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# 団体紹介ブックレット

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こっきょういしだんいのちささじんどうえんじょ「命のうでわ」の付録つき国境なき医師団の医療活動は皆さまからの寄付で実現しています。

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医療のない場所へ─Go!MSFこっきょういしだんこっきょういしだんちりょうきけんいしだんいしえんじょだんたいしょくぎょうⓒMichaelGoldfarbこっきょういしだん2

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【ページ内のテキスト情報】

こっきょういしだんだんたいだんたいかつどうしきんささだんたい＊じむきょくこっきょういしだんせつりつききじんどうえんじょいりょういりょうじんどうえんじょ（＊数字は2022年4月時点）こっきょう国いしだん境なき医師団が活動する、いりょう医療がない場所って、どんなところでしょう？3

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4「サラといいます。36歳さいです。わたしたち一家は、紛ふん争そうが続き、干かんばつで食しょく糧りょうが尽つきたふるさとのソマリアをのがれて、隣となりのケニアにある難なん民みんキャンプにたどりつきました。何十万人というソマリア人が逃にげてくるため、キャンプはすでに満員でした。家族６人で15日前にここに来ました。バッグはからっぽでしたが、心はとても重かったです。キャンプの外のここ、新しく到とう着ちゃくした人用のエリアに場所をもらいましたが、住む家を作るための材料も何もありませんでした。難なん民みんとして登録しましたが、食しょく糧りょうの配給もまだもらえていません。キャンプの外はとても危きけん険です。夜になると、野生の動物に襲おそわれて子どもたちが食べられてしまう心配があります。難なん民みんを良く思わない人たちに脅おどされたこともあります。安全のないところに、生活はありえません。これからどこに行くのかも、いつまでここで暮くらすのかも、わかりません。難なん民みんキャンプにはそんな家族がたくさん生活しているのです」医療のない場所へ─Go!MSFなんみん何も持たずに逃にげてきた人びとStory-1ⓒNatashaLewer

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【ページ内のテキスト情報】

5１人あたり１日最低20リットルの清潔な水を用意し、ポリタンクでくみにこられるようにします。難民キャンプでの仮設トイレ設置の様子。国境なき医師団が難民キャンプ内に開いた診療所で。紛ふん争そうや暴ぼう力りょくから、命からがら逃にげてきた人たちが集まる難なん民みんキャンプ。まずは、テントや食しょく糧りょう、炊すいじ事用品、洗せん面めん用具など、衣食住に必要なものがなければ、命と健康を守ることができません。最初は病院もないので、国こっ境きょうなき医いしだん師団が病院を作ることもあります。何もないところに大勢の人が集まるので、トイレや水道も作らなければならないこともあります。避ひなん難生活や紛ふん争そうで、必要な治ちりょう療を受けられなかったり、十分な食事ができなかったりして、病気になって到とう着ちゃくする人や、キャンプの厳きびしい環かんきょう境で体調を崩くずす人も多く、医いりょう療が必要とされているのです。シェルター（＝仮かり住ずまい）雨風から身を守る住まいを作れるよう、ビニールシートなどの材料を配ります。水・衛えいせい生設せつび備キャンプで暮くらす人たちの健康を守るには、安全な飲み水や、清せい潔けつなトイレも必要です。せまい環かん境きょうで感かん染せん症しょうが流行することもあるからです。どんな援えん助じょが必要？ⓒBrendanBannonⓒBrendanBannonⓒBrendanBannonⓒDidierRuef

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6医療のない場所へ─Go!MSF戦いに巻まきこまれてけがをした少年Story-2⤴2009年1月。中東のパレスチナ・ガザ地区の町がはげしい空くうばく爆に襲おそわれる中、14歳さいの少年ビラルくんの家にも爆ばくだん弾が落ちました。ビラルくんは右足に大きな傷きず、全身にやけどを負いました。ビラルくんは町の病院に運ばれ、緊きんきゅう急手しゅじゅつ術を受けました。病院には同じようにけがをした町の人たちが次々運びこまれ、お医者さんたちも手いっぱい、患かんじゃ者さんが寝ねるスペースも足りなくなりました。ビラルくんはすぐに退たいいん院するしかありませんでした。しかし、ビラルくんは傷きずの具合がどんどん悪くなったため、国こっきょう境なき医いしだん師団のテント病院に国境なき医師団のテント病院で治療を受けるビラルくん（中）と見まもるお父さん（右）。2008年末から年明けにかけて激しい空爆がガザ地区を襲い、町を破壊しました。そうちふんⓒBrunoStevensⓒFrancoisDumont/MSF

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【ページ内のテキスト情報】

7病院の中は武ぶき器持ちこみ禁止国こっきょう境なき医いしだん師団の病院は、武ぶき器の持ちこみをきびしく禁きんし止するのが原げんそく則です。だれでも安全に医いりょう療が受けられる場所にするためです。それでも病院や医いりょう療にかかわる人が紛ふんそう争にまきこまれることがあります。すると地ちいき域に住む人びとは治ちりょう療を受けられなくなり、救すくえる命も助けられなくなってしまいます。病院への攻こうげき撃はあってはならないことです。ふくらますテント病院緊きんきゅうじたい急事態ですぐに作れるエアーテントの病院。手しゅじゅつしつ術室や入院設せつび備も付いています。⤵運ばれました。ここで２回めの手しゅじゅつ術を受け、順調に回かいふく復しはじめました。でも、つきそっていたお父さんはとても心配だと話しました。「ビラルはとてもショックを受けています。おちこんで、生きる気力を失ったように見えます。きょうだい３人もけがをしました。まだみんな、ちょっとの音でもおびえてしまいます」。ポンプでふくらませて、中の機材を取りつけて、48時間で病院を建てられます。心に傷を抱えた子どもたちのための心のケア。紛争に関係している組織とは違うとひとめでわかるように、救急車をピンク色に塗ることもあります。どんな援えん助じょが必要？テント病院の中で行われる外科手術。激はげしい紛ふんそう争が起きて多くの人がけがをすると、もともと病院がある町でも、一度に多くの患かんじゃ者を治ちりょう療するのがむずかしいことがあります。また、病院が破はかい壊されて使えなくなったり、道が危きけん険でたどりつけなくなったり、薬などの物ぶっし資が届とどかなくなったりすることもあります。国こっきょう境なき医いしだん師団には、こうした紛ふんそうち争地にかけつけて負ふしょうしゃ傷者を治ちりょう療するための専せんもん門の知ちしき識と装そうび備があります。病院や手しゅじゅつしつ術室が足りないとき、空気でふくらませてすぐに建てることができるテント病院も、その一つです。紛ふんそうち争地では、ビラルくんのようにけがをした患かんじゃ者の手しゅじゅつ術などの外科治ちりょう療のほかにも、紛ふんそう争や暴ぼうりょく力を体験して心に傷きずを負った人たちの心のケアも大切です。つらい体験をした人の話を聞き、心の傷きずやストレスに向き合う方法を伝えることで、問題の解かいけつ決を手伝うケアです。ⓒBrunoStevensⓒArnaudDrouart/MSFⓒOlivierLassuⓒMatejaStare/MSFⓒHerbertOfner

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8「わたしの名前はミランダ。2010年１月12日、ハイチで大きな地じしん震が起きたときは10歳さいでした。家が崩くずれ、とじこめられました。お母さんも、おばあちゃんも死んでしまいました。でも、数日たって、がれきを動かす機械の音が聞こえてきたのです。そのとき、こう思ったんです。『わたしはここを出るんだ。だって学校に行かなくちゃならないもの！』」ミランダちゃんは右脚あしを切せつだん断する大けがを負いましたが、国こっきょう境なき医いしだん師団の治ちりょう療を受け、明るい笑顔で病院の人気者になりました。ハイチ大地じしん震では首都の多くの建物が崩くずれて30万人以上が亡なくなり、100万人以上が家を失い、復ふっこう興もなかなか進みません。ミランダちゃんは、お父さんが新しい仕事を探さがしていそがしい日々でさびしく思うこともあります。でも、学校でみんなと勉強できるのを楽しみに、前向きに治ちりょう療を続けています。「将しょうらい来の夢ゆめは、看かんごし護師さんになること！」医療のない場所へ─Go!MSF（写真左上）義足をつけてリハビリに取り組むミランダちゃん。（写真下）大地震の直後、多くの人がけがの治療を待っていました。⤵⤴がいひさいちさい悲しみをのりこえた笑顔Story-3ⓒNicolaVigilanti

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コレラ治ちりょう療センターコレラは大便などを通じて細さいきん菌が感かんせん染する病気。はげしい下げり痢で脱だっすいしょうじょう水症状になり、数日で命を落とすおそれもあります。感かんせんりょく染力が強いため、特別な施しせつ設で治ちりょう療する必要があります。9緊急援助物資はいつでも世界に送り出せるよう準備してあります。自然災さいがい害などの緊きんきゅうじたい急事態が世界のどこで起きても対たいおう応できるよう、国こっきょう境なき医いしだん師団は、48時間以内、つまり2日以内に現げんち地に到とうちゃく着できるように準じゅんび備しています。また、地じしん震や水害でおおぜいの人が家を失い、過かみつ密な場所で避ひなん難生活を送ることになった場合は、感かんせんしょう染症が流行するおそれもあります。ハイチでは2010年１月の大地じしん震の被ひがい害でトイレや水道が不足したため被ひさいち災地でコレラが大流行し、国こっきょう境なき医いしだん師団はコレラ治ちりょう療センターを各地に作って対たいおう応しました。緊きんきゅう急にそなえる物ぶっし資医いりょう療援えんじょ助に必要な薬や機材は「キット」と呼よばれるセットになっています。車に積んでどこにでも医いりょう療を提ていきょう供しにいけるキットや、必要な内ないよう容ごとに、「外科手しゅじゅつ術キット」「予よぼうせっしゅ防接種キット」、「コレラキット」など、さまざまな物ぶっし資が、すぐに送り出せるように、世界各地の倉庫に保ほかん管してあります。http://ctc.msf.org/home/jp見てみようどんな援えん助じょが必要？「絵でみるMSFのコレラ治ちりょう療センター」■ウェブサイトⓒJulieRemyⓒJulieRemyⓒMSFⓒTomasvanHoutryve/VIINetwork

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10「この子は末っ子のエリーザー、７歳さいです。少し前から具合が悪くて、熱病のマラリアではないかということで、村の診しんりょうじょ療所で１週間治ちりょう療を受けたんです。でも、全然よくならないんです。食べたものをすぐに激はげしくもどしてしまうし、水みたいな下げり痢をしていて……。それでわたしは、これはラジオで国こっきょう境なき医いしだん師団が話していた、コレラという病気ではないかと思いついたんです。すぐに息子を連れてボートに乗りました。国こっきょう境なき医いしだん師団のコレラ治ちりょう療センターがある町までは、夜どおしコンゴ河がわをボートで下らなければなりません。息子の命がろうそくの灯のように消えてしまわないか心配で、一ひとばんじゅう晩中、見守りました」幸い、エリーザーくんは、センターで治ちりょう療を受けて回かいふく復し、あと数日で退たいいん院できることになりました。でも、お父さんは複ふくざつ雑な気持ちです。「息子が助かって安心しましたが、村には同じ病気の人がたくさんいるのです。みなが早く気づいて治ちりょう療に来るといいのですが……」医療のない場所へ─Go!MSFボートしか交通手段がない地域もあります。とじょうこく息子を夜どおしボートで病院にStory-4ⓒRobinMeldrum

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集しゅうだんよぼうせっしゅ団予防接種たとえば日本では子どもみんなが受けるはしかの予よぼうせっしゅ防接種も、へき地では行きわたらないこともあります。はしかなどの感かんせんしょう染症は、こうしたへき地で多くの命を奪うばう恐おそれがあるのです。国こっきょう境なき医いしだん師団は、感かんせんしょう染症の流行のきざしを見はり、必要な場合は地ちいき域で一いっせい斉に予よぼうせっしゅ防接種を行います。接せっしゅ種の計画、会場に子どもを集める手配から、ワクチンの冷れいぞうゆそう蔵輸送、当日の接せっしゅ種まで、多くのスタッフが関わる大だいきぼ規模な活動です。世界には、病院や医いし師が足りない地ちいき域があります。原げんいん因は、紛ふんそう争や貧ひんこん困、国のお金が足りないなど、さまざまです。そうした地ちいき域では、病院に行きたくても交通費が高すぎたり、何日も歩いて行くしかなかったり、村の小さな診しんりょうじょ療所では病気の原げんいん因がわからなかったり、必要な設せつび備や薬がなかったりします。しかし、住む場所の違ちがいが、命にかかわる違ちがいであってはなりません。国こっきょう境なき医いしだん師団は、医いりょう療が足りないために多くの命が危きけん険にさらされている地ちいき域に、医いりょう療を届とどけたり、必要な情じょうほう報を伝えたりする活動を行っています。へき地の移いどうしんりょう動診療紛ふんそう争の危きけん険で住民が移いどう動できなかったり、交通手しゅだん段がなくて孤こりつ立したりしている地ちいき域に、国こっきょう境なき医いしだん師団は自ら出向いていって医いりょう療を提ていきょう供します。たとえ車が通れる道路がなくても、あらゆる交通手しゅだん段を使って患かんじゃ者さんのいる場所にたどりつきます。医療がないところを探してたどりつく移動診療。どんな援えん助じょが必要？11ⓒRobinMeldrumⓒSusanSandarsⓒYoanisMengeⓒHaavarKarlsen

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12医療のない場所へ─Go!MSF治療を始めたばかりのころの写真を手にするキャサリンさん。「いまはすっかり元気になりました」。「わたしの名前はキャサリン。HIV（エイズ・ウイルス）陽ようせい性の患かんじゃ者で、国こっきょう境なき医いしだん師団の診しんりょうじょ療所で治ちりょう療を受けています。２人の娘むすめのうち、姉のジョアンはわたしがHIVに感かんせん染していると知らないときに産んだ子どもです。だから、ジョアンもHIVに感かんせん染してしまいました。でも、下の子は、わたしがきちんと治ちりょう療を受け、感かんせんよぼう染予防にも気をつけながら産んで育てることができたので、感かんせん染しませんでした。とてもうれしくて、“ラッキー（幸運）”という名前をつけました。HIV/エイズは、ARV（抗こうレトロウイルス薬）という薬を飲みつづければ症しょうじょう状をおさえられます。その治ちりょう療を始めるまで、わたしもジョアンもとても具合が悪かったのですが、いまはとて命をつなぐ大切な薬Story-5⤴ひんこんちいきⓒSvenTorfinnⓒSvenTorfinn

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13いまは笑顔がたえないキャサリンさんの家族。１番左が末娘のラッキーちゃん。真ん中がジョアンちゃん。HIV/エイズとともに生きる人びとの命をつなぐARV薬。も元気にくらしています。ARVを飲めばエイズで死ぬことはないと知って、前のように恐きょうふしん怖心もなくなりました。わたしの人生は変わりました。10年前にはとても貧まずしくて食べるものもなく、仕事に行くこともできませんでした。でも、いまは幸せです。子どもたちの教育費を稼かせぐため、砂さとうさいばい糖栽培のビジネスも始めたんですよ」⤵貧しい地ちいき域では、必要な薬に手が届かないことがあります。新しんがた型コロナワクチンが世界中で不足していた時、途とじょうこく上国ではほとんど接せっしゅ種が受けられませんでした。また、超ちょうていおん低温での保ほ存ぞんが必要なワクチンだと、電気がない地ちいき域には届けにくいのです。HIV/エイズの効こうか果的な薬も、高こうか価でまだもらえない患かんじゃ者さんがいます。結けっかく核という病気は50年もの間、新しい薬が開かい発はつされませんでした。昔ながらの治ちりょうほう療法は副ふくさよう作用が強い大量の薬を使うもので、新しい薬を広める必要があります。皆みんなの手に必要な薬が届くことをめざすのが「医い薬やくひん品へのアクセス」という問もんだい題です。薬の壁かべをのりこえるための「アクセスキャンペーン」国こっきょう境なき医い師しだん団は、途とじょう上国こくでも使える薬やワクチン、検けんさほう査法を開かいはつ発したり広めたりすることをおし進めています。この活動は1999年、国こっきょう境なき医い師しだん団がノーベル平へい和わ賞しょうを受じゅしょう賞し、受けとった賞しょうきん金をもとに始めました。結核の場合は毎日こんなにたくさんの薬を飲まなければいけないことも。国境なき医師団は貧しい地域で無償の医療を提供しています。www.msf.or.jp/news/access-campaign.html見てみようどんな援えん助じょが必要？■ウェブサイトではアニメ動画などで薬にまつわるさまざまな問題を紹しょうかい介しています。ⓒFrancoisDumontⓒSvenTorfinnⓒBrendanBannon

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医療のない場所へ─Go!MSFうちいきStory-6子どもに十分な栄養をⓒJessicaDimmock/VIINetworkアフリカのブルキナファソくに暮らすナターシャさん人の子をひとりで育てる母ちいき親です。この地域では毎年、こくもつしゅうかく穀物の収穫がなくなる時期があうより、「飢えの季節」と呼ばれています。「子どもたちに食べさせるこくもつ穀物を育てていますが、家族が食べる４ヵかげつしゅうかく月分しか収穫できませんでした。ほんとうは市場で魚が買いたいのです。ビタミンがたくさん入っているから。でも、そのお金はありません」こくもつ穀物のおかゆばかり食べていて、必要な栄養が取れなかったため、末っ子のアレクシくんはやせ付録命のうでわ（MUAC）Openしんこくはんだん子どもの栄養失調がどれぐらい深刻か、すぐに判断できる「命のうでわ（MUAC:Mid-UpperArmCircumference）」。生後６ヵかげつさいうでまはか歳の子どもたちの腕の、ひじより上に巻きつけて測ります。一番とどうでもけい重い栄養失調の子どもは、赤い色までしか届かないほど腕が細いのです。実物大の模型で見てみましょう。67891011121314151617181920212223242526272829ⓒMSF■11.5cm未満：重度の栄養失調命の危険があり、すぐに入院して集中治療を始める必要があります。■11.5cm～12.4cｍ：中くらいの栄養失調すぐに治療を始めないと、体重がさらに減り、体力も落ちてしまうおそれがあります。てきせつじょうたい■12.5cm以上：適切な栄養状態子どもの栄養状態は良好です。14

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15国境なき医師団の治療センターに、栄養失調になった子どもを連れてきたお母さんたち。細り、具合が悪くなりました。「心配になり、国こっきょう境なき医いし師団だんの病院にアレクシを連れていったら、栄養失調で命の危きけん険があると言われました」アレクシくんはすぐに栄養治ちりょうしょく療食RUTFをもらい、危きき機をのりこえることができました。数週間で具合がよくなり、体重も増ふえてきています。調理が要らない栄養治ちりょうしょく療食ＲＵＴＦ一食ごとの小分けパッケージで、開けてそのまま食べさせられるから、家でも簡かんたん単に与あたえられます。赤ちゃんは食べ物にばい菌きんが入っていると病気になりやすいのですが、これなら安心です。予よぼう防には栄養補ほじょしょく助食子どもの成長に大きな影えいきょう響をおよぼし、命も危きけん険にさらす栄養失調を予よぼう防するため、あらかじめ栄養補ほじょしょく助食を配はいふ布することもあります。栄養失調が原げんいん因で、いまも世界で毎年５歳さい未満の子ども２３０万人以上が命を落としています。子どもがすこやかに成長するには、カロリーだけでなく必要な栄えいようそ養素を満たす食事を取らなくてはなりません。国こっきょう境なき医いしだん師団は、栄養失調が深しんこく刻な地ちいき域に向かい、必要な栄養が満たせる特別な栄養治ちりょうしょく療食や栄養補ほじょしょく助食を使い、治ちりょう療や予よぼう防に取り組んでいます。どんな援えん助じょが必要？スプーンですくって食べるペースト状の栄養補助食。ふだんの食事に追加して与えます。子どもに必要な栄養素がバランスよくすべて入った栄養治療食、RUTF(Ready-to-UseTherapeuticFood)。密封包装で、２年間常温保存が可能なんだそうです。電気もガスも水道も、冷蔵庫もない環境でも、安全に食べさせられるようになっているんですね。いったい、どんな味なの？試食してみました！重度の栄養失調になると命の危険があり、集中治療を受ける必要があります。RUTFってどんなもの？ⓒMSFⓒMasayaNodaⓒKazumaMomoi食べてみました！ⓒYasuhiroKunimoriⓒMSF

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16国境なき医師団は苦境にある人びと、天災、人災、武力紛争の被災者に対し人種、宗教、信条、政治的な関わりを超えて差別することなく援助を提供する。国境なき医師団は普遍的な「医の倫理」と人道援助の名のもとに、中立性と不偏性を遵守し完全かつ妨げられることのない自由をもって任務を遂行する。16国境なき医師団憲章人道援えん助じょの活動地では、だれが、どんな仕事をしているのでしょう？>国こっ境きょうなき医いしだん師団のチームには、医いし師や看かんごし護師はもちろん、お産のスペシャリストである助じょさんし産師や、薬の専せんもんか門家である薬やくざいし剤師など、さまざまな医いりょう療スタッフがいます。さらに、現げんち地で働くスタッフや資金を管理する「アドミニストレーター」、物ぶっし資の手配から診しんりょうじょ療所やトイレの建けん設せつまでする縁えんの下の力持ち「ロジスティシャン」など、医いりょう療以外の専せんもんか門家もいます。彼かれらは世界各地から集まったほかのスタッフや、現地のスタッフとともに活動します。患者の看護ケアや手術の介助にあたるほか、現地の医療スタッフの教育や指導、病院の衛生管理も重要な役割。現地スタッフの雇用や給与の支払い、教育などの人事管理と、予算や経理などの財務管理を主に担当。紛争や災害などを経験したこと、大切な人やそれまでの生活を失ったことからくる心の傷に、カウンセリングなどの心理ケアを行う。p.21医師ロジスティシャンアドミニストレーター看護師臨床心理士

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助産師p.19助産師p.20ロジスティシャン物資の調達、医療施設の建設や、通信機器・車両・発電機などの管理、水・衛生システムの構築、スタッフの安全確保など、医療と人事・財務以外をすべて担当。安全な出産のため、妊娠中から出産・産後まで母と子の健康をサポート。p.18薬剤師医薬品の在庫や保存環境の管理を担当。使用する医薬品の許可などについて、現地の政府と交渉にあたることも。助看産護師婦works医師けがをした人を治療する外科医や整形外科医、麻酔科医、感染症や栄養失調の治療などにあたる内科医や小児科医、産婦人科医、救急専門医など。>>自らに対していかなる補国境なき医師団のボランティアはその職業倫理を尊び、すべての政治的、経済的、宗教的権力から完全な独立性を保つ。国境なき医師団のボランティアはその任務の危険を認識し国境なき医師団が提供できる以外には償も求めない。17

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works18（うえだ・そうへい）1973年生まれ、大阪府出身。2005年から国境なき医師団に参加。外科医として、インドネシア、リベリア、イエメン、ナイジェリアで活動に携わる。PROFILE国こっきょう境なき医いしだん師団は、ほかの医いりょう療チームが入れないような紛ふんそう争の前線でも活動します。昼夜を問わず乾かわいた銃じゅうせい声が響ひびきます。ときには子どもたちが銃じゅうを持っていることもあるのです。銃じゅうげきせん撃戦の後は、負ふしょうしゃ傷者が運ばれてくるという連れんらく絡が来て、病院はあわただしくなります。1.銃じゅう声せいが聞こえる中東のイエメンで活動したときのこと。激はげしい内戦がくりかえされるこの国には、人間の数よりたくさんの銃じゅうがあります。国こっきょう境なき医いしだん師団が開いたテントの病院で、負ふしょう傷者の手しゅじゅつ術にあたりました。ある女の子は、内ないぞう臓が破はれつ裂する大けがでした。戦いにまきこまれて弾たまにあたったのです。付つき添そってきた両親は動どうよう揺して、ただただ泣いていました。2.流ながれ弾だまにあたった少女私わたしたちチームは必死で手しゅじゅつ術を行い、女の子を助けることができました。３週間後に退たいいん院するとき、彼かのじょ女が来て「ありがとうございました。私わたしも20年後には、先生みたいなお医者さんになりたいです」と言ってくれたのです。こんなにうれしい気持ちになったことはありませんでした。3.いちばんうれしい言葉学生のころネパールを旅していて急病になり、現げんち地の病院で多くのネパール人にお世話になり助けられました。その恩おんがえ返しで始めた援えんじょ助活動ですが、毎回どこの国でもすばらしい出会いがあり、さまざまな国から来たスタッフと協力して得られた患かんじゃ者の笑顔を見るのがうれしくて、また活動に行きたくなるのです。4.援えん助じょ活動はおもしろい助産婦医師紛ふん争そう地ちで負ふ傷しょう者しゃの治ち療りょうにあたる上田創平SoheiUEDA外科医inイエメンⓒMSFⓒMSFⓒMSFⓒMSF

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19（むらかみ・ちか）千葉県出身。看護師・助産師のほか鍼灸師の免許を持つ。国境なき医師団の活動には2005年から参加。コートジボワール、チャド、ハイチなどにも派遣経験がある。PROFILEわたしの仕事は安全なお産ができるよう助けること。途とじょうこく上国では、だれの助けも借りずに家で出産するお母さんが多いって、知っていますか？また、医いりょう療がないところでは、安全な出産に必要な、お母さんの健康診しんだん断も簡かんたん単ではありません。1.お産は命がかかった一大事途とじょうこく上国では一番近い病院まで、歩いて２、３日かかることもあるし、お金がかかるのでなかなか行けないのです。お母さんたちはお産が何日も続いて苦しんでも、病院に行けないと、赤ちゃんが亡なくなってしまうこともあります。2.遠い遠い病院赤ちゃんがなかなか出てこられないときは、医いし師が帝ていおうせっかい王切開の手しゅじゅつ術を行います。でも、手しゅじゅつ術を受けるとお母さんの体に負ふたん担がかかるので、なるべく手しゅじゅつ術なしにお産ができるといい。だから、お産の前からお母さんの健康をチェックすることが重要なんです。国こっきょう境なき医いしだん師団は、産前から産後まで必要な医いりょう療を提ていきょう供します。3.母と子によりそう医いりょう療を提てい供きょうこのお母さんは生まれた双ふたご子に、医いし師とわたしの名前をつけてくれました。左がクリスちゃん、右がチカちゃんです。お母さんは出産したその日のうちに、元気に家に帰っていきました。4.赤ちゃん誕たん生じょう！works助産婦助産師村の病院でたくさんの出産に立ち会う村上千佳ChikaMURAKAMI助産師inコンゴ民主共和国ⓒMSFⓒMSFⓒMSFⓒMSF

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works20（おぐち・はやと）1979年生まれ、神奈川県出身。2007年に国境なき医師団のロジスティシャンに。スーダン、コンゴ民主共和国、ハイチ大地震被災地、南スーダン、スリランカなど、豊富な活動経験をもつ。PROFILEスーダン西部のダルフール地方、ときどき砂すなあらし嵐が吹ふきすさむ荒あれ野の。多くの村人たちが紛ふんそう争を逃のがれてこの地に避ひなん難してくるようになりました。活動を指しき揮する責せきにんしゃ任者がわたしに言います。「ハヤト、避ひなんみん難民のために診しんりょうじょ療所を建てなくては。２週間でできるか？」わたしはロジスティシャン。援えんじょ助活動に必要なものをなんでも手配する担たんとう当なのです。1.「２週間で診しん療りょう所じょを建けん設せつしてくれる？」さっそく、チームで診しんりょうじょ療所に必要な設せつび備を考えて、手配をします。「診しんさつしつ察室は患かんじゃ者さんの数が増ふえてもすぐに増ぞうせつ設できるようにテントで。気温が40度もあるから薬がいたまないように倉庫はレンガ造づくりで。塀へいは早く設せっち置できるように竹を組んで。患かんじゃ者さんが使うトイレも必要だな……」。建けんせつ設作業の仕事はいろいろあって猫ねこの手も借りたいので、避ひなん難してきた人たちにもお願いします。2.協力して建けん設せつに取り組むなんとか無事に２週間で診しんりょうじょ療所を完成できました！避ひなん難生活で病気になってしまった子どもをだいて、お母さんたちが診しんさつ察を待っています。できるだけ早く、治ちりょう療できる場所を作ることができて、本当によかった。ここで医いし師や看かんごし護師の医いりょう療チームが活かつやく躍できます。3.無事に診しん療りょう所じょオープンロジスティシャンは、病院やトイレを造つくったり、薬やワクチンを手配したり、患かんじゃ者さんを運ぶ車を整せいび備したり、医いりょう療活動を支ささえる「なんでも屋」のように働きます。また医いりょう療活動に直ちょくせつ接かかわる仕事も大事ですが、スタッフの寝ねる場所や水・食べ物の確かくほ保も、もちろんたいせつ。緊きんきゅう急の現げんば場でわたしたちスタッフが病気になったら大変ですから！ロジスティシャンは活動の全体を支ささえているのです。4.縁えんの下の力持ち、ロジスティシャン・チーム！ロジスティシャン助産婦避ひ難なん民みんキャンプに診しん療りょう所じょを建てる小口隼人HayatoOGUCHIロジスティシャンinスーダンⓒMSFⓒMSFⓒMSFⓒMSF☞

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21（まつもと・あきこ）1967年生まれ、長崎県出身。栄養治療のスペシャリストとして、2007年からウガンダ、南スーダン、ナイジェリア、インドなどで国境なき医師団で活躍。PROFILEわたしが国こっきょう境なき医いしだん師団に参加したのは、栄養失調の問題に取り組むためです。栄養失調とは、単におなかがすごく空いているのとは違ちがいます。みなさんのように必要なエネルギーや栄養がとれる食事ができないためにおきる病気です。日本でも戦争中は栄養失調でたくさんの人が亡なくなりました。1.空くう腹ふくと栄養失調は別のもの栄養失調が起きやすいのは、紛ふんそう争や自然災さいがい害の被ひがい害を受けた地ちいき域や、貧まずしさが続いている地ちいき域。ここは、わたしが活動したインド東部のビハール州。毎年のように洪こうずい水がおき、電気、水道、トイレの設せつび備もない貧まずしい農村地ちいき域です。家族みんなの分の食べ物が手に入らない家庭が多く、栄養状じょうたい態がとても悪いのです。2.紛ふん争そう、自然災さい害がい、貧ひん困こんがうむ病気国こっきょう境なき医いしだん師団は栄養治ちりょう療センターを作り、栄養失調のために病気になってしまった何千人もの子どもを治ちりょう療しています。センターに来る子どもはとても小さく、３歳さいの子が健康な１歳さいぐらいの体重だったり、２歳さいでも歩けなかったり、歯が生えてない子もいます。センターでの治ちりょう療だけでなく、ビハール出身のスタッフと村を回り、お母さんたちに子どもの栄養失調を予よぼう防する方法を教えることも。3.小さな小さな赤ちゃんたち栄養失調は、治ちりょう療も予よぼう防もできるはずの病気。でも、世界には、その病気で亡なくなる子どもたちがいまもたくさんいます。そのことを、日本のみなさんにも、ぜひ知ってもらいたい、考えてもらいたい。きびしい状じょうきょう況の中、いっしょうけんめい生きる子どもやその家族がいることを伝えるのも「人道援えんじょ助」の活動と考え、取り組んでいます。4.出会った人びとのこと、伝えたい！worksロジスティシャン栄養失調から小さな命を守る松本明子AkikoMATSUMOTO看護師inインドⓒMSFⓒMSFⓒMSFⓒMSF看護師

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ロシアアフガニスタンバングラデシュベラルーシベルギーボリビアブラジルブルキナファソブルンジカンボジアカメルーン中央アフリカ共和国チャドコロンビアコートジボワール北朝鮮コンゴ民主共和国エジプトエルサルバドルエスワティニエチオピアフランスギリシャグアテマラギニアハイチホンジュラスインドインドネシアイランイラクイタリアヨルダンケニアキルギスレバノンリベリアリビアマレーシアマラウイマリメキシコモザンビークミャンマータイニジェールナイジェリアパキスタンパレスチナシリアパプアニューギニアペルーフィリピンシエラレオネソマリア南アフリカ共和国南スーダンスーダンタジキスタンウズベキスタンタンザニアトルコウガンダウクライナベネズエライエメンジンバブエセルビアボスニア・ヘルツェゴビナカナダアメリカアルゼンチンエクアドルギニア・ビサウセネガルポルトガルスペインスイスオランダイギリスアイルランドチェコドイツノルウェーネパール日本22国こっきょう境なき医いしだん師団の4万5000人以上のスタッフが、世界約８８カか国こくで、年間約1000万人に医いりょう療を提てい供きょうしています。人びとの命が危きき機にさらされているところ、特にほかからの支しえん援がないところには、どこにでもかけつけます。活動は「独どく立りつ・中ちゅう立りつ・公こう平へい」が原げん則そくです。人じん種しゅや政せい治じ、宗しゅう教きょうにかかわらず、助けが必要な人びとを分けへだてなく援えん助じょします。また、目にした危き機きや暴ぼう力りょくについて情報を発信する「証しょう言げん活動」も行っています。弱い立場にある人びとの声を代だい弁べんして、世の中にうったえるためです。医い療りょうを専せん門もんにする人じん道どう援えん助じょ団だん体たいとして国こっ境きょうなき医い師し団だんは、いまも世界で活動中です。アフリカ55％アジア・太平洋13％活動プログラムの地域別割合北米・中南米9％ヨーロッパ5％その他1％中東17％武力紛争31％安定46％活動地域の情勢紛争後3％内政不安20％=国境なき医師団の事務局=国境なき医師団の活動地（※数字は2020年時点）

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23世界で起きている人道的危き機きについて、知り、考え、伝える。世界各地で多くの人の命を危きき機にさらしている状じょう況きょうは、医いりょう療だけでは変えられないこともあるのです。皆みなさんがその状じょう況きょうを知り、ともに考え、広めることが、変えるための第一歩になります。国こっ境きょうなき医いしだん師団は、活動地で起きていることをウェブサイトや出しゅっ版ぱん物ぶつで伝えています。ぜひ、見て、知って、気になったことを、家や学校、職しょくば場で話してみてください。国こっ境きょうなき医い師し団だんの活動に参加する。国こっ境きょうなき医いしだん師団日本は、年間約100人の海外派はけん遣スタッフを約160回、活動地に派はけん遣。さまざまな専せんもんぎのう門技能をもつ人の参加を、いつでも待っています。参加に向けての情じょう報ほうは、下記のウェブサイトで見ることができます。また、国こっ境きょうなき医いしだん師団日本のような事じむきょく務局で働くという参加の方法もあります。（※数字は2019年時点。以下同）国こっ境きょうなき医い師し団だんの活動を寄き付ふで支し援えんする。わたしたちの医いりょう療・人道援えん助じょ活動は、世界中の一人ひとりの思いがこめられた寄きふ付によって支ささえられています。国こっ境きょうなき医いしだん師団の活動資しきん金は95％以上が民間*から寄よせられています。寄きふ付の方法には、継けいぞくてき続的な「毎月の寄きふ付」や、都合に合わせて好きなときに寄きふ付できる「今回の寄きふ付」のほか、さまざまな方法があります。くわしくは下の電話番号かウェブサイトで。*民間：政府の組織に属さない、一般の市民や、会社のこと。www.msf.or.jp見てみようwww.msf.or.jp/work見てみよう検索国境なき医師団国こっ境きょうなき医い師し団だんとともに、できること。寄付のお申し込み・お問い合わせ先www.msf.or.jp/donate/［電話］0120-999-199［インターネット］ケイタイはこちらから→ケイタイはこちらから→Facebook、TwitterLINE、Instagramでも発信しています。→たとえば、寄付でこんな援助ができます。栄養治療食(RUTF)を150個買えます。5000円で150食分はしかの予防接種ワクチンを毎月60本買えます。毎月1500円で60本分外科治療に必要な包帯セットを50個買えます。1万円で50個分（価格は為替レートにより変動します）知る参加する寄付する通話料無料平日9：00〜18：00／土日祝日、年末年始休業

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1971---の歩み1971国境なき医師団の創設ナイジェリアのビアフラ内戦がもたらした市民の窮状をフランス人医師たちが国際社会に伝えたことをきっかけに、医師とジャーナリストがフランスで創設。1975初の大規模な難民援助ポル・ポト政権から逃れるカンボジア市民を援助するため、初の大規模な難民援助活動をカンボジアとタイで開始。1984エチオピアの飢餓に対応エチオピアの大干ばつと政府の失策による飢餓で100万人以上が命を落とす。国境なき医師団は栄養治療を大規模に展開。1991クルド難民を援助湾岸戦争と内乱で難民となったイラクのクルド人への援助活動を開始。トルコ、イラン、ヨルダンで、物資2000トン、スタッフ150人と、過去最大規模の活動を展開。1995虐殺の唯一の証言者にボスニア・ヘルツェゴビナの国連保護地域がセルビア人勢力の攻撃を受け、多くの人が殺され、強制的に移住させられる。国境なき医師団はその現場にいた唯一の証言者となる。1999ノーベル平和賞受賞28年間の人道援助活動が評価され、ノーベル平和賞を受賞。授賞式で、ロシア軍によるチェチェン市民への無差別爆撃の停止を訴える。2003イラク戦争下で医療機関を支援バグダッドが米英軍の攻撃を受ける間も現地にとどまり、病院や診療所の支援活動を行う。また、米英政府に対しイラク国民の医療を保証する義務を遂行するよう要求。2010ハイチ大地震とコレラ流行に対応地震直後から緊急医療活動を開始し、35万人以上を治療。その後コレラ流行のため、50ヵ所にコレラ治療施設を開設し、1年間で17万人以上を治療。MessagefromMSFこっきょういしだんなき医国境こっきょういしだんなき医国境師団からのメッセージやくわり師団の役割は、まず第一に、いりょう多くの人の命を救うため、医療活動を行ういりょうかいけつこと。でも、医療だけで世界の問題を解決することはできません。そこで私たちは、もくげきしょうげん活動地で目撃したことを広く伝える「証言活動」も大事にしています。みなさんに伝えることが、変化への道になるからです。こっきょういしだんこのブックレット『国境なき医師団ってしょうげんなんだろう？』も、その証言活動の一つ。子どもから大人まで多くの方に手に取っていただき、みなさんが世界でいまも起きてききいる命の危機について知る、その入り口になりますように。2011東日本大震災緊急医療援助震災の翌日から、医療の届いていない地域で緊急医療援助を開始。医療、心理ケア、物資や通院用バスの提供・仮設住宅、医療施設の建設支援を行う。2012紛争、エボラ出血熱、地中海を渡る難民・移民に対応|シリア、アフガニスタン、イエメン、南スーダンなどで続く紛争2019の被災者に国内外で援助を展開、命がけで地中海を渡り逃れる人びとも救援。民間人や医療施設が攻撃を受ける事態に国際人道法を守るよう呼びかける。また、ギニア、リベリア、シエラレオネなど７ヵ国で未曾有の感染拡大が起きたエボラ出血熱に対応。バングラデシュに逃れたロヒンギャ難民も支援。2020世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大に対応|医療がひっ迫した70以上の国で新型コロナ治療施設の開設2021や関連援助を展開。ワクチンや治療薬の公平な分配を訴える。特定非営利活動法人国境なき医師団日本〒162-0045東京都新宿区馬場下町１-１FORECAST早稲田FIRST3階この冊子についてのお問い合わせ0120-999-199通話料無料平日9：00〜18：00／土日祝日、年末年始休業www.msf.or.jp2022年6月改訂発行者：国境なき医師団日本デザイン：石松あや（しまりすデザインセンター）イラスト：木下綾乃印刷・製本：株式会社ゼンリンマーケティングソリューションズ

