頃の浅草店屋上
30 about us 2026

松屋の沿革
1964 昭 39 銀座店増築開店(3 丁目のワンブロック全体を占める)
1969 昭 44 創業 100 周年 1970 昭 45 船橋松屋開店
(東海道新幹線開業東京オリンピック開催)
1971 昭 46 資本金を 19 億 2000 万円に増資東証第一部に株式上場銀座コアオープン
1973 昭 48 松屋主宰の「エコー共同仕入」と伊勢丹主宰の「十一店会」が合併しA・D ・O(全日本デパートメントストアーズ開発機構)発足
1974 昭 49
年、東京オリンピックの年昭古屋龍太郎 4 代目社長就任、三代・古屋德兵衛会長就任船橋松屋閉店
1976 昭 51 無配横浜店閉店
1978 昭 53 CI 導入ヘ銀座店第 1 次
リニューアルオープン
1979 昭 54 山中鏆 5 代目社長就任
1980 昭 55 「グローバル松屋プラン」を掲げる
1981 昭 56 復配
三代・古屋德兵衛勲二等瑞宝章受章 1982 昭 57 松屋従業員持株会発足 1983 昭 58 銀座店のコンセプトとして「多特化大店」構想を掲
げる 1984 昭 59 松屋グループの企業理念を「生活文化創造集団」と
する
1986 昭 61 増配
(銀座・有楽町百貨店戦争始まる)
株式会社エムアンドエー設立松屋取引先持株会発足株式時価発行資本金を 44 億 7000 万円に増資
1987 昭 62 「東京大神宮マツヤサロン」オープン
米貨建て新株引受権付社債を発行 1988 昭 63 定休日を木曜日から火曜日に(「ハナモク」が新語・
1989 平元創業 120 周年
平成流行語大賞新語部門銀賞に)株式会社東京生活研究所設立
銀座店リファイン 120 完成マーク導入ストアコンセプトとして「生活デザイン百貨店」を掲げる古屋勝彦 6 代目社長就任(消費税導入)
1984 年、 CI 導入後の銀座店 about us 2026
31

1990 平 2 株式会社スキャンデックス設立専門店「エムズ」が銀座コアに 1 号店をオープン
1992 平 4 ノウハウ提供により台湾台中市「中友百貨」オープン株式会社松屋友の会設立 1994 平 6 古屋勝彦社長フランス国家功労章オフィシエ受章 1996 平 8 円建て転換社債発行 MG グループが全社連結決算となるノウハウ提供により韓国「 LG 百貨店富川店」オープン
1998 平 10 ノウハウ提供により韓国「 LG 百貨店九里店」オープン株式会社エムジー商品試験センター設立古屋勝彦社長ノルウェー王国功労勲章騎士一等勲受章
1999 平 11 東京三菱銀行銀座通支店跡地を取得し銀座 3 丁目の銀座通り側のワンブロックが全て銀座店となる
2001 平 13 銀座店グランドリニューアルオープン CI を刷新、コーポレート・カラーを「ブルー」から「ホワイト」へ
ノウハウ提供により台湾台北市「京華城リビング
モール」オープン
2003 平 15 古屋浩吉 7 代目社長就任、古屋勝彦会長就任商標「松屋」の貸与とノウハウ提供により台湾新竹市「風城松屋百貨」オープン松屋ポイントカード発行
2005 平 17 新顧客分析システム導入銀座店「レストランシティ GINZA 」リニューアルオープン
2006 平 18 株式会社アターブル松屋を会社分割し、株式会社アターブル松屋ホールディングスおよび6つの営業子会社からなる持株会社体制へ移行商標「松屋」の貸与とノウハウ提供により台湾嘉義市「耐斯松屋百貨」オープン
銀座店外装耐震工事完成し外装一新
2007 平 19
新執行役員制度の導入平「エノテーカピンキオーリ名古屋」を名古屋ミッドランドスクエア42 階にオープン銀座店屋上緑化計画「銀座グリーンプロジェクト」スタート秋田正紀 8 代目社長就任
2008 平 20 株式会社シービーケーが株式会社エムアンドエーを合併
2006 年、外装完成後の銀座店
32 about us 2026

平2013
2009 平 21 銀座店 2 階インターナショナルブティックオープン
2010 平 22 無配
ストアコンセプト「 GINZAスペシャリティストア」
を掲げる
浅草店縮小、地階、 1 階、 3 階の 3 フロア体制に
銀座インズに「プチプチマルシェ」オープン
2011 平 23 銀座店 7 階「デザインコレクション」全面リニュー
アル
銀座三越との初の共同イベント「ギンザファッショ
ンウイーク」開催
(東日本大震災)
2012 平 24 銀座店屋上に百貨店初のwebラジオ放送局「ソラト
ニワ銀座」登場
東京ステーションホテル内に「松屋東京丸ノ内」
オープン
2013 平 25 東京生活研究所が、 MD 戦略室の組織となる
銀座店グランドリニューアルオープン
東京ファッション専門学校創立 100 周年
2014 平 26 復配
銀座店地下 1・2 階
「 GINZAフードステージ」リニューアルオープン
銀座店地下 1 階に免税カウンターを移設
「リュド・ヴィンテージ目白」オープン
2015 平 27 初の女性取締役が誕生
銀座店紳士服フロアリニューアルオープン
「松屋銀座マロニエ通り館」オープン
銀座店第 1 駐車場 2 階に「ツーリストショップ&ラ
ウンジ」オープン
2016 平 28 増配
20 年ぶりの「松屋グループ大運動会」を両国国技館
で開催
古屋勝彦名誉会長中央区名誉区民の顕彰を受ける
2017 平 29
年、銀座店グランドリニューアル令「スペース・オブ・ギンザ」リニューアルオープン 8 階に「 MGテラス」オープン
2019 平 31 松屋として新たに「デザインの松屋」を標榜
令元銀座店のストアコンセプトを「 GINZA GOOD
ANSWERS 」、浅草店を「 MY TOWN, MY STORE 」
とする
増配・創業 150 周年記念配当
創業 150 周年
成松屋の沿革
和33
2011 年、リニューアルしたデザインコレクション
2011 年、ギンザファッションウイーク
2017 年、スペース・オブ・ギンザ about us 2026

2020 令 2 銀座店 3 階に「外国人顧客サービスカウンター」移
令和設・拡大新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い政府の緊急事態宣言発出、銀座店・浅草店が一時休業龍光不動尊(銀座店屋上)の改修、遷座入仏法要を執行無配
2021 令 3 古屋勝彦名誉会長退任、名誉相談役に就任株式会社銀座インズを子会社化(東京 2020 オリンピック・パラリンピック開催)
2022 令 4 東証「プライム市場」へ移行監査等委員会設置会社へ移行銀座店 1 階化粧品売場を拡大リニューアル銀座店地下 2 階に冷凍食品売場「ギンザフローズングルメ」オープン
2023 令 5 一般社団法人 ClanPEONY 津軽と「津軽圏域 14 市町村の観光推進に向けた連携に関する協定」を締結古屋毅彦 9 代目社長就任、秋田正紀会長就任銀座店 5 階に紳士・婦人複合型アパレル売場オープン復配銀座店の開店時間を午前 10 時から 11 時に変更
2024 令 6 浅草店1月1日、銀座店1月2日を休業日に浅草店の閉店時間を午後 8 時から午後 7 時に変更株式会社 MATSUYA GINZA.com 設立新第一駐車場オープン「高知県の地方創生の推進に向けた連携と協力に関する協定」を締結青森県黒石市と「地域共創による活性化に向けた連携に関する協定」を締結銀座店3階に海外富裕層向けの「グローバルゲストラウンジ」オープンオムニチャネルプラットフォーム「 matsuyagin za.com 」オープン
2025 令 7 銀座店開店 100 周年記念「 ANNIVERSARY YEAR 」開催銀座店開店 100 周年(5月 1 日)「京都府与謝野町と株式会社松屋との連携に関する協定」を締結銀座三和ビル3階にロイヤル顧客向けのサロン「 THE GINZA LOUNGE 」オープン「熊本県・株式会社松屋・株式会社くまもと DMC との包括連携協定」を締結
2024 年、新第一駐車場オープン
2025 年、 THE GINZA LOUNGE オープン
34 about us 2026

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