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# 【龍谷大学】先端理工学部 研究シーズ集

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ご挨拶龍谷大学は、「浄土真宗の精神」を建学の精神とする大学として、人、社会、地球と共に持続可能な社会の実現に寄与すべく、次のとおりサステナビリティ基本方針を定めています。■サステナビリティ基本方針１.仏教の観点を踏まえた魅力ある教育・研究・社会連携活動を推進し、多様なステークホルダーとともに地域課題、国際課題の解決に貢献して、持続可能な社会を構築します。２.キャンパスの隣接エリアを含め、サステナブルキャンパスを目指します。３.人権を尊重し、DEIB（Diversity,Equity,Inclusion,Belonging）の取組を推進します。４.公正かつ透明性の高いガバナンスを通じてサステナビリティの実現に寄与します。５.サステナビリティに関する具体的な目標と指標を設定し、進捗を公表します。この基本方針に加え、既に策定している教育・研究・社会連携などの各方針や仏教SDGs宣言、カーボンニュートラル宣言、ネイチャーポジティブ宣言とも関連させながら、持続可能な社会の実現に向けて具体的な内容に取り組んでいます。龍谷エクステンションセンターでは、事業を通して社会的要請に対して積極的に応え、大学の持つ研究開発能力を積極的に活用して各種課題の解決に取り組み、研究成果や専門知識の社会還元・普及に努めています。本冊子では、先端理工学部の持つ研究シーズを大きく６つのカテゴリーに分類し、研究者とともに紹介しています。ご覧いただきました方に、本学先端理工学部の研究内容をご理解していただくとともに、産業界・企業・自治体をはじめとした各団体様が抱えておられる課題の解決に向けた第一歩となることを期待しております。本学の研究内容にご興味をお持ちになりましたら、冊子裏面にございます連絡先（REC滋賀）まで是非ともご連絡ください。2025（令和７）年３月龍谷大学龍谷エクステンションセンター長木村睦1

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INDEX数理解析・データサイエンス5AI・VR/AR・ソフトウェア14IoT・電子デバイス22ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス30新素材・エコマテリアル38環境インフラ・カーボンニュートラル462

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3川上竜樹数学解析深尾武史非線形発展方程式馬青情報科学芝公仁計算機科学吉見毅彦自然言語処理渡辺靖彦自然言語処理阪井一繁数値計算藤原和将偏微分方程式角川裕次計算機科学野村竜也人工知能奥健太情報推奨システム木村睦薄膜デバイス中川晃成宇宙プラズマ坂上憲光水中ロボット永瀬純也人間支援ロボット塩見洋一流体・熱シミュレーション宮戸祐治計測（高速AFM）吉井一倫光・レーザー科学小堀聡生体工学田原大輔バイオメカニクス植村渉情報通信・人工知能渋谷恒司ロボット工学野口佳樹反応性気体力学山本伸一材料物性学海川龍治電子物性・材料譽田登材料力学左近拓男磁性物理学辻上哲也複合材料力学前田英史材料力学森正和AD法・固相接合小川圭二生産工学樋口三郎理論物理学飯田晋司物性理論中野浩機構的プログラミング三好力知能情報学山本哲男ソフトウエア工学松木平淳太非線形波動大西俊弘数学教育高橋隆史知能情報学曽我麻佐子人間情報工学池田聖拡張現実感藤本雄一郎AR/VR石崎俊雄マイクロ波・通信吉田賢史マイクロ波・ミリ波木村昌弘知能情報酒田信親人間情報学大津広敬航空宇宙工学大塩裕哉航空宇宙工学張陽軍電磁波工学高原まどか人間情報学山岸義和応用幾何学村川秀樹応用数学佐野彰数理脳科学菅谷至寛知能情報工学片岡章俊音声・音響信号処理植田祥明画像処理藤田和弘画像処理工学数値計算情報応用数学脳科学計算機画像・音声・音響電子・通信システムデバイス・材料機械先端理工学部研究先端理工学部研究

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4岩澤哲郎精密有機合成藤原学X線分析化学宮武智弘機能性分子集合体内田欣吾有機機能材料糟野潤界面電気化学大柳満之無機材料合成青井芳史無機薄膜ヘルナンデスホセナノ材料設計河内岳大機能性高分子富﨑欣也生体機能化学小寺康博機能性無機材料白神達也材料物性測定学中沖隆彦生分解性プラスチック清水吉大水素吸蔵材料有機合成化学有機材料化学岸本直之水質システム工学菊池隆之助環境工学奥田哲士水処理システム水処理・水質システム山中裕樹生物多様性科学三木健数理生態学宮浦富保里山学鎌倉真依植物生理生態学丸山敦同位体科学横田岳人森林生態学岸本圭子昆虫生態学藤森崇環境影響評価水原詞治廃棄物工学浅野昌弘廃棄物からの資源回収越川博元廃棄物からの資源回収環境ＤＮＡ森林生態学昆虫学リサイクル機能性材料化学無機化学分析化学高分子化学生物化学シーズマッピングシーズマッピング

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5数理解析・データサイエンス数理解析・データサイエンス川上竜樹数学解析深尾武史非線形発展方程式馬青情報科学芝公仁計算機科学吉見毅彦自然言語処理渡辺靖彦自然言語処理阪井一繁数値計算藤原和将偏微分方程式角川裕次計算機科学野村竜也人工知能奥健太情報推奨システム樋口三郎理論物理学飯田晋司物性理論中野浩機構的プログラミング三好力知能情報学山本哲男ソフトウエア工学松木平淳太非線形波動大西俊弘数学教育高橋隆史知能情報学曽我麻佐子人間情報工学池田聖拡張現実感藤本雄一郎AR/VR山岸義和応用幾何学村川秀樹応用数学佐野彰数理脳科学菅谷至寛知能情報工学片岡章俊音声・音響信号処理植田祥明画像処理藤田和弘画像処理工学数値計算情報応用数学脳科学計算機画像・音声・音響

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飯田晋司（いいだしんじ）教授学学位：理学博士歴：京都大・院・理専門分野：物性理論研究課題（短期）の説明の為、障害物が多数ある通路を右に進む波を想像してください。波がある障害物にあたり散乱波ができます。この散乱波が別の障害物や通路の壁にあたると更に散乱波が生じます。こうして波が右に進むにつれ次々と散乱波が生じ、それらの重ね合わせから非常に複雑な波のパターンができるでしょう。このパターンは障害物の位置や通路の形を少しでも変えると不規則に変化し、そこには法則はなにも無い様に思えます。しかし、パターンの集まりの統計的性質、例えばある向きに出る波の平均的な強さなど、については理論式を見出せる場合があります。波の不規則な多重散乱の干渉効果による統計的揺らぎは幅広い自然現象、極低温での電子伝導や複雑な原子核反応など、に現れます。更に、これらの異なる現象の統計的性質が共通性を持つ事が分かってきました。平均などの統計量は少数個のパラメーターを含む普遍的関数で現され、個々の系の特質は全てこのパラメーターに繰り込まれる事が明らかになってきました。右図は大学院生による計算例です。2つのモデルに対して左から入射した波が障害物のある領域を通って右側に透過する割合を縦軸は示しています。上図では横軸はモデルに元々含まれるパラメータを示し、2つのモデルに対して異なる曲線が得られます。一方、横軸をこの系に適切なパラメーターにとり直した下図では２つの曲線が研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）condensedmatterphysics／量子カオスランダム行列メゾスコピック系アンダーソン局在凝縮系物理の理論的解析ランダム媒質中を伝播する波の統計的性質一致し、更にその曲線が理論式（PoissonKernelと記された線）と一致する事がわかります。このような普遍性が現れる理由はなにか？などに興味を持って研究を続けています。〈波の透過率〉理数系教育を主体としたカリキュラム研究大西俊弘（おおにしとしひろ）教授学位：修士（学校教育学）学歴：兵庫教育大・院・学校教育専門分野：数学教育、科学教育、情報教育、教育工学、教育課程、形の科学1．テクノロジー利用を前提とした数学科のカリキュラム開発数学嫌いを無くし、数学の有用性を多くの人に理解してもらうには、高等学校段階での教育が非常に重要である。欧米では、数学のイメージを具体化するため、中等教育段階の数学の授業でコンピュータ等のテクノロジーを利用することが日常化している。また、開発途上国やアジア諸国でも、同様の試みが熱心になされているが、日本での取り組みははなはだ低調である。数学科において主体的で深い学びを行うツールとしてテクノロジー利用は非常に有効であるので、次の2段階に分けて研究を進めている。第1段階：数学学習用ソフトGeoGebraの普及に努め、日本の実情に適した教材の開発第2段階：GeoGebra等の利用を前提としたカリキュラムの具体案を作成研究キーワード研究課題（長期）教員養成／形の科学／教育課程／情報教育／科学教育／数学教育数学教育を中心とした今後の科学教育のあり方等教育における教育課程全般のあり方研究課題（短期）①数学教育におけるテクノロジー利用②統計リテラシーの育成③高校の教育課程・学習指導要領に関する研究2．高等学校の理数系カリキュラムの研究2018年に高等学校の学習指導要領が改訂され、2022年から学年進行で実施される。今回の改訂では、スーパーサイエンスハイスクール（SSH)での取り組みを発展させる形で、共通教科に「理数」が新設されたのが大きな特徴である。高等学校のカリキュラム研究は、特定教科に焦点をあてたものがほとんどであり、教科横断的な研究や高等学校の実情に精通した研究は非常に少ない現状がある。また、数学科・理科・情報科といった理数系の教科間においてすら連携がとりにくく、研究が進んでいない状況がある。それらの課題を克服すべく、高等学校の理数系カリキュラムについて研究を進めている。中数理解析・データサイエンスランダム系の物理6

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数理解析・データサイエンス7分散システムのためのアルゴリズム角川裕次（かくがわひろつぐ）教授学位：博士（工学）学歴：広島大学・院・工専門分野：計算機科学現在では、インターネット、スマートフォン、IoTなど、膨大な数のコンピュータが相互接続されて利用されるのが一般的となっています。分散アルゴリズムとは、そのようなコンピュータ群(分散システム)を動かすためのアルゴリズムです。一台のコンピュータによる集中制御ではなく、個々のコンピュータが自律的に動作しながらもネットワーク全体で整合した動作となる分散制御が大きな特徴です。性能をあげるには多数のコンピュータを同時に独立に動作させることが重要ですが、そうすると逆に全体の統率がとれなくなります。全体の統率をとるには、離れたコンピュータ同士でも絶えず足並みを揃える必要があり、高速ネットワークを使ったとしても性能は低下してしまいます。そこで、通信量を減らしつつも並行性を高める分散アルゴリズムが重要となってきます。また、ネットワークに接続されるコンピュータ数が増えてくると、システムの故障耐性や、接続コンピュータの動的な変化への対応も重要になります。つながりたい分野分散システム向け通信プロトコル設計、等多くの科学現象は移流、拡散、反応によってモデル化され、しばしば非線形拡散方程式や異常拡散方程式によって記述されます。また数理ファイナンスや金融工学などの実社会の様々な問題を考察する際にもこれらの問題が現れることが知られており、近年、応用面からも非常に多くの研究が行われています。計算機の発展に伴い、様々な方法によって微分方程式を解析できるようになってきましたが、拡散方程式などの時間発展する現象を記述する偏微分方程式、すなわち発展方程式によって記述された現象を数学的に理解するためにまず初めにやるべきことは、その問題が時間局所解を持つかを調べることです。その後、時間大域可解性や解の漸近挙動を考察していくことで、問題や方程式に内在する性質を抽出し、現象の理解への足がかりを構築していくことができます。本研究室では関数解析などの数学解析の手法を用いることで、非線形拡散や異常拡散を記述する発展方程式の時間局所及び大域可解性を考察し、それらを足がかりに時間大域解の漸近挙動やその分類、また高次漸近展開を行うことで、解の形状や性質の数学的な解明を目的とします。研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）分散アルゴリズムコンピュータシステムの基礎理論とアルゴリズム設計分散プロセス間の相互作用このような問題を解決するために、特に一部のコンピュータに障害が起きても自律的に復帰する性質を持つ、自己安定分散アルゴリズムと呼ばれている分散アルゴリズムの一分野の理論を研究しています。特に分散相互排除問題などのプロセス間相互作用、分散支配集合問題などのグラフ問題を研究しています。非線形拡散及び異常拡散の数学解析川上竜樹（かわかみたつき）教授学位：博士（理学）学歴：東北大・院・理専門分野：数学解析,大域解析学研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）生成木を求める自己安定分散アルゴリズムのシミュレーション実行これらを通して、様々な拡散現象やそこに現れる非線形性の影響の本質的な理解を深めていきます。図は線形熱方程式の基本解であるGauss核の時間変化ですが、多くの典型的な非線形項を有する非線形拡散方程式は初期値が十分小さい場合、その時間大域挙動はこのGauss核の定数倍になります。拡散方程式／高次漸近展開／動的境界条件／分数冪拡散方程式／偏微分方程式非線形偏微分方程式の漸近挙動とその周辺動的境界条件,分数冪拡散方程式,高次漸近展開理論Gauss核の時間変化

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阪井一繁（さかいかずしげ）講師学位：博士（情報学）学歴：京都大・院・工専門分野：数値計算、応用数理、計算科学自然現象の多くは時々刻々変化する非平衡現象であり、また数理モデルの立場から見れば、非線形方程式で記述されるものである。我々の研究室では、巨視的な非平衡現象に対して数理モデルを構築し、それに基づく計算機シミュレーションによる現象の再現を研究テーマとしている。長期的には分野に捕らわれず、さまざまな現象を対象に研究を行ないたいと考えている。短期的（近年）には、いくつかの物質の相変化現象に対して、フェーズフィールドモデルと呼ばれるタイプの数理モデルを拡張した基礎方程式の構築ならびに計算機シミュレーションによる過程の再現をめざしている。つながりたい分野教育関連ヒト知能の情報科学佐野彰（さのあきら）助教学位：博士（情報科学）学歴：北陸先端大・院・情報科学専門分野：数理脳科学、実験認知科学ヒトの脳と身体は、それをとりまく環境と相互作用しながら世界の意味や価値を構築し、同時にそれらを自分自身の内部に取り込んでいきます。これは、自分自身を変化させるという生命そのものがもつしくみです。私たちは、計算機によるシミュレーション実験や自律ロボットを用いた人工認知実験を通して、我々がもつヒト認知の在り方を考えています。ヒトの知的な活動は、記憶・欲求・予測といった要素が密接に絡み合うことによって実現されています。我々は、不確定で複雑な環境下に身を晒すことで、脳を取り巻く多感覚な環境情報を構造化（記憶）します。そして、生物がもつ原初的な欲求を駆動力とし、全ての一瞬において次の瞬間を構築する（予測）ことで行動や思考と呼ばれる活動を生み出しています。私たちは、このような多感覚な記憶構造と予測に基づいた人工認知システムの構築を行っています。また、ヒト認知を生み出す神経システムは、近年の脳科学を待つまでもなく極めて複雑な様相をもっています。しかし、ヒト認知に発達過程が不可欠であることからも、これらの複雑さは環境の複雑さの投影であるともいえます。ある人工物が「認研究キーワードComputationalScience／計算科学研究課題（長期）研究課題（短期）研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）非平衡・非線形現象の数理解析金属組織形成の数理モデルと計算機シミュレーション相分離現象の計算機シミュレーション樹枝状結晶成長の計算機シミュレーション人工知能／人工認知／神経回路／多感覚統合／ICT教育システム／数理社会システム／カオス／情報科学／数理脳科学脳の情報統合と内的意味付けの問題階層的な統計学習に基づく感覚統合モデルボットによる人工認知実験自律ロ知」システムとしての説得力をもつためには、ある一定以上の複雑さをもち、そしてその行動様式が我々自身が理解可能でなければなりません。私たちは、説得力のある認知システムを具体的に構築するために、ヒト型ロボットを身体として、複雑な実環境下で発達可能な認知システムの構築を進めています。数理解析・データサイエンス相変化現象の数理モデルと計算機シミュレーション8

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数理解析・データサイエンス9視覚情報処理と学習に基づくパターン認識高橋隆史（たかはしたかし）准教授学位：博士（工学）学歴：筑波大・院・工専門分野：知能情報学われわれが世界をどのように視覚的に捉えているのか、その情報が脳内でどのように表現・処理されるのかに関心を寄せています。同時に、視覚情報を柔軟に処理できるAIを実現するための計算原理やアルゴリズムにも興味があります。近年、機械学習やAIの進展により、画像認識や生成といった分野で、部分的には人間を超えるパフォーマンスを発揮する技術が登場しています。これらのAI技術の中核を担うニューラルネットワークは、もともと生物の脳を模倣するモデルとして誕生しましたが、近年では独立した情報処理モデルとして工学的に応用されるようになっています。現在のニューラルネットは、大規模なモデルに大量のデータを投入して学習することで優れた性能を発揮していますが、その内部の仕組みはブラックボックスのように扱われることが多いです。この状況は、生物の脳の情報処理メカニズムがいまだ十分に解明されていない現状と不思議な共通点を持っています。当研究室では，ニューラルネットワークの仕組みを理解し、新しい計算方法を考案したり、それを工学的に応用したりする研究を行っています。これを通じて、視覚情報処理やプログラミングの論理中野浩（なかのひろし）教授学位：博士（理学）学歴：京都大・院・理専門分野：構成的プログラミング、型理論、λ計算プログラミングの世界には、オブジェクトとそのクラス、継承、状態遷移、再帰、並行処理、同期、資源とその共有、排他制御、例外処理、種々のデザインパターンなど、様々な特徴的な概念・手法が現れ、ソフトウェア開発の現場では、これらを各プログラマの共通理解とすることがプロジェクトの遂行に必須となっています。ところが、これらの概念・手法は、それぞれ個別にはかなり明快に説明することができても、その間の相互作用を含めて、これらすべてを記述・説明できるような共通の言語が存在していません。私たちは、プログラミングを人間の論理的な活動と捉え、現実のプログラマが駆使している概念や手法を分析して、その諸相を論理体系として形式化することで、その共通の言語となるものを構築することを目標としています。最近の研究では、オブジェクト指向プログラミングに必須となる負の自己参照を許すような様相付き型付けシステム（一種の様相論理体系）を提案しています。研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）視覚情報処理／パターン認識／機械学習／ニューラルネットワーク脳における視覚情報表現様式の解明とその工学的応用ニューラルネットワーク内部の情報処理メカニズムの解明とその視覚情報処理への応用AI技術のさらなる発展を目指しています。いろいろな人のいろいろな向きの顔を符号化する神経回路網モデル研究キーワードComputerScience／計算機科学研究課題（長期）研究課題（短期）プログラミングに現れる論理構造の解析オブジェクト指向プログラミングの論理負の自己参照を許す型付けシステム収束定理

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樋口三郎（ひぐちさぶろう）准教授学位：博士（理学）学歴：東京工業大・院・理工専門分野：理論物理学（場の理論と統計力学）私は、（物理の問題とは限らない）計算の問題を、物理的な視点からとらえてその性質を理解し、究極的にはその有効な計算/解析方法を構築することをめざしています。実数の四則演算には限らず、情報に何らかの加工を施すことを計算と呼ぶことにしましょう。計算には、暗算なら脳の状態遷移、コンピュータによる計算なら電子的デバイスの状態遷移が伴います。その過程を熱力学で考察することで、計算の速度の上限、計算に伴うエネルギー消費の下限などを知ることができます。計算すべき問題の構造を、物理の統計力学の言葉で理解することも有効です。計算に長時間かかる典型的な問題の性質には、ガラスの物理的性質と共通するものがあります。ガラスは非常に流れにくい液体と考えられますが、流れにくい原因はポテンシャルエネルギーの極小点がランダムに多数存在することで、これは問題の計算に長時間かかるのと本質的に同じ理由です。また、脳や（既存の）コンピュータ以外にも、計算を行なう仕掛けを考えることができます。例えば、量子力学に支配される微小なデバイスを用いて実現できるかもしれない、量子コンピュータと呼ばれる計算装置が構想されています。この装置は、既存のコンピュータとは異なる計算原理につながりたい分野教育研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）非線形発展方程式の抽象理論とその応用深尾武史（ふかおたけし）教授学位：博士（理学）修士（教育学）学歴：千葉大・院・自然科学専門分野：非線形発展方程式自然科学に現れる様々な現象は、数理モデル化と呼ばれる事象の数値化や本質の抽出などを経て数学の問題である微分方程式によって記述することができる。時間経過と空間の広がりの変数に注目した偏微分方程式のなかで、特に放物型と呼ばれる方程式や複数の方程式が相互に影響し合う連立偏微分方程式系についてその可解性の研究を行っている。一般に重ね合わせの原理が成立しない非線形の偏微分方程式に対して、解を具体的に表示することは困難である場合が多い。そこでまずは解の存在と一意性を保証することが最初の目標となる。そのため解の意味を弱い意味で定義し、Sobolev空間と呼ばれる関数空間で解を捉える手法が効果的数理物理・物性基礎／ウェブ情報学／統計モデリング／学習支援システム／統計力学／ランダム系／相転移／臨界現象場の理論と統計力学に現れる組み合せ的構造ランダムなネットワークの統計力学と計算困難問題従い、その結果、ある種の困難な問題を解くのに必要な時間を、圧倒的に短くできます。例えば、破るのに数百年間かかると現在思われている暗号も、量子コンピュータでは短時間で破れる可能性があります。研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）発展方程式／非線形解析学／数学教育密につまったループの配置と、その総数を数えるための統計力学モデルに現れる重み量子コンピュータのトポロジカルな場の理論的実現に現れる等式非線形発展方程式の抽象理論とその応用動的境界条件、障害物問題とその周辺である。複雑な非線形性を伴う偏微分方程式について、無限次元関数空間上の常微分方程式とみなす発展方程式の理論を用いてその可解性を研究している。また障害物問題など制約条件を含む問題に対する発展方程式は変分不等式として記述できるが、方程式の持つ構造と制約条件の関係が可解性に及ぼす影響にも興味がある。特に非線形発展方程式の中でも劣微分作用素に支配される発展方程式はその構造から様々な自然現象を捉えるモデルに対して有効であることが知られている。劣微分作用素の表現を明らかにしつつ、より複雑な自然現象に対して１つの微分方程式でその本質に迫るべく興味を持って研究を行っている。数理解析・データサイエンス計算の問題を物理する10

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数理解析・データサイエンス11絶対値冪乗型の非線型項を伴う偏微分方程式に対する爆発解析藤原和将（ふじわらかずまさ）准教授学位：博士（理学）学歴：早稲田大・院・先進理工学専門分野：偏微分方程式シュレディンガー方程式や消散型波動方程式，半波動方程式といった物理学に由来する分散型方程式の非線型初期値問題に対して,初期状態の形状が及ぼす解への影響を研究しています．分散型方程式の解の挙動（形状）は概して,波束を分散させる分散効果と波束を集約させる自己相互作用から複合的に決定されます.特に解の挙動を精確に捉える為には,自己相互作用が及ぼす解への影響を把握する事が肝要となります.自己相互作用の様子は,初期状態の形状によって変化します.そして自己相互作用による増幅が分散効果を圧倒する場合,解は自己崩壊（爆発）する事が知られています.特に解の自己崩壊の典型例は，初期状態が属する関数空間から解が時間発展に伴って逸脱する事で，解に関連する量が無限大に発散する形で観測されます．こういった解の自己崩壊現象（爆発現象）は数学的に興味が持たれている対象です．解の爆発現象は常に起こるわけではありませんが，爆発現象が起こりやすい自己相互作用をあえて考える事で，解の自己崩壊現象の構造を調べる事ができます．そういった強い相互作用を与える例として，絶対値冪乗型の非線型項に表される自己相互作用があります．こ自然言語処理馬青（マセイ）教授学学位：工学博士歴：筑波大・院・工専門分野：情報科学当研究室では、自然言語処理（NLP）技術に関する研究を行っています。自然言語処理とは、コンピュータに人間の言語（自然言語）の理解や生成を可能にする技術を指し、生成AI「ChatGPT」もその応用の一つです。また、GoogleなどのWeb検索エンジンやDeepLのような翻訳ツール、さらにはLINEなどのSNSプラットフォームにも、自然言語処理技術が活用されています。これらのサービスは、自然言語処理なくしては成り立ちません。当研究室では、人間が多くの例から言語能力を獲得することに着目し、学習に基づくアプローチで研究を進めています。特に、大規模言語モデル（LLM）を含むニューラルネットワークや数理統計的手法を活用し、以下のような幅広い課題に取り組んでいます。・非構造化文書からの検索用語抽出によるWeb検索支援・日本語の文法誤り検出および正しい文への変換による日本語学習者支援・プログラム課題文からの重要箇所抽出を通じたプログラミング学習者支援・投稿文のトピック抽出や質問分類を通じたナレッジコミュニティ利用支援つながりたい分野AI関連研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）消散型波動方程式／シュレディンガー方程式／分数階微分作用素／解の爆発現象／偏微分方程式絶対値冪乗型の非線型項を伴う偏微分方程式に対する爆発解析1次元半線型消散型波動方程式の爆発会の分類の自己相互作用は位相(フェーズ)の効果を伴わない為,解を一方的に増大させる効果があるので，爆発現象を誘発しやすい自己相互作用です．この自己相互作用を伴う爆発現象を調べる方法には，方程式を不変に保つ尺度変換に由来する伸縮構造に着目した方法や，空間について定数となる解が満たす時間変数に関する常微分方程式を用いる方法があります．しかし，これらいずれの方法においても，解のある種の積分量の有界性のみが議論の対象であり，議論を適用する為に初期状態にある種の符号条件を課す必要があります．私の研究では,絶対値冪乗型の非線型項に表される自己相互作用を伴う分散型方程式の解の挙動を，初期状態が符号条件を満たさない場合に検討しています．初期状態が解の符号条件を満たさない場合，方程式の分散効果と自己相互作用の均衡はより複雑で，方程式の主要部から来る影響がより色濃くなります．従って，爆発解析においても方程式の個々の性質に踏み込んだ解析が必要となります．私の研究では，空間に関して定数となる解が満たす常微分方程式の解の挙動を基本として，解の振動が与える解の挙動への影響に着目して，解の爆発解析を行っています．研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）自然言語処理／ニューラルネット／LLM／Web利活用の支援／日本語学習支援／プログラミング学習支援学習に基づく自然言語処理Web利活用支援／日本語学習支援／プログラミング学習支援当研究室では、これらの取り組みを通じて、より高度な言語処理技術の発展を目指しています。「ニューラルネットによる文法誤り検出例」

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松木平淳太（まつきだいらじゅんた）教授学位：博士（工学）学歴：東京大・院・工専門分野：非線形波動、ソリトン、可積分系、超離散系、セルオートマトン近年のコンピュータの計算能力の発達によって、数学的に取り扱いが困難な問題も、数値計算等で近似的に解くことができるようになってきました。しかしながら、デジタル化に伴う離散化誤差は避けることはできず、どの程度の精度で結果が得られているかを常に意識する必要があります。それは現象を正確な把握を目的とする理学の分野のみならず、設計の精度が要求される工学の分野にも当てはまります。ところで水波や光ファイバーの中にはソリトンと呼ばれる安定したパルス波が存在します。ソリトンは衝突によっても壊れることのないという不思議な性質を持っています。長年に渡るこのソリトンの研究の中で、この安定性の背後には「可積分性」と呼ばれる深い数学的な構造があり、それが安定的な数値計算などに関係していることもわかってきました。さらにソリトン・セルオートマトンと呼ばれる0と1だけで構成される完全に離散的なモデルにも同じ構造が存在することが最近わかってきています。すなわちデジタル化された離散モデルの中にも、数学的に厳密な取り扱いができるものがあるということです。現在我々の研究室では、セルオートマトンと通常の微分方程式や差分研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）離散可積分系／交通流／超離散化／UltraDiscreteSystem／IntegrableSystem／CellularAutomata／Soliton／超離散系／可積分系／セルオートマトン／ソリトン離散系、超離散系に対する数理的枠組の構築ソリトン系、セルオートマトン系におけるEuler-Lagrange対応方程式系を結ぶ超離散化の研究を精力的に行っています。最近はセルオートマトンによる交通流モデルにおいて、運転者の立場から見たLagrange的見方と道路管制者側から見たEuler的見方を結びつけることに成功し、さらなる拡張を試みているところです。ソリトンセルオートマトンソリトンの超離散化現象の数理モデリング・解析・数値解析・応用村川秀樹（むらかわひでき）教授学位：博士（数理学）学歴：九州大・院・数理専門分野：応用数学、数値解析学自然現象、社会現象、諸科学における問題等、様々な現象の理解のために応用数学の立場から研究を行っています。特に、以下のようなことを包括的に研究しています。●現象を微分方程式等で表現する(数理モデリング)。●そのモデルから得られる現象の数理的特長を解明する(解析)。●現象の予測、再現、制御を目的とした数値解法の開発とその妥当性を保証する(数値解析)。研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）細胞間接着／細胞選別／非線形拡散／反応拡散系／応用数学／数値解析／数理モデリング数理モデリングと応用、非線形偏微分方程式の解析・数値解析非線形拡散問題に対する数値解法の開発と数値解析、反応拡散系の急速反応極限、反応拡散系近似、細胞接着現象・細胞選別現象の数理モデリングと応用●上記を用いて、実社会、工学、生命科学などにおける問題を解明する(応用)。これまでに、氷の融解、水の凝固、地下水の流れ、生物種の競争及び協調、熱傷創感染、核廃棄物の埋設処分に関連する化学反応、原子配列の構造、結晶成長等、様々な現象・問題を扱ってきました。特に、これらの問題に対する近似解法や効率的な数値解法の開発とその解析を行ってきました。近年では、生命科学に興味を持ち、幹細胞、神経細胞、がん細胞などの振る舞いについて研究を行っています。数理解析・データサイエンス離散モデルによる現象の解析12

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数理解析・データサイエンス13高次元多面体の星展開、起点展開、最遠点写像山岸義和（やまぎしよしかず）准教授学位：博士（理学）学歴：京都大・院・理専門分野：応用幾何学「小谷のアリの問題」として知られる最遠点写像の問題を、高次元多面体の上で考えています。これを調べる過程で、多面体の星展開と起点展開が得られます。つながりたい分野教育4次元立方体の星展開研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）星展開、起点展開／最遠点写像／ボロノイ分割(ディリクレ領域)／タイリング／折り紙／葉序螺旋／力学系／準結晶／正則葉層構造ボロノイ分割の幾何、螺旋格子、力学系高次元多面体の最遠点写像図は4次元立方体の星展開と起点展開の例です。(普通の3次元立方体の展開図は2次元の図形になりますが、4次元立方体の展開図は3次元の図形になります。)4次元立方体の起点展開

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14AI・VR/AR・ソフトウェアAI・VR/AR・ソフトウェア川上竜樹数学解析深尾武史非線形発展方程式馬青情報科学芝公仁計算機科学吉見毅彦自然言語処理渡辺靖彦自然言語処理阪井一繁数値計算藤原和将偏微分方程式角川裕次計算機科学野村竜也人工知能奥健太情報推奨システム樋口三郎理論物理学飯田晋司物性理論中野浩機構的プログラミング三好力知能情報学山本哲男ソフトウエア工学松木平淳太非線形波動大西俊弘数学教育高橋隆史知能情報学曽我麻佐子人間情報工学池田聖拡張現実感藤本雄一郎AR/VR山岸義和応用幾何学村川秀樹応用数学佐野彰数理脳科学菅谷至寛知能情報工学片岡章俊音声・音響信号処理植田祥明画像処理藤田和弘画像処理工学数値計算情報応用数学脳科学計算機画像・音声・音響

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ＡＩ・ＶＲ／ＡＲ・ソフトウェア15人間の視覚機能に基づく複合現実感池田聖（いけだせい）教授学位：博士（工学）学歴：奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了専門分野：拡張現実感IT企業の世界最大手であるGoogleは、2023年現在、総収益約13兆円の約8割がネット広告の収入でした。ネット広告は、ウェブや動画、ゲームなど様々なコンテンツと関連付けられて表示されますが、いずれの場合でも広告の表示箇所はパソコンやテレビ、スマートフォンの画面内に限られています。将来、拡張現実感（以下AR、AugmentedRealityの略）技術の進化により、普通のメガネや自動車の窓などを通して現実の世界のあらゆる場所に広告が表示できるようになると、新たな巨大市場が形成されると想像することができます。こうした市場形成は社会を劇的に変える可能性があります。本研究室では、AR技術が実利用化されるだけでなく広く普及した未来を仮定し、どのような社会が広がっているのか、どのような新しいサービスが登場し、どのような新しい娯楽が流行しているのか、またどのような現代の課題が解決できるようになり、どのような新たな社会的問題が生まれるのかを、学生の自由な発想を交えて科学的および工学的に考えます。特に、ARの主要技術である視覚情報処理に注目し、人の視覚機能を深く理解することにより、従来解決できなかった様々な問題の解決を図ります。例えば、通常の眼鏡のレンズのように透明な素材で作られ光をそのまま透過するARゴーグルでは、仮想物体を自由に提示できても、実風景の一部分の輝度を下げることができずに、仮想物体の影のような暗い部分を表現することができませんでした。つながりたい分野スポーツ科学、視機能検査、クライミング研究キーワードコンピュータビジョン／拡張現実感／複合現実感研究課題（長期）研究課題（短期）視覚機能に基づく複合現実感後天性失明者のための実空間視線インタフェースこれに対して、人の視覚特性の中でも特に明度知覚特性を考慮し、錯覚現象を利用することで影を表現することに成功しています（右図）。また、別の例として、半透明な仮想物体が表示されたときに、AR技術の利用者が仮想物体を見ているのか、透けて見える後ろの風景を見ているのかを、眼球運動の解析により判別することにも成功しています。これにより、従来難しかった人が注視する対象物の奥行きに関する情報を得ることができるようになりました。これらの2つの例は、直接的に高品質なAR広告の提示やAR広告の閲覧回数を調べるのに利用できることが分ります。このような未来の到来に備えて、本研究室ではAR技術の発展を見据え、新たな市場や社会の変化に対応できるように研究を行っていきます。我々の研究では、視覚情報処理やユーザー体験の向上に焦点を当て、AR技術が生み出す様々な可能性に挑戦しています。また、学生たちとともに、未来の社会を想像し、その中での科学的および工学的な貢献を模索していきます。錯覚現象を利用した仮想影の表現ヒトや機械にとって見やすい画像への変換処理植田祥明（うえだよしあき）講師学位：博士（理学）学歴：山口大・院・創成科学専門分野：画像処理私たちは日常的にカメラを使って様々な画像を取得しています。しかし、撮影条件によっては望ましい見た目の画像が得られないことがあります。例えば、暗いところで撮影された画像は全体的に暗く何が写っているかよく分からなかったり、逆光の構図で撮影された画像は被写体が暗く不自然な画像になっていたりします。また、彩り豊かな風景を撮影した場合は、画像をもっと鮮やかにして見栄えを良くしたいと思うこともあるでしょう。これらの問題を解決するには、画像のコントラスト（明暗差）や鮮やかさを適切に強調する必要があります。画像を構成する最小単位である画素は、色相、彩度、明度の3属性で表すことができ、各画素の彩度と明度を適切に変換することによって画像にメリハリをつけたり、見栄えを良くすることができます。いくつかアプローチがあり、画像の統計的な情報に基づく手法や、空間的な情報に基づく手法、学習に基づく手法などが考案されてきましたが、まだ改善の余地があると考えています。私たちの研究室では、色相を保存しつつ、彩度や明度をどのように変換す研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）画像処理ヒトや機械にとって都合の良い画像変換処理色相保存型画像強調、低照度画像や逆光画像に対する画像強調処理ればよいか、画像が不自然にならないように見た目のメリハリをつけるにはどうすればよいか、特定の条件下で撮影された画像に特化した手法が開発できないか、などの問題に取り組んでいます。また、画像を見るのは人間だけではありません。コンピュータが画像を見て（解析して）判断を下したり、人間の助けとなる情報を提供するといった活用の仕方があります。色々なものが自動化されていく中、コンピュータにとって見やすい（処理しやすい）画像へと変換する手法を模索していけたら面白いと思っています。

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奥健太（おくけんた）講師学位：博士（工学）学歴：奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程専門分野：情報推薦システム「この商品を買った人は、こんな商品も買っています。」Web上のいたるところで、このようなフレーズと共に、お薦めの商品が提示されるのをみたことがある人も多いでしょう。推薦システムは、膨大なコンテンツ群の中から、その時、その場、その人に合ったコンテンツを提示するシステムです。Webの発展に伴い、日々膨大かつ多種多様なコンテンツが生み出されるようになり、推薦システムの重要性はますます高まってきました。膨大なコンテンツ群の中には、きっとこれまでに見たこともない、感動するようなコンテンツがまだまだ多く眠っていることでしょう。このような感動するようなコンテンツに出会うことが人々の心を豊かにし、幸せにつながるものと考えています。では、このようなコンテンツをどのようにして見つけたら良いでしょうか。「彼を知り、己を知る」という孫子の言葉があるように、良い推薦システムを実現するためには、彼（コンテンツ）と己（人間）の両者を深く理解する必要があります。例えば、音楽推薦システムを考えた場合、人は音楽のどのような要素に惹かれるのでしょうか。音楽のアーティストなのか、あるいはタイトルや歌詞などの言語的なものなのか、メロディや音色などの音の特徴的なものなのか、それとも音楽を聴いているときの周辺の環境なのか。観光情報推薦システムを考えた場合、人はどのような土地に旅行に行き研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）聞きたい音を聞きたい人だけに届ける片岡章俊（かたおかあきとし）教授学位：博士（工学）学歴：同志社大・院・工専門分野：音声・音響信号処理当研究室では、聞きたい音だけを選択的に収音し、その音を聞きたい人だけに届けることを目指して音に関する研究を進めています。人間は騒がしい人ごみの中でも、会話をしている相手の話を聞きとることができます。これはカクテルパーティ効果と言って人間が持っている素晴らしい能力の一つです。聞きたい音だけを収音するため、複数のマイクロホンを用いての選択的な収音の研究を行っています。一方、スピーカで音を再生すると全方向に広がります。特定の方向だけ、特定のエリアのみに音（音声）を届けることができれば便利なことが実現できます（図−左参照）。例えば、美術館や博物館で展示物を見ながら、その作品の説明を聞きたいことがあります。もし、作品の前に立っている人だけに解説の音声を届けることができれば、周りの雰囲気を乱さず快適に鑑賞することができます。目的の方向だけに音を届けるため、複数のスピーカを用いてスピーカアレーを組み、それぞれのスピーカから出す音の制御方法を研究しています（図−右参照）。つながりたい分野博物館推薦システム／セレンディピティ指向推薦システム／ドメイン指向推薦システム推薦システム研究を通じて、人の嗜好、コンテンツの特徴、人とコンテンツの関係を解明観光情報推薦システム、音楽推薦システムなどドメイン指向の推薦システムたくなるものでしょうか。景観の良い土地なのか、歴史的に重要な土地なのか。実際に推薦システムを開発する段階では、情報技術を使ってコンテンツの特徴や人間の嗜好をモデル化していくことになりますが、その前段階として、コンテンツの特徴と人間の嗜好の本質を探っていくという過程が必要になります。この本質を理解するために、あらゆる情報源を駆使して、分析、観察、洞察していくことになります。推薦システム研究を進めていくことで、少しずつその本質に迫っていきながら、心を豊かにする推薦システムを実現していきます。研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）音声符号化／音声強調／アレー信号処理／音響信号処理／ディジタル信号処理／Signalprocessing人間の知覚能力の探求とその実現音環境の理解と再生人間の音に関する知覚能力は非常に優れているので、それらの知覚能力を研究することはすぐれた技術の発展にも繋がります。そのため、当研究室では、このような音に関する人間の能力を探求し、人間の能力を超える新たな技術の創出を目指しています。ＡＩ・ＶＲ／ＡＲ・ソフトウェア心を豊かにする推薦システムの実現16

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ＡＩ・ＶＲ／ＡＲ・ソフトウェア17システムソフトウェア・オペレーティングシステム芝公仁（しばまさひと）助教学位：博士（工学）学歴：立命館大・院・理工専門分野：計算機科学研究キーワード研究課題（長期）システムソフトウェア／オペレーティングシステム／並列分散処理／仮想化技術／セキュリティシステムソフトウェア・オペレーティングシステムの構成法オペレーティングシステムやミドルウェアなど，情報システムの基盤となるシステムソフトウェアについて研究を行っています．-オペレーティングシステムオペレーティングシステム（OS）は計算機システムのコアとして動作し，メモリやCPUなどの計算機資源を管理します．また，アプリケーションが動作するための環境を実現し，ファイルや通信などの機能を提供します．情報システムが効率良く動作するためには，OSが計算機資源を適切に管理しアプリケーションに配分することが重要です．我々は，このような機能を実現するオペレーティングシステムを構築し，様々な情報システムを効率的に動作させることを目指しています．-仮想計算機，コンテナ技術仮想計算機やコンテナ技術を用いると，ソフトウェアで計算機環境を実現することができます．これにより，動的な計算機の追加や削除を低コストで行うことが可能になり，システム運用の柔軟性を向上させることができます．これらの技術は，クラウドコンピューティングでもオンプレミスの環境でも活用されており，情報システムを稼動させる基盤となっています．我々は，物理計算機の資源を仮想計算機の資源して活用する機構や，仮想計算機の性能や安全性を向上研究課題（短期）案内板を利用した屋内ナビゲーション菅谷至寛（すがやよしひろ）教授学位：博士（工学）学歴：東北大・院・工専門分野：知能情報工学、並列分散処理並列分散処理，仮想化技術，機械学習させる技術の開発を行っています．-情報セキュリティ，信頼性情報システムを安全に稼動させ，信頼できるように運用することは重要です．情報システムには常に多くの攻撃が行われており，また，災害などによって障害が発生することもあります．これらに対応できる，堅牢なシステムを実現することが求められています．我々は，このような要求に対応するため，情報システムの基盤となるシステムソフトウェアにおいて，ネットワークセキュリティ，ソフトウェアの脆弱性分析，データ保護などの技術の開発を行っています．つながりたい分野データベース，並列分散処理，機械学習，仮想化技術，オペレーティングシステム，セキュリティ皆さんは道に迷ったことはありませんか？知らない場所に行きたいときのルートを知らせてくれたり、自分の現在地がわかるなどといったナビゲーション技術は、今日のスマートフォンの普及とともに身近となり、誰もが使ったことのある技術であると言えるでしょう。ナビゲーションに必要な要素は主に2つ挙げられます。1つ目は現在地を特定するために必要な位置推定、2つ目はデジタル化された地図データです。屋外では測位衛星を用いて正確な位置情報を取得することができ、地図データも様々な会社によって提供されています。一方、屋内環境では建物の壁や天井などに衛星からの信号が阻まれてしまうため、正確な位置情報を取得することができません。また屋内のデジタル地図データは、まだ限られた場所のみにしか存在しないという現状にあります。これらの理由から屋内ナビゲーションはいまだ普及していません。この問題点を解決するために、屋内ナビゲーションに関する様々な研究が世界でも多く進められています。私たちの研究室では、スマートフォンのカメラで撮影した地図を含む案内板をディープラーニングによる画像認識技術を活用して解析し、ス研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）屋内ナビゲーション／スマートグリッド／最適化／画像処理／パターン認識／並列・分散処理人を助ける知能情報システム画像およびセンサ情報を活用したナビゲーションマートフォン内のセンサによって屋内ナビゲーションを行う技術を研究・開発しています。これは測位インフラ整備などのコストや地図データの不足といった問題点を解消するようなシステムとなっています。また、カメラ画像やセンサ情報を使って人が何をしようとしているのかを推定し情報を提供するシステムの開発や、これらのシステムに必要な、画像認識などの基礎技術の研究開発を行っています。

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3DCGアニメーションと身体動作情報処理野村竜也（のむらたつや）教授学学位：工学博士歴：大阪大・院・理専門分野：ヒューマンロボットインタラクション、サイバー心理学近年のハードウェア・ソフトウェア技術の発展により、人工知能やロボットは益々人間に近い存在として世の中に広まっています。それらには擬似的ながらも感情の機能が導入され、人間とのコミュニケーションを図るために使用者側の様々な情報を利用することで、単なるツールではなく、人間と心の触れ合いを行うところまで行き着こうとしており、その一環として、従来のサービス分野を超えた精神医療の領域にまで応用が向かおうとしています。曽我麻佐子（そがあさこ）准教授学位：博士（学術）学歴：名古屋大・院・人間情報専門分野：人間情報学モーションキャプチャで取得したプロ・ダンサーの３次元アニメーションデータをアーカイブ化し、舞踊の教育・創作を支援するシステムの開発を行っています。近年、モーションキャプチャシステムを用いて人体動作を採取し、3DCGアニメーションを制作することは珍しくなくなってきており、テレビや映画、ゲームやWebページなどで数多く利用されています。研究室では、モーションキャプチャで取得したデータをWeb上で共有できるようにアーカイブ化し、芸術・教育などの文化的活動に広く活用できる環境を整備することを目的としています。舞踊動作を３次元のモーションデータとして記録することで、舞踊の正確な再現や数値的な分析が可能になるだけでなく、様々な状況下でシミュレーションできるようになります。現在は、様々なダンスの振付を対話的に創作し、３次元CGアニメーションでシミュレーションできるシステムの開発を行っています。実用的な振付を作成するにはどの程度の基本ステップが必要か、基本ステップにはどのようなアレンジがあるかなどを専門家とのコラボレーションにより解明し、振付を容易に作成するために、創作支援システムや自動振付しかし、やはりそれは人工物であり、しかも対話機能を持った人工物という、人類がその歴史の中でかつて経験したことのない物体です。そのような新たな物体との対面・対話において、人間がどのような心理的影響を受けるか、社会がこの物体の存在によってどのような変化を迫られるかということに関しては、意外と議論がなされていません。私は、心理学を応用することで、人工知能やロボットが人間に与える心理的影響を検証していく研究を行っています。例えば、人工知能との対話におけるコンピュータ不安や、ロボットとの対話における対人場面つながりたい分野AI・ロボットの応用におけるデザイン部門研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）ArtificialLife／Man-MachineInteraction／MathematicalSociology／マンマシンインタラクション／数理社会学／計算機科学／知能情報学人工知能・ロボットの心理的・社会的影響AI・ロボットとジェンダーと同様のコミュニケーション不安の発生および行動への影響のメカニズムを考察し、使用者の感情を測定するための心理学的手法（心理尺度）の開発を行っています。また、実際のロボットとの対面実験や社会調査を通じて、ロボットが精神医療や福祉・介護の場面に展開された場合のメリット・デメリットについて、社会学の知見を絡めながら考察する研究も行っています。VirtualReality／ComputerGraphics／HumanMotion／バーチャルリアリティ／コンピューターグラフィックス／身体動作3DCGによるダンスの解析・編集・創作ダンスの振付シミュレーションシステムの開発アルゴリズムなどの研究を進めています。将来的には、振付の記録を目的とした舞踊動作の記述規則の提案、Webを利用したダンスの教育システムや創作支援システムの開発、デジタルミュージアムにおける作品公開などを視野に入れています。3DCGによるアニメーションの例バレエ振付シミュレーションシステム人工知能やロボットに対する不安の概念ＡＩ・ＶＲ／ＡＲ・ソフトウェア人工知能と心理・社会18

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ＡＩ・ＶＲ／ＡＲ・ソフトウェア19機械学習手法を用いた工業部品の不良品検出藤田和弘（ふじたかずひろ）教授学位：博士（学術）学歴：京都工芸繊維大学・院・工芸科学専門分野：画像工学現在，工業部品の外観検査は，目視が主流です．しかしながら，目視を行う検査員の確保や検査精度のばらつきなどの問題があります．また，外観検査において，不良品を見逃すことが最も重要な問題であり，不良品を正しく不良品と識別したうえで，良品を不良品と誤識別することをできるだけ低く抑える必要があります．そこで，直近の研究テーマとして，機械学習手法を用いて工業部品の不良品検出を行うことを研究しています．従来は，単に，OKかNGの２クラス分類が行われていましたが，私の研究室では，学習済みのOKか，学習済みのNGか，学習していないUnknownかの３クラス分類を行っています．工業部品の不良品検出では，製造工程の微妙な変化に伴い，識別モデルの再学習が必要になりますが，上記の３クラス分類を行っていると，Unknownに分類されるものが多くなった段階で，識別モデルの再学習の必要性がわかります．つながりたい分野製造業AR/VRにより人を生きやすく藤本雄一郎（ふじもとゆういちろう）准教授学位：博士（工学）学歴：奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了専門分野：AR/VR人が生きるのにはいろいろなスキルが必要です．勉強したり，仕事をしたり，何か作業したり，誰かと話したり，運動したり，料理したり，食べたり，寝たり．しかし，人それぞれで得意なことがあれば苦手なこともあり，各人の特性と必要なスキルのミスマッチが，人を生きづらくすることがあります．本研究室では，拡張現実感(AR)とバーチャルリアリティ（VR）という技術を使って，人がよりよくスキルを身につけたり，何かを上手く行えるようにする方法，技術，システムについて研究することで，その生きづらさを解消したいと考えています．ARは，人と周りの環境の間に介在して，色々な形で人の生活や作業をサポートすることが可能な技術です．また，VRは，環境を上手くコンピュータで作成することで，現実世界に近い，時にはそれを超えた体験を提供することが可能です．例えば，頭部に装着するディスプレイとARを使うと，現実世界の任意の位置に関連した情報（画像や動画だけでなく３Dモデルなども）を重畳表示できるため，今何をしなければいけないかを，非常に直感的にユーザに伝えることができます．うまく使用することで，特定のタスクの初心者でも，まるでエキスパートのようにふるまえることがあります．また，VRを使うと，バーチャル環境で特定の行動を行った時の身体動作や表情や発話内容などを全て３次元的に記録しておき，それを事後的に再生したり，スつながりたい分野製造業、医療福祉、その他どんな分野でも研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）研究キーワード画像の鮮明化／メディア・フォレンシック／機械学習を用いた画像識別画像の鮮明化、画像識別低解像度ナンバープレート数字の識別、工業部品の不良品検出研究課題（長期）AR，VR，HCIによる人のスキル獲得プロセスの解明，その再設計研究課題（短期）ヒューマンインタフェース／バーチャルリアリティ／複合現実感／拡張現実感AR/VRアバター・エージェントを介したコミュニケーションスキルの訓練・支援システムの開発AR作業支援システムのためのUIの開発ローモーションにしたり，他視点から観察したり，まとめて分かりやすく可視化したりすることが可能です．これらは現実世界では困難なことであり，有効利用すると，人の特定のスキルを身につける効率を大幅に高めてくれるかもしれません．AR/VR技術が，新しいものとしてアミューズメント的に耳目を集める段階はとうに過ぎました．本研究室では，これらを手足のように使い，次世代の人の生き方をより良くする研究を行っていきます．ARを用いた点検作業支援システムVRを用いた面接訓練システム

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三好力（みよしつとむ）教授学位：博士（工学）学歴：大阪府大・工専門分野：情報科学、知能情報学自己組織化マップは、ニューラルネットワーク分野に属する技術です。ニューラルネットワークは、ベクトルで与えられる複数の入力データの特徴を自動的に学習する特徴を持っています。自動的な学習には、あらかじめ利用者が望ましい答えを与える教師あり学習と、入力データさえあれば学習を行う教師なし学習があります。自己組織化マップは、教師なし学習で、特徴ごとに分類した結果を視覚的なマップとして出力することができます。似ていないデータは遠くに、似かよったデータは近くに集まるので、入力データを人間にわかりやすい形で出力するユーザインタフェースともいえます。データさえあれば自動で学習してくれる自己組織化マップを便利に利用するために、高速で学習を行う方法を研究しています。学習速度が速くなれば、新しいデータに柔軟に対応することができて応用分野が広がりますし、時間とともに性質が変化するような対象への応用もできるようになると考えています。また、似かよったデータが近くに集まるという特徴をうまく使って、正確な数値情報などを知らなくても、あいまいな表現からデータベース研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）SoftComputing／ComputerNetwork／Self-OrganizingNetworks／計算機ネットワーク／ソフトコンピューティング／自己組織化ネットワーク知的情報処理自己組織化マップ、アドホックネットの検索を行う研究もしています。人間は正確な情報表現よりも「これくらい」とか「こんな感じ」といったあいまいな表現が得意だと言われています。人間の得意な表現方法をつかってデータベース検索を行えると、専門家でない一般の利用者にも使いやすい検索インタフェースになると考えています。高品質なソフトウェアの実現に向けて山本哲男（やまもとてつお）准教授学位：博士（工学）学歴：大阪大・院・基礎工専門分野：ソフトウェア工学ソフトウェア開発の現場ではソースコードの品質向上と生産性の向上が常に求められている。ソースコード解析技術は、コードの品質を自動的に評価し、問題点を指摘することで、開発者の負担を軽減する。一方、ソースコード自動生成技術は、標準的なソースコードやテンプレートを迅速に生成することで、開発の効率化を図る。これらの技術を統合することにより、より効率的で信頼性の高いソフトウェア開発環境を構築することが可能である。さらに、静的解析と動的解析を組み合わせ、コードの品質指標を自動的に評価するシステムを構築することで、セキュリティ、パフォーマンス、可読性など、様々な観点からの解析を可能にする。・ソースコード解析技術を活用して、コード品質の自動評価とフィードバック機能を開発する。・ソースコード自動生成技術を用いて、開発者の作業を効率化するためのテンプレートや定型コードの生成機能を提供する。・これらの技術を統合し、開研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）自己組織化マップの概念図出力されたマップの一例ソフトウェア工学／ソースコード解析／ソースコード自動生成／ソフトウェア開発環境／プログラミング教育ソフトウェア開発環境、プログラミング教育ソースコード自動生成、バグ自動修正発者の生産性を向上させるソフトウェア開発環境を構築する。また、これらを活用することでプログラミング教育に革新をもたらす可能性がある。特に、プログラミング教育の中で学習者がコードの構造を理解し、効率的にプログラムを作成する能力を養うことが重要である。ソースコード解析と自動生成の技術を組み合わせ、学習者の理解を深め、コーディングスキルを向上させる支援システムを提案する。ＡＩ・ＶＲ／ＡＲ・ソフトウェア自己組織化マップとその応用20

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ＡＩ・ＶＲ／ＡＲ・ソフトウェア21人間の言葉が分かるコンピュータ吉見毅彦（よしみたけひこ）准教授学位：博士（工学）学歴：神戸大・院・自然科学専門分野：自然言語処理、言語工学私たち人間は、本を読む、文章を書く、人と会話をするということを普段何気なく行なっています。しかし、ときには、日本語ではなく英語の本を読んだり、内容の難しい本を読んだりしなければならないこともあります。このようなときに、人間の言葉が分かるコンピュータがあると、たいへん役に立ちます。●英日翻訳システム：英語の本は、日本語の本よりも、読むのに苦労します。もしコンピュータで翻訳ができたら、とても助かります。●要約システム：とても長い文章を全部読んでいる時間がないとき、要点だけに目を通し、その他は読み飛ばすでしょう。もしコンピュータが長い文章から要点を抜き出してくれたら、便利です。●言い換えシステム：難しい文章を、その意味を変えずに、簡単な文章に言い換えるコンピュータがあると、すらすら文章を読むことができます。私たちの研究室では、このようなシステムの実現を目指しています。研究キーワードNaturalLanguageProcessing／自然言語処理研究課題（長期）研究課題（短期）言語理解とコミュニケーション渡辺靖彦（わたなべやすひこ）講師学位：博士（情報学）学歴：京都大・院・工専門分野：自然言語処理、メディア工学「インタラクティブ（interactive）」とは、お互いに影響を及ぼしあうという意味です。では「インタラクティブな環境」とはなんでしょう。それは、メディアとしてのコンピュータを利用することで、情報的に拡張された環境です。情報的に拡張された環境では、わたしたちの環境への働きかけと環境からのフィードバックに対して、その状況にふさわしい新しい内容をコンピュータが加えようとします。空間的・時間的な距離、言語、文化、感覚など、さまざまな理由でコミュニケーションが困難な場合に、わたしたちが話す内容やふるまいをコンピュータが理解し、それらに新しい内容を加えることでよりよいコミュニケーションを実現する、そんな環境をつくろうとしています。わたしたちの研究室では、インタラクティブな環境をつくりだす携帯電話の研究を行なっています。研究している携帯電話は、ユーザがいまどんな場所でどんな状況に直面しているのか、そしてこれから何をしようとしているのかを考えて、状況に応じた情報処理を実現しようとするものです。これまでに、外国語や難読文字など、ユーザが読めない文字現在のシステムは、翻訳や言い換えや要点の抽出をある程度行なうことはできますが、完璧にこなすことはできません。システムの翻訳能力を上げるためには、様々な翻訳知識をシステムに持たせる必要があります。そこで、現在、このような翻訳知識を自動的に獲得する手法に関する研究を重点的に進めています。研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）機械翻訳システムの高度化に関する研究コーパスからの翻訳知識の自動獲得、英文読解過程の分析翻訳知識の自動獲得手法informationretrieval／intelligenceinformationscience／naturallanguageprocessing／自然言語処理・知能情報学・情報検索言語理解とコミュニケーションインタラクティブな環境をつくるを読み取り、その内容を翻訳・解説する携帯電話TCMP（TranslationCameraonMobilePhone）を試作しました。また、言語によるインタラクションを容易にするため、対話、特に質問応答についても研究をすすめていて、WWW文書を知識とする質問応答システムの作成に取り組んでいます。TranslationCameraonMobilePhone（TCMP）の利用例

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22IoT・電子デバイスIoT・電子デバイス野口佳樹反応性気体力学木村睦薄膜デバイス中川晃成宇宙プラズマ坂上憲光水中ロボット永瀬純也人間支援ロボット塩見洋一流体・熱シミュレーション宮戸祐治計測（高速AFM）吉井一倫光・レーザー科学小堀聡生体工学田原大輔バイオメカニクス植村渉情報通信・人工知能渋谷恒司ロボット工学山本伸一材料物性学海川龍治電子物性・材料譽田登材料力学左近拓男磁性物理学辻上哲也複合材料力学前田英史材料力学森正和AD法・固相接合小川圭二生産工学石崎俊雄マイクロ波・通信吉田賢史マイクロ波・ミリ波木村昌弘知能情報酒田信親人間情報学大津広敬航空宇宙工学張陽軍電磁波工学高原まどか人間情報学電子・通信システムデバイス・材料機械大塩裕哉航空宇宙工学

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ＩｏＴ・電子デバイス23マイクロ波通信デバイスに関する研究石崎俊雄（いしざきとしお）教授学学位：工学博士歴：京都大・院・工専門分野：マイクロ波工学、電子通信工学研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）パワーアンプ／無線電力伝送／メタマテリアル／デバイス／フィルタ／ミリ波／マイクロ波マイクロ波・ミリ波新規デバイス・システムの研究マイクロ波フィルター、メタマテリアル、無線電力伝送の研究携帯電話を始めとするマイクロ波・ミリ波を使った無線通信技術は私たちの生活を大変便利なものに変えていっています。今日これらが実現できたのは新しい様々なマイクロ波通信デバイスが実用化されたからです。その中でも、これら無線機器の小形化・低コスト化に大きく寄与したのがマイクロ波フィルター技術です。フィルターは、携帯電話やテレビや無線ＬＡＮなどのいろんな電波が飛び交う中でお互いに混信を起こさないように必要な電波だけを取り出す重要な働きをしています。これをさらに小形化・高性能化するために、本研究室では、左手系メタマテリアルの技術をマイクロ波フィルターに適用する研究を行っています。左手系メタマテリアル中では、電波は周波数が低くなるほど波長が短くなるという常識とは全く正反対の特徴を示します。このようなスローウェーブ特性を用いてフィルターの小形化・高性能化を図っていこうというものです。さらに、将来のマイクロ波応用としては、情報を送る携帯電話の次のターゲットとして、エネルギーを送る無線電力伝送を実現していきたい可視光無線通信、自律移動ロボット植村渉（うえむらわたる）准教授学位：博士（工学）学歴：大阪市立大・院・工専門分野：情報通信工学、人工知能【可視光無線通信】一般に無線通信といえば、電波や赤外線を使った通信方法ですが、私たちは光を使った通信方法を研究しています。照明機器の光源がLEDに置き換わっており、光源が簡単に高速で点滅できるようになりました。その点滅のパターンを変えることで、情報を送信するのが可視光通信です。従来の無線通信と異なり、通信の状態が目に見えるため、利用者にとってわかりやすい無線通信が実現できます。研究室では、この可視光通信を使った応用例を提案し、その実現のための課題を研究しています。【自律移動ロボット】自律ロボットの技術を競う競技大会であるRoboCup世界大会に、BabyTigers-Rとして毎年参加しています。RoboCupでは、競技者はロボットを操作してはいけません。試合が始まったら応援するだけです。起こりえるトラブルを先に想定して、いかに効率と考えています。これが実現できれば、情報を送るケーブルと電力を送る電源コードを全く必要としない真の無線システムが完成します。その時には、家の中にある多くのケーブル類が無くなり、また携帯電話機の充電を気にする必要も無くなるでしょう。このように、本研究室では、未来の便利な生活を左手系メタマテリアルフィルタの内部構造実現するマイクロ波通信デバイスに関する研究を行っています。研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）開発中のメタマテリアルフィルタの写真ロボカップ／強化学習／人工知能／可視光通信／自律移動ロボット／第四次産業革命／自律走行搬送ロボット可視光通信の応用、自律移動ロボットの制御多重化無線通信、ロボットの経路計画・プランニングよく対処できるプログラムを作るかがポイントです。2020年から連続してジャパンオープンで優勝しています。

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海川龍治（かいがわりゅうじ）教授学位：博士（理学）学歴：立命館大・院・理専門分野：電子物性、電子材料カルコパイライト系太陽電池は他の太陽電池に比べて圧倒的に耐久性に富み、更なる高効率、低価格化も期待でき、NEDO（新エネルギー・産業技術総合開発機構）が定める100円/Wを実現できる第一候補として最も注目されています。中でも私が研究しているCu（In，Ga）S2太陽電池は、Cu（In，Ga）Se2に比べて毒物を含まない、環境に優しい、現代のニーズに合った太陽電池です。Cu（In，Ga）S2太陽電池を多元蒸着装置を用いた２段階蒸着法で作製しています。２段階蒸着法とは第１段階に低温でIn，Ga，Ｓを蒸着し、第２段階で高温にし、CuとＳを蒸着する方法です。このIn，Ga，Ｓプリカーサーから作製した太陽電池のGa量に対する量子効率から求めたバンドギャップ硫化物系の変換効率世界記録12.3％を達成しました。第一段階でプリカーサーをIn，Ga，Ｓのみとした場合、図１に示すようにGaの分布が不均一となり、バンドギャップを制御できなかったのですが、プリカーサーにCuを加えることにより図２に示すようにIn，Gaがほぼ均一になり、バンドギャップを初めて制御できるようになりました。太陽電池をタンデム構造にする場合トップセルとして1.65eV付近のワイドギャップ材料が必要となりますが、この方法で効率10.1％研究キーワードsemiconductor／半導体研究課題（長期）研究課題（短期）カルコパイライト系薄膜太陽電池の研究酸化物超伝導体、イオン注入、フラーレンを持つ1.65eVのワイドギャップ太陽電池の作製に成功しました。今までのワイドギャップ材料の候補として考えられていたCuGaSe2の最高変換％でありましたが、これも更新し、Cu（In，Ga）S2太陽電池の有効性の大きさをさらに示しています。In，Ga，Ｓプリカーサーから作製量に対する量子効率から求めたバンドギャップネットワーク科学・データマイニングの研究木村昌弘（きむらまさひろ）教授学位：博士（理学）学歴：大阪大・院・理専門分野：Web情報学、知能情報学近年、情報通信技術の飛躍的な進歩、WorldWideWebの発達、さらにソーシャルメディアの普及により、人々の行動やコミュニケーションに関する情報も含めた多種多様な情報が、Web空間内で電子データとして大量に流通するようになってきました。このようにWeb空間内で爆発的に増大する多様で膨大なデータをどのように分析して有用な知識を抽出し、社会の様々な問題解決に活用していくのかが重要な課題になってきています。データに潜む概念やメカニズムを抽出する機械学習は、その有力な解決アプローチとして期待されています。本研究室では、複雑ネットワーク分析に関する基礎研究を進めるとともに、Web空間を主な対象として統計的機械学習と複雑ネットワーク科学の観点から実データ分析やデータマイニングについて研究しています。例えば、ソーシャルメディアにおける高次ネットワーク進化の分析やオンラインアつながりたい分野情報通信分野研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）In，Ga，Cu，Ｓプリカーサーから作量に対する量子効率から求めたバンドギャップGOTOTOP複雑ネットワーク／Webマイニング／統計的機械学習ネットワーク科学とデータマイニングの数理的研究複雑ネットワーク分析とWebマイニングの研究イテム群の協調構造の分析、また、アテンションダイナミクスに着目した地理的影響ネットワークの分析、トポロジカル表現に基づいた地理的道路網に対するネットワーク中心性の分析、ソーシャルネットワーク上の情報拡散などについて研究を進めています。ＩｏＴ・電子デバイス次世代太陽電池の研究24

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ＩｏＴ・電子デバイス25薄膜デバイス・ニューロモーフィックシステムの研究開発木村睦（きむらむつみ）教授学位：博⼠（⼯学）／博⼠（理学）学歴：京都大（院・工）・奈良先端科学技術⼤学院⼤・情報科専門分野：薄膜デバイス・センサー・ニューロモーフィックシステムの研究開発研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）薄膜デバイス／ニューロモーフィックシステム／メムデバイス／ニューラルネットワーク／人工知能薄膜デバイスの研究開発・デバイスレベルのリアルニューロモーフィックシステムの研究開発アモルファス金属酸化物半導体薄膜デバイスの研究開発・アモルファス金属酸化物半導体薄膜メムデバイスを用いたデバイスレベルのリアルニューロモーフィックシステムの研究開発半導体薄膜デバイスは、ノートパソコンや携帯電話の液晶ディスプレイ（LCD）や有機ELディスプレイ（OLED）などに⽤いられていますが、これらの上では1億個くらいの薄膜デバイスがひとつひとつ動作して画像をつくっています。最新の研究では、⼤型のプラスティックシートにつくって、視るときはポスターのように壁に貼り、しまうときはクルクルと巻いておくようなテレビなども、考えられています。また、薄膜デバイスは⽂字どおり薄膜のデバイスであり、いっぽうどんな電⼦回路をつくることもできるので、厚さ数ミクロン程度のわずかな構造で全くジャマにならない電⼦回路をつくることが可能となります。最先端の技術を⽤いて積層すれば、原理的にはサイコロほどの⼤きさに100億個くらいのトランジスタを集積することができますが、インテルのCPUのトランジスタ数を凌駕し、よ薄膜トランジスタのシミュレータ開発つながりたい分野半導体材料・装置・デバイス・回路・チップ・設計・CADなど生体・知能システムに関する研究小堀聡（こぼりさとし）教授学位：博士（工学）学歴：大阪大・院・医専門分野：医用生体工学、人工知能、認知科学本研究室では、システムの観点から生体や知能について解析する研究を行っています。それらは、一般的には、生体工学、医用工学、人間工学などに関連した分野と認知科学、人工知能に関連した分野に属します。研究の題材としては、身体の重心の移動、ボタン押しの動作、手の追従動作、迷路の探索、カードゲームのプレイ、楽器の演奏の6つを用いています。また、研究の方法としては、生理学や認知科学の知見と計算機科学などの理論をもとにし、被験者による実験とシミュレーションにより、研究を進めています。現在は、下記のようなテーマに重点をおいています。り脳細胞の数に近く、⼈⼯知能を構成することも可能かもしれません。⽊村睦研究室では、薄膜デバイス・ニューロモーフィックシステムの研究開発を⼿広くやっています。研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）木村研での実験風景CognitiveProcesses／認知科学／人工知能／人間工学／生体工学／医用工学人間の生体機能のメカニズムの総合的研究人間の基本動作と知的機能の解析ニューロモーフィックAIチップアイカメラによるギター演奏者の視線の測定

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視覚刺激を用いた人間の行動変容の研究酒田信親（さかたのぶちか）准教授学位：博士（工学）学高原まどか（たかはらまどか）助教学位：博士（工学）学歴：筑波大・院・システム情報工学専門分野：バーチャルリアリティ・拡張現実感・ウェアラブルコンピュータ現在のスマートフォンをベースとしたパーソナルコンピューティングでは、世界の大多数が標準とするアプリケーションやインタフェースを媒介とした情報サービスを享受する傾向にあります。これは標準化した情報処理を通じて、社会生活をより利便に過ごすには有効である一方で、標準化しにくいものや、すべきでないものに関しては適用に困難が伴います。例えば、「視覚的に不快や嫌悪に感じる対象」というものは本能や社会的通念によって多くの人で一致しますが、「視覚的に心地良く感じる対象」「視覚的に無関心な対象」というものは個々人で違う場合が多いために、人間個体の主観的な感覚の違いを埋めて快適な視界を提供するには個人に応じたオーダメイドのフィルタリング処理を行う必要があると考えており、これを研究の対象としています。具体的なものとして、見かけ上の対人距離を調節することで、視覚情報をあ歴：同志社大学大学院・理工学研究科博士後期課程修了専門分野：人間情報学・社会情報学皆さんは毎日どれくらい睡眠を取っていますか？日本は世界で稀に見る「睡眠負債大国」として知られ、国民の健康や経済に大きな悪影響を及ぼしている状況が続いています。睡眠負債とは、日々の睡眠不足が少しずつ積み重なることで、身体や心に負担がかかる状態を指します。これは、「借金」のように溜まっていき、放置すると健康に悪影響を及ぼします。近年、特に、SNSなどの普及により、子どもにおける睡眠障害の増加が深刻化しており、これに対応するための適切な睡眠教育プログラムの開発が急務とされています。睡眠不足や睡眠負債は集中力や学習能力の低下、さらには心身の健康にも悪影響を及ぼすため、幅広い世代に対する効果的な介入が求められています。本研究室では、こうした社会問題に対処するために、最新のIT技術を活用し、睡眠や人の心身の健康状態を改善し、生活の質を高めるための仕組み作りや情報デザインの研究に取り組んでいます。これにより、個人の睡眠習慣や生活リズムを見直し、主導的かつ持続的な健康管理を可能とするシステムの構築を行っています。特に、データに基づいた科学的なアプローチと、ユーザーのニーズに応じた使いやすいデザインを組研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）グループウェア／バーチャルリアリティ／AR／ウェアラブル／groupware／VirtualReality／AugmentedReality／Wearable新しい情報刺激によっておこされるホモサピエンスの行動変容の観察と予測ノイズキャンセリングHMDの実装、仮想空間没入時の情報支援、検索クエリを用いた情報支援まり損なわずに不適切な対人距離から発生する不快感を削減できる研究を行っています。ノイズキャンセリングHMDの研究生体情報の処理・分析／情報共有の仕組み／Biofeedback／睡眠生体情報の分析及びその情報デザインの研究親子で学ぶ睡眠教育のための協力型育成ゲームの提案み合わせることで、誰もが簡単に利用できる実用的な技術ソリューションを開発しています。具体的な研究例としては、親子が一緒に楽しく学びながら睡眠習慣を改善できる睡眠教育アプリを開発しています。このアプリは、親子が協力して日々の睡眠データを記録し、その結果を元にキャラクターを育成することで、自然と睡眠に対する関心を高める仕組みを取り入れています。また、子どもだけでなく、高齢者を対象にした睡眠環境支援システムの構築にも取り組んでおり、シニア世代の睡眠改善をサポートするための新しい技術やツールの開発にも力を入れています。さらに、これらの研究活動を通じて、異なる世代やライフスタイルに対応した情報デザインにより多様な睡眠支援の仕組み&システムを提供し、最終的には、すべての人がより健康的で快適な生活を送るための包括的なソリューションを提案することを目指しています。本研究室では、こうした先端技術を活用しながら、社会の多様なニーズに応じた睡眠改善のための方法論を探求し続けています。ＩｏＴ・電子デバイス生体情報と情報デザインに関する研究26

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ＩｏＴ・電子デバイス27マイクロ波の新しい制御・計測技術張陽軍（ZHANGYangjun）教授学位：博士（工学）学歴：静岡大・院・電子科学専門分野：電磁波工学研究キーワード研究課題（長期）マイクロ波デバイス／マイクロ波計測技術／人工誘電物質マイクロ波デバイス・電磁波計測研究課題（短期）電磁波応用計測、計測システム、人工誘電体アンテナ、共振器結合の解析本研究室は、自然界に存在しない実効比誘電率を持つ人工誘電体を研究しています。人工誘電体は、構成される金属粒子の寸法、配置、層数などを変更させることで実効誘電率を制御することが出来ます。たとえば、図１に示す写真は本研究室が設計製作した実効比誘電率69の人工誘電体です。このような物質を利用して、自然物質で実現できないこと、例えば、図２のようなフラットな電磁レンズ、または図３のような電磁波のステアリングとフォーミングを実現することが可能となります。また、本研究室は電磁波を用いることで今まで測定が困難であった様々な計測対象を計測可能にする先端的計測技術を研究しており、物質の誘電特性、含水率、密度などの計測に関する研究に力を入れています。図４の写真は本学の電波暗室となります。本研究室の研究課題に関する多くの実験はこの電波暗室で行われています。図１比誘電率＝69の人工誘電体図２フラット電磁波レンズ図３新しい材料による電磁波の制御図４電波測定用の電波暗室つながりたい分野マイクロ波デバイスの開発、電磁波応用計測宇宙プラズマ中川晃成（なかがわあきなり）講師学位：博士（理学）学歴：京都大・院・理専門分野：空間物理学近年は、特に、太陽コロナ内に生起する諸物理現象について研究している。1995年に打ち上げられた太陽観測衛星SOHOは、地球太陽間のラグランジェ点に置かれたことにより、地球本体に遮られること無く、太陽の連続観測を可能とした。その搭載測器であるUVCSは、紫外光による太陽コロナ輝線、例えば、Lyman-α線、OVI二重線などを、高精度に分光測定する目的に構成されている。これらの非熱的コロナ輝線は、主に、太陽光球光の共鳴散乱と電研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）該当項目なし宇宙プラズマ太陽コロナの諸現象子との衝突励起により生じる。従って、分光測定により、太陽コロナ中の発光に係るプラズマ成分の密度や速度分布が推定されるという仕組みである。このようなコロナの物理量の遠隔測定を、太陽風のコロナ内での発生領域の同定、太陽風加速の主要過程の理解、コロナの諸現象の知識の深化などに役立てるべく、UVCSデータの解析を行っている。

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宮戸祐治（みやとゆうじ）准教授学位：博士（工学）学歴：京都大・院・工専門分野：計測工学、表面科学走査プローブ顕微鏡は、プローブと呼ばれる先の尖った"針"を試料表面に近づけた時に、プローブ先端と試料との間に働く物理的な相互作用を検出することで、表面局所の凹凸形状や物性(電気的特性、機械的特性、熱電、光応答など)を観るための顕微鏡である。走査プローブ顕微鏡は、走査トンネル顕微鏡(STM)と原子間力顕微鏡(AFM)という２種類の方式に大別されるが、一つのトレンドとして高速化が現在、注目されている。現在、高速AFM(HS-AFM)という名称でビデオレート動画観察できるようなAFM装置が市販されているが、従来のAFMよりも、はるかに高速に試料の凹凸形状像を取得できても、物性像を取得することに関しては、初期の市販研究キーワード研究課題（長期）半導体評価／光センシング／デバイス／高温超伝導／システム開発／磁気共鳴／走査プローブ顕微鏡／超伝導量子干渉素子／原子間力顕微鏡／計測工学／カーボンナノチューブ／高周波／誘電泳動ナノスケールの物性評価、サブサーフェスイメージング、メディカルバイオイメージングなどの計測分野研究課題（短期）ナノスケール物性評価に関する研究（高速AFM）製品からほとんど撮像速度が進展していない。観察モードによっては一枚の画像を取得するのに１時間もかかることがある。研究室のテーマとして、この物性評価を高速に行うための技術開発・装置開発をテーマとしている。現在、表面の凹凸形状像で実現されている速度と同じくビデオレートで物性評価をできるようになることを目標としている。実現できれば産業界において製品管理や故障解析など、TAT(turnaroundtime)の短縮が求められる分野だけでなく、様々条件を測定することが可能になるので材料デバイスの研究分野においても絶大な効果をもたらすと考えている。原子･分子デバイス構築に向けた微細材料の研究開発新規金属酸化物の研究山本伸一（やまもとしんいち）教授学位：博士（工学）、博士（理学）学歴：京都大・院・工専門分野：材料物性学、薄膜工学金属酸化物薄膜は、高電子放出性・耐スパッタ性に優れプラズマディスプレイパネル(PDP)の電極保護膜として用いられています。従来、形成する手法としては電子線加熱物理蒸着法(EB法)が一般的ですが、作製にかかる費用が増大するなど、様々な技術的課題があります。本研究では有機金属塗布熱分解法(MOD法)による成膜を行うことで、PDPパネルの製作費用の減少や低消費電力化を目指しています。発光素子の開発無機エレクトロルミネッセンス（無機EL）は無機化合物の蛍光体に電圧を印加することで発光する真性エレクトロルミネセンスです。現在の用途は携帯電話のバックライトなどですが、発光面の大面積化に対して直接的な障壁がないことや、無機材料を用いることによる長寿命などの長所があり、ディスプレイへの応用を目指しています。原子･分子デバイスの構築原子・分子などの微小要素が自発的に集合し、規則的な配列つながりたい分野薄膜、ナノテクノロジー、ディスプレイ研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）PDP評価装置内で放電発光した様子薄膜／バイオテクノロジー／走査プローブ顕微鏡／金属酸化物原子・分子操作に関する研究グリーンナノテクノロジーを用いた電子デバイスの開発を形作ることがあります。この自己集積化現象は、微小要素を集積化して材料・デバイスを構築するボトムアップ・ナノテクノロジーの鍵を握っております。自己集積化を利用した材料プロセスのひとつに、自己集積化による単分子層膜・超分子の形成技術があります。現在、フェリチンタンパク質超分子や化学吸着単分子膜を用いた新規デバイスの研究開発を行っています。フレキシブル型無機ELの開発10μm世界一小さい龍谷大学の旧ロゴＩｏＴ・電子デバイス走査プローブ顕微鏡によるナノスケール物性評価28

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ＩｏＴ・電子デバイス29光ファンクションジェネレーターを用いた物質との未知の非線形光学現象の発現吉井一倫（よしいかずみち）講師学位：博士（エネルギー科学）学歴：京都大・院・エネルギー科学専門分野：光・レーザー科学研究キーワードレーザー研究課題（長期）研究課題（短期）光ファンクションジェネレーターを用いた物質との未知の非線形光学現象の発現光ファンクションジェネレーター開発と光周波数エレクトロニクスへの展開コンピューター等の電気信号による情報処理速度の限界はRC時定数で制限されます．その限界を突破し，未来の超高速情報処理社会を担うため，光の情報処理への応用が加速しています．近年，単一サイクル光電場による電子の超高速輸送を実現する「光周波数エレクトロニクス」の基礎研究が急速に発展しています．研究室では新奇の光源である「光ファンクションジェネレーター」（図）を用いて，光源から光－電子相互作用部までを全て固体である光導波路で構成された光周波数エレクトロニクスデバイスの開発を目指しています．光ファンクションジェネレーターのイメージ図．中央部はガラスなどの透明媒質のみから構成される独自の光波形整形技術．パルス幅数百アト秒，ノコギリ波，矩形波，ピーク電場が一方向へのみ振動するサイクルパルス波形など任意の光電場発生が可能．マイクロ波・ミリ波帯の電波を活用する社会実装可能な事例の開拓吉田賢史（よしださとし）講師学位：博士（工学）学歴：東北大・院・工学専門分野：電波工学・無線通信工学電波は目で見ることはできませんが，今まさに皆さんの目の前にも色々な電波が飛び交っています．電波の存在が発見されて今日に至るまで，電波は情報通信に応用され，地球の裏側にいる人とも瞬時にコミュニケーションがとれるようになりました．皆さんがよく使っているスマートフォンも，電波を使って通信をしています．他にも各家庭によくある電子レンジも，電波を使って食品を加熱しています．特に近年では，新しい電波の応用例として，研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）つながりたい分野高周波回路分野，電波工学分野，その他電波応用に興味のあるかたマイクロ波・ミリ波／電波／ワイヤレス給電／アンテナ実装／３次元電磁界解析／高周波回路設計マイクロ波・ミリ波帯の電波を活用する社会実装可能な事例の開拓次世代スマホ内蔵用60GHz帯ビームフォーミングアンテナセットの研究開発，マイクロ波によるワイヤレス給電と共存共栄可能なデータ通信システムの研究開発電波の電力伝送への応用について世界中で熾烈な研究競争が始まっています．このように，電波を使った技術により，我々の日常生活は快適で，利便性の高いレベルに進化してきました．電波を使う技術は，従来の電線(ワイヤ)を使わないで良くなるので「ワイヤレス技術」と呼ばれています．吉田研究室では，ワイヤレス技術を活用するシステムのうち，主にハードウェアよりの研究を行っています．

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30ロボット・航空宇宙・バイオメカニクスロボット・航空宇宙・バイオメカニクス木村睦薄膜デバイス中川晃成宇宙プラズマ坂上憲光水中ロボット永瀬純也人間支援ロボット塩見洋一流体・熱シミュレーション宮戸祐治計測（高速AFM）吉井一倫光・レーザー科学小堀聡生体工学田原大輔バイオメカニクス植村渉情報通信・人工知能渋谷恒司ロボット工学山本伸一材料物性学海川龍治電子物性・材料譽田登材料力学左近拓男磁性物理学辻上哲也複合材料力学前田英史材料力学森正和AD法・固相接合小川圭二生産工学石崎俊雄マイクロ波・通信吉田賢史マイクロ波・ミリ波木村昌弘知能情報酒田信親人間情報学大津広敬航空宇宙工学張陽軍電磁波工学高原まどか人間情報学電子・通信システムデバイス・材料機械大塩裕哉航空宇宙工学野口佳樹反応性気体力学

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ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス31プラズマを利用した宇宙用推進機の研究大塩裕哉（おおしおゆうや）講師学位：博士（工学）学歴：総研大専門分野：航空宇宙工学、プラズマ工学研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）航空宇宙工学／プラズマ工学／光学計測／流体・プラズマ計測宇宙用先端プラズマ推進機の高性能化と実用化超小型衛星用プラズマロケットの研究開発、宇宙用電子源の研究ロケットというと、テレビなどで放送される宇宙に打ち上げるための大型ロケットをイメージすることが多いかと思いますが、宇宙に行った後にも人口衛星の軌道維持・遷移や姿勢制御のために「ロケット」が必要となります。地球に小惑星から砂を持ち帰ったことで話題となった小惑星探査機はやぶさではイオンエンジンと呼ばれるプラズマを利用したロケットが利用されています。プラズマを利用したロケットは化学反応を利用したエンジンに比べ1桁高い燃費性能が得られます。宇宙では燃料の補給ができませんので、燃費が非常に重要であり、プラズマロケットの需要が高まっています。私達の研究室では、特に近年需要の高まっている超小型衛星に対応した超小型のプラズマロケットや、プラズマロケットに不可欠である電子源の研究開発、これらに必要な稀薄な流体やプラズマ、微小な力などの特殊な計測技術の開発を行っています。プラズマロケット宇宙用電子源超小型プラズマロケット宇宙飛行体から風車まで、流体力学の知見の活用大津広敬（おおつひろたか）教授学位：博士（工学）学歴：東京大・院・工専門分野：航空宇宙工学、空気力学、飛行力学、数値流体力学大気圏再突入飛行では、飛行体は音速の数十倍という非常に高速で飛行します。この際、飛行体の前方に衝撃波が発生し、周囲の大気が高温になるため、飛行体は強い熱にさらされます。この現象は「空力加熱」と呼ばれ、これに対応する技術が極めて重要です。本研究室では、安全な宇宙飛行の実現を目指し、大気圏再突入時の空力加熱に対処する新しい飛行体の設計と開発を進めています。たとえば、はやぶさカプセルよりも安全性を高めた飛行体の形状を提案するほか、柔軟構造物を活用して加熱を回避できる空力デバイスの開発に取り組んでいます。これらの研究は、数値流体シミュレーションやJAXAの試験設備を活用した風洞実験などを通じて行われています。航空機の翼の技術は、垂直軸風車にも応用されています。垂直軸風車は、風向きに影響されずに動作する風車で、その翼断面には航空機で使用される翼形状が採用されています。ただし、風車の場合、風に対する翼の角度（迎角）が常に変化するため、航空機に適した翼形状が必ずしも最適とは限りません。本研究室では、垂直軸風車の効率をさらに向上させるために、最適な翼形状の研究に取り組んでいます。研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）数値流体力学／風洞実験／宇宙飛行体／垂直軸風車安全な宇宙飛行体の開発、高効率な垂直軸風車の開発大気圏再突入飛行体の最適形状の探索、柔軟構造を備えた宇宙飛行体の開発・垂直軸風車の開発電磁力を利用した飛行体まわりの流れ場の制御の概念図小型飛行船の飛行実験の様子

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小川圭二（おがわけいじ）教授学位：博士（工学）学歴：同志社大・院・工専門分野：生産工学・加工学“高度なものづくり技術”に関して、「先進的な生産加工技術およびシステムの確立」を目指して、ハードとソフトの両面から研究開発に取り組んでいます。具体的には、機械加工の高度化、レーザ加工の応用、サスティナブル・マニュファクチャリングを三本柱に以下のような研究を行っています。【機械加工の高度化】例えば、ベッドサイドでの即時医療検査を可能にする微細流路チップ金型製造のための精密微細切削加工技術を研究しています。その他、医工学応用技術として、医療用マイクロニードルパッチ製造技術や鍼灸針の尖頭研磨加工技術に関する研究を行っています。また、FRP基板のマイクロドリル加工、透明樹脂板の加飾加工、ファインバブルクーラントを用いた研削加工などに関する研究もしています。【レーザ加工の応用】レーザは、高精度加工が苦手な反面、材料強度によらない加工ができます。また、非接触加工であることから工具摩耗を伴わず、工具の廃棄がありません。レーザを局所熱源として用いることで、自己冷却作用により冷却液（＝廃液）が不要になり、クリーンな環境下でオンデマンド熱処理が可能になります。そこで、工作機械（マシニングセンタ）上で工作物を削るだけでなく、レーザを使ってクリーンな環境で熱処理も実現するオンマシン型レーザ熱処理システムの開発およびその応用技術を研究しています。レーザはスポット熱源であつながりたい分野製造業などのものづくり分野社会の安全・安心は各分野からの不断の努力によって維持、向上されてきた。日頃はその恩恵を感じにくいが、災害や事故・事件が発生したときに痛感する。機械システム分野からも、安全・安心社会の維持・向上に貢献すべきことは言うまでも無い。この長期的研究課題の下、まずは今までの研究経歴を活かし、構造物の破壊防止技術のさらなる発展を短期課題としている。具体的には鉄鋼材料を初めとする構造材料の破壊防止技術について研究している。一般に金属材料の破壊は、延性破壊、脆性破壊、遅れ破壊、疲労破壊などに分類されることが多い。延性破壊や脆性破壊は活発な研究活動の成果によりある程度克服されつつある。それに対し、疲労破壊はわずかな荷重でも発生することや初期損傷領域が極微小部であるため、長年に渡り多大な検討がなされているにもかかわらず完全には解明されているとは言えない。疲労破壊過程をき裂の発生とその後のき裂進展に分けることがある。き裂の進展に対しては図に示すような改善メカニズムで進展抵抗の高い研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）生産工学・加工学／機械加工／特殊加工／レーザ加工／切削加工先進的な生産加工技術およびシステムの開発機械加工の高度化、レーザ加工の応用、サスティナブル・マニュファクチャリングるため、最小の入熱で処理できるので、必要なところに必要なだけ、しかもひずみレスな処理が実現されます。また、レーザ表面テクスチャリング、金属AM（金属3Dプリンタ）技術を用いた高機能化材料の創製、樹脂と金属のレーザ直接接合、それらの応用技術に関する研究にも取り組んでいます。【サスティナブル・マニュファクチャリング】天然素材を有効活用したサスティナブル生産システムの開発や機械加工と伝統産業工学の融合に関する研究などを行っています。具体的には、灸用もぐさのホットプレス成形、彫金工芸における人間と機械の協働作業、3D計測・造形による文化財のハンズオン展示などに取り組んでいます。レーザテクスチャ構造材料の破壊機構の解明とそれに基づく破壊防止技術の研究譽田登（こんだのぼる）教授学位：博士(工学)学つながりたい分野強度設計部隊歴：京都大・院・工専門分野：材料力学、機械材料、金属疲労、破壊力学研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）材料強度／材料力学安全・安心社会への機械システム分野からの貢献構造物の破壊防止技術のさらなる発展鋼材を開発した。一方、き裂の発生に対しては、例えば溶接施工された場合など、材料からの疲労特性の改善は難しいと見なされてきた。疲労き裂発生特性に優れた材料開発という極めて高いハードルに対し、永らく立ち向かってきた。最近になって漸く解決の糸口と思われる現象を把握できた。社会の安全・安心のみならず省エネにも直接寄与し得る構造材料の疲労特性改善に引続き邁進したい。金属組織で疲労き裂進展を抑制するメカニズムの模式図ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス先進的な生産加工技術およびシステムの研究32

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ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス33ダイバーに代わる作業を実現する水中ロボット技術の開発坂上憲光（さかがみのりみつ）教授学位：博士（工学）学歴：立命館大・院・理工専門分野：水中ロボット工学研究キーワード研究課題（長期）水中ロボット、水中作業／メンテナンス／水中考古学／操縦支援ダイバーに代わる作業を実現する水中ロボット技術の開発研究課題（短期）水中ロボット操縦支援システムの開発，効率的な水中構造物検査・水中考古学調査を実現するロボット技術の開発私の研究室では，人間（ダイバー）による水中作業に代わり，効率的・経済的に作業を実現する水中ロボットの開発を行っています．現在までにマニピュレータ作業，船底調査，ダム検査，採泥，水中遺跡調査等を実現するためのロボット技術を開発し，静岡県清水港や沖縄県石垣島海域，琵琶湖，ダム等のフィールドで実証実験を行ってきました．我々にとって大切な水環境を守るためにロボット技術を活かし，水中環境でより扱いやすく作業能力の高い水中ロボットの開発を目指していきます．沖縄・石垣島での海底遺跡調査機能性磁性材料の物性ならびに磁性の研究左近拓男（さこんたくお）教授学位：博士（理学）学歴：東北大・院・物理学専門分野：磁性物理学、低温物理学現代の工業材料の中には磁石や磁性体などの磁気材料が多く使われています。そうした材料は磁場中で利用されるために磁場中での磁性（磁気的な性質）の評価が重要です。磁化はいわゆる物質のもつ磁石の性質の強さを測るもので、磁気材料の評価の上で一番基本的な物理量です。また、最近では宇宙からあるいは砂漠の真ん中まであらゆる条件でも機械が動作することが求められています。本研究では、液体ヘリウム温度（-269℃）から摂氏300℃程度の温度領域での磁気測定装置を作成し磁気機能性合金の研究を行なっています。本研究室には瞬間的で強い磁場を加えることが出来るパルス磁場発生装置があり、数%もの歪みを発生する新規ホイスラー合金などの磁場誘起歪みの研究を行っています。また、核磁気共鳴(NMR)による原子レベルでの微視的な磁性の研究も行うことで、マクロ（巨視的）な状態からミクロ（微視的）な状態までの物性・磁性を観察することでこれらの合金の持つ機能性について探索しています。つながりたい分野磁性および金属関連企業研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）Magnetism／ShapeMemoryAlloys／Magnetizationmeasurementofthemagneticcompoundsinhighmagneticfieldsandbelow1K／MagnetismonRare-EarthMonopnictides／Magnetismonuraniumcompound／1ケルビン以下の極低温強磁場下の磁性体の磁化測定／希土類モノプニクタイドの磁性／ホイスラー合金の磁性磁性ホイスラー合金の構造相転移と磁性の相関の研究マイクロマシン用の超小型磁気アクチュエータの開発パルス磁場発生装置。最高で40T（40万ガウス）の強磁場が発生可能核磁気共鳴（NMR)実験装置。電磁石と組み合わせてミクロな磁性を探る

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塩見洋一（しおみよういち）教授学位：博士（工学）学歴：神戸大・院・自然科学専門分野：機械工学（流体工学、熱工学）本研究室では気体と液体が混在して流れる混相流の流動特性を明らかにすることをメインテーマにして研究を行っています。また、PHOENICSという熱流体計算ソフトを用いて数値シミュレーションを行い、熱や流体の流れに関する研究を行っています。さらに、それらの流れを可視化することにより、現象を把握しています。数値シミュレーションでは単に計算することだけに終わらず、実験結果との対比を行ってその有効性を確かめ、その後に実験が困難な条件やパラメータを多くしてシミュレーション対象の特性を見つけるようにしています。学生には自分の研究テーマに対して、何が問題となっているかを認識し、それに対処していく能力を身につけてもらうようにしています。また、学部教育では教員から講義されていることを受け身で得ていた訳ですが、４年生・大学院では受け身ではなく、能動的に学修・研究に励んでもらうようにしています。それにつながりたい分野熱流体に関連する分野オリフィスに流入する気泡研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）数値シミュレーション／流れの可視化／熱流体工学／混相流混相流の流動特性、熱流体の数値シミュレーションオリフィスを通過する気液二相流における騒音発生、各種流れの可視化と画像計測、数値シミュレーションソフトによる熱流体解析対して私から適宜アドバイスを行い、さらに発展できるようにしています。現在行っている主な研究テーマは以下の通りです。●気泡により発生する音響に関する研究●冷蔵ショーケースにおける熱と流れのシミュレーション●LED照明の排熱シミュレーション●熱交換器まわりの熱と流れのシミュレーションバイオリン演奏ロボットと生物型移動ロボットロボットの動作は、人間と比べあまり感情豊かには感じられません。この１つの大きな要因として、ロボットの感性や感情の表現手法が十分に確立されていないという点が挙げられます。このため、本研究室ではバイオリン演奏を対象として、感性の表現手法を検討することを研究課題としました。感性を代表するものとして「明るい」などの「音色」をとりあげ、望む音色を生成する過程で、音色が運動決定にどのように影響しているかを考察しています。現在、バイオリン演奏が可能なハードウエアの開発を行っており、これを用いて表現力豊かな演奏を実現したいと考えています。渋谷恒司（しぶやこうじ）教授学位：博士（工学）学歴：早稲田大・院・理工専門分野：ロボット工学上記テーマと平行して、陸上、水中および空中を対象とした生物型移動ロボットの研究も行っています。生物の形態や機能を模倣した機械システムの開発を通じて、生物の知能を追求したいと考えています。具体的には、まず、頭部を有する４脚走行ロボットを開発中で、頭部動作が歩容に与える影響を調べています。水中ロボットの開発では、マッコウクジラの脳油による浮力調整仮説を参考にした新たな浮力調整装置を開研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）冷蔵ショーケースの数値シミュレーション結果発中です。また、脳波による移動ロボット制御に関する研究も開始しました。さらに、近年注目を集めている柔軟素材を使ったソフトロボットの研究も開始しました。バイオリン演奏ロボットLocomotionmechanism／Robotics／生物形知能ロボット／感性表現ロボットによる感性表現の実現、生物型移動ロボットの研究、ソフトロボティクスの研究バイオリン演奏ロボットの演奏表現の追求、脚型ロボットの安定歩行の研究、柔らかい素材を用いた形態変形する触覚センサの開発4脚ロボットロボット・航空宇宙・バイオメカニクス混相流および熱流体工学に関する研究34

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ロボット・航空宇宙・バイオメカニク35生体のマルチスケールバイオメカニクス田原大輔（たわらだいすけ）教授学位：博士（工学）学歴：金沢大・院・工専門分野：バイオメカニクス（生体力学）・計算力学研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）有限要素法／筋骨格モデル解析／モーションキャプチャ／個体別モデリング／歩行解析／インプラント固定術／外科シミュレータ／生体模擬材料／看護理工／バイオニックデザイン生体組織・医用材料・機械構造の実験・計算力学解析手法の開発と力学的特性評価・構造最適設計骨疾患の診断・治療法開発と医用デバイス設計のための個別化筋骨格モデル解析・応力解析ス学位：博士（工学）生生体組織のかたちと力学的な役割を機械工学の立場から探る「バイを力学計算で探り，企業と共同で下着の製作・開発をしています。オメカニクス（生体力学）」の考え方に基づき、機械構造物の適切な設計◆左右非対称な骨形状を持つ古代魚の骨構造計測と応力解析古代魚の手法と、医療に役立つ技術を開発しています。筋骨格系、生体模擬材料、生物、食品、工業製品を対象に実験・計算を行っています。◆個別化筋骨格モデルによる筋力推定・骨の応力解析個別の動作の筋骨格モデルから推定した筋力を骨の応力解析に渡す解析手法の確立を進捕食時の右利き・左利きに伴う特徴的動作と骨形状の左右非対称性に潜む力学的な関係を調べています。◆多孔質菓子食品の最適設計を目めています。骨疾患患者の歩行の診断や工業製品のヒトへの負荷評価指した破壊挙動の解明狙ったへの寄与が期待できます。◆緩み抑制を狙った脊椎・指骨固定術法の開発サクサク感を持つ菓子食品の開脊椎・指骨固定用イン発のため，食品の微細構造と破プラントの緩みを抑制する固定方法を力学的視点から研究しています。壊挙動の関係を探っています。固定具の形態・剛性・配置と緩みの関係を評価しています。◆消化器外科手術トレーニング用脂肪模擬材料の開発消化器外科医師の手術練習を想定し、リアルなヒトの脂肪の力学的特性に近い模擬材料を企業と共同で開発中です。◆尿失禁改善下着の開発改善効果が期待できるサポート下着の着圧比つながりたい分野医療機器・ヘルスケア・食品・博物館学・獣医学複合材料の解析と実験的評価に関する研究辻上哲也（つじかみてつや）研究繊維強化複合材料／計算力学／有限要素法／画像相教授キーワード関法／生体材料／ラティス構造材学歴：三重大・教専門分野：複合材料力学、計算力学複合材料は，巨視的に異方性材料として取り扱われることが一般的ですが，微視的には不均質で異方性となるミクロ構造を有しています。そのため，物性予測や破壊挙動は非常に複雑なものになり，ミクロ構造を考慮した複合材料の解析が必要となります。当研究室では，数値シミュレーション手法を用いた複合材料の特性評価ツールの開発や有限要素法による複雑なミクロ構造を有する複合材料のための解析システムの構築を行ってきました。現在，複雑な内部構造を有するテキスタイル複合材料への適応を試みており，2D織物や3D織物のミクロ構造を考慮したシミュレーションが可能になってきています。また，コンピュータによるシミュレーションだけでなく，実際のモノに触れた実験的評価も必要で，電磁式疲労試験機や三次元画像相関装置，マイクロフォーカスX線CT装置といった最新の設備を導入し，従来の測定法では困難つながりたい分野自動車，航空・宇宙，医療，ロボット，建築研究課題（長期）複合材料の力学的挙動評価に関する研究研究課題（短期）テキスタイル複合材料のモデリングと解析的評価，き裂進展シミュレーション，模擬骨および模擬臓器の材料特性評価，ラティス構造部材の力学的特性評価であった複合材料の特性評価が可能になってきています。当研究室が有している解析技術や実験技術は，FRP製ジェットエンジンブレードのような次世代の機械部品の設計と強度評価に役立っています。

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バイオロボティクスに基づく人間支援ロボットの開発永瀬純也（ながせじゅんや）准教授学位：博士（工学）学歴：岡山大・院・自然科学専門分野：ロボット工学、メカトロニクス研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）ロボット／メカニズム／生物規範／ソフトロボティクス／表現／医療機器ロボットメカニズムの開発と応用カンガルー型跳躍ロボット，脱力可変型ピアノ演奏ロボットハンド，円筒状クローラロボット，猫ひねりを規範とした移動機構本研究室では，既存のニーズや特定の用途に限定することなく，ロボットメカニズムの発明研究を通じて，ロボットの新しい可能性を切り開くことを目指しています．現在取り組んでいるテーマは下記の通りです．■カンガルーの筋骨格構造を模した跳躍ロボット：カンガルーは，他の脚移動動物と比べてエネルギー効率が高く，移動速度に伴う代謝エネルギー消費率の変化が極めて少ない特異な性質を持つ．本研究では，カンガルーを模した跳躍機の製作と跳躍実験を通じて，この特性のメカニズムを構成論的に解明する．■脱力で音色を操るピアノ演奏ロボットハンド：ピアノ演奏における脱力の重要性に着目し，脱力で音色を変化させる脱力可変型ロボットハンドの基盤技術を確立することを目的とする．■猫ひねりの原理を規範とした移動メカニズム：シンプルでコンパクトかつ不整地走破性に優れた移動ロボット開発を目的として，猫ひねりのベンド・アンド・ツイストモデルに着想を得た新しい移動メカニズムを開発する．■円筒状柔軟弾性クローラロボット：従来型のクローラ機構(キャタピラ)と比べて，極めてシンプルかつコンパクトな円筒状のクローラロボットを研究．本構造の特徴を活かし，配管内走行ロボットや自走式大腸内視鏡への応用可能性についても研究を進めている．つながりたい分野ロボット機構，医療機器，検査装置，音楽表現，惑星探査などの関連分野"乱れ"による燃焼促進のメカニズムの解明野口佳樹（のぐちよしき）講師学位：博士（工学）学歴：上智大・院・理工専門分野：反応性気体力学、燃焼工学当研究室では、"乱れ"による燃焼促進のメカニズムの解明をテーマに研究をしています。火炎に乱れを与えると、燃焼が促進することは、経験的にはよく知られており、実際に自動車用ガソリンエンジンをはじめとする実用燃焼器で幅広く利用されています。したがって、乱れによる燃焼促進の効果を定量的に調べることは、より効率のよい燃焼器を設計するためには必要不可欠です。しかし乱流燃焼は、乱流という複雑な流体現象に加え、燃焼という急激な温度変化および無数の素反応を伴った化学現象であるために、乱れと燃焼促進の効果を定量的に検討することは困難を極めます。当研究室では現在、火炎面の挙動が気流へどのような影響を及ぼしているのかを実際に計測することを試みています。この計測を実現するために、火炎面の挙動の計測にはイオンプローブを、火炎帯中の気流の変化の計測には3次元のレーザ流速計（LDV）を使用しています。特にイオンプローブは、炭化水素系燃料を燃焼させたときに起こる化学イオン化反応により、火炎反応帯近傍に形成されるイオンを電流として計測するものです。このイオン電流は数nAオーダであるために、計測が困難であり、研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）ElectrostaticProve.LDV／TurbulentCombustion／レーザ流速計／静電探針／乱流燃焼乱流予混合火炎の火炎構造の解析乱流予混合火炎の火炎面の挙動と流れの相互作用の解析この計測ができるのは、当研究室を含め、世界的にも一部のグループに限られています。この技術を応用することにより、火炎面の挙動を計測することを可能としました。そして、火炎面の挙動と気流が変化する様子を同時計測することによって、火炎面が通過する方向と、気流が変化する方向の関連性などを明らかにしました。レーザ流速計(LDV)による流れの計測クローラカンガルー型気体の膨張と気体の速度ベクトルの変化の関係表面剛性可変型ロボットハンド円筒状クローラ型ロボットロボット・航空宇宙・バイオメカニクスバルーン型腱駆動アクチュエータ36

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ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス37各種機能材料に於ける微細領域観察前田英史（まえだひでふみ）助教学位：博士（工学）学歴：大阪大・院・工専門分野：電気・電子工学，材料工学主に電子線、X線を用いた分析や構造評価を行っています。機械が動作するには、ある瞬間に必ず2つの部品間の接点があり、その接点を通じて働く応力が働いています。こうしたときに材料には何らかの痕跡が残るのです。部品自体の受ける力はその部品を変形させていなく見えても、部品の表面の非常に微細な部分を拡大してゆくと、材料自体の受けた力は痕跡として残っています。このような実働した部品に残された痕跡を丹念に調べることからその部品が受け持つべき応力や寿命というものを探り、予測してゆくこともできます。これらの、特に構造材料（金属）に対しその内部を探るために粒子線結晶学が発展し、その応用は今でも発展しつつあります。電子線による高角散乱回折からGaとAsの原子半径を判別するに至っています。また、高分解能像観察が一般化し、優れた観察結果をもたらしています。像観察時に副次的に発生する電子線やX線を用いた分析も重要な情報を与えてくれます。非常に微細領域での組織や成分分析により、様々な事象の原因を考察することができます。また研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）球状黒鉛鋳鉄／電子顕微鏡／Diffraction／Crystalgrowth／回析結晶工学／結晶成長磁気駆動材料の微細構造と変態におけるその場観察法の確立機能材料の粒界の結晶学的観察、粒子線回折法を用いた磁性合金の観察全域にわたる成分濃度の分布・揺らぎの測定、不純物の特定などを行うことで、部品の信頼性のチェックを行うことができます。発展的には真空中では観察できない液体などの観察法、摩擦挙動や相変態などの動的な挙動に於けるその場観察など、ダイナミックな変形や遷移の過程を考察するための観察法や分析法の確立を目指しています。合金断面に於ける各元素濃度の分布の観察例（延性確保のためB原素を加えたNi2MnGa合金:B原子が粒界に偏析していることが伺える）つながりたい分野電気・電子工学、材料工学モノづくりに革新を起こす固相接合に関する研究森正和（もりまさかず）准教授学位：博士（工学）学歴：大阪大・院・工専門分野：固相接合，材料プロセス，機械材料研究室では，固相接合技術および常温製膜技術という二つの材料プロセスを用いた研究開発を進めています．固相接合は、従来一般的な「溶接」と比較してエネルギー消費量が小さいことに加え、接合界面の反応層を抑制できるため、異材接合にも適しており，「マルチマテリアル化」に資するものであります。また、溶接すると割れてしまうような難接合材にも適用することができます。また，常温製膜技術（エアロゾルデポジション法）は，真空中でセラミックス微粒子を基材に衝突させるだけで種々の基材上に製膜可能です，この技術の最大の特徴は，通常は1000℃以上の温度で焼成しないと固まらないセラミックスが全く温度を上げずに製膜可能であることです．両技術は，いずれも「カーボンニュートラル」や「マルチマテリアル化」に資するものであり，様々な分野での実用化を目指した研究開発を行っています．つながりたい分野当該技術に関心のある企業様・大学など研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）摩擦攪拌接合／摩擦圧接／通電圧接／製膜プロセス／エアロゾルデポジション法固相接合および常温製膜技術による材料創製プロセスの確立固相接合および常温製膜技術の開発エアロゾルデポジション法を用いて常温形成した無機蛍光体膜の紫外線励起による蛍光発光状態FSW

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38新素材・エコマテリアル新素材・エコマテリアル岩澤哲郎精密有機合成藤原学X線分析化学宮武智弘機能性分子集合体内田欣吾有機機能材料糟野潤界面電気化学大柳満之無機材料合成青井芳史無機薄膜ヘルナンデスホセナノ材料設計河内岳大機能性高分子富﨑欣也生体機能化学小寺康博機能性無機材料白神達也材料物性測定学中沖隆彦生分解性プラスチック清水吉大水素吸蔵材料有機合成化学有機材料化学機能性材料化学無機化学分析化学高分子化学生物化学

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新素材・エコマテリアル39各種機能性材料の作製、物性評価青井芳史（あおいよしふみ）教授学位：博士（工学）学歴：神戸大・院・自然科学専門分野：機能性材料化学研究キーワード研究課題（長期）Nano-materials／Electrochemistry／Ceramics／Inorganicmaterials／Thinfilms／Materialsscience／材料化学薄膜無機材料セラミックス電気化学ナノ材料無機機能性薄膜材料の合成および評価研究課題（短期）気相法による軽元素薄膜材料の合成および評価、アモルファス炭素薄膜の表面修飾による機能化、液相析出法による金属酸化物薄膜の合成および評価・気相法による軽元素薄膜材料の合成および評価薄膜材料は、材料に優れた機械的・電気的特性、化学的安定性、高生体適合性等の特性を付与するために幅広く利用されています。特に、炭素、ケイ素、窒素、酸素等の軽元素からなる薄膜は優れた機械的特性を有することが知られています。私たちの研究室では、これらの軽元素からなる薄膜材料を気相法により合成し、その構造、物性を明らかにする研究に取り組んでいます。・アモルファス炭素薄膜の表面修飾による機能化アモルファス炭素（a-C）は、優れた機械的・電気的特性、化学的安定性、高生体適合性等の特性を有しており、様々な分野で活用されています。私たちの研究室では、これらの薄膜をプラズマを利用した気相法で合成し、その薄膜表面に多様な機能を有する有機分子等を結合させて表面修飾することにより、新たな機能性を付与する研究を行っています。すことを狙った研究を行っています。・液相析出法による金属酸化物薄膜の合成および評価金属酸化物薄膜は電気的、光学的に興味深い特性を有しており、各種分野で広く利用されています。本研究では、この金属酸化物薄膜を、低エネルギーでソフトプロセスである、水溶液中の平衡反応を利用した液相析出法という方法で作成し、エネルギー関連分野への応用を目指した研究を行っています。つながりたい分野無機材料、薄膜有機合成を単純化する未来型触媒の開発岩澤哲郎（いわさわてつお）教授学位：博士（理学）学歴：北海道大・院・理専門分野：有機合成化学1.化学空間利用型分子触媒の開発：酵素や核酸はそれぞれが作る疎水性空間を利用して活性種や反応中間体を安定化して、効果的かつ効率良く化学変換反応を普遍的に実施しています。合成化学者もこれに倣い、独自に化学空間を作り出して画期的な分子触媒の開発を目指してきました。しかしながら、その能力は未だ「母なる自然」が作り出す酵素や核酸などの足元にも及びません。一方で先人の努力により、「酵素触媒などがなぜそこまで効率良く反応を促進させるのか」「人工化学空間の機能をどうすれば改良できるのか」について、少しずつ新しい知見が得られてきました。このような背景のもと、我々のグループではキャビタンドと呼ばれる人工化学空間を独自に加工して触媒分子を作製し、これを使った環境にやさしい化学反応の研究に取り組んでいます。研究キーワードプロセス化学／有機合成化学研究課題（長期）研究課題（短期）画期的な化学空間利用型分子触媒の実用化化学空間利用型分子触媒の価値創出2.異種炭素四置換アルケンのテンプレート合成法の開発：アルケンとは炭素−炭素二重結合のことを言い、四つの置換基を持つことができます。この四つの置換基の部分に異なるタイプの炭素型置換基を持つアルケンのことを「異種炭素四置換アルケン」と呼びます。異種炭素四置換アルケンはこれまでにいくつか合成がされており、医薬品としての利用や有機材料としての応用が見いだされつつあります。従って、もっと自在にこのアルケンを作ることができれば、従来にない画期的な機能を持つ有機分子を人類は手にすることができると考えられています。けれども今までのところ、安く大量に安全かつ高品質に異種炭素四置換アルケンを作る手法は開発されていません。このような背景のもと、我々のグループでは単純なテンプレート分子を使った効率の良い合成手法の開発に取り組んでいます。

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内田欣吾（うちだきんご）教授学位：博士（工学）学歴：九州大・院・総合理工専門分野：有機機能材料化学私たちは光を当てると光の異なる異性体を交互に生成するフォトクロミック化合物と呼ばれる一群の化合物を合成し、これらの機能材料への応用について研究してきました。最近、これらの化合物のうちで、ジアリールエテン分子の誘導体のコーティング膜に紫外光を照射すると表面にミクロンサイズの針状結晶が剣山のように成長し、可視光を照射すると元の平滑な面に戻ることを見出しました。この表面に水滴を置くと、ちょうどハスの葉の水滴のようにころころと転がる超撥水性（ロータス効果）図１．光により可逆的に表面形状が変化する。aは、紫外光を当てる前の平滑な表面。紫外光を照射するとbのように直径1ミクロン、長さ十数ミクロンの毛で覆われるが、可視光をあてると元のaのような平滑面に戻る。つながりたい分野フォトダイナミックセラピーに関係する基礎医学分野研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）光スイッチ／フォトクロミズム／バイオミメティクス／表面形状変化／撥水性・親水性／光誘起細胞死／フォトダイナミックセラピー有機フォトクロミック化合物の合成と機能化光応答性機能薄膜、光応答性結晶システム、フォトダイナミックセラピー用光分子スイッチの開発を示しました。この結晶成長現象を利用して、ハスの葉のダブルラフネス表面構造を正確に再現して水滴を弾き返す表面を作ったり、シロアリの翅のように霧を集める機能性表面も再現しました。さらに、これらの分子の内の１つの誘導体がDNAの塩基対間にインターカレートし、そこで光異性化を繰り返すことでDNAを切断し、がん細胞をも殺傷することがわかりました。このような新しい機能を持つ光応答分子の開発を推進しています。ノーベルプロセスによる高融点セラミック合金の研究大柳満之（おおやなぎまんし）教授学学位：工学博士歴：早稲田大・院・理工専門分野：無機材料合成化学当研究室では、環境負荷の低いノーベルプロセスによる新無機材料の創製および評価を目標に掲げ、基礎と応用の両面からの研究を課題に取り組んでいます。具体的には、メカノケミカルプロセス（メカニカルアロイ）、燃焼合成、誘導場活性化プロセス、放電プラズマ焼結など新しい合成、焼結プロセスに取り組んでいます。誘導場を利用したプロセスは、当研究室が開発したもので、本学が企業と共同で、特許出願しています。最近では、これを用いて水素吸蔵用のナノ黒鉛やbcc系の合金に関する研究を展開しています。メカノケミカルプロセスと放電プラズマ焼結法の複合技術により、ナノ材料では炭化ケイ素や炭化ホウ素などの炭化物や黒鉛の焼結などを手がけており、米国と日本で協力して研究しています。炭化ケイ素では、メカノケミカル合成した積層無秩序構造を有する特殊な粉体を作製し、助剤を用いることなく1900℃以下で99％の密度をもつ焼結体を得ることができました。特許申請はもちろんのことアメリカセラミックス学会誌などに掲載が予定されています。図１にその焼結過程を示します（MA-SiC：合成した特殊な粉体）。焼結体は、すべてのgrainが100nm以下の大きさで研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）複合材料／物性／合成化学／物理化学無機材料の低環境負荷プロセッシング図２．aは、紫外光を照射前の表面に落とした水滴。bは、紫外光を照射した表面に落とした水滴。蓮の葉と同様に水が玉になって転がる。メカノケミカルプロセス、燃焼合成、誘導場活性化プロセス、放電プラズマ焼結す。また、黒鉛の高密度焼結は極めて困難であることが知られていますが、開発した一連の技術により非金属添加剤を少量加えることによりC-Cコンポジットに匹敵する強度をもつ高密度黒鉛の焼結に成功しています。この他、研究室で開発されたナノ黒鉛を利用して頂くことにより次世代耐火物レンガ（商品名：ホワイトマグカーボン）が開発され市場に出回り、社会のお役にも立っています。MA-SiCと市販品SiC（30nm）粉末の焼結保持温度に対する密度とＸ線回折測定結果＊註釈：●はMA-SiCを保持時間10分で焼結、図中の(a)はMA-SiCを1700℃保持時間０分で焼結、図中(b)はMA-SiCを1700℃保持時間２分で焼結、挿入図は焼結体の典型的なＸ線回折結果である。挿図中の矢印は、SiCが秩序化している様を表す回折ピークである。新素材・エコマテリアル光応答性機能材料の開発40

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新素材・エコマテリアル41生体反応と関連する特異液液界面反応の電気化学的研究糟野潤（かすのめぐみ）准教授学位：博士（工学）学歴：京都工芸繊維大・院・工芸専門分野：電気分析化学水とそれと混じり合わない有機溶液の界面は、固体｜溶液界面とは異なり、親水性物質と疎水性物質が反応できる特異反応場です。この反応場では電子のみならずイオンも移動できるため、実用的には溶媒抽出、膜分離、イオン選択性電極などの分離・検出場として広く利用されています。また、有機溶液を生体膜と見立てて、水｜生体膜界面での薬物やイオンの取り込みをはじめとする生体膜反応の評価・理解にも有用なモデル場として活用されています。本研究では、光合成反応をエネルギー論的に理解するため、疎水性金属錯体による水の酸素への酸化反応を水｜有機溶液界面で実現し、その反応に関与する電子やH+などのイオンの界面移動の素過程を電気化学の基礎概念と方法論によって解明することを目指しています。また、水｜有機溶液界面でのイオン移動反応を利用した新規フロークーロメトリー用電解セルを開発し、容易に酸化還元しないイオン種の高精度定量の実現とその応用について研究しています。一方で、実際に光合成生物を用いて、光エネルギーが電子として取り出される反応を解析し、研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）電気化学人工液膜系での生体類似反応の構築液膜界面でのイオン・電子移動反応光合成生物を用いた光‐電気エネルギー変換反応新規フロークーロメトリー用全電解用セルの開発人工液膜反応との類似点・相違点を評価することで光合成反応の理解を深めたいと考えています。得られた知見を参照すれば、効率の良い酸素発生触媒系の構築やアニオンセンサの開発などへの応用も期待できます。固液・液液界面での電荷移動反応精密につなげてつくる高分子材料河内岳大（かわうちたけひろ）教授学位：博士（理学）学歴：大阪大・院・基礎工専門分野：高分子合成、機能性高分子、分子集積化材料私たちは、精密重合、モノマー合成、高分子反応、末端官能基化などの化学合成技術と、ナノ構造制御、in-situ複合化、マイクロ波加熱などの精密プロセス技術を駆使して、新しい機能性高分子材料の開発に取り組んでいます。【精密重合による熱可塑性樹脂の機能化】精密重合に基づくビニルポリマーの高機能化に関する研究を進めています。例えば、家庭向け水槽やシーリングライトの保護カバーなどに用いられる汎用合成高分子であるポリメタクリル酸メチル（PMMA）について、精密に構造を制御することでラセンを形成させ、その内孔にフラーレンなどの特異な電子・光機能を持つゲスト分子を包接した新しい分子複合材料を開発しました。また、マイクロ波加熱を用いた精密温度プログラムによるビオローゲン樹状高分子の迅速合成やナノ粒子作製など、プロセス研究も実施しています。【高性能熱硬化性樹脂の開発】ネットワークポリマーである熱硬化性樹脂の高性能化に取り組んでいます。新規なフェノール樹脂であり、FRPのマトリックス樹脂や電子絶縁材料、高性能接着剤として展開されているポリベンゾオキサジンについて、架橋性官能基の導入、前駆体の高分子量化、多官能化、剛直・柔軟ユニットの精密導入、液晶つながりたい分野高分子産業研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）ナノ材料／耐熱性高分子／機能性高分子／高分子合成一次構造制御を鍵とする高分子機能材料の創製精密重合、立体規則性高分子、ネットワークポリマー、耐熱性高分子、ナノ構造化材料化などの精密分子設計や、ポリイミドやポリシロキサン、液状ゴム、イオン液体、シリカなどとのハイブリッド化の検討を進め、テーラーメイドな高耐熱化、難燃化、強靭化、高熱伝導率化、低誘電化を達成しました。最最近では、非可食バイオマスを原料として使用するなど、環境負荷の少ない熱硬化性樹脂の開発も行っています。

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小寺康博（こでらやすひろ）准教授学位：博士（工学）学歴：龍谷大学大学院理工学研究科・博士課程専門分野：無機材料化学様々な社会課題の改善・解決には、新しい特性を有する材料の開発が不可欠です。例えば、クリーン発電として有用視されている核融合発電を実現するには様々な新規材料の開発が不可欠です。当研究室では、平衡状態から離れた構造を有する新規機能性無機材料を研究しています。従来からある材料でも、一般的ではない微細構造へ変化させることで今までに得ることのできなかった新しい機能が発現します。研究テーマの例〇酸化物系セラミックスの高密度化・ナノ構造化による光学デバイスへの応用本来は透明で光を透過させることができる材料でも、一般的なつながりたい分野無機材料産業研究キーワードナノ材料／機能性無機材料／セラミックス研究課題（長期）研究課題（短期）社会課題（エネルギーや資源問題）の改善に寄与できる材料の開発平衡状態から離れた構造を有する機能性材料開発製法で作成すると光を透過させることができません。これは微細構造(空孔や粒径など)が光を散乱するためです。そこで、本研究室では理想とする特性を発現しうる微細構造を設計し、それを実現可能な原料状態や製法を選択することで、従来法では得ることのできなかったレベルの透光性を酸化物に発現させることができました。現在は、光透過性に合わせて、光吸収・発光および波長変換機能を付与すべく研究を進めています。目標とする用途は、高エネルギーレーザーや赤外波長レーザー用媒質です。いずれも、核融合発電の実現には重要なキーコンポーネントです。水素貯蔵材料の水素吸蔵放出特性の向上清水吉大（しみずよしひろ）助教学位：博士（工学）学歴：龍谷大学・院・理工学・博士課程修了専門分野：無機材料科学、水素貯蔵材料来たる水素社会に向け、水素貯蔵及びその利用に関する研究を行っています。特に水素貯蔵材料において、より低温で、多量の水素を貯蔵可能、水素吸蔵・放出速度が速い材料が求められています。そこで、水素貯蔵材料の一つであるマグネシウム（Mg）に注目しています。Mgは理論最大水素貯蔵量が7.6wt%と多量の水素を貯蔵できるため、非常に魅力的な材料の一つです。しかし、Mgの水素吸蔵・放出（Mgの水素化・脱水素化反応）の動作温度が高温であったり、吸蔵・放出速度が遅いという課題点があります。そこで、Mgに固体酸化物の触媒を加え、混合することで水素化・脱水素化速度の向上させる速度論的な研究を行っています。これまで、固体酸化物を添加したMgの水素吸蔵メカニズムでは、Mgの水素化反応における局所的な発熱によって、これまで知られていたMgの水素吸蔵における律速段階が「触媒表面での水素分子の解離」から、「触媒近傍での水素分子の拡散」に移行することを明らかにしました。この移行した律速段階では、急峻に水素化反応が進行します。そのため、律速段階の移行がより低温で生じることができれば、Mgの課題である温度と反応速度の改善が見込まれます。現在、律速段階がより低温で発現する、つながりたい分野材料科学研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）水素貯蔵材料／物理化学／無機材料サステイナブルな水素貯蔵および水素利用水素貯蔵材料の水素吸蔵放出特性の向上すなわち、より低温で急峻な水素化反応の進行を可能とする固体酸化物の模索を行っています。さらにそれらの混合状態についてを電子顕微鏡（走査型電子顕微鏡（SEM）や透過型電子顕微鏡（TEM））を用いた微視的な構造評価の観点からも研究を行っています。他にも、水素貯蔵材料の水素吸蔵・放出における熱力学的な研究や、水素の利用先である電池に関する研究についても行っています。Mgと触媒の混合粉末上での水素化反応の模式図。触媒表面で水素分子が原子状水素に解離し、Mgと原子状水素が反応する。反応時には反応熱が生じ、その反応熱で水素化速度が加速する。加速によって、触媒近傍の水素分子が不足し、その水素分子が触媒までたどり着く拡散が律速段階となる。（エネルギーや資源問題）の改善に寄与できる材料の開発新素材・エコマテリアル社会課題42

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新素材・エコマテリア43材料の精密な物性測定から、他の方法では得られない情報を得て、材料設計に役立てる。白神達也（しらかみたつや）研究講師キーワード学位：博士（理学）学歴：大阪大・院・理研究課題（長期）専門分野：材料物性測定学研究課題（短期）私の研究は大きく分けて、量子力学や熱力学、統計力学の知識をベーの研究では、重水和物を作製し、その物性スとして、電子顕微鏡観察や種々の物性測定から無機材料の構造についを調べています。ダイナミックTGによるての情報を得る基礎科学的な研究と、種々のセメント水和物の合成とそ測定により、ポルトランダイトとエトリン種類に分けられます。具体的に基礎研究として、ペロフスカガイトの重水和物は普通の軽水和物に比べイト関連化合物を母材とした希土類蛍光体の結晶場分裂を、ラマン散乱て、分解温度が明らかに低くなっています分光や磁化率測定を用いて調べています。ラマン散乱では、希土類原子（Fig.2）。これらの現象が普遍的なものなの基底状態や励起状態の結晶場分裂の様子が直接観測できます（電子ラのか、さらに他の水和物についての調査がマン散乱）。また磁化率測定では、おかれているサイトシンメトリーの違必要です。また、中性子回折を用いた結晶いにより、基底状態の分裂パターンに大きな違いが現れ、それが有効磁構造解析により、水素結合付近の様子を調気モーメントに反映されます。（Fig.1）に示したように、スズ酸カルシウべることも計画しています。「セメントはムとスズ酸ストロンチウムは斜方晶で、点線で示した理論有効磁気モーなぜ固まるか？」という基本問題に挑んでメントを高温では実現しているのに対して、立方晶であるスズ酸バリウいきます。ムでは明らかにそれより小さな磁気モーメントを与え、実線の理論値との一致がよいです。このような研究は「蛍光体はなぜ光るか？」という基本問題の解決につながると信じています。もう一方のセメント水和物生体システムに学ぶ未来材料創製富﨑欣也（とみざききんや）研究教授キーワード学位：博士（工学）学歴：九州工業大・院・工研究課題（長期）専門分野：生体機能関連化学研究課題（短期）富﨑研究室では、化学の斧で生命現象に切り込み、生命が進化の過程で獲得した原理原則を未来材料（ナノ機能材料、ナノ医療）創製に活用する研究を展開しています。有機化学、生物化学およルび材料化学を軸として、物理化学および分析化学を絡めた融合領域です。我々が注目する物質は、生体分子の一つであるペプチドです。ペプチドは、アミノ酸数個から数十個程度からなり、化学合成および立体構造制御が可能で、取扱いの容易な物質です。世界で一つだけのペプチドを設計・化学合成し、それらを鋳型とする材料合成法の開発、ならびに、それらの機能を評価します。NeutronScattering／Cement／Dielectrics／Magnetism／ThermalAnalysis／Calorimetry／Ceramics／中性子散乱／セメント／誘電体／磁性／熱分析／熱測定／セラミックス物性測定による、他の物性の動向予測。特に構造解析につながる情報を得る。ペロフスカイト関連化合物を母材とした希土類蛍光体の結晶場分裂セメント関連重水和物の物性と構造解析Biopolymers／OrganicSynthesis／BiologicalOrganicChemistry／生体機能関連科学／有機合成化学／生物有機化学ペプチドを基体とする機能性材料の創製ペプチド集合体を鋳型とする有機ー無機複合材料の開発

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中沖隆彦（なかおきたかひこ）教授学位：博士（理学）学歴：大阪大・院・理専門分野：高分子の分子構造と機能性材料本研究室では高分子材料をミクロにみた分子構造とマクロな機能発現の関係を明らかにする事を目的とし、アカデミックな基礎研究から実用性の高い材料開発の研究まで幅広く第一線の研究を行うことを目的としています。取り扱う材料は合成高分子を中心として天然高分子、生体関連高分子などの研究ヘの発展を検討しています。DNAは二重らせんを巻くことがよく知られていますがポリスチレンやポリプロピレンでも立体規側性のある場合にはらせん構造をとります。どのようならせんを巻くかは分子オーダーのサイズのことですから直接見ることができませんが、例えばX線回折、核磁気共鳴、振動分光など間接的な手法で解析することが可能です。高分子の結晶やゲルの分子構造を明らかにする事に加えて、解析装置の原理や基礎知識の修得にも力を注いでいます。近年地球環境に対する関心が高まっています。従来のプラスチック材料は石油化学工業により生産されたものが多く、燃やすと有毒ガスがでたり埋め立てたとしても腐敗せずに半永久的に地中に残ることになります。このことから注目を集めているのが土中の微生物により自然に分解するプラスチック材料です。現在、ポリ乳酸の生分解性制御、酵素と超Ｘ線を主とした機器分析化学藤原学（ふじわらまなぶ）教授学学位：工学博士歴：大阪大・院・工専門分野：分析化学金属イオンの性質については古くから研究され、既にすべてのことが解明されているように思われておりますが、ある新しい配位子と組み合わせることにより、今まで知られていなかった特異な性質を引き出せることがあります。このような金属を含む新しい物質の構造や特性を簡単に評価する方法があれば、この分野の研究がさらに進展することが期待されます。そこで、我々はＸ線光電子スペクトル法およぴ固体NMR法などをこのような状態分析法として応用するために必要な基本データの集積を行い、同時に物質や電子と電磁波の相互作用、エネルギーの吸収・移動・失活や固相における分子運動などについての理解を深めることを目的として精力的に研究を行っております。最近は分析対象の範囲を広げ、可搬型蛍光Ｘ線分析装置やＸ線顕微鏡などを用いて、森林土壌試料および「大谷コレクション」などの考古試料に含有される無機化合物を中心に分析を行っております。具体的な研究テーマは、「Ｘ線光電子スペクトル法による第一遷移金属化合物の状態分析」「森林土壌中の有機化合物・無機化合物の動態（NMR法、GC-MS法、超臨界二酸化炭素抽出、蛍研究キーワードPolymerChemistry／高分子化学研究課題（長期）研究課題（短期）高分子のミクロ構造とマクロ物性の関係高分子ゲルの架橋点と結晶構造の関係生分解性高分子材料の生合成臨界二酸化炭素を組み合わせた生分解性高分子の合成、微生物によるポリエステル合成などに取り組んでいます。将来的にはより地球環境に優しい材料の開発につなげていきたいと考えています。ポリL乳酸フィルムの生分解過程のSEM写真。非晶相の分解が速く残った結晶相が網目状に見えている。研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）AnalyticalChemistry金属化合物、金属錯体および関連化合物の構造と電子状態の解明金属材料、環境試料、考古試料などを対象とした分析化学光Ｘ線分析法、Ｘ線回折法など）」「DV-Xa分子軌道法による電子構造の解明とスペクトルピークの理論的解釈」などです。それ以外にも、共同研究者とともに生体試料などを対象にした簡便で信頼性の高い新しい分析手法の開発にも取り組んでいます。可搬型蛍光Ｘ線分析装置高分子ゲル中の束縛溶媒は結晶近くの界面相に、自由溶媒は非晶相にある。Ｘ線光電子分光装置（アルベック・ファイESCA1600R）新素材・エコマテリアル高分子材料解析と環境調和型高分子の創製44

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新素材・エコマテリアル45新規応用のためのナノ材料の設計と合成ヘルナンデスホセ助教学位：博士（工学）学歴：大阪大学基礎工学研究科後期博士課程修了専門分野：材料加工・処理と触媒・化学プロセス研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）Nano-materials／Thinfilms／Inorganicmaterials／Polymers／Materialsscience／Electrochemistry／ナノ材料／薄膜／無機材料／高分子／材料化学／電気化学触媒および産業用途のためのナノ材料の設計と改質の研究ソフトテンプレート法を用いたナノ材料（金属、ポリマー、ゼオライト）の生成ナノ材料は、表面積(Sext)、触媒性能、電気伝導率(σ)など、多くの特徴的な性質を備えています。ナノ材料の合成には、主にトップダウン法とボトムアップ法という2つのアプローチがあります。現在では、ボトムアップのソフトテンプレート方法でナノ材料を制御された合成研究しています。両親媒性分子を含む三元混合物では、濃度に依存して、液晶や等方性液体などの種々の相が発現し、その分子集合体を可変テンプレートとして利用できます（Fig.1）。さらに、両親媒性分子集合体テンプレートの内側と外側の溶媒の親水性と疎水性を選択できます。つまり、親水性と疎水性のTDRを調製することが可能です（Fig.2）。TDR内の合成条件を調整することで、極性と形状の可変性を活かした幅広いナノ材料を得ることができます。この手法を用いて、ポリマー（ポリスチレン、PEDOT）、金属酸化物、アルミノケイ酸塩についてナノシートを合成することができました。ポリスチレンとアルミノケイ酸塩のナノシートは、それぞれヘテロ原子炭素とゼオライトナノシートを得るさらなる合成経路の前駆体として使用することが可能であることも確かめました。ヘテロ原子カーボンナノ粒子については、ORR反応試験を行い、反応全体のボルタンメトリーを大幅に改善することができました。開始電位が減少し、半波電位が改善しました。さらに、メタン分解の触媒反応を改善するために金属酸化物ナノ粒子を合成し、H2の収率と触媒の安定性の両方が向上することを確認しました。Fig1.両親媒性分子の三成分混合物の相図の例Fig2.TDR内の極性と合成可能な材料Fig3.ソフトテンプレート法を使用して合成されたナノ材料生体機能性分子の自己組織化宮武智弘（みやたけともひろ）教授学位：博士（理学）学歴：立命館大・院・理工専門分野：有機化学、超分子化学生体内の分子は集まって複合体を形成することによって、優れた機能を発揮することが多く見られます。こうした生体分子システムの構造や機能を模倣することは、これまでにない新しい機能を持った材料を生み出す可能性を秘めていると同時に、環境にもやさしい製造プロセスの開発につながると期待されています。本研究室では、①光合成の集光アンテナ、②細胞のモデルとなるリポソーム系を対象とし、生体系に見られる分子同士のつながりを理解し、その構造や機能を模倣した人工のシステムを構築することを目指しています。1.集光アンテナのモデル構築：光合成生物は光を効率よく吸収するためにたくさんのクロロフィル分子が集まって「アンテナ」と呼ばれる集光器官を形作っています。本研究室では、新規なクロロフィル誘導体分子を合成し、その自己集合体の超分子構造とエネルギー移動過程を調べることによって、人工集光アンテナ系の構築を目指しています。2.リポソームを用いたセンシングシステムの開発：つながりたい分野材料科学分野、企業研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）ポリペプチドの膜透過を利用した酵素反応のモニタリングシステムLiposome／EnzymeAssay／Self-assembly／Sapramolecule／Photosynthesis／リポソーム／酵素アッセイ／自己組織化／超分子／光合成機能性分子集合体の構築集光アンテナのモデル構築ンシングシステムの開発リポソームを用いたセリポソームは脂質分子が集まってできた分子膜によるカプセル状の構造体で、細胞のモデルとしても利用されています。本研究室ではポリペプチドがリポソームの分子膜を透過する現象を利用して、酵素反応をモニタリングするシステムを開発しています。さらに、これを化合物のセンシングや酵素阻害剤のスクリーニング等へ応用することを目指しています。クロロフィル誘導体の自己集合体

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46環境インフラ・カーボンニュートラル環境インフラ・カーボンニュートラル岸本直之水質システム工学菊池隆之助環境工学奥田哲士水処理システム水処理・水質システム山中裕樹生物多様性科学三木健数理生態学宮浦富保里山学鎌倉真依植物生理生態学丸山敦同位体科学横田岳人森林生態学岸本圭子昆虫生態学藤森崇環境影響評価水原詞治廃棄物工学浅野昌弘廃棄物からの資源回収越川博元廃棄物からの資源回収環境ＤＮＡ森林生態学昆虫学リサイクル

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環境インフラ・カーボンニュートラル47下排水に含まれる微量有害化学物質の高度処理に関する研究浅野昌弘（あさのまさひろ）講師学位：博士（工学）学歴：大阪大・院・工専門分野：水処理工学研究キーワード研究課題（長期）Riskassay／Endocrinedisruptors／Sewage／Advancedoxidationprocess／Wastewatertreatment／毒性評価／難分解性化学物質／浄化槽／下水道／高度酸化プロセス／廃水処理下排水に含まれる微量有害化学物質の高度処理に関する研究研究課題（短期）オゾン、紫外線を併用した排水の高度処理技術の低コスト化への試み昨今における私たちのライフスタイルの急速な変化に伴い、私たちの身の回りにある品々においては多くの化学物質が用いられています。これらの化学物質は、その使用後において下排水を介して下水処理場へと送られ、標準活性汚泥法を中心とした今日の処理技術により下排水と共に処理がなされ、やがて処理水として自然環境中へと排出されます。ところが、近年の研究において、これらの処理水中に環境ホルモン様物質等といった、生態系へ悪影響を与える恐れのある微量有害化学物質が含まれていることが報告されています。浅野研究室では、これら微量有害化学物質を除去し、かつ処理水の安全性を容易に確保出来ることが期待される下排水の高度処理技術の開発を行っています。下左図は、オゾンと紫外線を併用した下排水の高度処理技術の一例です。下排水で満たされた反応器内へオゾンガスを供給すると共に紫外線を照射すると、オゾ重項酸素原子と水分子との反応により先ずは過酸化水素が生成され、続く紫外線照射によりこれら過酸化水素から強い酸化力を有するOHラジカルが発生します。この強い酸化力を持つOHラジカルのはたらきにより下排水中の微量有害化学物質を分解することが出来るのです。（下右図）。現在、発展途上国等の下排水処理場への導入を視野に、本処理技術の低コスト、省エネルギー化に関する検討を行っています。オゾン紫外線併用下排水処理実験装置オゾン紫外線併用による微量有害化学物質（1,4-ジオキサン）の分解水処理・廃棄物処理の技術開発および影響評価奥田哲士（おくだてつじ）教授学位：博士（工学）学歴：広島大・院・工専門分野：環境工学研究キーワード研究課題（長期）鉛汚染／シルト含有量／造成／環境材料／リモートセンシング／浮遊選別／分別／表面／水処理／分離／散乱X線／リサイクル／混合プラスチック／重金属／定量分析／下水／珊瑚／鉛／環境計測／蛍光Ｘ線分析／塩化ビニル／河川水／膜／塩化ビニリデン／蛍光X線／汚染／汚染履歴／オゾン水処理技術の開発、資源の有効利用技術、環境中の物質動態研究課題（短期）水・鉄鋼スラグ・汚泥・プラスチック等のオゾン・凝集・膜分離による処理人間は配慮が不足して環境問題を引き起ことも多々ありますが、自然への畏怖・尊厳といった感情や保護・保全といった要求を持っているのではないでしょうか。前者については「理解」が恐れの克服につながるでしょうし、長年にわたって淘汰されて最適化されている自然の一つ一つの要素の理解は各種「技術」の模範やアイディアになるでしょう。後者の欲求を満たすためには「資源・エネルギーの使用」をできるだけ少なくしながら、かつ、廃水やごみなどの「自然への負荷を減らす」ことが基本となるでしょう。自然の理解としては、水中の有機物質やナノサイズ（数百nm：ミリメートルの数万分の一程度）の粒子の挙動を追いかける研究、自然に学ぶ技術としては天然有機物質を利用した水処理剤（凝集剤）や細胞の浸透現象と同じメカニズムによるRO（ReverseOsmosis）膜処理技術による水処理に関する研究、「資源・エネルギー」「ごみの削減」に関しては、鉄鋼スラグや下水汚泥、プラスチックといった廃棄物の削減や資源回収にチャレンジしています。海域サンプリングの様子凝集剤による濁水の凝集沈殿

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鎌倉真依（かまくらまい）講師学位：博士（理学）学歴：奈良女子大・院・人間文化専門分野：植物生理生態学植物と大気の間では、CO2（光合成による炭素吸収）やH2O（蒸発散による水蒸気放出）などの「ガス交換」を行っています。地球温暖化を含む気候変動が人間社会や生態系、生物多様性に影響を与えている現代社会において、炭素吸収は温室効果の抑止に、蒸発散は地表面の熱環境の緩和や水循環にそれぞれ貢献しており、「森林生態系のガス交換機能」を定量的に評価する重要性は益々増しています。このように、森林生態系のガス交換量の把握は、その生態系の炭素吸収能や水源涵養機能を評価する上で重要ですが、ある森林のガス交換機能は、その生育環境に特徴的な植物の「生理生態学的な営み」に依存します。生理生態学的な営みとは、植物が生存、成長、繁殖に必要な資源（光・水・窒素など）を獲得・利用するために生体内に備わっている生理学的機能のことで、この機能によって、植物がある環境下で生きていけるかどうかが決まります。植物は、動物と異なり、発芽した場所から動くことができないため、与えられた環境の中で生きていくためには、生理学的機能を環境に順応させる必要があります。その機能を理解することは、つながりたい分野環境計測・環境コンサルタント研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）光合成／森林科学／植物生理生態学個葉から群落スケールに至る森林のガス交換に関する研究森林のガス交換を制御する樹体内水分生理メカニズムの解明、高山植物の光・水・窒素獲得と利用特性の解明、プラントオパールの沈積量が竹林の炭素・水循環に及ぼす影響の評価植物が生きている仕組みを知ることそのものです。私は、ガス交換を起点として、植物が生育環境下でどのように適応的に生きているのか？また、環境が変動した時にどのような生理生態学的応答を示すのか？という問いを解き明かすべく、東南アジアや日本の様々な森林をフィールドとして、ガス交換を規定する要因である森林生態系の営みをミクロ（細胞）からマクロ（生態系）スケールで研究しています。環境問題・自然保護への総合アプローチ菊池隆之助（きくちりゅうのすけ）教授学位：Ph.D.学歴：ブルガリアソフィア工大・院専門分野：環境科学、環境工学、環境政策当研究室では環境問題の解決に向けて、理学／農学と工学の両面に文系的側面（社会・経済・政策）の要素をさらに加えた総合的アプローチを模索しています。環境学を「自然科学・工学技術から社会科学までを含む多様要素に関する学問体系」として定義づけし、個々のアプローチを統括・融合させていくことが重要だと考えています。その背景に昨今の動向があります。例えば、(1)温暖化対策と社会開発を融合させる重要性（バリ会議以降）、(2)経済性の観点からの廃棄物・リサイクル政策への疑問視、(3)全世界規模の慢性的な失業・低所得の解決策としての環境ビジネスのあり方、(4)世界最大の動物虐待国（年間約２千万頭）である日本に対する世界からの非難、(5)研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）アフリカにおける環境リスク環境学自然科学・工学技術から社会科学までを含む総合的アプローチの理論・実践体系の確立レアメタル回収、オイルスラッジ、廃棄物と燃料製造、広域汚染処理、温暖化対策と社会開発、生物多様性と動物虐待、発展途上国における環境リスク、ＫＴ境界における地球変動と生態系変遷、バイオエコノミー、クリーンエネルギーが及ぼす生態系へのインパクト。クリーンエネルギーが自然生態系へ及ぼす潜在インパクトの懸念などがあります。人と自然の一体化「ともいき」を建学理念とする龍谷大学に属する一研究室として、この大学理念を具現化する研究成果や方策提案を国内外へ発信することに取り組んでいます。北極圏における広域自然破壊環境インフラ・カーボンニュートラル生理生態学的観測に基づいた森林生態系機能の定量的評価48

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環境インフラ・カーボンニュートラル49昆虫の種間相互作用と、昆虫群集と環境との関係に関する研究岸本圭子（きしもとけいこ）准教授学位：博士（人間・環境学）学歴：京都大・院・人間環境学専門分野：動物生態学研究キーワード研究課題（長期）環境共生型農業／環境指標昆虫・昆虫の機能形質／自然共生サイト／森林昆虫・DNAバーコーディング様々な環境下に生息する昆虫群集の維持機構の解明研究課題（短期）昆虫が関わる食物網の解明、人為的活動が生物群集に与える影響評価昆虫を含む節足動物群は、多様な生態系において、他の生物や環境と相互に作用しながら生物群集・生態系を支えている重要なグループです。しかしながら、それらの群集の成り立ちについてはわかっていないことが多く、今後ますます加速すると予想される生物多様性の劣化や生態系機能の低下を理解し、それらを保全する策を講じるためには、それらがかかわる群集の構造特性や生態系における役割などの実証データの集積が急務です。特に、生物多様性の保全のためには群集レベルの種間相互作用の理解が不可欠です。群集レベルの種間関係や食物網の解明には、野外での観察、飼育実験、対象生物の胃や糞の中の被食者断片・DNAを使う方法などがあり、対象生物によってこれらの手法を組み合わせて研究を実施しています。最近は特に、従来の直接観察では調査が難しい生態系や動物を対象に、対象生物の胃や糞に残された被食者DNAを抽出し、DNAの持ち主を特定すること（DNAバーコーディング）で種間関係の解明を目指しています。また、撹乱の強さが異なる自然環境下での節足動物の定量調査や、人為撹乱の強度を操作した実験区を自然環境下に設けることで、人間活動が生物群集に与える影響の評価と具体的な保全策の確立を目指しています。例えば、耕作放棄地の拡大や森林のアンダーユースや孤立化に関わる社会の課題解決のために、様々な管理手法と節足動物の種の多様性や種組成、機能との関係を解明し、生物多様性の保全と省力化を備えた管理手法の確立を目指して研究を進めています。つながりたい分野環境政策分野、環境共生型農業従事団体、自然共生サイトを維持管理する団体健全な都市水循環システムの構築岸本直之（きしもとなおゆき）教授学位：博士（工学）学歴：京都大・院・工専門分野：水質システム工学研究キーワード研究課題（長期）水質システム工学健全な都市水循環システムの構築研究課題（短期）新規促進酸化処理法の開発と適用、排水からの資源回収技術の開発、高度水処理技術の開発、湖沼や河川の汚濁機構解析当研究室では「健全な都市水循環」をキーワードとして水環境問題に取り組んでいます。「健全な都市水循環」とは、淡水域の自然環境や親水機能を保全・創造することに配慮し、水の質と量を考慮した地域水循環系のことです。そこでは自然環境への負荷を最小限に抑えつつ、快適な生活空間を実現するのに必要な水を、質・量の面から確保することが要求されます。負荷を最小限にするためには、自然環境へ排出する排水の高度処理技術を開発することはもちろんのこと、自然水の取水を最小限に抑える水の再生利用システムの普及が不可欠であり、目的に応じた集水・配水・排水システムを流域単位で最適化しなければなりません。当研究室ではこの「健全な都市水循環」を構築するために必要な様々な要素技術（水の高度処理技術、水の再生利用技術、湖沼や河川の水質改善技術）の開発に取り組んでいます。岸本研究室における研究・開発への取り組みつながりたい分野水処理工学分野，水環境科学分野，持続可能社会実現に取り組む企業・団体

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越川博元（こしかわひろもと）准教授学学位：工学博士歴：京都大・院・工専門分野：環境工学、環境微生物学河川水中の医薬品の存在が指摘されていますが、私たちの研究グループでは特に抗生物質に着目し、抗生物質と抗生物質耐性細菌について分析をしてきました。その結果、河川水中の抗生物質濃度は極めて低い一方で、高濃度の抗生物質に対して耐性をもつ細菌の存在を明らかにしました。また、河川中にはDNAそのもの（溶存態DNA）が存在し、その溶存態DNAの起源として下水処理場が占める割合が大きいこと、また、溶存態DNAは河川中の微生物の性質に影響を与えることを明らかにしてきました。そこで、水環境における微生物学的安全性確保の視点から下水処理場を遺伝情報の発信源と捉え、下水処理場での処理のあり方につい研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）て研究を推進しています。Environment／Microorganism／WastewaterTreatment／環境／微生物／廃水処理水環境の微生物学的安全性、廃棄物からの資源回収環境水中に存在する抗生物質と薬剤耐性細菌の挙動，有機性廃物などからのリンの回収リンは食料生産などのバイオマス生産に欠かせませんが、日本は全てのリンを輸入に頼っています。しかし､リンは世界的に枯渇が懸念され、近い将来、輸入が困難になることが予想されています。極めて重要な資源であるリンを回収し有効利用する技術を確立することは、我が国にとって急務といえることから、有機性廃棄物からのリンの回収について研究を進めています。ほかにもヒト細胞を用いたバイオアッセイなど、水環境の安全性についても検討しています。環境に対する影響を科学的に理解する藤森崇（ふじもりたかし）教授学位：博士（工学）学歴：京都大・院・工専門分野：環境影響評価科学的な証拠に基づいて議論する、ということは思っているよりも難しいのではないでしょうか。イメージが先行して、必要以上に恐れてしまったり。逆に、過小評価してしまい実は危険であったり。「環境が汚染されている！」と問題意識を持った世界中の研究者が日夜有害物質の測定を進め、膨大なデータが蓄積されています。データに基づいて、世界中の環境政策が変化し、人々の「安心」な生活をひっそりと支えています。突き詰めると、とても単純な物質の存在量を「はかる」ことの大切さに行きつきます。意外にやることは単純なのです。はかっただけで十分か？といえば、それでは満足できない。事は単純ではありません。必要なのは、「どのようにして有害な物質ができたのか」に対する深い知見です。生成機序の徹底的な理解が深まれば、環境を浄化する機構ベースでの技術の開発に帰結します。そのとき、おそらく初めて豊かさを含めた「（人間の）安心」を得ることができる。そもそも、科学の営みは生物すべてが共存しうる方策はあるのか、いや、ないのか、を真剣に議論する方法論のひとつなのではないか、と感じています。命ある全ての安心を達成しうる最適解は果たして存在するので研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）バイオアクセシビリティ／子供用玩具／リスク評価／資源循環／レアメタル／重金属／環境汚染／土壌／ダイオキシン類／反応機構／放射光／発展途上国／X線分光／分析化学／環境化学／廃棄物処理反応機序に基づいた環境影響評価の枠組み構築熱プロセス由来の物質挙動、環境中元素の化学種同定、ハロゲン等のマスバランス、有害物質の分解・無害化しょうか。ひとりの個として私の研究は、あくまで局所的で限定されたものです。目の前の対象（非生物から生物までのあらゆる研究試料）を、ひとつひとつ「はかり」、「生成機序」を深掘りし、最終的に適切な「浄化方法」をひとつでも見つけたいと思います。廃電気・電子製品の野焼き.一見単純だが有害物質の複雑な生成機序が潜んでいる環境インフラ・カーボンニュートラル水環境における微生物学的安全性および有用資源の回収50

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環境インフラ・カーボンニュートラル51先端分析技術を駆使した⽣物群集の環境応答の研究丸山敦（まるやまあつし）教授学位：博士（理学）学歴：京都大・院・理専門分野：生態学研究キーワード研究課題（長期）琵琶湖／魚類／アフリカ／環境DNA／安定同位体／マイクロCT／和食／江戸時代ヒトを含む生物の環境応答にパターンを見つける研究課題（短期）ヒトを含む生物の確信的な調査分析手法の確立と応用魚類生態学の経験と知識を基盤に、淡水生物群集の維持管理に求められる研究に取り組んでいます。特に、環境変動に対する動物の応答や、その波及効果に興味があります。並行的に、このような好奇心を満たすための分析技術の開発や応用にも取り組んでいます。地元の琵琶湖では、固有の進化を遂げたアユ、ハス、ハゼ類などの魚類がもつ生活史の多様性を研究してきました。生態系サービスの象徴である生物の移動と再生産を正確かつ迅速に把握することは、人と資源生物が持続的に共存するための土台となる知識であり、環境学的にも資源管理上も重要です。学術的には、これらの研究を通じて、環境把握における同位体・環境DNA分析の有効性を、先駆的に示すことにもなりました。アフリカでは、世界一多様な魚類群集を育むマラウイ湖で、四半世紀にわたり当地研究者との協働研究体制を構築し、多様性の維持・持続の謎について研究してきました。極めて細かく分化されたニッチが隙間なく敷き詰められている一方で、各ニッチは動的で柔軟な側面を持っていることが、潜水調査、胃内容分析、同位体分析、µCT解析などの結果から見えてきました。環境DNAを用いた外来生物の早期侵入把握などにも挑戦しています。人と環境の関わりの歴史的な変遷にも興味を持っています。江戸時代に出版された書籍の再生紙に漉き込まれていたヒトの毛髪の分析では、同位体分析やPIXE分析によって、当時の食生活、農業、漁業、物流などを伺える結果が蓄積しつつあります。文化財建造物から入手できるイネ試料の分析と並行することで、数百年の被食-捕食関係が復元できるのではないかと期待しています。つながりたい分野環境行政、文化財保護部署、水産業、観光業江⼾時代の⾷⽣活の情報を持つ、古書籍に漉き込まれた⽑髪環境DNAでの個体数推定が期待される、琵琶湖の希少⿂ハス適応放散の典型例とされるマラウイ湖の⿂適応放散の典型例とされるマラウイ湖の⿂たち環境モニタリングと数理モデリングによる生態系の健全性指標の開発三木健（みきたけし）教授学位：博士（理学）学歴：京都大・院・理専門分野：数理生態学、微生物生態学研究キーワード研究課題（長期）微生物群集／定量生態学／微生物生態学／数理生態学／生物多様性と生態系機能生態系の安定性の決定機構の解明と応用研究課題（短期）生態系機能の安定性の定量化技術の開発地球上には、数十メートルを超える巨木群、色とりどりの花々や虫たち、大小さまざまな魚たちなど多種多様な生き物に満ち満ちています。そしてこれらの生き物たちが折り重なって、サンゴ礁、湖、森林等の美しく多彩な生態系を形作っています。しかし私たちが肉眼で見ている世界は複雑な生態系のほんの一部に過ぎません。数十億年前に最初の生命が誕生した時から現在まで、地球上のさまざまな生態系は目には見えない「微生物」に支えられています。このような複雑な生態系の歴史的な移り変わり（＝進化）つながりたい分野環境計測・環境アセスメント・建設コンサルタントの方向性や環境変動に対してその変動を吸収し一定のふるまいを続けることができること（＝安定性）の仕組みはよく分かっていません。私たちの研究室では、DNAメタバーコンディング技術や表現型マイクロアレイ解析などの新しい微生物調査テクノロジーと、数学や統計学、計算機を利用したモデリングアプローチを組み合わせることで、微生物と生態系のかかわりの解明に挑戦しています。

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木質バイオマスの熱利用等に関する研究水原詞治（みずはらしんじ）講師学位：博士（工学）学歴：龍谷大・院・理工専門分野：廃棄物工学研究キーワード研究課題（長期）廃棄物工学廃棄物の資源循環および適正処理研究課題（短期）バイオマス系廃棄物の有効利用持続型・循環型社会形成に向けて、廃棄物の資源循環および環境負荷の小さい適正処理が求められています。当研究室では、これらの課題に関連した研究に取り組んでおり、現在木質バイオマスの熱利用等に関する研究に注力しています。化石燃焼の枯渇、地球温暖化などの環境問題への意識の高まりから、バイオマスのエネルギー利用が注目されており、バイオマスの中でも樹木由来の資源である「木質バイオマス」を対象とした研究を行っています。木質バイオマスは、天然林や間伐材・製材所から出るおが屑などの木材生産の副産物など多様で膨大な賦存量を有しており、木質バイオマスのエネルギー利用は有用な選択肢の一つと考えられます。当研究室では、木質バイオマスの家庭系用途として薪ストーブを用いた熱利用の可能性に着目し、触媒を用いた薪ストーブ排ガスのクリーン化、バイオマス燃焼灰の安全性評価などの研究を行っています。実験に使用している薪ストーブ木質バイオマス(薪材)つながりたい分野資源循環、廃棄物処理宮浦富保（みやうらとみやす）教授学学位：農学博士歴：名古屋大・院・農専門分野：森林生態学森林の樹木の成長の仕方を物質生産の観点から研究しています。葉や枝の枯れる量と成長の関係を調べて、これらの情報から樹木の成長曲線の特徴を探っています。森林を構成する個々の樹木の動態が、森林全体にどのようにインテグレートされていくのか、またそれがどのように個体に反映するのかということに関心があります。スギやヒノキなどの、林業に使われる樹木を中心に、その成長量や木材の性質などの遺伝の仕方についても研究を行っています。貴重な遺伝（子）資源の保全や、林業に役立つ樹木の育成といった仕事をお手伝いするために、いくつかの国を訪れました。世界の中で日本が果たすべき役割がとても大きいということを実感しました。身近な自然環境である里山に関する生態学的な研究を行っています。里山は、かつて燃料や肥料の供給源でしたが、現在はほと研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）Foresttreeimprovement／Silviculture／Forestecology／林木育種学／造林学／森林生態学樹木個体群の動態の解析森林内の樹木の枯死過程、里山の利用に関する生態学的研究んど利用されることなく放置されています。森林生態学の視点から、里山の現代的な利用方法を提案するのが目的です。ケヤキの巨木幹の直径が２ｍを超える大きなケヤキ。優れた遺伝的性質の保存と利用の方法を探索しています。！！環境インフラ・カーボンニュートラル森林のしくみを知りたい52

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環境インフラ・カーボンニュートラル53環境DNAをマーカーとする生物多様性観測技術の開発と社会実装山中裕樹（やまなかひろき）教授学位：博士（理学）学歴：京都大・院・理専門分野：生物多様性科学・環境DNA学研究キーワード研究課題（長期）研究課題（短期）環境DNA分析／EnvironmentalDNA／Animalbehavior／Physiologicalecologyofanimals／水域生態学／魚類生態学／環境疾患学環境変動が動物個体の生理状態と行動の変化を介して群集に与える影響の予測環境DNAによる生物相・生物量推定手法の高精度化魚類を主な材料として生理生態学的な研究に取り組んでいます。生理学的な特性と環境要因との関係を実験条件下で数値化することで、野外環境下での野生動物の場所利用や行動を予測するような研究内容に興味を持っています。このアプローチによって、環境変化が個体群や群集に影響するまでのプロセスを個体ベースの環境応答を基礎とする理論で説明したいと考えています。ここ数年のプロジェクトでは環境DNAによる生物相調査、生物量推定のための新規技術の開発と実用化のための基礎研究を行っています。河川や湖に生息する水生生物は体表の粘液や排せつ物を介して、種特異的な情報を含むDNAを環境中に放出しています。このように環境水中に浮遊・溶存しているDNAを環境DNAと呼んでいます。そこに棲む生物の種類や量を、水という極めて採取しやすい試料を分析することで推定できる環境DNA技術は省力化・短時間化された調査手法として注目を浴びています。その発展は今後の生物多様性保全やそれに関わるアセスメント、そして群集生態学の進展に大きな貢献となると期待し、研究に取り組んでいます。代謝量（酸素消費量）の測定例DNA定量のためのリアルタイムPCR森林の生産性と更新に及ぼす動植物の相互作用横田岳人（よこたたけと）准教授学位：博士（農学）学歴：名古屋大・院・農専門分野：森林生態学、自然環境保全研究キーワードForestEcology／森林生態研究課題（長期）研究課題（短期）森林生態系のバランスと持続可能性森林植生荒廃の原因分析と森林再生技術の開発私は、人間活動や野生動物が森林の植生変化にどのような影響を与えているのかについて調査研究している。森林を構成する植物は、生態系へエネルギーを取り組む生産者として重要な役割を果たしているが、森林を利用する消費者である人間や野生動物の活動が、森林生態系に大きな影響を与えている。生態系は種々の生物のバランスの取れた活動の中で維持されているが、そのバランスが崩れれば、生態系の様相は一変し、多様性の高い自然が失われていく。特に生産者である植物が被害を被ると、生態系を利用する動物も大きな影響を受け、自然の荒廃を加速させる。ひどい場合は図に示した例のように、森林植生の荒廃の結果、植生の単純化と植被の消失が進み、急傾斜地では土壌が流亡し、樹木が土壌を保持できずに倒伏し、土砂崩れや山腹崩壊を引き起こすこともある。こうした植生荒廃のメカニズムと本来の生態系の状態を探るため、比較的健全な森林生態系を舞台に、主に物質収支の観点から、森林生態系を構成する動植物の相互関係を調査し、持続可能な森林生態系の状態を見出そうと研究している。また、自然が荒廃していくメカニズムを探り衰退しつながりたい分野自然環境保全、ネイチャー・ポジティブている森林を健全な方向に誘導し、自然を再生する技術を開発するのが、最近の研究テーマになっている。林床植生の荒廃による山腹崩壊の危険林床植生の荒廃による山腹崩壊の危険森林植生が荒廃した結果、植生の単純化と植被の消失が進み、急傾斜地では土壌が流亡し、樹木が土壌保持できずに倒伏し、土砂崩れが起きることもある。

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54氏名カテゴリ専門分野研究テーマ研究キーワード掲載頁アオイヨシフミ青井芳史教授新素材・エコマテリアル機能性材料化学各種機能性材料の作製、物性評価Nano-materials／Electrochemistry／Ceramics／Inorganicmaterials／Thinfilms／Materialsscience／材料化学薄膜無機材料セラミックス電気化学ナノ材料39上アサノマサヒロ浅野昌弘講師環境インフラ・カーボンニュートラル水処理工学下排水に含まれる微量有害化学物質の高度処理に関する研究Riskassay／Endocrinedisruptors／Sewage／Advancedoxidationprocess／Wastewatertreatment／毒性評価／難分解性化学物質／浄化槽／下水道／高度酸化プロセス／廃水処理47上イイダシンジ飯田晋司教授数理解析・データサイエンス物性理論ランダム系の物理condensedmatterphysics／量子カオスランダム行列メゾスコピック系アンダーソン局在6上イケダセイ池田聖教授AI・VR/AR・ソフトウェア拡張現実感人間の視覚機能に基づく複合現実感コンピュータビジョン／拡張現実感／複合現実感15上イシザキトシオ石崎俊雄教授IoT・電子デバイスマイクロ波工学、電子通信工学マイクロ波通信デバイスに関する研究パワーアンプ／無線電力伝送／メタマテリアル／デバイス／フィルタ／ミリ波／マイクロ波23上イワサワテツオ岩澤哲郎教授新素材・エコマテリアル有機合成化学有機合成を単純化する未来型触媒の開発プロセス化学／有機合成化学39下ウエダヨシアキ植田祥明講師AI・VR/AR・ソフトウェア画像処理ヒトや機械にとって見やすい画像への変換処理画像処理15下ウエムラワタル植村渉准教授IoT・電子デバイス情報通信工学、人工知能可視光無線通信、自律移動ロボットロボカップ／強化学習／人工知能／可視光通信／自律移動ロボット／第四次産業革命／自律走行搬送ロボット23下ウチダキンゴ内田欣吾教授新素材・エコマテリアル有機機能材料化学光応答性機能材料の開発光スイッチ／フォトクロミズム／バイオミメティクス／表面形状変化／撥水性•親水性／光誘起細胞死／フォトダイナミックセラピー40上オオシオユウヤ大塩裕哉講師ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス航空宇宙工学、プラズマ工学プラズマを利用した宇宙用推進機の研究航空宇宙工学／プラズマ工学／光学計測／流体•プラズマ計測31上オオツヒロタカ大津広敬教授ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス航空宇宙工学、空気力学、飛行力学、数値流体力学宇宙飛行体から風車まで、流体力学の知見の活用数値流体力学／風洞実験／宇宙飛行体／垂直軸風車31下オオニシトシヒロ大西俊弘教授数理解析・データサイエンス数学教育、科学教育、情報教育、教育工学、教育課程、形の科学理数系教育を主体としたカリキュラム研究教員養成／形の科学／教育課程／情報教育／科学教育／数学教育6下オオヤナギマンシ大柳満之教授新素材・エコマテリアル無機材料合成化学ノーベルプロセスによる高融点セラミック合金の研究複合材料／物性／合成化学／物理化学40下オガワケイジ小川圭二教授ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス生産工学•加工学先進的な生産加工技術およびシステムの研究生産工学•加工学／機械加工／特殊加工／レーザ加工／切削加工32上オクケンタ奥健太講師AI・VR/AR・ソフトウェア情報推薦システム心を豊かにする推薦システムの実現推薦システム／セレンディピティ指向推薦システム／ドメイン指向推薦システム16上オクダテツジ奥田哲士教授環境インフラ・カーボンニュートラル環境工学水処理・廃棄物処理の技術開発および影響評価鉛汚染／シルト含有量／造成／環境材料／リモートセンシング／浮遊選別／分別／表面／水処理／分離／散乱X線／リサイクル／混合プラスチック／重金属／定量分析／下水／珊瑚／鉛／環境計測／蛍光Ｘ線分析／塩化ビニル／河川水／膜／塩化ビニリデン／蛍光X線／汚染／汚染履歴／オゾン47下カイガワリュウジ海川龍治教授IoT・電子デバイス電子物性、電子材料次世代太陽電池の研究semiconductor／半導体24上カクガワヒロツグ角川裕次教授数理解析・データサイエンス計算機科学分散システムのためのアルゴリズム分散アルゴリズム7上カスノメグミ糟野潤准教授新素材・エコマテリアル電気分析化学生体反応と関連する特異液液界面反応の電気化学的研究電気化学41上カタオカアキトシ片岡章俊教授AI・VR/AR・ソフトウェア音声•音響信号処理聞きたい音を聞きたい人だけに届ける音声符号化／音声強調／アレー信号処理／音響信号処理／ディジタル信号処理／Signalprocessing16下カマクラマイ鎌倉真依講師環境インフラ・カーボンニュートラル植物生理生態学生理生態学的観測に基づいた森林生態系機能の定量的評価光合成／森林科学／植物生理生態学48上カワウチタケヒロ河内岳大教授新素材・エコマテリアル高分子合成、機能性高分子、分子集積化材料精密につなげてつくる高分子材料ナノ材料／耐熱性高分子／機能性高分子／高分子合成41下カワカミタツキ川上竜樹教授数理解析・データサイエンス数学解析,大域解析学非線形拡散及び異常拡散の数学解析拡散方程式／高次漸近展開／動的境界条件／分数冪拡散方程式／偏微分方程式7下キクチリュウノスケ菊池隆之助教授環境インフラ・カーボンニュートラル環境科学、環境工学、環境政策環境問題・自然保護への総合アプローチ環境学48下キシモトケイコ岸本圭子准教授環境インフラ・カーボンニュートラル動物生態学昆虫の種間相互作用と、昆虫群集と環境との関係に関する研究環境共生型農業／環境指標昆虫•昆虫の機能形質／自然共生サイト／森林昆虫•DNAバーコーディング49上キシモトナオユキ岸本直之教授環境インフラ・カーボンニュートラル水質システム工学健全な都市水循環システムの構築水質システム工学49下キムラマサヒロ木村昌弘教授IoT・電子デバイスWeb情報学、知能情報学ネットワーク科学・データマイニングの研究複雑ネットワーク／Webマイニング／統計的機械学習24下キムラムツミ木村睦教授IoT・電子デバイス薄膜デバイス•センサー•ニューロモーフィックシステムの研究開発薄膜デバイス・ニューロモーフィックシステムの研究開発薄膜デバイス／ニューロモーフィックシステム／メムデバイス／ニューラルネットワーク／人工知能25上コシカワヒロモト越川博元准教授環境インフラ・カーボンニュートラル環境工学、環境微生物学水環境における微生物学的安全性および有用資源の回収Environment／Microorganism／WastewaterTreatment／環境／微生物／廃水処理50上先端理工学部教員一覧

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55氏名カテゴリ専門分野研究テーマ研究キーワード掲載頁コデラヤスヒロ小寺康博准教授新素材・エコマテリアル無機材料化学社会課題（エネルギーや資源問題）の改善に寄与できる材料の開発ナノ材料／機能性無機材料／セラミックス42上コボリサトシ小堀聡教授IoT・電子デバイス医用生体工学、人工知能、認知科学生体・知能システムに関する研究CognitiveProcesses／認知科学／人工知能／人間工学／生体工学／医用工学25下コンダノボル譽田登教授ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス材料力学、機械材料、金属疲労、破壊力学構造材料の破壊機構の解明とそれに基づく破壊防止技術の研究材料強度／材料力学32下サカイカズシゲ阪井一繁講師数理解析・データサイエンス数値計算、応用数理、計算科学相変化現象の数理モデルと計算機シミュレーションComputationalScience／計算科学8上サカガミノリミツ坂上憲光教授ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス水中ロボット工学ダイバーに代わる作業を実現する水中ロボット技術の開発水中ロボット、水中作業／メンテナンス／水中考古学／操縦支援33上サカタノブチカ酒田信親准教授IoT・電子デバイスバーチャルリアリティ・拡張現実感・ウェアラブルコンピュータ視覚刺激を用いた人間の行動変容の研究グループウェア／バーチャルリアリティ／AR／ウェアブル／groupware／VirtualReality／AugmentedReality／Wearable26上サコンタクオ左近拓男教授ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス磁性物理学、低温物理学機能性磁性材料の物性ならびに磁性の研究Magnetism／ShapeMemoryAlloys／Magnetizationmeasurementofthemagneticcompoundsinhighmagneticfieldsandbelow1K／MagnetismonRare-EarthMonopnictides／Magnetismonuraniumcompound／1ケルビン以下の極低温強磁場下の磁性体の磁化測定／希土類モノプニクタイドの磁性／ホイスラー合金の磁性33下サノアキラ佐野彰助教数理解析・データサイエンス数理脳科学、実験認知科学ヒト知能の情報科学人工知能／人工認知／神経回路／多感覚統合／ICT教育システム／数理社会システム／カオス／情報科学／数理脳科学8下シオミヨウイチ塩見洋一教授ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス機械工学（流体工学、熱工学）混相流および熱流体工学に関する研究数値シミュレーション／流れの可視化／熱流体工学／混相流34上シバマサヒト芝公仁助教AI・VR/AR・ソフトウェア計算機科学システムソフトウェア・オペレーティングシステムシステムソフトウェア／オペレーティングシステム／並列分散処理／仮想化技術／セキュリティ17上シブヤコウジ渋谷恒司教授ロボット・航空宇宙・バイオメカニクスロボット工学バイオリン演奏ロボットと生物型移動ロボットLocomotionmechanism／Robotics／生物形知能ロボット／感性表現34下シミズヨシヒロ清水吉大助教新素材・エコマテリアル無機材料科学、水素貯蔵材料水素貯蔵材料の水素吸蔵放出特性の向上水素貯蔵材料／物理化学／無機材料42下シラカミタツヤ白神達也講師新素材・エコマテリアル材料物性測定学材料の精密な物性測定から、他の方法では得られない情報を得て、材料設計に役立てる。NeutronScattering／Cement／Dielectrics／Magnetism／ThermalAnalysis／Calorimetry／Ceramics／中性子散乱／セメント／誘電体／磁性／熱分析／熱測定／セラミックス43上スガヤヨシヒロ菅谷至寛教授AI・VR/AR・ソフトウェア知能情報工学、並列分散処理案内板を利用した屋内ナビゲーション屋内ナビゲーション／スマートグリッド／最適化／画像処理／パターン認識／並列•分散処理17下ソガアサコ曽我麻佐子准教授AI・VR/AR・ソフトウェア人間情報学3DCGアニメーションと身体動作情報処理VirtualReality／ComputerGraphics／HumanMotion／バーチャルリアリティ／コンピューターグラフィックス／身体動作18上タカハシタカシ高橋隆史准教授数理解析・データサイエンス知能情報学視覚情報処理と学習に基づくパターン認識視覚情報処理／パターン認識／機械学習／ニューラルネットワーク9上タカハラマドカ高原まどか助教IoT・電子デバイス人間情報学•社会情報学生体情報と情報デザインに関する研究生体情報の処理•分析／情報共有の仕組み／Biofeedback／睡眠26下タワラダイスケ田原大輔教授ロボット・航空宇宙・バイオメカニクスバイオメカニクス（生体力学）•計算力学生体のマルチスケールバイオメカニクス有限要素法／筋骨格モデル解析／モーションキャプチャ／個体別モデリング／歩行解析／インプラント固定術／外科シミュレータ／生体模擬材料／看護理工／バイオニックデザイン35上チョウヨウグン張陽軍教授IoT・電子デバイス電磁波工学マイクロ波の新しい制御・計測技術マイクロ波デバイス／マイクロ波計測技術／人工誘電物質27上ツジカミテツヤ辻上哲也教授ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス複合材料力学、計算力学複合材料の解析と実験的評価に関する研究繊維強化複合材料／計算力学／有限要素法／画像相関法／生体材料／ラティス構造材35下トミザキキンヤ富﨑欣也教授新素材・エコマテリアル生体機能関連化学生体システムに学ぶ未来材料創製Biopolymers／OrganicSynthesis／BiologicalOrganicChemistry／生体機能関連科学／有機合成化学／生物有機化学43下ナカオキタカヒコ中沖隆彦教授新素材・エコマテリアル高分子の分子構造と機能性材料高分子材料解析と環境調和型高分子の創製PolymerChemistry／高分子化学44上ナカガワアキナリ中川晃成講師IoT・電子デバイス空間物理学宇宙プラズマ該当項目なし27下ナガセジュンヤ永瀬純也准教授ロボット・航空宇宙・バイオメカニクスロボット工学、メカトロニクスバイオロボティクスに基づく人間支援ロボットの開発ロボット／メカニズム／生物規範／ソフトロボティクス／表現／医療機器36上ナカノヒロシ中野浩教授数理解析・データサイエンス構成的プログラミング、型理論、λ計算プログラミングの論理ComputerScience／計算機科学9下ノグチヨシキ野口佳樹講師ロボット・航空宇宙・バイオメカニクス反応性気体力学、燃焼工学“乱れ”による燃焼促進のメカニズムの解明ElectrostaticProve.LDV／TurbulentCombustion／レーザ流速計／静電探針／乱流燃焼36下ノムラタツヤ野村竜也教授AI・VR/AR・ソフトウェアヒューマンロボットインタラクション、サイバー心理学人工知能と心理・社会ArtificialLife／Man-MachineInteraction／MathematicalSociology／マンマシンインタラクション／数理社会学／計算機科学／知能情報学18下ヒグチサブロウ樋口三郎准教授数理解析・データサイエンス理論物理学（場の理論と統計力学）計算の問題を物理する数理物理•物性基礎／ウェブ情報学／統計モデリング／学習支援システム／統計力学／ランダム系／相転移／臨界現象10上フカオタケシ深尾武史教授数理解析・データサイエンス非線形発展方程式非線形発展方程式の抽象理論とその応用発展方程式／非線形解析学／数学教育10下

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フジタカズヒロ藤田和弘氏名カテゴリ専門分野研究テーマ研究キーワード掲載頁教授フジモトユウイチロウ藤本雄一郎准教授フジモリタカシ藤森崇教授フジワラカズマサ藤原和将准教授フジワラマナブ藤原学教授ヘルナンデスホセヘルナンデスホセマセイ馬青教授マエダヒデフミ前田英史助教助教マツキダイラジュンタ松木平淳太教授マルヤマアツシ丸山敦教授ミキタケシ三木健ミズハラシンジ水原詞治ミヤウラトミヤス宮浦富保ミヤタケトモヒロ宮武智弘ミヤトユウジ宮戸祐治ミヨシツトム三好力ムラカワヒデキ村川秀樹モリマサカズ森正和教授教授講師教授教授准教授教授准教授ヤマギシヨシカズ山岸義和准教授ヤマナカヒロキ山中裕樹教授ヤマモトシンイチ山本伸一教授ヤマモトテツオ山本哲男ヨコタタケト横田岳人ヨシイカズミチ吉井一倫ヨシダサトシ吉田賢史ヨシミタケヒコ吉見毅彦准教授准教授講師講師准教授ワタナベヤスヒコ渡辺靖彦講師AI・VR/AR・ソフトウェアAI・VR/AR・ソフトウェア環境インフラ・カーボンニュートラル数理解析・データサイエンス新素材・エコマテリアル新素材・エコマテリアル数理解析・データサイエンスロボット・航空宇宙・バイオメカニクス数理解析・データサイエンス環境インフラ・カーボンニュートラル環境インフラ・カーボンニュートラル環境インフラ・カーボンニュートラル環境インフラ・カーボンニュートラル新素材・エコマテリアルIoT・電子デバイスAI・VR/AR・ソフトウェア数理解析・データサイエンスロボット・航空宇宙・バイオメカニクス数理解析・データサイエンス環境インフラ・カーボンニュートラルIoT・電子デバイスAI・VR/AR・ソフトウェア環境インフラ・カーボンニュートラルIoT・電子デバイスIoT・電子デバイスAI・VR/AR・ソフトウェアAI・VR/AR・ソフトウェア画像工学機械学習手法を用いた工業部品の不良品検出画像の鮮明化／メディア•フォレンシック／機械学習を用いた画像識別AR/VRAR/VRにより人を生きやすくヒューマンインタフェース／バーチャルリアリティ／複合現実感／拡張現実感環境影響評価偏微分方程式環境に対する影響を科学的に理解する絶対値冪乗型の非線型項を伴う偏微分方程式に対する爆発解析バイオアクセシビリティ／子供用玩具／リスク評価／資源循環／レアメタル／重金属／環境汚染／土壌／ダイオキシン類／反応機構／放射光／発展途上国／X線分光／分析化学／環境化学／廃棄物処理消散型波動方程式／シュレディンガー方程式／分数階微分作用素／解の爆発現象／偏微分方程式分析化学Ｘ線を主とした機器分析化学AnalyticalChemistry44下材料加工•処理と触媒•化学プロセス情報科学電気・電子工学，材料工学非線形波動、ソリトン、可積分系、超離散系、セルオートマトン生態学数理生態学、微生物生態学廃棄物工学新規応用のためのナノ材料の設計と合成自然言語処理各種機能材料に於ける微細領域観察離散モデルによる現象の解析先端分析技術を駆使した生物群集の環境応答の研究環境モニタリングと数理モデリングによる生態系の健全性指標の開発木質バイオマスの熱利用等に関する研究森林生態学森林のしくみを知りたい！！有機化学、超分子化学計測工学、表面科学情報科学、知能情報学応用数学、数値解析学固相接合，材料プロセス，機械材料応用幾何学生物多様性科学•環境DNA学材料物性学、薄膜工学ソフトウェア工学森林生態学、自然環境保全光•レーザー科学電波工学•無線通信工学自然言語処理、言語工学自然言語処理、メディア工学生体機能性分子の自己組織化走査プローブ顕微鏡によるナノスケール物性評価自己組織化マップとその応用現象の数理モデリング・解析・数値解析・応用モノづくりに革新を起こす固相接合に関する研究高次元多面体の星展開、起点展開、最遠点写像環境DNAをマーカーとする生物多様性観測技術の開発と社会実装原子･分子デバイス構築に向けた微細材料の研究開発高品質なソフトウェアの実現に向けて森林の生産性と更新に及ぼす動植物の相互作用光ファンクションジェネレーターを用いた物質との未知の非線形光学現象の発現マイクロ波・ミリ波帯の電波を活用する社会実装可能な事例の開拓人間の言葉が分かるコンピュータ言語理解とコミュニケーションNano-materials／Thinfilms／Inorganicmaterials／Polymers／Materialsscience／Electrochemistry／ナノ材料／薄膜／無機材料／高分子／材料化学／電気化学自然言語処理／ニューラルネット／LLM／Web利活用の支援／日本語学習支援／プログラミング学習支援球状黒鉛鋳鉄／電子顕微鏡／Diffraction／Crystalgrowth／回析結晶工学／結晶成長離散可積分系／交通流／超離散化／UltraDiscreteSystem／IntegrableSystem／CellularAutomata／Soliton／超離散系／可積分系／セルオートマトン／ソリトン琵琶湖／魚類／アフリカ／環境DNA／安定同位体／マイクロCT／和食／江戸時代微生物群集／定量生態学／微生物生態学／数理生態学／生物多様性と生態系機能廃棄物工学Foresttreeimprovement／Silviculture／Forestecology／林木育種学／造林学／森林生態学Liposome／EnzymeAssay／Self-assembly／Sapramolecule／Photosynthesis／リポソーム／酵素アッセイ／自己組織化／超分子／光合成半導体評価／光センシング／デバイス／高温超伝導／システム開発／磁気共鳴／走査プローブ顕微鏡／超伝導量子干渉素子／原子間力顕微鏡／計測工学／カーボンナノチューブ／高周波／誘電泳動SoftComputing／ComputerNetwork／Self-OrganizingNetworks／計算機ネットワーク／ソフトコンピューティング／自己組織化ネットワーク細胞間接着／細胞選別／非線形拡散／反応拡散系／応用数学／数値解析／数理モデリング摩擦攪拌接合／摩擦圧接／通電圧接／製膜プロセス／エアロゾルデポジション法星展開、起点展開／最遠点写像／ボロノイ分割(ディリクレ領域)／タイリング／折り紙／葉序螺旋／力学系／準結晶／正則葉層構造環境DNA分析／EnvironmentalDNA／Animalbehavior／Physiologicalecologyofanimals／水域生態学／魚類生態学／環境疾患学薄膜／バイオテクノロジー／走査プローブ顕微鏡／金属酸化物ソフトウェア工学／ソースコード解析／ソースコード自動生成／ソフトウェア開発環境／プログラミング教育ForestEcology／森林生態レーザーマイクロ波•ミリ波／電波／ワイヤレス給電／アンテナ実装／３次元電磁界解析／高周波回路設計NaturalLanguageProcessing／自然言語処理informationretrieval／intelligenceinformationscience／naturallanguageprocessing／自然言語処理•知能情報学•情報検索19上19下50下11上45上11下37上12上51上51下52上52下45下28上20上12下37下13上53上28下20下53下29上29下21上21下56

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産官学連携事業産官学に金を加えたネットワークでものづくりのイノベーションをトータルに支援産官学連携事業はRECの創設当初から力を入れてきたエクステンション事業の主軸をなす事業です。大学の研究シーズを企業の製品開発に活用いただく、また、企業が研究開発現場で抱えておられる課題を大学の研究力によって解決していくことにより、企業におけるイノベーションの促進につなげるなど、産業界の発展に寄与していくことを目指しています。2022年度には、これまでのRECの産官学連携事業における活動が評価され、経済産業省の地域オープンイノベーション拠点選抜制度（J-InnovationHUB；Jイノベ）に選出されました。企業ネットワークのハブとして活躍する産学連携拠点「Jイノベ拠点」として、研究成果の社会実装に向けた取組などにけん引することが期待されています。技術相談スキーム企業龍谷大学Step1技術相談REC教員ものづくり等の現場で抱えておられる技術課題に関するご相談に応じています相談・ヒアリング企業の研究開発と大学の研究の双方に精通した大学の専門スタッフが相談に応じ、貴社の課題をヒアリングします（無料）。お気軽にご相談ください！秘密保持契約の締結打ち合わせ相談・打診Step2マッチング技術課題に対して適切な指導・助言ができる本学教員に結び付けます相談の内容に応じて本学教員による技術指導が必要とされる際には、貴社の悩みや課題を的確に把握した上で、企業と教員に面談をしていただき最適な教員をマッチングします。Step3契約締結・研究開発支援■受託研究■奨学寄付金契約の締結研究開発支援依頼を受けた研究テーマについて、研究経費を受け入れ、本学教員が主体的に研究に取り組み、その成果を企業に報告する制度です。学術研究の奨励を目的とする資金や受託研究・共同研究等の調査・研究資金とする寄付金を受け付けています。■共同研究■受託研究（研修）員依頼を受けた研究テーマについて、研究経費を受け入れ、企業と本学教員が役割を分担して共に研究に取り組む制度です。受託研究・共同研究と連動して、大学が企業の社員の方などを受託研究（研修）員として研究・研修を行う制度です。■金融機関との連携各種金融機関との連携で産学連携を推進57RECではエクステンション事業の一環として、およそ30年前から産官学連携事業に取り組んできました。その活動が評価され、現在では多くの金融機関とさまざまな連携協定を締結しており、金融機関経由の企業からの相談にも対応しています。

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■RECBIZ-NET（RECビジネスネットワーククラブ）企業間のネットワークを活用し、効率的な研究開発を実現企業の皆様を対象とした有料制会員組織「RECBIZ‐NET（ビズネット）」の会員になると、龍谷大学の先進的な各種施設を利用できるほか、本学教員やRECの専門スタッフによる技術相談や経営相談を受けることもできます。また、定例サロン活動やシーズ発表会、各種講座等を通じて、本学教員や他企業との交流を深めることができます。同業種、異業種にかかわらず、複数の企業間での連携を実現し、地域社会や公的機関とも共同で取り組める新事業展開をめざしています。ビズネットBIZ-NETイメージ【BIZ-NETの特典】【企業のメリット】大学の評価・分析設備の利用研究・開発の正確な評価・分析教員・REC専門スタッフとの技術相談BIZ-NET講座の受講最新技術の動向を入手施策・補助金などの各種情報提供大学の図書館利用大学との共同研究の加速レンタルラボへの入居の特典研究会の立ち上げジョイントベンチャー起ち上げ各種イベント・出展への大学との合同参加企業・製品の広報活動■レンタルラボ共同開発や異業種間交流など、活発な連携を実現単なる貸し研究室とは異なり、入居企業には必ず研究開発をサポートする本学教員（指導教員）がつくことになっており、指導教員と近い距離で研究を進めることができます。会員組織「RECBIZ-NET（ビズネット）」に加入することにより、レンタルラボ入居企業同士の交流はもとより、より大きな枠組みのネットワークを構築して、同業種、異業種にかかわらず、複数の企業間での連携を実現したり、さらには地域社会や公的機関とも共同で取り組む新事業の展開が可能です。その他の特典については、HPをご覧ください。https://rec.seta.ryukoku.ac.jp/iag/biznet/index.htmlレンタルラボの概要（2023年4月現在）レンタルラボ使用料一覧（契約期間1年間）※使用料は全て税込です。RECホール会議室・講義室広さ23.2㎡～121.6㎡（全25室）使用料（月額）一般54,610～264,840円BIZ-NET会員48,990～211,340円※使用料は全て税込です。入居資格法人格を有すること本学教員が指導できる研究開発テーマを有していること入居期間原則3ヶ月～３年（最長5年）主な特徴■教員の日常的指導■REC専門スタッフによる支援■各種イベント・展示会への大学との共同出展参加■24時間出入り自由およびセキュリティー確保■図書館の利用■共同実験室の無料使用■会議室・商談コーナー・展示室・ラウンジなどの無料使用■研究開発プロジェクトチームの編成名㎡月額使用料月額使用料プ31324.156,730円50,890円一般BIZ-NET会員B-101称実112.8245,670円196,040円B-10276.3166,180円132,600円B-10371.9156,590円124,960円B-10473.6160,300円127,910円201121.6264,840円211,340円202-A59.5129,590円103,410円202-B59.5129,590円103,410円20459.5129,590円103,410円20558.9128,280円102,360円20658.8128,060円102,190円20769.6151,580円120,960円20869.6151,580円120,960円20967.3146,570円116,960円30645.4106,870円95,880円30745.4106,870円95,880円30845.2106,400円95,460円30925.760,490円54,270円31024.156,730円50,890円31124.156,730円50,890円31224.156,730円50,890円31425.760,490円54,270円31525.760,490円54,270円31624.156,730円50,890円31723.2験室タイプオフィスタイRECではRECBIZ-NET会員企業やレンタルラボ企業を中心に、国の大型研究開発の委託事業や補助事業にチャレンジしていくことを目的とした、研究開発プロジェクトチームのコーディネートにも力を入れています。会議室（1階）122.74㎡定員28名一般１日（8h）26,950円半日（4h）16,170円会員１日（8h）24,250円半日（4h）14,550円会議室（2階）151.88㎡定員36名一般１日（8h）33,330円半日（4h）20,020円会員１日（8h）29,990円半日（4h）18,010円ホール194.45㎡定員108名一般１日（8h）42,900円半日（4h）25,300円会員１日（8h）38,610円半日（4h）22,770円講義室（211）101.35㎡定員63名一般１日（8h）22,000円半日（4h）13,200円会員１日（8h）19,800円半日（4h）11,880円展示スペース約200㎡一般１日（8h）44,000円半日（4h）26,400円会員１日（8h）39,600円半日（4h）23,760円※使用料は全て税込です。各室の時間１日の場合午前9時～午後5時（8時間）半日の場合午前9時～午後1時（4時間）午後1時～午後5時（4時間）54,610円48,990円※大津市による公的賃料補助制度の活用も可能です。レンタルラボの詳細については、HPをご覧ください。https://rec.seta.ryukoku.ac.jp/iag/rental-lab.html58

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