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# 築地本願寺新報　2024年7月号

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03僧侶の一日僧侶の一日築地本願寺新報WEB版はこちら仏前結婚式6月某日、築地本願寺に勤務する職員の仏前結婚式が築地本願寺の本堂にて執り行われました。親族や友人だけではなく、参拝者の皆さまにも見守られながら夫婦の門出を阿弥陀さまの御尊前で奉告いたしました。お寺というと葬儀や法事の印象が強いかもしれませんが、築地本願寺ではどなたでも仏前結婚式を挙げることができます。目次01表紙03僧侶の一日目次04築地ニュース06特集天文学と仏教―仏教は地動説をどう考える？―14眠れない夜に効く、仏さまの話16ちょっと、聞いてよ18法話八幡真衣（本光寺衆徒）20コラムあっち、こっち、どっち?酒井順子22英語で歎異抄24多田修の落語寺25松本智量のようこそ、仏教シネマへ26築地本願寺で働くヒトビト27TERAMACHI38仏さまの教え39PLAZA407月のスケジュール428月のスケジュール・編集後記44話はつきじ2

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04築地ニュース築地ニュース築地本願寺や築地周辺の気になるニュースやモノ・コトを紹介します。北國新聞社後援の能登半島震災復興応援フェアが開催5月24日、25日に、築地本願寺境内で、北國新聞社後援による「能登半島地震復興応援フェア」が開催されました。輪島塗の漆器や石川県産のお米をはじめとする石川県の特産品の販売や、水引でポストカードを作成する「水引体験」コーナーなどがありました。参加者からは、「特産品を買って少しでも石川の力になればと思います」との声が上がっていました。全日本仏教婦人連盟第12回総会が開かれました5月31日に公益社団法人全日本仏教婦人連盟の第12回総会が開催されました。全日本仏教婦人連盟は、仏教に賛同する団体を組織し、社会福祉事業に貢献することを目的に1954（昭和29）年10月6日に設立された仏教婦人団体です。本堂にて勤行の後、中尾宗務長による法話や総会がおこなわれました。築地本願寺合同墓総追悼法要を修行6月8日、築地本願寺合同墓納骨者総追悼法要を修行しました。法要は、朝・昼・夕方の部の計3回に分けて修行し、松岡満優師（群馬県・蓮照寺）による法話がありました。本堂に訪れた約1100名の参拝者の方々には、それぞれメッセージカードに「大切な故人さまへ今伝えたいことば」を記載してもらい、法要後、カードは合同墓礼拝堂にお供えしました。当日の法要は、期間限定で築地本願寺YouTubeチャンネルにて配信していますので、ぜひご視聴ください。

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05築地ニュース築地のヒト今月の人いまだ進まぬ復興被災地に心を寄せて2024（令和6）年1月1日、石川県で発生した能登半島地震。被災地の現状について、石川県金沢市に本社を置く北國新聞社の東京支社長である谷内一夫さんに、お話を伺いました。「震災から半年近くが経過していますが、実は能登半島の現状はあまり変わっていません。道路には亀裂も残っているし、水道などのインフラの復旧も遅れている状況です」進まぬ復興の中、谷内さんが危惧するのは、被災地に対する世間の関心が徐々に薄れつつある点です。「能登半島地震の死亡者数や被災者数は、東日本大震災と比較されがちです。規模を見れば能登半島の被害は小さく見えるかもしれませんが、問題はいまだに取り残されている方々がいること。特に心配なのは高齢者の方々です。長年住んでいた家や近隣のコミュニティを失って、明日への希望がない。避難所から移る意欲もないまま、『生きるだけでやっとだ』とおっしゃる方も少なくありません。地域に根差した新聞社として、被災地で困っている人々の存在を発信し続けることが私たちの役割だと感じています」そんな中、今年5月には築地本願寺で、北國新聞社後援の能登半島地震復興応援支援フェアも開催。その意図について、谷内さんはこう語ります。「つらい現状を伝えるだけでなく、石川のイベントを通じて、被災地に心を寄せる方が増えてくれたらと思います。それによって『まだまだ能登を後押ししてくれている人々がいる』と感じます。被災地の方々にとって大きな心の拠り所になるはずですから」北國新聞社東京支社長兼営業部長谷や内ち一かず夫おさん谷内さんが教える！おすすめスポット今月のお店八重洲いしかわテラス2024（令和6）年3月9日にオープン。石川県のアンテナショップとして、海産物や菓子類をはじめとする特産品の販売や観光情報の発信を行う。施設の一角には日本酒やお茶を楽しめるバーもある。築地からほど近い東京・八重洲に位置するため、参拝後の立ち寄りスポットとしてもおすすめ。東京都中央区八重洲2-1-8八重洲Kビル1F☎03-6225-217710：30～20：00㊡年末年始

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06特集●特集天文学と仏教―仏教は地動説をどう考える？―カトリック編コペルニクス、地動説を唱える地動説を唱えたのは、ポーランドのニコラウス・コペルニクス（1473～1543）です。コペルニクスはカトリックの聖職者であり、そのかたわらに天文学に取り組んできました。地動説の概要は1532年の『コメンタリオルス』で発表されました。これについてバチカンの上層部は、「一つの仮説」として検討しようという雰囲気でした。コペルニクスの説の詳細は1543年の『天球の回転について』で発表されました。この序文には「ここに盛ら昔は「私たちの住む大地は動かないのであって、太陽が地球の周りを回っている」と考えられてきました。これを天てん動どう説せつと言います。やがて天体観測の技術が発達すると、「地球などの惑星が、太陽の周りを回っている」という説が唱えられるようになりました。これが地ち動どう説せつです。浄土真宗では「人は亡くなると、はるか西方の極ごく楽らく浄じょう土ど（阿あ弥み陀だ仏ぶつの世界）に生まれる」と説きます。しかし、地球は回っているのですから、宇宙に東西の区別はありません。これに限らず、宗教の教えと現代の天文学とは、合わない点があります。その問題について、どう考えられてきたのでしょうか？まずはキリスト教（とくにカトリック）、そして日本の仏教について見ていきたいと思います。

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07特集ポーランド・ワルシャワにあるコペルニクス像れている見解は天文学上の計算を容易にするための一つの仮説に過ぎない」という一節があります。これは、出版元がコペルニクスに無断で加えたようです。とにかく、この時代には地動説は一つの仮説でした。コペルニクス以後、デンマークのティコ・ブラーエ（1546～1601）は、地球の周りを太陽が回り、太陽の周りを他の星が回るという説を提起しました。天動説の立場を取る場合でも、地動説は「天体の動きを計算しやすくするための便利な方法」として受け入れられていました。ガリレオの苦悩地動説について注目されるのは、イタリアのガリレオ・ガリレイ（1564～1642）です。ガリレオは観測の結果、コペルニクスの説が正しいという確信に至ります。聖書の記述との関係については「解釈の問題」で乗り切れると考えていたようです。バチカン内部にはガリレオの理解者がいました。枢すう機き卿きょう（ローマ教皇*に次ぐ地位の聖職者）の一人は、地動説が証明されたなら、聖書の趣旨をよく理解していなかったと受け止めるべきだと語っていました。しかし地動説を取り巻く情勢は、コペルニクスの時代より厳しくなっていました。1616年、コペルニクスの著書が異端目録に加えられます。ついに、ガリレオは「聖書に反する説を唱えた」として、異い端たん審しん問もんにかけられてしまいます。裁判において、ガリレオは説の撤回を余儀なくされます。1633年、ガリレオに下った判決は、期間の限定がない（終身もあり得る）投獄でした。しかし実際には、メディチ家（当時のイタリアでの有力な家）別邸で軟禁、後には自宅軟禁となり、許可があれば外出可能でした。なお、判決が下った直後にガリレオが「それでも地球は動いている」とつぶやいたと伝えられています。この発言は、ガリレオが信念を貫こうとした姿勢の表れと受けとめられてきました。しかしこの発言は、ガリレオが亡くなって100年以上経った1757年発行の書『イタリアン・ライブラリー』に初めて現れたものであって、それ以前の文献には見られません。つまり、あの発言は架空です。＊「ローマ法王」とも呼ばれますが、カトリック中央協議会では「ローマ教皇」を使用しています。

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08特集さて1774（安永3）年、通つう詞じ（通訳・翻訳家）の本もと木き良よし永なが（1735～1794）がオランダの天文学の書を『天てん地ち二に球きゅう用よう法ほう』として訳しました。この書はコペルニクスの地動説を取り上げていますが、従来の天動説も併記しています。しかし、1793（寛政5）年に訳した『太たい陽よう窮きゅう理り了りょう解かい説せつ』では地動説を明記し、地動説にもとづいて天体の動きを解説しています。本木はこれ以降も、さまざまな天文学の書を訳しています。「惑星」「恒星」「彗星」は本木の造語です。ただし本木は「地動説」という言葉を使っていません。「地動説」の語を初めて使ったのは、本木の弟子、志し筑づき忠ただ雄お（1760～1806）です。志筑はニュートン力学の入門書を『暦れき象しょう新しん書しょ』として訳しました。この原書の著者ジョン・ケール（1671～1721）は、万有引力を発見したアイザック・ニュートン（1642～1727）の弟子です。志筑は、1798（寛政10）年刊行の『暦象新書』上編の「附録」で「天動ヨハネ・パウロ2世、ガリレオの名誉を回復1979年、当時のローマ教皇、ヨハネ・パウロ2世（1920～2005）は「ガリレオの偉大さはすべての人の知るところ」と題する講演を行い、ガリレオの名誉を回復し、神学者は科学的真理と信仰上の真理の調和を目指すべきと説きました。その中で用いられているのは、神が天地を創造したという、キリスト教の教義です。神が宇宙をどのような姿に作ったのか明らかになり、それが聖書の文言と異なっているなら、従来の解釈を改めて、その文言に込められた真意を追求することが必要と述べています。仏教編地動説、日本に到来地動説が日本に伝わったのは、江戸時代です。江戸時代、日本は外国との交流をかなり制限していましたが、西洋の国の中でもオランダとは交流がありました。そこで、オランダを通じて西洋の学問が日本にもたらされました。これを「蘭学」と呼びます。「蘭」はオランダ（和蘭）のことです。この時代の日本では洋書を訳す際に、訳者による註記を加えることがよく行われていました。つまり、訳書には訳者の見解が反映されています。本木良永正肖像画

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09特集説と地動説は、地球と太陽のどちらを基準に見るかの違いに過ぎない」として、どちらが正しいか断定を避けています。しかし1800（寛政12）年刊行の中編では、地動説を明言しています。その註記で、天文学の論を「形体」、仏教など宗教の宇宙論を「道徳」と分けて、「形体を以もって言へば、地は円にして動なり。道徳を以て言へば、地は方ほう（四角形）にして静なり」と述べます。天文学と宗教を共存させる意図が見えます。志筑の造語として「天動説」「地動説」の他に、「引力」「重力」「遠心力」「速力」などがあります。余談ですが、志筑は1801（享和元）年に『鎖さ国こく論ろん』を著しています。これが「鎖国」という言葉の初出とされます。仏教の宇宙観は方便こうして、日本でも地動説が紹介されるようになりました。地動説を世間に広く紹介したのが、蘭学者にして洋風画家の司し馬ば江こう漢かん（1747～1818）です。司馬は本木の『太陽窮理了解説』を『歴象新書』の天文図読み、地動説に興味を持ちます。そして1793（寛政5）年、『地ち球きゅう全ぜん図ず略りゃく説せつ』を刊行し、地動説を取り上げます。ただしこの時点では「近ごろの西洋の人の説」としての紹介であって、地動説への疑問を併記しています。しかし1805（文化2）年の『和おら蘭んだ通つう舶はく』では、地動説を明記しています。これ以降、司馬はさまざまな著作を刊行して、地動説を世に広めようとしました。そこで問題となったのが、仏教の宇宙観です。仏教が説く宇宙の姿と、天文学が明かす宇宙の姿は異なります。これについて司馬は1811（文化8）年の『独どく笑しょう妄ぼう言げん』で、仏教の宇宙観を「方ほう便べん」と評します。方便とは、「真実ではないが、真実へ導くための手段としての教え」の意味です。つまり、「仏教の宇宙観は実際の宇宙の姿と異なるが、それは正しい教えを説くための手段として示した姿である。宇宙の実際の様子を明かすことを目的としているのではない」ということです。その上で、「今の僧侶は真実と方便を取り違えている」と、僧侶のあり方に批判を向けています。司馬江漢自画像

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10特集のかも知れません）。さらに、司馬の書状には自身が寺じ社しゃ奉ぶ行ぎょうの役人であると書いてありますが、円通はそれが偽いつわりであることを見抜いています。実際、司馬が寺社奉行の役人であった事実はありません。その上で、司馬が「仏教の宇宙論は比ひ喩ゆとして示されたものである」とすることに、円通は「仏説は真実である」と返しています。司馬からの再反論がないまま、2人の論争は終わりました。しかし、仏教の宇宙論と地動説について、これで決着が付いたわけではありません。伊い能のう忠ただ敬たか（1745～1821）は1817（文化14）年ごろ、『暦れき象しょう編へん斥せき妄もう』を著して円通の論を批判し、仏教の宇宙論は方便だと述べます。ところで、江戸後期には国こく学がくが盛んとなりました。国学とは、仏教など外来思想に依よらない日本の精神を追究する学問です。国学者は皇室を重視し、外来宗教である仏教に否定的でした。地動説が日本に紹介されると、国学者はそれに好意的でした。国学者の平ひら田た篤あつ胤たね（1776～1843）は1813（文化10）年の『霊たま能の真み柱はしら』で、仏教を「妄説」と呼びます。その上で、地動説は日本古来の精神に合致していると言います。同書の図では、天（太陽）に天あま照てらす大おお神みかみを充あてています。天照大神は皇室の祖とされ、太陽の女神でもあります。それを中心にして地球が回るという説は、国学に好都合だったようです。さらに、大坂の商人にして学者でも仏教の宇宙観と地動説の論争こうして、日本に地動説が広まりつつありました。すると、地動説に反論した僧侶がいます。京都・聖しょう護ご院いんの僧、円えん通つう（1754～1834）です。円通は1810（文化7）年、『仏ぶっ国こく暦れき象しょう編へん』を著して、仏教の宇宙論を真実とする立場から、地動説を論じます。そこには、「仏教の宇宙論は天てん眼げん（真実を見る目）の持ち主の目に映る真実の宇宙の姿である。それに対して、天文学の説は凡ぼん夫ぶ（一般の人々）の目に映る宇宙の姿である」という内容が述べられます。司馬は円通の論を知って、論争を挑みました。1812（文化9）年、司馬は円通に書状を送ります。すると、円通から返信が届きました。その内容は『江こう教きょう論ろん天てん』にまとめられています。まず、司馬が「暦象考正と申もうす書は西洋の訳書」と書いています。これについての円通のコメントを現代語訳すると、「暦象考正とあるのは、暦れき象しょう考こう成せいの誤りです。この書は中国・清しんの康こう熙き帝ていと乾けん隆りゅう帝ていの命によって作られたのであって、西洋の訳書ではありません」となります。『暦象考成』は、当時の天文学者にとって必読と言える書でした。つまり円通は、司馬に天文学の基礎学習が欠けていると示唆しています（江戸時代に日本で洋書を訳す際、漢文で書くのはよくあることでした。『暦象考成』は中国製だから漢文ですが、司馬はそれを洋書の翻訳と誤解した

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11特集ある山やま片がた蟠ばん桃とう（1748～1821）は、1820（文政3）年の『夢ゆめの代しろ』で、国学とは別の視点から、仏教などの宇宙論は信じるに値しないと評します。浄土の存在をどう説明する？時代が明治になっても、天文学と仏教の関係は論点であり続けました。とくに、浄土真宗など浄土教の宗派では大きな問題でした。なぜなら、これらの宗派では「西方の浄土への往おう生じょう」が教義の大きな柱だからです。それについて、「浄土の姿を説くのは真実へ導くための方便」という見方と、「天文学の説は科学における真実、浄土の説は信仰における真実」と区別する、2通りの見方が提示されました。まず本願寺派（西本願寺）の島しま地じ黙もく雷らい（1838～1911）は、1877（明治10）年に「地獄極楽の分れ道」でこのように述べます。地獄極楽とは如い何かなる物ぞと云いふに、仏世尊の説によりて之これを窺うかがうに、『霊能真柱』の天文図島地黙雷画像提供：武蔵野大学附属千代田高等学院取りも直さず苦・楽二に趣しゅの異名と云ふべき者なり。…（中略）…人の行為に善悪の二つがある以上は之を報むくふて顕あらわるゝべき苦楽の二報あるは必然の理なり。…（中略）…地獄極楽の名は止めてもよし。名は畢ひっ竟きょう仮に施したる符ふ牒ちょうにて、何と名付くるも差さし支つかえなし。行為の善悪によってその結果にも善悪があるのであって、地獄や極楽はその結果に付けた仮の名前に過ぎないと判じます。その中で「地獄極楽の名は止めてもよし」という大胆な提案をしています。これは、浄土を方便とする見方の一種と言えます。東洋大学の創立者、井いの上うえ円えん了りょう（1858～1919）は1898（明治31）年に『仏教理科講義』を著しました。その中の「極楽論」の内容を要約すると、「浄土は本来、仏の智慧によって理解できるものであって、凡夫の能力で理解できる範囲を超えている。宇宙に東西南北の区別はないが、凡夫に伝える方便として西方という方位で示したまでである」となります。

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12特集天文学と仏教はなぜ両立できる？仏教の宇宙論と天文学は異なりますが、共存してきました。なぜでしょうか？その理由として2点挙げることができます。まず、仏教界において複数の「正しい教え」が共存してきたことがあります。お釈迦さまの教えは「八はち万まん四し千せんの法ほう門もん」と呼ばれるように、多種多様な教えがあります。そこで後世、「どの教えがお釈迦さまの真意なのか」が考察されるようになりました。そして、どの教えを「お釈迦さまの真意」と判定したかによって、さまざまな宗派が成立しました。各宗派において、「お釈迦さまの真意」とされた教えが真実であり、それ以外の教えは「方便」とされます。方便とは、「真実ではないが、真実へ導く手段としての教え」という意味です。宗派が変われば「真実の教え」は変わります。それ以外を「間違い」と排除するのではなく、多様な「真実の教え」を共存させてきました。これが、科学と宗教の関係に応用されたのでしょう。次に、浄土を「方便」とする見方について、その原型が親鸞聖人にあるとそれに対して、浄土の説は方便ではなく、天文学とは別の意味での真実であるという見方が提起されるようになりました。大谷派（東本願寺）の清きよ沢ざわ満まん之し（1863～1903）は1901（明治34）年の「科学と宗教」で「科学には科学の範囲あり、宗教には宗教の範囲あり」と、科学的真理と宗教的真理を分けるよう提案します。清沢はさらに、1902（明治35）年の「宗教は主観的事実なり」でこう述べます。私共は神仏が存在するか故に神仏を信するのではない、私共か神仏を信するか故に、私共に対して神仏か存在するのである。又私共は地獄極楽かあるか故に地獄極楽を信するのではない、私共か地獄極楽を信する時、地獄極楽は私共に対して存在するのである。浄土は客観的存在とは言えないが、信じる者にとっての真実であるということです。井上円了画像提供：東洋大学井上円了記念博物館清澤満之画像提供：清澤満之記念館

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13特集言えます。親鸞聖人は浄土を「無む量りょう光こう明みょう土ど」と示します。「限りない光の世界」の意味です。仏教において「光明」とは「仏のさとり」の意味があります。さとりの境地は、真実そのものです。真実そのものには、具体的な形がありません。つまり、さとりの境地である無量光明土には具体的な形がなく、私たちに理解できる範囲を超えています。さまざまな経典が浄土の具体的な姿を描いていますが、これについて親鸞聖人は「方ほう便べん化け土ど」と規定しています。浄土は本来なら具体的な姿がないが、そのままでは私たちに理解できないので、あえて具体的な形で示したものということです。これを踏まえていれば、天文学との両立は難しくありません。最後に個人的な意見を述べたいと思【参考文献】・浅見恵・安田健編『日本科学技術古典籍集成天文学篇4』（科学書院）・浅見恵・安田健編『日本科学技術古典籍集成天文学篇5』（科学書院）・池内了著『江戸の宇宙論』（集英社）・池内了著『司馬江漢「江戸のダ・ヴィンチ」の型破り人生』（集英社）・井上円了著『仏教理科講義』（哲学館）・梯實圓著『親鸞教学の特色と展開』（法蔵館）・菅野陽著「司馬江漢と釈円通の論天問答―文化九年九月の『江教論天』―」（有坂隆道・浅井允晶編、清文堂出版『論集日本の洋学Ⅱ』所収）・柏原祐泉著「近代における浄土観の推移」（池田英俊編、雄山閣『論集日本仏教史第八巻明治時代』所収）・教皇ヨハネ・パウロ2世、ポール・プパール枢機卿（柳瀬睦男解題、川田勝訳）「ガリレオの偉大さはすべての人の知るところ―ガリレオ裁判をめぐるローマ教皇庁の見解」（みすず書房『みすず』第35巻8号所収）・『清沢満之全集第6巻』（岩波書店）・三枝博音編『日本哲学思想全書第6巻』（平凡社）・佐藤満彦著『ガリレオの求職活動ニュートンの家計簿』（中央公論新社）・『司馬江漢全集第2巻』（八坂書房）・『司馬江漢全集第3巻』（八坂書房）・『島地黙雷全集第4巻』（本願寺出版部）・杉本つとむ編集『天文暦学書集（1）』（早稲田大学出版部）・杉本つとむ著『長崎通詞ものがたり』（創拓社）・高田文英著「真宗先哲の地獄論―近世・近代を中心に―」（真宗連合学会『真宗研究』第56輯所収）・田中一郎著『ガリレオ裁判400年後の真実』（岩波書店）・常塚聴著「須弥山と地球―科学的宇宙論と仏教的宇宙論の接触―」（親鸞仏教センター『現代と親鸞』第205号所収）・『新修平田篤胤全集第7巻』（名著出版）・水田紀久・有坂隆道校注『日本思想大系43富永仲基山片蟠桃』（岩波書店）・村上速水著『親鸞教義の研究』（永田文昌堂）・渡辺敏夫著『近世日本天文学史（上）』（恒星社厚生閣）います。「科学における真実」と「信仰における真実」を区別すれば問題ない、というのが私の考えです。「事実であると信じる」内容と「信仰として信じる」内容が一致する必要はありません。「これが正しい」は、必ずしも「これ以外は間違い」を意味しません。とは言え「信仰における真実」は、信仰を異ことにする人とは共有できません。むしろ、浄土の具体的な姿については「方便」として、浄土そのものは人間に理解できる範囲を超えているとした方が、さまざまな立場の人と共有しやすいのではないでしょうか。そもそも、仏教の目的は私たちを真実に導くことです。宇宙の姿を解き明かすことではありません。（文／編集委員・多田修）

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14眠れない夜に効く、仏さまの話五輪選手の森末さんが子どもたちに伝えた一言かつて本誌の相談コーナーに、「いつも人の前で話をしたりするとき緊張してしまいます。どうしたら良いでしょうか」と相談が寄せられたことがありました。今年はオリンピックの年ですが、オリンピックというといつも思い出すシーンがあります。40年前のロサンゼルスオリンピックで、森末慎二さんが鉄棒で10点満点をとって金メダルを獲った時のシーンです。完璧な演技ができた手応えがあったのでしょう。着地して演技を終えた森末さんは両手を挙げてガッツポーズをしました。それから十数年後、現役を引退してタレント活動をしていた森末さんが、NHKの番組の『課外授業ようこそ先輩』に出演していました。著名人が母校の小学校に戻って授業をするという番組です。小学生に跳び箱を教えていました。最初はうまく跳べなかった跳び箱も、手取り足取りの指導でみんな跳べるようになっていきます。番組では、授業の最後の日は、大勢が観ている中で、跳び箱を一人ずつ跳んでもらうという発表会でした。森末さんは、発表会の前日、最後の練習を終えた子どもたちを集めて翌日の発表会のことを説明していました。そのときこんなことを言っていました。「明日は発表会。跳べるようになった跳び箱を1人ずつ大勢の人の前で跳んでもらいます。そのときみんなはきっと緊張するでしょう。緊張したら〇〇〇〇」と言ったのです。番組を遠目で何気なく観ていた私は、「この人、凄いこと言う緊張したらどうする？仏教徒ではなくても、眠る前に仏教に触れて、心を落ち着かせてから眠る。そんな人々を「ナイトスタンド・ブディスト」と呼びますが、近年、このような習慣を持つ人が増えています。モヤモヤを抱えて眠れない夜に、仏さまのお話をお届けします。

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15眠れない夜に効く、仏さまの話人だなあ」と感心しました。さて、森末さんは何とアドバイスしたでしょうか。森末さんは子どもたちに、「緊張したら緊張したまんま跳んでごらん」と言ったのです。その後、ご自身のオリンピックの体験談をお話していました。最後の演技の時の話でした。最後うまくいけば金メダルが獲れると思った時、今までで経験したことのないような緊張がおとずれたそうです。緊張が取れないまま自分の番が来てしまい、最後の演技をしなければならず行ったそうです。結果は10点満点で、念願の金メダルを獲れたというのです。生き方に条件をつけない仏さま多くの人は、どうしたら緊張しないで臨めるかを考えますし、みなが緊張しないためのアドバイスをします。しかし、森末さんは違いました。緊張したらどうしようと心配していた子どもたちは、肩の力がスーッと抜けたような思いになったのではないでしょうか。もちろん、うまく跳べた子もいれば、うまく跳べなかった子もいましたが、とても良い経験だったでしょう。よくよく考えますと、阿弥陀さまという仏さまは、私たちに同じように言ってくださっているのでしょう。こう生きなければいけないとか、こういう最後でなければいけないとか、私たちに条件をつけていない仏さまなのです。こうしなければいけない。こうしてはいけないと肩肘はって生きてきたけれど、思うように生きることができない私が、何一つ心配することはなく、そのままわが身をまかせていっていいのだと聞けたとき、「あー、よかった」と肩の力が抜けた思いになれるのでしょう。宮本義宣（みやもと・ぎせん）1962年川崎市生まれ。大学卒業後、企業で広告デザインの仕事に就く。その後、結婚を機に自坊の髙願寺に戻り、2005年住職を継職。武蔵野大学通信学部講師、東京仏教学院講師などを務める。

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ちょっと、聞いてよ16ちょっと、聞いてよＡ１人生は何があるかわからない私の少年時代は野球中継が全盛期で、テレビの実況アナウンサーは毎回「野球は何が起きるかわかりません」と言っていました。それに対して「何が起きるかわからないのは野球だけじゃないだろう」とテレビに向かって毒づいたものです。さて、人間の感情は思いどおりになりません。いや、感情に限らず、この世の一切は思いどおりにならないものです。恋愛人の数だけ、悩みは尽きぬもの。皆さまから寄せられた悩みに、お坊さんや仏教関係者たちが答えます。Q１年ほど前から好きな人がいたのですが、見込みがなく、諦めようと決意しました。想いを忘れるには、どうしたらいいでしょうか？（30代・男性）に関してもそうです。あなた自身「諦めようと決意」し「想いを忘れたい」とわかっていても、悩みは深くなるばかり。答えるこちらも「他に没頭できるものを探してください」くらいしかかける言葉がありません。しかし！野球、いや、人生は何があるかわからないのです。忘れられても、忘れられなくても、別の展開は待っています。心のギアはニュートラルに！（本願寺新報記者・星顕雄）今月のお悩み

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17ちょっと、聞いてよ同コーナー上でお坊さんに聞いてみたい相談がある方は、年代、性別を併記の上、築地本願寺新報社「ちょっと、聞いてよ」係（〒104–8435東京都中央区築地3–15–1）まで、お悩みをお送りください。お悩み募集中！Ａ２客観的に見る視点を大切に映画『男はつらいよ』の寅さんは毎回マドンナに淡い恋心を抱きますが、結ばれるというハッピーエンドでは終わりません。そんな寅さんが旅に出る場面で、エンドロールが流れます。寅さんは行く雲の如く自由です。旅に出たり、環境を変えるのも一つの手ですが、想いはそう簡単に断ち切れないと思います。そＡ３何かに夢中になろう「忘れる」という行為は、私たちが能動的にできるものではありません。むしろ逆に、忘れようとすればするほど、その人に対して想いが強くなってしまい、忘れることができなくなるのではないでしょうか。私たちのいただく浄土真宗の教えでは、自分の生き方がどうこうということは一度忘れて、阿弥陀んな時は忘れられずに悶々とする自分を客観的に見る視点を持つことが大切だと思います。親鸞聖人の和讃に「恩愛はなはだ断ちがたく」という言葉があります。想いを断ちがたくいる自らを知ることによって、悩みの渦に巻き込まれることは回避できます。また時が経てば新たに素敵な出会いがあるかもしれません。その時には今の辛い想いは消えていると思います。（編集委員・酒井淳昭）さまという仏さまのことを一心に聞くことが肝心とされます。しかし、一生懸命に自分のことを忘れようと思っても、なかなかできるものではありません。ですので、阿弥陀さまという仏さまのことを、夢中になって聞いていくのです。「忘れる」ことの一番の近道は、なにかに夢中になることです。質問者の方も、なにか夢中になれるものを探してみてはいかがでしょうか。（築地本願寺職員・橘俊了）

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18法話被災地に届けた手作りのお弁当今年の1月1日、私の住まいのある石川県では能登半島地震という大きな地震が起こりました。この日、私は普段の活動のひとつでもある地域子ども食堂『テンプル食堂よしざき』のお正月行事を開催していました。子どもたちと積み木のゲームをしている最中に、大きな揺れが私たちを襲ってきました。立ち上がることもできない、これまでに経験したことのない大きな揺れに加え、追い打ちをかけるように鳴り響くスマートフォンの警報音が、私の心を不安のどん底へと引き込んでいきました。食器棚やテーブルから床に落ちて散乱した物をどうすることも出来ないまま、次に津波警報が危険を知らせてきました。一刻も早く子どもたちを安全な場所に移すため、みんなで急いで避難所に向かい、そこで不安な一晩を過ごしました。大変大きな揺れを経験しましたが、私たちのいたところは建物が崩壊するほどの被害ではありませんでした。一方、北の輪島方面は甚大な被害が出ているということでした。私たちは2年前に小松水害の際、物資・食料供給の災害支援を行っており、その経験も活かせることから、翌日の1月2日から支援を開始しました。輪島に向かう道路状況は大変劣悪で、片道約8時間をかけ往復する日々が続きました。その中の活動のひとつである「手作りお弁当」のお話です。指定避難所と孤立地域へ、多い時は最大1日280食の手作り弁当を届けてきました。当初は手探りばかりでしたが、次第にルーティンが確立し、毎日夜中の1時に準備を始め、朝7時にはお弁当を乗せた車が輪島方面に向かって出発する、という流れが出来ていきました。初めてお弁当を届けた日、受け取られる街の方々は見ず知らずの私たちに対してどこか不安げな様子を浮かべていました。そのうち何度か顔を合わせていく中で、徐々に名前を呼んでくれるようになり、顔を見ると手を振ってくれるように手作りお弁当石川県小松市・圓満山本光寺衆徒八幡真衣法話

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19法話なり、そして「気を付けて帰りぃよ！」「また待っとるね！」とお声がけ頂けるようになっていきました。そんな日々が2ヶ月、3ヶ月と続く中、ある時いつも通りお弁当をお渡しすると、「なんでここまでしてくれるんや？」「どうしてこんなにしてくれるんや？」と言われました。手に取っていただくお弁当は、見た目にはなんの変哲も無い、たったひとつの普通のお弁当です。しかしそのお弁当の中身を構成している個々の材料には、この活動を知り、応援してくださる全国の方々の想いが寄せられ、詰まっている、そんなお弁当でありました。「多くの思いが詰まったこのお弁当を口に運んだ時、ひとりでも多くの方に一瞬でもホっとしてもらえたら……」という気持ちで活動していましたが、お弁当を受け取られた方にもその想いが伝わっていました。だからこそ「どうしてこんなにしてくれるんや？」ということばになったのではないかと思うのです。阿弥陀さまには「あなたを決してひとりにしない」というお心があります。いかなる状況であろうとも、この私がどれほど情けない状況でも、決してひとりにしないというお心は私にとても温かく響きます。頼んでもいない、願ってもいないのにただひたすらに、ただひたむきに願われていることを改めて聴いたとき『どうしてそこまで…』と思うのです。南無阿弥陀仏と頂くその声は、阿弥陀さまが私に何の条件もつけず、ただひたむきに「あなたを決してひとりにしない」と届き詰めてくださっているお姿です。こちらから願ったわけでもない、頼んだわけでもないのにわたしという姿を見て、決して見捨てないというお心を聴かせていただくと「なんで、どうして」と思わずにはおれません。そしてその想いと同時に「もったいないことであった」とまた手が合わさっていくのです。南無阿弥陀仏八幡真衣（やはた・まい）石川県小松市圓満山本光寺衆徒。浄土真宗本願寺派布教使。一般社団法人えんまん代表理事。テンプル食堂全国６か所活動中。

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20あっち、こっち、どっち？昭和時代に、女子校に通っていた私。時代のせいもあってか、今で言う〝リケジョ〟は、今以上に少数派でした。「あの子、数学科を目指しているらしいよ」といった話を聞くと、何か珍しい生き物を見るような気がしたものです。私はといえば、言うまでもありませんが、子供の頃から理科にも数学にも興味を持つことができませんでした。そのまま「文」の道を進んで今に至ったのであり、今となっては九九の暗唱すら、時にあやしいというていたらくです。文系人生を歩んでいると、理系の人と接する機会は多くありません。家族も皆、文系だったので、理系人がどのような性質かすらよく知らないのですが、理系の研究者とお見合いをした友人は、「理系の男性、おすすめよ。女性の少ない環境で生きてきたせいか、すれてないし。何でもすぐに答えを出すのも、文系世界の男性に慣れた身からすると、とっても新鮮」と、結婚当初に言っていましたっけ。その話を聞いて私は、「なるほど」と思ったことでした。理系の人々というのは、「理」すなわち「ことわり」の道を歩んでいるということで、何事においても、理論や道理に従って一つの解を導き出す傾向が強いのかも。対して文系の人々は、何事にも「解」があるとは思っていないところがあります。解を導き出さず、あいまいなままに終わらせることもしばしばなのです。理系と文系の違いというのは、酒井順子「理系」と「文系」第52回あっち、こっち、どっち?

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21あっち、こっち、どっち？あいまいさに対する許容度の違いなのかもなぁ、とその時に私は思いました。私にしても、文章を書いている時に、「……かもしれません」とか、「……と言えなくもないのです」といったあいまい表現をしょっちゅう使用しています。「断定できるほど確信を持っているわけでもないし」ということでぼかしたくなるのですが、そのような文章は、理系の人からしたらイラつくものなのかもしれません（……と、ここでも「かもしれません」）。あいまいさに対する姿勢は、どちらが良いというものでもないのでしょう。理系の分野においてあいまいさを許容していたら、世の中が大混乱します。0か1かをきっちりと判断するからこそ、機械は動き、薬品は効果を発揮するのです。対して文系の世界であいまいさを排除し、0か1かという判断が常に下されていたら、世の中からうるおいが失われます。「なんとなく」とか「そんな気がする」といった振れ幅に、我々はほっとするのです。世の中は、理系と文系の感覚が混ざり合うことによって、回っているのでしょう。「きっちり」が世を進め、「あいまい」が世を包む、と言いましょうか。しかし世の中には、理系と文系、両方の感覚を持っている人もいるものです。理系の研究者であると同時に有名な歌人でもある、といった人を見れば、理系と文系の能力は共存可能。そして私のような者の中にも、ごく微量ではあれ、理系感覚が存在しているに違いない。受験生達は、自分が理系なのか文系なのか、判断しなくてはなりません。しかし理系の道に進んでも文系ジャンルに片足を残してもいいし、逆にしても同様。両者がうまい具合に混じり合ってこそ、世界は豊かになっていくのでしょう。酒井順子（さかい・じゅんこ）エッセイスト。1966年東京生まれ。大学卒業後、広告会社勤務を経てエッセイ執筆に専念。2003年に刊行した『負け犬の遠吠え』がべストセラーとなり、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞を受賞。近著に『枕草子（上・下）』（河出文庫）など。

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苦しみの原因はわたしのG.A.S.阿弥陀如来の本願について、親鸞聖人は、「罪悪深重・煩悩熾盛の衆生をたすけんがための願（深く重い罪を持ち、激しい煩悩をかかえて生きるものを救おうとしておこされた願い）」と述べられています。煩悩熾盛（ぼんのうしじょう）とは、苦しみの原因である煩悩が、火の燃え上がるように勢いが盛んなことを意味します。数ある煩悩の中でも、もっとも根源的で断ちにくいとされる煩悩を「三火」とんよくしんにといいます。三火の煩悩は、貪欲（貪り執着すること）・瞋恚（嫌いぐち怒ること）・愚痴（物事を知らず迷うこと）の三つです。これら三つは、心を害する毒の意味で、「三毒の煩悩」ともいわれます。さて、この三火の煩悩（貪欲・瞋恚・愚痴）について、英語ではとてもキャッチーな覚え方があります。英語では貪欲をGreed、瞋恚をAversion(Anger/hatred)、愚痴をStupidityと表現します。これら三つの単語の頭文字をつなげてみると、「G.A.S.」、つまりガスです。煩悩のガス（G.A.S.）は苦しみの原因を表しています。アメリカ人の先生が仏教の授業で、「仏教の目的は自分のガスを抜くことですが、今ここでそれをしないでください」と言って教室が笑いに包まれたのを覚えています。このようなアクロニムのおかげで、わたしは教えを平易に覚えることができました。たんにしょう英語で歎異抄鎌倉時代の作品ながら、現代にも通じる教えが記された親鸞聖人のお言葉をまとめた『歎異抄』。ただ、その内容はときに難解だと評されることも多いです。本連載では、全十八条の中からその一節を抜粋し、英語と日本語で解説します。英語版『歎異抄』に触れる事で、仏教・浄土真宗をよりさまざまな角度から見ることができ、新たな気づきが見つかるはずです。南條了瑛（なんじょう・りょうえい）龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士（文学）。専門は真宗学。現在、東京都中央区法重寺住職、武蔵野大学仏教文化研究所客員研究員、築地本願寺英語法座運営委員、東京仏教学院講師や複数の大学で非常勤講師をつとめている。本願寺派布教使、本願寺派輔教。英語で歎異抄22

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『歎異抄』第一条ARecordinLamentofDivergences,1“KnowthatthePrimalVowofAmidamakesnodistinctionbetweenpeopleyoungandold,goodandevil;onlyshinjinisessential.ForitistheVowtosavethepersonwhosekarmicevilisdeepandgraveandwhoseblindpassionsabound.(CollectedWorksofShinran,p.661)弥陀の本願には、老少・善悪のひとをえらばれず、ただ信心を要とすとしるべし。そのゆゑは、罪悪深重・煩悩熾盛の衆生をたすけんがための願にまします。（『註釈版聖典』831頁）阿弥陀仏の本願は老いも若きも善人も悪人もわけへだてなさいません。ただ、その本願を聞きひらく信心がかなめであると心得なければなりません。なぜなら、深く重い罪を持ち、激しい煩悩をかかえて生きるものを救おうとしておこされた願いだからです。（『現代語版聖典〈歎異抄〉』4頁）今回の英単語thePrimalVow：本願（根本の誓願）karmicevil：罪悪の業blindpassions：煩悩abound：多い、あふれている23英語で歎異抄

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24多田修の落語寺徳さんはある店の若わか旦だん那なですが、わけがあって家を追い出されて、大おお川かわ（隅すみ田だ川がわ）沿いにあるなじみの船宿に居いそうろう候しています。徳さんは、ただの居候では申し訳ないと思い、自分も船頭になりたいと申し出ます。徳さんには力仕事の経験がないので親方は反対しますが、船頭たちが賛成したので、船を習います。しかし、なかなか船を任せてもらえません。ある夏の日、船宿になじみの客がやってきます。四し万まん六ろく千せん日にちのお参りに行くところで、歩くより船の方が涼しいから、船を出してもらいたいとのこと。他の船頭が出払っているので、徳さんが張り切って船を出しますが、腕ははたして……（くわしくは書きませんが、別の意味で涼しくなりそうな船旅です）。「四万六千日」とは、浅せん草そう寺じの縁日です（7月9日・10日）。1回のお参りで4万6千日分の功く徳どくがあるとされます。4万6千日は約126年にあたりますから、1日で一生分以上の功徳を得ようと、江戸時代から参詣が盛んになりました。これにあわせて、浅草でほおずき市が開かれます。私たちは新しいことを始めるとき、自分がそれをかっこよくこなしている様子を想像しがちです。この落語の徳さんもそうでした。しかし、気合いや根性があっても、それだけではどうにもならないことがあります。かっこいい姿の陰には、それを実現できる能力を身につけるまでの努力や苦労が隠れているものです。多田修の落語寺演題船ふな徳とく多田修（ただ・おさむ）1972年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒業、龍谷大学大学院博士課程仏教学専攻単位取得。現在、浄土真宗本願寺派真光寺住職、東京仏教学院講師。大学時代に落語研究会に所属。落語は仏教の説法から始まりました。だから落語には、仏教に縁の深い話がいろいろあります。このコラムでは、そんな落語と仏教の関係を紹介していきます。『船徳』を楽しみたい人へ、おすすめの一枚古こ今こん亭てい志しん朝ちょう師匠のCD「落語名人会1古今亭志ん朝1明烏／船徳」（SonyRecords）をご紹介します。技術が追いつかなくて、やる気が空回りしている若旦那の様子が笑いを誘います。

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25仏教シネマ映画をより楽しむために、事前情報をなるべく入れずに作品へ臨むという方は少なくないでしょう。でもこの作品に関しては、予備知識があった方がいい。予備知識がないと内容が理解できないと思います。作品中に説明的なセリフや映像はほとんどありませんので。必要な予備知識とは、過去の事実です。舞台は1945年のポーランド。手入れの行き届いた芝生と花々に飾られた庭で遊ぶ子どもたち。屋敷で暮らす裕福な一家の平和な毎日が描かれます。その中に時折、妙な音が響きます。しかし人びとは全く気にしていません。耳に入っていないかのようです。妙な音は、屋敷に隣接する、高い塀の向こうから届きます。塀の向こうにあるのは、ユダヤ人収容所。屋敷は、その所長の住まいだったのです。響くのは銃声であり、悲鳴であり、不穏な機械音。そびえる煙突からは悪臭も漂ってくるでしょう。そんな中で，所長の妻はここを「理想の家」と自賛するのです。作品中に残虐なシーンはひとつもありません。しかし、塀の向こうへの関心を遮断した人間の無邪気な振る舞いは、直截表現よりも不気味で観る人を震撼させます。それが「過去の愚かな出来事」にすませられず、現在まさに進行している事象と重ねられるから尚更。親鸞聖人は「辺地七宝の宮殿に五百歳までいでずしてみづから過咎をなさしめてもろもろの厄をうくるなり（正像末和讃）」とお示しになりました。「過か咎ぐ」とは罪、「厄」はわざわいです。「七宝の宮殿」とは、独善と自己満足という「利己」のみが「関心領域」の世界。その城は、他への関心を閉ざすことでたやすく建ち上がります。松本智量（まつもとちりょう）1960年、東京生まれ。龍谷大学文学部卒業。浄土真宗本願寺派延立寺前住職、本願寺派布教使。自死・自殺に向き合う僧侶の会事務局長。認定NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク理事長。松本智量の松本智量のようこそ、仏教シネマへようこそ、仏教シネマへWelcome,toaBuddhistmovie.「仏教と関わりがある映画」や「深読みすれば仏教的な映画」などを〝仏教シネマ〟と称して取り上げていくコラムです。気軽にお読みください。「関心領域」第100回ジョナサン・クレイザー監督2023年イギリス/ボーランド/アメリカ作品

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26築地本願寺で働くヒトビト「顔が見えるお寺」をめざして。築地本願寺で働く人々をご紹介します！Qお坊さんになったきっかけは？正直に言うと、お坊さんになったのは「お寺で生まれ育ったから」で、この仕事に就いたのも「偶然見た壁に募集の案内が貼ってあったから」なのですが、お寺に生まれでもしなければおそらく仏教に触れることなどなかったであろうこの私がお寺で生まれ育ったことも「ご縁」でしょうし、築地本願寺でご門徒や参拝者の皆様と接する中で、お坊さんとしての自覚を育てていただいているなぁと実感しています。有難いことです。Qお休みの日の過ごし方は？ギターやベースを弾いたり、気が向いたら美術館や水族館に行きます。一人で。水槽でゆったりと漂うクラゲをぼーっと眺めていると、慌ただしく忙しない日常を忘れさせてくれるので最高です。ストレスを発散したい時にはカラオケに行ったりもします。一人で。Qお坊さんになったきっかけは？富山県のお寺で生まれ、小さなころからご門徒さまと接する機会が多く、共に成長してまいりました。法要や寺院活動を行う両親やご門徒さまの姿が自然と目に入り、見よう見まねでお経を唱える私を、嬉しそうに温かく見守ってくださる門徒さまの笑顔が忘れられません。そんな環境から、私もご門徒さまに笑顔になってもらえるお坊さんになりたいと思ったことがきっかけです。Qお休みの日の過ごし方は？家族と過ごしています。子どもが４人（男子）なので、休日はなるべく外出します。たまに、三男が通っているミニバスケットボールのコーチをしています。また、シーズン中はサンロッカーズ渋谷のホームゲームを高確率で見に行っています。ユニホーム、グッズを持参して大声で応援する一体感は最高ですよ。片かた岡おか優ゆ生う堀ほり淳じゅん雄ゆう神奈川県出身・東藏寺所属（神奈川県横須賀市）富山県出身・蓮照寺所属（富山県富山市）東京教区教務所兼伝道企画部開教推進担当東京教区教務所

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27TERAMACHITERAMACHITERAMACHIでは、これまで、浄土真宗本願寺派のお寺の情報を発信してきました。本誌でも掲載いたします。寺院名：至し心しん山ざん覚かく法ほう寺じ住職：嵯峨宣正住所：群馬県高崎市嘉多町53電話：027-322-2125―寺院情報――寺院情報―「TERAMACHI」は、右記QRコードよりご確認ください。西蓮寺の門の前までくると、境内の大きな銀杏の木に目を奪われる。秋には美しく黄色に染まった銀杏の葉が、澄んだ青空によく映える。藤岡市銘木百選にも選ばれている銀杏の木。140余年の時、西蓮寺を訪れる人を見つめ続けてきた銀杏の木が、今日も訪れる人を迎えてくれる。第4代艸香雄道住職が大切にしているのが、「お寺としてどう〝個〟に繋がることができるのか」。そのため、西蓮寺では、ウェブサイトやブログの運営、寺報『はすいけ』の発行に加え、料理教室やオカリナ教室も随時開催。また、公式LINEやYouTubeの配信を始めるなど、「若い世代の皆さま一人ひとりに繋がるための取り組みを進めています」と語る。中なか山せん道どうと三み国くに街道、信州街道が分岐する地にあり、城下町の名残であるお堀のすぐ側に、覚法寺はある。門をくぐり、お庭の清々しさに心が洗われるような気持ちで歩みを進め、本堂にあがって思わず小さく息を吐く。凛々しく整えられた内陣、素晴らしい天井絵、隅々まで行き届いたお堂の美しさ。自ずと背筋が伸びる心持ちになる。お寺を守るのは、15代目嵯峨宣正住職。荘厳や仏花などの形式美を愛し、少しでもご門徒の皆さんに心穏やかな気持ちで仏様に手を合わせてほしいと、場を整えている。安土桃山時代に建立されて以来、代々の住職に受け継がれ、覚法寺は長くご門徒たちの心の拠り所であり続けているのだ。住職が模索し続けるお寺と個とのつながり方静謐な空気感が漂う安土桃山から続く寺覚法寺嵯峨宣正住職西蓮寺艸くさ香か雄道住職寺院名：清せい凉りょう山ざん西さい蓮れん寺じ住職：艸香雄道住所：群馬県藤岡市藤岡1625電話：0274-22-0291

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第一伝道会館ご法事、ご宴会、会食に日本料理「紫水」をご利用ください。ご人数様に合わせて個室もご用意いたします。スマートフォンでポイントがたまる（ポイントで割引になる）便利なアプリをご利用ください。お土産も各種取り揃えております。広告28

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ポイントサービス終了のお知らせいつもご参拝いただき、心から御礼申しあげます。誠に勝手ながら、このたびポイントサービスを終了させていただくこととなりました。ポイント付与終了2024年11月16日（土）ポイント交換終了2025年1月15日（水）ご利用いただいておりました皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。31広告

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築地本願寺親鸞聖人ご誕生850年・立教開宗800年慶讃法要記念出版親鸞聖人の一生800年の昔、人々とともにお念仏のみ教えに生き、今も私たちを導きつづける浄土真宗の宗祖・親鸞聖人。その出会いと別れ、苦悩、葛藤、そしてよろこびに彩られた90年のご生涯をしのぶ一冊、『親鸞聖人の一生』が築地本願寺より発行されました。著者：今井雅晴（筑波大学名誉教授・東国真宗研究所所長）発行：築地本願寺制作販売：合同会社自照社価格：2,200円（税込み）自照社発売日：2023年9月1日オンラインショップ築地本願寺や仏教にまつわる記事やコラムをネットで配信中！ウェブ上で無料記事が読める、「築地本願寺新報」の公式noteが始まりました。築地本願寺新報の掲載記事や取材の裏話、築地や仏教、宗教にまつわるコラムやインタビューなどを掲載していきます。ぜひ、下記QRなどからご確認ください。検索なら、「築地本願寺公式note」で検索！URL：https://note.com/t_hongwanji広告32

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第77回築地本願寺納涼盆踊り大会『日本一の食と盆踊り』東京の台所といわれる「築地」のおいしいお店が多数出店します。食べて、踊って、お参りして、みんなで楽しみましょう。●期日／2024（令和6）年7月31日（水）～8月3日（土）4日間●時間／19:00～21:00（最終日のみ18:00～20:30）●会場／築地本願寺築地本願寺からの奉納金・提灯ご協賛のお願い盆踊り大会が盛会となりますよう奉納金のご進納を賜りたく、ご協力をお願いいたします。（盆踊り終了まで、築地本願寺境内にご芳名を掲示します）また、ご協賛者名入り堤灯も併せてご協力賜りたく、お願い申しあげます。◎奉納金1口金2,000円◎堤灯協賛金新規1口金20,000円（堤灯調製費含む）継続1口金10,000円（1）築地本願寺にて直接ご進納の場合築地本願寺公式HPのインフォメーション（行事・イベント欄）より申込用紙をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、奉納金とともに下記《受付場所》へお持ちください。《受付場所》築地本願寺インフォメーションセンター受付（全日10：00～16：00）※例年の受付場所と異なりますため、ご留意ください。（2）お振込みの場合右記口座にお振込いただくとともに、築地本願寺公式HPのインフォメーション（行事・イベント欄）より申込用紙をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、上記《受付場所》までご持参いただくか、右記の宛先へ郵送またはメール・ＦＡＸをお送りください。《振込先》●口座：城北信用金庫中央支店●店番：234●口座番号：普通1045090●名義：本願寺奉讃会盆踊り大会事務局（ホンガンジホウサンカイボンオドリタイカイジムキョク）《郵送先》東京都中央区築地3-15-1築地本願寺教化育成部宛●メール：kassei@tsukijihongwanji.jp●FAX：03-3545-1100●お問合せ：築地本願寺コンタクトセンター0120-792-048（全日9:00～17:00）33お知らせ

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お西さん（西本願寺）WEBサイトいつでもどこでもご本尊と一緒に「いつでもどこでも阿弥陀さまとともにある生活を送りたい」そんなご要望にお応えして、このたび新たに「携行本尊」をご用意しました。お求めの方は、築地本願寺2階本堂受付へお越しください。名刺とほぼ同サイズです縦90mm×横55mm×厚さ2mm冥加金1万円表南な無も阿あ弥み陀だ仏ぶつ「われにまかせよそのまま救すくう」の弥み陀だのよび声ごえ私わたしの煩ぼん悩のうと仏ほとけのさとりは本ほん来らい一ひとつゆえ「そのまま救すくう」が弥み陀だのよび声ごえありがとうといただいてこの愚み身をまかすこのままで救すくい取とられる自じ然ねんの浄じょう土ど仏ぶっ恩とん報ほう謝しゃのお念ねん仏ぶつこれもひとえに宗しゅう祖そ親しん鸞らん聖しょう人にんと法ほう灯とうを伝でん承しょうされた歴れき代だい宗しゅう主しゅの尊とうといお導みちびきによるものです新しい「領りょう解げ文もん」（浄土真宗のみ教え）み教おしえを依よりどころに生いきる者ものとなり少すこしずつ執とらわれの心こころを離はなれます生いかされていることに感かん謝しゃしてむさぼりいかりに流ながされず穏おだやかな顔かおと優やさしい言こと葉ば喜よころびも悲かなしみも分わかち合あい日ひ々びに精せい一いっ杯ぱいつとめます34

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2024(令和6)年度築地本願寺帰敬式年間スケジュール（7月以降）◇2024(令和6)年①7月15日(月)親鸞聖人月忌逮夜法要に引き続き14時40分頃～②8月16日(金)親鸞聖人月忌日中法要御命日法話に引き続き10時30分頃～③9月16日(月)親鸞聖人月忌日中法要御命日法話に引き続き10時30分頃～④10月5日(土)鏡如上人御祥月日中法要に引き続き10時30分頃～⑤11月11日(月)～16日(土)報恩講法要⑥12月15日(日)親鸞聖人月忌逮夜法要に引き続き14時40分頃～◇2025(令和7)年⑦1月19日(日)第52回築地本願寺20歳の集い（※20歳の集い対象者のみ受式可能）⑧2月16日(日)親鸞聖人月忌日中法要御命日法話に引き続き10時30分頃～⑨3月16日(日)親鸞聖人月忌日中法要御命日法話に引き続き10時30分頃～◆お問合せ先コンタクトセンター：0120-792-04835お知らせ

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お知らせ36

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37お知らせ築地本願寺布教所・専従員一覧あなたのそばの築地本願寺。ご葬儀・ご法要承ります。詳しくはこちらから埼玉県東京都神奈川県千葉県三郷布教所聞もん信しん寺じいるま布教所超ちょう法ほう寺じ町田布教所高こう源げん寺じ王子布教所横浜保土ケ谷布教所住じゅう蓮れん寺じ市原辰巳台布教所至し安あん寺じ大おお久く保ぼ悟さとる末すえ田だ雅まさ裕ひろ鳴なる海み昭しょう純じゅん大おお江え和かず正まさ猪いの口くち大だい悟ご川かわ上かみ真しん隆りゅう〒341-0044三郷市戸ケ崎3-522-3〒358-0002入間市南峯409-11〒195-0063町田市野津田町2534-20〒114-0002北区王子2-15-8MYSビル2階〒240-0044横浜市保土ケ谷区仏向町44-1〒290-0004市原市辰巳台西1-1-3☎048-951-1400☎04-2907-8813☎042-737-3236☎03-5944-6613☎045-335-5680☎0436-37-2353「築地本願寺新報」協賛社※協賛社募集中（年間6万円）株式会社若林佛具製作所築地店☎03-3546-8228〒104-0045東京都中央区築地3-15-1築地本願寺第二伝道会館内株式会社川勝法衣店☎075-371-0367〒600-8344京都市下京区花屋町通油小路東入日本料理紫水☎03-3544-0551〒104-0045東京都中央区築地3-15-1築地本願寺第一伝道会館内松井建設株式会社☎03-3553-1151〒104-8281東京都中央区新川1-17-22株式会社弘電社☎03-3542-3660〒104-0061東京都中央区銀座5-11-10株式会社龍保険事務所☎03-3567-8591〒104-0061東京都中央区銀座2-2-17浜屋株式会社☎079-288-2211〒670-0961兵庫県姫路市南畝町2-31株式会社和光舎☎075-612-7988〒612-8081京都市伏見区新町3-487株式会社松栄堂☎075-212-5590〒604-0857京都市中京区烏丸通二条上ル東側本願寺出版社☎075-371-4171〒600-8501京都市下京区堀川通花屋町下ル浄土真宗本願寺派宗務所株式会社プラニ☎0120-37-0243〒600-8109京都市下京区五条通西洞院西入平屋町420-3F株式会社浅野製版所☎03-3541-3618〒104-0045東京都中央区築地3-11-2株式会社カナメ☎028-660-3831〒321-0905栃木県宇都宮市平出工業団地３８-５２

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築地本願寺提供のラジオ放「築地本願寺YouTube」で検索！仏さまの教え【YouTubeでも配信中】仏教の話（ご法話）を聞きましょう基本的な配信時間●金・土・日の10時30分〜11時40分●木・金・土・日の13時〜13時40分●木・金の19時〜19時40分※詳しくはＨＰをご確認ください7月4（木）～7日（日）7月11日（木）～14日（日）7月15日（月）～16日（火）7月18日（木）～21日（日）7月25日（木）～28日（日）宗秀融師［福岡県・真正寺］佐々木大観師［兵庫県・西願寺］遠山泰範師［静岡県・寳專寺］服部法紹師［広島県・登照寺］福間義朝師［広島県・教専寺］阿弥陀様のお救いを共に聞かせていただきましょう。あなたの身体の中には仏にならせて頂く功徳がいっぱい！ご一緒に、南無阿弥陀佛のお心を、聞かせていただきましょう。「仏さまの智慧と慈悲に学ぶ」日常の疑問に私なりにできるだけ応えさせて頂きたいと思います。※スケジュールや内容が変更、または中止になる可能性もございます。最新情報は築地本願寺ウェブサイトにてご確認ください。あなたのそばに歎異抄「徳光和夫とくモリ！歌謡サタデー」内コーナー「徳さんとお坊さん」2023年に親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年を迎えるにあたり、『歎異抄』を多くの方に分かりやすくご紹介する番組です。コロナ禍で社会に不安が広がる中、『歎異抄』を通じて、前向きになれる言葉や教えをリスナーに届けます。番組MC：長野智子間：毎週土曜日朝6時～6時5分送時毎週土曜日放送中「徳光和夫とくモリ！歌謡サタデー」内コーナー「徳さんとお坊さん」毎回、築地本願寺をはじめとする僧侶が登場し、徳光さんと共にリスナーの相談や様々な疑問にお答えします。7月・8月は、築地本願寺の木村共宏副宗務長が出演しています。放送局：文化放送＜ＡＭ放送：1134kHz・ＦＭ放送：91.6MHz＞時間：毎週土曜日朝5時50分～58分放送局：ニッポン放送＜ＡＭ放送：1242kHz・ＦＭ放送：93.0MHz＞仏さまの教え38

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PLAZA結婚式2024/6/1老野生海渡さん松浦佳也乃さん2024/6/9杉山光弥さん相良理沙子さん2024/6/14白金さん張慶怡さん2024/6/15倉澤薫さん長谷山顕至さん初参式2024/6/16山本正淳さん尾内古今さん2024/5/25平岡怜ちゃん2024/6/2川村結莉ちゃん2024/6/3田中優志ちゃん団体参拝2024/5/28本稱寺さま2024/6/13クラーチ溝の口さま39プラザ

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40スケジュール晨朝勤行／日没勤行晨朝勤行／日没勤行和東佃あ03-3323-0321杉並区永福1-8-1042-474-6787東久留米市柳窪5-8-30042-532-3153あきる野市菅生657-103-3536-7800中央区月島1-2-9築地本願寺佃ビル2階7:00／16:007:00／16:007:00／16:00なし／16:00和田堀分院東久留米分院あきる野分院佃島分院※スケジュールや内容が変更、または中止になる可能性もございます。最新情報は築地本願寺ウェブサイトにてご確認ください。31水築第77回築地本願寺納涼盆踊り大会（〜8月3日）築地町会物故者追悼法要（18時～）27土築英語法座（17時30分～）講師：南條了瑛師［東京都・法重寺］講題：阿弥陀如来のお慈悲場所：講堂26金築パイプオルガンランチタイムコンサート（12時10分～）出演：中澤未帆氏（オルガン）20土築湛如上人御祥月日中法要（9時30分～）18木築存如上人御祥月日中法要（9時30分～）16火佃親鸞聖人御命日法要（14時～）あ盂蘭盆会・親鸞聖人御命日法要（14時～）講師：小林賢五師［神奈川県・慶念寺］慈宗祖親鸞聖人御命日法要（13時～）和親鸞聖人御命日日中法要（9時30分～）講師：中村啓誠師［広島県・光乗寺］東京ビハーラ「がん患者・家族語らいの会」例会日時：8月10日（土）14：00〜16：30最初にビハーラ関係者物故者追悼法要を行います会場：築地本願寺第一伝道会館２階「東京仏教学院本科室」講師：南條了瑛師［法重寺住職・東京教区教務所主幹］法話：「思い通りにならない人生」ご参加申し込み：ご参加を希望される方は、直接会場へお越しください。尚、７月の例会はお休みです。問い合わせ：浄土真宗東京ビハーラ平日14：00～17：00TEL／FAX:03-5565-3418［問い合わせ］03-5565-3418どなたでもご参加いただける法話会です日時：7月13日（土）15：00〜18：00会場：築地本願寺振風道場※オンライン参加可能講師：阿部信幾先生参加費：2,000円申込方法：氏名、携帯番号を記載の上、下記までメール問い合わせ:tsukijihongwanji.ybas@gmail.comつきじYBASワイバス

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41スケジュール晨朝勤行／日没勤行築慈0120-792-048中央区築地3-15-103-3622-3011墨田区横網1-7-27:00／16:007:00／16:00築地本願寺慈光院7月schedule行事イベント予定-July-［問い合わせ］教化育成部03-3541-1131築地本願寺の各種団体7月の行事築地本願寺仏教婦人会私たちは念仏生活に勤しみ、友の輪を広げております。例会：1日（月）13：30～会場：第一伝道会館振風道場築地本願寺仏教壮年会主に浄土真宗の教えを聴く会です。どなたでもお入りいただけます。築地本願寺合唱団楽友会仏教讃歌を一緒に歌いましょう。昼の練習：12日、26日（金）13：00〜15:00夜の練習：5日、19日（金）18：00〜20:00年会費：5,000円月会費：5,000円年会費：2,500円築地本願寺スカウトボーイスカウト東京中央第10団ガールスカウト東京都第155団対象：年長～高校生集会日：日曜日（月に1～2回）会場：築地本願寺他☆リーダー募集中16火築総永代経法要（14時～）親鸞聖人御命日日中法要（9時30分～）引き続き御命日法話講師：遠山泰範師［静岡県・寳專寺］15月和親鸞聖人御命日逮夜法要（14時～）講師：中村啓誠師［広島県・光乗寺］築親鸞聖人御命日逮夜法要（14時～）引き続き帰敬式14日東常例法座（13時～）講師：増田廣樹師［茨城県・清心寺］引き続き公開講座「お経の読み方（お勤め）を学ぼう!」13土あ盂蘭盆会（14時～）（～16日）慈盂蘭盆会（13時30分～）築和盂蘭盆会（～16日）10水築おみがき1月和永代経法要（14時～）講師：岡原弘和師［山口県・明照寺］築テンプルモーニング（晨朝終了後～）

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42スケジュール・編集後記編集後記本号の特集は天文学と仏教。高校教諭をしていた父が「地学」の教科を教えていたこともあり、家には望遠鏡もあった。そのおかげか、北極星や星座などはおおむね知っている。ただ、つらかったのは、父が冬に星を写真撮影する時。ガタガタと寒いうえに、星について熱く語る父。「もうええやん……」（もういいでしょ）と何度も口にした記憶がある。あれから長い年月が経った。久しぶりに父から星の話を聞いてみたい。（編集長・東森）私が連載している「仏教シネマ」、今月号で100回になりました。お付き合いいただいていることに感謝いたします。このコーナーを持っていると作品を推薦してくださることもたびたびで、ネタ探しに困ることはありません。というより世に良い映画はありすぎて。ということで、近いうちに他の編集委員の方々とともに本紙の特集で映画紹介を計画中です。ご期待ください。（松本）今月から〝新1万円札の顔〟となる渋沢栄一は、「資本主義の父」と称された。徳川幕府最後8月-Augustnextmonth30金築パイプオルガンランチタイムコンサート（12時10分～）出演：雲竜笙子氏（チェロ）中野ひかり氏（オルガン）24土慈土曜法座（17時～）16金佃親鸞聖人御命日法要（14時～）慈親鸞聖人御命日法要（13時～）あ親鸞聖人御命日法要（13時～）和親鸞聖人御命日日中法要（9時30分～）講師：和田堀分院職員築親鸞聖人御命日日中法要（9時30分～）引き続き御命日法話講師：安部敏孝師［広島県・圓光寺］引き続き帰敬式15木和親鸞聖人御命日逮夜法要（14時～）講師：和田堀分院職員築親鸞聖人御命日逮夜法要（14時～）寂如上人三百回忌日中法要（9時30分～）14水築寂如上人三百回忌逮夜法要（14時～）13火築あ和慈盆会（～16日）11日東盂蘭盆会（13時～）講師：小野島良顕師［東京都・稱福寺］5月築テンプルモーニング（晨朝終了後～）1木築第77回築地本願寺納涼盆踊り大会（〜3日）和永代経法要（14時～）講師：成田真二郎師［神奈川県・善行寺］

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43編集後記築地本願寺は、京都の本願寺（西本願寺）を本山とする浄土真宗本願寺派の寺院です。1617年に江戸の浅草近くで創建されたのが始まりです。しかし1657年に「明暦の大火」で本堂が焼失します。その後、江戸幕府から再建の地として与えられた海上を埋め立てて、土地を築いたところに本堂を建立。それが「築地」という名称の由来になりました。東京帝国大学（現・東京大学）名誉教授で建築史家の伊東忠太博士が設計した本堂は、日本の仏教寺院には珍しいインド等アジアの古代仏教様式を採用したオリエンタルな外観が特徴です。日比谷線・築地駅に直結、大江戸線・築地市場駅から徒歩5分です。銀座へも徒歩で行ける場所にありますので、いつでもお参りにお越しください。浄土真宗本願寺派築地本願寺〒104-8435東京都中央区築地3-15-1問い合わせ：築地本願寺コンタクトセンター0120-792-048本堂参拝時間6：00〜16：00※日没勤行終了後、閉門。築地本願寺についての将軍・徳川慶喜が心を許した数少ない人物の一人でもある。日本最初の株式会社を設立した栄一は、会社と共に静岡駅にほど近い教覚寺に住んでいた時期がある。栄一の長女の穂積歌子は、著書でそのことを綴っている。「慶喜公は御謹慎を許されて宝台院を出られ、私達の住んでいた家が御座所となるべきによって、我家は常じょうけい慶町ちょう松づんごうざん江山教覚寺と云う寺の客殿を借りて移り住むことになった。こゝは真宗で、妻子も有り家族が多かったので、寺とは云っても淋しいとは思わなかった」と。淋しくないのが浄土真宗のお寺の特色なのですね。（宮本）浄土真宗本願寺派築地本願寺へのアクセス［東京メトロ］日比谷線築地駅出口１直結●有楽町線新富町出口４徒歩約５分［都営地下鉄］●浅草線東銀座駅出口５徒歩約５分●大江戸線築地市場駅出口Ａ１徒歩５分本堂京橋築地小学校銀座出口築地本願寺第二伝道会館第一伝道会館至晴海至銀座首都高速道路銀座入口浅草線「東銀座」駅出口5国立がんセンター日比谷線「築地」駅出口1新大橋通り晴海通り大江戸線「築地市場」駅出口Ａ１有楽町線「新富町」駅出口４【訂正とお詫び】築地本願寺新報４月号掲載記事に誤りがございました。■6ページ「特集50年前の慶讃法要を振り返る」献茶式写真のキャプション（正）雅楽に合わせた献茶式が行われました。お点前は大日本茶道学会会長・田中仙翁先生でした。（誤）雅楽に合わせた献茶式が行われました。お点前は大日本茶道学会会長・田中仙樵先生でした。ご関係の皆様及び本誌読者の皆様にお詫びするとともに、ここに訂正させていただきます。

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2024（令和6）年7月1日発行第920号1947（昭和22）年6月18日創刊毎月1日発行発行：浄土真宗本願寺派（西本願寺）築地本願寺・築地本願寺新報社〒104-8435東京都中央区築地3-15-1築地本願寺は、京都の西本願寺を本山とする浄土真宗本願寺派の直轄寺院です。

