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支部大会の思い出といえば、東京支部の東京医科大学と東部支部の山形大学が、2016年2月20日(土)から21日(日)にかけて、京王プラザホテルにおいて第79回日本皮膚科学会東京・東部支部合同学術大会を開催したことである。日本皮膚科学会の記録を見ると、1990年の第54回支部総会を最後に、東部支部と東京支部は別々に開催されており、本大会はそれ以来の合同開催であった。東部支部会長であった鈴木民夫教授は、地方同士を移動するよりも東京に集まる方が交通アクセスに優れていること、また東部支部が財政的に厳しい状況にある中で、内容の充実した学会を開催したいとの考えを持っておられた。本大会のテーマは「皮膚科学いろいろ」であり、山形大学が力を入れている尋常性白斑と、東京医科大学が力を入れている脱毛症という異色の組み合わせによる教育講演や研究シンポジウムが数多く企画された点が特徴的であった。これらは、マンネリ化しがちな支部大会プログラムとは一線を画する内容であったといえる。当時は、円形脱毛症と尋常性白斑はそれぞれ異なる疾患病態を有すると考えられていたが、現在では両者の病態が類似しており、治療薬も共通する可能性があるとは、当時は予想もつかなかったことである。学会には多くの参加者が集い、懇親の場では山形県の地酒が数多く振る舞われた。東京医科大学病院と京王プラザホテルは徒歩5分程度の距離にあるため、通常は日常診療を行いながら学会に参加することが多いが、本大会は主催校であったこともあり、開会式から閉会式まで全日程に参加することができた。極めて充実した内容の学会であったが、2日間にわたり集中して聴講したこともあり、終了後には強い疲労を感じたことを、今でも印象深く覚えている。◦伊藤友章/広報・渉外委員会、東京医科大学皮膚科学分野教授CONTENTS巻頭特集座談会『いま、皮膚科を問い直す』Vol.102特集12026年度各支部学術大会開催にあたって08主催校オススメグルメ特集202612特集2診療ガイドライン紹介14主催校:福井大学開催地:金沢(イラスト:鼓門)主催校:獨協医科大学開催地:宇都宮(イラスト:大谷資料館)主催校:福岡大学開催地:福岡(イラスト:博多ポートタワー)主催校:東京慈恵会医科大学開催地:新宿(イラスト:浅草寺)No.682026July01JapaneseDermatologicalAssociationNewsLetter682026JulyNo.

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02JapaneseDermatologicalAssociationNewsLetterNo.682026July巻頭特集座談会『いま、皮膚科を問い直す』Vol.1皮膚科の現在地と未来を語り、「強い皮膚科」を築く――ドラッグロス、診療報酬をめぐって近年、皮膚科診療を取り巻く環境は大きく変化し、現場の課題も多様化しています。こうした状況を踏まえ、JDALetterでは『いま、皮膚科を問い直す』をテーマに、シリーズ形式で多角的な議論を展開していきます。初回となる今回は、広報・渉外委員会委員長の室田浩之先生を進行役として、日本医師会、日本皮膚科学会、日本臨床皮膚科医会の各リーダー、行政機関経験者など7名の先生方にお集まりいただき、ドラッグロスと診療報酬の問題を軸に、皮膚科の現状と今後の方向性についてご討議いただきました。※所属・役職は座談会実施時点のものです。皮膚科医療を取り巻く環境~多様化する課題を整理する~室田――近年、医師の働き方改革や医療政策の変化に加え、世界情勢の不安定さによるインフラやライフライン供給への懸念などから「適切な医療を安、定して提供し続けられるのか」という不安を感じている医療従事者は少なくないと思います。まず、現在の皮膚科医療を取り巻く環境について、ご見解をお聞かせください。藤本――20年前と比べると治療の選択肢は明らかに増え、かつて治療が難しかった疾患に選択肢が飛躍的に増えてきていることを考えれば、皮膚科学が発展していることは間違いないでしょう。一方で、日本社会の現状を踏まえると、新たな課題に直面しているのも事実です。そうした課題に向き合うためには、従来のスタイルをただ継続するのではなく、皮膚科全体が変わっていく必要があると感じています。江藤――日本臨床皮膚科医会(以下、日臨皮)でも、現状の不安や危機感について、さまざまな意見が寄せられています。そうした課題に個別に対応し、解決策を見いだすことも大切ですが、単に現状を改善するだけでなく、将来を見据えた方針のもとに取り組むことが重要だと思います。そのために何をすべきか、具体策を医療界全体で考える中で、皮膚科医がオピニオンリーダーとなっていくことが、今の私の夢です。松本――皮膚科の社会への貢献度や有用性は今後も変わらないと思います。しかし、保険診療に限れば、どうしても財源に縛られることになります。縛りがある中でも皮膚科の特異性・有用性をエビデンスという形で積み上げ、診療報酬に反映されるようしっかり主張していくことが大切だと考えています。室田――皮膚科医療への危機感の背景には、消費資本主義的な流れ、すなわち市場原理の影響や、収益性偏重への懸念もあるように思います。この点はいかがでしょうか。秀――海外の皮膚科は美容医療に多くの力を割いていますから、収益性や市場原理の影響があるといえるかもしれません。しかし、日本は保険診療が中心ですから、世界と比較するとそれほど影響はないように思います。ただ、保険診療全体の中での皮膚科の立ち位置はまた別問題で、課題は大きいと思っています。大日――消費資本主義の考え方が、医療に限らず福祉や教育といった本来は資本主義とは相容れない領域にも入り込んできているのは間違いないと思

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No.682026JulyJapaneseDermatologicalAssociationNewsLetter03松本吉郎先生日本医師会会長藤本学先生日本皮膚科学会理事長います。ただ問題は、それが適切かどうかを十分に判断できないまま、流れに押し切られている点にあるのではないでしょうか。先日、広島の原爆ドームを訪れ、よりよい社会をつくる責任と、そのために正しく判断し続けることの重要性を再認識しました。それと同時に、日々の判断の積み重ねの中で、判断の軸が少しずつずらされているのではないかとも感じたのです。医療に市場原理が入り込むこと以上に、私自身が自らの職務の中で適切な判断をしていけるのか、危機感を持っています。皮膚科診療報酬の現在地~皮膚科診療の価値と評価を考える~室田――2026年度の診療報酬改定では全体的に増点改定となりました。一方で、皮膚科診療の特性と診療報酬制度の設計とのミスマッチを指摘する声もあります。ここではその問題について構造的に整理し、評価されるべき皮膚科診療のあり方について話し合っていきたいと思います。種瀬――視診で診断できる熟練医ほど検査は不要で、結果的に診療報酬として評価されにくい構造があると思います。例えば、熟練医なら明らかに帯状疱疹と判断できる症例でも、若手医師が検査キットを用いるといったケースです。検査キット自体は便利でよいと思いますが、「目で見て診断する力」という本質的な技能が評価されにくくなっていると感じます。大日――皮膚という臓器の特殊性による問題だと思います。皮膚は「見た目」に関わる臓器ですが、皮膚の状態が損なわれることは外見の問題だけでなく、人としてのあり方や他者との関係、コミュニケーションにも大きく影響します。患者さんはそれらを失うことへの不安や恐怖を抱え、「自分の姿を守りたい」という思いで皮膚科を受診されます。つまり、皮膚科は人としてのつながりや自己のあり方に関わる、本質的で重要な医療を担っているのです。この点をどう診療報酬に落とし込むのか難しいところですが、皮膚科医は人間としての幸せを守る職務に携わっているという誇りと責任を持ち、皮膚科の価値を社会に伝えていく必要があると思います。室田――患者さんの「姿を守る」ことは非常に重要ですが、どうもそこが軽視されがちに思います。江藤先生、日臨皮では診療報酬に関してどのような取り組みをされていますか。江藤――診療報酬改定に向けて2年に1度要望書を作成・提出し、できるだけ適切な評価が得られるよう検討を重ねています。ただ、全体としての予算枠があるため、ある項目の評価を高める場合には別の項目を下げるなどの調整が必要となり、難しいのが実情です。種瀬先生がおっしゃった通り、熟練医ほど診療報酬が下がる構造は問題だと思います。専門医としての価値を適切に評価する仕組みがなければ、専門医を目指す若手医師が減るのではないかと危惧しています。室田――秀先生、松本会長、それぞれのお立場から、診療報酬についてご意見をいただけますか。秀――病院では個々の医師の技能だけでなく、病院全体としての診療の質向上が重視され、チーム医療が評価される仕組みになっています。ですから専門医が診るということだけで点数を上げることは難しい。皮膚科診療が他科にもよい影響を及ぼし、病院全体の質向上に寄与する視点が重要です。そうした貢献が適切に評価され、皮膚科医が病院で長く活躍できる制度になることを期待しています。松本――病院と診療所、あるいは診療科間で診療報酬を取り合うような構図は望ましくなく、秀先生がおっしゃる通り皮膚科のみを加点することは難しいと思います。皮膚科診療は保険診療における初・再診料の割合が約45%と他科に比べて高い1)ことが特徴ですので、この点でいえばある意味「目で見て診断する力」を評価されているといえるかもしれません。一方で、経験豊富な医師ほど、処置・検査に関しては診療報酬に反映されにくい側面も含めて診察や診断力をどう評価していくかが課題だと思います。室田――多田先生、診療報酬体系における皮膚科の評価は、若手医師のキャリア選択にどのような影響があるでしょうか。多田――現在の若手医師は情報収集能力が高く、皮膚科の診療報酬の低さも冷静に見ておられると思います。それでも皮膚科を選ぶ背景には、市場原理の働く自費診療の魅力があるのではないでしょうか。開業して保険診療を行うとしても、専門医のレベルまで上げなくても、一定水準の診療は可能だと捉えているのかもしれません。裏を返せば、保険診療の中で個々の皮膚科医の能力が適切に評価されるなら、専門性を高める動機づけにつながるのではないかと思います。藤本――他科とのバランスを考えれば、皮膚科だけ診療報酬を大きく引き上げるのは難しいでしょう。そのため日本皮膚科学会(以下、日皮会)としては、秀先生がお話しされたように、境界領域や多職種連携・チーム医療に積極的に関与し、院内や社会から信頼される「強い皮膚科」を築いていく方向性を、まず皮膚科内部で共有する。そして、皮膚科の価値を社会に向けてより積極的に発信していく必要があると考えています。ドラッグロス問題~背景と解決への道筋を探る~室田――ドラッグロスについては日皮会の医療戦略委員会で度々議論されており、先生方も何らかの影響を感じておられると思います。ここで改めて、種瀬先生と大日先生にこの問題のポイントをご解説いただきます。種瀬――近年問題化しているドラッグロスは、医薬品市場を取り巻く環境が変化していることが背景となっています。本邦では急速に進む少子高齢化人口減少社会に加え、年々増加する医薬品開発コストと日本政府が進めてきた薬価抑制政策によって、海外の製薬企業から見ると収益の見通しが立ちにくい市場環境になっています。また、新薬開発は成功確率が低いため、海外ではベンチャー企業が初期開発を担い、有望なシーズを大手製薬企業が導入・製品化するモデルが広がっていますが、本邦ではそのようなシーズを開発初期の段階から受け入れる基盤整備が未だ十分にはできておりません。これらの要因から、日本市場での開発・導入の優先順位が下がり、新薬導入の見送りによるドラッグロスが生じている可能性があります。そのような中、新型コロナウイルス感染症の流行を契機として医薬品が経済安全保障における重要品目との認識が強まったことも手伝い、政府は国内における新規医薬品の開発・導入を促進し、抗菌薬などの重要品目については安定供給ができる体制を構築することを重要な政策課題として進めています。1)「日医総研リサーチ・レポートNo.113診療所の診療科特性について(その1)-診療所数、医師数、診療行為-」2021年9月13日日本医師会総合政策研究機構前田由美子、清水麻生

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04JapaneseDermatologicalAssociationNewsLetterNo.682026July江藤隆史先生日本臨床皮膚科医会会長秀道広先生広島市立病院機構理事長一方で、社会保障費の財源が限られていることを背景として、既存薬については薬価の適正化やセルフメディケーションの推進等を通じて医療保険の負担分の抑制を進めており、長期収載品の一部選定療養化に加え、OTC類似薬では患者さんの負担増も検討されています。これらの対象となる医薬品には皮膚科領域のものが多く含まれており、臨床現場への影響が懸念されます。大日――ざ瘡領域では、アダパレンや過酸化ベンゾイルのドラッグラグは解消したとみなされていますが、重症例では依然として治療選択肢が限られているのが実情です。また、海外では次々と新薬が承認される一方、日本では承認申請に至っていない例もあり、これは新たなドラッグロスが生じています。さらに、内外価格差を背景に、日本での薬価が低い場合に企業が販売優先順位を下げ、供給を見直す市場原理に基づく要因も考えられます。農業分野では米の安定供給を守るために政策的支援が行われているように、医療においても市場原理に委ねず、行政による支援が必要ではないかと考えます。こうした課題を現場の医師が十分認識できていないことも問題で、皮膚科医が理解を深め、社会への発信や政策提言につなげていくことが重要だと思います。室田――お二人のお話を踏まえると、薬が開発されない問題と、存在していても供給されない問題の両方があるように思いますが、いかがでしょうか。松本――高齢化に伴い医療費が増加する中、海外企業が日本市場に関心を持ち続けるには、薬価をバランスよく設定する必要があるでしょう。しかし、限られた医療財源をどう配分するかは大きな課題です。新薬に一定の薬価を付与して導入を促進するために、一定の患者負担を求める方向に進むのか。しかし、過度な患者負担には慎重であるべきです。難しいとは思いますが、今治療を必要としている患者さんに大きな負担を強いることなく、新薬の価値を適切に評価できる仕組みづくりが求められていると考えています。秀――新薬は高額になりやすく「贅沢品」といわれることもありますが、新薬の導入が遅れることで医療の先進性が損なわれる可能性もあります。ですから、医療資源分配の観点では、既存薬の薬価見直しは避けられない面があると思います。臨床上不可欠な医薬品については、安定供給を維持するための政策的な対応が必要である一方、臨床では対象や優先度を見極めながら、先端的な治療にも挑戦していくことが大切だと思います。例えば、アトピー性皮膚炎では高い有効性を持つ新薬が登場していますが、病態や必要性、経済的側面も踏まえ、本当に必要な薬を選び使い分けることが、私たち皮膚科医の役割だと思います。江藤――長期収載品の薬価引き下げの考え方は理解できる一方、開業医の先生方からは経営への影響を懸念する声も聞かれます。松本――以前から使われてきた医薬品の中には、臨床上有用で今後も必要なものも少なくありません。こうした医薬品が市場から失われる事態は、できる限り避けるべきだと思います。特に外用薬では、これまで薬価の下支えが十分とはいえない面もありました。今後も安定供給を維持していくためには、企業が継続的に供給できる薬価水準を確保できるよう、最低薬価の設定を含めた制度的な配慮が必要だと思います。秀――安定供給の観点から、一定の薬価水準を維持することは必要と思います。ただ、医療全体の中で薬剤をどう位置づけるかという視点も大切ではないでしょうか。各診療科における事情だけではなく、例えば生命維持に不可欠な医薬品は優先するなど、全体の中でのバランスを踏まえて議論していくことも重要だと思います。種瀬――先ほど申し上げた通り、長く使われている医薬品の薬価を抑制するという国の方針は、今後到来する本格的な人口減少社会等を考えれば、ある程度はやむを得ないことと考えています。一方で、現場には個別のニーズがあります。「この薬剤は守られるべき」と感じる場面もあり、現場から声を上げることも大切です。今後は制度の背景を踏まえつつ、実効性ある提言を行っていくことが求められるのではないでしょうか。後発外用薬の位置づけ~先発品との「同等性」を問い直す~室田――次に、ジェネリック医薬品について議論を進めたいと思います。皮膚科では特に後発品外用薬に関して、基剤などの違いを背景に、先発品との同等性をめぐって制度と臨床の間に一定のギャップがあるという指摘も聞かれます。この点をどうお考えでしょうか。大日――皮膚科医が最も問題とするのは品質や安定供給もさることながら、効果と安全性で先発品との同等性が立証されないことに尽きます。限りない薬価の切り下げは、この先、高品質の製剤ほど市場から姿を消す逆選別を招くのではないかと危惧しています。種瀬――制度的な課題としては、後発品業界が抱える産業構造の脆弱性に基づく供給不安・品質不安と、外用薬特有の同等性への不安の、大きく2点が挙げられます。前者の背景には、薬価が長く抑制される中で、企業が品質管理や設備投資を十分に行いにくいこと、中小規模メーカーが多く、多品目少量生産や共同開発、委託製造に依存しやすい産業構造、原薬の多くを海外輸入に頼っていることがあると思います。後者については、皮膚外用薬では有効成分が同じでも基剤や添加剤、粘度、製造条件の違いが薬効や使用感に影響し、治療効果やアドヒアランスに関わる可能性があると考えます。特に、先発品と後発品の生物学的同等性試験と試験(皮膚薬物動態学的試験)が用いられていますが、塗布量や拭き取り方法などが十分標準化されておらず、製剤特性が異なる場合には正確な比較が難しい点も課題だと感じています。秀――外用薬や消炎鎮痛薬、免疫抑制薬では、先発品に比べて効果が低いと感じることは少なからず経験します。また、アレルギー診療では、幅広い物質に過敏反応を示す患者さんにはなるべく添加物を避けるよう指導しており、医薬品についても同様の注意が必要でしょう。一方、バイオシミラーについては、抗体の遺伝子配列も製造に用いる宿主細胞の種類も同じとなると、先行品との臨床上の違いは見いだしにくいのではないでしょうか。ただし、ジェネリック/バイオシミラーでは、情報提供や供給安定性の面で不安もあり、注意が必要です。多田――外用薬の生物学的同等性の検証方法に関する問題点は、種瀬先生が指摘された通りです。しかし、その内容が若手医師に十分共有されておらず、ジェネリック医薬品の承認状況から、基剤の重要性が軽視されている可能性があります。外用薬の効果に基剤が及ぼしうる影響については、若手教育の中で繰り返し強調する必要があると考えます。

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No.682026JulyJapaneseDermatologicalAssociationNewsLetter05室田――現場での実際の影響や対応について、日臨皮、日皮会、日本医師会として取り組みが進んでいればお聞かせください。江藤――日臨皮では、皮膚科医が後発外用薬と先発品の効果の差を正しく評価し、患者さんごとに適切に選択すべきと考えております。近年は、DPK試験だけでは十分ではないとの認識から一定の臨床試験が義務付けられるようになり、同等性をめぐる課題が改善されていくかもしれません。一方で、そうした試験や品質確保に必要なコストを現状の薬価で賄えるのか、懸念があります。一定の薬価水準が維持されなければメーカー側も継続的な製造が難しくなり、結果として安定供給にも影響が及ぶのではないでしょうか。未来永劫、製造が可能となる薬価設定が望まれます。松本――重要なのは、後発品の使用を大前提とするのではなく、医師と患者が話し合いの中で、先発品と後発品をどう選択していくかを考えていくことです。また、薬剤師の方にも、価格面のみで後発品への切り替えを勧めるのではなく、医師の処方意図を酌んだ上で、患者さんによる先発品と後発品の選択のお手伝いをしていただけたらと思います。後発品の安定供給について、日本医師会では2020年末の品質問題を契機とする供給不安を、記者会見や国の検討会で繰り返し強く主張してまいりました。現状、問題は少しずつ改善しつつありますが、この問題の解決に向けてもあわせて働きかけを進めてまいります。藤本――これまで、外用薬は内服薬などに比べて品質評価のあり方が十分に議論されてこなかった面があると思います。その大きな要因のひとつとして、従来の外用薬の生物学的同等性試験ガイドラインでは製剤特性を十分に評価しきれていなかったことが挙げられます。日皮会と日臨皮の働きかけなどにより、昨年から新しいガイドラインに改正され、保湿剤の一般名コードの切り分けもようやく実現されました。今後も、きちんとした品質の外用薬が使用できるように、学会として各方面に働きかけていきたいと思います。次世代育成の課題~皮膚科の強みと魅力を発信する~室田――さて、AIの進歩や働き方改革、地域での皮膚科医不足など、皮膚科を取り巻く環境は変化しています。こうした時代における皮膚科医の価値やキャリアの魅力について、先生方のお考えをお聞かせください。大日――AIの登場は、医療に大きな影響を与えていると思います。画像診断活用が進んでいますが、皮膚科は画像だけでなく診察所見や患者背景、患者さんとの関わりも含めた総合判断が求められ、AIでは代替しにくい領域です。AIは提案を担い、最終判断は医師が担う。その点も皮膚科の重要な価値であり、「姿を守る」医療に関われるやりがいや将来性につながっていると感じます。一方で近年は、ソーシャルメディアなどを通じて実際の臨床とかけ離れた皮膚科医像が広がり、若い世代がそうしたイメージを鵜呑みにしてしまう懸念もあります。だからこそ、皮膚科医としてのリアルなやりがいや働き方、キャリアの魅力を、より丁寧に発信していくことが課題だと思います。秀――私は、皮膚科の価値は専門性の「縦の深さ」と、他領域との接点の「横の広がり」の両方にあると考えています。皮膚という専門領域を軸に、がん、炎症性疾患、アレルギーなど幅広い疾患に関わり、多様な診療科や職種と議論しながら医療全体を捉えられる点、そして医療安全など病院全体の質向上にも貢献できる点は皮膚科の大きな強みです。さらに、皮膚科は従来の専門領域に加え、AIの活用や総合診療といった、担い手が定まっていない新たな領域にも関わることができる診療科です。その意味でも、非常にポテンシャルの高い診療科だと思います。江藤――秀先生のおっしゃる通り、総合診療的な視点で患者さんと向き合える皮膚科医は、病院の中でも重要な役割を担っていると思います。その活躍を支えるには、勤務環境の整備も重要な課題です。日臨皮の勤務医委員会では、皮膚科勤務医が抱える課題について議論を重ねています。女性医師の当直や短時間勤務、一人医長の負担など課題はさまざまですが、勤務医が前向きに、やりがいを持って働ける環境づくりを基本方針としています。その一環として、日々診療に追われる勤務医同士が交流し、楽しみながら参加できるイベントの開催も検討しています。大日――香川県は皮膚科医不足が深刻で、大規模病院であっても常勤皮膚科医が不在という状況があります。こうした体制では、褥瘡や薬疹、免疫関連有害事象などへの迅速な対応が難しくなり、病院全体の診療の質にも影響しかねません。また、江藤先生のお話にもあったように皮膚科は女性医師の割合が高いのですが、意欲や能力のある医師が十分に力を発揮できる制度づくりがまだ追いついていないのが現状です。専攻医研修の要件や雇用条件を見直し、活躍できる仕組みを整えていかなければ、病院機能や診療科を守ることは難しいと思います。種瀬――制度・構造面では、他科との連携強化がポイントになると思います。近年は、バイオ医薬品をはじめ複数の疾患領域にまたがる治療薬も増え、皮膚科が他科と協働し、皮膚症状を全身疾患の一部と捉えて役割を担う場面が増えています。また、表皮水疱症など希少疾患領域にも新薬が登場しています。皮膚疾患は症状が視覚的に評価しやすいことから創薬との親和性が高く、さらなる展開も期待されます。今後は、希少疾患や境界領域に精通した人材の育成も課題の一つになると思います。松本――皮膚科疾患で悩む患者さんは非常に多く、年齢や性別を問わず幅広い層に及びます。皮膚科の需要が大きく低下するとは考えにくく、外科手術件数も今後大きく減らないと予測されていることからも、皮膚科の価値は今後も変わらないと思います。その上で、皮膚科という診療科の魅力を発信していくには、自院内での診療にとどまらず、地域に根差したさまざまな活動を通して、社会への貢献にもより力を入れていくべきだと考えています。多田――次世代に伝えたい皮膚科の魅力として、まず挙げたいのは診療領域の多様性です。若手医師向けのサマースクールでも、皮膚科の幅広さを扱うセッションへの関心は高く、従来のイメージが変わった、参加をきっかけに皮膚科を選んだという声も聞かれます。皮膚科の幅の広さを、学生教育や初期研修の段階から積極的に伝え、さらにそこに診療報酬上の評価が加わるとなおよいと思います。また、これは私の肌感覚になりますが、美容医療は今後さらにサイエンスになっていく可能性があると感じています。老化を疾患として捉え、細胞レベルで修正することで、あたかも時間を巻き戻したかのような変化を目指せるかもしれません。皮膚科は医療の変化の最前線に立大日輝記先生香川大学種瀬啓士先生東邦大学

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06JapaneseDermatologicalAssociationNewsLetterNo.682026July多田弥生先生キャリア支援委員会委員長室田浩之先生広報・渉外委員会委員長ちうる診療科です。ぜひもっと興味を持っていただいて、先進医療をけん引する皮膚科医になってほしいですね。藤本――リアルとはかけ離れた皮膚科のイメージを打破し、皮膚科診療の魅力や面白さ、多様性を伝えていくことは、日皮会の責務の一つです。一方で、皮膚科医の配置については、できるだけ多くの施設に広く派遣していくという従来の方向性を踏襲していいのか、改めて議論する余地があると思います。例えば、5つの施設に1人ずつ派遣するより、1ヵ所に5人配置するほうが力を発揮できるかもしれません。こうした議論は、国民によりよい医療を提供するだけでなく、皮膚科医自身が充実したキャリアを築くことにも役立つでしょう。日皮会としても、これまでの取り組みを継続するだけでなく、立ち止まって「他によりよいやり方があるのではないか」と、議論していくことが重要だと思います。室田――本日の議論を通じて、皮膚科をめぐる課題と可能性、そして未来は、私たち一人ひとりの行動によってさらに切り拓いていけるものだと改めて感じました。医療全体がよりよい方向へ進む中で、皮膚科もその一翼を担えるよう頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました。先生方から次世代へのメッセージ松本◆皮膚科疾患がなくなることはなく、皮膚科の必要性は今後も変わりません。その上で、これからは個々の施設にとどまらず、地域を「面」として捉え、役割分担と連携の中で皮膚科医療を支えていく視点がますます重要になります。また、AIに関しては、AIの臨床利用のあり方と共に、医師として最終的な責任を負うために何ができるかを考えながら議論を深めていく必要があると思います。まずは患者さんに真摯に向き合いながら、広い視野で皮膚科の未来を切り拓いていってください。江藤◆はじめに私が述べたことに戻りますが、皮膚科単独の発展に邁進するだけでなく、将来の医療全体のあるべき姿を考え、理想的な医療体制を実現してゆくオピニオンリーダーに、これからの皮膚科医はなっていってほしいと考えます。室田◆皮膚科医が社会から求められる存在であり続けるためには、それにふさわしい知識と技術を身につけ、院内にとどまらず社会や世界へと活動の場を広げていこうとする意志が必要です。私たち自身がその姿勢を示し、その志と成果を絆として次世代につなぎながら、診療と教育に取り組んでいかなければならないと、改めて思いを新たにしました。秀◆私からは「野心を持とう」というメッセージを伝えたいと思います。現状維持に満足せず、常に新しい可能性を追求してほしい。医薬品開発も、未知の可能性への飽くなき追求です。今はまだない未来を切り拓くつもりで、野心を持ち続けてほしいですね。藤本◆私から伝えたいのは「世界に出よう」というメッセージです。日本の皮膚科において、例えば「蕁麻疹なら秀先生」というように、長年にわたって国際的に培ってきた評価・信頼は大きな強みであり、そのような個人の活躍が世界で日本の存在感を発揮できる力になっています。若い世代の皆さんもぜひ国際的な視点を持ち、日本のプレゼンスをさらに高めていってもらいたいです。多田◆この先5年、10年で皮膚科診療には新たな可能性が広がり、「皮膚科医が選ばれる時代」が来ると期待しています。だからこそ、今は皮膚科を選ぶのにとてもよい時期であると同時に、選ばれる時代に備えて研鑽を積むべき時期でもあります。近い未来を見据えて鍛錬を重ね、「選ばれる皮膚科医」を目指してみましょう。種瀬◆皮膚科は病変が目で見えるからこそ、多くの疾患と多様なバリエーションを経験でき、他科と連携しながら成長できる診療科です。だからこそ、秀先生もおっしゃった「野心」を持って成長していける人材を育てていけたらと思います。大日◆皮膚科の未来は一部のリーダーだけで決まるものではなく、個々の皮膚科医の意思と行動の積み重ねで形づくられていきます。皮膚科、ひいては医療の未来を希望あるものにするためには、私たち一人ひとりが思考を止めず、判断を放棄しないことが大切です。

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No.682026JulyJapaneseDermatologicalAssociationNewsLetter07学会Information日本皮膚科学会留学支援制度・短期海外留学支援制度■2026年度日本皮膚科学会留学支援制度・短期海外留学支援制度助成金交付対象者2026年度公募については7名(内訳:留学支援制度6名/短期海外留学支援制度1名)の応募がありました。選考の結果、次のとおり7名が交付対象となりましたのでお知らせします。2026年度日本皮膚科学会留学支援制度交付対象者(全6名)(敬称略、支部順・50音順)氏名所属名称研究課題氏名所属名称研究課題まい眞井しょうこ翔子北海道大学ヒト皮膚オルカノイドを用いた潜性栄養障害型表皮水疱症の病態および治療モデルの構築さいとう齊藤ひ日な向こ子東京大学CCR6を標的とする壊疽性膿皮症の新規治療法の開発まい眞井ようすけ洋輔北海道大学ヒト皮膚オルガノイドを用いて自己免疫性水疱症をinvitroで再構築するたはら原田うみ海慶應義塾大学Definingthecellularandspatialdiversityofhumanskinacrosssitesandagesあだち立足あきまさ晃正京都大学腸内細菌叢と代謝制御を介した歯周-皮膚連関の病態メカニズムの解明こくぶ國府ひらく拓滋賀医科大学線維化疾患治療薬の開発のための抗線維化ペプチドの最適化2026年度日本皮膚科学会短期海外留学支援制度交付対象者(全1名)(敬称略)氏名所属名称研修プログラム名称ふかやま深山ま麻い衣こ子東京大学臨床皮膚病理相関の検討と国内における皮膚病理医育成―皮膚腫瘍・炎症性疾患の病理診断研修を行い、国際基準の診断技術を習得し、帰国後に国内教育と診断精度向上に活用する■2027年度日本皮膚科学会留学支援制度・短期海外留学支援制度公募について2027年度日本皮膚科学会留学支援制度・短期海外留学支援制度公募について、次のとおりお知らせします。【受付期間】2026年8月3日(月)~2026年10月15日(木)必着【応募要領】日本皮膚科学会雑誌第8号~第10号および学会ホームページに掲載します。多くの皆様からの応募をお待ちしております。■担当:学術チーム2026年度名誉会員之証授与式第125回日本皮膚科学会総会において、下記の方々が2026年度名誉会員、功労会員になられ、名誉会員之証授与式がおこなわれました。おめでとうございます。■2026年度名誉会員(敬称略、支部別・50音順)東部支部………相場節也東京支部………相原道子、末木博彦中部支部………清島真理子、錦織千佳子、望月隆西部支部………古江増隆、横関博雄国外名誉会員…JeanBolognia(USA)・2026年度国内名誉会員・2026年度国外名誉会員左から望月隆先生、錦織千佳子先生、清島真理子先生、末木博彦先生、相原道子先生、藤本理事長(相場節也先生、古江増隆先生、横関博雄先生は授与式ご欠席)左からJeanBolognia先生、藤本理事長■2026年度功労会員(敬称略、支部都道府県別・50音順)●東部支部/22名北海道………足立柳理、小熊修子、国本三夫、高橋祥公、本間光一、村本文男岩手県………佐々木由美子宮城県………只木行啓山形県………東海林眞司福島県………齋藤英二茨城県………酒匂惠子、蕭悧悧栃木県………塚田篤子静岡県………浦野聖子、白濱茂穂、鈴木陽子、深水秀一新潟県………伊藤薫、風間隆長野県………鈴木正、松井雅彦、松本和彦●東京支部/25名東京都………泉千春、大澤幸一郎、木下三和子、近藤靖児、佐々木りか子、佐藤俊次、佐藤光治、下田淳子、池亨仁、徳橋和子、仲田佳子、中村嘉男埼玉県………阿部稔彦、新井栄一、今泉俊資、小板橋珠代、田沼弘之、出光俊郎、早稲田豊美千葉県………池内伸一郎、野池尚美神奈川県……石井晶子、関東裕美、黒澤真澄、高橋泰英●中部支部/17名愛知県………鈴木彰一、高瀬みゆき岐阜県………木全康良三重県………市川澄子滋賀県………廣田雄介京都府………在田継久大阪府………金田眞理、高木圭一、立花隆夫、土居敏明、中川浩一、横井葉子和歌山県……太田孝兵庫県………稲守美紀、林部一人、原田晋、堀川達弥●西部支部/16名岡山県………稲垣安紀、香曽我部幸広島県………岡野伸二、高路修、矢村宗久徳島県………戸田則之香川県………竹内紀文福岡県………野村洋文佐賀県………宮原裕子長崎県………森理熊本県………奥村之啓、下村洋、野上玲子大分県………宮野径彰宮崎県………阪口英鹿児島県……二宮凉子■担当:総務・会員管理チーム

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08JapaneseDermatologicalAssociationNewsLetterNo.682026July特集12026年度各支部学術大会開催にあたって第90回日本皮膚科学会東部支部学術大会の開催にあたって2026年11月28日、29日の2日間にわたり、栃木県宇都宮市にて第90回日本皮膚科学会東部支部学術大会を開催させていただきます。会場はJR宇都宮駅直結の「ライトキューブ宇都宮」であり、そのアクセスの良さには定評がございます。まず、このような大会を開催する機会をいただきましたことに、深く感謝申し上げます。テーマ本大会のテーマは、意欲的に二本立てといたしました。一つ目の「不易流行」は、蕉門(松尾芭蕉の門流)の基本理念として知られる言葉です。「変えてはいけない根本(不易)」を大切にしながら、「新しい変化(流行)」を柔軟に取り入れることこそが本質であるという教えは、まさに近年の皮膚科学の歩みに重なるものと感じております。もう一つの「知るは楽しむに如かず」は、論語の一節に擬した表現です。知識を単なる情報として得る段階を超え、心から楽しむレベルにまで昇華させてこそ真の価値がある、という思いを込めました。この二つを合わせ、「皮膚科学における不易流行を、楽しみながら実践していきましょう」というメッセージを皆様にお伝えできれば幸いです。プログラムの構成プログラムの構成については、皆様に資する内容を追求するあまり、嬉しい苦労を重ねました。招聘講演には、私の留学時代から師事しておりますThomasBieber教授をドイツからお招きし、アトピー性皮膚炎の最新知見をご講演いただきます。特別講演には、私が東京医科歯科大学(現:東京科学大学)在任中の恩師の一人であります横関博雄先生、大阪時代に大変お世話になりました大阪大学微研招聘教授の竹田潤二先生、そしてILC2の発見者として著名であり、栃木県のご出身でもある大阪大学教授・理研チームリーダーの茂呂和世先生にお願いいたしました。さらに、大学の業務を通じてご縁をいただきました特許庁審査第一部調整課長の中野宏和氏には、知的財産や産学連携、アカデミアにおける特許申請の実務などについてお話しいただきます。また教育講演では、ヒトの記憶に関する最新研究について、本学先端医科学研究センターの大川宜昭教授にご登壇いただく機会を設けました。その他、当教室の研究テーマに関連した遺伝性大谷資料館つのシンポジウムや、私自身のこだわりを反映させたアトピー性皮膚炎関連のシンポジウムなど、多岐にわたるプログラムを用意しております。ご出席いただく先生方には、必ずやご満足いただけるものと確信しております。開催時期は11月末となりますが、近年の気候を鑑みますと、まだ紅葉の名残を楽しめる時期かと存じます。少し足を延ばせば日光、鬼怒川、那須といった名勝・保養地が控えております。宇都宮に留まり「餃子三昧」を堪能されるのも一興ですが、ぜひこの機会に晩秋の下野(しもつけ)の魅力を心ゆくまでお楽しみください。▲獨協医科大学近景第90回日本皮膚科学会東部支部学術大会会長井川執筆者健獨協医科大学医学部皮膚科学講座主任教授開催概要第90回日本皮膚科学会東部支部学術大会The90thAnnualMeetingoftheEasternDivisionofJDAテーマ「不易流行~知るは楽しむに如かず~」会期:2026年11月28日(土)~11月29日(日)会場:ライトキューブ宇都宮(宇都宮市宮みらい1-20)会長:井川健(獨協医科大学医学部皮膚科学講座主任教授)詳細はこちら➡https://eastjda90.jda-conv.jp/大会事務局:獨協医科大学医学部皮膚科学講座(事務局長:林周次郎)〒321-0293栃木県下都賀郡壬生町北小林880TEL:0282-87-2154/FAX:0282-86-3470運営事務局:公益社団法人日本皮膚科学会内大会運営部運営チーム東京都文京区本郷4-1-4TEL:03-3811-5079/FAX:03-3812-6790E-mail:east90@dermatol.or.jp

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No.682026JulyJapaneseDermatologicalAssociationNewsLetter09第90回日本皮膚科学会東京支部学術大会の開催にあたってこの度、2026年11月14日(土)・15日(日)の2日間にわたり、第90回日本皮膚科学会東京支部学術大会を新宿・京王プラザホテルにて開催させていただくこととなりました。開催の機会を賜りましたことに対し、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。東京慈恵会医科大学皮膚科学講座が学会開催を担当するのは10年ぶりとなり、教室員一同、皆様をお迎えできますことは大きな喜びです。テーマ本学会のテーマは「研鑽!皮膚科プロフェッショナリズム」です。私自身も長く皮膚科に携わる中で、その面白さと奥深さを実感してまいりました。一方で近年は、日常の忙しさの中で皮膚科学の本質を見つめ直す機会が限られていることや、専門医試験を到達点と捉えて、プロフェッショナルの入り口で歩みを止めてしまう風潮にも懸念を抱いております。皮膚科は容易に見られがちな領域ですが、知識と経験を積み重ねることで、その真価が見えてまいります。高度な専門性に加え、多様な分野と基礎医学との接点を有する学問であり、それぞれの領域で国際的に活躍されている先生方も数多くおられます。各種企画本学会では、皮膚科医こそが、「皮膚」という、内臓の状態を映す鏡であり、かつ患者のQOLに直結する人体最大の臓器を扱うプロフェッショナルであるという原点に立ち返り、皮膚科学の広がりを俯瞰することを目指しました。プログラムは皮膚科の各分野を縦断的・横断的に構成し、基礎的概念や研究手法、診断・治療の最新の話題、日常診療に役立つ知識や技術とその実践について、複数の視点を交えながら第一線の先生方にご講演いただく予定です。参加者の皆様にとりまして、関心を引く教育講演やシンポジウム、ハンズオン等の各種セミナーを見出していただけるものと期待しております。また、多くの一般演題をお寄せいただいております。学会でざっくばらんな討論を行うことは、知識と経験の共有を通じて自身のプロフェッショナルに磨きをかけ、多くのモチベーションが生まれることでしょう。先生をお招きし、NF1の最新知見をご紹介いただきます。また特別講演では、私が年前後に乾癬のHLA解析の基礎研究をご指導いただいた、現在は国立国際医療センターゲノム医科学プロジェクト戸山プロジェクト長の徳永勝士先生に、ゲノム医療の現状と展望についてお話を賜ります。皮膚科学会理事長と山梨大学学長を歴任された島田眞路先生には、日本の医療の将来像についてご講演いただく予定です。さらに本学の熱帯医学講座教授の嘉糠洋陸先生からは、バイオセラピーを例にオリジナリティのある研究を指南する楽しいお話があります。ご参加の先生方の肩の力をほぐすため、2日目午後の特別企画として、当講座の名誉教授の中川秀己先生を囲んで談笑する時間も設けました。本学会が皮膚科学の魅力を改めて認識する機会となり、特に若い先生方にとりましては、皮膚のプロフェッショナルとしてさらなる研鑽を積む契機となれば幸いに存じます。毎年のことですが、本学会も首都圏各地からアクセスが至便な新宿で開催いたします。教室員および学会事務局一同、誠心誠意準備を進め、東京支部のみならず全国の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。本学会が実り多く、出会いに満ちたものとなりますことを祈念いたします。さらに招待講演では、当講座の伝統である神経線維腫症1型(NF1)研究・診療のレジェンドでNF1遺伝子同定に主導的役割を果たされたユタ大学のViskochil浅草寺▲医局メンバー、皮膚科学の楽しみ方を研鑽中!開催概要第90回日本皮膚科学会東京支部学術大会The90thAnnualMeetingoftheTokyoDivisionofJDAテーマ「研鑽!皮膚科プロフェッショナリズム」会期:2026年11月14日(土)~15日(日)会場:京王プラザホテル(東京都新宿区西新宿2-2-1)会長:朝比奈昭彦(東京慈恵会医科大学皮膚科学講座主任教授)詳細はこちら➡https://jdatokyo90.jda-conv.jp/大会事務局:東京慈恵会医科大学皮膚科学講座(事務局長:延山嘉眞)〒105-8461東京都港区西新橋3-25-8TEL:03-3433-1111(内線3341)/FAX:03-5401-0125運営事務局:公益社団法人日本皮膚科学会内大会運営部運営チーム〒113-0033東京都文京区本郷4-1-4TEL:03-3811-5079/FAX:03-3812-6790E-mail:tokyo90@dermatol.or.jp執筆者第90回日本皮膚科学会東京支部学術大会会長朝比奈昭彦東京慈恵会医科大学皮膚科学講座主任教授

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10JapaneseDermatologicalAssociationNewsLetterNo.682026July第77回日本皮膚科学会中部支部学術大会の開催にあたってこの度、2026年9月12日(土)、13日(日)の両日に、第77回日本皮膚科学会中部支部学術大会を、金沢駅前のホテル日航金沢および隣接する金沢市アートホールにて開催する運びとなりました。このような貴重な機会を賜りましたこと、関係の皆様に心より御礼申し上げます。地元福井県内での開催も検討いたしましたが、交通や会場の利便性に加え、2024年1月の能登半島地震からの復興への想いも込め、金沢での開催といたしました。なお、学会ポスターでは福井駅前で恐竜たちが皆様をお迎えしておりますが、会場は金沢でございますので、どうぞお間違えのないようお願いいたします。金沢にもかわいい恐竜が現れるかもしれませんが、その点も含めてお楽しみいただければ幸いです。ポスター原画は、生き物の世界を描く画家・松本亮平氏が本大会のために福井県立恐竜博物館を訪れて制作された大変貴重な作品であり、会期中に会場での展示も予定しております。テーマ「発掘!皮膚科学の魅力」恐竜化石、戦国遺跡(一乗谷朝倉氏遺跡)、水月湖の年縞。福井の「発掘」は過去を明らかにし、現在を見つめ、未来を見通す手がかりを与えてくれます。本大会では、その視点を皮膚科学に重ね、疾患の本質、臨床の知、そして未来の医療を“発掘”します。関連する特別講演として、水月湖年縞研究の第一人者である立命館大学・中川毅先生にご講演を賜り、地球の歴史と環境の変遷を体感していただきます。さらに、基礎・臨床・異分野の第一線の先生方、第一線で活躍の若手から豊富な経験を有するベテランの先生方にもご登壇いただき、多様な視点から皮膚科学を再発見する機会としたいと考えております。大会の見どころ本大会では、充実したプログラムを多数ご用意しております。・異分野・基礎医学・トランスレーショナル研究・臨床の最前線を俯瞰する特別講演5題細胞標的治療をテーマとしたシンポジウム・能登半島地震の経験を踏まえた災害対応に関する講演とパネルディスカッション・今こそ聴きたい皮膚科診療のレジェンドによる講演・本学会ならではの特色ある共通講習福井県出身)に関する特別セッション・各領域を網羅するエキスパートによる教育講演・基礎シンポジウム・少人数で実践的な指導を受けられる皮膚外科ワークショップ・充実した多彩な共催シンポジウム・セミナー・展示鼓門さらに、本大会の新たな試みとして、一般演題の中から選考された症例報告で構成される「診断・治療困難症例セッション」を設けました。診断に悩み、治療に苦慮しながらも発表の機会を逃していた症例を“発掘”し、エキスパートと参加者全員で議論し解決の糸口を探る、極めて実践的なセッションです。交流とおもてなし9月12日(土)の懇親会では、北陸の豊かな食文化を存分にご堪能いただけるよう、地酒とお料理をご用意いたします。さらに、映画『チア☆ダン』のモデルともなった福井商業高校チアリーダー部のOBチーム(+α)による特別パフォーマンスも予定しております。現地参加ならではの熱気を体感し、元気をもらってください。参加記念品としては、福井の繊維技術を活かした、植物由来素材による環境配慮型のプリーツバッグをご用意しております。機能性とデザイン性を兼ね備えた一品で、写真の8種類のカラーからお選びいただけます。先着800名でのお渡しとなり、なくなり次第終了となりますので、ぜひお早めにご来場ください。周辺のご案内学会とあわせて、北陸の魅力もぜひご体感ください。金沢市内の名所(兼六園、金沢城、ひがし茶屋街、武家屋敷跡、金沢21世紀美術館など)はもちろん、復興の歩みを続ける能登半島(和倉温泉まで特急で約1時間)、福井(新幹線で約30分)への小旅行もおすすめです。金沢大学の松下貴史教授に教えていただいた美食のサイト(https://foodjapon.com)もどうぞご参照ください。最後に本大会では、多様な参加者それぞれに新たな発見と学びを提供できるよう、心を込めて準備を進めております。歴史のある金沢の地で、皮膚科学の新たな魅力をともに“発掘”していただければ幸いです。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。執筆者第77回日本皮膚科学会中部支部学術大会会長長谷川稔福井大学医学部皮膚科学講座教授開催概要第77回日本皮膚科学会中部支部学術大会The77thAnnualMeetingoftheCentralDivisionofJDAテーマ「発掘!皮膚科学の魅力」会期:2026年9月12日(土)~13日(日)会場:ホテル日航金沢/金沢市アートホール(石川県金沢市本町2-15-1)会長:長谷川稔(福井大学医学部皮膚科学講座教授)大会事務局:福井大学医学部皮膚科学講座(事務局長:尾山徳孝)詳細はこちら➡https://cjda77.jda-conv.jp/〒910-1193福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23-3TEL:0776-61-8367/FAX:0776-61-8112運営事務局:公益社団法人日本皮膚科学会内大会運営部運営チーム東京都文京区本郷4-1-4TEL:03-3811-5079/FAX:03-3812-6790E-mail:cjda77@dermatol.or.jp

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No.682026JulyJapaneseDermatologicalAssociationNewsLetter11第78回日本皮膚科学会西部支部学術大会の開催にあたってこのたび、私たち福岡大学は第78回日本皮膚科学会西部支部学術大会を2026年10月31日(土)・11月1日(日)の両日にわたり、福岡市・ホテルニューオータニ博多にて開催することになりました。伝統ある西部支部大会を開催する機会を得ましたことを、皆様に感謝申し上げます。今回の大会テーマは「よく見る、よく聞く、よく考える」皮膚科学としました。これは私の座右の銘で、小学校で教わりました。よく皮疹を見て、よく話を聞いて、診断や治療を考えることは皮膚科診療の原点ですし、よく見る=観察することは自然科学の原点です。分子や細胞から症例、また疾患の集団を対象とした研究まで、よくよく見ることで、当たり前の中に新たな事実とその裏に潜む法則を発見することもあります。小さな現象でも自身で発見することは、科学の喜びでもあります。本学会では、「よく見て」見つけた事実や法則を発表していただき、皆で学び考える機会になればと思っています。]各種企画特別講演では私の専門としているヘルペスウイルス研究の第一人者である定岡知彦先生(藤田医科大学ウイルス学)に、VZVの最新のウイルス学について、蜂須賀淳一先生(グラスゴー大学神経科学科)に最新の痒みと痛みの神経生理についてお話しいただきます。また九州大学名誉教授の古江増隆先生から、今話題のAhR受容体の発見に到ったお話をいただきます。シンポジウムでは会長企画として、私たち福岡大学が注力している治験や臨床研究の現状とデジタルが開く未来の臨床研究について、現在の乾癬の前向きコホート研究である西日本乾癬レジストリの成果も含めて発表、討論できる場を設けました。また、西部支部での研究をリードする方々と、これからの若手にそれぞれ発表してもらうシンポジウムも一つずつ設けています。皮膚腫瘍シンポジウムでは、進歩が著しい皮膚悪性腫瘍の最先端の治療について学べます。また普段はあまり聴けない神経線維腫症Ⅰ型の新たな展開について、また改めてヘルペスウイルスが学べるシンポジウムも企画しました。遺伝学的解析を織り込んだ皮膚病理のシンポジウム、白熱必死(?)本音のアトピー性皮膚炎なども企画しています。最後に、皮膚科診療の際に知っておきたい内科学のシンポジウムを予定しています。話題の「やせ薬」の実際、妊婦へどう薬を使う?知っておきたい頭痛とは?目の病気はどう診る?など、他科の先生からお話を伺います。教育講演では、近年増加している分子標的治療における呼吸器感染症について、富山大学附属病院病院長で感染症科の山本善裕先生から解説いただきます。新しく西部支部の教授に就任した古賀浩嗣先生、緒方大先生からも水疱症、皮膚外科について、また福岡市立こども病院皮膚科の工藤恭子先生から、小児の皮膚疾患の診療についてお話ししてもらいます。一般演題は、西部支部の伝統としてポスターも掲示いただきます。お手数ですが、口演だけでは得られない深い討論になると思います。多くの演題のご応募をお待ちしております。さて、博多は食文化にも恵まれた街です。文化講演は明太子の「山口油屋福太郎」副社長で著名なグルメライターでもあり、かつ私の大学の同級生(整形外科医)でもある山口智太郎君にお願いしています。博多のお土産の代名詞となった「めんべい」の誕生物語と、博多のグルメ事情について、興味深いお話が聞けますよ。また、文化教室として、香司であるつる子さんの指導で実際にお香を作る教室も開きます。折角博多にお越しいただくので、是非ご参加の皆様に博多のグルメを楽しんでいただきたく、福大皮膚科推薦のグルメマップを作成しています。高級からB級まで、私たちが実際に食べたおすすめのお店を厳選して紹介しています。是非この機会に博多の食も楽しんでください。また、私が好きな写真展を企画しました。学会のホームページから応募できます。ガチ部門、ファン写真部門、そして皮膚疾患の部門あります。優秀作品には各部門、豪華景品を準備しておりますので、是非奮って自信作を応募してください。博多ポートタワーこの学会が参加される先生方にとって、日常診療のヒントを得るとともに、久しぶりの再会や新たな出会いが生まれる実りある二日間となるよう、医局員一同頑張って準備しております。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。開催概要第78回日本皮膚科学会西部支部学術大会The78thAnnualMeetingoftheWesternDivisionofJDAテーマ「よく見る、よく聞く、よく考える」会期:2026年10月31日(土)~11月1日(日)会場:ホテルニューオータニ博多(福岡市中央区渡辺通1-1-2)会長:今福信一(福岡大学医学部皮膚科学教室教授)詳細はこちら➡https://wjda78.jda-conv.jp/大会事務局:福岡大学医学部皮膚科学教室(事務局長:清水裕毅)TEL:092-801-1011(内線3405)/FAX:092-861-7054運営事務局:公益社団法人日本皮膚科学会内大会運営部運営チーム〒113-0033東京都文京区本郷4-1-4TEL:03-3811-5079/FAX:03-3812-6790E-mail:wjda78@dermatol.or.jp執筆者第78回日本皮膚科学会西部支部学術大会会長今福信一福岡大学医学部皮膚科学教室教授

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主催校オススメグルメ特集20グルメ特集202626近くに行ったら寄ってみて!東部支部中部支部東京支部西部支部開催地:宇都宮開催地:金沢開催地:福岡開催地:新宿宇都宮で肉を食べるときの定番のお店です。おいしいです。存じやす会長コメント会長コメント会長コメント栃木県宇都宮市中央5丁目9-2住所店舗情報はこちら旬の食材を活かした繊細な味わいと落ち着いた空間が調和し、心地よい時間が流れる。丁寧に仕立てられた一皿一皿からこだわりが感じられ、ゆったりとした時間を過ごせるおすすめのイタリアン。ILLATOイルラート店舗情報はこちら東京都新宿区新宿3-6-2栄ビル4Fオススメコメント住所JR新宿駅直結でアクセス抜群。モーニングからパン食べ放題のランチ、ディナーまで一日中楽しめるベーカリー&レストラン。自家製酵母を使った香り豊かなハード系のパンが魅力で、カジュアルにも女子会にも使える華やかな雰囲気が嬉しいお店です。ベーカリー&レストラン沢村新宿店舗情報はこちら東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55NEWoMan新宿2Fエキソトフードホール住所肉料理が評判のイタリアン「トラットリアタンタボッカ」。炭火で香ばしく焼き上げるボリューム満点の肉料理と、素材を活かした本格イタリアンが楽しめます。ワインとの相性も抜群で、食事会にもおすすめのお店です。店舗情報はこちら東京都渋谷区千駄ヶ谷4-5-1ニュー外苑ハイツ1Fオススメコメントオススメコメント住所『能登の恵みと日本海の恵み』をコンセプトに、能登の漁場から届く新鮮な魚介を提供しています。のどぐろやかわはぎなど北陸・能登ならではのネタを、質の高さとともに気軽に楽しめるのが魅力です。能登の食文化とその魅力を気軽に体感でき、ランチにも夕食にもおすすめです。金沢まいもん寿司金沢駅店石川県金沢市木ノ新保町1-1金沢百番街あんと内会長コメント住所学会場から徒歩圏内にある金沢の名居酒屋です。能登牛や能登豚、日本海の新鮮な魚介、地酒に至るまで、『能登の食材』を中心に取り揃えています。素材の持ち味を生かした丁寧な料理はグルメサイトでも評価が高く、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと楽しめます。味楽ゆめり石川県金沢市本町1丁目3-33会長コメント住所兼六園に近い金沢らしい趣に包まれた石川県立美術館内に位置し、『石川県七尾市出身』で世界的に有名なパティシエ辻口博啓氏が手がけています。和と洋を融合した繊細で芸術的なスイーツが魅力です。ルミュゼドゥアッシュKANAZAWA石川県金沢市出羽町2-1石川県立美術館内会長コメント住所九大病院近くにあった九大医学部生の栄養源のとり料理店。惜しまれつつ昨年閉店しましたが、本学会の文化講演も務める山口智太郎氏がその魂を受け継ぎ、今年天神に大復活しました!イチオシです。(完全予約制)とり料理犬丸店舗情報はこちら福岡県福岡市中央区渡辺通5-25-18天神テルラビル6F会長コメント住所巨大な生け簀を囲む1階の店内は見るだけでも楽しく、掬った魚やイカをすぐにお造りにしてくれます。お座敷の部屋も大小多数あり、福岡大学皮膚科同門会は毎年ここで行っています。お土産には料亭の技が効いた辛子明太子をどうぞ。稚加榮店舗情報はこちら福岡県福岡市中央区大名2-2-17会長コメント住所独自のつるつるしこしこ麺と旨い出汁のうどんで有名な「豊前裏打ち会」のお店。おすすめは野菜天ぶっかけ。温でも冷でも美味しい。並ぶこと必至です。博多駅店もありますが、時間のある方は本店をおすすめします。大地のうどん本店店舗情報はこちら福岡県福岡市西区上山門2丁目1-18会長コメント住所知る人ぞ知る、宇都宮のフレンチの名店です。このお店が宇都宮に来る理由、という人もいるそうです。オトワレストラン栃木県宇都宮市西原町3554-7住所宇都宮の餃子店の中では全国的にも有名なお店。市内各所に店舗があり、学会場から徒歩圏内にも数店舗あります。宇都宮みんみん店舗情報はこちら本店:栃木県宇都宮市馬場通り4-2-3住所店舗情報はこちら※これより先は、Instagramに移動します。※これより先は、食べログのサイトに移動します。トラットリアタンタボッカ店舗情報はこちら店舗情報はこちら©RyoHata店舗情報はこちら会長コメント能登復興応援の観点から選びました12No.682026JulyJapaneseDermatologicalAssociationNewsLetter

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No.682026JulyJapaneseDermatologicalAssociationNewsLetter13Topic皮膚疾患ケア看護師の認定審査の結果日本皮膚科学会認定皮膚疾患ケア看護師制度は、皮膚疾患のケアに関する優れた看護師を育成し、皮膚科専門医などと連携・協働して医療水準の向上を図ることを年4月に制定されました。2018年度に皮膚疾患ケア看護師64名が最初に認定を受け、2019年度には46名、2020年度には33名、2021年度には23名、2022年度には21名、2023年度には33名、2024年度には42名、2025年には55名の看護師が新たに認定されました。また、認定開始から5年以上が経過したため、2023年度から認定更新が進んでいます。2023年度には64名中52名の方が、2024年度には46名中31名の方が、2025年度には33名中22名の方が更新されました。現在279名の皮膚疾患ケア看護師が全国で活躍しています。皮膚疾患ケア看護師合格者と合計資格保有者の推移資格取得者へのインセンティブとして、日本皮膚科学会総会・支部学術大会およびスペシャリティーナース講習会が開かれる学会に参加するための交通費と宿泊費の補助を行っています。また、各支部学術大会への皮膚疾患ケア看護師の参加費を総会と同様、3000円程度にしていただくようお願いしております。皮膚疾患ケア看護師制度のさらなる充実に向けて鋭意努力していく所存ですので、皆様のご理解とご協力を宜しくお願いいたします。第125回総会スペシャリティーナース講習会オンデマンド配信について第125回日本皮膚科学会総会で開催したスペシャリティーナース講習会を以下の期間にてオンデマンド配信いたします。本講習会は皮膚疾患ケア看護師資格の認定・更新の単位として取得可能です。配信期間2026年8月10日(月)~2026年12月11日(金)お申込みはこちら208名235名皮膚科の知識を深めたいという方はもちろん、皮膚疾患ケア看護師資格の取得を目指している看護師が周りにいらっしゃいましたらご案内いただけますと幸いです。166名187名64名110名46名33名143名23名21名33名12名42名15名55名11名執筆者皮膚疾患ケア看護師制度委員会委員長佐伯秀久日本医科大学皮膚科学教室教授2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度2024年度2025年度合格者更新辞退者合計資格保有者今日から使えるコーチングスキル山本明美(一財)生涯学習開発財団認定コーチ、旭川医科大学名誉教授えたがりの人って、いますよね。でも、これ教って、誰かに教えることで優越感、自己効力感を得られるから教えたくて教えてしまっている可能性があります。反対に、教えてと言っても、自分で調べて、と面倒くさそうに言うのも困ったものですが、自分で考えてやってみたいと思っているのに、細かなところまで指図していると、後輩からはちょっとうざったいと思われるかもしれません。単にうざったいと思われるだけならまだしも、「この指導医は、細かなところまでいちいち相談しないと後でダメだししてくるから、自分でやってみる前にとりあえず相談しておこう」という思考回路が形成されてしまい、主体性を発揮できなくなるかもしれません。ではその匙加減はどうしたら良いのでしょうか?答えは観察と「問い」から得られます。NG指導医あなた「お、今度の総会のスライドだね」後輩「はい」あなたう~~ん、この文字、ゴシックにして影をつけると、ほら、こうやって目立つようになるよ」後輩「あ、そうですね、ありがとうございます」あなた「それとさ、この引用文献の表示は、雑誌名の略号はこうやってイタリックにすると……」OK指導医あなた(肘をついて考えている様子の後輩の背中から)「お、今度の総会のスライドかい?」後輩「はい」あなた「考え込んでいるように見えたけど、何かしっくりこないのかな?」後輩「そうなんですよ、自分で作ったんですけどダサい感じがして。先輩のはいつもかっこいいなあ、と思って見ているんですが……」あなた「そうかい、そう言われると嬉しいな。これも悪くないと思うけど、具体的にもっとどんな風だったら良いの?」後輩「僕がこの症例を経験して分かったことをもっとバーンって、アピールできたら良いかなと」あなた「そうか、もっとインパクトが欲しいんだね(後輩の目的を明確化する)。それなら良い本があるけど、見てみる?」後輩「おねがいします」本棚から『続・あなたのプレゼン誰も聞いてませんよ!とことんシンプルに作り込むスライドテクニック(渡部欣忍著)』を持ってきて渡す。…後日…あなた「この前のスライド、どうなった?」後輩「あ、見てください、どうですか?」あなた「お、良いねえ、文字数を減らして大きなフォントにしたんだね。他に何か気になるところはある?」後輩「実は、引用文献の表示方法が良く分からないんですけど……」NG指導医は聞かれもしないのに指導を始めていますが、OK指導医はまず相手の違和感を聴いています。普段から後輩を観察し、困っていそうなときに一呼吸おいて「何か気になっている?」と声掛けてみませんか?

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14JapaneseDermatologicalAssociationNewsLetterNo.682026July特集2診療ガイドライン紹介「天疱瘡診療ガイドライン2026」のポイント前版の「天疱瘡診療ガイドライン」が発表されたのが2010年だったので、16年ぶりの改訂となりました。今回の改訂プロセスでは、Minds診療ガイドライン作成マニュアルの手順に従って、まず重要臨床課題を設定し、対応するクリニカルクエスチョン(CQ)を作成しました。それぞれのCQについて、PICO(患者、介入、比較、アウトカム)を明確にした上で包括的な文献検索が行われ、その結果をふまえて、推奨決定会議を行って、策定委員会で推奨度と推奨文を決定しました。パブリックコメントを経て、2026年3月号の日本皮膚科学会雑誌で「天疱瘡診療ガイド」が公開されています。重要臨床課題に基づいて設定されたCQガイドラインの目的は、日本全体の天疱瘡の診療の質を高めることであり、そのための重要臨床課題として、(1)寛解導入率を高めるにはどうしたらよいか、(2)副作用を最小限にとどめるにはどうしたらよいか、(3)病勢を正確に評価するためにはどうしたらよいか、の3つを設定しました。重要臨床課題(1)および(2)に基づいたCQとして、CQ1からCQ5が作成されました。CQ1は、「中等症以上の天疱瘡に対して、初期治療として1mg/kg/日のプレドニゾロン(PSL)内服は推奨されるか?」です。これまでの治療実績から、効/kg/日のPSLの初期投与は推奨されますが、副作用のリスクを中心とした安全面での課題があることが認識されています。将来的には、ガイドラインで推奨すべきステロイドの初期投与量について、症例を蓄積しながら議論していく必要があると考えられます。CQ2では、中等症以上の症例に対する寛解導入における免疫抑制薬の併用について取り上げています。免疫抑制薬の有用性は認められる一方で、そのメリットとデメリットを、施設ごと、症例ごと、薬剤ごとにしっかりと検討することが必要と考えられます。CQ3では、中等症以上の天疱瘡に対する初期治療が不十分だった場合、早期に寛解導入するために血漿交換療法と免疫グロブリン大量療法(IVIG)の追加を推奨しています。CQ4およびCQ5では、抗CD20抗体療法(リツキシマブ)の有用性が述べられています。天疱瘡は稀少疾患のため、国際的にも前向き研究や二重盲検比較試験は多くありません。そのような状況でもリツキシマブは、寛解導入が困難な症例(CQ4)、ステロイド減量中に再燃した症例(CQ5)だけでなく、初期治療においても前向きの比較試験で、天疱瘡に対する高い効果を示しており、海外のガイドラインと同様に日本でも天疱瘡治療の中心的存在になってくることが予想されます。CQ6とCQ7では、重要臨床課題(3)の病勢評価に焦点が当てられています。CQ6では、治療導入期における病勢評価に臨床症状スコアPDAI(pemphigusdiseaseareaindex)を用いることを推奨しています。CQ7では、治療維持期における病勢評価に、血清中のデスモグレイン(Dsg)に対する自己抗体価を用いることを推奨しています。しばしば臨床現場で担当医を悩ませる、天疱瘡の症状が見られなくなっても血清中の抗Dsg抗体が検出される症例への対処法も、なるべく実践的に記載することを心がけました。臨床の現場における天疱瘡診療の指針としてガイドライン前半部分は、天疱瘡の総論として、定義、疫学、病態生理、臨床病型、診断と重症度判定、治療の各項目から構成されています。日本国内で自己免疫性水疱症の診療・研究を牽引するエキスパートが集まった策定委員会の意見を集約して作成しました。中等症以上の天疱瘡に対する治療として、目標(ゴール)である「寛解」を常に意識しながら、治療導入期と治療維持期に分けて方針を立てることは、前版のガイドラインとほぼ同じです。今回の改訂では、初期治療の効果が不十分な場合の追加治療を検討する上で、比較的短期間で効果が期待できるもの(速効性)と、効果が現れるまでに時間がかかるもの(遅効性)に分けて考えることの重要性を治療アルゴリズムにも盛り込みました(図)。さまざまな面からの有用な情報が統合された実践的なガイドラインとして、天疱瘡の診療現場で活用されることを願ってやみません。最後になりましたが、「天疱瘡」の策定・公開において、ご協力を賜ったすべての皆様に深く感謝を申し上げます。図天疱瘡治療アルゴリズム天疱瘡の診断重症度判定(PDAI)治療開始前に必要な検査の実施初期治療:中等症以上ではステロイド内服(PSL1.0mg/kg/日)軽症では少なめのステロイド内服治療を考慮してもよい。(PSL0.5mg/kg/日など)臨床症状による効果判定(PDAI)併用療法を追加執筆者血清抗体価(CLEIA、ELISA)の推移や臨床症状による総合的な病勢評価臨床症状の再燃・再発なし臨床症状の再燃・再発が見られた場合治療目標天疱瘡診療ガイドライン策定委員会山上淳東京女子医科大学皮膚科准教授無治療、あるいはステロイド内服(プレドニゾロン10mg/日以下)、および/または最小限の補助療法にて寛解を維持

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No.682026JulyJapaneseDermatologicalAssociationNewsLetter15「蕁麻疹診療ガイドライン2026(第4版)」のポイント蕁麻疹は、ありふれた疾患でありながらその病態には未知の部分が多かったが、近年になり、マスト細胞を中心としてその周囲の環境を含めた病態解明が進み、新たな治療法が開発されている。本ガイドラインは、2018年版である「蕁麻疹診療ガイドライン2018」以来8年ぶりの本邦の蕁麻疹診療ガイドライン改訂となり、2018年版作成時以降に発表されたエビデンスを検証し、改訂し策定された。蕁麻疹領域で研究の進歩が目覚ましい疫学と病態に関する情報を追加、主たる分類の微調整し、治療アルゴリズムを変更した。蕁麻疹診療の行動指針は項目を追加し、委員内での合意をとり示した。臨床設問(CQ)については委員内での推奨度を掲載し、エビデンスレベルを4段階の基準で示した。蕁麻疹は皮膚科のみでなく、一般内科などのプライマリケア医による診断や治療がなされているが、診療手順には大きなばらつきがあることが判明している。本ガイドラインの策定により、我が国において蕁麻疹患者を診察した際の病型診断を含めた診断・検査・評価・治療などの診療手順の均てん化の促進が期待される。◆改訂の要点本ガイドラインは情報量の多いガイドラインであるため、2018年版からの改訂の要点を下記に列記し、後の項目で各項目の要点を解説する。1)疫学の項目の追加、2)病態生理についての内容の追加、3)主たる分類と病型の名称の変更、調整、4)蕁麻疹の検査(特に慢性特発性蕁麻疹(CSU)について)の記載の変更、5)蕁麻疹の病型に応じた治療目標段階の変更と評価ツール(PROMs)の明記、6)慢性特発性蕁麻疹に対する薬物治療手順の改訂、7)蕁麻疹の診療手順を急性期と慢性期に分けて明記、8)蕁麻疹診療の行動指針についての委員によるコンセンサスレベルの明記、9)CQの修正と追加;推奨度とエビデンスレベルの厳格化と投票結果の明記、10)病型別の治療のエビデンスにBTK阻害剤を含む治療薬の項目の追加と整理。◆病態生理と疫学情報の追加慢性特発性蕁麻疹(CSU)において、自己抗原に対するIgE(Ⅰ型自己アレルギー)表1蕁麻疹の主たる病型Ⅰ.特発性の蕁麻疹spontaneousurticaria1.急性特発性蕁麻疹acutespontaneousurticaria(発症後6週間以内)2.慢性特発性蕁麻疹chronicspontaneousurticaria(発症後6週間を超えたもの)Ⅱ.刺激誘発型の蕁麻疹(特定刺激ないし負荷により皮疹を誘発することができる蕁麻疹)inducibleurticaria3.アレルギー性の蕁麻疹allergicurticaria(食物依存性運動誘発アナフィラキシーFDEIAを含む)4.非アレルギー性の蕁麻疹non-allergicurticaria(NSAID誘発蕁麻疹(NSAID不耐症による蕁麻疹)NSAID-inducedurticaria(urticariaduetointolerance)を含む)5.物理性蕁麻疹physicalurticaria(機械性蕁麻疹mechanicalurticaria,寒冷蕁麻疹coldurticaria,日光蕁麻疹solarurticaria,温熱蕁麻疹heaturticaria,遅延性圧蕁麻疹delayedpressureurticaria,水蕁麻疹aquagenicurticaria)6.コリン性蕁麻疹cholinergicurticaria7.接触蕁麻疹contacturticariaⅢ.血管性浮腫angioedemaマスト細胞起因性(mast-cellmediated)8.特発性の血管性浮腫idiopathicangioedema9.刺激誘発型の血管性浮腫inducibleangioedema(振動血管性浮腫vibratoryangioedemaを含む)非マスト細胞起因性(non-mast-cellmediated)10.後天性のブラジキニン起因性の血管性浮腫acquiredbradykinin-mediatedangioedema(acquiredangioedema(AAE),薬剤性を含む)11.遺伝性血管性浮腫hereditaryangioedema(HAE)(ブラジキニン起因性,血管内皮起因性を含む)12.メディエーター不明の血管性浮腫angioedemaofunknownmediatorⅣ.蕁麻疹関連疾患urticariaassociateddiseases13.蕁麻疹様血管炎urticarialvasculitis14.色素性蕁麻疹(皮膚肥満細胞症)urticariapigmentosa(cutaneousmastocytosis)15.Schnitzler症候群およびクリオピリン関連周期熱症候群や、IgE受容体等に対する自己抗体(Ⅱb型自己免疫)の関与が整理され、マスト細胞受容体MRGPRX2、補体、凝固系、Th2サイトカイン(IL-4、IL-13)の役割も詳述した。日本国内のレセプトデータベース等に基づくCSUの有病率(1.1~1.6%)などの最新の疫学情報が追加された。◆主たる分類と病型の名称の変更、調整特発性の蕁麻疹の名称を、国際ガイドラインで用いられている用語に沿って、急性蕁麻疹を急性特発性蕁麻疹に、慢性蕁麻疹を慢性特発性蕁麻疹(CSU)に変更した。食物依存性運動誘発アナフィラキシーをアレルギー性の蕁麻疹の中に含め、アスピ誘発蕁麻疹に名称変更し、これを非アレルギー性の蕁麻疹の中に含めた。血管性浮腫を病態の側面から細分類し、マスト細胞が関与するものをマスト細胞起因性、それ以外のものを非マスト細胞起因性として大別した(表1)。◆CSUの検査についての記載CQ3では、CSUの非定型的な症例、難治性の症例などで、背景因子、合併症の存在が疑われる場合は個々の症例に応じた検査(総IgE値、抗甲状腺ペルオキシダーゼIgG抗体(抗TPO抗体)、CRPの測定など)を行っても良いと推奨文に記載し、エビデンスレベルをBと評価した。◆蕁麻疹の評価と病型に応じた治療目標の設定と評価ツールの充実(疾患活動性)、蕁麻疹・血管性浮腫でのUCT(疾患コントロール)、血管性浮腫でのAECT(疾患コントロール)の使用を推奨し、表として示した。さらに、蕁麻疹の病型と治療目標については、「重症度とコントロールを評価し、治療の内容と目標さらに病態を説明・共有する」診療行為を行った上で、治療の第一目標として「治療により生活に支障がない状態」(UCT12点以上)を新たに設定し、その後第二目標として「治療により症状が現れない状態」(UCT16点)を目指して治療する方針を示した(図1)。◆CSUに対する薬物治療手順(アルゴリズム)の改訂2018年版以降の新規エビデンスを反映させ、Step2治療としてオマリズマブに加えてデュピルマブを新たに治療選択肢として追加した。シクロスポリンはStep2の治療(生物学的製剤)でも制御できない場合のStep3治療として順序を含めて整理した。2018年のStepに含まれていた補助的治療薬や副腎皮質ステロイド内服については、Stepの枠外に移動させた(図2)。また、「蕁麻疹ではステロイド外用薬の使用は避ける」ことが新規の行動指針として強い合意で示された。◆まとめ本ガイドラインの情報量は非常に多いため今後に簡略版を作成予定があ執筆者り、簡略版を含めて要点を蕁麻疹診療ガイドライン策定委員会押さえてもらうことで、蕁麻疹診療の均てん化に繋福永淳がることを期待している。大阪医科薬科大学医学部感覚器機能形態医学講座皮膚科学准教授図1蕁麻疹の病型と治療目標図2慢性特発性蕁麻疹に対する薬物治療手順プライマリ・ケアで実施可能Step2の前に試してもよいStep1に追加して補助的治療薬としてH2-拮抗薬*、抗ロイコトリエン薬*、トラネキサム酸専門施設で実施すべき治療急性増悪時のみ:副腎皮質ステロイド(プレドニゾロン換算量<0.2mg/kg/日)内服**,#治療内容は、蕁麻疹の症状と効果に応じてステップアップし、症状軽減がみられれば患者負担の高いものから順次減量、中止する。*:蕁麻疹に対する保険適用は未承認**:漸減期間を含めて2週間以内の短期間の使用にとどめる#:慢性特発性蕁麻疹に対する保険適用は未承認

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16JapaneseDermatologicalAssociationNewsLetterNo.682026July新教授紹介東東邦大学医学部皮膚科学講座(大森)教授たねせ種瀬けい啓じ士先生邦大学医学部皮膚科学講座(大森)の第7代教授を、このたび2026年4月1日付で拝命い略歴2001年3月慶應義塾大学医学部卒業4月慶應義塾大学医学部皮膚科学教室研修医2003年4月慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程2007年4月川崎市立川崎病院皮膚科副医長2010年1月UniversityofTexasMDAndersonCancerCenter,DepartmentofMelanomaMedicalOncologyPostdoctoralfellowたしました種瀬啓士と申します。東邦大学の皮膚科年8月に皮膚泌尿器科より分離独立し、石津俊先生が初代教授として就任・開設されました。以来、60年以上にわたって地域の皮膚科医療の中核を担うとともに、接触アレルギーや水疱症をはじめとする多様な皮膚疾患の診療・研究を通じて本邦の皮膚科学の発展に貢献してまいりました。このような伝統ある講座をお預かりする責任の重さに身の引き締まる思いでおります。私は2001年に慶應義塾大学医学部を卒業し、同大学皮膚科学教室に入室しました。その後、大学院生としての同大学医学部病理学教室への国内留学と米国MDAndersonCancerCenterでの海外留学を通じて皮膚悪性腫瘍の病理診断および基礎研究の研鑽2013年1月慶應義塾大学医学部皮膚科学教室助教2016年4月独立行政法人医薬品医療機器総合機構臨床系審査専門員慶應義塾大学医学部臨床研究推進センター助教2019年4月慶應義塾大学医学部皮膚科学教室助教独立行政法人医薬品医療機器総合機構定期専門委員(併任、2022年3月まで)を積む機会を得ました。また、2016年からは本邦の薬事規制当局である独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に出向し、常勤・非常勤を合わせ年間、新薬審査業務を中心とした薬事の実務に携わりました。審査に関わった皮膚科領域の医療用品目となります。このような様々な学びの場をいただき、またご指導いただいた数多くの関係諸先生方に感謝を申し上げます。これらの自身の経験も踏まえ、今後は先人が築き上げてきた伝統と実績を礎としつつ、それを次世代へ確実に継承し、さらに新たな価値を創出できるよう努めてまいります。引き続きのご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。2019年10月慶應義塾大学医学部皮膚科学教室専任講師2022年4月独立行政法人医薬品医療機器総合機構クリニカルエキスパート(併任、2025年3月まで)2023年2月東邦大学医療センター大森病院皮膚科准教授2026年4月東邦大学医学部皮膚科学講座(大森)教授山形大学医学部皮膚科学講座教授を令和8年5月1日付けで拝命いたしました種村篤です、どうぞよろしくお願い申し上げます。まずは、これまでご指導下さった先生方やご支援頂いた皆様に心より感謝いたします。大変光栄であり身の引き締まる想いです。私はこれまで、大阪大学医学部皮膚科学教室にて吉川邦彦先生、片山一朗先生、そして藤本学先生と三代にわたる教授のご指導を仰いできました。加えまして、多くの先輩・後輩先生方との交流、他科先生方との共同研究などを通じ、豊富な知識と貴重な経験を数多くさせて頂きました。とりわけ色素異常症および皮膚悪性腫瘍を専門として、研究・診療に携わってまいりました。色素異常症は、略歴1997年3月近畿大学医学部卒業1997年5月大阪大学医学部皮膚科研修1998年6月国立大阪南病院皮膚科研修1999年6月大阪大学医学部形成外科2000年1月大阪厚生年金病院形成外科先代の鈴木民夫名誉教授らが教室のメインテーマとして長年にわたり積み重ねてこられた研究領域であり、その知見と精神をしっかりと継承し、さらに発展させていくことが私の使命と考えております。また、皮膚悪性腫瘍の外科治療を含めた集学的治療も私の得意とする分野であり、今後も全力で取り組む所存です。教育面では、医学生に「視える皮膚科」の魅力を最大限発信し魅了する、若手皮膚科医には自信と誇りを育み長く活躍してもらうつもりです。皮膚科学教室・同門先生方、山形大学の他科教室先生方と積極的かつ有機的に連携し、最後の砦として地域医療への貢献と国際的な研究発信の両立を目指し努めてまいります。今2000年6月国立大阪病院形成外科2005年4月大阪大学医学部皮膚科2005年6月米国ジョンウェイン癌研究所腫瘍研究部門リサーチフェロー2007年5月大阪大学医学部皮膚科助教2014年4月大阪大学医学部皮膚科講師山形大学医学部皮膚科学講座教授たねむら種村あつし篤先生後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。2021年4月大阪大学医学部皮膚科准教授2024年4月大阪大学医学部附属病院病院教授兼任2026年5月山形大学医学部皮膚科教授防衛省防衛医科大学校医学教育部医学科皮膚科学講座教授防はしもと端本たか宇し志先生衛医科大学校皮膚科学講座教授に2026年4月1日付で昇任いたしました。略歴2004年3月東京医科歯科大学医学部医学科卒業2004年4月東京医科歯科大学医学部附属病院初期研修プログラム2006年4月東京医科歯科大学医学部附属病院後期研修プログラム(皮膚科)2007年4月取手協同病院皮膚科医師2008年4月土浦協同病院皮膚科医師私は2004年に東京医科歯科大学を卒業し、初期研修を経て同皮膚科に入局しました。西岡清先生、片山一朗先生、横関博雄先生、佐藤貴浩先生を中心に煌めくばかりの偉大な先生方からご指導を受け、皮膚症状をつぶさに観察し、なぜその患者さんにその症状が出なければならなかったかを深く考える面白さを教えていただきました。皮膚科医として成長する中で、とくに「かゆみ」という症状に魅せられました。2017年からGod-fatherofItchの異名をとるDr.Yosipovitchのもとでかゆみの臨床と研究の研鑽を積みました。現在は幅広く皮膚病診療に従事するとともに、かゆみを主体とした研究も継続しております。防衛医科大学校は防衛省の施設等機関であり、優2010年4月東京医科歯科大学大学院博士課程入学(皮膚科学)2012年7月防衛医科大学校医学教育部医学科助教(皮膚科学)2015年5月横浜市立みなと赤十字病院皮膚科医長2015年7月東京医科歯科大学大学院博士課程修了(博士[医学])2016年4月東京医科歯科大学医学部皮膚科助教れた医官(医師である幹部自衛官)となるべき者を育成するとともに、防衛、災害派遣、国際平和協力といった自衛隊の任務遂行に必要な医学に関する教育・研究をおこなうことを目的としています。とはいえ、優れた医官であるためには優れた臨床医である必要があり、さらには、次世代への教育や患者の福音につながる医学研究への情熱も望まれます。いままで私はたくさんの先生に育てていただきました。そのご恩を次世代に還元し、良き皮膚科医、優れた医官を育て、もって皮膚科学へ貢献することが私の使命です。今後とも、防衛医科大学校への皆様の温かいご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。2017年7月米国マイアミ大学Dr.PhillipFrostDepartmentofDermatologyandCutaneousSurgery,MiamiItchCenter研究員2020年1月防衛医科大学校病院皮膚科講師2022年4月防衛医科大学校医学教育部医学科准教授(皮膚科学)2026年4月防衛医科大学校医学教育部医学科教授(皮膚科学)

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開業医のつぶやき山川有子山川皮ふ科院長執筆者皮膚科医だけど○○しています!したいです!〈例〉皮膚科医だけどフラダンスやってます!SNSの発信を頑張りたいです!など〈文字数:100字程度〉テーマ●❸皮膚科医川柳お題「皮膚科医あるある」〈例〉塗りぐすり注文多いが塗ってない〈文字数:17字(5・7・5)〉テーマ●❷テーマ●❶地元のプチ自慢〈例〉私の地元○○県は喫茶店のモーニングが豪華で、ドリンク一杯でランチ並の食事がつきます!〈文字数:100字程度〉https://bit.ly/34BBiBb応募フォームみなさまからのご応募をお待ちしております!今回ご投稿いただいたテーマ以外にも、さまざまな投稿企画をご用意しております。応募数に制限はございませんので、右記のフォームより奮ってご応募ください!募集概要子供の頃から私は医師を目指し、いずれは自分を助けてくださった「街のお医者さん」になりたいと思っていました。クリニックは、病気の方が辛い思いでいらっしゃる場所でありますが、帰る時には明るく元気でそして笑顔になって頂きたい、と考え、患者さんに親しみを込め、愛情を持って接してきました。しかし、最近はクリニックが、というより社会全体がいろいろと変わってきているようです。他人に容姿や身体的特徴など外見の評価をしてはいけない、立場や事情などを同情して哀れんではいけない、プライバシーを侵害してはいけない、人が置かれている状況を過小評価しても過大評価してもいけないし、励ましてもいけない。私はクリニックで、親しい患者さんに思わず、「可愛い」「素敵」などと口が滑り、患者さんもまた「先生、顔が小さい」「髪型が似合ってる」などと言ってきて、お互い外見評価を口にしてしまいます。また、今日も若い女性が手に火傷を負い、痛がって受診されたので「可哀想に」と思わず口から出てしまいました。患者さんの話を聞き、時には深刻な相談に乗ったりしているうちに同情しすぎてしまいます。また患者さんを励まそうとつい声がけをしてしまいます。しかしこれらは、現在の医療現場では会話としてふさわしくない、とわかってはいます。思ったことは言わず、ただ皮疹を診て、客観的に原因、誘因、検査、治療、予後などを説明し、手際よく診察をすることが良いのでしょうか。それを望んでいる患者さんもいらっしゃるでしょう。しかし、そればかりでは私の目指してきた「街のお医者さん」像には程遠いのです。時に診察室に笑い声があっても、たまには涙声があっても良いのではないでしょうか。患者さんが少しホッとして、わずかでも納得して、これから頑張って治そう、と思って元気にクリニックを出てくれるよう、これからも言葉を選びながら溢れ出る自分の気持ちを伝えたいと思います。JapaneseDermatologicalAssociationNewsLetterDermatologist’sデルぽん処方箋渡した瞬間「あとこれも」小林梓/埼玉県皮膚科医川柳テーマ②」「投稿者より皮膚科は季節モノの疾患が比較的多いように思います。寒くなると凍瘡、暖かくなると毛虫やアオバアリガタハネカクシによる皮膚炎など。マダニもその一つで、毎年、第一例目の患者さんが受診すると「もうそんな時期なんだ」としみじみとします。温暖化のせいか、それが少しずつ早くなっていると思うのは私だけでしょうか。桜よりマダニ受診で春を知るミーコ/福岡県医師・漫画ブロガー。外来診療の皮膚科あるあるやハプニング、皮膚科医として日常で感じたことなどを4コマ漫画ブログにアップしている。ブログ発の漫画本、2冊既刊。最近はもっぱら趣味のマラソンネタなど。ゆるいファンランナー。デルぽんのダイアリーデルぽんのダイアリーDr.Dr.No.682026July17〈ご応募期限〉2026年8月5日(水)採用された方には、日本皮膚科学会オリジナルカード型USBメモリ・モバイルバッテリー・ステンレスボトルのいずれか(ボトルは白か青が選べます)をプレゼント!投稿者より問診票に書いてあることを一通り診察し、処方箋を渡して「お大事に」と言おうとした瞬間に、「あとこれも見て欲しい」と第2第3主訴が飛び出して来がちです。

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18JapaneseDermatologicalAssociationNewsLetterNo.682026July2026年度各学会賞について2026年度の各学会賞の受賞者・受賞施設は下記のとおりです。おめでとうございます。学会賞等受賞一覧■担当:学術チーム・学会誌チーム(敬称略)日本皮膚科学会皆見省吾記念賞むかい向井みほ美穂慶應義塾大学日本皮膚科学会・雑誌論文賞えんどうゆきえ遠藤雪恵群馬大学MasterofDermatology(Maruho)いまやましゅうへい今山修平今山修平クリニック&ラボConversionofpathogenicTcellsintofunctionallystabilizedTregcellsforantigen-specificimmunosuppressioninpemphigusvulgarisScienceTranslationalMedicine,Vol.17,Issue821,eadq9913,2025.自己免疫性水疱症患者におけるサイトメガロウイルス感染日本皮膚科学会雑誌第135巻第13号2583-2593,20251)正常皮膚と病変の微細構築と,それに基づく解剖学的イラストの提供2)見届けた症例の学会報告による情報の共有日本皮膚科学会基礎医学研究費(資生堂寄付)(支部順・50音順)いまふくけいすけ今福恵輔おがわたつや小川達也たかはしとしや髙橋隼也いくのやすあき生野泰彬よしかわたけのり吉川剛典すながわ砂川こう滉北海道大学筑波大学東北大学滋賀医科大学名古屋大学岡山大学ミトコンドリア機能異常が駆動する表皮バリア破綻機構の解明生体防御システムによる毛包新生メカニズムの解明日本皮膚科学会炎症性皮膚疾患研究費(アッヴィ助成)ふくだけいたろう福田桂太郎理化学研究所アトピー性皮膚炎における超硫黄レドックス代謝動態の解明と硫黄レドックスendotypeの確立老化に伴う頭皮細胞の男性ホルモン応答性(competence)変容のトランスクリプトーム解析空間トランスクリプトーム解析を用いた、CARD14関連表皮分化疾患の病態メカニズムの解明ネザートン症候群(SPINK5-sEDD)に対する新規KLK5/7阻害外用剤の開発とモデルマウスを用いた薬効解析炎症性微小環境ニッチに着目した乳房外パジェット病insituの制御日本皮膚科学会皮膚医学研究基金(ロート製薬寄付)(支部順・50音順)たかはしたけひろ髙橋岳浩よしおか吉岡はなこ華子東北大学大阪大学円形脱毛症における全身-局所の免疫・代謝病態連関の網羅解析皮下脂肪の炎症と抗炎症の切り替えを担う機構の検討TheJournalofDermatologyBestPaperPrizein2025JunjiKato/SapporoMedicalUniversityThegenomiclandscapeofcutaneoussquamouscellcarcinomainJapan.JournalofDermatology,Volume52,Issue3,493-498,2025.KenMiyazaki/WakayamaMedicalUniversityBiomarkersassociatedwithprogressionofinfantilehemangioma:Exploratorystudy.JournalofDermatology,Volume52,Issue4,712-725,2025.JDMostDownloadedArticlesin20251TokuraY,YunokiM,KondoS,OtsukaM.Whatis“eczema”?JDermatol.2025;52:192-203.ShiX,SongM,ZhaoY,TuanH,ZhaoA.Thedevelopmentandvalidationofthehairsheddingvisual2scaleforAsianwomen(HSVS-A).JDermatol.2023;50:1644-1646.IgarashiA,TsujiG,FukasawaS,MurataR,YamaneS.Tapinarofcreamforthetreatmentofatopicdermatitis:3EfficacyandsafetyresultsfromtwoJapanesephase3trials.JDermatol.2024;51:1404-1413.SasakiW,SaitoR,SuzukiK,WatanabeD,Minami-HoriM,KamadaH,etal.ClinicalCharacteristicsand4RiskFactorsforCutaneousManifestationsAssociatedWithNemolizumabinAtopicDermatitis:AMulticenterRetrospectiveStudyinJapan.JDermatol.2026;53:399-409.MoritaA,SaekiH.Pediatricpsoriasis:Understandingpathologicalconditionsandadvancesin5treatment.JDermatol.2024;51:185-195.6YamazakiF.Psoriasis:Comorbidities.JDermatol.2021;48:732-740.RoggenkampD,SammainA,FürstenauM,KauschM,PasseronT,KolbeL.Thiamidol®inmoderate-toseveremelasma:24-week,randomized,double-blind,vehicle-controlledclinicalstudywithsubsequent7regressionphase.JDermatol.2021;48:1871-1876.8YamanakaK,YamamotoO,HondaT.Pathophysiologyofpsoriasis:Areview.JDermatol.2021;48:722-731.XieL,LopesAlmeidaGomesL,StoneCJ,FadenDF,WerthVP.Anupdateonclinicaltrialsfor9cutaneouslupuserythematosus.JDermatol.2024;51:885-894.Bar-IlanE,BarJ,BanielA,SlodownikD,ArtziO,SamuelovL,etal.Intralesionalhumanpapillomavirus10vaccineforthetreatmentofrecalcitrantcutaneouswarts.JDermatol.2023;50:1373-1380.MostCitedArticlesin2025(publishedin2023and2024*)*EarlyViewpublicationyearsof2023and2024.123HaginoT,SaekiH,FujimotoE,KandaN.Real-worldeffectivenessandsafetyofbimekizumabinJapanesepatientswithpsoriasis:Asingle-centerretrospectivestudy.JDermatol.2024;51:649-658.ImafukuS,OkuboY,TadaY,OhtsukiM,ColstonE,NapoliA,etal.Deucravacitinib,anoral,selective,allosterictyrosinekinase2inhibitor,inJapanesepatientswithmoderatetosevereplaque,erythrodermic,orgeneralizedpustularpsoriasis:Efficacyandsafetyresultsfromanopen-label,phase3trial.JDermatol.2024;51:365-379.KomineM,KimH,YiJ,ZhongY,SakaiY,CrawfordB,etal.Adiscretechoiceexperimentonoralandinjectiontreatmentpreferencesamongmoderate-to-severepsoriasispatientsinJapan.JDermatol.2023;50:766-777.TopReviewerAwards20251中島英貴(ふみの皮フ科)7赤坂英二郎(弘前大学)2後藤寛之(大阪公立大学)7岩田浩明(岐阜大学)3橋爪秀夫(静岡社会健康医学大学院大学)9林良太(新潟大学)4乃村俊史(筑波大学)9東裕子(鹿児島市立病院)5鎌田昌洋(帝京大学)9武市拓也(名古屋大学)6一木稔生(九州大学)2025年度日本皮膚科学会雑誌振興賞(サノフィ助成)※()内は賞金額最優秀施設福島県立医科大学医学部皮膚科学講座(140万円)兵庫県立がんセンター皮膚科(65万円)東京医科大学皮膚科学分野(65万円)優秀施設さとう皮膚科(60万円)国立病院機構福岡病院アレルギー科皮膚科(20万円)4467777SatohTK,NeulingerMM,StadlerPC,AokiR,FrenchLE.Immunecheckpointinhibitor-inducedepidermalnecrolysis:Anarrativereviewevaluatingdemographics,clinicalfeatures,andculpritmedications.JDermatol.2024;51:3-11.HaginoT,SaekiH,FujimotoE,KandaN.Efficacyandsafetyofbaricitinibtreatmentformoderatetosevereatopicdermatitisinreal-worldpracticeinJapan.JDermatol.2023;50:869-879.ImafukuS,TadaY,HippeliL,BanerjeeS,MoritaA,OhtsukiM.EfficacyandsafetyoftheselectiveTYK2inhibitor,deucravacitinib,inJapanesepatientswithmoderatetosevereplaquepsoriasis:Subgroupanalysisofarandomized,double-blind,placebo-controlled,globalphase3trial.JDermatol.2023;50:588-595.DainichiT,IwataM,KakuY.Alopeciaareata:What'snewinthediagnosisandtreatmentwithJAKinhibitors?JDermatol.2024;51:196-209.HaginoT,SaekiH,FujimotoE,KandaN.Effectivenessoflong-termbimekizumabtreatmentandpredictivefactorsforrespondersinmoderate-to-severepsoriasis:A52-weekreal-worldstudy.JDermatol.2025;52:317-328.NapolitanoM,FabbrociniG,PatrunoC.Dupilumab-associatedcutaneousadverseeventsamongadultpatientswithatopicdermatitis:Aretrospectivestudy.JDermatol.2023;50:880-887.ChuM,ShenS,ZhuZ,LiZ,BaiY,MaJ,etal.Associationofpsoriasiswithdepression,anxiety,andsuicidality:Abidirectionaltwo-sampleMendelianrandomizationstudy.JDermatol.2023;50:1629-1634.ご感想をお寄せください読者アンケート読者アンケートご協力のお願いJDALETTERをお読みいただきありがとうございました。今後の制作の参考のためにご意見をお寄せください。右記QRコードよりご回答いただけます。(アンケート実施期間:2026年8月31日(月)まで)理事の先生方によるコラムをリレー形式でお届けします!変わりゆく時代と皮膚科医の使命執筆者奥山隆平信州大学医学部皮膚科学教室教授大学の各種会議に参加していると、2035年頃から大学受験世代が急速に減少し、2040年には現在の約7割にまで落ち込むという予測を耳にする機会が増えました。少子高齢化の進行については十分に認識しているつもりであっても、その具体的な影響を実感として捉えることは容易ではありませんでした。しかしながら、人口構造の急激な変化は、医療制度をはじめとする社会基盤の維持に深刻な影響を及ぼし得るものであり、もはや看過できない現実として迫ってきています。今後の日本社会は、これまでの延長線上では語れない大きな転換期を迎える可能性があります。そのような中で、皮膚科診療においても「これまで当然であったこと」が通用しなくなる場面が増えていくのかもしれません。医療資源の制約、地域格差、患者背景の変化など、我々が直面する課題はより複雑化していくでしょう。一方で、どのような時代にあっても、質の高い診療能力と倫理観を備えた医師が社会から求められることに変わりはありません。しかし、時代の潮流を的確に捉え、その変化に適応していく姿勢を欠けば、医療そのものの在り方を見誤る危険性も孕んでいます。将来を見据えつつ、足元の診療を丁寧に積み重ねることの重要性を、改めて自戒を込めて感じています。No.682026年7月20日発行発行:公益社団法人日本皮膚科学会理事長:藤本学東京都文京区本郷4-1-4TEL:03-3811-5099FAX:03-3812-6790URL:https://www.dermatol.or.jpE-mail:gakkai@dermatol.or.jp編集委員長:室田浩之デザイン・制作:株式会社エフスタイル・株式会社ローヤル企画印刷:株式会社杏林舎本誌掲載記事、写真等の無断複写・複製・転載を固く禁じます。©TheJapaneseDermatologicalAssociation

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