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# 2026年度かごしま課題解決型キャリア実習ガイドブック

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国立大学法人鹿児島大学KAGOSHIMAUNIVERSITY2026年度かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)実施ガイドブック一学生と共に未来を拓くパートナーの皆様へー鹿児島大学キャリア形成支援センター

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INDEX1はじめに・鹿児島大学キャリア形成支援センターの取り組み・プログラムの背景と基本理念(PBL/協働学習)P21.「学ぶ」と「はたらく」をつなぐ1課題解決型学習(PBL)とは課題解決型学習(PBL)の考え方-P3~2協働学習としてのPBL3キャリア実習で育成したいカ42026年度の課題設定について5「仕事」「業務」「作業」の違い6PBLを導入したキャリア実習の役割2.「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」の概要1実習生受入にあたり、ご理解いただきたい事項P7~2目的3特徴4期待される効果(メリット)5参加学生について6実施の基本形72026年度実施スケジュール(予定)3.実施に向けた受入体制の検討項目1必要な人的体制(受入人数・担当者配置)2実施に必要となる経費3学生への手当・交通費・宿泊費・昼食代等の取扱い4社内・組織内で調整をご検討いただきたいこと4.キャリア実習プログラムの設計の考え方1STEP1受入目的を明確にする2STEP2ターゲット学生を設定する3STEP3テーマ設定4STEP4到達目標(レベル設定)の作成5STEP510日間の実習スケジュールを設計する6STEP6プログラム様式への落とし込み5.Q&A1選考方法について2実習中の学生への帯同について3リモートワーク時のリスク管理4実習中に注意すべき点6.その他、作成が必要な主な書類1覚書2実習評価報告書P13~P17~P35~P43~

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はじめに鹿児島大学キャリア形成支援センターでは、学生が多様な価値観を理解し、自らのキャリアを主体的に形成できるよう、実践的な教育支援を推進しています。近年、急速な技術革新や地域社会の構造的課題、そしてキャリア自律・リスキリングの重要性が高まる中で、大学教育には「実社会と学修を往還する学び」が求められています。その中核をなす取り組みが、本センターが実施する課題解決型学習(PBL)に基づく『かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)』です。学生が地域・企業・行政機関と協働し、課題発見・課題解決に挑むことで、専門性の深化に加えて、社会で求められる役割意識や実践力を育む重要な教育機会となっています。本プログラムは2020年の開始以来、2026年度で7年目を迎えます。2021年には「学生が選ぶインターンシップアワード」において優秀賞・文部科学大臣賞を受賞するなど、その教育的価値は高く評価されてきました。一方、2022年の三省合意改正により、キャリア形成支援活動の要件が明確化され、従来の受入体制との調整が必要となる場面も生まれています。そのような状況の中でも、多くの受入企業・団体・自治体の皆様の深いご理解とご協力により、本学が重視するPBLの理念を維持しつつ、学生が安心して挑戦できる学びの場を継続することができています。あらためて、心より御礼申し上げます。2026年度も引き続き、三省合意における「タイプ2:キャリア教育」の枠組みで実施します。昨年度よりプログラム名称をインターンシップから「キャリア実習」へ変更し、制度的要請に対応しながら、より柔軟で教育効果の高いプログラムへと発展させております。2026年度は特に「協働学習」を意識し、学生・地域・企業・自治体が共に学び合い、知識と経験を共有しながら地域課題に取り組む協働的な学習環境の整備を進めたいと考えております。実践知の深化と持続的なキャリア形成を支援しながら、皆様とともに「地域社会で活躍し、未来を拓く人材育成」を推進してまいりたいと考えております。引き続き、変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。鹿児島大学キャリア形成支援センター長新留康郎2

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1.「学ぶ」と「はたらく」をつなぐ課題解決型学習(PBL)の考え方―1.課題解決型学習(PBL)とは課題解決型学習(Project-BasedLearning:PBL)は、実社会(地域・企業・自治体)で実際に起こっている事象を素材に、自ら課題を発見し、解決策を構想し、成果として表現する学習方法です。知識を受動的に受け取るのではなく、学生自身が学び、動き、他者と協働しながら価値を創造するプロセスを重視しています。その過程では、経済産業省が提唱する社会人基礎力(前に踏み出す力/考え抜く力/チームで働く力)が総合的に育成されます。主に以下の力が養われます●粘り強く目標に向かう態度●物事の本質を捉える思考力(クリティカルシンキング)●他者と協働し成果を創出するコミュニケーションカ・リーダーシップ●新たな価値を生み出す姿勢(イノベーションマインド)PBLは、学問的な学びと実社会で求められる基礎能力を接続する教育手法です。2.協働学習としてのPBLPBLは、「協働」を通じて深化する学習です。学生はチームで活動し、意見を持ち寄り、合意形成しながら成果をつくり上げます。ここで重要な点は、“学習者”は学生だけではないということです。本プログラムでは、以下のメンバー全体が「チームとして学ぶ学習者」です。●実習に参加する学生3●受入先の指導担当者●関わる社員・職員の方々この「共に学ぶ関係性」により、学生は現場の知恵や判断の根拠を学ぶ●受入先は学生の気づきから新たな視点や改善アイデアを得るという双方向の学びが実現します。多様なメンバー(学生+受入先社員)対話・観察・共有・相互理解合意形成と価値の共創(社会人基礎力:(社会人基礎力:働きかけ力・傾聴力など)創造力・柔軟性など)

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3.キャリア実習で育成したいカ本プログラム「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」は、Society5.0時代に求められる「正解のない問い」に向き合い、関係者が納得できる解を導く力の育成を目的としています。育成する主な能力●社会人基礎力(アクション・シンキング・チームワーク)以下、より分かりやすく整理して表現しています:前に踏み出す力(アクション)•主体性:自ら改善点を考え行動する力働きかけ力:相手を理解し、協働しながら課題解決へ導く力•実行力:困難に向き合い粘り強くやり遂げる力考え抜く力(シンキング)•課題発見力:疑問を持ち、潜在的課題を可視化する力•計画力:目標を実行可能なタスクへ落とし込み、計画を立てる力•創造力:既存の要素を組み合わせ、新しい発想を生み出す力チームで働く力(チームワーク)•発信力:相手に合わせて論理的に伝える力•傾聴力:言葉の背景にある意図まで理解するカ•柔軟性状況に応じて思考・行動を修正するカ•状況把握力:全体を俯瞰して判断する力•規律性:ルールを理解し責任を果たす力ストレスコントロール力:感情を適切に調整する力●実社会で通用する実践力••業務構造を理解し、状況に応じて判断・改善できるカ多様な価値観の中で合意形成し、成果をまとめる力自己の役割を理解し、責任を持って取り組む姿勢「学ぶ」と「はたらく」をつなぐ-課題解決型学習(PBL)の考え方一4

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1.「学ぶ」と「はたらく」をつなぐ課題解決型学習(PBL)の考え方―4.2026年度の課題設定について一昨年度までは「解決してほしい問題」を提示いただく方式でしたが、2025年度からはより柔軟に、「業務を含む、学生に取り組んでほしい課題」として広くテーマを設定いただけるようになりました。設定可能なテーマの例●現場で進行中の課題の改善既存業務の効率化・品質向上●サービス改善・顧客接点の分析●実務を通じた気づきをもとに、学生が再定義した課題への取り組み調整をお願いする可能性があるテーマ以下は学習効果が得にくいため、内容調整を依頼する場合があります。●学生のみで完結する企画会議●単調なルーティン作業のみのプログラム●店舗体験のみで完結する内容●指導担当者が経験したことのない業務本実習が重視する要素は以下の3つです。実務×課題解決×協働(社会人基礎力の育成)この三要素が有機的に結びつくことが、本プログラムの価値です。5.「仕事」「業務」「作業」の違いと学び学生には事前指導の段階で、次のように整理して伝えています。作業:決められた手順を実行する行為●業務:組織から与えられた役割●仕事:自ら意味づけ、価値をつくる主体的な営み学生は社会経験が浅く、最初から「価値創出」につなげることは容易ではありません。そのためまずは、5目の前の作業に意味を見出し、工夫し、改善し、仕事へと昇華させる経験を重要視しています。これは社会人基礎力の中核である前に踏み出す力・考え抜く力の育成に直結します。受入先の皆様にも、この視点を踏まえた助言・支援をお願いできれば幸いです。

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6.PBLを導入したキャリア実習の役割本プログラムは、実社会での体験を通じ、学生が以下の力を獲得することを目的としています。●知識を実践の場で活用するカ●他者・組織と協働し価値を共創するカ●自身の成長を省察し、キャリア意識を高めるカ●社会人基礎力を総合的に身につける機会すなわち、「学ぶ」と「はたらく」をつなぐ、鹿児島大学の実践的キャリア教育の中核を担う取り組みが本キャリア実習です◆トヨタ生産方式(TPS)を参考に、キャリア実習の流れを体系化したイメージ図10日間【テーマ】キャリア実習(職業体験)課題(実社会の“体験”)成果報告(受入先にて)標準化実社会で直面する問題やシナリオ問題の現状明確化把握目標設定要因解析対策対策効果立案実施確認ブラッシュアップ「学ぶ」と「はたらく」をつなぐ-課題解決型学習(PBL)の考え方一6

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2.「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」の概要1.実習生受入にあたり、ご理解いただきたい事項「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」のご参画は原則として、鹿児島県内に『本社』のある企業、団体、自治体が対象です。7①本プログラムで実施する実習内容は、PBLであること。②本プログラムは、あくまでも学生のキャリア形成支援の一環であり、採用選考のために行う実習ではないこと。③本プログラムは、学生に対しての職業意識の形成、社会人基礎力、汎用的能力の涵養を産学協同で実施するものであること。④複数人に対し、同日程で実習が行われる場合には、基本的にチーム活動(個別活動ではなく、協働活動で実施される)を中心とし、最終プレゼンテーションの指導および発表を実施する。他大学の学生がチームに入ることは構わないが、本プログラムの趣旨に沿ったキャリア教育プログラムとして実施されることが望ましい。⑤受入に関して、原則として学年・学部・性別・年齢不問であること。(どうしても専門的なスキルや経験を要する職業体験を実施する場合には、そのことを学生が判断できるようにプログラムに明記のこと)※外国人留学生、障がいのある学生や合理的配慮を求める場合には、キャリア形成支援センターから受入ご担当者に連絡し、都度確認の上、プログラム内容を変更・決定する。⑥実施期間は、8月17日(月)~9月27日(日)で、基本的には職場に出勤し、原則2週間(10日間)以上であること。学生がキャリア実習中に提案したものの納品・実施日が10月以降になることは構わない。ただし、10月以降の場合には、学業に支障がない日程で実施すること。就業時間は、受入先の就業規則に準じる勤務時間とする。(短時間勤務はカウントしない)⑧実習過程では、現場での実務・職業体験と課題解決活動が並行して実施されること。⑨実習期間中は、職場の社員・職員が学生を指導し、また終業前ミーティングを行うなど、その日の振り返りと翌日以降の目標設定の時間を確保し、必ずフィードバックを行うこと。⑩期間中、実習生が履修中の科目で集中講義により出勤できない場合、可能な限り日程調整等に応じていただけること。(感染症等による体調不良や風水害等、本人の責めによらないその他の事由含む、やむを得ない自己都合の場合は、大学と調整のうえ欠勤扱いとする)上記項目に同意いただけた企業・団体・自治体と覚書の締結を行います。

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2.目的「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」(以下「本プログラム」)は、鹿児島県内事業所における実務・職業体験を通じて受入先の現状を理解し、提示された課題あるいは学生自身が設定した課題に対して、学生視点での解決アイデアを提案する実践型キャリア教育です。育成する能力は以下の通りです。●社会人基礎力●職場適応力●地域マインド●自らのキャリア形成に対する主体性3.特徴①キャリア形成支援活動の類型「タイプ2:キャリア教育」として実施三省合意改正に基づき、学年・学部不問で幅広い学生が参加します。※要件を満たした学生には、2単位付与②原則2週間(10日間)以上半分以上(5日以上)を実務体験に充てていただきます。実務×課題解決を往還することで学びを深めます<実施例>例①例②前半5日:実務・職業体験10日間のうち、後半5日:一部リモートワークを活用した企画・提案作業午前:実務・職業体験午後:課題解決に向けた調査・検討学生の提案は即効性のない場合もありますが、若者らしい新鮮な発想が得られることが期待できます。実習期間中は、指導担当者による日々のコミュニケーションとフィードバックをお願いいたします。<実務・職業体験に含まれる業務例>•・接客、工場・農場での作業等の現場業務•営業同行(ジョブシャドウイング)°顧客へのヒアリング、マーケティング調査°商品企画、会議参加電話応対、文書作成などの事務作業受入先で実際に行われているあらゆる業務を想定しています。リモートワーク併用も可。ただし、学生だけで完結しないようご配慮ください。「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」の概要8

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2.「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」の概要③学生向け事前講座キャリア形成支援センターは、参加学生に対して以下の内容を事前に指導します。自己理解●チームビルディング●基本的なビジネスマナー●受入先の理解、課題の理解●実習での目標設定これにより、学生が当事者意識を持って現場での活動に臨めるよう準備します。④事後講座・成果報告事後講座・成果報告の目的は、●学びの振り返り●自らの考えを分かりやすく表現する力の向上現場での経験の整理と定着にあります。参加学生は、実習内容と提案内容をまとめ、実習後日の報告会で発表した「概要書」を成果報告資料として提出します。この概要書は、大学ホームページで公開し、冊子として学内外に配布します。2025年度の概要書https://my.ebook5.net/Kagoshima_University_CC/outlines/⑤地域で活躍する人材の育成このように、産学官が連携したキャリア実習を通じて、学生が鹿児島の魅力や可能性を理解し、将来の職業選択において地域資源を活用した就業、職業の選択ができるような人材になることを期待しています。0Cezan2025年度かごしま課題解決型キャリア実習生(37名)

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4.期待される効果(メリット)■受入先のメリット組織理解・魅力発信●社員の指導力向上●組織改善の契機●課題解決のヒント獲得●若者視点の理解●企画・事業化への発展可能性●地域人材育成への貢献■学生のメリット●社会に出る目標の明確化●地域社会の選択肢の理解●ネットワーク形成●職業観・キャリア意識の醸成●自己理解の深化●大学の学びと実社会の接続●社会人基礎力の向上●職場適応力の向上●地元就業の魅力理解5.参加学生について●学年・学部・研究科は不問。低学年(1~2年生)が中心です。●共通教育科目「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」(2単位)履修者が対象です。●学部や研究科のインターンシップ科目として単位を認定する場合もあります。●専門知識が必要な場合は、プログラム内に明記してください。参加学生は、自己の成長と将来設計に対して高い意欲を持っています。多様な学生が協働できるプログラム作成にご配慮ください。※ご提示いただいたプログラムに応募がない場合があります。あらかじめご了承ください。「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」の概要10

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2.「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」の概要6.実施の基本形①本プログラムの基本的な流れ事項(時系列)受入先学生キャリア形成支援センター趣旨説明会参加開催プログラム説明会学生へのPR・説明参加開催学生エントリープログラム提出受入可否判断エントリーシート提出マッチング事前指導事前講座受講開催キャリア実習学生受入実習参加サポート事後指導概要書等の確認評価書作成事後講座受講成果資料作成開催・チェック概要書の公開振り返りWSワークショップ参加開催実施期間と運用上の留意点●2026年度夏季休業期間8/17(月)~9/27(日)を中心に実施原則2週間(実働10日)以上前期試験期間7/31(金)~8/7(金)この期間は、学生への連絡はお控えください。週3日等の分散実施も可能ただし、稼働日は、受入先が必ず把握してください。(保険適用の上でも必要事項)成果報告書(概要書)は、年内発行予定企画案の納品等が10月以降になることは可(ただし、学業にご配慮ください)本プログラムは、タイプ1のオープンカンパニー(会社説明、仕事体験会)ではなく、“実務に従事し、社員・職員のみなさんと協働し、課題解決に挑むこと”が本質的価値です。11

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7.2026年度実施スケジュール(予定)実施スケジュール(予定)については、2025年12月1日時点のものであり、変更になる可能性があります。お手続き項目および大まかな日程としてご確認ください。※詳細については、受入意向確認後に随時ご案内します。お手続き項目予定日程概要●受入先募集及びプログラム策定(2026年1~4月)受入先向け実施後振り返りワークショップ鹿児島県主催インターンシッププログラム設計セミナー入門:2月20日(金)実践:3月13日(金)12月2日(月)受入先募集キャリア形成支援センター(以下、センター)は、2025年度の受入先に対して、学生ア|2025年12月18日(水)ンケート結果の共有、実施の振り返りおよび、次年度に向けたブラッシュアップ、意見交|換会を実施(ご参加推奨)鹿児島県が主催するインターンシッププログラム設計セミナーにて、学生受入に向けての効果的なプログラム作成についてのレクチャーが行われる(※新規で課題解決型プログラムの学生受入をご検討の際には、ぜひご参加ください)センターは、受入先の募集を行い、受入希望先は、受入意向をご提出~3月13日(金)予定受入プログラム策定(暫定版)12月2日(月)受入先は、プログラム(基本情報・詳細スケジュール等)策定し、提出する~4月10日(金)予定受入先向けフォローアップ期間中随時センターは、受入先に対してプログラム作成支援・助言を行う受入プログラム確定(校了)~4月24日(金)予定|プログラム概要に変更がある場合は、センターへ提出し確定する(校了)●学生募集(4~6月)受入企業・自治体による|プログラム説明会(予定)5月下旬~6月上旬6月2日(火)★エントリー(1次)期間~6月10日(水)予定★エントリー(2次)期間随時実施学生の最終決定7月3日(金)頃までに受入先は、提示課題の説明およびインターンシップ概要の説明を行う(開催方法については、オンデマンド配信、LIVE開催(対面orオンライン)等を検討中)エントリーシート(1次)提出締切(学生からの提出先は大学とする。その後、大学は学生から提出済みのエントリーシートを確認し、修正箇所があれば再提出を求めることがある)エントリー(2次)※1次で受入先が決まらなかった学生は、随時面談等を行い、受入先を調整する各受入先は、実地研修を行う学生及び実施日程を確定し、センターへ最終報告をする(日|程決定後のプログラム概要の再送付)●キャリア実習(職業体験)開始前の準備(7月~)|書類送付7月中旬以降~随時センターが、各受入先に対し、覚書や誓約書等関連書類を送付する(必要に応じて各受入先は必要事項を記入後ご返送)●キャリア実習(職業体験)実施(主に8~9月)8月17日(月)学生の受入先での実地実習学生が各受入先で実地での実習を実施する|~9月27日(日)●キャリア実習(職業体験)実施後の振り返り・まとめ(10~12月)|実施報告書等提出キャリア実習終了後~1ヶ月以内|成果報告用資料の最終確認10月~11月初旬|受入先はキャリア実習生の評価を行い、センターに提出するセンター及び各受入先は公開報告用の概要書の内容を確認し、必要に応じて修正の指示を行う。学生はそれらをもとに修正をし、大学及び受入先の確認を経て大学に最終版を提出し、成果報告として公表に向けた準備を行う校了となった成果報告資料を大学のホームページで公開11月中旬頃冊子は、学内外向けに発行予定成果報告受入先向け12月中旬頃振り返りワークショップ|キャリア形成支援センターは、2026年度受入先に対して、実施の振り返りおよび、次年|度に向けたブラッシュアップ、意見交換会を実施する「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」の概要12

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3.実施に向けた受入体制の検討項目本プログラムを円滑かつ効果的に実施していただくためには、受入先内であらかじめ人的体制・経費・組織内の合意形成を検討していただくことが重要です。学生が安心して取り組める環境を整えるとともに、受入側にとっても負担が偏らない仕組みを事前に構築いただきたいと考えております。1.必要な人的体制(受入人数・担当者配置)①学生の受入人数•1名から複数名まで可•2~3名程度のチーム受入が最も協働・学習効果が高い傾向社内、組織内の状況と照らし合わせて無理のない人数をご設定ください指導担当者(メイン担当)•1名を必ず配置してください°毎日の夕会・進捗確認・業務説明の中心となる役割°若手~中堅社員・職員が担当することで「指導力育成」の効果も高まります③バディ・サブ担当者(できれば1名以上)•メイン担当の不在時のフォロー°学生の相談相手•チームの業務の見守り•若手社員・職員が担当することで「メンター力育成」の効果も高まります。※学生の受入数にもよりますが2名程度での担当体制を推奨します。④受入部署全体での協力体制以下のような関係者の協力を事前に得ておくと、実習が円滑に進みます。13•配属部署の責任者指導を行う現場担当者°教育・研修担当等の総務人事部門•情報システム部門(オンライン環境整備)•広報・営業部門(学生ヒアリングへの協力、プレスリリースや自社HPへの掲載、社内報など対外的なPR)

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2.実施に必要となる経費本プログラムでは、大学から受入先への謝金や委託料はございません。ご了承ください。ただし、受入先内で以下の費用や工数をあらかじめ見込んでいただく必要があります。①人件費(工数)°指導担当者の時間°社内会議・調整時間評価書作成・実習後の振り返り対応学生1名あたり指導担当者の1日3~4時間程度が一般的な目安です。業務遂行に必要な実費、環境•PC・ネットワーク環境•作業スペース•備品(専用ソフトやプロジェクター、印刷、その他、学生自身で用意が出来ないもの)•外出を伴う場合の移動交通費の扱い③調査活動に必要な費用(任意)•顧客アンケート用紙の印刷・配布、通信費•サンプル作成•外部視察など※無理な支出を伴う活動を行う必要はありません。必要に応じて実施方法の提案や調整を行いますので、お気軽にご相談ください。実施に向けた受入体制の検討項目14

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3.実施に向けた受入体制の検討項目3.学生への手当・交通費・昼食代等の取り扱い本プログラムは「キャリア形成支援活動」であるため、学生への給与支給は義務付けてはおりませんが、以下は受入先の任意でご検討、ご対応いただけますと幸いです。①手当の支給(任意)•キャリア実習手当として現金を支給していただくことは可能です②交通費(推奨)•学生は経済的負担が大きく、交通費支給は高い満足度につながります実費支給・定額支給のいずれでも可③宿泊費(任意)出勤先が学生の自宅(または帰省先)からの通勤が困難な遠方である場合、宿泊先の提供や宿泊費の支給は、学生の満足度向上や応募促進に大きく寄与します。対応方法は受入先のご判断で、以下のいずれでも構いません。宿泊費の実費支給°宿泊費の定額支給•受入先で宿泊先を手配し、費用を清算する方法また、宿泊施設の手配についても柔軟にご対応いただいており、過去には、社宅・寮の一時利用、民泊施設、ゲストハウス、地域の「お試し住宅」等学生の経済的負担を軽減し、安心して参加できる環境づくりにご協力いただければ幸いです。学生は、勤務地までの立地や経路の把握が出来ていない場合もあります。お手配が難しい場合でも宿泊先情報の提供や、事前に相談できる体制があることで安心して参加しているようです。④昼食補助(任意)•社員食堂の利用補助•飲料水の提供など⑤外出実習時の交通費•社内業務として外出が必要な場合は、原則として受入先にてお手配、ご負担をお願いします15※企業組織活動において、①「移動には“見えるお金”と“見えないお金”がある」見えるお金:バス代、電車代、ガソリン代、駐車場代、タクシー代など見えないお金:移動に使った時間、疲れ、準備にかかる手間、事故リスクなど→人が動くとは「お金+時間+労力」を使うこと②「人が動くには“交換する価値”が必要」「交換する価値を生み出すこと」が仕事である。「コスト」「生産性」を意識することも大切であるということをぜひ、学生にご指導ください。

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■4.社内組織内で調整をご検討いただきたいことキャリア実習は、大学生のキャリア教育目的で実施される受入先にとっても「通常業務+教育」が加わる形になります。そのため、以下の社内合意形成が重要です。①経営層の合意••キャリア教育への参画はCSR/次世代育成/地域貢献/鹿児島大学との連携の一環など組織として受け入れる意義を理解し、承認を得ていただくことが第一歩②人事・総務部門との調整•採用活動とは別枠(28卒の採用手段ではない)でのキャリア教育プログラムであることの確認保険・安全管理・就業規則への適合の確認•学生の機密保持誓約書の扱い°労務管理との区別(労働者ではない)③配属部署の理解と協力°実習テーマに合わせた業務調整•現場の担当者の工数確保°若手社員の育成機会として活用する視点•安全説明・日次のフィードバックの体制づくり④情報セキュリティ部門との確認•オンライン併用の場合は特に重要です。•使用可能な端末(または、学生個人所有の端末利用で問題ないかも含む)•アクセス権限•持ち出しデータのルール•オンライン会議システムの利用可否ご検討が難しい箇所がございます場合は、キャリア形成支援センターまでご相談ください。実施に向けた受入体制の検討項目16

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4.キャリア実習プログラム設計の考え方STEP1:受入目的を明確にする(採用以外の目的で)実習を効果的なものにするには、まず「学生を受け入れる目的」を言語化することが重要です。目的のパターン教育機関リレーション構築型(社会貢献型)主な内容学生・大学との関係構築、CSRとして地域人材育成への貢献企業・自治体PR型自社・業界・仕事理解を促進し、魅力を発信社員育成型感性活用型学生指導を通じて社員の教育力向上、OJTの改善学生の新しい視点をマーケティング・企画に活用戦力活用型実習を組織成長の一部と捉える(提案・施策など)令和3年度経済産業省関東経済産業局「地域中小企業のためのオンラインインターンシップ支援プログラム」を参考にキャリア形成支援センターで作成目的を明確にするとテーマ・活動プロセスが設計しやすくなります。①あなたの席(ポジション/ミッション)で発生している脅威/機会②理想の姿④受入目的③理想の姿に対して、鹿大生があなたの隣の席で10日間、一緒に活動すると、①はどうなりそうですか?■STEP2:ターゲット学生を設定する対象は主に低学年ですが、以下を事前に整理することでマッチングの精度が高まります。・どのような学生に来てほしいか(意欲・興味・関心)何に困っている学生?何を改善したいと思っている学生?どのように成長したいと思っている学生?何に興味・関心がある学生?・受入人数の上限10日間、丁寧な指導・活動を共にできる人数17

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STEP3:テーマ設定(出発点→背景→テーマ名)テーマ設定は実習の質を決定する重要な工程です。[1]テーマ設定の3つの出発点まず、テーマをどの方向から設定するのが最適かを決めます。以下の3つのアプローチから、自組織の目的と合致するものを選びます。①実際の課題から設定する(最もスタンダード)現場で実際に困っていること、改善したい部分を起点にテーマ化します。例・SNS発信が若者に届いていない・接客マニュアルが古い・現場の作業効率にばらつきがある→学生の「第三者視点」が活用しやすいテーマです。組織の理念・ビジョンから設定する(価値観ベース)経営理念、会社が大切にしている価値観、地域貢献方針などを起点にテーマをつくります。例・「地域と共に成長する」を体現する企画立案・「働きやすい職場づくり」をテーマに改善案を考える→組織の方向性と学生の活動を結びつけやすいテーマです。将来、実現したい姿から設定する(未来志向)数年後に目指したい状態や、事業の方向性から逆算してテーマ化します。例新規顧客層を獲得するための戦略検討・新商品アイデアの創出と改良ポイントの提案→学生のアイデアを“試行”として活用できるテーマです。ポイント･･･この項目は「どの方向でテーマを作るか」という“出発点”を決める段階です。まだここではタイトルを作る必要はありません。[1]:どの方向でテーマを作るかキャリア実習プログラム設計の考え方18

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4.キャリア実習プログラム設計の考え方[2]テーマの背景(本質)を整理する方向が決まったら、次に「なぜこのテーマに取り組むのか?」を明確にします。これは学生に課題解決の意図を伝える上で最も重要です。例:取り組み内容案:「SNSの投稿数を増やす」抽象化した本質:「若者に届く情報発信のあり方を考える」取り組み内容案:「製造工程を学生に調査してもらう」抽象化した本質:「より働きやすい現場に向けた改善点を見つける」①抽象化に使える「3つの質問」次の3つの問いに答えると、本質的な背景が整理できます。壁打ちだと思って取り組んでみてください。1.このテーマの根底にある課題は何か?(例:若者への情報発信が弱い/現場の改善点が見えにくいなど)2.学生に何を学び取ってほしいか?(例:業務理解・ヒアリング力・課題抽出力など)3.キャリア実習後、この成果を組織として、どう活かしたいか?(例:改善案の参考にする/企画アイデアを次年度計画に反映するなど)19この3つの問いに向き合うこと(壁打ち)で、テーマの背後にある「本当に解決したいこと」「期待している学び」が明確になります。

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②次に、「背景テンプレート」で文章として整理する3つの質問で抽出した内容を、以下のフレームに当てはめて整理します。1.現状(いま何が起きているか?、どんな課題・状況にあるのか?)(例:若者からの認知度が低く、SNSのフォロワーも伸び悩んでいる。/製造現場での作業効率にムラがあり、工程改善が課題になっている。/地域の魅力が若者に十分に伝わっておらず、観光客数にも伸び悩みが見られる。)2.理由(なぜ取り組む必要があるのか)(例:若年層の来店を増やすには、店舗の魅力がわかる情報発信を改善する必要がある。/第三者視点で現場を観察し、客観的な改善ポイントを抽出したい。/地域資源を若者目線で見直し、発信方法を改善する必要があるため。)3.ねらい(キャリア実習を通じて、どんな知見・ヒントを得たいか?)(例:学生の視点で「刺さる」コンテンツ案や改善点を提案してもらいたい。/若者視点で気づく「無意識のムダ」を見つけてもらい、改善のヒントにしたい。/学生が現地に赴き、まちを歩いて発見した魅力をもとに、効果的な発信アイデアを得たい。)これら3点を整理すると、受入側の意図が明確になり、次のステップ(テーマ名の具体化)が行いやすくなります。最後に「背景文」として統合する②で整理した内容を、以下の構文でまとめると正式な背景文になります。目安200~250字【背景文の型】「当社では現在、<1.現状>があります。このため、<2.理由>が課題となっています。今回のキャリア実習では、<3.ねらい>を期待し、本テーマを設定しました。」この背景文は、プログラム様式の「⑥背景欄」にそのまま記載も可能です。キャリア実習プログラム設計の考え方20

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4.キャリア実習プログラム設計の考え方[3]テーマ名を具体化し、活動プロセス、身につくチカラを設定テーマの背景(本質)が整理できたら、次はそれを具体的なテーマ名として表現します。テーマ名は、学生が受入先を選ぶ際に最初に目にする情報であり、「実習中に、何をすればいいのか」、「何をする実習なのか」が直感的に理解、イメージできるよう、わかりやすい言葉で示すことが重要です。過去5年間の参加学生へのアンケート調査でも、実習内容・テーマに強い関心を持ち、能動的に学びの機会を選択していることが明らかになっています。①テーマ名の具体化テーマ名には、以下のうち2つ以上を含めると、学生が「実習でやること」をイメージしやすくなります。1.目的(何のために)2.対象(何を/誰を)3.アクション(どうする)21●具体化例背景(例)若者層への訴求が弱い/SNSの活用が課題/若者視点のアイデアがほしい→具体化フレームに当てはめると・・・テーマ名案案1)若者に届くSNS発信を考えるプロジェクト案2)SNS投稿の改善ポイントを鹿大生視点で提案する案3)若年層向けプロモーションアイデアの企画立案前後にインパクトのあるキャッチフレーズがあると、学生の目に留まりやすくなります。テーマ名案

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②活動プロセスを3ステップに整理するテーマがどれだけ魅力的でも、「何をするのか」が明確でなければ学生は理解できません。学生が取り組む具体的な活動プロセスをSTEP①→STEP②STEP③の3段階に分けて整理します。●3ステップ例テーマ:「若者に届くSNS発信を考えるプロジェクト」ステップ(例)活動内容STEP①STEP②理解する考える現状のSNS投稿、スタッフへのヒアリング、利用者層の分析若者視点での課題抽出、他社事例の調査、改善案の作成STEP③試す発表するサンプル投稿し検証、SNS改善提案書の作成・発表STEP①STEP②STEP③ステップ活動內容キャリア実習プログラム設計の考え方22

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4.キャリア実習プログラム設計の考え方③身に付く3つのチカラを設定する学生が取り組む具体的な活動プロセスを通じて、身につく社会人基礎力を選びます。社会人基礎力は、3つのチカラ12の要素で構成されます。前に踏み出す力(アクション)「言われたことをこなす」だけでなく、「何をすべきか」「どうすればより良くなるか」を自律的に考え、行動に移す力23主体性働きかけカ相手の立場や状況を理解し、建設的なコミュニケーションを通じて、共に課題解決や目標達成へ導く力実行力困難な状況でも粘り強く取り組み、途中で諦めず最後までやり遂げる力考え抜く力(シンキング)課題発見力計画力創造力「なぜこうなっているのか」「もっと良い方法はないか」と疑問を持ち、自ら問いを立て、潜在的なニーズや未解決の課題を明確にするカ漠然とした目標を実行可能なタスクに分解し、優先順位をつけ、柔軟性を持たせた計画を策定する力既存の知識や情報を組み合わせ、異なる視点から捉えることで革新的な発想を生み出す力チームで働く力(チームワーク)発信力傾聽力柔軟性状況把握力規律性ストレス相手の理解度や関心に合わせて言葉を選び、論理的に構成し、意図を正確に伝える力相手の言葉だけでなく、その裏にある意図や感情、非言語的なメッセージまで理解しようとする力計画通りに進まない場合や新しい情報に応じて、迅速に考え方や行動を|修正する力周囲の出来事や背景要因、将来の影響までを客観的に認識し、全体像を理解する力社会のルールや組織の規則を理解し、役割や責任を果たし、業務を適切に遂行する力仕事や人間関係で生じるストレスを自覚し、適切に処理して心身の健康をコントロールカ維持するカ上記の12の要素項目から、3つ選択してください一つ目二つ目三つ目

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STEP4:到達目標(レベル設定)の作成テーマと活動プロセスが決まりました。次に「学生がどこまで到達してほしいか」を段階的に整理します。到達目標は、受入先の指導方針を明確にし、学生にも成長の道筋を示す役割をもちます。3段階レベルで設定する到達目標は、次の3レベルで設定します。レベル目安例レベル1実習の基本的な・現状のSNS投稿<必達:最低限できるように>理解・情報整理レベル2<推奨:目指してほしい>レベル3<発展:できれば挑戦してほしい>課題を踏まえた改善案の作成具体的な成果物の試作・実践・業務フローを把握し整理する・課題を3件以上抽出し、改善アイデアを提案する・改善案のうち1案を試作(サンプル投稿/簡易設計)する設定のポイント評価軸が曖昧にならないよう、行動レベルで記述する「理解する」ではなく、「整理した資料を作成する」「業務を体験する」ではなく、「業務の手順書を1件作成する」など具体的に)●学生の学年差を想定し、レベル1は「誰でも到達可能」にするレベル3は、学生の主体性を評価できる内容にするレベルレベル1<必達:最低限できるように>(実習の基本的な理解・情報整理)レベル2<推奨:目指してほしい>(課題を踏まえた改善案の作成)レベル3<発展:できれば挑戦してほしい>(具体的な成果物の試作・実践)到達目標キャリア実習プログラム設計の考え方24

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4.キャリア実習プログラム設計の考え方ポイント・・・到達目標を設定するメリット(指導担当者・受入先側)到達目標を明確にすることは、プログラムが作成しやすくなったり、学生の学習効果向上だけでなく、指導負担の軽減、組織的な学びの蓄積にもつながるとされています。これは、社内(自組織)で、教育・育成にも応用できます。①指導内容の「基準」ができ、教えやすくなる到達目標があることで、「どこまで教える必要があるか、何をゴールにするか」が明確になります。これにより、25•指導担当者が迷わない•日々の説明や助言の内容がぶれない•サポートの過不足が起きないという効果があります。②学生の行動レベルが明確になり、進捗管理がしやすくなる指導担当者は、日々の指導の際に•どのレベルまでできているかどこに課題があるか次に何を指導すべきかを判断しやすくなります。結果として、「学生の状態把握が簡単になり、無駄な修正や再説明が減る」という効果も期待できます。③受入先として「実習成果」を評価し、次年度に改善しやすくなる到達目標を設定すると、「学生の成果を受入先として評価できる指標(ものさし)」ができます。これにより、学生への評価が公平になる受入プログラムの良かった点・改善点が見える化される次年度のプログラム改善につなげやすいという組織的メリットがあります。④指導担当者の負担・不安が軽減される多くの受入先が感じる課題は.何をどこまで教えればいいのか曖昧、自分の仕事が進まなくなる•学生をどう評価すべきかわからない、何をフィードバックしたらいいのかわからないといった指導の不確実性。到達目標をあらかじめ設定すると、•指導すべき内容が絞られる学生に任せるべき内容とサポートすべき内容が判断できる•周囲への依頼、協力内容が明確になる指導担当者の心理的負担が軽くなるという効果があります。

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⑤学生の「期待値のずれ」を防ぎ、トラブルを減らせる学生は往々にして、「何をやるのか」「何を目指せばいいのか」が見えないと不安になり、動きが鈍くなります。到達目標を示すことで、学生との認識のズレが減るプログラム内容に対する満足度が向上する無用な行き違い・ミスマッチが減るという実務的なメリットがあります。⑥受入先の「人材育成機能」を強化できる到達目標を設定し、その達成に向けて学生を支援するプロセスは、企業の若手・中堅社員の教育力向上にも大きく寄与します。•フィードバックカ•コーチングカ•後輩指導力論理的說明力といった「次世代リーダーに必要なスキル」を育てる場になります。■まとめ:到達目標は、受入先にとっても、指導担当者にとっても「メリットだらけ」◎到達目標があることで得られる主な効果•指導内容の「ブレ」がなくなる学生(活動)の進捗管理がスムーズになる実習成果を客観的に評価できる•事例が蓄積される、次年度に改善しやすい•指導担当者の負担が軽減される•学生との認識のズレを防げる若手社員の教育力向上につながるP25.26は、以下を参考に、キャリア形成支援センターが作成文部科学省「大学におけるインターンシップの在り方に関する調査研究協力者会議」文部科学省「高等教育段階における学習成果の可視化に関する検討会」文部科学省「大学生のインターンシップの実態調査」厚生労働省「キャリア形成支援の手引き」経済産業省「インターンシップの質保証ガイドライン」経済産業省「社会人基礎力を育成するインターンシップの手引き」経済産業省「社会人基礎力の育成に資する企業内育成プログラム研究」キャリア実習プログラム設計の考え方26

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4.キャリア実習プログラム設計の考え方STEP5:10日間の実習スケジュールを設計する到達目標が決まったら、10日間(2週間)の標準スケジュールを作成します。ここでは、学生が「現場理解課題抽出→提案作成」を無理なく行える構造が重要です。◆スケジュール設計のルール1.実務体験は“全体の半分以上”(5日以上)を必須とする2.5日目付近に「中間レビュー(プロセス面談)」を入れる3.課題解決活動だけの日も必ず“フィードバックの場”を入れる4.リモートワークを含む場合も、朝会・夕会を必須化する5.学生だけで完結しないよう、毎日必ず接点(報告・相談・レビュー)を設定する~実習効果を高めるための推奨事項~2025年度に実施したキャリア実習中に学生が毎日記入した日誌から、4つの改善案が浮上しました。双方にとって、より効果的なキャリア実習にするために、以下の導入をご検討ください。1.定期的・構造的なフィードバックシステムの構築・導入目的:学生への指導・助言を日常的かつ計画的に行い、学習の定着を促す。①日次チェックアウト(夕会)の必須化●毎日の実習終了前に5~10分●その日の活動の振り返り●メイン不在時はサブ担当者が対応(※提案3と連動)中間レビュー●1週目終わり頃に実施●学習(仕事)の「プロセス」そのものを点検し、改善の機会とする2.リフレクション(振り返り)・セッションの導入目的:断片的な「情報」を、課題解決につながる「知見」へ昇華させる。1.情報の整理2.発見の言語化3.示唆の抽出見聞きした事実を客観的にリストアップさせる。「何に驚いたか」「何が印象に残ったか」を共有し、発見を言語化する。「この情報から何が言えるか?」「課題解決にどう繋がるか?」という問いを通じて、単なる情報から提案の根拠となる「示唆」を抽出する。疑問には、知見になるようにアドバイスやレクチャー、場合によっては追加調査等を行うこともある。500円情報分析示唆の抽出提案観察・事実・データ分類・比較・因果なぜ?何が言える?課題解決策を立案27

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3.メンター機能の強化と社員(職員)交流の拡充目的:学生の心理的安全性を高め、学習意欲とキャリア形成意識を喚起する。①先輩社員との交流会の標準化●若手社員や本学卒業生との座談会を全受入先で標準化。バディ制度の導入●若手社員を「相談役」として配置●学生の安心感・成長が向上●若手社員側の育成効果(指導力・コミュ力向上など)●業務調整と社内周知が必要4.リモートワーク・ハイブリッド実施時のルール策定目的:実施形式の違いに関わらず、均質な学習体験を保証する。主な標準化項目①チェックイン(朝会)/チェックアウト(夕会)の必須化②リモートでも実施可能なタスクリストの事前準備定期的なフィードバックのスケジュール化④コミュニケーションツール(Teams等)の統一これにより、対面困難時も学習体験の質とエンゲージメントを維持できる。学生の学習効果を高めるための「教育設計モデル(ガニェの9教授事象)」の活用ガニェの教授事象とは「学習者が新しい知識・技能を効果的に習得するために必要な9つのステップ」を示した教育設計モデルです。「何を教えるべきか」が9事象の構造で明確にすることができます。ガニェの教授事象①動機づけを高める目標を知らせる前提知識を思い出させる④刺激を提示する(情報提供)⑤学習ガイダンスを提供する⑥パフォーマンスを引き出す⑦フィードバックを与える⑧成果を評価するキャリア実習での意味学習の意欲を喚起するゴールを明確にする過去の学習を接続新しい知識・経験を与える学び方そのものを指導自分でやらせるその場で修正・支援目標達成度を認識する保持と転移を高める次の学びに活かすキャリア実習プログラム設計の考え方28

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4.キャリア実習プログラム設計の考え方29【10日間の概要モデル事例】•••1日目:オリエンテーション(①動機づけ②目標確認)実習目的・到達目標の共有組織見学・事業理解先輩社員との懇談(動機づけを高める)2~4日目:実務体験(③前提知識の想起④刺激提示)•現場での業務体験社員・利用者へのヒアリング•学生が事前に持つ知識や経験を接続するワーク(例:気づきメモ)5日目:中間レビュー(⑤ガイダンス⑦フィードバック)•課題の捉え方、情報整理、仮説づくりなどプロセス指導•課題分析の方法の助言6~9日目:課題分析・提案作成(⑥パフォーマンス提示⑦フィードバック)•調査、分析、検討•資料作成(概要書、発表スライド含む)•毎日の夕会による振り返りと修正(フィードバック)■10日目:成果発表・評価(⑧成果評価)•提案のプレゼンテーション•受入側からの総合評価・改善の助言••実習後(⑨保持と転移)大学での事後指導(振り返り講座、成果発表)受入先での実施後ワークショップや達成会

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【10日間のプログラム作成用メモ欄】1日目オリエンテーション・夕会必要経費/物品等含む2日目学生への手当朝会・夕会必要経費/物品等含む学生への手当3日目朝会・夕会必要経費/物品等含む学生への手当4日目朝会・夕会必要経費/物品等含む5日目学生への手当朝会・中間レビュー・夕会必要経費/物品等含む学生への手当キャリア実習プログラム設計の考え方30

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4.キャリア実習プログラム設計の考え方316日目7日目8日目9日目朝会・夕会(振返り&修正)必要経費/物品等含む学生への手当朝会・夕会(振返り&修正)必要経費/物品等含む学生への手当朝会・夕会(振返り&修正)必要経費/物品等含む学生への手当朝会・夕会(振返り&修正)必要経費/物品等含む学生への手当10日目朝会・夕会必要経費/物品等含む学生への手当

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STEP6:プログラム様式への落とし込みSTEP1~5までで構築した内容を、最後にプログラム様式へ転記すれば完成です。プログラム様式欄記入内容作成ステップ①事業所名受入先となる企業・団体・自治体名②業種日本標準産業分類の小分類を記載③テーマ名④定員受入人数の上限目的×対象×アクションで構成した名称STEP3-①P13参照⑤活動プロセス(3ステップ)理解→分析→提案の3段階STEP3-②⑥身につく3つのチカラ社会人基礎力STEP3-③⑦背景(200~250字)現状・理由・ねらいで構成した背景文STEP2⑧画像(2カセット)実習のイメージがわく写真やイラスト等⑨連絡先・スキル等連絡先や実習で必要となるスキルを記載⑩到達目標(レベル1~3)3段階での成長イメージSTEP4①基本姿勢・必要な能力目標到達に向けて必要とされること1実施予定内容(詳細日程)10日間モデルスケジュールSTEP1~4の内容と整合ステップ5学生が「安心して挑戦できる」情報量を確保することを推奨学生は、実習先を選択する際に、安心して業務に臨めるかどうかも判断のひとつにしています。例として、情報量が少ない場合や、見学中心の単調なスケジュールが連続する場合や、学生が10日間では取り組めないような高度な実習内容の場合などは、敬遠される傾向にあります。学生目線でのプログラム作成をお願いいたします。また、学生は「職場に出勤し、社員・職員の皆様と共に働くこと」を期待しています。指導ご担当者の近くで一緒に仕事をしている姿がイメージできるかどうかを踏まえてスケジュールを組むことをお勧めします。キャリア実習プログラム設計の考え方32

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4.キャリア実習プログラム設計の考え方①事業所名業種:②業種③テーマ名定員名④定員活動イメージ(3つのステップ)STEP1職業体験の内容含むSTEP2STEP3⑤活動プロセス(3ステップ)⑦背景(200~250字)写真①こちらをクリック写真②こちらをクリック身につく3つのチカラ⑥身に付く3つのチカラ受入部署⑨連絡先・スキル等受入担当者連絡先掲載⑧画像(2力セット)載する写真を選択してください。(jpg形式のみ)してください。(jpg形式のみ)参加に必要なスキル/条件キャリア実習過去の受入実績詳細情報〒メインとなる就業場所詳細情報欄は、各項目に応じて記載応募要件なし指定要件あり指定内容:|右記日程で実施予定就業日程【10日間以上】応募者と事前打合せの上、決定。ただし実習日数は、【日間】補足:2024年度2025年度今年度初参加での予定になります。都合により変更になる場合もあります。中なった場合は、相談の上決定します。|未定就業時間:~:(休憩時間分)受入先からの補助あり詳細:交通費宿泊費食事代その他補助補助なし公共交通機関最寄り駅・バス停:通勤アクセス方法(宿泊の場合)自家用車可手配(紹介)なし詳細:手配(紹介)あり1泊あたりの目安の料金昼食要持参食事実習場所に食事施設あり近隣に食事場所、コンビニ等あり□別途指示あり|指定なし服装持ち物指定あり具体的にその他33日間】

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レベル1詳細スケジュール(予定)到達目標レベル21⑩到達目標(レベル1~3)レベル31基本姿勢・必要な能力(求める人物像)レベルに到達する|ために意識してほしいことや能力日目日付・曜日実施予定内容(午前/午後、別業務の場合はそれぞれ明記、WEB日は【WEB】と表示)12345実習計画67800910備考事業所名企業・団体の役職名代表者事業概要ホームページSNS担当窓口(部署)12実施予定内容※実務・職業体験は、全日程の半数を目安に設定をお願いします。予定内容の先頭に、午前/午後/終日の表記をお願いします。WEBでのリモートワークの際は【WEB】と表示してください。受入先情報受入先情報欄は、各項目に応じて記載代表者名担当者連絡先TELMAILキャリア実習プログラム設計の考え方34

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5.Q&AQ1:採用直結型インターンシップのように選考を実施し、採用・不採用を判断してもよいでしょうか?A:本プログラムでは、採用選考を目的とした活動は一切できません。本プログラムは三省合意に基づく「タイプ2:キャリア教育」として実施するものであり、インターンシップ(タイプ3)とは制度的に明確に区別されています。そのため、採用活動・就職活動の一環として実施すること35採用可否を判断する目的で学生を選抜することはできません。■本プログラムにおける学生の参加プロセス1.学生は履修登録後、大学による事前指導を受けた上で希望調査を提出2.大学側で志望理由・適性・学業状況を精査3.受入先に「受入可否の判断」を依頼(あくまで教育プログラムの観点での可否判断)このため、受入先の皆様には“採用視点での選考”はご遠慮いただいております。アンマッチ(受入不可)の判断が可能なケースただし、以下の場合にはアンマッチとしてご回答いただけます。•ご提示いただいた課題内容と学生の希望・能力に大きな乖離がある場合・実習日程の調整が困難な場合・実習目的との適合性に明らかな問題がある場合これは「選考」ではなく、教育プログラムとして成立させるための適正判断として位置づけています。■事前面談後の調整について学生と事前面談を行う中で、・テーマの再設定活動内容の調整・実習日程の変更・追加が必要になる場合もあります。その際は、学生と相談のうえ、教育効果の観点から適切にご判断いただいて問題ありません。

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Q2:10日間、学生と常に行動を共にする時間が確保できない場合はどうすればよいでしょうか?A:10日間すべてを学生と同行する必要はありませんが、適切な指導とコミュニケーションの確保が不可欠です。本プログラムでは、学生が自律的に考え行動できるよう事前指導を行っています。しかし、受入先において十分なコミュニケーションや指導がないまま「任せきり」になることや、オンラインでの指示のみで完結する状況は、教育効果・満足度の低下につながる傾向があります。同行が難しい場合に可能な運用方法以下のような形で実習の質を担保しつつ、柔軟に運用いただくことができます。①指導・コミュニケーションを確保したうえでの「単独作業日」の設定学生が一定の理解を得た後であれば、1人で担当業務を行う時間を設けても構いません。課題解決のための調査、資料作成、分析作業などを個人またはチームで大学・自宅で行う日を設定しても問題ありません。※最初から“丸投げ”にならないよう、前提として十分な指導と方向性の共有が必要です。②オンライン実習日の設定・決まった時間にオンライン接続し、進捗を共有する方式も可能・適宜、質問・相談の機会を設けることで、指導の手が届きます・オンラインでの企画検討・資料作成は高い教育効果があります必ず実施していただきたいこと①出退勤の確実な管理・始業時には必ず学生の出勤を確認してください。極力、業務中にもオンライン会議システムや電話で接点を持ち、状況を把握してください。②毎日の「夕会(振り返り)」の実施・実習の質を決定づける最重要ポイントです•5~15分で構いません・日々の振り返り・質問解消・翌日の方向性共有を行ってください・フィードバックを受けることで学生の成長は飛躍的に高まります1ポイント同行が難しい場合でも、“接点の密度”と“フィードバックの質”を確保できれば、実習は十分に成立します。ただし、完全放置は不可、不要な付き添いは不要、意味のある伴走を、適切なタイミングで提供する。これが本プログラムにおける望ましいあり方です。Q&A36

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5.Q&AQ3:オンライン(リモート)を併用した実習を実施する際、どのようなリスク管理が必要でしょうか?37対面実習とどのように区別して対応すればよいですか?A:リモート併用実習は十分に実施可能ですが、対面以上に“コミュニケーションの質”と“進捗管理の明確化”が重要です。安全確保・情報管理・学習効果の観点から、以下の点にご留意ください。1.リモート実習は「任せきり」が最大のリスクオンラインは便利な反面、学生の状況が見えにくい・孤立しやすいという課題があります。そのため、・指示だけして後は任せる・1日の終わりまで連絡を取らない●「困ったら連絡してね」と丸投げするといった運用は、学習効果の低下・トラブル発見の遅れにつながります。■2.リモート併用時の基本ルール以下の事項は、大学として必ずお願いしたい内容です。①始業時のオンライン確認(朝会)を必須化・当日のタスク共有・体調確認・作業環境の確認・相談事項の確認「学生が安全に作業できる状態か」を確認する場として重要です。終業前の振り返り(夕会)は必ず実施•進捗報告・気づき・課題の共有・翌日の方向性調整日々のフィードバックは、リモート実習の質を左右します。③タスクは必ず“見える化”する・ToDoリスト・進捗シート・共同編集ドキュメント・1日の目標・成果物の明確化背景の見えない指示は、トラブルと不安の原因になります。

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定期チェックインの設定・午前・午後に数分でOK・進捗・困りごと・方向性ずれの防止・「孤立させない」ための接点づくり3.情報セキュリティ・機密管理上の注意オンライン環境では、情報漏えいリスクが対面時より高くなります。必ず事前にご説明いただきたい事項・持ち出し不可資料の扱い・個人情報・顧客情報へのアクセス可否・業務端末の使用ルール・オンライン会議・チャットツールでの注意点・録音・録画の禁止・データ保存場所(ローカル禁止、社内クラウド使用など)学生は「業務秘密を扱う立場ではない」ため、アクセス権限は最低限に設定してください。14.実習中の安全管理(健康・メンタル・環境)オンライン実習でも、学生の健康配慮が必要です。チェックすべきポイント・長時間の画面作業による疲労・作業姿勢・環境(椅子・机・明るさ)・体調不良の早期発見・メンタル面での孤立の兆候朝会・夕会での短いコミュニケーションがリスクを軽減します。5.リモート併用が有効な典型例リモート実習は、以下の活動と相性が良いです。・課題分析・調査・アンケート集計•情報整理・資料作成・プレゼンテーション作成●新規企画の検討・報告書ドラフト作成対面での業務理解→リモートでの分析という組み合わせが最も効果的です。Q&A38

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5.Q&A396.リモート実習“だけ”で成立しない理由教育プログラムとしては、現場理解・社会人基礎力の育成・役割理解は対面での経験が不可欠です。そのため完全リモートは不可とし、「対面+リモートのハイブリッド」を推奨しています。■7.総括:リモート併用で最も重要なことリモートであっても、学生を“学習者として見守る”という姿勢が最重要です。・安全・情報管理・コミュニケーション•日次フィードバック進捗の透明性これらを担保することで、対面に劣らない高い教育効果が得られます。

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Q4:受入側で注意すべき点はありますか?また、実習中の安全管理はどのように行えばよいでしょうか?A:学生の安全確保は、受入先・大学・学生が連携して行う“共同責任”として取り扱います。特に受入先には、職場の危険要因の事前共有、安全配慮、指導体制の明確化をお願いしています。1.安全管理の基本本プログラムは「タイプ2(キャリア教育)」として実施し、学生は“職員・社員ではなく学習者”という立場で参加します。そのため、実習中の安全管理については、以下のように整理しています。・大学:傷害保険・賠償責任保険の加入、健康状況の事前確認、非常時の窓口・受入先:安全配慮義務に基づく日常的な指導・説明・危険箇所の周知・緊急時の連絡体制・学生:指示遵守、報告・連絡・相談、安全意識の保持2.実習開始時に行っていただきたいこと学生が安心して取り組めるよう、次の説明・確認を必ずお願いいたします。①職場の危険箇所・禁止事項の説明・立入禁止エリア・危険機械・装置の取り扱い感染症対策・取扱注意物品(薬品・刃物・重量物など)・食品衛生や医療衛生が必要な現場での注意事項)緊急時の連絡体制の共有・受入先の担当者・大学の緊急連絡窓口・災害・事故発生時の行動手順③実習中の行動範囲・業務内容の確認●学生が担ってよい作業・単独で行わせない作業・見学のみとする作業Q&A40

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5.Q&A413.実習中の管理(出退勤・見守り)出退勤の管理・始業時・終業時の確認は必ず行ってください。・外出・移動がある場合は、行き先・同行者・戻り時間を確認してください。●業務中の見守り常に付き添う必要はありませんが、“見えない時間をつくらない"ことが重要です。・業務の最初に指示と安全説明・適宜進捗確認(対面・オンライン問わず)・想定外の事象が起きた場合の相談ルートを明確にする4.事故・体調不良が発生した場合の対応万が一の事態が発生した場合、学生の安全確保を最優先に次の手順で対応をお願いします。①初期対応・応急処置・危険箇所からの退避・必要に応じて救急要請②大学への速やかな連絡→センターが保険対応・本人家族への連絡・以降の指示を担当します。③受入先での状況整理・事故発生時の状況・作業内容・指示内容・目撃者の情報大学と共有し、必要に応じてプログラムの中断・変更を行います。■5.感染症・災害時の対応・災害時は、受入先の事業継続計画(BCP)等に従って避難・安全確保・感染症が疑われる場合は、速やかに大学へ連絡し、実習を一時停止●学生が発熱・体調不良を訴えた場合は、実習から除外し帰宅受診を指示無理をさせず、受入先の規定に即したご対応をお願いします。実習期間中は担当教員による、学生のモニタリング、指導担当者様向けへのアドバイスや共同での問題解決を行っています。ぜひお気軽にご相談ください。また、専任のスタッフも常駐しています。お困りの際には、キャリア形成支援センターまでお気軽にご連絡ください。電話099-285-7053(担当:西山・中釜)

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MEMOQ&A42

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6.その他、作成が必要な主な書類1.覚書かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)実施に関する覚書鹿児島大学キャリア形成支援センター(以下、「甲」という)と、以下「乙」という)は、今年度に実施するかごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)(以下、「本プログラム」)の取扱いについて、次のとおり覚書を締結する。1.本プログラムの目的本プログラムは、地域と産学協同による学生のキャリア形成支援の一環として、甲に所属する学生(以下、「実習生」)の就業意識の形成および社会人基礎力の涵養を図ることを目的とする。2.本プログラムの概要本プログラムは、三省合意の改正に則り、参加するすべての学生に対して、キャリア実習という名称を用い、「タイプ2」キャリア教育に位置付け実施する。乙が実施する実習は、実務・就業体験(常態化している場合テレワークを含む)を伴うものとし、甲乙協議のう実習生に課す課題解決テーマを設定する。なお、実習期間は原則10日間以上で実務・就業体験と課題解決策の提案を並行して行うこととし、就業時間や日数の計算方法は、乙の就業規則等の規定に準ずる。なお、目安として実習工程の参加期間の半分を超える日数(5日程度以上)を実務・就業体験に充てるものとする。3.事故災害時の対応甲は実習生に対し、学生教育研究災害傷害保険、またはこれと同等の保険に加入させ、実習中および通勤途中に生じた事故災害により身体に傷害を被った場合に対応する。また、学研災付帯賠償責任保険またはこれと同等の保険に加入させ、実習中および通勤途中に他人にけがをさせたり、他人の財物を損壊したりすることによって乙が被る法律上の損害を保障の範囲で補償する。なお、乙が被る法律上の損害額が保障の範囲を超えた場合は、超えた部分について、8項により甲乙協議の上決定する。4.安全衛生等の取扱い乙は実習生の安全衛生その他の作業条件について、労働基準法及び労働安全衛生法の規定に準ずる取扱いをする。5.守秘義務、個人情報の取扱い甲は実習生に対し、実習期間中に知り得た乙の業務上の機密および個人情報を、実習期間中および実習期間終了後においても第三者に開示または漏えいしないことを指導し、遵守させる。乙は実習生の個人情報の管理について万全を期し、実習生の個人情報を本人の同意なく第三者に提供しない。ままた、乙は実習生の個人情報は、本プログラム実施以外の目的には使用しない。436.成果物の取り扱い甲および乙は、本プログラムによって得られた成果を第三者に公表する場合、事前に双方の承認を得るものとする。また、甲は実習生に対し、本プログラムの成果を第三者に公表する場合等は、事前に発表内容、発表場所等の概要を乙に通知し、承認を得るよう指導する。

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7.実習の中止甲および乙は、実習の実施について次のような問題が発生したときは、双方合意の上、本プログラムを中止することができる。(1)実習生による不適切な行為があった場合(2)実習生による誓約書に違反する行為が生じた場合(3)その他実習の実施を継続しがたい不可効力(風水害、地震、公衆衛生上の懸念等甲乙、ならびに実習生の責めに帰すべき事由によらない外的要因)が生じた場合8.その他の対応この覚書に定めのない事項については、甲乙協議の上決定する。9.誓約書の提出甲は実習生に対し、実習に先立ち乙に「誓約書」を提出するよう指導する。10.覚書の効力この覚書は、下記の署名日付より本プログラム終了日まで効力を持つものとする。本覚書の締結を証するため本書2通を作成し、甲乙記名の上、それぞれ1通を保管するものとする。甲N年月日鹿児島県鹿児島市郡元一丁目21番30号鹿児島大学キャリア形成支援センター長新留康郎事業所の所在地事業所名責任者のご芳名本票はサンプルです。実際の覚書は変更になる場合がございます。その他、作成が必要な主な書類44

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6.その他、作成が必要な主な書類2.実習評価報告書かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)実習評価報告書本書は受入先事業所によって証明発行されるものとみなします。学生氏名鹿児島大学学部学科学年年研究科専攻部署名氏名~月日(実働日)受入先企業名指導担当者役職実習期間年月日出欠状況出席日欠席3.受入担当者による実習評価(指導係・メンターにてご記入ください)※実働1日の所定労働時間程度の勤務時間を参考年月日日記入日日遅刻日|早退社会人基礎力項目評価.,主体性54321前に踏み出す力働きかけカ54321(アクション)実行力54321.課題発見力54321考え抜く力計画力54(シンキング).創造力54332121・発信力54321傾聽力54321チームで働くカ•柔軟性54321(チームワーク)情況把握力54.規律性54332121•・ストレスコントロールカ54321仕事への姿勢.社会人としての意欲や態度54321課題の達成度•・達成した目標レベル(1~3)3210学生への助言特に伸長した項目・今後に向けての助言等(注)「社会人基礎力」及び「仕事への姿勢」は、【5】周囲も認める申し分のない行動が常にとれている(100%)、【4】周囲も明らかに認める行動がとれている(80-100%)、【3】行動がとれている(6080%)【2】どちらかといえば行動がとれている(30-60%)【1】あまり行動がとれていない(0-30%)の5段階で評価してください。「課題の達成度」は、設定された目標のレベル1~3のうち、どのレベルまで達成できたのかを評価してください(レベル1(最低限の目標)を達成できなかった場合は「0」として評価)。大学確認欄本票はサンプルです。実際の評価書は変更になる場合がございます。45(印)

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MEMOその他、作成が必要な主な書類46

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2026年度かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)実施ガイドブック一学生と共に未来を拓くパートナーの皆様へー発行鹿児島大学総合教育機構キャリア形成支援センター発行年月2026年2月監修鹿児島大学学生部キャリア形成支援課〒890-0065鹿児島県鹿児島市郡元1-21-30TEL099-285-7053E-mailintern@kuas.kagoshima-u.ac.jp担当専門職員西山元子ThankYou!

