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# 広報誌「HOSEI」2023年8・9月号

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知る、感じる、つながる広報誌HOSEI08-092023August,Septembervol.740SurvivetheAIEra特集AI時代を生き抜く！areyouready?Let’sTry！DesigntheNewFutureIT’SFUN!IT’SGREAT!EnjoytheworldofMetaverse!QRコードの生みの親InterviewORANGESTYLE～社会で輝く卒業生～原昌宏さん株式会社デンソーウェーブいい技術でも多くの人に使ってもらえなければ意味がない。世の中に新しいものを生み出し、人々の生活に貢献していく。

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特集‖SPECIALFEATURESurvivetheAIEra02

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広報誌HOSEIvol.740目次Contents020608161218202224282930［特集］AI時代を生き抜く！SurvivetheAIEraTALK_01TALK_02「AIを知る」教員と学生の座談会教員と学生の座談会「AI時代を生き抜くために必要なこと」［卒業生インタビュー］ORANGESTYLE～社会で輝く卒業生～株式会社デンソーウェーブ原昌宏さん［ゼミ・研究室紹介］Grow～私が成長できた場所～キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科遠藤野ゆり教授ゼミ#臨床教育学#教育プロジェクト［教員研究紹介］教えて先生!ResearchHighlight5分間で研究の面白さを少しだけ紹介社会学部社会政策科学科澤柿教伸教授「南極地域観測隊の活動から地球温暖化に立ち向かうヒントを」［学生活動紹介］BEActive～法大生の挑戦～法政大学フェンシング部所属尾﨑世梨さんSummerishere!法政の“夏”を感じるCAMPUSALBUM後援会だより2023年度首都圏父母懇談会のご案内、後援会役員・運営委員決定のご報告HOSEIミュージアム上京学生たちのガイドブック―明治期の「遊学案内」―校友会だよりHOCが取り組むオンラインイベントの開催報告HOSEITOPICS／BOOKS広報誌『HOSEI』デジタルブック法政大学公式ウェブサイトでは広報誌『HOSEI』のデジタルブックを毎号、全ページ無料で公開しています。お手持ちのスマートフォンやタブレットでお気軽にご覧ください。〈卒業生の皆さま〉冊子の送付は年2回（夏、冬）ですが、デジタルブックだと毎号お楽しみいただけます。※0303

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想像を超える速さで人工知能が進化している現在。これからの数年でさらに飛躍的に進化し、私たちの暮らしや働き方は変化していくことになるでしょう。AIに対して恐れるのか、何もアクションをせず傍観者でいるのか、それとも、先の時代を見据えて行動するのか。今まさに、分岐点に立っています。私たちは、これからのテクノロジーとどう付き合うべきなのでしょうか。情報科学部の学生たちが、教授と一緒にこれからのAI時代を考えます。AI時代を生き抜く！どう変わる？私たちの生活特集ちゃんと知ってる？AIのこと座談会04

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50年以上前から研究は始まっていた！まずはAIの基礎知識から藤田今では自動翻訳システムや音声入力機能、車の自動運転など、AIを用いたツールが日常生活のあらゆる場面で見られるようになりましたが、皆さんの身の回りではいかがですか？廣津先日ドイツを訪れた際、翻訳機能を活用してレストランでの注文をスムーズに行うことができました。コミュニケーションの形が進化しているのを実感します。重原英語の論文を読む際にも翻訳アプリをよく用いています。そこにもAIが用いられていたのですね。翻訳が容易にできることで、外国語に対するハードルが下がるのを感じています。藤田皆さんが日頃活用しているAIは「ArtificialIntelligence」の略で、日本語では人工知能と呼ばれます。簡単に言うと「賢いコンピュータ」のことで、単純な計算にとどまらず、言語理解や空間把握など、人間が持つ概念を理解することが可能です。矢嶋AIや人工知能という単語自体、メディアで取り上げられることが増えてきましたね。藤田そのおかげで「新しく出現した技術」というイメージが強いですが、実はその歴史をたどると誕生は50年以上前になるのです。世界で初めて「人工知能」という言葉が生まれたのは、1956年に開催されたダートマス会議です。開発されて間もないコンピュータに高次のタスクを行わせることを想定して議論がなされました。例えば、平面上で表現された線画をコンピュータに立体物として理解させるためのシステムなどです。重原確かに、人間は平面上でも立体物を認識できますが、それをコンピュータにも認識させようという試みだったのですね。藤田そうなんです。これが第1次人工知能ブームといわれるもので、各機関で人工知能研究が活発化しました。その後訪れる第2次人工知能ブームは、1980年代のこと。それまで学術分野のみで注目されていた人工知能を産業界へ活用することが提唱された時期です。しかし、人間の感覚や経験など、機械では再現できない要素が多く、実用化はなかなか進みませんでした。廣津ターニングポイントとなったのは、ニューラルネットワーク技術の進展でしょうか。藤田悟教授情報科学部ディジタルメディア学科コンピュータ基礎分野サービスシステム研究室1989年3月東京大学工学系研究科博士後期課程修了。卒業後は日本電気株式会社を経て、2008年に法政大学情報科学部に着任。専門はWebシステムや知覚情報処理、知能情報学など。長年、人工知能研究を続けているエキスパート。重原伶花さん情報科学部ディジタルメディア学科4年廣津研究室に所属し、情報プライバシーの研究に関心を寄せている。日頃の学習や研究の中にAIツールを取り入れることもあり、今後さらに積極的に活用したいと考えている。廣津登志夫教授情報科学部コンピュータ科学科コンピュータ基礎分野分散システム研究室1995年9月慶應義塾大学理工学研究科博士後期課程修了。卒業後は日本電信電話株式会社研究所などを経て、2009年に法政大学情報科学部に着任。専門はネットワークやプライバシーセキュリティーなど。MDAP設置準備委員長。矢嶋梨穂さん情報科学研究科情報科学専攻修士課程2年藤田研究室に所属し、学部生の時から自然言語処理をテーマに研究。自ら考え、行動できる人工知能システムの開発が目標。2023年3月の第85回情報処理学会全国大会で学生奨励賞を受賞。0102そもそもAIって何？よく耳にはするけれど、意外と説明できないもの。AIを使いこなすために、まずは理解するところから始めましょう。AIを知るTALK0106

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藤田まさにそうですね。ニューラルネットワークとは、人間の神経回路を模したモデルのこと。このモデルによって、人間に近い形で物事を認識できるようになりました。例えば、犬と猫の写真を見た時、皆さんなら瞬時にそれが犬なのか猫なのか判断できます。これは、経験から多くの犬と猫を知っているので、判断できるのです。ニューラルネットワークは、これと同じように、たくさんの犬と猫の写真を学ぶことで、自動的にそれを識別することを可能にしました。これを応用して、さまざまな問題の認識性能が格段に上がりました。廣津それが2000年代くらいの出来事でしたね。人工知能研究を活性化させる上では、インターネットの登場も大きかったと思います。ニューラルネットワークを用いてデータを学習させる際、インターネットで世界各地からの情報を収集することが可能になりました。リソースが増えたことで、学習機能が高まったのです。藤田こういった、あらゆる分野の技術革新とともに人工知能も進化していき、今は第3次人工知能ブームの真っただ中です。未来の当たり前を創る人工知能藤田現在の人工知能は、人間が与えた情報の中でしか物事を判断できない状態です。しかし近い将来には、人間と同じように言葉を理解し、自ら表現できるようになるでしょう。最近登場した、OpenAI社のChatGPTがその先駆けです。矢嶋私の研究でも、テキストを理解し、それに応じてAIが出力内容を考えるシステムを開発しているところです。ChatGPTと似た機能ですが、異なる構造での実現を目指しています。藤田矢嶋さんの研究が発展すれば、AIが自分で情報を集めながら、課題を解決するシステムが誕生するのではないかと期待しています。まさに、自分で考えるロボットができるかもしれません。矢嶋それに加え、コンピュータが人間の年齢や性別、趣味に合わせて口調や表情を変えられるようになったら、もっと親近感の湧く存在になりそうですよね。重原ロボットが人間のように動くのはアニメの世界でしか起きないと思っていました。いつか実現するかもしれないのですね。廣津今の技術は目まぐるしいスピードで進化しています。5年後の未来も、今とは全く異なるものになっているでしょう。藤田冒頭で、人工知能は「賢いコンピュータ」と表現しましたが、「賢い」は実に相対的な概念です。今の最先端技術も、数年後には当たり前になっているかもしれません。どんな未来になるのか楽しみですね。033回目の人工知能ブームを迎える今。数年後の未来は、今とは全く異なるかもしれない。人工知能研究の変遷【第1次人工知能ブーム（1950年代後半〜1960年代）】「推論」と「探索」が中心に研究される。チェスや数学の定理など、特定の問題の解を提示できるようになる。【第2次人工知能ブーム（1980年代）】専門分野の知識を取り込んで推論を行い、その分野の専門家のように振る舞うプログラム「エキスパートシステム」が注目される。〇〇という条件がそろえば××という返答をする条件式を組み込み、複雑な問題を解決できるようになる。【第3次人工知能ブーム（2000年代〜）】ニューラルネットワーク、ビッグデータとの組み合わせにより、人工知能自身が知識を習得する「機械学習」が実用化される。画像認識や音声認識、翻訳などさまざまな分野への活用が進む。解説解説解説キーワード解説キーワードキーワードキーワード1956年の夏、アメリカ・ダートマス大学で開催された研究者らによる研究発表会のこと。後の人工知能研究の第一人者となるジョン・マッカーシーが主催した。「人工知能」という言葉が人類史上初めて提唱され、そのシステムの実現について話し合われた。01ダートマス会議人間の脳内の神経回路（ニューロン）を数理的に表現したモデル。情報が入力される「入力層」、入力データを計算する「隠れ層」、その結果を表す「出力層」からなり、「隠れ層」の存在によって、入力内容を複雑な要素まで認識できる。ニューラルネットワークを複数結びつけることで深層学習を可能にした。02ニューラルネットワーク2000年初頭から現在に続く、人工知能研究の盛り上がり。ニューラルネットワークやインターネット、さらにはビッグデータの登場により、人工知能が知識を獲得する「機械学習」が容易になったことが大きな要因。日常生活レベルでの実用化が進み、市場規模も年々拡大している。03第3次人工知能ブーム教えて教授！?!07

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「AI」と「人工知能」の違いを正しく知る藤田これまでの会話の中で、「AI」と「人工知能」という2つの表現が混ざっていることに気が付きましたか？重原確かにそうですね。特に大きな違いはないかと思っていました。藤田私の印象では、「AI」という表現は、ちょっとした「バズワード」のように用いられていると感じます。「AI」と聞くと、何となく最先端で近未来的なもの、と思いますよね。しかし本来は「人工知能分野」という50年以上前から続く研究分野の１つに過ぎないのです。廣津今の世の中では、「AI」という単語が独り歩きしてしまっている印象がありますよね。メディアでは、未知のものへの好奇心や恐怖感をあおるために、「AI」を多用している気がします。藤田メディアの発するメッセージだけに触れていると、不必要に遠ざけたり、過信してしまったりします。そうではなく、「何ができて、何ができないのか」をしっかりと見極めることが、今後人工知能と付き合っていくコツなのではないでしょうか。情報科学部で今後ますます日常に欠かせない存在になるであろう人工知能。そんな未来に向けて、私たちに必要な意識とは？正しくテクノロジーを使いこなすための、心構えについて考えました。AI時代を生き抜くために必要なことTALK0208

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は「生成系AIの利用に関する指針」を掲げています。人工知能を適切に活用して、クリエイティブな研究活動の一助にしてほしいと思います。これから重要になるのはニュアンスを感じ取る力廣津重原さんは、英語の論文を読む際に翻訳機能アプリを用いているとおっしゃっていましたが、使っていてどういう印象ですか？重原基本的な翻訳は問題なくできていますが、単語のニュアンスが違ったり、文のつながりが不自然だったりと、まだまだだと感じる部分も正直あります。一見流暢なのですが、よく読むと違和感を覚えるところもありますね。藤田その「違和感」、つまりニュアンスを読み取る力こそ、今後大切にしてほしい力です。学習機能が高まったとはいえ、細かい誤りや不自然さはどうしても生じてしまうもの。あくまでもサポートツールとして活用してほしいと思います。また、人工知能に何を学習させるかを判断するのは人間です。学習内容によって出力結果は異なるため、人工知能にも偏りがあることを覚えておきましょう。廣津ニュアンスを読み取る力を養うためには、じっくりと物事に向き合い、考えることが鍵になります。人工知能ツールの登場で、効率化や時短が今後さらに重視されるでしょう。しかし、時間をかけないと得られない知性や感性があります。自由な時間が多い学生時代に、読書や自然との触れ合いなどさまざまな経験を経てほしいと思います。そうして得たものを糧に、新たな発明や行動につなげてほしいです。技術革新を社会に活かすために廣津新たな技術の登場には負の側面がつきものです。人工知能も例外ではありません。近年、プライバシーや機密情報保護の必要性が高まりました。矢嶋人工知能は学習対象となるデータの存在が鍵となりますからね。いつの間にか自分の情報が流出してしまっているのではないかと不安に思うこともあります。重原私は人工知能とプライバシーの関連性に興味を持ち、現在研究を進めているところです。例えば、住宅の電力消費のデータは、使用電力の削減や最適化のために活用できます。一方で、留守状況や住居人数などプライバシー情報も予測できてしまうのです。私の研究では個人を特定できない形にデー言語を理解して、自ら考えて動くシステムを開発中！私が専門にしているのは自然言語処理です。自然言語処理とは、言語テキストを数的データに変換し、コンピュータが理解できるようにすること。藤田先生の研究室で、言語を理解し、自ら考えて動くシステムを開発しています。これまでは、辞書的な単語の意味を理解できても文脈までは理解できませんでした。しかし、知識を蓄えられる構造にすることで、所有する知識を基に文脈を理解できるように。いつかは自ら思考できるシステムを完成させられるよう日々研究中です。もっと深掘り！こんな研究、しています！09

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タを置き換える方法を模索しています。廣津最新技術の登場によって、我々の社会は確実に豊かになるでしょう。しかしそれは、技術を安全な形で用いることができた場合の話です。今後は、人工知能をはじめとした高度な技術を、社会にどう適応できるかが重要になってくると思われます。デジタル時代に必要なスキルを高める法政大学のプログラム藤田法政大学では、2021年度秋学期から法政大学数理・データサイエンス・AIプログラム（MDAP）がスタートしています。当初はリテラシーレベルのみでしたが、2022年度には応用基礎レベルも開講。情報科学部の教員も授業科目を担当していて、発展的なスキルを身に付けられるのが特徴です。重原私も今学期、応用基礎レベルを受講しています。改めて人工知能やデータサイエンスについて体系的に学ぶことで、新しい発見を得ることができました。廣津このプログラムは、情報科学を専門に学んでいる学生はもちろん、それらに全く触れたことのない文系学生にもぜひ受講いただきたいです。人工知能への理解やデータサイエンスのスデジタル時代に備えて、プライバシー保護に挑む私は廣津先生の研究室で、データから個人を特定する要素を取り除く、「仮名化」をテーマに研究しています。人工知能の根幹をなしているのは、ビッグデータと呼ばれる膨大なデータの存在。情報が集まることで統計や分析が可能になります。一方で、ビッグデータには個人を特定できるプライバシー情報が含まれることも。また、サイバー攻撃や不正利用などで個人情報が流出してしまう危険性も高まりました。「仮名化」を行うことで安全性が高まり、データの利活用の促進が期待されます。もっと深掘り！私たちの生活と数理・データサイエンス・AI（例）金融データを使った資産管理自動翻訳による異文化コミュニケーション購買データを使った売り上げ予測AI画像診断によるがんの発見ドローンとAIを組み合わせたスマート農業データサイエンスセンター詳細はこちら［問い合わせ先］総長室付教学企画室Mail：kyogaku@hosei.ac.jpMDAPの教育の質保証を行うとともに、学生と社会をつなぎ、法政大学が目指す「実践知教育」を推進するために設置。データサイエンスやAIを専門とする教員が結集しています。?法政大学数理・データサイエンス・AIプログラム（MDAP-エムダップ-）所属学部の専門領域の学び数理・データサイエンス・AI領域が持つ論理的思考力×こんな研究、しています！ACTION!全学部生（1～4年次）が対象で、いつでも誰でも学びをスタートできる。フルオンデマンド授業。自分のペースで学習が可能。リテラシーレベルから応用基礎レベルまでの体系的なプログラムを展開。私たちの生活にもつながる数理・データサイエンス・AIについて、文理の区別なく、初学者でも学びやすい！所定要件を満たした学生に大学公認のサティフィケート（修了証）として、デジタル証明書であるオープンバッジを授与。MDAP紹介動画はこちら所属学部の学びと合わせて履修することで、学びの幅を広げよう！数理・データサイエンス・AIプログラム〔MDAP〕10目次に戻る「特集」の過去の記事は大学ウェブサイトからご覧いただけます。

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キルは、今後の社会を生きる上での「お作法」と言っても過言ではありません。もはや理系だけではなく、文系学生も身に付けるべきスキルでしょう。まずはリテラシーレベルから受講してみてください。矢嶋MDAPは学部1〜4年生なら学部にかかわらず誰もが対象で、かつオンデマンドで気軽に受講できるのがポイントですね。廣津できるだけ幅広い学生に受講していただき、最終的にはそれぞれの専門分野で人工知能やデータサイエンスのツールを活用してほしいと思っています。それを活用して何を創り出すか。それは学生の皆さんの創造力にかかっているのです。藤田人工知能にまずは触れてみて、その適切な使い方を自ら模索してほしいと思います。重原今日学んだ人工知能のことや、心構えを胸に留めて、正しくツールを使っていきたいです。矢嶋私も、人工知能の研究をしていながら、実際にツールを用いることはあまりしていませんでした。まずは簡単な作業に用いてみて、どう活用できるか見極めていきたいです。HowtogetalongwellwithAI?-4人が考える、AIとの上手な付き合い方とは-今後重要になるのは「人間であることの意味」。人工知能にはない、自分だけの個性や感性を磨いてください。時間がたくさんある学生時代だからこそ、唯一無二の経験をたくさん積んでほしいです。個性と知性を大切にしてほしい人工知能研究はこれからもどんどん発展していくでしょう。大切なのは正しく機能を理解して活用すること。上手く見極めながら、最新技術を積極的に使いこなしてください。正しく理解し、真偽を見極めて知るところから全ては始まる。法政大学のプログラムを活用して、まずは正しい知識を身に付けよう。人工知能の研究の歴史を初めて知りました。日頃何気なく使っていますが、どういう構造で機能しているのか、もっと知りたくなりました。人工知能の仕組みも知ってみたい今回の座談会を通して、人工知能ツールをもっと積極的に使っていこうと思いました。プログラミングコードなどがどのように生成できるのかを参考にすると、新たな知見が得られ、研究の助けになりそうです。まずは気軽に使ってみるところから11

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原さんがQRコードを発明されて、来年で30年を迎えます。その間に、QRコードは世界中に普及し、暮らしや産業になくてはならないものになっています。開発された時にこれほど広く普及することは予想されていたのでしょうか？自分なりにいいものができたという自信はありました。しかし、産業界でウェブサイトへのアクセスやキャッシュレス決済、航空券や入場券など幅広い用途で使われており、もはや生活の一部に組み込まれているQRコード。その生みの親が、法政大学工学部を卒業し、現在、株式会社デンソーウェーブの主席技師を務める原昌宏さんです。今回は、原さんにQRコードを発明した経緯や仕事に対するポリシーについてお話を伺いました。想像を超えて広く普及したQRコード1RANGETYLEOS法政大学工学部電気工学科1980年卒業1957年生まれ。法政大学第二高等学校を卒業後、法政大学工学部電気工学科に入学。1980年に株式会社デンソーに入社。1994年にQRコードを開発。現在、株式会社デンソーウェーブ主席技師を務める。株式会社デンソーウェーブ原昌宏さんはらまさひろ（現：理工学部電気電子工学科）ABOUT社会で輝く卒業生QRコードの生みの親12

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Interview普及することを想定しており、一般の方々が街中で使うようになるとは思ってもみませんでした。現在はデンソーウェーブの主席技師を務められていますが、どのようなお仕事をされているのでしょうか？QRコードを用いたソリューションが主な仕事です。QRコードを利用したいクライアントに要望を聞いて、それに対応した読み取り装置などのシステムを開発したり、QRコードの機能を拡張する業務に携わっています。どのようなきっかけでものづくりに興味を持ったのですか？小学生の頃にちょうどテレビが白黒からカラーに変わり、とても感動しました。また、アポロ11号が月面着陸に成功した時の衛星中継も衝撃的でした。「技術があればなんでもできるんだ！」と思って、ものづくりの道に進もうと決めたのを覚えています。また、父が技術者で電子部品の製造に関する特許を持っていたんです。親戚の集まりがあると、そのことをいつも褒められていました。それで私もいつかは特許を取れるような技術者になりたいと思うようになりました。法政大学第二高等学校から法政大学工学部電気工学科（当時）に進学されましたが、大学で具体的に学びたいことがあったのでしょうか？子供の頃からモーターで戦車のプラモデルを動かしたりするような遊びが好きだったので、その延長として電気でモノを動かすことがやりたかったんです。私は興味があること以外はやりたくないタイプだったので、大学で毎日、大好きな電気工学の知識を学べるのはとても楽しかったですね。法政大学ならではの校風に影響を受けた部分はありますか？やはり法政大学の教育目標の1つである「進取の気象」ですね。私自身、世の中になかった新しいものを創り出すことが好きですので、今も心に留めています。原さんが自ら開発したQRコードリーダー。開発したQRコードが正確に読み取れるかどうかをチェックするために使う。「最近はたまにしか使いませんが、以前はこのリーダーを使って、毎日のように大量のQRコードを読み込んでいました。一体どれほどの数のQRコードを読み込んだことか」と原さん。QRコードリーダールーペも原さんにとって欠かせない仕事道具の1つ。読み取りに不具合があった時にQRコードを拡大してじっくり見る。そうすると、普通に見ただけでは分からないプリンターによる印刷のにじみやゆがみが見つかることがあるという。「昔はよく使っていましたが、最近はクライアントから読み取りができないといった相談があった時などに時々使っています」ルーペ碁盤と碁石中学生の頃から父親に囲碁を教わっていたという原さん。この碁盤と碁石はその当時から使っていて今も大切にしているもの。QRコードの課題を解決するアイデアは、会社で同僚と囲碁を打っていた時に思いついたという。日常生活の中にある何気ないものが、新しいアイデアを生み出すための重要なヒントになる。ITEMITEMITEM2父のように特許を取れる技術者になりたい3「進取の気象」で世の中になかったものを創り出す13

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ORANGESTYLE卒業後は株式会社デンソーに入社されましたが、どのような理由で就職先を選ばれたのでしょうか？元々はトヨタ自動車の部品の開発・製造を手がけていた企業なのですが、とにかく技術を最優先する会社であることに魅力を感じました。早い時期からコンピューターの重要性も認識していて、当時いち早く音声認識の研究に着手していたんです。私も入社したら音声認識技術の開発に取り組みたいと思っていました。入社してからはどのようなお仕事に取り組まれたのでしょうか？トヨタ自動車では、生産効率を上げるために部品箱にいつ、どこで、何を、どれだけ使ったかといった情報を「かんばん」に書いて管理する「かんばん方式」を取り入れています。デンソーはその情報入力を自動化するためにアメリカで開発されたバーコードのリーダーを開発しました。従来のリーダーは大きくて、手に持てませんでしたが、流通業界で使用できるようにリーダーの小型化に取り組み、今もコンビニのレジで使われているバーコードリーダーを開発しました。たんです。最上階だけ豪華なつくりなのか、他の階と間取りが異なり、窓が大きくて間隔が広めにとられていた。コードの位置を正しく認識させたいなら、最上階のマンションの窓のように周りと異なる特徴を付けてやればいい。そう気付いて、コードの隅にマークを付けることを思いついたのです。しかし、コードの周りに文字などがあると正しく位置を認識できない可能性がある。そこで、さまざまな新聞や雑誌などの印刷物を調査し、文字が印刷された箇所とされていない箇所の白黒の比率を調べました。その結果、「１対１対３対１対１」という魔法の比率を発見したのです。通常の印刷物にはこの比率で白と黒が並ぶことはほとんどないため、コードの位置を正しくスピーディーに判別することが可能になりました。QRコードの開発を始めた経緯を教えてください。バーコードを製造現場に導入したのですが、入力できる情報量が英数字で最大20文字程度と少なく、少し油で汚れると読み取りができなくなるという問題がありました。そこで、1992年からより多くの情報を盛り込めて、多少汚れても読み取りができる二次元コードの開発に着手しました。このプロジェクトは、私がどうしても挑戦したいと会社に懇願して始めたものでした。そのため、私一人で2年以内に完成させると約束したのですが、さすがに一人では厳しいだろうということで、サポートの技術者を一人付けてくれました。そうして、二人で1台のパソコンを使って開発を始めたのです。開発に当たってヒントになるようなものはあったのでしょうか？多くの情報を盛り込むには、白と黒のコードを二次元的に並べればいいことは分かっていましたが、インクがにじんだりゆがんだりすると情報を正確に読み取れないという課題がありました。そんなある時、ふと思い当たったのです。子供の頃から趣味として楽しんでいた囲碁では、碁石が多少ずれて並んでいても、欠けた碁石が入っていても、周りの碁石との位置関係や色で置かれた場所を認識できる。必ずしも盤面に正確に碁石を並べなくてもいいんだと。そこで、あえて白黒の境界線を曖昧に認識した後、修正して再度認識させるプログラムを組み、課題を解決しました。開発に当たって苦労したことは他にもありますか？大容量の情報を盛り込むことには成功しましたが、二次元に広がったコードの位置を正しく認識するのに時間がかかることが問題になっていました。どうしようかと考えていた時に、通勤電車の窓の外のマンションに目が留まっ4技術最優先の姿勢に魅力を感じ入社を決める5何気ないことが課題解決のヒントに14「卒業生インタビュー」の過去の記事は大学ウェブサイトからご覧いただけます。

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InterviewQRコードは画期的な発明ですが、ライセンスフリーで世に出されました。どのような理由があったのでしょうか？どんなにいい技術でも、多くの人に使ってもらえなければ意味がありません。しかし、デンソーはBtoBの企業ですので、BtoCで普及させるノウハウがありませんでした。そこで、ライセンスフリーにして多様なユーザーに用途開発をしてもらい、使い道や可能性を広げていきたいと考えたのです。その結果、空港の入館システムなどさまざまなところで使われるように。さらに、スマートフォンの普及により一気に拡大しました。人々の日常の生活に貢献できている現状を思うと、あの時ライセンスフリーにして良かったと改めて思います。現在も主席技師として現場に立たれていると伺っています。やはり自分が作ったものが使われる現場を見ることは大切です。本当に使い勝手がいいのかどうか確認するには、現場を見て、ユーザーの声を直接聞かなくてはなりません。新しいものを生み出すために必要なことは何だと思われますか？見方を変えることですね。技術者はどうしても1つのことに集中すると視野が狭くなりがちです。そんな時はちょっと気を抜いて、いろんな情報に触れてみる。そうしていろんな観点を持つことがmessageforstudents大学時代に先生から言われて心に残っているのが、「思ったことをやれ」という言葉です。新しいものを作ろうとした時に、確実にできると分かってから始めると出遅れてしまいます。成功するか失敗するか半々くらいであれば、やった方がいい。たとえ失敗しても次につながるヒントが必ずありますから。とにかく思いついたことがあれば、行動を起こすことが重要です。また、常に好奇心を持ち続けることも大切にしてください。いろんなことに興味を持って、調べて、体験すれば、後で必ず役立つはずです。在学生へのメッセージ6見方を変えることで新たな気付きを得る気付きにつながると思います。今後、QRコードはどのように進化していくのでしょうか？すでに機密情報を守るセキュリティー機能を持ったSQRCやコードの50％が汚損しても読み取れるtQRといった技術を実用化しています。今後の目標はさらに大量の情報を盛り込めるコードを開発することです。現在のQRコードには、英数字で7089文字の情報が入りますが、画像データを盛り込めるまで情報量を増やしたいと考えています。それが実現すれば、インターネット環境がなくても心電図やレントゲンなどの診療データを簡単に持ち運ぶことができ、災害時などいざという時に適切な治療が受けられるようになると期待しています。15目次に戻る

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リアルな教育現場でのプロジェクトを通じて、主体的に考え、実践する力を身に付ける私が成長できた場所ゼミ・研究室紹介キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科遠藤野ゆり教授ゼミ#臨床教育学#教育プロジェクト瓜生智哉さん3年天野光結さん3年―遠藤ゼミを選んだ理由を教えてください。天野1年次に受けた入門科目が面白かったこと、先輩方から「遠藤ゼミでは興味のあることを突き詰められる」と聞いたことなどが理由です。瓜生ゼミ見学の際に、学生同士の活発なディスカッションに感動し、遠藤ゼミに入りました。ここでなら、熱い思いで教育に向き合う仲間に出会えそうだと感じました。―ゼミ活動では任意参加の教育プロジェクトがあるとお聞きしましたが、お二人は参加されたのでしょうか？瓜生伊豆大島の中学校でのプロジェクトに参加しました。このプロジェクトは、中学生が「自分の将来に対しての視野を広げる」ことを目的に実施しています。プログラムは2日間ですが、準備には3カ月ほどかかりました。いきなり知らない大学生が来ても打ち解けてもらえないだろうと考えて、PR動画を作ったり、先に生徒会のメンバーとオンラインで顔合わせをしたりと、入念に準備。ワークショップの1日目は、自己分析や大学に生徒の生の声に即したプログラムを企画することを心掛けるようになりました。これは実際に教育現場に行ったからこそ、気付けたことだと思います。瓜生「大学生と関わるのは新鮮でいい刺激になる」といううれしい声があった一方、「もっと大学生としてのアドバイスが欲しかった」という改善コメントもいただきました。中学生主体のワークショップを意識したのですが、生徒に考えさせる部分を入れつつも、こちらがもう少しリードすれば良かったのかもしれません。遠藤先生がいつもおっしゃっている「当たり前を疑いなさい」「それって本当に正しいの？」という言葉の意味が分かりました。自分の「良かれ」が相手にとっては必ずしもそうではないと痛感したので、今後に活かしたいです。―大切な気付きを得られたのですね。普段のゼミ活動を通して、気持ちや考え方に変化はありましたか？天野ゼミではディスカッションの機会が多く設けられています。さまざまな意見に触れることで、世の中には自分が思うよりも多くの選択肢があると気付き、日常でも柔軟に物事を考えられ16「ゼミ・研究室紹介」の過去の記事は大学ウェブサイトからご覧いただけます。

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臨床教育学を専門とするゼミです。地方の中学校や高校と連携した教育プロジェクトなど、さまざまな教育現場での体験から、現実に即した教育の在り方を学んでいきます。ABOUT遠藤野ゆり教授ゼミるようになりました。可能性を狭めてしまわずに「こんなこともできるのでは？」と、視野を広く持って何事にもチャレンジしていきたいです。瓜生ゼミに入る前は自分の意見を飲み込んでしまうことが多かったです。でも今は、「他人と違っていてもいい」と考えられるようになり、以前よりも気楽に発言できるようになりました。自分とは違う考え方や価値観を否定しない遠藤ゼミだから、そう思えるようになったのかもしれませんね。ついての理解を深めるワークに取り組んでもらい、2日目にはどんな職業に就きたいのかを考えてもらいました。天野私が参加しているのは、富山県の高校でのプロジェクトです。このプロジェクトは、進路選択を考える時期にある高校生が「人生の選択を自分で決めることの重要性に気付く」ことを目標に実施しています。最初は自己分析のワークショップからスタート。次に私たちが大学や学部を選んだきっかけ、大学生活の様子などの話から、どんなキャリアを描きたいかを考えてもらうようにしていきました。高校の先生方との打ち合わせ、役割分担、ワークショップの内容、交流会の段取りなど全て自分たちで考えて実行するのは、簡単ではなかったです。でも苦労した分、得られたものが多かったのも事実です。自分の行動に対する責任感が養われたり、多くの人と1つのものをつくり上げる喜びを知ったりと貴重な経験ができました。―プロジェクトには、どんな反響がありましたか？天野学校の先生方からは高評価で、次回のワークショップへのリクエストもいただいており、とてもうれしいです。さらに、新たな気付きもありました。ワークショップを行ってみると、先生方から聞いていた生徒の様子と実際の生徒の印象や生徒の生の声に少しギャップがあるように感じました。そこで、それ以降は遠藤ゼミの魅力は、学生の決定権が大きく、それを互いに尊重し合える環境であること。学生が中心となる場面が多く、主体性が磨かれます。ゼミ選びの際は「ゼミ活動を通して何を実現したいか」を重視するといいと思います。富田理子さん4年のゼミ自慢ゼミ生教授遠藤野ゆり教授研究分野／臨床教育学教室では議論を通して多様な意見に出会い、違いを掘り下げ認め合う。プロジェクト（現場）では机上の理論が通じない課題にぶつかる。両輪の経験を経て、他者に配慮しながら決断し、行動できる主体性を身に付けます。17目次に戻る

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南極地域観測隊の活動から地球温暖化に立ち向かうヒントを教えて先生!５分間で研究の面白さを少しだけ紹介あすか基地みずほ基地ドームふじ基地南極点昭和基地南極大陸MAP日本の約37倍、約1,390万km2もの広さを持つ南極大陸（マップで示しているところは日本の観測拠点）社会学部社会政策科学科澤柿教伸教授北海道大学大学院環境科学研究科修了。博士（環境科学）。専門は氷河地質学、自然地理学など。北海道大学を経て2015年より法政大学。1992年から2023年までの間に4度にわたる南極地域観測隊への参加を経験し、2021年から2023年には私立大学教員初の越冬隊長（第63次南極地域観測隊）も務めた。南極大陸やヒマラヤ山脈、アルプス山脈には氷河や氷床と呼ばれる巨大な氷の塊が形成されています。氷河には「地面を削り、土砂を運び、ためる」という3つの作用があり、それらが環境に及ぼす影響を調べる学問が「氷河地質学」です。主たる研究は、南極研究です。1992〜94年に訪れた最初の南極調査で、ある珍しい地形を発見したことが研究の始まりです。液体の水が存在しない南極の地表に、水が流れたような形跡を見つけたのです。沢登りが趣味の私には見慣れた川の痕跡でしたが、「南極には水がない」という固定観念にとらわれていたら見逃していたかもしれません。「これは水がつくった地形だよな…だとすれば水は一体どこから？まさか氷床の下に？」。次々と疑問が湧き、早く日本に戻って本格的に研究したいと悶々としたものです。当時、ヨーロッパなどでも同様の地形が見つかっていましたが、氷によって削られたものだとみなす研究者が大多数でした。私のように水が流れてできた地形だと考える研究者は少数派だったのです。しかし、その後の調査・研究で、徐々に南極氷床の底のあちこちには広大な水たまりがあり、現在も川のように水が流れていることが判明しました。近年では、氷の下の水中の様子をビデオカメラに収先生のご専門である「氷河地質学」とはどんな学問ですか？これまでどのような研究をされてきたのでしょうか？南極の思い出アイテム12345611966年に建設された昭和基地旧電離棟の金具。南極の冷気と猛吹雪に耐えうる当時のプレハブ技術は、その後の日本のプレハブ工法の走りとなりました。昭和基地のプレハブの金具2ブリザードに含まれる氷が激しく中心にぶつかることで、きれいにえぐられています。猛吹雪の起こる南極ならではの現象です。中央が氷を含む風で削られた石水深1500～2000ｍに沈めたもの。水圧が均等にかかるため、六角形の整った形で圧縮されています。※マグカップの縁は、元々は円形でした。カップラーメンの容器とマグカップ34作業時は常にヘルメット装着が必須！後頭部には「エット―隊長」の文字が。ヘルメット5観測隊員に支給されるジャンパー。袖の部分には自分がこれまで所属した隊の名称が縫い込まれています。ジャンパー6氷が融けだす時に聞こえる「パチパチ」という音は、中に閉じ込められた太古の空気の音です。南極の氷Profile18「教員研究紹介」の過去の記事は大学ウェブサイトからご覧いただけます。

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Future研究で実現したい未来2観測や研究の合間にミッドウィンター祭（冬至祭）を開催（南極では6月が冬至に当たる）。おいしい料理に舌鼓を打ち、親睦を深める4日間を過ごします。ミッドウィンター祭（冬至祭）1南極では、風に舞う雲母のかけらや強烈な静電気のダメージで、電子機器がよく壊れます。予備の携帯電話やパソコンは必須アイテムです。電子機器には厳しい環境3南極では水が大変貴重なため、節水第一。必要に応じて氷を融かしてろ過・殺菌し、生活用水を確保しています。下水はフィルターを通し、きれいな水にして海に流します。南極の水事情めることにも成功しました。水中生物が泳ぐ姿が映っているのを見て、感動を覚えました。南極地域観測隊は研究者、施設・設備のメンテナンス要員、調理・医療スタッフなど各分野のスペシャリストで構成されています。研究者はオーロラの観測、上空の大気の計測、ペンギンの個体数調査などさまざまな調査に取り組みます。いずれも、環境や生態系などの研究に寄与する重要なものです。ただ、観測隊、特に越冬隊は32人と少数精鋭なので、研究活動だけに従事するのではなく、発電機の修理など他の業務を手伝うことも度々です。最先端の研究活動も大切ですが、協力して厳しい環境を生き抜き、60年以上続く昭和基地の観測機能を止めないことが優先事項です。隊長の主な役割は、隊員の安全確保です。南極では、快晴がほんの数分で1m先も見えないような猛吹雪であるブリザードに変わることがよくあります。隊員の生命を守るために、「外出禁止」「作業所待機」「単独行動禁止」など、スピーディーに的確な指示を出すことが重要でした。また、隊員の心身のケアも欠かせません。今回の調査では、地球温暖化による海水温の上昇で棚氷（南極大陸の縁にある氷の庇）が少しずつ融けていることが分かりました。現在は、氷床の下の水たまりと、その水によって融けかかっている氷が今後環境にどんな影響を及ぼすのかを研究中です。地球温暖化そのものを止めることは難しくても、現在起こっている事象を解明できれば、将来何らかの対策を講じることができるでしょう。さらに、今回は新たな掘削拠点である「ドームふじ観測拠点Ⅱ」を設け、次の観測隊に調査を引き継ぐことができました。ここには他の国が到達していない100万年前の氷があり、掘り進めた先に一体何があるのか楽しみです。南極地域観測隊の活動について教えてください4回目の南極調査で務めた越冬隊長の役割について教えてください南極での生活エピソードcolumn南極観測・研究のより深い内容やゼミ活動について、南極の写真と併せて大学ウェブサイトに掲載しています。得られた研究成果は、今後どのように役立つのでしょうか?ひさしと地球温暖化は確実に進んでいて、現在ティッピングポイント（転換点）にあるといわれています。ここでいかに進行を食い止められるかで私たちの未来が変わります。観測隊が小中学生向けに活動を周知するために実施している「南極教室」などを通じ、一人一人が環境問題改善につながるアクションを起こしてくださるとうれしいですね。これからも南極氷床の研究を進めることで、次の世代につないでいきたいと思います。ミッドウィンター祭でのかまくらイベントの様子。雪山に穴を掘って、その中で隊員たちが鍋を囲むだんらんのひと時※-35℃に冷え込んだ8月上旬正午頃の昭和基地。この時期は太陽が全く出ない「極夜」が明ける頃で、まだ太陽高度が低く夕日のように見える※毎年越冬期間の終盤には、広報活動などのために持ち帰る“南極の氷”を採取※※写真：国立極地研究所提供19目次に戻る

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た。以来、高校・大学とフェンシング中心の生活を送っています。フェンシングには「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種目があり、私が最も得意としているのは「サーブル」です。他の2種目は剣先にしかセンサーがないのですが、サーブルでは剣全体での攻撃が可能。代表的な「突き」以外にも、「斬り」という技が用いられるのが特徴で、大きな動きが見どころです。また、フェンシングでは相手の一瞬の隙を狙って技を繰り広げるため、相手の息遣いや、視線を読み取る駆け引剣さばきに魅了されてフェンシング一筋の道に私がフェンシングと出会ったのは、中学生の時です。両親のすすめで何気なく参加したフェンシング部の体験入部で、剣を用いて対戦する迫力に魅了され、興味を持ちました。4歳の頃から続けていた空手の影響で、対人で戦うことに恐怖がなく、人よりも吸収が早かったのかもしれません。気付けば練習に熱中していて、中学2年の時に全国大会優勝を果たすことができましきが重要となります。私は空手で培った瞬発力や動体視力を強みに、果敢に攻めるフェンシングを得意としています。フルーレやエペと比べて試合展開の早いサーブルだからこそ、強みを活かせるのかもしれません。「勝敗」ではなく、「質」にこだわるここまでフェンシングに打ち込めているのは、試合に勝った瞬間の喜びが忘れられないからです。しかし、競技を続ける中で一番難しいのは「勝ち続ける」こと。試合で結果を残せるようになり、日本代表の枠が視野に入るようになると、いつしか「負けてはいけない」とプレッシャーを感じるようになっていました。勝敗だけに執着し、競技を楽しめない期間が続いてしまいました。このままでは競技を好きでいられなくなってしまう。そう思い、「勝ち」へのこだわりを一度捨ててみることに。重視すべきは結果ではなく、「質」であると考えるようにしたんです。守りに入らず、積極的に攻められたか。自分らしいフェンシングで夢の大舞台へActive法大生の挑戦法学部国際政治学科3年2022年フェンシング世界選手権女子サーブル団体戦3位入賞法政大学フェンシング部所属尾﨑世梨さん2022年1月にジョージアで行われたワールドカップ（W杯）で個人ベストとなるベスト8入り。試合に勝利し、喜んでいる瞬間。20

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一本一本のどこが良かったか。そういった試合内容の振り返りを丁寧に行い、次回に活かすよう意識しました。そうした心掛けが実り、今では緊張感のある試合でも競技を楽しみながら挑むことができています。競技生活を支える、フェンシング部の存在日本代表選手を多く輩出し、超名門である法政大学フェンシング部は、フェンシングをやっている人からすると、憧れの存在でした。高校生の時に出場した全日本選手権で偶然、法政大学の選手と対戦する機会があり、明るい表情でのびのび競技をしていた姿が印象的で、こんな先輩方と共に上を目指したいと思い、入部を志しました。入部後もその印象は変わっていません。全部員がフェンシングへの熱意を持っていて、互いに高め合える環境だと感じます。厳しい上下関係はなく、技術向上のためなら後輩から先輩へアドバイスする場面も珍しくありません。現在は、味の素ナショナルトレーニングセンターで強化選手として練習しているのですが、そこに集まるのは日本代表を争うライバルたち。緊張感が漂う中で練習をしていると、ふと、法政フェンシング部のアットホームな雰囲気が恋しくなり、部活の練習に顔を出すこともあります。間違いなく、心のよりどころになっていますね。目指すは来年の大舞台、パリオリンピック今は、2024年のパリオリンピック出場権獲得に向けて日々練習を重ねています。本番で自分らしい攻めのフェンシングを発揮し、悔いのない試合にできるよう、さらなるステップアップを目指します。そもそもフェンシングとはどういう競技ですか？中世ヨーロッパの騎士の剣術にルーツを持ち、1896年のアテネ大会以来、毎回オリンピック正式種目に選ばれている伝統あるスポーツです。2人の選手が「ピッチ」というコートで向かい合い、剣で有効面を攻撃し合って点数を競います。剣が有効面に当たり、センサーが反応したら得点です。「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種目からなり、個人戦と団体戦があります。13つの種目の違いを教えてください。使用する剣や、得点になる有効面の範囲などが異なります。フルーレとエペでは剣先にのみセンサーがあるため「突き」だけが得点となりますが、サーブルでは剣全体にセンサーがあるため、胴体を剣で「斬る」動作も加わります。また攻撃の対象となるのは、フルーレでは背中を含む胴体、エペでは全身、サーブルでは上半身全体です。種目ごとに試合展開の速さや、動きの大きさが異なるので、ぜひ注目してみてください。2フェンシング界で日本のレベルは上がってきているのでしょうか？東京オリンピックの男子エペ団体で金メダルを獲得するなど、近年特にレベルの高まりを感じています。私が出場した2022年世界選手権女子サーブル団体でも、日本初となる銅メダルを獲得することができました。日本人は比較的小柄ですが、その分フットワークや心理的な駆け引きを強みに、海外選手に負けず劣らずの試合を繰り広げています。パリオリンピックでの日本勢の活躍を楽しみにしてください！3憧れの選手はいますか？2022年の全日本選手権決勝で対戦した、世界ランク１位の江村美咲選手です。練習だけでなく、日常生活や食事の面でもストイックな点を感じます。また、法政大学の卒業生である見延和靖選手が東京オリンピックで金メダルを獲得したことにも刺激を受けています。私も誰から見ても強く、オリンピックで活躍できるような選手を目指して、これからも頑張ります!4フェンシングについて、尾﨑さんに聞いてみた!意外と知らない？2022年7月にエジプトで行われた世界選手権大会で団体3位。メダルをかけ、3位決定戦で戦う場面。右が尾﨑さん。2022年6月に韓国で行われたアジア選手権で団体2位。攻撃を決めた瞬間。左が尾﨑さん。21「学生活動紹介」の過去の記事は大学ウェブサイトからご覧いただけます。目次に戻る

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Summerishere!opencampus目次に戻る22

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CAMPUSofICHIGAYA/TAMA/KOGANEIsummerfestival23

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SUPPORTER'SASSOCIATIONNEWS後援会だより後援会の活動報告後援会の多岐にわたる活動についてご紹介しますオンライン公開就職状況に関する資料例年の父母懇談会で会員の皆さまにご聴講、ご参加いただいておりますプログラム、大学職員による「就職状況」等に関する説明資料を今年度もオンラインにて公開しています。2023年度法政大学後援会総会電子表決結果のご報告全ての議案において、行使された議決権の賛成が半数を上回り、6月3日（土）付けにて可決・承認されましたことをご報告いたします。※電子表決が行われない場合は、議長に一任いただいたものとして取り扱いました。「就職状況」等に関する資料の閲覧には、後援会ウェブサイトの会員限定特設ページにアクセスし、IDとパスワードの入力が必要です。https://www.hosei-koenkai.org/members総会資料は後援会のウェブサイトに掲載しています。https://www.hosei-koenkai.org/2023年度首都圏父母懇談会のご案内東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県在住の父母の皆さまへ、8月下旬よりキャンパスごとに順次案内状を発送する予定です。案内状記載のURL及び、二次元コードよりお申し込みください。交流のきっかけに、一度参加してみてください首都圏だけでなくお住まいの地域にも支部があります市ケ谷キャンパス10月1日（日）法学部、文学部、経営学部、国際文化学部、人間環境学部、キャリアデザイン学部、デザイン工学部、GIS（グローバル教養学部）の父母・保証人対象小金井キャンパス10月8日（日）情報科学部、理工学部、生命科学部の父母・保証人対象多摩キャンパス10月14日（土）経済学部、社会学部、現代福祉学部、スポーツ健康学部の父母・保証人対象※締切日厳守にてお申し込みください。支部会員〔首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県在住)以外〕の父母・保証人の皆さまへ支部総会・父母懇談会案内状オモテ面に記載のURL及び、二次元コードよりお申し込みください。24

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2023年度後援会役員2023年度の後援会役員が決定しました。会長和佐原征一郎副会長小出由起子/小林こずえ/白鳥高/渡邉千恵総務地頭江正美/下村利恵/豊田稔子/昌山友美子/山﨑雅彦/荻野賢司/佐々木英世常任幹事４年：荒田栄作/喜多紀州/小泉千恵/中島順子/萩原順子/間瀬頼彦３年：岡島健/坂井英美子/渋谷美由紀/林弘行/本田美輝/丸塚久美２年：石原修二/泉浦絵美/鎌田祐子/菅野美穂/幸山美佐子/山上晃央幹事４年：新井健一/稲木裕加里/岩田敏一/尾島淳/菅野一郎/桑原宏隆/坂本隆/笹林真弓/米元麻枝３年：赤塚真紀子/石塚好明/太田ヒカル/木田橋あすか/髙橋裕昌/竹久久美子/田中豪博/土谷純二/中西良尚/仲村直規２年：井崎美妃/長田信春/郡司貴志/兒玉さよ子/佐伯康子/齋藤理香/櫻井俊明/佐藤晃/志満光史/須永幸代/冨士豪生/森川洋/山川隆治/山口恵美１年：市川慎次郎/伊東果枝/奥山敏/金子順子/清岡泉/佐々木秀雄/助川千尋/高津尚晃/高橋誠/谷山雄一/中垣貢一/長倉明美/萩原泰子/畠山庸一/廣瀬宏二/福田毅/星野美穂子/松山繁博/村井智枝/目野愛子/山之内淳史/渡部真紀監査石井亘/西山広二郎2023年度法政大学後援会運営委員前列左から後列左から小出由起子副会長、小林こずえ副会長、和佐原征一郎会長、白鳥高副会長、渡邉千恵副会長荻野賢司総務、地頭江正美総務、下村利恵総務、昌山友美子総務、豊田稔子総務、山﨑雅彦総務、佐々木英世総務25

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雲ひとつない晴天に恵まれた4月29日（土･祝）、東京六大学野球応援を後援会･校友会･大学（学生･教職員）で一斉に行うHSC（法政スポーツコミュニティ）統一応援が開催されました。対する相手は昨年春秋連覇を果たした明治大学。ここまで勝ち点2で並んだ法大と明大の決戦の舞台は神宮球場。3年ぶりに、応援団と一緒に応援することが可能になりました。法政大学応援団（岸野友亮団長）の気合の入った応援にリードされ、オレンジ一色に染まった三塁側スタンドは、神宮球場に「チャンス法政」を幾度となく轟かせます。この日先発のマウンドに立ったのは、エースの尾﨑完太投手です。初回に犠飛で1点こそ失うものの、4回裏までは持ち味の強いストレートと落差の大きなカーブをうまく使い分け、緩急で打者を翻弄します。すると法大打線が奮起し、4回表には内海貴斗選手の適時打で同点に追いつき、5回表には代打で起用された浦和博選手が右翼手の頭上を越える適時二塁打を放って2点を勝ち越します。しかし喜びもつかの間、5回裏から登板した武冨陸投手が明大打線につかまって同点に追いつかれました。同点のまましばらく硬直状態が続きましたが、8回表、一死二塁から高原侑希選手が右中間を真っ二つ！つ喜多紀州（皓美/スポーツ健康学部）後援会常任幹事GOJINGU!神宮へ行こう!GOJINGU!神宮へ行こう!いに均衡を破って再び1点をリードするも、その裏、吉鶴翔瑛投手が痛恨の2点本塁打を浴び、手に汗握るシーソーゲームに終止符が打たれました。皆さまと一丸となって行う応援は、〝楽しい〞の一言に尽きます。このイベントに参加して良かったと心から思いました。一度、体験してみてください。きっとそこには感動があります。GOJINGU！神宮へ行こう！東京六大学野球・春季リーグ戦26

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5月２０日（土）、市ケ谷の九段校舎「第一会議室｣にて、２０２３年度後援会首都圏本部「新幹事予定者説明会」を開催いたしました。今年度の新幹事予定者は、1年の新規、2･3年の欠員補充の合計29人です。説明会は、昨年度に続き今年度も対面形式で実施できました。コロナが落ち着き、5月1５日（月）から大学の行動方針レベルが０に変わったことを受け、後援会でも今年度はできるだけ対面での活動を増やし、コロナ前のような密度の濃い交流をしたいと考えております。説明会では、役員･幹事予定者の紹介の後、後援会の組織と運営および幹事の役割と、事業計画と予算案および後援会行事予定について説明いたしました。続いて、卒業生･後援会連携室からHSC（法政スポーツコミュニティ）についてご案内いただきました。GWに行われた「春の東京六大学野球」では、久しぶりに応援団を交えて応援ができ、大いに盛り上がりました。今年度も後援会一丸となって、学生スポーツを盛り上げていきましょう。説明会の後は、市ケ谷キャンパスの見学会を行い、午後からは、小金井キャンパスと多摩キャンパスに分かれて見学会を行いました。教室や、ラウンジ、自習室など、至る所でWi－Fiなどのネットワーク環境が整っており、大学が子どもたちの学ぶ環境をしっかり整えてくれていることが分かりました。また、それぞれのキャンパスには、至る所に後援会が寄贈したものがあり、見つけ小林こずえ（桜子/現代福祉学部）後援会副会長新幹事予定者説明会･キャンパス見学会報告2023年度〒102-0073東京都千代田区九段北3-2-3法政大学九段校舎4F所在地TEL03-3264-9350FAX03-3264-9367E-MAILkoenkai@hosei.ac.jp後援会ウェブサイトhttps://www.hosei-koenkai.org/法政大学後援会事務局るたびに後援会が大学と子どもたちの役に立っていることを実感できました。朝9時半に始まって、一日がかりのイベントでしたが、大学や後援会を知る良い機会となりました。最後に、キャンパス見学会開催に当たり、ご協力くださった大学関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。27目次に戻る

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HOSEIミュージアムVol.035明治時代、地方の若者たちが東京の学校に入学することを「上京遊学」または「東京遊学」と言いました。明治20年代頃、江戸時代の全盛期を超えた東京の人口。名実ともに東京は日本の首都となっていくのです。現在の霞が関にあった各省は、それぞれ付属の学校を設置。例えば、司法省（現：法務省）の司法省法学校に士族層を中心とした若者が集まりましたが、官立の学校は一部のエリートしか通えませんでした。自由民権運動のうねりの中、法律を学ぼうとする若者たちが増えると私的な法学教育が始まり、法政大学のルーツとなる私立法律学校が誕生しました。東京法学校（現：法政大学）、専修学校（現：専修大学）、明治法律学校（現：明治大学）、英吉利法律学校（現：中央大学）、東京専門学校（現：早稲田大学）の５校は当時、「五大法律学校」と称され、日本全国から多くの学生たちを集めました（❶）。学生らが手にしたのは、当時刊行されていた各種の「遊学案内」（❷）。そこには各学校の場所、授業科目、学費、教員陣のほか、東京の地図や交通事情、人力車の運賃なども紹介されていました。「遊学案内」には共通して、冒頭に上京の際の心得が記されています。『東京留学案内』では「遊学」における５つの要件を提示しており、具体的には第一にすぐに上京を考えずにまずは地方で実力を養成すること、第二に遊学した者は目的を忘れないこと、第三に学校をきちんと選ぶこと、第四に遊びほうけないこと、第五に健康に気を付けることとありました。また、同書の「東京法学校」の項には「本校ニ於テ政事ニ関スル事項ハ一切之ヲ講セズ」とあり、政治活動への接近に慎重だったボアソナード教頭の考えを知ることができます（❸）。もとより、法政大学の創立者も、最新の「法学知」を学ぶために現在の大分県と京都府から上京した若者たちでした。その一人、さった薩埵まさくに正邦（❹）が述べたとされる「東京法学社開校ノ趣旨」（1880年）によれば、明治維新後の日本において今後は腕力の時代は終わり、法律を学び、普及させていくことこそが世の中を動かしていくとうたっています。若者たちの「学ぶことへの意欲と情熱」こそが、次の時代を作り上げていくのでしょう。❹さった薩埵まさくに正邦所蔵品や史資料から法政大学をひもとく❷各種「遊学案内」❸「東京法学校」の項目（『東京留学案内』1885年）HOSEIUNIVERSITYMUSEUM－明治期の「遊学案内」－上京学生たちのガイドブックHOSEIミュージアム2023年度特別展示※BTはボアソナード・タワーの略2023年9月1日（金）9月30日（土）～都市と大学―法政大学から東京を視る―外濠校舎6階・BT26階HOSEIミュージアム・サテライト市ケ谷BT14階博物館展示室過去に掲載した記事は大学ウェブサイトに掲載しています。デジタルアーカイブの閲覧やミュージアム・コアの展示内容などを確認したい場合はHOSEIミュージアムウェブサイトをご覧ください。CheckMore!https://museum.hosei.ac.jp/制作協力：法政大学HOSEIミュージアム事務室❶『東京五大法律学校連合討論筆記』（1889・1890年）28

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法政大学校友会は、2019年度に「HOSEIOrangeCommunity（法政オレンジコミュニティ）」（通称HOC）を立ち上げました。このコミュニティでは20～30代の青年層の卒業生を主な対象として、仕事や趣味に活かせる取り組みや情報発信などを行っています。今回は、５月19日（金）に開催されたアパレルブランド「RAHAKENYA」代表の河野理恵さんによるオンライン講演イベントの様子をお伝えします。校友会だより一般社団法人法政大学校友会（以下、校友会）は、「法政ネットワーク」強化により校友会憲章にうたっている「価値の創生・共創」を基本理念に、大学、後援会と手を携えて三位一体で諸事業を推進してまいります。fromHoseiUniversityAlumniAssociationHOCが取り組むオンラインイベントの開催報告HOC（法政オレンジコミュニティ）とはケニアの布市場では、彩り鮮やかで柄の種類が豊富なアフリカ布が並ぶ商品ができるまでの流れを紹介。ケニアでのサンプル製作はスピーディーに進む今後もHOCではさまざまな情報を発信していく予定です。HOCの取り組みについては右記の二次元コードからご覧ください。河野さんの講演内容に興味がある方は、右記の二次元コードから動画をチェックしてみてください。自分自身の夢や目標に向かって行動を起こすためのヒントを得ることができるかもしれません。河野さんは、大学卒業後、介護職、通信教育部編入、転職などを経て、2017年に結婚を機にケニアに移住。2018年にアフリカ布のアパレルファッションブランド「RAHAKENYA」を立ち上げ、アパレル商品の企画、制作および販売を行っています。今回の講演では、そこまでに至った自身の経験を通じて、夢を実現するために必要な勇気や行動力について語られました。ケニアでの生活やビジネスの立ち上げにおいて、多くの困難に立ち向かいながらも、「小さな一歩」を踏み出すことの重要性を強調しました。最近は、現地での体験プログラムの実施やゲストハウスの運営など幅広い事業を展開し、活動を広げています。一児の母として、現地での育児と仕事の両立についても語ってくださいました。～経営経験ゼロ、英語を話せない私がケニアでアパレルブランドを始めたきっかけ～1987年生まれ。2010年キャリアデザイン学部卒業。河野理恵さん講師RAHAKENYA代表小さな一歩を踏み出す勇気一般社団法人法政大学校友会事務局Tel03-3264-1831Eメールinfo@hoseinet.or.jpウェブサイトはこちらから▶校友会公式アプリ配信中！https://yappli.plus/hoseiダウンロードはこちらから▶小さな一歩を踏み出すことで物事が好転していくイメージがつきました！大変有意義な時間でしたし、貴重な機会でありがたかったです。河野さんの起業秘話をざっくばらんに聞けたこと、何より河野さんのお話が上手でブランドに込める想いが伝わり引き込まれました。参加者からの声29目次に戻る

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本学に関する注目トピックスをご紹介HOSEITOPICS法政グローバルデイ2023を開催しました文部科学省の補助事業「スーパーグローバル大学創成支援事業」の一環として、学生の実行委員が中心となり、参加者の国際協力・国際交流への興味を喚起することを目指して、企画・運営を行いました。国際協力分野の実務者による「グリーンウォッシュ」をテーマとした講演や、学生が企画した「国際問題」「文化」「言語」「留学生」「サブカルチャー」の5つのテーマに基づくワークショップを実施。当日は関係者を含め100人を超える方々が参加しました。またイベント冒頭では、本学で国際的な取り組みに積極的に参加した学生を表彰する「グローバルポイント制度」の2022年度表彰式も実施しました。企画から運営まで中心となって行った学生実行委員法政グローバルデイ2023学生企画「文化ブース」でのワークショップの様子NEWS2023年度本学独自の奨学金の採否結果を発表新・法政大学100周年記念奨学金、法政大学サポーターズ奨学金、法政大学評議員・監事奨学金、大成建設株式会社奨学金、株式会社エイ月下旬に発表されます。申請された方は、法政大学情報ポータル内のメインメニュー「奨学金申請」でご確認ください。採用期間は1年間で、年額を2回に分けて給付します。8月下旬月下旬に申請の口座に振り込み予定です。奨学金・貸費金制度にいずれの奨学金も返済不要の給付型ですが、関するお知らせ2023年度中に休学、退学、除籍などの学籍異動があった場合は、返還の義務が生じます。また今年度の採否を問わず、毎年申請が可能です。2024年度年6月を予定しています。NEWS2023年度大学祭日程2023年度の各キャンパスの大学祭日程は下記の通りです。※下記は予定であり、変更の可能性もあります。市ケ谷多摩小金井準備大学祭11月1日水3時限以降11月2日木11月5日日10月13日金3時限以降10月14日土10月15日日11月1日水11月2日木11月4日土法政フェア2023を開催します法政フェアは、すべての“法政ファン”に向けて、法政大学を深く知ってもらい、継続的に大学と関わる・利用するきっかけとなることを目的に開催しています。2023年度の実施に関するご案内は、下記二次元コードからご確認ください。法政フェア2023のご案内REPORT多摩キャンパスでスポーツフェスティバルを開催多摩キャンパスの開設以来、毎年恒例の新入生歓迎を目的とした「スポーツフェスティバル（通称「スポフェス」）」を開催。今年度は屋年ぶりに屋内種目も追加し、フットサルやバレーボールなどさまざまな競技を行いました。参加者は約750人と、コロナ前を上回る学生が参加し、スポーツを通じて交流を深めました。スポーツフェスティバル法政フェアについてのお問い合わせ先：卒業生・後援会連携室03-3264-4924(平日9:00～11:30、12:30～17:00)koyu@hosei.ac.jp30

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本学専任教職員の最近の著書、編纂書、訳書をご紹介HOSEIBOOKS※日外アソシエーツ図書内容情報BookPlusを参照キャリア開発論〈第2版〉自律性と多様性に向き合う日本経営論具体的トピックスやデータを織り込みながら「自律性」と「多様性」をキー、ワードに「個人・企業・社会」の視点から体系的・実践的に解説。DXや働き方改革など変革期におけるキャリアについて、個人、企業、社会の役割を考える好評テキストの新版です。武石恵美子著キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科教授出版社：中央経済社発行：2023年4月日本の企業や経営活動に関心を持つ学生向けの入門書。海外企業と比較しながら、一貫した視点で日本企業の諸活動、諸領域の特徴を描いています。重要な活動や領域を網羅し、その個別領域ごとに日本企業と海外企業を比較分析した結果をまとめた、他に例のない一冊です。金容度著経営学部市場経営学科教授出版社：博英社発行：2023年5月人生100年の健康づくりに医師がすすめる最強の水素術水素の知られざる効能から、具体的に取り入れる方法までを紹介。不眠症・花粉症・老化にも水素！？水素・栄養療法の第一人者が水素の効能を徹底解説します。医師に頼らず、自分自身の力で健康づくりを行うための水素・栄養療法の完全バイブル！宮川路子著人間環境学部人間環境学科教授出版社：サンライズパブリッシング発行：2023年3月ネット世論操作とデジタル影響工作「見えざる手」を可視化する世論工作、認知戦、分断、炎上、誤導、プロパガンダ、ディープフェイク……「事。実」を知るためにはどうすべきか。第一線の専門家の知見から浮かび上がるデジタル社会の「見えざる手」。日常生活から政治・軍事に至る手法や対応を、豊富な実例と図表を交えて総覧できる、これからを生きるための必読書です。藤代裕之他7名著社会学部メディア社会学科教授出版社：原書房発行：2023年3月HOSEIINFORMATION法政大学公式ウェブサイト法政大学後援会ウェブサイト広報誌『HOSEI』（デジタルブック）知る、感じる、つながる広報誌HOSEI［8・9月号］2023年７月25日発行第50巻第5号（通巻740号）発行法政大学総長室広報課東京都千代田区富士見2-17-1TEL.03-3264-9240協力法政大学後援会企画・制作協力（株）WAVE印刷所町田印刷（株）本冊子の本文・注釈には、見やすいユニバーサルデザインフォントを採用しています。目次に戻る

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HOSEI第50巻第5号通巻740号広報誌8・9月号2023年7月25日発行発行法政大学総長室広報課取材・撮影時のエピソードをご紹介制作ウラ話Instagramでは広報誌『HOSEI』の取材記事やその他、在学生に有益な情報を発信しています。ぜひフォローしてください。ゼミ生が口をそろえて言うのは「他者への尊重が大切」ということ。撮影の合間の様子からも、自由に議論できる居心地のいい雰囲気を感じることができました。遠藤先生をはじめ、ゼミ全体でつくりだす個性といえるでしょう。INSIDESTORYINSIDESTORY撮影の合間に感じる、遠藤ゼミの魅力法政大学Instagram@hosei_universityCheckMore!本誌に掲載していない写真やこぼれ話なども！

