Bookmark
Bookmark

KanagawaTOPICS2026年度事業計画、予算2026年度会員交流会のご案内いちご狩りレポートスマホ依存症RRT給与明細のしくみ2026年度重点政策・重点事業2026年度事業計画、予算2026年度会員交流会のご案内いちご狩りレポート[健康ひろば][スペシャリストが行く][目からウロコのお役立ち情報][神奈川県看護協会から][健康ひろば][スペシャリストが行く][目からウロコのお役立ち情報][神奈川県看護協会から]226VOL.2026.5実りある対話、心地よい笑いと緊張が織りなす看護科長会令和7年度院内業務改善・研究発表会多職種協同取り組み看護局・医局・薬剤科・医療安全室令和6年度大規模災害訓練4県のDPAT先遣隊と共にDPAT活動の様子デイケア室通院患者さんが音楽や書道、調理などのプログラムを行う。神奈川県立精神医療センター当協会HP

2026kanagawakango「2026年度年度を迎えて」公益社団法人神奈川県看護協会会長本舘教子2026年度を迎えるにあたり、日頃より看護の発展と地域医療の充実にご尽力いただいている会員の皆さま、そして私たちの活動を支えてくださる県民の皆さまに、心より感謝申し上げます。昨年度は、医療・介護の現場が危機的な経営状況に直面する中で、看護職一人ひとりが高い専門性と使命感をもって地域を支えてくださいました。その姿勢は、県民の皆さまの健康と安心を守る大きな力となり、改めて看護の価値を社会に示す一年となったと実感しております。2026年度は、県協会が掲げる三つの精神、すなわち生命(誕生から終焉まで、尊厳を守り、真摯に命と向き合う精神)、自律(自己の規範を確立し、誠実に行動する精神)、情熱(何事も熱意を持って取り組み、成し遂げようとする精神)を基盤として、五つの事業に取り組んでまいります。1.看護職一人ひとりのウエルビーイングの向上2.持続可能な看護提供体制の構築3.質の高い看護実践のための教育制度改革の実現4.より高い自律性を持った専門職としての活躍5.地域における看護の拠点の確保その他本会の目的を達成するために必要な事業です。安心して働き続けられる職場づくりの推進をし、働き方改革やメンタルヘルス支援、キャリア形成の強化を通じて、看護職が誇りを持って働ける環境を整えてまいりたいと思います。また地域包括ケアの推進と看護の役割拡大に着目し、高齢化が進む中、住み慣れた地域で暮らし続けたいという県民の願いに応えるため、訪問看護や在宅医療の充実、地域連携の強化に取り組みます。さらに次世代育成と教育の充実を掲げ、未来の看護を担う若い世代が学び、挑戦し、成長できる環境を整え、教育機関や行政と連携しながら支援を進めてまいります。看護の力がこれまで以上に求められる今、私たちは「人々のいのちと暮らし、尊厳を守り支える」という原点を胸に、専門職としての誇りを持って前へ進んでまいりましょう。今後とも会員の皆さま・支えてくださる県民の皆さまと共に歩んでまいりたいと考えています。本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。02

03

スマホやゲームの依存症を「やめられない」の裏側にあるもの依存症とはなぜ小児期の逆境体験が依存症につながりやすいのか依存症とは、ある物質や行動を自分でコントロールできなくなり、大切なことよりも優先し、生活に悪影響が出ているにもかかわらず、やめられない・減らせない状態を指す病気です(ICD-11)。そして、アルコールやカフェイン、睡眠薬、風邪薬といった物質、ゲームやギャンブルといった行動など、日常のあらゆる場面に依存性のあるものが存在します。しかし、それらを経験した人が誰でも依存症になるわけではありません。依存症になりやすい体質(遺伝や特性)や、小児期逆境体験(以下、ACE)の存在が関係すると考えられています。Felittiらの大規模疫学研究(ACE研究)では、ACEが多いほど、成人後の薬物乱用や問題飲酒、そして成人後のさまざまな健康リスクが高まることが明らかにされました(Felittietal.,1998)。さらに、その後の様々な研究でACEが多くの精神疾患のリスク因子になることが示されています。その内容には身体的・心理的・性的虐待やネグレクトといった明らかな虐待だけでなく、家族の慢性疾患や精神疾患、両親の不和、過度な期待や厳しいしつけなど家庭内の困難さ、さらには学習の困難さやいじめといった家庭外の困難さが含まれることが分かってきました。依存症はしばしば、つらい感情に「フタ」をするために物質や行動に頼り、その物質や行動を自分ではコントロールできなくなる病だと説明されます。人は成長の過程で、喜びや悲しみ、不安や恐怖、怒りなどさまざまな感情を経験し、身近な大人から「うれしかったね」「悲しかったね」「怖かったね」と言葉をかけてもらうことで、自分の気持ちを理解し、表現する力を育てます。しかし、逆境の中で育った人の中には、つらい気持ちに物質や行動でフタをして孤独に生き延びるしかなかった人もいます。その結果、自分の感情や気持ちを認識し言葉にしたり、自分で対処したり、周囲を信頼し助けを求めたりする力が育ちにくくなり、物質や行動に依存しやすくなるのです。小林らは、薬物依存症の重症度が高いほど「自分で対処できる自信のなさ」が強く、その自信のなさが「他者を信頼しにくい感覚」と関連していることを示し、依存症の背景にある信頼障害について指摘しています(小林ら,2019)。アルコールやギャンブルなど、歴史の中でその危険が認識されてきた依存性の物質や行動は、法律や文化で適切な使用方法が示されています。しかし、スマホやゲームなど急激に広まったツールについては安全な使用に関する準備が整っておらず、モヤモヤを抱えた人が依存性に気づかずこのツールに頼りやすくなっているように感じます。より若いうちからモヤモヤした気持ちをスマホやゲームでフタをするようになり、いつしかのめり込み、昼夜逆転、家族との衝突、学校や仕事の不調、金銭トラブルにつながるケースがしばしば見られます。04

理解し、回復へつなげる物質や行動ではなく人を頼れるようにするお手伝いでは、身近な人がスマホやゲームをコントロールできなくなっていると感じたときには、どうすればよいのでしょうか。まず、モヤモヤした気持ちにフタをせず、話せる環境を整えるよう促します。人は不満や怒り、不安や恐怖といったマイナスな感情ほど、言葉にすることを避けがちです。しかし、そうした気持ちを言葉にしていく練習こそが依存症からの回復には欠かせません。たとえ表現が不器用でも、「話してくれてありがとう」「もっと聞かせてほしい」と受け止め、一緒に考えてくれる人の存在が、フタに頼らずに生きる力を育てる助けになります。その人が「コントロールできな地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立精神医療センターコ・メディカル部長医師青山久美くて困っている」と話してくれたら、スマホやゲームから上手に距離をとる方法を一緒に考えます。使用時間を設定する、スマホを持たないほっとできる活動(散歩など)をルーチンに入れる、一定時間スマホを鍵のかかる箱に入れる、どうしてもコントロールできないゲームはアンインストールするなど、本人が主体となって健康を回復する方法を考え、協力を申し出てみてもいいでしょう。いろいろな方法を試してもうまくいかない時には、依存症治療を担う医療機関や保健福祉センターなどに相談することもできます。また、課金による借金や家の金の持ち出しなどがあるときには、司法機関の相談窓口、法テラス、市区町村の役所など公的機関に相談し、一人で抱えないことが大切です。スマホやゲームの依存症の回復には、単に「やめられない」という行動の改善だけでなく、その裏側にある感情や経験を理解することが重要です。理解と支援の積み重ねが、回復への道を開いていくのです。Felitti,V.J.,Anda,R.F.,Nordenberg,D.,Williamson,D.F.,Spitz,A.M.,Edwards,V.,…Marks,J.S.(1998).Relationshipofchildhoodabuseandhouseholddysfunctiontomanyoftheleadingcausesofdeathinadults:TheAdverseChildhoodExperiences(ACE)Study.AmericanJournalofPreventiveMedicine,14(4),245‒258.小林桜児・西中美和・三宅さつき・田中真理子(2019).薬物依存症者における信頼障害と対処の自己効力感の関連.依存症研究,18(1),23‒31.05

出典:公益社団法人日本看護協会中央ナースセンター「はたさぽ」P.25~P.28給与のしくみもしっかりチェック!あなたに支払われる給与は、「所定内給与」と「所定外給与」に分けられます。「所定内給与」は主に「基本給」や「住居手当」「通勤手当」「資格手当」など、「所定外給与」は主に「夜勤手当」や「時間外勤務手当」などが含まれます。「基本給」は時間外勤務手当や賞与、退職金を算出するときに基準として用いる施設が多く、生涯賃金にも影響するため、しっかり確認しておきましょう。■支給額と控除額給与は、あなたの労働に対して、職場が支払うすべての賃金を指します。支給額の内訳は、基本給や、住宅手当、通勤手当などの一定期間変動のない「所定内給与」と、夜勤手当や時間外勤務手当などの月ごとに変動がある「所定外給与」の2つに分けられます。「差引支給額(手取り)」は、その中から社会保険料や税金などを差し引いた金額です。毎月1回以上、一定の期日に支払われます。[給与]所定内給与(毎月変動なし)基本給、住宅手当、通勤手当など+所定外給与(毎月変動あり)夜勤手当、時間外勤務手当など-社会保険料雇用保険、健康保険など税金所得税、住民税など■基本給の支給基準=差引支給額(手取り)=支基本給の支給基準は施設により異なります。多くの施設が年齢や勤続年数に基づいて基本給を決めている一方、最近では、職務を遂行する能力や役割、仕事の成果などを評価した人事評価に基づく査定を取り入れている施設もあります。給額控除額06■賞与の支給基準賞与は、一般的には「ボーナス」などと呼ばれます。各施設の就業規則で支給の有無をはじめとしてさまざまな支給基準が定められています。施設によっては、経営状況が賞与の支給水準を左右し、また一定期間の仕事の成果や貢献度などによって賞与額を決定することもあります。■給与総額に占める所定外給与額の割合下の図は看護師の賃金額を年代別にみたものです。毎月変動する「所定外給与」の給与総額に占める割合が若年層で高く、さらに、いずれの年代においても一定の割合で存在していることがわかります。また、図の矢印は、「所定内給与額」の増加を示したものです。所定内給与額は、年齢・勤続年数や能力、職務、役割などに応じて、基本給や手当などが増額することで上昇します。(千円)400.0350.0300.0250.0200.0150.0100.050.00.0所定外給与額所定内給与額(時間外勤務手当、深夜勤務手当など)(基本給、住宅手当など)11.8%3.526.2給与総額に占める所定外給与額の割合11.9%4.029.510.5%3.429.39.1%3.131.28.9%3.232.59.0%3.534.9データは看護師(女性)※図中の金額表記は(万)単位※小数点以下第2位を四捨五入しています。資料:令和4(2022)年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)新卒者と経験者の給与額に反映されるもの9.2%3.534.7新卒者の初任給は、学歴や免許などの資格に応じて決定されます。経験者の就職では、あなたの業務経験も給与額の決定に考慮される要素のひとつです。求人票には、「経験業務加算」の有無について記載されていることがあります。この「経験業務加算」とはこれまでの業務経験や職歴を評価し、給与算定時に反映させることです。看護職としての経験などは、支給される給与に大きく影響するため、よく確認しておきましょう。7.9%3.136.220~24歳25~29歳30~34歳35~39歳40~44歳45~49歳50~54歳55~59歳

給与明細書から読み解こう給与のしくみは職場によってさまざまです。求人情報では諸手当を含む「支給総額」が記されていることが多く、そこには各種諸手当の想定額が含まれています。その「支給総額」から税金や社会保険料などを控除した「差引支給額」が、実際にあなたが受け取る「手取り」の給与額です。「支給総額」だけではなく、その内訳をよく確認しましょう。A支払われる給与(主な支給項目)支給される給与額が「基本給」や「時間外勤務手当」などの項目ごとに記載されています。所定内給与、所定外給与の両方が含まれます。●基本給支給の基本的部分。年齢や勤続年数、学歴などをベースとしたものと、職務成績などをベースとしたもの、または2つの併用で決める方法など、施設ごとの給与規定で決定されます。●時間外勤務手当時間外勤務の長さに応じて支払われます。1週40時間・1日8時間を超えた時間外勤務時間には、手当として時間あたりの賃金報酬の25%以上、1カ月60時間を超えた場合には、50%以上が割増支給されます。●通勤手当就業規則の取り決めなどにしたがい、職員の往復の通勤に対して支払われます。公共交通機関を利用する場合には実費(通勤定期券代)が多いですが、支給額に上限がある場合もあります。マイカー使用の場合には一定額を支給する施設もあります。●住居手当職員寮や宿舎、借り上げ住宅を利用していない職員に対して、住居費の補助として支給される場合もあります。●夜勤手当就業規則のとり決めにより、多くの施設では、夜勤1回につき、定額が支給されています。●休日勤務割増法定休日に勤務した時間数に応じて支給されます。割増率は35%以上です。●深夜割増手当労働基準法の深夜(22時~翌朝5時)の勤務時間数に応じて支給されます。割増率は25%以上です。夜勤手当(1回定額)に含んでいるとして、別途支給していない施設もあります。B差し引かれる給与(主な控除項目)「支給総額」からあらかじめ差し引かれる金額が、「健康保険」や「所得税」などの項目ごとに記載されています。事業主は労働者であるあなたに代わり、それらを国などに納めます。●健康保険料加入する健康保険の種類は勤務先によって異なります。組合健康保険、全国健康保険協会健康保険(協会けんぽ)または共済組合などです。保険料は事業主と労働者本人が半分ずつ負担しています。●所得税個人が得た所得に対して課税される税金のことを指します。施設に勤務している場合には、給与収入に対して課せられますが、勤務先で給与や賞与から天引きされ、年末年始の給与で過不足額の精算(年末調整)が行われます。●年金保険料厚生年金に加入し保険料を納めます。保険料は事業主と労働者本人が半分ずつ負担しています。アルバイトなどでも、所定の労働時間が一定以上であれば加入します。●雇用保険料所定の要件を満たすと、失業時や育児・介護休業中に給付を受けたり、教育訓練給付制度も利用できます。保険料は労働者本人と事業主とが双方で負担します。●住民税都道府県民税と市区町村民税の総称。地方自治体に納める税金です。前年の所得に応じて税額が徴収されます。●その他労働組合や職場の職員団体の会費、共済組合の掛け金、職員寮や社宅を利用している場合の利用料、財形貯蓄など、給与から差し引いて支払うしくみがあります。それぞれあらかじめ労働者本人の了解が必要となりますので、職場から説明と手続きの案内があります。Cその月の勤務状況(勤怠項目)出勤日数や欠勤日数、夜勤日数、休日勤務日数、残業時間など、1カ月の勤務状況が記載されています。07

ナースセンター研修実施報告採血の自己学習会(6回実施/計108名参加〈延べ〉)目的採血に関する技術的な不安を解消し、基本手技の再確認と自信の回復につなげる。神奈川県ナースセンターでは、就業中の方、未就業の方、プラチナナースなど、さまざまな立場の看護職を対象に研修を実施しています。ブランクの不安解消や、定着のための知識・技術の再確認、定年後を見据えた働き方の提案など、一人ひとりの状況に合わせて、安心して働き続けられるよう支援しています。横浜市プラチナナース就業継続支援研修(1回実施/52名参加)目的これまでの経験を活かしながら、定年後も働き続けるための選択肢を広げる。対象すべての看護職(就業の有無を問わない)対象50歳以上の看護職実施内容実施内容DVDによる学習の後、モデルを使用した実技演習を実施。穿刺の手順やポイントを丁寧に確認しながら繰り返し演習を行いました。受講者の声久しぶりの採血で緊張しましたが、演習を何度も行うことで、落ち着いて穿刺できるようになりました。実際に活躍しているプラチナナースの体験談や、医療機関の取り組みを紹介し、今後の働き方の選択肢について考えるための情報提供を行いました。受講者の声これまで病院でしか働いたことがなかったので、病院以外の施設で働くイメージを持つことができました。復職支援研修(4回実施/計160名参加〈延べ〉)目的復職に必要な知識・技術を提供し、復職への足掛かりとする。対象横浜市復職後フォローアップ研修(3回実施/計37名参加〈延べ〉)目的復職後の不安を軽減し、就業の定着を支援する。対象復職をめざす看護職実施内容感染の知識と技術復職後おおむね2年以内の看護職実施内容心電図の基礎「急変時の対応」「安全に行う静脈穿刺①②」「感染の知識と技術」をテーマに、講義と演習を組み合わせて実施。復職前に押さえておきたい知識と技術を確認しました。受講者の声参加者の皆さんと悩みや不安を共有でき、「一人ではない」と感じることができました。復職に向けて前向きな気持ちになれました。安全に行う静脈穿刺「フィジカルアセスメント」「心電図の基礎」「認知症ケア」をテーマに実施しました。日々の業務に直結する内容を中心に、知識・技術の再確認を行いました。受講者の声基礎を改めて学び直すことができました。今後の業務に生かしていきたいと思います。フィジカルアセスメント2026年度も、さまざまな研修を実施いたします。研修情報は、神奈川県ナースセンターホームページおよび、LINE・Instagramでお知らせしています。ぜひご登録ください。LINEInstagram08

会員さんよりいちご狩りのレポートが届きました!先日、看護だよりに載っていた割引券を利用して、家族でいちご狩りに行ってきました!早めに出発して8時30分に現地へ到着すると、すでに1人並んでいてびっくり!その後も次々と人が集まり、9時の受付前には小さな列ができていて、人気の高さを感じました。受付を済ませて案内されたハウスに入ると、甘い香りがふわっと広がり、一気にテンションが上がりました。大きくて立派ないちご、真っ赤に熟したいちご、少しいびつでかわいい形のいちご…どれを食べても甘くて美味しく、ついつい手が止まりません。やっぱり“摘みたてをその場で食べられる”という贅沢は格別!少なく見積もっても、30分でスーパーの3パック分以上は食べました。朝から大満足のいちご狩り。割引券のおかげで気軽に参加でき、とても楽しい思い出になりました。(相模原支部Yさん)09

理念『三つの精こころ神』生いのち命自律情熱生いのち命:誕生から終焉まで、尊厳を守り、真摯に命と向き合う精こころ神自律:自己の規範を確立し、誠実に行動する精こころ神情熱:何事も熱意をもって取り組み、成し遂げようとする精こころ神三つの精神こころじりつ自律Autonomy自己の規範を確立し、誠実に行動する精神こころ生命Life誕生から終焉まで、尊厳を守り、真摯に命と向き合う精神いのちこころ情熱Passion何事も熱意をもって取り組み、成し遂げようとする精神じょうねつこころ理念Philosophy方針1.県民の健康の保持・増進及び健康問題に対して優れた知識・技術をもって、人々の多様なニーズに応えられる倫理観の高い看護職育成への寄与2.看護に関する情報の積極的な収集とタイムリーな発信、関係問題の発生時におけるスピード感をもった対応3.医療職および福祉職との連携・協働の維持4.看護職が働き続けられる職場環境整備の支援神奈川県看護協会理念・方針10

2026年度重点政策・重点事業2040年に向けて、少子高齢化が進む中、医療や介護のニーズが一層高まる一方で、働く人材の確保が大きな課題となっています。このような状況に対応するためには、地域包括ケアシステムと連携し、地域住民の健康維持を支援することが重要です。健康寿命を延ばすことで、医療・介護の負担を軽減し、限られた人材でも質の高いケアを提供できる環境を整えることにつながります。また、変化する社会のニーズに応え、持続的に質の高い看護を提供するためには、看護職が生涯にわたって学び続けることが不可欠です。さらに、地震や自然災害などの危機的状況に備え、必要な知識や技術を習得することも重要な課題となります。しかし、看護の働く環境の改善は不可欠である一方で、地域や病院、施設ごとに状況が異なり、看護職が直面する課題は一様ではありません。そのため、それぞれの現場での課題や取り組みを的確に把握し、適切に対応することが求められます。こうした背景を踏まえ、本協会は日本看護協会の重点政策を基盤とし、神奈川独自の課題を反映した2026年度事業を策定いたしました。よりよい看護の未来の実現に向けて確実に取り組みを進めてまいります。1.看護職一人ひとりのウエルビーイングの向上1-1多様で柔軟な働き方の推進1-2看護職のディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)実現に向けた労働環境の整備1-3看護職の魅力の発信1-4ハラスメント対策の推進2.持続可能な看護提供体制の構築2-1看護職の確保に向けた取り組みの強化2-2看護DXの推進等による業務効率化と負担軽減2-3他団体・多職種連携による切れ目のない医療提供体制の構築3.質の高い看護実践のための教育制度改革の実現3-1看護基礎教育4年制化の実態把握3-2特定行為研修の継続教育での普及3-3認定看護管理者教育制度改変の普及3-4准看護師への支援4.より高い自律性を持った専門職としての活躍4-1看護職全体に対する看護マネジメント力強化4-2看護管理者の役割発揮の拡大と推進4-3専門分野の看護師の養成推進4-4看護職の資質向上支援教育の充実5.地域における看護の拠点の確保5-1地域全体で人々の健康と療養を支える仕組みづくり5-2地域の看護職のつながり強化、切れ目のない看護の提供5-3専門性の高い看護職による他施設支援の推進5-4訪問看護ステーションの機能の充実※具体的な事業内容は、県看護協会のホームページでご確認ください。11

2026年度事業計画■活動指針1人々が安心できる保健・医療・福祉サービスの発展に貢献します。2県民が安心して生活できるよう人々の健康を支えるため、看護職の質の向上に努めます。3一人ひとりの看護職が、安心して安全な看護を提供できる場づくりを支援します。定款に定めている7つの事業に沿って分類し、重点政策に基づいて策定しています。Ⅰ保健・医療・福祉の知識の普及啓発に関する事業(予算額1,421万円)●看護の普及活動「看護週間行事」看護フェスティバル開催(2026年5月10日(日)県総合医療会館で実施)、一日看護体験KANAGAWA看護だより年4回発行、ホームページ、SNSによる情報発信LINE、Instagramの充実●「まちの保健室」の定期的な開催、地域健康相談●健康・医療・安全に関する知識の普及・啓発ハラスメント対策の推進、トピックス研修「医療メディエーター研修」実施Ⅱ在宅等での療養者のための訪問看護、居宅介護支援事業(予算額3億8,404万円)●訪問看護及び居宅介護支援の充実(協会立4訪問看護ステーションの活動)看護職員等の資質向上●訪問看護ステーションのあり方検討●看護職・看護学生・福祉職に対する教育支援研修受け入れ:看護大学生、専門学校生、県看護協会研修生等Ⅲ看護における医療安全及び災害時等の救護に関する事業(予算額784万円)●医療安全体制強化のための支援医療安全情報の発行、医療安全管理者情報交換と啓発活動、ネットワーク交流会開催医療安全管理者養成研修の実施●医療安全に関する相談・情報提供●災害支援ナース養成研修の実施●災害への備え・広報活動県民や医療従事者を対象とした災害時の知識の普及・啓発リーフレットの動画化、災害看護出前講座●感染対策に関する知識の普及と予防活動支援県内医療機関等の感染担当者や行政各担当者との連携、認定看護師出張相談、感染予防動画作成、手洗いチェッカー貸出し●専門性の高い看護職のネットワーク構築各支部における認定看護管理者、認定看護師、専門看護師名簿作成災害支援ナース、医療安全管理者、感染管理認定看護師等Ⅳ看護師等の資質向上を図るための研修等に関する事業(予算額1億6,944万円)●看護職の資質向上の支援生涯学習の推進(教育研修)、オープンセミナー、がんばれ!新人ナース!!研修、神奈川看護学会開催(2026年11月28日(土)県総合医療会館で実施)●研修ポイント制ギフト進呈600名●看護職の活動の充実、職能・支部等のニーズに即した研修の実施「新たな助産ケア提供体制の構築」「就業可能な看護職の働き方10項目」追跡調査の分析、課題抽出と対策の検討●政策推進力の強化・・・政策委員会設置●看護職員の就業環境改善の促進(看護DX・業務改善のための「企業フェア」の開催)●地域看護の質向上に関する研修の実施12

Ⅴ看護師等の就業促進及び看護に関する進路相談事業(予算額1億327万円)●ナースセンター機能強化による看護職員確保・定着の支援(神奈川県委託)看護師等の無料職業紹介事業(相談業務充実、届出制度の促進・支援)、プラチナナース活用の検討看護職定着を図るための就業相談、寄木型業務による看護体制構築、県内4大学病院による出向事業、かながわ地域看護師の取組の拡大支援、復職支援研修の実施、研修を通してキャリアサポートの実施●広報活動及び情報提供LINE等SNSによる広報の強化看護学生・教員への仕事やナースセンターの情報提供(出張卒業講話、リーフレット配布)●普及啓発事業の充実進路相談事業、看護週間への協働(看護フェスティバル・一日看護体験[対象:小学生も含む])、若年層対象の看護の普及啓発(進路発見セミナー、出張職業講話)●看護補助者事業看護補助者の無料職業紹介[eナースセンター登録]、年間を通じたオンデマンド研修・看護補助者のためのお仕事説明会の開催●関係機関との連携・・・・・中央・都道府県ナースセンター、ハローワーク、社会福祉協議会等、県内4大学病院看護部会会議の開催●看護職就職フェアの開催(学生、既卒者、潜在看護師)Ⅵ会員に対する支援事業(予算額7,329万円)●会員に対する情報提供保健師・助産師職能委員会による広報誌の発行職能・支部委員会による県内の看護課題の情報収集と、その課題解決のための活動●会員に対する福利厚生ミュージカル等の観劇、野球観戦、クリスマスプレゼント、レジャー施設優待等会員の親睦を深める交流会・・・・・より楽しい魅力ある催しを実施会員優待の充実、賠責保険制度加入の推進、会員の表彰●会員に対する支援事業看護管理者のための学習支援(認定看護管理者教育課程等看護管理者研修の実施)Ⅶ法人の管理に関する事業(予算額5,941万円)●諸会議の開催・・・・・・・・・通常総会、理事会、財政会議、常任委員長会議●日本看護協会との連携・・・・・総会参加、全国職能集会への参加、地区別法人会員会開催●事務局機能の整備・・・・・・・情報・通信システムの運用・管理●ITシステムの整備・・・・・・・新研修申込システムの導入、協会ホームページ発信・活用●会員入会促進(看護学校・施設等への積極的な訪問)●看護研究倫理審査による看護研究の支援●賛助会員制度の導入次世代の看護を支えるための賛同者との連携・協働(法人会員、看護師等養成機関会員、個人会員)●看護に関わる政策への提言・・・国、神奈川県、関係団体への要望、政策委員会の設置●関係団体との連携・・・・・・・県内医療関係団体との交流推進(医師会、病院協会、看護部長会、多職種の医療関係団体、看護連盟)詳細は、神奈川県看護協会ホームページをご覧くださいりつくんめいちゃん13

2026年度神奈川県看護協会当初予算の概要収入合計8億1,959万円前年度比△1,719万円(△2.1%)支出合計8億1,150万円前年度比+779万円(+1.0%)収支差額809万円前年度比△2,498万円2026年度予算は、収支差額809万円のプラス予算を編成しました。「2025年度当初に向けた財政再建のための施策パッケージ」に掲げた財政再建の取り組みが、成果を上げてきています。引き続き、会員数の維持・確保と各事業収益の安定化を目指し、より一層効率的な予算執行に取り組みます。●収入・支出の構成収入支出1%寄付金、特定資産運用益等1,156万円6%受講料等収益等4,930万円17%自治体からの委託料、補助金等13,725万円27%入会金、年会費22,360万円2%看護の普及啓発に関する事業1,421万円7%法人運営費用5,941万円9%会員支援事業7,329万円47%訪問看護、ステーション事業38,404万円2026年度収入予算合計8億1,959万円13%ナースセンター事業10,327万円2026年度支出予算合計8億1,150万円49%訪問看護ステーション収益等39,788万円21%研修等に関する事業16,944万円1%医療安全及び災害時等の救護に関する事業784万円●2026年度予算のポイント研修や会員サービス等の向上会員数の維持・確保研修の充実・学会・会員交流会など、会員の皆様に直接届く活動を積極的に実施します。▶生涯学習の推進:422万円▶神奈川看護学会:244万円▶がんばれ新人ナース、医療メディエーター研修等:67万円▶会員交流会、会員の福利厚生事業:646万円会員数の減少に歯止めをかけることを目標とし、2025年度実績をもとに積算のうえ、会費収入の確保を図ります。▶新規入会者数:1,400人▶会員数:32,600人▶入会金・年会費収入:2億2,360万円前年度並み看護職確保に向けた取り組み・看護職の魅力の発信現場を支える人材を確保するため、看護学生・求職中の看護職と医療機関・施設担当者が直接話せる就職・就学フェアを開催します。また、看護の仕事のやりがいや魅力を若い世代に知ってもらうため、小中高生を対象として看護の人材確保を目的に「かながわ看護フェスティバル」を実施します。▶看護職就職・就学フェア(仮称)等のイベント:500万円▶かながわ看護フェスティバル:416万円自治体等からの受託料・補助金の増加引き続き自治体等からの委託費の収入確保に努め、前年度比で増収を見込んでいます。▶受取補助金等収入:1億3,725万円(前年度比:約2,706万円増)※本協会運営予算は、主に会員の皆様の会費と各事業収入によって成り立っています。引き続きご支援・ご協力をお願い申し上げます。14

会員限定チケット優待販売(抽選)劇団四季リトルマーメイド対象公演11~12月の8公演×10名計80名様分を抽選販売します!(詳細は受付開始後に申込フォームに掲載)土日S席平日S席14,500円→11,000円(小学生以下9,000円→6,000円)13,000円→9,500円(小学生以下8,000円→5,000円)会場舞浜アンフィシアター申込期間7月27日10時~8月28日10時お申込はこちら▶🄫Disney2025年度第5回定例理事会事会報告日時:2026年2月14日(土)9:30~12:00Ⅰ審議事項一部の事案は詳細について継続協議予定12026年度賀詞交換会について(案)2県異動者入会金免除等(案)32026年度事業計画(案)42026年度収支予算書(案)52026年度資金調達及び設備投資の見込み(案)6公益充実資金の活用(案)7資産の運用方針の見直し(案)8定款変更(賛助会員等)(案)9賛助会員(案)10規則・規程の改正(案)1)定款変更に伴う規則・規程の改正2)入会及び退会に関する規則(通常総会議案)3)会費等に関する規則(通常総会議案)4)経理規程5)給与規程6)事務局組織規則7)委員会規則等Ⅱ協議事項12026年度通常総会(案)22026年度改選役員(案)32026年会長表彰候補者(案)4職能・支部における研修受講料の改定(案)Ⅲ報告事項1業務報告2職能・支部理事報告広告15

こんにちは事務局ですTEL.045-263-2901FAX.045-263-29052026年度新規入会・再入会申込み受付け中!■新規・再入会の方へ2026年度の手続き受付け中です。有効期間/2026年4月1日~2027年3月31日入会費/20,000円(当協会へ初めて入会する方)年会費/11,000円(日看協5,000円+当協会6,000円)■変更手続きについて会員登録情報の変更はキャリナースで申請できます。(住所変更・改姓・所属施設変更・会費納入方法の変更・会員証の再発行等)■払込用紙がお手元にある方は、早めにご入金ください。口座振替依頼書不備等の書類をお持ちの方は速やかにご提出ください。問合せ/総務企画課企画運営班☎045-263-2918看護師職能Ⅰ集会・講演会日場内講時/7月7日(火)13時30分~16時00分所/神奈川県看護協会第1研修室容/1)職能集会年度活動報告年度活動計画2)講演会「意思決定支援研修第2弾」師/湘南医療大学保健医療学部看護学科教授渡邉眞理氏表紙の写真県の精神科中核病院としての役割発揮を目指して〜変化に柔軟に対応できる組織作り〜神奈川県立精神医療センター(横浜市)当センターは公立精神病院「芹香(きんこう)院」と、依存症専門病院「せりがや園」を統合し、2014年に県立精神医療センターとして再出発しました。救急・慢性期病棟に加え、ストレスケア、依存症、思春期などの専門病棟と、医療観察法病棟を備え、県内の精神科救急医療システム、依存症拠点病院、精神科災害拠点病院としての役割を担っています。当センターの看護局の理念に「チャレンジ」という言葉があります。精神疾患も療養の場が病院から地域へと変わりつつありますが、こうした社会の変化に柔軟に対応し、患者さんと共にチャレンジできる看護局を目指しています。神奈川県立精神医療センター副院長兼看護局長坂本由紀通常総会のご案内日時/6月19日(金)9時20分~12時45分(予定)場所/県総合医療会館7階講堂参加方法/直接会場へお越しください。詳細はホームページ(以下「HP」と表記)にてご確認ください。委任状/欠席の場合は必ず委任状をご提出ください。郵送、FAX又はHP等により提出可能です。(委任状を含む総会員の過半数(定足数)の出席により総会は成立します。定足数は、総会決議が成立するための最低限の出席者数です。)報告・審議事項等/定款変更・入会及び退会規則改正・会費等規則改正(案)、2025年度決算報告(案)及び監査報告、2026年度改選役員の選出、2025年度事業報告、2026年度重点政策・重点事業及び事業計画、2026年度収支予算、他問合せ/総務企画課総務班☎045-263-2914保健師職能集会・講演会(オンライン)日時/7月23日(木)13時30分~16時30分内容/1)職能集会年度活動報告年度活動計画2)講演会「地域課題に対応する保健師の新たな方向性~2040年を見据えた保健師のあ」講師/国立保健医療科学院統括研究官五十嵐久美子氏問合せ/総務企画課総務班045-263-2914訪問看護入門研修①②訪問看護に興味のある看護職を対象に、講義や実習を通して訪問看護の基礎を学びます。日程/①7月27日(月)・28日(火)②2027年1月25日(月)・26日(火)場所/神奈川県総合医療会館5階ナースセンター研修室(各回)実習先/県内の訪問看護ステーション定員/各回60名受講料/1,100円問合せ/研修課☎045-263-2926予告2026年度看護職確保に向けた新たな取り組み・イベントの開催●8月9日(日)看護職就職・就学フェア(仮称)*病院のほか、養成校の出展も予定●12月6日(日)看護職就職フェア(既卒者向け)詳細が決まり次第、当協会ホームページでお知らせします。ホームページはこちら▶編集後記新しい仲間を迎え、春のやわらかな光が職場にも心にも広がる季節となりました。それぞれの現場で芽生える思いや挑戦が、これからの力強い歩みにつながりますように。(F.M)May.2026No.2265月号発行:公益社団法人神奈川県看護協会〒231-0037横浜市中区富士見町3番1TEL.045-263-2901㈹FAX.045-263-2905発行責任者:本舘教子編集:広報出版委員会印刷:㈱エイコープリントホームページアドレス:https://www.kana-kango.or.jp/メールアドレス:kanakan1@basil.ocn.ne.jp
