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表紙

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Ver.8広島大学病院

はじめに

はじめに

検査を勧めるための基礎知識検査の勧め方結果告知の仕方HIV感染症の治療は年々進歩しており、もはや、慢性疾患と言われています。治療により、HIV感染者も長く社会生活を続けることが可能となっています。そのためにも、HIV感染症を疑う病態があれば、早期に検査を勧めることが必要です。そこで、検査提案・結果告知に初めてあたる医療者の不安を取り除き、誰でも上手に対応できるようになることを目的にガイドブックを作成しました。このガイドブックは具体的な対応のハウツーに絞って編集しています。HIV感染症やHIV抗体検査に関する詳しい知識は、中四国エイズセンターのホームページや、本院作成の『HIV検査について』などをご参照ください。ご利用になったご感想やご意見をお聞かせ下さい。編集者代表広島大学病院エイズ医療対策室喜花伸子編集者喜花伸子・藤井輝久・杉本悠貴恵(広島大学病院)巻末資料1

目次

目次

第1章検査を勧めるための基礎知識・こんな疾患の場合にHIV検査を勧めましょう4・検査と説明の流れ5・抗体検査の診療報酬6・検査を行う前に本人の了解を得ましょう7・守秘義務と届出について8・カウンセリング9第2章検査の勧め方・検査の必要性を伝えましょう12・検査を受けるメリットを伝えましょう13・プライバシーを守ることを伝えましょう14・検査について正しく説明しましょう15・検査を拒否された時は16第3章結果告知の仕方・告知の前に準備をしましょう18・派遣カウンセリングの依頼方法Q&A19・陽性告知時不安軽減に役立つ情報20・スクリーニング検査陽性の場合の対応21・確認検査陽性の告知の仕方22・陽性告知後専門医への紹介の仕方23・陽性告知後カウンセラーの紹介の仕方24・家族・パートナーへの対応25・陰性の告知の仕方26参考情報282

第1章 検査を勧めるための基礎知識

第1章 検査を勧めるための基礎知識

検査を勧めるための基礎知識検査の勧め方結果告知の仕方巻末資料

こんな疾患の場合にHIV検査を勧めましょう

こんな疾患の場合にHIV検査を勧めましょう

繰り返す非ホジキンリンパ腫4

検査と説明の流れ

検査と説明の流れ

12~16ページへ21ページへ26ページへ26ページへ18~20、22~25ページへ・スクリーニング検査では陽性で、確認検査では陰性となることがあります。(偽陽性)。→検査法について、詳しくは冊子『検査について』を参照。**P28「参考情報」検査を勧めるための基礎知識検査の勧め方結果告知の仕方巻末資料5

抗体検査の審査報酬

抗体検査の審査報酬

平成24年3月5日6

検査を行う前に本人の了解を得ましょう

検査を行う前に本人の了解を得ましょう

就学時、就職時の検査は実施しないこと[平成16年10月29日健疾感発第1029004号]・本人に意識がない等で同意を取ることが困難な場合には、保護者や家族の同意が必要になります。・同意書等の書面は特に必要ありません。検査を勧めるための基礎知識検査の勧め方結果告知の仕方巻末資料7

守秘義務と届出について

守秘義務と届出について

「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法)(2014年6月13日改正)この法律厚生労働省のホームページからダウンロードすることができます。**P28「参考情報」8

カウンセリング

カウンセリング

*P28「参考情報」→派遣カウンセラー依頼先は、ホームページ「拠点病院診療案内」をご参照ください。*・HIV陽性告知後に、専門のカウンセラーによるカウンセリングを受けることができます。・多くの地方自治体では、HIV派遣カウンセラー制度を設けています。ぜひ利用しましょう。・感染告知の場合には、告知直後にカウンセリングを行うことが重要です。自治体にカウンセラーの派遣を依頼しておきましょう。検査を勧めるための基礎知識検査の勧め方結果告知の仕方巻末資料9

MEMO

MEMO

MEMO

第2章 検査の勧め方

第2章 検査の勧め方

検査を勧めるための基礎知識検査の勧め方結果告知の仕方巻末資料

検査の必要性を伝えましょう

検査の必要性を伝えましょう

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検査を受けるメリットを伝えましょう

検査を受けるメリットを伝えましょう

<会話例>・「もし感染していた場合でも、今では治療が進歩していて、すぐに死んでしまう病気ではありません。早くわかって、早く治療することで、元気に生活することができます」・「HIVに感染しても自覚症状はないので、検査を受けることでしか感染しているかどうかは分かりません」検査を勧めるための基礎知識検査の勧め方結果告知の仕方巻末資料13

プライバシーを守ることを伝えましょう

プライバシーを守ることを伝えましょう

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検査について正しく説明しましょう

検査について正しく説明しましょう

検査を勧めるための基礎知識検査の勧め方結果告知の仕方巻末資料15<会話例>・「この検査は感染してから2ヶ月以内の場合、感染していても結果が出ないことがあります。感染の可能性のある行為から2ヶ月以上経ってからの検査のほうが、より正確な結果が出ます」※・「結果が陰性でしたら、2ヶ月前の時点では感染していないということです」・「1回目の検査で陽性だった場合、次に確認検査を受けていただくことになります。確認検査でも陽性だった場合はHIVに感染しているということです」※注:発熱・リンパ節腫脹がある場合“急性感染期”の可能性があります。その場合はHIV抗体検査と同時にRT-PCR検査を行えば、早く診断できることがあります。

検査を拒否された時は

検査を拒否された時は

<会話例>・「ご本人が納得して検査を受けることが一番大事です」・「感染している場合も早く治療を始めることで、元気に生活できます。検査を受けようと思われたときには、いつでもおっしゃってください」16

第3章 結果告知の仕方

第3章 結果告知の仕方

検査を勧めるための基礎知識検査の勧め方結果告知の仕方巻末資料

告知の前に準備をしましょう

告知の前に準備をしましょう

**P28「参考情報」18

派遣カウンセリングの依頼方法Q&A

派遣カウンセリングの依頼方法Q&A

検査を勧めるための基礎知識検査の勧め方結果告知の仕方19派遣カウンセリングの依頼方法Q&Aエイズ派遣カウンセリング制度とは、HIV陽性者の心理社会的支援のために専門の派遣カウンセラーが病院などに派遣される制度です。*スクリーニング検査陽性の時点で、自治体担当部署に依頼の連絡をしてください。*Q1:確認検査で陰性となるかもしれないが、依頼してもいいのか。Q2:患者さんがカウンセリングを希望しないかもしれないが、依頼してもいいのか。A1・A2:構いません。連絡してみてください。Q3:外部のカウンセラーに来てもらうことは、個人情報保護の観点から不安だが、大丈夫か。A3:依頼の段階で個人情報を伝えてもらう必要はありません。また、カウンセラーには守秘義務があり、外部に漏らすことは一切ありません。*P28「参考情報」※自治体により、運用に違いがあります。詳しくは各自治体担当部署にお問い合わせください。巻末資料

陽性告知時不安軽減に役立つ情報

陽性告知時不安軽減に役立つ情報

陽性告知時不安軽減に役立つ情報陽性告知の際に、以下のような情報をお伝えすることも患者さんの不安の軽減に役立ちます。・HIVの治療により免疫力の改善や維持ができること・多くの場合、1~3カ月に1回程度の外来通院となること・仕事や学校をやめる必要はないこと・医療費の自己負担額を軽減できる制度があること・今後のセックスや子どもを持つことをあきらめる必要はなく、セックスの相手や子どもへの感染率をゼロに近づける方法があること・HIVの相談窓口があること・医療スタッフや行政担当者には、守秘義務があり、プライバシーは守られること20

スクリーニング検査陽性の場合の対応

スクリーニング検査陽性の場合の対応

→相談窓口については、ホームページ「中四国エイズセンター」をご参照ください。**P28「参考情報」→偽陽性については、『HIV検査について』をご参照ください。*<会話例>・「今の時点でHIV感染が確定したわけではありません。検査の性質上、感染していないのに陽性となる場合も多いのです。もう一度確認検査を受けていただくことになります」・「感染していたとしても、治療法もあり、今は死ぬ病気ではありません。また、感染していないかもしれません。必ず結果を聞きに来てくださいね」・「結果を待つ間、不安になったときは、電話で相談に乗ってくれる窓口もあります」巻末資料検査の勧め方検査を勧めるための基礎知識結果告知の仕方21

確認検査妖精の告知の仕方

確認検査妖精の告知の仕方

・誤解のないようHIV陽性である事は、はっきりと伝えましょう。・ショックで説明が頭に入らないことがあります。死の病ではなく、治療法があることを繰り返し伝えることが大切です。22

陰性告知後専門医への紹介の仕方

陰性告知後専門医への紹介の仕方

拠点病院診療案内をご参照ください。**P28「参考情報」<会話例>・「HIVの治療に関しては、経験のある医師にも診てもらうほうが安心だと思います」・(院内に専門医がいない場合)「○○県内には○○(数)の拠点病院がありますので、ご都合のよいところを紹介しますよ」巻末資料検査の勧め方検査を勧めるための基礎知識結果告知の仕方23

陰性告知後カウンセラーの紹介の仕方

陰性告知後カウンセラーの紹介の仕方

→派遣カウンセラー依頼先は、ホームページ「拠点病院診療案内」をご参照ください。**P28「参考情報」24

家族・パートナーへの対応

家族・パートナーへの対応

検査を勧めるための基礎知識検査の勧め方結果告知の仕方25※注:対象をHIV陽性者本人のみに限定している自治体もあります。巻末資料

陰性の告知の仕方

陰性の告知の仕方

・「また気になることがあった時は、検査を受けてください」26

おわりに

おわりに

検査を勧めるための基礎知識検査の勧め方巻末資料中国・四国地方では、今でも多くの方が新規感染者として診断されています。最近の傾向としては、若干年齢の高い層で感染が確認されるケースが増えています。そういった方々の今までの病歴等を見ると、「あの時、検査をしていれば」「あの時、検査を勧めていれば」といったことがあります。HIV感染の早期発見ができれば、エイズ発病を防ぐことができます。現在エイズ発病しても治療して軽快することもしばしばですが、死亡したり後遺症を残すケースもあります。私たち医療者は感染者がエイズ発病する前に検査をすることは、医療経済的観点からも有用ですが、最終的には患者・感染者の方から感謝されます。躊躇せずに検査をお勧め下さい。医療者にとっ検査を上手に勧めることができるための良きアニュアルになって頂ければ、幸いです。また内容についても今後さらに改訂していきたいと思いますので、使った感想やご意見をちょうだいできれば、と思います。方27結果告知の仕方広島大学病院輸血部長・エイズ医療対策室長藤井輝久

参考情報

参考情報

参考情報中四国エイズセンター広島大学病院冊子「HIV検査について~HIV感染のリスクを考えて検査を行う医療者のためのガイド」https://my.ebook5.net/aids-cchushi/HIVtest_1011/相談窓口のご案内https://www.aids-chushi..or.or.jp.jp/ippan//sodan///厚生労働省感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律https://www.mhlw..go.go.jp.jp/web/web/t/_tdoc_doc?dataId?=7=799988826&dataType=0感染症法に基づく医師及び獣医師の届出についてhttps://www.mhlw..go.go.jp.jp/bunya//kenkou//ke/kekkaku-kkkaku-kansenshou11/01-05-07/05-07.html.html28

PDFhttps://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/pdf/01-05-07-3-b.pdfhttps://hiv-hospital.jp/https://hiv-hospital.jp/counseling/https://osaka-hiv.jp/pdf/anatani_shittehoshii_v18.pdfhttps://osaka.hosp.go.jp/wp-content/themes/osaka-iryou/img/department/khac/medical/resource/anatato2014.pdfhttps://www.med.niigata-u.ac.jp/ifc/tebiki/pdf/tebiki8.pdf検査を勧めるための基礎知識検査の勧め方結果告知の仕方巻末資料29������������������������������������������������������������������������������������������病院�������病院������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������������

裏表紙

裏表紙

Ver.12005年3月3日Ver.22009年9月3日Ver.32011年9月3日Ver.42014年2月3日Ver.52014年5月13日Ver.62014年12月16日Ver.72018年2月26日Ver.82024年1月31日初めてでもできるHIV検査の勧め方・告知の仕方発行:令和5年度厚生労働科学研究費補助金エイズ対策研究事業HIV感染症の医療体制の整備に関する研究班(主任:潟永博之)令和5年度広島県エイズ受託研究事業中国・四国ブロックエイズ医療システム構築に関する調査研究(代表:藤井輝久)発行者:藤井輝久(広島大学病院エイズ医療対策室)無断転載を禁ず

デジタルカタログのeBook5
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